JP5978929B2 - ブローバイガス処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気通路に過給機のコンプレッサが設けられた内燃機関に設けられるブローバイガス処理装置に関するものである。
内燃機関の燃焼室からクランクケース内に漏出する燃料ガス(いわゆるブローバイガス)をクランクケース内から吸気通路に排出して処理するブローバイガス処理装置が実用されている。また、過給機のコンプレッサが吸気通路に設けられた内燃機関に上記装置を適用する場合に、吸気通路におけるコンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分とクランクケース内とを連通する連通路を設けることが提案されている(特許文献1参照)。
特開2010−209884号公報
特許文献1に記載の装置では、連通路を介して吸気通路内の吸気(空気)の一部がクランクケース内に流入するようになるため、クランクケース内の換気、ひいてはブローバイガスの処理が効率よく行われるようになる。
その反面、内燃機関の運転状態が過給機による過給が行われる運転状態になると、前記連通路を介して吸気通路からクランクケース内に多量の空気が流入するようになる。これにより、クランクケース内の圧力が高くなるため、例えば機関内部から外部への気体流出や機関内部への気体侵入を防止するためのシール部材の信頼性低下を招くなど、内燃機関の信頼性の低下を招くおそれがある。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブローバイガスの処理性能の向上と内燃機関の信頼性低下の抑制との両立を図ることのできるブローバイガス処理装置を提供することにある。
上記課題を達成するためのブローバイガス処理装置は、過給機のコンプレッサが吸気通路に設けられた内燃機関に適用されて、同内燃機関のクランクケース内のブローバイガスを前記吸気通路に排出して処理するブローバイガス処理装置において、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分と前記クランクケース内とを連通する連通路、及び前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高く且つそれら内部圧力の差が所定圧力以上であるときに、前記連通路による前記吸気通路と前記クランクケース内との連通を遮断する遮断弁を備える。
上記装置において、吸気通路におけるコンプレッサより吸気流れ方向下流側(以下、単に下流側)の部分の内部圧力がクランクケースの内部圧力より高く且つそれら内部圧力の差が所定圧力未満であるときには、過給機による過給の影響等によって吸気通路内からクランクケース内に吸気(空気)が過度に供給される状況になる可能性は低い。上記装置では、このとき吸気通路とクランクケース内とが連通路を介して連通されるため、吸気通路からクランクケース内への空気の流入が可能な状態になって同クランクケース内の換気を好適に行うことが可能になり、ブローバイガスの処理性能の向上を図ることができる。
一方、吸気通路におけるコンプレッサより下流側の部分の内部圧力がクランクケースの内部圧力より高く且つそれら内部圧力の差が所定圧力以上であるときには、吸気通路内からクランクケース内に空気が過度に供給される状況になる可能性が高いと云える。上記装置では、このとき遮断弁によって前記連通路を通じた吸気通路とクランクケース内との連通が遮断されるため、過給機による過給によって吸気通路の内部圧力が高くなった場合であっても、連通路を通じてクランクケース内に空気が過剰に流入することを抑えることができる。したがって、クランクケースの内部圧力の過度の上昇を抑えることができ、内燃機関の信頼性低下を抑制することができる。
上記ブローバイガス処理装置において、前記吸気通路は、前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側において鉛直方向における下方側が凸になる湾曲形状で延設され、前記連通路は、前記吸気通路の湾曲形状で延設された部分の鉛直方向において最も低い位置に接続されることが望ましい。
コンプレッサが吸気通路に設けられた内燃機関では、同コンプレッサの潤滑用のオイルが吸気通路内に漏れ出すなどして、吸気通路内の上記コンプレッサより下流側の部分にオイルが溜まることがある。上記装置では、吸気通路の上記コンプレッサより下流側において鉛直方向における下方側が凸になる湾曲形状で延設された部分にオイルが溜まるようになる。この点をふまえて上記装置では、同部分の鉛直方向において最も低い位置に前記連通路が接続される。そのため、この連通路を通じて、上記部分に溜まったオイルを空気ともどもクランクケース内に流入させることができる。このように上記装置によれば、吸気通路内に溜まったオイルをクランクケース内に流入させることができる。
