JP5980559B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明は陸上のみならず水中で撮影可能なカメラに関する。
近年、カメラは種々の用途で使用されるようになっている。例えば第1の従来例としての特開2005−140846号公報においては、レンズ装置等のアクセサリを容易にかつ堅固に固定することができるバヨネットマウント構造のカメラが開示されている。
また、第2の従来例としての特開2008−301172号公報においては、フロントコンバージョンレンズ装着時に、蹴られの発生が無く画質低下も発生させない最大のズーム制御範囲を光学ズームと電子ズームとによって得ることが可能なカメラが開示されている。
特開2005−140846号公報 特開2008−301172号公報
しかしながら、第1の従来例は、衝撃に対する耐性も十分には考慮されていない。また、第2の従来例においても、コンバージョンレンズの着脱機構を殆ど開示していないため、衝撃に対する耐性を有するものを実現できない。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、コンバージョンレンズの着脱操作が容易で、かつコンバージョンレンズを装着した状態での衝撃に対する耐性を備えたカメラを提供することを目的とする。
本発明の一態様のカメラは、交換可能なコンバージョンレンズを介した被写体像を撮影レンズを介して撮影可能なカメラにおいて、上記コンバージョンレンズをネジ部にねじ込み可能とすると共に、水中にて上記カメラと上記コンバージョンレンズ間の空気を放出可能とする空気穴を備えたアダプタリングと、上記アダプタリングを装着可能なバヨネット係合部と、を具備し、上記バヨネット係合部は、上記アダプタリングの装着時において、上記コンバージョンレンズの光軸方向に、上記アダプタリングのバヨネット爪部を付勢する第1の弾性部材と、上記アダプタリングの周方向における所定の端面位置に設けた回転位置規制用突起が係入され、上記アダプタリングの周方向の回転位置規制する規制用凹部と、を備え、上記アダプタリングは、上記回転位置規制用突起が上記規制用凹部に係入するように付勢する第2の弾性部材であって、当該アダプタリングにおける上記空気穴を設けた部分に隣接する細長形状を呈する第2の弾性部材を形成する。
本発明によれば、コンバージョンレンズの着脱操作が容易で、かつコンバージョンレンズを装着した状態での衝撃に対する耐性を備えたカメラを提供することができる。
図1は本発明の第1の実施形態のカメラを備えたカメラシステムの全体構成を示す図。 図2はカメラシステムの内部構成を示す断面図。 図3はカメラシステムを構成するカメラ、アダプタリング、コンバージョンレンズを分解して示す斜視図。 図4は空気穴が設けられたアダプタリングの概略を示す斜視図と、コンバージョンレンズを装着した状態のアダプタリングの断面構造を示す図。 図5はコンバージョンレンズにアダプタリングを装着した状態で、カメラ本体に装着する場合の説明図。 図6は空気放出部により空気を放出する動作の説明図。 図7は十字キー等を用いて装着したコンバージョンレンズ等の設定を行う動作の説明図。 図8は落下した場合の作用の説明図。 図9は方位表示スイッチによる動作の説明図。 図10は第1の実施形態におけるカメラ制御の処理内容の1例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように本発明の第1の実施形態のカメラ1は、撮影レンズ3を備えたカメラ本体(以下、単に本体と略記)2と、この本体2の撮影レンズ3の前面に設けたバヨネット係合部4に着脱自在に装着される中間マウントアダプタとしてのアダプタリング5と、このアダプタリング5を介挿することにより上記バヨネット係合部4に着脱自在に装着されるコンバージョンレンズ6と、を備える。なお、カメラ1をカメラシステムの名称に変更し、コンバージョンレンズ6がアダプタリング5を介して着脱自在に装着される係合部を備えた本体2を特許請求するカメラとした構成にすることもできる。
また、本実施形態は、状況に応じてユーザが任意に着脱し、撮影領域を広げられるコンバージョンレンズ6の着脱操作が容易で、かつコンバージョンレンズ6を装着した状態での衝撃に対する耐性を備えた(少なくとも本体2を備えた)カメラ1を提供することを目的とすると共に、さらに水中での環境においても小型で水圧に対する耐性を備えたカメラ1を提供することを目的とする。
図2(A)は、本体2にアダプタリング5を介してコンバージョンレンズ6を装着した状態のカメラ1の斜視図を示し、図2(B)は本体2、アダプタリング5、及びコンバージョンレンズ6を分解した斜視図を示す。また図3は図2のカメラの断面構造を示す。なお、図3は、本体2における図1に示した撮影レンズ3とは異なる構成の撮影レンズを搭載した場合で示している。
図2び図3以外の図面においては、アダプタリング5,コンバージョンレンズ6等を簡略化して示している。
本体2は、中空の略直方体形状の外装体7で覆われ、外装体7を構成する外装部や保護ガラスなどで覆われた部分の接ぎ目からの水の侵入を防止して本体内部に水が入らないようにした水密構造である。また、コンバージョンレンズ6も、コンバージョンレンズ6を構成するレンズ群内に水を入れないように密封した水密構造である。この中は乾燥窒素ガスが充填されて、くもり防止や錆防止の処理がなされている。これに対して、アダプタリング5は図1、図4等に示すように空気放出(空気抜き)のための開口部となる空気穴8a(及び8b)が設けてあり、カメラ1を水中に入れた場合、アダプタリング5内の空気は空気穴8a、8bにより放出され、アダプタリング5内に水が侵入する構造にしている。
