JP5977294B2 - 放電加工が可能なワークか判別するワイヤ放電加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤ放電加工機に関し、特に放電加工が可能なワークであるのかを判別できる機能を有するワイヤ放電加工機に関する。
近年、さまざまな金属材料が開発されており、一概に金属材料といっても、電気伝導度が非常に小さく、放電加工ができない金属材料も存在する。一方で、今まで絶縁材料として扱われていたセラミックス材料や有機化合物材料でも、高い電気伝導度を有する材料も開発されてきている。このような材料について、一般ユーザには一見して放電加工が可能かどうかを判断することは非常に困難である。
従来は対象とするワークについて放電加工が可能かどうかを判定するために、ユーザがテスター等の測定器具を用いて抵抗値や電気伝導度を測定し、抵抗値が低いもしくは、電気伝導度が高い場合に当該ワークに対して放電加工が可能であると判断していた(例えば、特許文献1の段落「0033」など)。
特開平11−320258号公報
しかしながら、ワイヤ放電加工機の電源の性能等によって放電加工が可能となる抵抗値や電気伝導度の閾値が異なるため、多少比抵抗が小さくてもワイヤ放電加工が可能である場合が存在し、このような微妙な閾値を判断することは、熟練したユーザには可能ではあっても、一般ユーザにとっては非常に困難である。また、特許文献1にも記載されるように、テスターなどの測定器具が別途用意する必要があり、放電加工を開始するまでの作業が煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、放電加工が可能なワークであるのかを判別できる機能を有するワイヤ放電加工機を提案することである。
本願の請求項1に係る発明は、ワークが載置されたテーブルと上下ワイヤガイド間に張架されたワイヤ電極とを相対移動させてワイヤ放電加工を行うワイヤ放電加工機において、前記ワイヤ電極に所定の電圧を印加することで前記ワイヤ電極と前記ワークとの接触を検出する接触検出手段と、前記ワイヤ電極が断線したことを検出する断線検出手段と、前記ワイヤ電極を前記ワークに向けて移動させた際に、前記接触検出手段が、接触を検出したときに前記ワークはワイヤ放電加工が可能であると判定し、前記接触検出手段が接触を検出する前に、前記断線検出手段が、前記ワイヤ電極が断線したことを検出したときに前記ワークはワイヤ放電加工が不可能であると判定する判定手段と、該判定結果を表示する表示手段、とを有することを特徴とするワイヤ放電加工機である。
本願の請求項2に係る発明は、ワークが載置されたテーブルと上下ワイヤガイド間に張架されたワイヤ電極とを相対移動させてワイヤ放電加工を行うワイヤ放電加工機において、前記ワイヤ電極に所定の電圧を印加することで前記ワークとの接触を検出する接触検出手段と、前記ワイヤ電極の張力を検出するワイヤ張力検出手段と、前記ワイヤ電極を前記ワークに向けて移動させた際に、前記接触検出手段が、接触を検出したときに前記ワークはワイヤ放電加工が可能である判定し、前記接触検出手段が接触を検出する前に、前記ワイヤ張力検出手段が、所定の閾値を超えた張力を検出した場合に前記ワークはワイヤ放電加工が不可能であると判定する判定手段と、該判定結果を表示する表示手段、とを有することを特徴とするワイヤ放電加工機である。
本願の請求項3に係る発明は、前記接触検出手段は、前記ワイヤ電極と前記ワークとの電位差の変化を検出することにより前記ワイヤ電極と前記ワークとの接触を検出する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤ放電加工機である。
本願の請求項4に係る発明は、前記接触検出手段は、前記ワイヤ電極と前記ワークとの間に流れる電流を検出することにより前記ワイヤ電極と前記ワークとの接触を検出する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤ放電加工機である。
本発明により、ワイヤ放電加工機上で放電加工が可能なワークか否かを判別できるようになるため、テスター等の測定機具が不要になり、また、加工に使用するワイヤ放電加工機上で加工可能か否かを判断するため、ワイヤ放電加工機そのものの電源性能等の違いにより、放電加工が可能な抵抗値の閾値が不明な場合であっても加工可能か不可能かの判別が簡単に行えるようになる。