前記遮断弁としては、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高く且つ前記内部圧力の差が所定圧力未満であるときには開弁し、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高く且つ前記内部圧力の差が所定圧力以上であるときには閉弁する機械式のチェック弁を採用することができる。
こうした装置によれば、機械式のチェック弁の作動を通じてクランクケース内への空気の過剰な流入を自動的に抑えることができる。そのため、前記遮断弁として電磁弁などの電動式の弁を採用する装置と比較して、装置を簡素な構造にすることができる。
前記遮断弁としては、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高いときに、前記内部圧力の差が大きくなるに連れて開度が小さくなるものを採用することができる。
上記装置によれば、吸気通路におけるコンプレッサより下流側の部分の内部圧力がクランクケースの内部圧力より高く且つ上記内部圧力の差が大きいために連通路を介して吸気通路からクランクケース内に流入する空気の量が多くなり易いときほど、遮断弁の開度を小さくすることができる。そのため、連通路を介して吸気通路からクランクケース内に流入する空気量を上記内部圧力の差に応じたかたちで適度な量に調節することができる。
上記ブローバイガス処理装置では、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分に前記吸気通路の通路断面積を可変設定するスロットル弁を設けるとともに、前記吸気通路における前記スロットル弁より吸気流れ方向下流側の部分と前記クランクケースの内部とを連通する接続通路を設けて、前記連通路を、前記吸気通路における前記スロットル弁より吸気流れ方向上流側の部分に接続することができる。
上記装置によれば、クランクケースの内部と吸気通路におけるスロットル弁より下流側の部分との圧力差を利用して、接続通路を介して、同クランクケース内のブローバイガスを含むガスを吸気通路に排出することができる。
ブローバイガス処理装置の一実施形態についてその概略構成を示す略図。 内部圧力の差と第2導入通路内の空気流量との関係を示すグラフ。 非過給時のブローバイガス処理装置の動作態様の一例を示す略図。 第2導入通路およびその周辺の断面構造を拡大して示す断面図。 高過給時のブローバイガス処理装置の動作態様の一例を示す略図。
以下、ブローバイガス処理装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のブローバイガス処理装置および同装置が適用される内燃機関の概略構成を示している。
図1に示すように、内燃機関10はシリンダブロック11を備えている。シリンダブロック11の上部にはシリンダヘッド12が設けられており、同シリンダヘッド12の上部にはヘッドカバー13が装着されている。シリンダブロック11の下部にはクランクケース14が形成されており、同クランクケース14の下部にはオイルパン15が取り付けられている。オイルパン15には潤滑用のオイルが貯留されている。
シリンダブロック11の内部にはシリンダ16が形成されており、同シリンダ16にはピストン17が往復動可能に配設されている。内燃機関10の内部には、シリンダ16の内周壁、ピストン17の頂面、およびシリンダヘッド12の下面によって燃焼室18が区画形成されている。
内燃機関10には、排気駆動式の過給機30が設けられている。この過給機30は、内燃機関10の排気通路20に設けられるタービン31と、内燃機関10の吸気通路19に設けられるコンプレッサ32とを備えている。タービン31内部のタービンホイール31Aとコンプレッサ32内部のコンプレッサインペラ32Aとはシャフト33を介して一体回転可能に連結されている。
そして、内燃機関10の運転に際してタービンホイール31Aに多量の排気が吹き付けられると、同タービンホイール31Aがコンプレッサインペラ32Aともども回転し、これにより吸気通路19を流れる吸気が圧送されて内燃機関10の燃焼室18に強制的に送り込まれる。
内燃機関10の吸気通路19には、吸気流れ方向上流側(以下、単に上流側)から順に、吸気を濾過するエアクリーナ21、上記コンプレッサ32、雰囲気との熱交換を通じて吸気の温度を低下させるためのインタークーラ22、および同吸気通路19の通路断面積を可変設定するスロットル弁23がそれぞれ設けられている。
内燃機関10には、シリンダ16とピストン17(詳しくは、ピストンリング)との摺動面の隙間を通じて燃焼室18からクランクケース14内に漏れ出した燃焼ガス、すなわちブローバイガスを吸気中に還流して処理するためのブローバイガス処理装置が設けられている。このブローバイガス処理装置は、クランクケース14の内部から吸気通路19にブローバイガスを排出するための通路として二つの通路(第1ブリーザ通路および第2ブリーザ通路)を備えている。