本実施形態においては、アダプタリング5を水密構造でなく、穴を開けて、すぐに水が内部に侵入可能な構造にすることにより、アダプタリング5に水圧がかからない構造にして、アダプタリング5を小型化、低コスト化することができるようにしている。また、この構造によって、水中でのコンバージョンレンズ付け替えを容易にできるようにしている。アダプタリング5内も空気のままする設計では、この空気を押しつぶすような水圧がかかり、水中でのコンバージョンレンズ交換が困難となる。
図1に示すように本体2内に、鏡筒を備えたレンズ部11が設けられ、このレンズ部11は被写体像を撮影するための撮影レンズ3を備えている。また、この撮影レンズ3の結像位置には、CCD、C−MOSセンサなどの撮像素子12の撮像面が配置されている。
また、本体2は、撮像素子12に対する信号処理と、本体2各部の制御を行う信号処理&制御部9を有する。この信号処理&制御部9は、中央処理装置としてのCPUなどにより構成される。
また、本体2は、撮像素子12により撮像した画像を表示する表示部13と、撮影の指示操作を行うレリーズ操作ボタンなどにより構成されるレリーズ操作部14と、レリーズ操作部14により撮影の指示操作が行われた場合、撮影画像として記録するフラッシュメモリ等からなる記録部15とを有する。
また、本体2には、タッチ操作で各種の操作を行うタッチパネル16と、図7に示すような十字キー(又は十字ボタン)17a等のメニュー操作や、ズーム操作、ピント合わせの指示操作などの各種の操作及び(各種の操作に対する)判定を行う操作&判定部17と、日時等を計測、管理する時計部18とが設けてある。また、操作&判定部17には、後述するようにカメラ1の位置を含む周辺位置を示す地図を表示させる指示操作を行う地図表示スイッチ17b、カメラ1で撮影する方位を表示させる方位表示スイッチ17c等も備える。
また、本体2には、被写体が人物であるような場合において顔を検出する顔検出部19と、本体2の姿勢を判定する姿勢判定部21と、撮影する場合の露光量が足りないような場合に、ストロボフラッシュ(ストロボと略記)22aと補助光ランプ22bとを発光する発光部22と、本体2が水中内に配置された場合の水の有無を検出する水センサ23とが設けてある。
顔検出部19が顔を検出した場合には、信号処理&制御部9は、顔にフォーカスするように撮影レンズ3における可動光学系を構成するフォーカスレンズ3aを制御する。なお、可動光学系は、撮影レンズ3をフォーカス状態に設定するフォーカスレンズ3aと、フォーカス状態を維持して変倍するズームレンズ3bとを有する。撮影レンズ3は、この撮影レンズ3の光軸方向にレンズ位置が移動可能な可動光学系の他に、レンズ位置が固定された図示しないレンズも備えてもよい。
姿勢判定部21は、本体2の姿勢を判定するために、重力加速度を検出する加速度センサ21a(これによって手ぶれや、機器本体を叩いて操作するタップコントロール等を判定してもよい)と、GPSを用いて本体2の撮影時の場所や位置を算出する位置算出部21bと、撮影レンズ3の光軸の(被写体側の)方向がいずれの方位を向くかを検出する電子コンパス21cとを有する。
なお、水中で使用するような場合には、ユーザがタッチパネル16による指示操作を行う代わりに、本体2を軽くたたいたり、本体2を振る等して、本体2内の加速度センサ21aが検出できるように所定の加速度を与える操作を単数、又は複数回行うことにより、撮影モードや、各種の指示操作を切り替える等の指示操作を行うことができるようにしている。
また、水センサ23は、水圧から水深を検出する水深検出部23aを備える。水深検出部23aを水センサ23の外部に設けるようにしても良い。
信号処理&制御部9は、撮像素子12、表示部13,レリーズ操作部14,記録部15,タッチパネル16,操作&判定部17,時計部18,顔検出部19,姿勢判定部21,発光部22,水センサ23と接続されている。
また、本体2は、撮影レンズ3の可動光学系(可動レンズ系)を構成するズームレンズ3bによりズーム制御部25a及びフォーカスレンズ3aによりピント制御部(フォーカス制御部)25bの機能を持つレンズ制御部25と、可動光学系の位置を検出する位置検出部26と、可動光学系を光軸方向に移動させる駆動を行う駆動部27とを有する。
撮影レンズ3は可動光学系としてフォーカスレンズ3a及びズームレンズ3b等の複数のレンズ(又はレンズ群)を備えるため、位置検出部26は、複数のレンズ位置をそれぞれ検出するための位置検出センサ26a,26bを有する。また、駆動部27も、ズームレンズ及びフォーカスレンズ等の複数のレンズ(又はレンズ群)をそれぞれ移動させるように複数の駆動回路27a,27bを有する。
レンズ制御部25のズーム制御部25aは、ズーム操作に対応して位置検出部26によるズームレンズ3bのレンズ位置の検出信号を参照して、駆動部27によるズームレンズ3bのズーミングを制御する。また、レンズ制御部25は、ピント合わせ操作に対応してピント制御25aを行うように、位置検出部26のレンズ位置の信号を参照して、駆動部27によるフォーカスレンズ3aを移動して撮影レンズ3がフォーカスするように制御する。
なお、位置検出部26は、レンズ位置の検出信号をレンズ制御部25と共に、信号処理&制御部9にも出力する。また、レンズ制御部25は信号処理&制御部9と双方向で制御信号等を送受できるようにしている。
また、信号処理&制御部9は、レンズ制御部25を介して、又はレンズ制御部25を介することなく駆動部27を駆動制御することができるようにしている。なお、レンズ制御部25は、制御部9の機能の一部であってもよい。
また、本体2内にはレンズ部11の前面に対向するようにレンズ部11の撮影レンズ3を保護する保護ガラスとしての機能を持つカバーガラス31を配置している。
また、本体2は、カバーガラス31の端面の直前にバヨネット係合部4を設け、アダプタリング5のバヨネット爪5d(図4(B)参照)と(板バネ部4dを介在させて)弾性的に係合させる構造とすることによりアダプタリング5側を、容易な操作で着脱可能な構造にしている。
なお、図1、図4(B)、図5(A)―図5(C)においては、ユーザがアダプタリング5の筒部5cに指Fを当てて装着等の操作する様子を示している。