本発明の実施の形態におけるワイヤ放電加工機の概略構成図である。 XY軸を稼働させてワイヤ電極をワークへと接触させる制御動作を説明する図である。 UV軸を稼働させてワイヤ電極をワークへと接触させる制御動作を説明する図である。 本発明の実施の形態における極間電圧による放電加工可否を判断するワイヤ放電加工機の模式図である。 本発明の実施の形態における極間電圧による放電加工可否判断方法を説明する図である。 本発明の実施の形態における極間電流による放電加工可否を判断するワイヤ放電加工機の模式図である。 本発明の実施の形態における極間電流による放電加工可否判断方法を説明する図である。 本発明の実施の形態における印加パルスを用いた極間電圧による放電加工可否判断方法を説明する図である。 本発明の実施の形態における張力検出器を備えたワイヤ放電加工機の概略構成図である。 本発明の実施の形態におけるワイヤ電極の張力による放電加工可否判断方法を説明する図である。 本発明の実施の形態における張力発生機の負荷による放電加工可否判断方法を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるワイヤ放電加工可否判断シーケンスのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるワイヤ放電加工機30の概略構成図である。ワイヤ電極1が巻かれたワイヤボビン11は、送り出し部トルクモータ10で、ワイヤ電極1の引き出し方向とは逆方向に指令された所定低トルクが付与される。ワイヤボビン11から繰り出されたワイヤ電極1は、複数のガイドローラを経由し(図示せず)、ブレーキモータ12により駆動されるブレーキローラ13により、ブレーキローラ13とワイヤ電極送りモータ(図示せず)で駆動されるフィードローラ22の間の張力が調節される。
ワイヤ電極1は、ブレーキローラ13とピンチローラ14に挟まれて上ガイド15へと誘導され、上ガイド15に備えられた上ワイヤガイド16、下ガイド17に備えられた下ワイヤガイド18、下ガイドローラ19を経由し、ピンチローラ21とワイヤ電極送りモータ(図示せず)で駆動されるフィードローラ22で挟まれ、ワイヤ電極回収箱20に回収される。
加工電源40は、放電加工を行う際に必要となる電流をワイヤ放電加工機30へと供給する。また、符号50は、ワイヤ放電加工機30、加工電源40の動作を制御する、表示機51(図示せず)を備えた数値制御装置である。
図1に示すように、ワイヤ放電加工機30は、ワイヤ電極1と平行に移動する軸をZ軸、ワイヤ電極1に対して垂直平面で移動するXY軸、ワイヤ電極1を傾けるためのXY軸に対して平行に移動するUV軸を駆動軸として備えており、放電加工対象となるワーク2(図示せず)は、ワーク置台4(図示せず)に設置されたテーブル5(図示せず)に載置され、加工槽3内の上ワイヤガイド16と下ワイヤガイド18の間に配設され、ワイヤ電極1とワーク2とを相対移動させて放電加工される。
ここで、本発明の一実施の形態におけるワイヤ放電加工機は、テーブル5にワーク2を設置してワイヤ放電加工を行う際に、図2に示すようにXY軸を稼働させてワイヤ電極1をワーク2へと接触させるとき、または、図3に示すようにUV軸を稼働させてワイヤ電極1をワーク2へと接触させるときに、以下で詳述するワークの放電加工可否判断方法を用いて放電加工の可否を判別し数値制御装置50が備える表示機51上に表示する。
本実施の形態では、以下に説明する6つの手法を適宜使い分けまたは併用して、ワークの放電加工可否を判断している。
<1.印加パルスの電圧降下を利用した放電加工可否の判断方法>
本実施の形態における第1の放電加工可否判断方法は、ワイヤ電極に対して一定の電圧の印加パルスを周期的にもしくは常時発生させ、印加電圧の変化を検出することで放電加工可否を判断する手法である。