第1ブリーザ通路は、第1通路41や、第2通路42、第3通路43等によって構成される。本実施形態では、この第1ブリーザ通路が、吸気通路におけるスロットル弁より吸気流れ方向下流側(以下、単に下流側)の部分とクランクケースの内部とを連通する接続通路として機能する。
第1通路41は、一方の端部がクランクケース14の内部において開口するとともに他方の端部がシリンダヘッド12との接続面において開口する延設態様で、シリンダブロック11の内部に形成されている。この第1通路41の途中には、内部を通過するガスとオイルミストとを分離させるための第1オイルセパレータ44が設けられている。
第2通路42は、シリンダヘッド12の内部に、一方の端部が上記第1通路41に連通する位置で開口するとともに他方の端部がヘッドカバー13の内部において開口する延設態様で形成されている。この第2通路42の上記ヘッドカバー13側の端部は、同ヘッドカバー13の内部に取り付けられた容積室45に接続されている。
第3通路43は、一方の端部が上記容積室45にPCV弁46を介して接続されるとともに他方の端部が吸気通路19におけるスロットル弁23より下流側の部分に接続される形状で延設されている。上記PCV弁46は差圧作動弁であり、同PCV弁46の開度はそのクランクケース14側(具体的には、容積室45側)の圧力が吸気通路19側の圧力より高いときほど小さい開度に変更され、容積室45側の圧力が吸気通路19側の圧力以下のときには同PCV弁46は閉弁される。このPCV弁46によって、第1ブリーザ通路を通じた吸気通路19からクランクケース14内への吸気導入が禁止されるとともに、クランクケース14内から吸気通路19へのブローバイガスを含むガスの排出が許容される。
上記第2ブリーザ通路は、駆動ガス通路47や、エゼクタ48、並びにガス吸入通路49等によって構成されている。
駆動ガス通路47は、上記コンプレッサ32を迂回するように、吸気通路19におけるコンプレッサ32の上流側の部分と下流側の部分とを連通する形状で延設されている。
エゼクタ48は、ヘッドカバー13の内部に配設されて、上記駆動ガス通路47の途中に設けられている。エゼクタ48は、駆動ガス通路47を通じて供給される吸気(空気)が内部を通過する構造になっている。またエゼクタ48は、内部を通過するガスとオイルミストとを分離させるための第2オイルセパレータ50を介して、シリンダヘッド12の内部に連通されている。このエゼクタ48は、駆動ガス通路47を通じて供給されて内部を流れる吸気の力を利用して、シリンダヘッド12内のガスを第2オイルセパレータ50を介して内部に吸い込むとともに、同ガスを空気ともども駆動ガス通路47を通じて吸気通路19に送るものである。本実施形態では、エゼクタ48、第2オイルセパレータ50、および前記容積室45が一体に形成されて、ヘッドカバー13の内部に配設されている。
シリンダブロック11の内部には、クランクケース14内とシリンダヘッド12内とを連通する形状で延びるガス通路51が形成されている。本実施形態では、このガス通路51を通じて、シリンダヘッド12の内部とクランクケース14の内部との間でのガスの流通が可能な構造になっている。
また、本実施形態のブローバイガス処理装置は、吸気通路19からクランクケース14の内部に空気を導入するための通路として二つの通路(第1導入通路52および第2導入通路53)を備えている。
第1導入通路52は、一方の端部が吸気通路19におけるコンプレッサ32より上流側の部分であり且つエアクリーナ21より下流側の部分に接続されるとともに、他方の端部が第3オイルセパレータ54を介してシリンダヘッド12の内部に接続される形状で延設されている。上記第3オイルセパレータ54は、内部を通過するガスとオイルミストとを分離させるためのものであり、ヘッドカバー13の内部に配設されている。
上記第2導入通路53は、一方の端部が吸気通路19におけるスロットル弁23より上流側の部分であり且つインタークーラ22より下流側の部分に機械式のチェック弁55を介して接続されるとともに、他方の端部がクランクケース14に直接接続される形状で延設されている。本実施形態では、吸気通路19におけるスロットル弁23とインタークーラ22との間の部分が、鉛直方向(図中の上下方向)における下方側が凸になる湾曲形状で延設されている。そして、上記第2導入通路53の吸気通路19への接続位置は、上記湾曲形状で延設された部分の鉛直方向において最も低い位置に設定されている。本実施形態では、上記チェック弁55が遮断弁として機能し、上記第2導入通路53が吸気通路におけるコンプレッサより下流側の部分とクランクケース内とを連通する連通路として機能する。