また、本実施形態においては、図1,図2(B)、図5等に示すように本体2の前面における例えば中央付近の位置に略、短円柱状凹部(以下、単に凹部と略記)10を設けて、この凹部10内にバヨネット係合部4を設けている。
そして、この凹部10内に配置したバヨネット係合部4を構成する筒部4aに、アダプタリング5の本体(又は撮影レンズ)着脱用マウントとなる筒部5bが、アダプタリング5着脱用マウントとなる筒部4aの外周を覆うようにして凹部10内に入り込むようにしてアダプタリング5を装着可能な構造にしている。
このように、本体2の凹部10内においてアダプタリング5を着脱自在な構造とすることにより、アダプタリング5を介してコンバージョンレンズ6を装着した場合においても、コンバージョンレンズ6の光軸O方向に沿った本体2の厚みのサイズを小さくし、小型化することができるようにしている。
また、後述するように、本体2及びコンバージョンレンズ6に比較してその機械的強度がより小さいアダプタリング5を介挿して本体2及びコンバージョンレンズ6を着脱自在な構造にすることにより、過度の衝撃が加わった場合、高価な本体2及びコンバージョンレンズ6の損傷を十分に低減することができるようにしている。
また、コンバージョンレンズ6を構成するレンズを撮影レンズ3に近い距離に設定することも可能になり、後述するようにコンバージョンレンズ6の光学特性に対する設計の自由度を大きくすることができるようにしている。
また、機器内部の撮影光学系のこの方向のスペースは確保できるため、明るく高性能な撮影光学系を内蔵したカメラを実現することが可能である。また、撮影レンズ3とコンバージョンレンズ6のすき間を極力近づけることが出来、コンバージョンレンズ6のカメラ側の口径を小さくして、全体を小さくすることが可能となる。カバーガラス31も小さくして、強度を保つことが可能となる。
さらに、本体2内におけるバヨネット係合部4の外周に近い、その周辺位置に磁界の変化や磁性体の有無を電圧の変化として検出する事磁気抵抗効果素子(MR素子と略記)を備えたMR素子部32を配置してもよい。このMR素子部32は、コンバージョンレンズ6に設けられた種類識別子となる磁石(図面ではMg)41の磁力からアダプタリング5を介して本体2に装着されるコンバージョンレンズ6の種類を判定する信号を信号処理&制御部9のMR判定部9fに出力する。なお、MR素子の代わりにホール素子を利用しても良い。
なお、コンバージョンレンズとしては、上述したコンバージョンレンズ6の他に、図5(C)に示すMスケール付コンバージョンレンズ6Dをアダプタリング5に装着して使用することもできる。
Mスケール付コンバージョンレンズ6Dは、コンバージョンレンズ6の外周面に複数の磁石42a(図面では簡略化して1つ示している)を周方向に配置したリング形状の操作部材としてのMスケール42を設けたものであり、ユーザがMスケール42を周方向に回転すると、MR素子部32で検出する磁力が変化する。
MR素子部32は、Mスケール42の回転操作量に対応した磁力変化の検出信号をMR判定部9fに出力し、MR判定部9fはMスケール42の回転操作量を判定する。
なお、ユーザは、Mスケール42を回転操作して、Mスケール付コンバージョンレンズ6Dの焦点距離等を変更することができる。
信号処理&制御部9は、MR素子部32の出力信号から、コンバージョンレンズ6の種類を判定すると共に、Mスケール付コンバージョンレンズ6Dの種類も判定するMR判定部(又はレンズ種類判定部)9fの機能を持つ。また、例えば、レンズ制御部25は、バヨネット係合部4にアダプタリング5を介して装着されるコンバージョンレンズ6の種類(光学特性)に対応して、撮影レンズ3におけるズームレンズ3bのレンズ位置を適正な位置に設定するレンズ位置制御部25cの機能を持つ。図1に示す構成の場合には、信号処理&制御部9側でのコンバージョンレンズ6の種類の判定(特定)に基づいて、レンズ制御部25のレンズ位置制御部25cがズームレンズ3bのレンズ位置を適正な位置に設定する制御を行う。信号処理&制御部9がレンズ位置制御部25cの機能を持つようにしても良い。
ここでは、単純に小さな磁石の位置や位置変化によってコンバージョンレンズ6の種類を判定するだけであるが、コンバージョンレンズ6内にも電池やマイコンなどを内蔵して通信可能とし、能動的に磁気を発生させたりして、もっと複雑な制御を行ってもよい。また、磁気以外にも可視光通信などで、コンバージョンレンズ6と本体2を通信させる構造にしてもよい。電池も二次電池やスーパーキャパシタ等にして、非接触通信で本体2側から電力を補うようにしてもよい。
なお、アダプタリング5を介してコンバージョンレンズ6が装着された状態でカメラ1が水中で使用される場合には、アダプタリング5内が空気から水で満たされた場合の屈折率に変更された場合に対応して被写体像を撮像素子12にフォーカスして結像することができるように、信号処理&制御部9等が撮影レンズ3の可動光学系のフォーカス制御(ピント制御)とズーム制御を行うように制御しても良い。オートフォーカスをコントラスト検出型、あるいは撮像面位相差型のような撮像利用の方式にしておけば、屈折率差を考慮して良好なピント制御が可能となる。
信号処理&制御部9は、上記撮像素子12に対して、撮像素子駆動信号を印加して、撮像素子12の撮像面に結像された被写体像を光電変換した撮像信号として出力させる。また、信号処理&制御部9は、撮像素子12から出力される撮像信号に対する信号処理(画像処理)を行い、表示部13で表示するための画像等を生成する画像生成部9aの機能を持つ。また、画像生成部9aは生成した画像を表示部13で表示する制御を行う表示制御部の機能も持つ。
また、この信号処理&制御部9は、レリーズ指示の操作がされた場合には、表示部13で表示する画像を圧縮して記録部15に記録する記録画像生成部の機能を持つ。