図4は、本判断方法を実施するワイヤ放電加工機30の模式図である。図4に示す通り、ワイヤ電極1は、上ガイド15、下ガイド17にそれぞれ内蔵された給電子46a,46bに接続された給電ケーブル42を介して、ワーク2は、テーブル5経由でワーク置台4に接続されたアースケーブル45を介して、それぞれ加工電源40へと接続されており、加工電源40からは、前記給電ケーブル42を介してワイヤ電極1に対して一定の電圧の印加パルスが周期的にもしくは常時印加されている。
また、ワイヤ電極1、ワーク2は、それぞれ下ガイド17、ワーク置台4(およびテーブル5)経由で、電圧検出ケーブル43,44を介して加工電源40が備える電圧測定回路41と接続されており、該電圧測定回路41によりワイヤ電極1−ワーク2間の印加電圧の変化を測定できるように構成されている。また、電圧測定回路41により測定された電圧値は数値制御装置50へと信号として出力され、当該出力信号に基づいて放電加工可否の判断がなされ、判断結果が表示機51に表示されるように構成されている。
このように構成されたワイヤ放電加工機30において、印加パルスを給電ケーブル42、給電子46a,46bを通じてワイヤ電極1に与え、ワイヤ電極1をワーク2へと接触する方向へ稼働させた場合における、ワイヤ電極1とワーク2の極間電圧の変化を図5のグラフに示す。
図5左に示すような印加パルスをワイヤ電極1に与えた状態で、ワイヤ電極1がワーク2に接触した場合、ワーク2の電気伝導度が大きいとワイヤ電極1とワーク2の接触によって、ワイヤ電極1とワーク2の極間に電流が流れ、図5右上に示すように、印加電圧の低下が検出される。
一方で、ワーク2の電気伝導度が小さいとワイヤ電極1とワーク2が接触しても、ワイヤ電極1とワーク2の極間に電流は流れず、図5右下に示すように、印加電圧の低下が検出されない。そして、印加電圧の低下が検出されないまま、ワイヤ電極1をワーク2に向かって稼動させ続けると、ワイヤ電極1はワーク2から受ける応力に耐えきれず断線する。
このように、ワイヤ電極1が断線しない段階で、印加電圧の低下が検出された場合にはワーク2は放電加工が可能な材質であると判断する。また、印加電圧の低下が検出されずにワイヤ電極1が断線した場合にはワーク2は放電加工不可能と判断する。
なお、図4では、加工電源40により電圧パルスを印加し、加工電源40が備える電圧測定回路41により印加電圧の低下を検出する構成としているが、電圧パルスを印加する専用の機器として印加パルス発生装置を用いるように構成してもよいし、電圧測定用に専用の電圧測定機を用いるように構成してもよい。また、印加電圧の低下を検出するために専用の電圧検出ケーブル43,44を用意する構成としたが、電圧パルスを与える給電ケーブル42、アースケーブル45間で印加電圧の低下を検出するように構成してもよい。更に、検出する印加電圧の低下の閾値を数値制御装置50に設定できるように構成してもよい。
<2.電流検出を利用した放電加工可否の判断方法>
本実施の形態における第2の放電加工可否判断方法は、ワイヤ電極に対して一定の電圧の印加パルスを発生させ、電流の流れを検出することで放電加工可否を判断する手法である。
図6は、本判断方法を実施するワイヤ放電加工機30の模式図である。図6に示す通り、ワイヤ電極1は、上ガイド15、下ガイド17にそれぞれ内蔵された給電子46a,46bに接続された給電ケーブル42を介して、ワーク2は、テーブル5経由でワーク置台4に接続されたアースケーブル45を介して、それぞれ加工電源40へと接続されており、加工電源40からは、前記給電ケーブル42を介してワイヤ電極1に対して一定の電圧の印加パルスを発生させている。
また、ワイヤ電極1、ワーク2は、それぞれ下ガイド17、ワーク置台4(およびテーブル5)経由で、電流検出ケーブル48,49を介して加工電源40が備える電流測定回路47と接続されており、該電流測定回路47によりワイヤ電極1−ワーク2間に流れる電流を測定できるように構成されている。また、電流測定回路47により測定された電流値は数値制御装置50へと信号として出力され、当該出力信号に基づいて放電加工可否の判断がなされ、判断結果が表示機51に表示されるように構成されている。
このように構成されたワイヤ放電加工機30において、印加パルスを給電ケーブル42、給電子46a,46bを通じてワイヤ電極1に与え、ワイヤ電極1をワーク2へと接触する方向へ稼働させた場合における、ワイヤ電極1とワーク2の極間電圧と極間電流の変化を図7のグラフに示す。