上記チェック弁55としては、クランクケース14側と吸気通路19側との圧力差に応じて開度が変化する差圧作動弁が設けられている。
図2に、そうした圧力差と第2導入通路53内の空気流量との関係を示す。なお以下では、クランクケース14の内部圧力を「P1」、吸気通路19におけるインタークーラ22より下流側の部分であり且つスロットル弁23より上流側の部分の内部圧力(スロットル上流圧)を「P2」、クランクケース14の内部圧力P1と吸気通路19の内部圧力との差を「ΔP(=P2―P1)」とする。
図2に示すように、本実施形態では、チェック弁55の作動特性が以下の[条件イ]〜[条件ハ]の全てを満たすように設定されている。
[条件イ]内部圧力の差ΔPが0以下のときには(ΔP≦0)、チェック弁55は閉弁する。
この[条件イ]が満たされるときには、クランクケース14の内部圧力P1がスロットル上流圧P2より高くなっているとはいえ、このときチェック弁55が閉弁されるために、第2導入通路53を通じたクランクケース14内から吸気通路19内へのブローバイガスを含むガスの流入が禁止される。
[条件ロ]内部圧力の差ΔPが「0」より大きく且つ所定圧力JP未満であるときには(0<ΔP<JP)チェック弁55は開弁する。このときのチェック弁55の開度は、上記内部圧力の差ΔPが大きくなるのに連れて小さくなる。
この[条件ロ]が満たされるときには、スロットル上流圧P2がクランクケース14の内部圧力P1より高くなっており、且つそれら内部圧力の差ΔPが小さい状態であるとして、チェック弁55が開弁されて、第2導入通路53を通じた吸気通路19内からクランクケース14内へのガスの流入が許容される。
[条件ハ]内部圧力の差ΔPが所定圧力JP以上であるときには(ΔP≧JP)、チェック弁55が閉弁される。
この[条件ハ]が満たされるときには、スロットル上流圧P2がクランクケース14の内部圧力P1より高くなっているとはいえ、それら内部圧力の差ΔPが比較的大きくなっているとして、チェック弁55が閉弁されて、第2導入通路53を通じた吸気通路19内からクランクケース14内へのガスの流入が禁止される。
(作用)
以下、上記ブローバイガス処理装置の作用について説明する。
本実施形態のブローバイガス処理装置では、クランクケース14内のブローバイガスを含むガスの吸気通路19への排出が、過給機30の作動状態が非過給状態であるとき(非過給時)と低過給状態であるとき(低過給時)と高過給状態であるとき(高過給時)とで異なる経路を通じて行われる。
ここでは先ず、図3を参照しつつ、非過給時における上記ブローバイガス処理装置の作用について説明する。なお図3において、黒塗りの矢印は非過給時のブローバイガスの流れを示しており、白抜きの矢印は非過給時の空気の流れを示している。
非過給時には、スロットル弁23によって吸気通路19の通路断面積が小さく絞られているため、吸気通路19におけるスロットル弁23より下流側の部分の内部圧力(スロットル下流圧)が、同吸気通路19におけるスロットル弁23より上流側の部分であり且つ前記コンプレッサ32より下流側の部分の内部圧力(スロットル上流圧)より低くなる。
図3に示すように、本実施形態では、この圧力差によりPCV弁46が開弁されて、クランクケース14内のブローバイガスを含むガスが第1ブリーザ通路(第1通路41、第2オイルセパレータ44、第2通路42、および第3通路43)を通じて吸気通路19の上記スロットル弁23より下流側の部分に吸入されて排出される。また、このとき前記[条件ロ]が満たされてチェック弁55が開弁されるため、吸気通路19におけるスロットル弁23より上流側の部分の吸気の一部が第2導入通路53を介してクランクケース14内に導入される。さらに、このとき吸気通路19におけるコンプレッサ32より上流側の部分であって且つエアクリーナ21より下流側の部分の内部圧力よりクランクケース14の内部圧力が低くなるため、その圧力差によって吸気通路19内の吸気の一部が第1導入通路52、第3オイルセパレータ54、ガス通路51を通じてクランクケース14内に導入される。
一方、低過給時には、過給機30による過給によってスロットル上流圧が高くなるとはいえ、同スロットル上流圧よりスロットル下流圧が低いままで維持される。そのため、この圧力差により、クランクケース14内のブローバイガスを含むガスが第1ブリーザ通路を通じて吸気通路19の上記スロットル弁23より下流側の部分に排出されるとともに、吸気通路19におけるスロットル弁23より上流側の部分の吸気の一部が第2導入通路53を介してクランクケース14内に導入される。
また、このとき第2導入通路53を通じたクランクケース14内への空気導入によって同クランクケース14の内部圧力が高くなり、その内部圧力が吸気通路19におけるコンプレッサ32より上流側の部分であって且つエアクリーナ21より下流側の部分の内部圧力より高くなる。そのため、この圧力差によって、クランクケース14内のガスが、ガス通路51、第3オイルセパレータ54、第1導入通路52といった順に通過して吸気通路19に排出されるようになる。このように低過給時においては、非過給時(図3参照)と異なり、第1導入通路52がクランクケース14内のガスを吸気通路19に排出する通路として機能する。