また、この信号処理&制御部9は、タッチパネル16によるタッチ操作からタッチ操作とタッチ位置を検出するタッチ検出部9bの機能を持つ。
また、この信号処理&制御部9は、姿勢判定部21の判定信号からカメラ1の撮影(撮像)状態を判定する状態判定部9cの機能を持つ。
また、この信号処理&制御部9は、カメラ1の撮影(撮像)モード、再生モード等を判定すると共に、判定したモードに対応した制御を行うモード制御部9dの機能を持つ。
また、この信号処理&制御部9は、カメラ1の撮影(撮像)状態、撮影モードに応じて撮影する場合のピント制御、色補正、ズーム制御、露出制御等を行う撮影制御部9eの機能を持つ。例えば、カメラ1が空気中から水中に入れて撮影する水中モードに設定された場合には、被写体までの距離が空気中の屈折率n=1から水中の屈折率n=1.33に変更してフォーカス制御(ピント制御)したり、長波長側の色を強調する色補正等を行う。
また、この信号処理&制御部9は、本体2にコンバージョンレンズ6が装着された場合には、ストロボ発光の機能を停止する、換言すると、ストロボ発光及び補助光の発光を禁止する発光禁止制御部9gの機能を持つ。
このように本実施形態においては、本体2の外装体7において、撮影レンズ3の前面をカバーガラス31によって保護し、このカバーガラス31の直前となる円柱形状の凹部10に、アダプタリング5のバヨネット爪5dと着脱自在に係合するバヨネット係合部4を設けている。
バヨネット係合部4は、筒部4aと、この筒部4aの前端の外周面と外装体7の円形の開口内周面との間に形成され、アダプタリング5のバヨネット爪5dが係入されるリング状開口4bと、リング状開口4bにおける内周側の開口幅を小さくするように径方向に突出する爪部4cと、この爪部4cとバヨネット爪5dの内面とに当接して、筒部4aの軸方向(又はコンバージョンレンズ6の光軸O方向)の内側にバヨネット爪5dを弾性的に付勢して固定する第1の弾性部材を形成する板バネ部4d(図4(B)参照)とを有する。
また、このバヨネット係合部4は、アダプタリング5における図5に示す回転位置規制用突起5eの周方向の回転位置規制をする位置規制部材を構成する規制用凹部4eを有する。つまり、このバヨネット係合部4は、アダプタリング5における本体マウント側の筒部5bの周方向における所定の端面位置に設けた回転位置規制用突起5eが係入され、アダプタリング5の周方向の回転位置規制する規制用凹部4eを備える。
アダプタリング5は、その端面に設けた回転位置規制用突起5eが規制用凹部4eに係入することにより、クリック機構のように所定の装着位置で弾性的にロックされる。
一方、アダプタリング5は、図4(A)に示すように中心部に円形開口を形成したリング円板5aと、このリング円板5aの両端面から段差状に外径が異なる状態で同心となるように突出する円形の筒部5b,5cとを有する。外径が小さい筒部5bには、内部と外部とを連通する空気穴8aが周方向の複数箇所(例えば3箇所)に設けてある。なお、空気穴8aは、周方向に延出され長穴形状に形成されている。これによって、カメラ1の構え方によらず、空気を抜くことができ、かつ、適正なフリクション感覚を得ることが可能となる。
また、リング円板5aにも、リング円板5aの両端面を連通するように空気穴8bが複数箇所に設けてある。
外径が小さい筒部5bが本体2のバヨネット係合部4に係入されるバヨネットマウントのプラグを構成する。なお、図4(A)では省略しているが、この筒部5bの端面には、空気穴8aが形成された端部付近を除く複数箇所にバヨネット爪5d(図4(B)参照)が(その断面がL字を形成する如くに)形成されている。また、空気穴8aが設けられた(空気穴8aの長手方向の中央)位置に隣接する(所定の端面位置としての)例えば2つの端面位置には、上述した回転位置規制用突起5eが設けてある。なお、図4(B)においては、アダプタリング5の断面構造をハッチングで示している。
図5(B)に示すように回転位置規制用突起5eが規制用凹部4eに係入して周方向に回転しないように回転位置規制された状態は、空気穴8aを設けた部分に隣接する細長の部材5fが回転位置規制用突起5eを規制用凹部4e内に弾性的に係入させる(図5(B)の場合には、右側の規制用凹部4e内の方向に付勢する)ように作用する第2の弾性部材としての機能を持つ。
また、大きな外径φaを有する筒部5cの外周面には、ローレット目が設けてあり、ユーザが滑ることなく指Fを当てて着脱の際の回転操作等を行い易い構造にしている。また、この筒部5cの端部は、コンバージョンレンズ6のレンズマウント部となり、この端部の内周面にはコンバージョンレンズ6のネジ部6aを螺合により着脱自在となる(図4(B)に示す)雌ネジ部5gが設けてある。つまり、この雌ネジ部5gにコンバージョンレンズ6がねじ込むようにして装着される。
なお、この雌ネジ部5gは、汎用のフィルタの雄ネジを装着できるようにその雄ネジに螺合するサイズで形成されている。従って、このアダプタリング5に、汎用のフィルタを装着して使用することも可能となる。後述する図7(C)は、フィルタを選択して装着することができる場合を示している。
また、コンバージョンレンズ6は、アダプタリング5の雌ネジ部5gに螺合するネジ部6aを一方の端部に設けた筒部6bと、この筒部6bの他方の端部側にコバージョンレンズ群を内設したコンバージョンレンズ本体6cとを有する。
なお、このように螺合により装着、又は取り外しの操作を行うには、コンバージョンレンズ6側又はアダプタリング5側を数回転することが必要になる。これに対して、アダプタリング5は、以下に説明するように所定角度、具体的には数10度(例えば40−60°程度)だけの回転操作で本体2のバヨネット係合部4に着脱することができ、遙かに簡単な操作で着脱することができる。従って、ユーザに対する利便性を向上することができる。これによって、水中でのレンズ交換でも、迅速な操作ができる。また、磁気を使った通信を行う場合でも、何度も回転させて装着する方式よりも、このようなバヨネットの方が誤動作をなくすことが出来る。