図7左のグラフに示すような印加パルスをワイヤ電極1に与えた状態で、ワイヤ電極1がワーク2に接触した場合、ワーク2の電気伝導度が大きいとワイヤ電極1とワーク2の接触によって、図7右上に示すように、ワイヤ電極1とワーク2の極間に電流が検出される。
一方で、ワーク2の電気伝導度が小さいとワイヤ電極1とワーク2が接触しても、図7右下に示すように、ワイヤ電極1とワーク2の極間に電流が検出されない。そして、電流が検出されないまま、ワイヤ電極1をワーク2に向かって稼動させ続けると、ワイヤ電極1はワーク2から受ける応力に耐えきれず断線する。
このように、ワイヤ電極1が断線しない段階で、ワイヤ電極1とワーク2の極間に電流が検出された場合にはワーク2は放電加工が可能な材質であると判断する。また、電流が検出されずにワイヤ電極1が断線した場合にはワーク2は放電加工不可能と判断する。
なお、図6では、加工電源40により印加パルスを与え、加工電源40が備える電流測定回路47によりワイヤ電極1とワーク2の極間電流を検出する構成としているが、印加パルスを与える専用の機器として印加パルス発生装置を用いるように構成してもよいし、電流測定用に専用の電流測定機を用いるように構成してもよい。また、ワイヤ電極1とワーク2の極間電流を検出するために専用の電流検出ケーブル48,49を用意する構成としたが、電圧パルスを与える給電ケーブル42、アースケーブル45間で極間電流を検出するように構成してもよい。更に、検出する極間電流の閾値を数値制御装置50に設定できるように構成してもよい。
<3.印加パルスの立ち上がりを利用した放電加工可能の判断方法>
本実施の形態における第3の放電加工可否判断方法は、ワイヤ電極1に対して一定の電圧の印加パルスを周期的に発生させ、印加電圧の立ち上がりを検出することで放電加工可否を判断する手法である。
図4と同様の構成を有したワイヤ放電加工機30において、周期的な印加パルスを給電ケーブル42、給電子46a,46bを通じてワイヤ電極1に与え、ワイヤ電極1をワーク2へと接触する方向へ稼働させた場合における、ワイヤ電極1とワーク2の極間電圧の変化を図8のグラフに示す。
図8左に示すような周期的な印加パルスをワイヤ電極1に与えた状態で、ワイヤ電極1がワーク2に接触した場合、ワーク2の電気伝導度が大きいとワイヤ電極1とワーク2の接触によって、ワイヤ電極1とワーク2の極間に電流が流れ、図8右上に示すように、周期的な印加パルスの電圧の立ち上がりが検出できなくなる。
一方で、ワーク2の電気伝導度が小さいとワイヤ電極1とワーク2が接触しても、ワイヤ電極1とワーク2の極間に電流は流れず、図8右下に示すように、周期的な印加パルスの電圧の立ち上がりが継続して検出される。そして、印加パルスの電圧の立ち上がり状況に変化が無いまま、ワイヤ電極1をワーク2に向かって稼動させ続けると、ワイヤ電極1はワーク2から受ける応力に耐えきれず断線する。
なお、図4では、加工電源40により電圧パルスを印加し、加工電源40が備える電圧測定回路41により印加電圧の低下を検出する構成としているが、電圧パルスを印加する専用の機器として印加パルス発生装置を用いるように構成してもよいし、電圧測定用に専用の電圧測定機を用いるように構成してもよい。また、印加電圧の低下を検出するために専用の電圧検出ケーブル43,44を用意する構成としたが、電圧パルスを与える給電ケーブル42、アースケーブル45間で印加電圧の低下を検出するように構成してもよい。更に、検出する印加電圧の低下の閾値を数値制御装置50に設定できるように構成してもよい。
<4.ワイヤ電極の張力変動による放電加工不可能の判断方法>
本実施の形態における第4の放電加工可否判断方法は、ワイヤ電極に発生する張力を検出することで放電加工不可を判断する手法である。本判断方法は、第1〜3の放電加工可否判断方法と併用されるものであり、ワイヤ電極に対して一定の電圧の印加パルスを周期的にもしくは常時発生させた状態でワイヤ電極をワークに向けて稼働させた場合において、第1〜3の放電加工可否判断方法により極間電圧、極間電流の変化が検出されなかった場合に、ワイヤ電極に発生する張力によりワイヤ電極とワークとの接触を検出し、ワークの放電加工不可を判断するものである。