本実施形態の装置では、スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高く且つそれら内部圧力の差が所定圧力JP未満であるときには、過給機30による過給の影響等によって吸気通路19内からクランクケース14内に吸気が過度に供給される状況になる可能性は低い。本実施形態では、このときチェック弁55が開弁されて吸気通路19とクランクケース14内とが第2導入通路53を介して連通される。これにより、吸気通路19からクランクケース14内への空気の供給が行われて同クランクケース14内の換気が好適に行われるようになるため、ブローバイガスの処理性能の向上を図ることができる。
また本実施形態の装置では、スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高いときには、それら内部圧力の差が大きいときほど、第2導入通路53を介して吸気通路19からクランクケース14内に流入する空気の量が多くなり易い。
本実施形態では、スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高く且つそれら内部圧力の差が所定圧力JP未満であるときに、その内部圧力の差が大きくなるに連れて開度が小さくなる前記チェック弁55が第2導入通路53に設けられている(図2参照)。
そのため、上記内部圧力の差が大きいために第2導入通路53を介して吸気通路19からクランクケース14内に流入する空気の量が多くなり易いときほど、チェック弁55の開度が小さくなる。これにより、第2導入通路53を介して吸気通路19からクランクケース14内に流入する空気の量を、過剰な量になることを抑えつつ、上記内部圧力の差に応じたかたちで適度な量に調節することができる。
本実施形態では、吸気通路19にコンプレッサ32が設けられているために、同コンプレッサ32の潤滑用のオイルが吸気通路19内に漏れ出すなどして、吸気通路19内の上記コンプレッサ32より下流側の部分にオイルが溜まることがある。図4に示すように、本実施形態の装置では、吸気通路19におけるスロットル弁23とインタークーラ22との間の部分が鉛直方向における下方側が凸になる湾曲形状で延設されているため、そうしたオイルが、吸気通路19の上記湾曲形状で延設された部分に溜まるようになる。この点をふまえて本実施形態の装置では、吸気通路19の上記湾曲形状で延設された部分の中で、その鉛直方向において最も低い位置に前記第2導入通路53が接続されている。そのため、上記部分に溜まったオイルを吸気ともどもクランクケース14内に第2導入通路53を通じて流入させることができる。本実施形態によれば、このようにして吸気通路19内に溜まったオイルをクランクケース14内に戻すことができる。
次に、図5を参照しつつ、高過給時における上記ブローバイガス処理装置の作用について説明する。なお図5において、黒塗りの矢印は高過給時のブローバイガスの流れを示しており、白抜きの矢印は高過給時の空気の流れを示している。
図5に示すように、高過給時においては、吸気通路19におけるコンプレッサ32の上流側の部分と下流側の部分との間に大きな圧力差が生じるため、駆動ガス通路47に空気の流れが生じて、エゼクタ48が作動するようになる。エゼクタ48は、第2オイルセパレータ50内のガスを内部に吸い込むとともに、同ガスを空気ともども駆動ガス通路47を通じて吸気通路19に送ることによって排出するといったように作動する。これにより、クランクケース14内のブローバイガスを含むガスが、ガス通路51、シリンダヘッド12、第2オイルセパレータ50、駆動ガス通路47といった経路で、吸気通路19内に排出される。なお本実施形態では、低過給時においてもエゼクタ48が作動することがある。
また高過給時においては、燃焼室18からクランクケース14内へのブローバイガスの漏出量が多くなって同クランクケース14の内部圧力が高くなるため、同内部圧力が吸気通路19におけるコンプレッサ32より上流側の圧力より高くなる。そのため、この圧力差により、クランクケース14内のブローバイガスを含むガスが、ガス通路51、シリンダヘッド12、第3オイルセパレータ54、第1導入通路52といった経路でも、吸気通路19内に排出されるようになる。
さらに高過給時においては、過給機30による過給によって前記スロットル上流圧がごく高くなるため、同スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高くなり、それらの圧力差も大きくなる。そのため、このとき吸気通路19内からクランクケース14内に空気が過度に流入する状況になる可能性が高いと云える。