図5は、コンバージョンレンズ6を取り付けたアダプタリング5を本体2におけるバヨネット係合部4に装着する場合の説明図を示す。
図5(A)に示すようにユーザは、アダプタリング5のローレット目が設けられた外周面を指で把持し、アダプタリング5と本体2のバヨネット係合部4との周方向の位置合わせをする。そして、アダプタリング5の端部のバヨネット爪5dをバヨネット係合部4のリング状開口4b側に挿入し、挿入後に、図5(B)に示すようにアダプタリング5を所定角度だけ、回転する。
アダプタリング5を数10度程度の所定角度回転すると、回転位置規制用突起5eが規制用凹部4e内に嵌り込み、アダプタリング5は本体2のバヨネット係合部4に弾性的にロックされた所定の装着状態となる。なお、装着状態からアダプタリング5を取りはず場合には、ユーザは、装着時と反対方向にアダプタリング5を回転操作することにより、弾性的なロックが外れる。ユーザは回転操作後に本体2(撮影レンズ)側から離脱する方向、つまり凹部10内から凹部10外部に移動することによりアダプタリング5側をバヨネット係合部4から外すことができる。この時のロックや取り外し時の力量なども、空気穴形状やアダプタリング5の材質によって適度な数値にすることが出来る。
ユーザは、水中で図5(A)、図5(B)の操作を行った場合には、図5(B)に示すように空気穴8から空気43が放出される。
なお、図5(C)に示すMスケール付コンバージョンレンズ6Dをアダプタリング5に装着した場合にも同様に装着することができる。
図6(A)は、本体2にアダプタリング5のみを装着し、本体2の外装体7を横長となる標準的な姿勢状態に設定した場合における1組の空気穴8a、8bの位置を示す。他の空気穴8a、8bの図示を省略している。
また、図6(B)に示すようにユーザ(使用者)が外装体7を縦長となる姿勢に設定した場合にも、1つの空気穴8a、8bが上部側の位置となるように配置している。換言すると、ユーザがカメラ1を構えた時の重力方向におけるアダプタリング5の上部側位置付近の位置に空気穴8a,8bが配置されている。
図6(A)、図6(B)に示すようにカメラ1を標準的な姿勢に設定した場合、上部側の位置に空気穴8a、8bが位置するように配置しているので、水中においてカメラ1により撮影を行う場合、アダプタリング5内の空気を、上部側の空気穴8a、8bから放出し易い。
また、このようにアダプタリング5内に水を侵入させる構造とすることにより、アダプタリング5の外装体となる筒部5b、5cには(アダプタリング5の内部を水密構造にした場合に作用する)水圧がかからないようにしている。
また、本実施形態においては、図7(A)に示すように本体2の例えば背面に設けた十字キー17aを操作することによって、表示部13にメニューを表示させたり、図7(B)に示すようにメニューからアクセサリを選択したり、図7(C)に示すようにアクセサリから本体2の装着するコンバージョンレンズ(図7(C)では2種類のコンバージョンレンズ1,2を選択できることを示している)やフィルタを選択したりすることもできる。水密にはこだわらず、水を満たしてすぐに空気を抜いて、光路に空気だまりを作ることなく、即座のコンバージョンレンズ交換が可能となる。
また、本実施形態においては、本体2のバヨネット係合部4とコンバージョンレンズ6との間に介挿されるアダプタリング5は、例えばポリカーボネイト樹脂等のプラスティック樹脂を用いて一体的に形成され、本体2の外装体7やコンバージョンレンズ6の外装体の機械的強度に比較してより小さな機械的強度となるように設定している。
例えば、図4(B)に示すようにアダプタリング5の筒部5bは、本体2のバヨネット係合部4を構成する筒部4a(及びコンバージョンレンズ6の筒部6b)よりも肉厚が小さいポリカーボネイト樹脂で形成されている。また、図4(A)に示すように筒部5bには空気穴8aが設けてあるため、空気穴8aに隣接する細長の部材5fの機械的強度は、小さく、大きな衝撃が加えられると破損する。
また、アダプタリング5のリング円板5aも筒部4a(及び筒部6b)よりも肉厚が小さいポリカーボネイト樹脂で形成されている。筒部4a及び筒部6bは、アダプタリング5の材質よりも機械的強度が大きいプラスティック樹脂を用いて形成されている。なお、爪部4c及び板バネ部4dは、肉厚が小さいが、周方向に延びる端部において筒部4aに設けたネジ固定部材にネジ固定されているので、仮に破損しても交換が容易にできる。
従って、誤って、カメラ1を落下させてしまった場合においても、例えば図8に模式的に示すように機械的強度が小さいアダプタリング5が落下の際に受ける衝撃で破損し、本体2とコンバージョンレンズ6が落下の衝撃で破損することを有効に防止できる。なお、アダプタリング5は、本体2やコンバージョンレンズ6に比較して低コストで製造することができる。従って、損傷したアダプタリング5を新しいものに交換する場合において、ユーザの負担を低減できる。
また、本実施形態においては図9に示すように、例えば本体2の背面に方位表示スイッチ17cが設けてあり、ユーザがこの方位表示スイッチ17cを操作すると、電子コンパス21cの出力から現在の撮影レンズ3の方位(図9において点線Dで示す)を判定する。また撮影レンズ3及びコンバージョンレンズ6の機種(種類)の光学特性の情報を参照して、信号処理&制御部9は、撮影可能な方位と撮影可能な画角θの範囲を表示部13において表示するように制御する。なお、電子コンパス21cの出力から図9に示すように基準となる北の方位N等も表示するようにしても良い。なお、図9においては、基準の方位Nを表示する際に、円形の表示Cも行っている。
このような構成の本実施形態の(少なくとも本体2を備える)カメラ1は、交換可能なコンバージョンレンズ6を介した被写体像を撮影レンズ3を介して撮影可能なカメラ1であって、上記コンバージョンレンズ6をネジ部としての雌ネジ部5gにねじ込み可能なアダプタリング5を装着可能なバヨネット係合部4を具備することを特徴とする。