本判断方法は、図9に示すように、ワイヤ電極1を送り出す送り出し部トルクモータ10やブレーキモータ12などのアクチュエータの動力によってワイヤ電極1に張力を発生させるブレーキローラ13とピンチローラ14、ワイヤ電極送りモータ(図示せず)などのアクリュエータの動力によってワイヤ電極1を送り出すフィードローラ22とピンチローラ21、ワイヤ電極1の張力を検出する張力検出器23とで構成される一般的なワイヤ駆動部を有するワイヤ放電加工機において実施される。
このような構成されたワイヤ放電加工機30において、送り出し部トルクモータ10やブレーキモータ12などのアクチュエータの動力によってブレーキローラ13を介してワイヤ電極1に一定の張力を発生させた上で、第1〜3の放電加工可否判断方法のためにワイヤ電極1へ印加パルスを与えた状態で、ワイヤ電極1をワーク2へ向けて稼働させた場合における、ワイヤ電極1に掛かる張力の変化を図10のグラフに示す。
図10左のグラフに示す張力をワイヤ電極1に与えた状態で、ワイヤ電極1が電気伝導度が小さいワーク2に接触すると、第1〜3の放電加工可否判断方法による放電加工可能の判断がされることなくワイヤ電極1がワーク2に喰い込んで屈曲するため、図10右のグラフに示すように張力検出器の検出する張力が増加する。この時に、張力が所定の閾値を超えた場合に、ワーク2は放電加工不可能と判断する。
<5.ワイヤ電極の張力発生機の負荷変動による放電加工不可能の判断方法>
本実施の形態における第5の放電加工可否判断方法は、ワイヤ電極に対して一定の張力を維持した場合に送り出し部トルクモータなどの張力発生機に発生する負荷を検出することで放電加工不可を判断する手法である。本判断方法は、第4の放電加工回避判断方法と同様に、第1〜3の放電加工可否判断方法と併用される。
図9と同様の構成を有したワイヤ放電加工機30において、送り出し部トルクモータ10やブレーキモータ12などのアクチュエータの動力によって、張力検出器23が検出する張力が一定になるように、ブレーキローラ13を介してワイヤ電極1に張力を発生させた上で、第1〜3の放電加工可否判断方法のためにワイヤ電極1へ印加パルスを与えた状態で、ワイヤ電極1をワーク2へ向けて稼働させた場合における、送り出し部トルクモータ10などの張力発生機に掛かる負荷の変化を図11のグラフに示す。
図11左のグラフに示す張力をワイヤ電極1に与え、同じ張力を維持するように張力発生機を制御しながらワイヤ電極1を電気伝導度が小さいワーク2に接触させると、第1〜3の放電加工可否判断方法による放電加工可能の判断がされることなくワイヤ電極1がワーク2に喰い込んで屈曲するため、図11右のグラフに示すように張力発生機の負荷が減少する。この時に、張力発生機の負荷が所定の閾値よりも下がった場合に、ワーク2は放電加工不可能と判断する。
<6.ワイヤ電極の断線による放電加工不可能の判断方法>
本実施の形態における第6の放電加工可否判断方法は、ワイヤ電極に張力を発生させた状態でワイヤ電極をワークに向けて稼働させた場合にワイヤ電極の断線を検出することで放電加工不可を判断する手法である。本判断方法は、第4,5の放電加工可否判断方法と同様に、第1〜3の放電加工可否判断方法と併用される。
本判断方法では、図9と同様の構成を有したワイヤ放電加工機30において、送り出し部トルクモータ10やブレーキモータ12などのアクチュエータの動力によって、ブレーキローラ13を介してワイヤ電極1に図11左に示す張力を発生させた上で、第1〜3の放電加工可否判断方法のためにワイヤ電極1へ印加パルスを与えた状態で、ワイヤ電極1をワーク2へ向けて稼働させる。
そして、ワイヤ電極1が電気伝導度が小さいワーク2に接触すると、第1〜3の放電加工可否判断方法による放電加工可能の判断がされることなくワイヤ電極1がワーク2に喰い込んで屈曲し、許容せん断応力を超えたときにワイヤ電極1は断線する。この断線を検出した時に、ワーク2は放電加工不可能と判断する。
なお、第1〜3の放電加工可否判断方法は、ワークの位置や形状が数値制御装置50などに設定されている場合などのように、ワイヤ電極1とワーク2の接触点が決まっている時には、第1〜3の放電加工可否判断方法のみでも放電加工可能、不可能の両方の判断が可能である。