この点、本実施形態の装置では、スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高く且つそれら圧力の差(前記差ΔP)が所定圧力JP以上であるときに、チェック弁55が閉弁されて、第2導入通路53による吸気通路19とクランクケース14内との連通が遮断されるようになっている。そのため、過給機30による過給によってスロットル上流圧が高くなった場合であっても、第2導入通路53を通じてクランクケース14内に空気が過剰に流入することを抑えることができる。したがって、クランクケース14の内部圧力の過度の上昇を抑えることができ、内燃機関10の信頼性低下を抑制することができる。
なお本実施形態では、各種の実験やシミュレーションの結果をもとに、クランクケース14の内部圧力の過上昇が抑えられるようになる前記内部圧力の差ΔPが予め求められ、その求めた内部圧力の差ΔPのうちの最も大きい値が前記所定圧力JPとして設定されている。
本実施形態の装置では、チェック弁55として機械式のものが採用されているため、同チェック弁55の作動を通じてクランクケース14内への空気の過剰な流入を自動的に抑えることができる。そのため、チェック弁55として電磁弁などの電動式の弁を採用する装置と比較して、装置を簡素な構造にすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高く且つそれら内部圧力の差ΔPが所定圧力JP未満であるときには、吸気通路19とクランクケース14内とが第2導入通路53を介して連通される。そのため、吸気通路19からクランクケース14内への吸気の流入が可能な状態になって同クランクケース14内の換気を好適に行うことが可能になり、ブローバイガスの処理性能の向上を図ることができる。しかも、スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高く且つそれら圧力の差ΔPが所定圧力JP以上であるときに、チェック弁55が閉弁されて、第2導入通路53による吸気通路19とクランクケース14内との連通が遮断される。そのため、クランクケース14の内部圧力の過度の上昇を抑えることができ、内燃機関10の信頼性低下を抑制することができる。
(2)吸気通路19におけるスロットル弁23とインタークーラ22との間の部分を鉛直方向における下方側が凸になる湾曲形状で延設し、第2導入通路53を上記湾曲形状で延設された部分の鉛直方向において最も低い位置に接続するようにした。そのため、吸気通路19内に溜まったオイルをクランクケース14内に戻すことができる。
(3)スロットル上流圧がクランクケース14の内部圧力より高いときにおいて、内部圧力の差ΔPが所定圧力JP未満であるときには開弁し、同内部圧力の差ΔPが所定圧力JP以上であるときには閉弁する機械式のチェック弁55を設けるようにした。そのため、チェック弁55として電磁弁などの電動式の弁を採用する装置と比較して、装置を簡素な構造にすることができる。
(4)チェック弁55として、スロットル上流圧P2がクランクケース14の内部圧力P1より高く且つ内部圧力の差ΔPが所定圧力JP未満であるときに、その内部圧力の差ΔPが大きくなるに連れて開度が小さくなるものを設けるようにした。そのため、第2導入通路53を介して吸気通路19からクランクケース14内に流入する吸気の量を上記内部圧力の差ΔPに応じたかたちで適度な量に調節することができる。
(5)吸気通路19におけるスロットル弁23より下流側の部分とクランクケース14の内部とを連通する第2導入通路53が設けられる。そのため、クランクケース14の内部と吸気通路19におけるスロットル弁23より下流側の部分との圧力差を利用して同クランクケース14内のブローバイガスを含むガスを吸気通路19に排出して燃焼室18内に供給することができ、これによってブローバイガスを処理することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・第2導入通路53の前記内燃機関10側の端部をクランクケース14に直接接続することに限らず、シリンダブロック11の内部にクランクケース14に連通する通路を形成するとともに同通路に第2導入通路53を接続するようにしてもよい。要は、第2導入通路53がクランクケース14の内部に連通されるのであれば、第2導入通路53の前記内燃機関10側の端部の接続位置は任意に変更することができる。
・機械式のチェック弁55に代えて、電磁駆動弁などの電動式の弁とマイクロコンピュータなどからなる電子制御装置とを設けるようにしてもよい。こうした装置では、同弁の作動制御を電子制御装置によって実行すればよい。
・チェック弁55に代えて、前記内部圧力の差ΔPに応じて閉弁状態(開度=0)と閉弁状態(一定開度)とが切り換えられるタイプのチェック弁を設けるようにしてもよい。