次に本実施形態のカメラ1におけるカメラ制御の代表的な1例を図10を参照して説明する。
カメラ1の本体2の電源が投入されると、信号処理&制御部9等、本体2内の各部が動作可能な状態になる。
ステップS1に示すように信号処理&制御部9は、ユーザにより撮影モードが選択されているかの判定を行う。ユーザは、図示しないモード選択ボタンなどの操作により撮影を行う場合には撮影モードを選択する。選択に対応したモード信号により信号処理&制御部9は、選択されたモードを判定する。
信号処理&制御部9は、撮影モードの判定を行った場合には、ステップS2において、コンバージョンレンズ6が本体2に装着されているか否かを判定する。
ステップS2において信号処理&制御部9は、コンバージョンレンズ6が装着された判定を行った場合には、ステップS3において、装着されたコンバージョンレンズ6の種別(種類)を判定してステップS4の処理に移る。なお、装着されたコンバージョンレンズ6の種類を判定した後、信号処理&制御部9は、装着されたコンバージョンレンズ6の種類の情報を例えば記録部15のレンズ種類記録部15aに記録し、装着されたコンバージョンレンズ6の種類に適した制御動作を行うためにその情報を参照する。
また、コンバージョンレンズ6が装着されていない判定結果の場合には、ステップS3の処理を経ることなくステップS4の処理に移る。
ステップS4において信号処理&制御部9は、定期で撮像開始させる制御動作を行う。信号処理&制御部9は、撮像素子12に所定のフレームレートの駆動信号を印加し、撮像素子12から所定のフレームレートで出力される撮像画像に対する信号処理を行い、表示部13で表示する画像を生成して、表示部13に出力する。
ステップS5において表示部13は、所定のフレームレートの画像をライブビュー表示する。次のステップS6において信号処理&制御部9は、本体2に装着されているコンバージョンレンズ6がMスケール付コンバージョンレンズ6Dであるか否かの判定を行う。この判定は信号処理&制御部9のMR判定部9fが行う。
Mスケール付コンバージョンレンズ6Dの装着を判定した場合には、ステップS7において信号処理&制御部9は、(ユーザによる)Mスケール42の回転操作を判定して、撮影制御の内容を切り替える。ユーザがMスケール42の回転操作を行うと、MR判定部9fはMR素子部32を用いてMスケール42の回転操作量を判定する。
信号処理&制御部9の撮影制御部9eは、Mスケール42の回転操作量に応じて撮影レンズ3を構成する可動光学系の光軸方向の位置を制御し、撮影する場合の制御内容(ピント合わせ制御、露出制御)を変更することができる。
ステップS7の処理後にステップS8の処理に移る。また、ステップS6においてMスケール付コンバージョンレンズ6Dでない判定結果の場合にもステップS8の処理に移る。
ステップS8において信号処理&制御部9は、水センサ23による検出を利用してカメラ1が水中で使用されているか否かの判定を行う。つまり、本実施形態は、水中判定部を有する。水中で使用される判定結果の場合には、ステップS9において信号処理&制御部9のモード制御部9dは、水中で撮影を行う水中モードの設定を行った後ステップS11の処理に移る。水中モードの設定の場合には、水中用の色補正や、露出制御に設定する。水中においては赤色側の長波長の色の減衰が空中の場合よりも大きいため、長波長の色を強調する色補正を行う。
一方、ステップS8において水中でない判定結果の場合には、ステップS10において、水中モードに設定されている場合には、水中モードの設定を解除し、ステップS11の処理に移る。
ステップS11において信号処理&制御部9は、本体2にコンバージョンレンズ6が装着されたコンバージョンレンズモードか否かの判定を行う。本体2にコンバージョンレンズ6が装着されたコンバージョンレンズモードの判定結果の場合には、ステップS12において信号処理&制御部9は、撮影レンズ3のズーム位置制御を行う。
コンバージョンレンズ6としては例えば、光学特性が異なる広角用のコンバージョンレンズと望遠用のコンバージョンレンズが用意されている。このため、本体2内の撮影レンズ3の可動光学系を構成するズームレンズ3bのレンズ位置を、実際に装着されるコンバージョンレンズ6の光学特性に適したレンズ位置の状態に設定することが望まれる。
信号処理&制御部9の撮影制御部9eは、レンズ種類記録部15aのレンズ種類の情報を参照して、装着されたコンバージョンレンズ6の種類(光学特性)に適したレンズ位置に可動光学系ズームレンズ3bのレンズ位置を設定する制御を行う。この制御により、装着されたコンバージョンレンズ6の光学特性を有効利用できる状態に撮影レンズ3が設定される。なお、ステップS3の処理後に、直ちにステップS12の内容の処理を行うようにしても良い。
なお、このような制御を行わないと、コンバージョンレンズ6が装着された場合、仮に装着前と同様にフォーカスした状態で被写体像を撮像面に結像できる状態を維持できた場合においても、その撮像範囲が撮像面の中央側の一部の領域に限られるような状態になり、有効利用できる状態とはならない。
また、カメラ1が水中で使用される水中モードにおいてコンバージョンレンズ6が装着された場合には、アダプタリング5内が空気中の屈折率の状態から水中の屈折率に変更された状態で撮像素子12に被写体像を結像する光学系状態となるため、信号処理&制御部9は、フォーカス制御(ピント制御)とズーム制御とを空気中の場合から変更するように撮影制御を行うようにしても良い。また、このような制御を行う場合の情報を記録部15に予め記録するようにしても良い。そして、信号処理&制御部9記録部15に記録された情報を参照して、撮影制御を行うようにしても良い。