そして、ワイヤ電極1とワーク2の接触点が定まっていない場合には、第1〜3の放電加工可否判断方法のみでは、ワイヤ電極1がワーク2手前で動いているか、ワーク2内に喰い込んでいるのかを判断できないので、第4〜6の放電加工可否判断方法を併用して放電加工不可能な場合を判断する。
図12は、第1〜6の放電加工可否判断方法を用いて、数値制御装置50により実行されるワイヤ放電加工が可能か不可能かを判断する制御処理のフローチャートである。本フローチャートによる処理は、ユーザによる操作盤の操作や、加工プログラムになどにより指令されて実行される。
●[ステップSA01]ワイヤ放電加工可否判断シーケンス開始を指令されると、ワイヤ電極を加工対象となるワークに向けて軸移動を行う。
●[ステップSA02]第1〜6の放電加工可否判断方法を必要に応じて組み合わせて適用し、加工対象となるワークが放電加工可能か不可能化を判定する。放電加工可能である場合にはステップSA03へ進み、放電加工が不可能である場合にはステップSA04へ進む。
●[ステップSA03]表示機に対して「放電加工可能」と表示する。
●[ステップSA04]表示機に対して「放電加工不可能」と表示する。
1 ワイヤ電極
2 ワーク
3 加工槽
4 ワーク置台
5 テーブル
10 送り出し部トルクモータ
11 ワイヤボビン
12 ブレーキモータ
13 ブレーキローラ
14 ピンチローラ
15 上ガイド
16 上ワイヤガイド
17 下ガイド
18 下ワイヤガイド
19 下ガイドローラ
20 ワイヤ電極回収箱
21 ピンチローラ
22 フィードローラ
23 張力検出器
40 加工電源
41 電圧測定回路
42 給電ケーブル
43,44 電圧検出ケーブル
45 アースケーブル
46a,46b 給電子
47 電流測定回路
48,49 電流検出ケーブル
50 数値制御装置
51 表示機

Claims (4)

  1. ワークが載置されたテーブルと上下ワイヤガイド間に張架されたワイヤ電極とを相対移動させてワイヤ放電加工を行うワイヤ放電加工機において、
    前記ワイヤ電極に所定の電圧を印加することで前記ワイヤ電極と前記ワークとの接触を検出する接触検出手段と、
    前記ワイヤ電極が断線したことを検出する断線検出手段と、
    前記ワイヤ電極を前記ワークに向けて移動させた際に、前記接触検出手段が、接触を検出したときに前記ワークはワイヤ放電加工が可能であると判定し、前記接触検出手段が接触を検出する前に、前記断線検出手段が、前記ワイヤ電極が断線したことを検出したときに前記ワークはワイヤ放電加工が不可能であると判定する判定手段と、
    該判定結果を表示する表示手段、
    とを有することを特徴とするワイヤ放電加工機。
  2. ワークが載置されたテーブルと上下ワイヤガイド間に張架されたワイヤ電極とを相対移動させてワイヤ放電加工を行うワイヤ放電加工機において、
    前記ワイヤ電極に所定の電圧を印加することで前記ワークとの接触を検出する接触検出手段と、
    前記ワイヤ電極の張力を検出するワイヤ張力検出手段と、
    前記ワイヤ電極を前記ワークに向けて移動させた際に、前記接触検出手段が、接触を検出したときに前記ワークはワイヤ放電加工が可能である判定し、前記接触検出手段が接触を検出する前に、前記ワイヤ張力検出手段が、所定の閾値を超えた張力を検出した場合に前記ワークはワイヤ放電加工が不可能であると判定する判定手段と、
    該判定結果を表示する表示手段、
    とを有することを特徴とするワイヤ放電加工機。
  3. 前記接触検出手段は、前記ワイヤ電極と前記ワークとの電位差の変化を検出することにより前記ワイヤ電極と前記ワークとの接触を検出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤ放電加工機。
  4. 前記接触検出手段は、前記ワイヤ電極と前記ワークとの間に流れる電流を検出することにより前記ワイヤ電極と前記ワークとの接触を検出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤ放電加工機。
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