・第2導入通路53を吸気通路19の前記湾曲部分における最下点に接続することに限らず、最下点の近傍に接続するようにしてもよい。吸気通路19内においてオイルが伝い落ちる位置に第2導入通路53を接続することにより、第2導入通路53を介して同オイルをクランクケース14内に排出することができる。
・第2導入通路53を吸気通路19の前記湾曲部分における最下点や最下点近傍に接続することに限らず、吸気通路19におけるスロットル弁23とコンプレッサ32との間の部分であれば、どの部分に接続してもよい。
・第2ブリーザ通路(具体的には、駆動ガス通路47、エゼクタ48、ガス吸入通路49、および第2オイルセパレータ50)を省略してもよい。
・上記実施形態のブローバイガス処理装置は、排気駆動式の過給機30が設けられた内燃機関に限らず、機関出力軸によって駆動される機関駆動式の過給機が設けられた内燃機関にも適用することができる。
10…内燃機関、11…シリンダブロック、12…シリンダヘッド、13…ヘッドカバー、14…クランクケース、15…オイルパン、16…シリンダ、17…ピストン、18…燃焼室、19…吸気通路、20…排気通路、21…エアクリーナ、22…インタークーラ、23…スロットル弁、30…過給機、31…タービン、31A…タービンホイール、32…コンプレッサ、32A…コンプレッサインペラ、33…シャフト、41…第1通路、42…第2通路、43…第3通路、44…第1オイルセパレータ、45…容積室、46…PCV弁、47…駆動ガス通路、48…エゼクタ、49…ガス吸入通路、50…第2オイルセパレータ、51…ガス通路、52…第1導入通路、53…第2導入通路、54…第3オイルセパレータ、55…チェック弁。

Claims (5)

  1. 過給機のコンプレッサが吸気通路に設けられた内燃機関に適用されて、同内燃機関のクランクケース内のブローバイガスを前記吸気通路に排出して処理するブローバイガス処理装置において、
    前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分と前記クランクケース内とを連通する連通路、及び
    前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高く且つそれら内部圧力の差が所定圧力以上であるときに、前記連通路による前記吸気通路と前記クランクケース内との連通を遮断する遮断弁
    を備えるブローバイガス処理装置。
  2. 請求項1に記載のブローバイガス処理装置において、
    前記吸気通路は、前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側において鉛直方向における下方側が凸になる湾曲形状で延設され、
    前記連通路は、前記吸気通路の湾曲形状で延設された部分の鉛直方向において最も低い位置に接続される
    ことを特徴とするブローバイガス処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のブローバイガス処理装置において、
    前記遮断弁は、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高く且つ前記内部圧力の差が所定圧力未満であるときには開弁し、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高く且つ前記内部圧力の差が所定圧力以上であるときには閉弁する機械式のチェック弁である
    ことを特徴とするブローバイガス処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のブローバイガス処理装置において、
    前記遮断弁は、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分の内部圧力が前記クランクケースの内部圧力より高いときに、前記内部圧力の差が大きくなるに連れて開度が小さくなる
    ことを特徴とするブローバイガス処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のブローバイガス処理装置において、
    当該装置は、前記吸気通路における前記コンプレッサより吸気流れ方向下流側の部分に前記吸気通路の通路断面積を可変設定するスロットル弁が設けられて、前記吸気通路における前記スロットル弁より吸気流れ方向下流側の部分と前記クランクケースの内部とを連通する接続通路を備え、
    前記連通路は、前記吸気通路における前記スロットル弁より吸気流れ方向上流側の部分に接続される
    ことを特徴とするブローバイガス処理装置。
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