次のステップS13において信号処理&制御部9の発光禁止制御部9gは、発光部22を発光させない発光禁止の制御を行う。なお、完全に発光禁止にする制御の他に、装着されたコンバージョンレンズ6の種類に応じて、ストロボ22aのみを発光させて、補助光ランプ22bを発光禁止にするような制御を行っても良い。
図2に示すような広角用のコンバージョンレンズ6であると、その最大外径部分により、補助光ランプ22bやストロボ22aの一部の発光光量が蹴られる。
一方、望遠用のコンバージョンレンズ6であると、発光光量の蹴られは小さくなるが、望遠対象まで届くように光量で発光させることは困難になる場合が多い。このため、ステップS13の処理例においては、発光禁止の制御を行うようにしている。ステップS13の処理後に、ステップS14の処理に移る。また、ステップS11においてコンバージョンレンズモードで無い判定結果の場合にもステップS14の処理に移る。
ステップS14において信号処理&制御部9は、その他の操作(露出調整操作、ピント合わせ操作、モード切替操作)の有無の判定を行う。その他の操作がされた場合には、ステップS15において信号処理&制御部9は、操作に対応して撮影制御の内容を切り替えるような制御を行った後、ステップS16の処理に移る。一方、その他の操作がされない場合にはステップS15の処理を行うこと無くステップS16の処理に移る。
ステップS16において信号処理&制御部9は、レリーズ操作部14により撮影操作がされたか否かの判定を行う。
撮影操作がされない場合にはステップS1の処理に戻り、撮影操作がされた場合にはステップS17において信号処理&制御部9は、撮影の処理を行った後、ステップS1の処理に戻る。つまり、信号処理&制御部9は、撮像画像を記録部15に撮影画像として記録した後、ステップS1の処理に戻る。
一方、ステップS1において、撮影モードで無い判定結果の場合には、ステップS18において信号処理&制御部9は、再生モードで有るか否かの判定を行う。再生モードの判定結果の場合にはステップS19において信号処理&制御部9は、記録部15に記録された撮影画像を再生する処理を行った後、ステップS20の処理に移る。
ステップS20において信号処理&制御部9は、ユーザにより再生する画像を変更する指示操作が行われたか否かを判定する。変更する指示操作がされない場合には、ステップS1の処理に戻り、変更する指示操作がされた場合には、ステップS21において信号処理&制御部9は、再生する画像を変更する処理を行った後、ステップS1の処理に戻る。
ステップS18において再生モードでない場合には、ステップS23において信号処理&制御部9は、地図モード(又は地図表示モード)であるか否かの判定を行う。ユーザにより地図モードの選択指示がされた場合には、ステップS24において信号処理&制御部9は、地図を表示すると共に、地図上においてカメラ1の位置も表示した後、ステップS1の処理に戻る。
また、ステップS23において地図モードでない場合にはステップS25において信号処理&制御部9は、方位モード(又は方位表示モード)であるか否かの判定を行う。方位モードでない判定結果の場合にはステップS1の処理に戻る。
一方、方位モードである判定結果の場合にはステップS26において信号処理&制御部9は、電子コンパス21cによる方位、撮影レンズ3のズーム状態、装着されたコンバージョンレンズ6の種類(光学特性)、水中判定結果の情報等を参照して、現在撮影しようとしている姿勢での撮影する方位と画角を表示する。図9は、表示部13において、方位と画角を表示した様子を示す。ステップS26の処理後に、ステップS1の処理に移る。画角(撮影範囲)は水中と空気中で、その屈折率によって変化するので、これをユーザは直感的に判断することが可能となる。このような表示は、制御部9の図示していない表示制御部が、他の機能と連携して行う。
このような構成及び動作をする本実施形態によれば、コンバージョンレンズ6、6Dの着脱操作が容易で、かつコンバージョンレンズ6、6Dを装着した状態での衝撃に対する耐性を備えたカメラ1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、過度の衝撃が加わった際には、アダプタリング5が破損して、コンバージョンレンズ6、6Dや本体2が損傷することを最小限に抑制ないしは十分に低減することができる。
また、本実施形態によれば、アダプタリング5に空気穴8a,8bを設けて、アダプタリング5が薄肉の構造において、水中で撮影使用する環境においても、その環境に対する耐性を十分に持つようにできる。
つまり、アダプタリング5を水密構造にしていないので、水中においては空気穴8a,8bから水がアダプタリング5内に侵入するため、水密構造の場合には必要となるアダプタリング5の外装体にかかる水圧に対する耐性を殆ど考慮しなくても良い。そして、アダプタリング5を通常の使用下での機械的強度を確保できる程度に薄肉化でき、小型、軽量化及び低コスト化することができる。
また、本実施形態によれば、カメラ1が水中で撮影に使用される場合においてもアダプタリング5内に水が入った状態でも、被写体像を撮像素子12にフォーカスするようにして撮影することができる。
また、本実施形態によれば、コンバージョンレンズ6、6Dを本体2に装着した場合のコンバージョンレンズ6、6Dの光軸方向のサイズを小さくできると共に、コンバージョンレンズ6、6Dの光学特性の設計の自由度を増大できる。コンバージョンレンズ6、6Dの光学特性に関して以下に説明する。
コンバージョンレンズ6(の複数種類における例えば第1の種類に属する)広角アタッチメントレンズを、中間マウントアダプタとしてのアダプタリング5を介して本体2に取り付ける場合、中間マウントアダプタの厚さ方向(被写体から本体2に向かう方向)を考慮して、広角アタッチメントレンズのマウント部とレンズ部11(の撮影レンズ3)の位置関係を考慮することが好ましい。
具体的には、例えば広角アタッチメントレンズに中間マウントアダプタを取り付けない状態では、広角アタッチメントレンズの最像側の屈折面が広角アタッチメントレンズのマウント部に対して像側に出っ張り、広角アタッチメントレンズに中間マウントアダプタを取り付けた状態では、広角アタッチメントレンズの最像側の屈折面が中間マウントアダプタの本体2側マウント部に対して像側に出っ張らない構成とすることで、広角アタッチメントレンズの小型化とアフォーカル倍率の十分な低減の両立につながる。
また、コンバージョンレンズ(の第2の種類に属する)望遠アタッチメントレンズを構成する場合、物体側に正レンズ群を配置し、像側に負レンズ群を配置する。
それぞれのレンズ群は単レンズまたは接合レンズのみで構成してもよい。両レンズ群の間隔を十分に確保することで、望遠アタッチメントレンズのアフォーカル倍率の十分な確保につながる。(望遠アタッチメントのアフォーカル倍率は1よりも大きくなる)。
一方、望遠アタッチメントレンズと主レンズ系(本体2側の撮影レンズ3)との距離が大きくなると、軸外光束のケラレによる周辺光量低下がおこりやすい。
その場合、ケラレの低減のためにはアタッチメントレンズの径方向のサイズが大きくなり、携帯性が低下する。ゆえに、望遠アタッチメントレンズと主レンズ系との距離を極力近づけてマウントできる構成とすることで、望遠アタッチメントレンズの小型化と、アフォーカル倍率の確保の両立に有利となる。
望遠アタッチメントレンズを、中間マウントアダプタを介して本体2に取り付ける場合、中間マウントアダプタの厚さ方向(被写体から本体2に向かう方向)を考慮して、望遠アタッチメントレンズのマウント部とレンズ部11の位置関係を考慮することが好ましい。
具体的には、望遠アタッチメントレンズに中間マウントアダプタを取り付けない状態では、望遠アタッチメントレンズの最像側の屈折面が望遠アタッチメントレンズのマウント部に対して像側に出っ張り、望遠アタッチメントレンズに中間マウントアダプタを取り付けた状態では、望遠アタッチメントレンズの最像側の屈折面が中間マウントアダプタの本体側マウント部に対して像側に出っ張らない構成とすることで、望遠アタッチメントレンズの小型化とアフォーカル倍率の十分な確保の両立につながる。
なお、図1に示す構成において、信号処理&制御部9が、レンズ制御部25の機能を備える構成にしても良い。また、図1における信号処理&制御部9が備える画像生成部9a−発光禁止制御部9gや、レンズ制御部25が備えるズーム制御部25a−ピント位置制御部25c等の各種の機能を信号処理&制御部9又はレンズ制御部25と別体の専用のハードウェア装置、又は電子回路、その他のデバイスで構成しても良い。
また、図10に示すフローチャートにおける各ステップは、図示の順序が必須であることを意味するものではない。また、各ステップは、発明の本質に影響しない部分については、適宜省略することも可能である。また、上述した内容を組み合わせる等の変更を行うようにしても良い。もちろん、「カメラ」で記載した部分は、携帯電話やスマートフォンにも適用可能で、その他の撮影機器であっても良い。また、コンバージョンレンズに直接、バヨネット構造部を設けても良い。
なお、ここでは、下記のような発明も含まれているので、「付記」として記載しておく。
[付記1]
水密構造のカメラと水密構造のレンズ(ここではコンバージョンレンズで説明)を、空気穴を有するアダプタを介して、上記カメラと上記レンズ間の光路に水を満たして接続可能としたことを特徴とする撮影システム。
[付記2]
上記付記1の撮影システムにおいて、上記レンズの状態を、磁気または光で判定可能とした撮影システム。
[付記3]
交換可能なコンバージョンレンズを介した被写体像を撮影レンズを介して撮影可能な撮影機器において、水中にて上記撮影機器と上記コンバージョンレンズ間の空気を放出可能とする空気穴を備えることを特徴とする撮影機器。
[付記4]
撮影方位を判定可能な電子コンパスと、撮影レンズの画角に従って、撮影可能範囲を表示可能な表示部を有する撮影機器において、水中判定部を有し、上記撮影可能範囲を切り替え制御することを可能とした撮影機器。
1…カメラ、2…本体、3…撮影レンズ、4…バヨネット係合部、4a…筒部、4c…爪部、4d…板バネ部、4e…規制用凹部、5…アダプタリング、5b…筒部、5d…バヨネット爪、5e…回転位置規制用突起、5g…雌ネジ部、6…コンバージョンレンズ、6a…雄ネジ部、7…外装体、8a.8b…空気穴、9…信号処理&制御部、9c…状態判定部、9d…モード制御部、9e…撮影制御部、9f…MR判定部(レンズ種類判定部)、10…凹部、11…レンズ部、12…撮像素子、13…表示部、15…記録部、17…操作&判定部、21…姿勢判定部、25…レンズ制御部、25c…レンズ位置制御部、26…位置検出部、27…駆動部、32…MR素子部、41…磁石

Claims (1)

  1. 交換可能なコンバージョンレンズを介した被写体像を撮影レンズを介して撮影可能なカメラにおいて、
    上記コンバージョンレンズをネジ部にねじ込み可能とすると共に、水中にて上記カメラと上記コンバージョンレンズ間の空気を放出可能とする空気穴を備えたアダプタリングと、
    上記アダプタリングを装着可能なバヨネット係合部と、
    を具備し、
    上記バヨネット係合部は、上記アダプタリングの装着時において、上記コンバージョンレンズの光軸方向に、上記アダプタリングのバヨネット爪部を付勢する第1の弾性部材と、上記アダプタリングの周方向における所定の端面位置に設けた回転位置規制用突起が係入され、上記アダプタリングの周方向の回転位置規制する規制用凹部と、を備え、
    上記アダプタリングは、上記回転位置規制用突起が上記規制用凹部に係入するように付勢する第2の弾性部材であって、当該アダプタリングにおける上記空気穴を設けた部分に隣接する細長形状を呈する第2の弾性部材を形成する
    ことを特徴とするカメラ。
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