JP5973772B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ランフラットタイヤに関し、特には、ランフラット走行時のタイヤの耐久性を低下させることなく、通常内圧走行時のタイヤの乗り心地性及び転がり抵抗を改善させたランフラットタイヤを提案するものである。
タイヤのパンク等によってタイヤ内圧が低下した場合であっても、荷重支持能力を失うことなくある程度の距離の走行が可能な、所謂ランフラットタイヤとして、比較的弾性率が高い断面三日月状のサイド補強ゴムをタイヤのサイドウォール部のカーカスのタイヤ内面側に配設して、サイドウォール部の剛性を向上させたサイド補強型のランフラットタイヤが各種提案されている。このような、サイド補強ゴムが配設されたサイド補強型のランフラットタイヤは、通常内圧走行時(タイヤ内圧が充填された状態での走行時)ではタイヤ内圧で荷重を負担し、ランフラット走行時(タイヤパンク時等のタイヤ内圧が大幅に低下した状態での走行時)では、高弾性率のサイド補強ゴムにより、撓み変形を極端に増加させることなく荷重を負担することができる。
ここで、サイド補強型のランフラットタイヤでは、サイドウォール部にサイド補強ゴムを配設したことにより、通常のタイヤ(サイド補強ゴムを有さないタイヤ)と比較しタイヤの縦バネ定数(単に「縦バネ」とも言う。)が上昇し、通常内圧走行時の乗り心地性が悪化する問題がある。通常内圧走行時の乗り心地性の悪化に対し、例えばサイド補強ゴムの弾性率を低減させたり厚さを薄くしたりすることにより、サイド補強ゴムの剛性を低下させタイヤの縦バネを下げて乗り心地性を改善する方法がある。ところがサイド補強ゴムの剛性を低下させる方法では、タイヤの縦バネを下げることができるものの、サイド補強ゴムの剛性の低下により、ランフラット走行時におけるタイヤの耐久性(以下「ランフラット耐久性」とも言う。)の悪化を招くことになる。かかるランフラット耐久性の悪化を防ぐために、例えば、特許文献1では、サイド補強ゴムとカーカスとの間に高弾性率補強コード層を配設することにより、ランフラット耐久性を維持することが提案されている。しかし、サイド補強ゴムとカーカスとの間には大きなせん断歪が発生することから、上記のランフラットタイヤのサイド補強ゴムとカーカスとの間に配設された高弾性率補強コード層によりセパレーションが誘発され、ランフラット走行時のタイヤの耐久性が低下する可能性があった。したがって、サイド補強ゴムの剛性低減による縦バネ低減はランフラット耐久性維持との両立が、依然として困難であった。
特開2005−47441号公報
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、ランフラット走行時のタイヤの耐久性を低下させることなく、通常内圧走行時のタイヤの乗り心地性及び転がり抵抗を改善させたランフラットタイヤを提供することを目的とする。
本発明のランフラットタイヤは、トレッド部、該トレッド部の両側に連なる一対のサイドウォール部及び各サイドウォール部に連なるビード部にわたってトロイド状に延在するカーカス本体部並びに該カーカス本体部から延び、前記ビード部内に埋設されたビードコアの周りを折り返されてなるカーカス折返し部を有する、少なくとも1プライからなるカーカスと、前記サイドウォール部において前記カーカスのタイヤ幅方向内側に配設される断面三日月状のサイド補強ゴムと、前記ビードコアのタイヤ径方向外方に配設されたビードフィラーと、を備えてなるランフラットタイヤにおいて、タイヤを適用リムに装着し、所定内圧を適用した無負荷状態のタイヤ幅方向断面視において、前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端が、タイヤ最大幅となる位置に又はタイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置し、前記カーカス折返し部の少なくとも一部に沿って配設されたゴムシートを有しており、該ゴムシートのタイヤ径方向外端が、前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向外方に位置し、前記ビードフィラーの弾性率が8〜35MPaであり、前記ゴムシートの弾性率が2.5〜35MPaであり、前記ビードフィラーのタイヤ径方向外端が、前記ゴムシートのタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向内方に、かつ前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向外方に位置することを特徴とする。
このように、本発明のランフラットタイヤにおいて、カーカス折返し部のタイヤ径方向外端(以下、「カーカス折返し端」とも言う。)を、タイヤ最大幅となる位置に又はタイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置させることにより、通常内圧走行時において荷重負荷によってタイヤのサイドウォール部が撓み曲がったときであっても、カーカスが引っ張られることによる抵抗力(引張剛性)が抑えられ、タイヤの縦バネを低減することができる。その結果、通常内圧走行時のタイヤの乗り心地性が改善されるとともに、タイヤの偏心性が大きくなりタイヤ接地部のトレッド変形が低減しトレッド部の発熱が抑制された結果、タイヤの転がり抵抗を低減することができる。
さらに、本発明のランフラットタイヤにおいて、カーカス折返し部の少なくとも一部に沿ってゴムシートを配設し、またゴムシートのタイヤ径方向外端(以下、「ゴムシート外端」とも言う。)を、カーカス折返し端よりタイヤ径方向外方に位置させることにより、特にランフラット走行時における、カーカス折返し端での剛性段差を起因とするカーカス折返し端からの亀裂破壊が抑制され、ランフラット耐久性の低下を防止することができる。
また、本発明のランフラットタイヤにおいて、ビードフィラーの弾性率を8〜35MPaにすることにより、ビード部の剛性を確保し、通常内圧走行時のビード部の耐久性を保持することができる。また、ゴムシートの弾性率を2.5〜35MPaにすることにより、ランフラット耐久性の低下をさらに有効に防止することができる。
さらに、本発明のランフラットタイヤにおいて、ビードフィラーのタイヤ径方向外端(以下、「ビードフィラー外端」とも言う。)を、ゴムシート外端よりタイヤ径方向内方に位置させることにより、ランフラット走行時においてビード部の倒れ込み変形によるビードフィラー外端での応力集中が緩和され、ランフラット耐久性の低下を抑制することができる。また、ビードフィラー外端を、カーカス折返し端よりタイヤ径方向外方に位置させることにより、カーカス折返し端とカーカス本体部とが接触せず、カーカスの発熱が抑えられ、その結果タイヤの転がり抵抗をさらに改善することができる。
なお、本発明においては格別の断りのない限り、各位置関係等は「タイヤを適用リムに装着し、所定内圧を適用した無負荷状態」で決定されるものとし、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等に規定されたリムを指す。また、「タイヤを適用リムに装着し、所定内圧を適用した無負荷状態」とは、タイヤを適用リムに装着し、適用サイズのタイヤにおけるJATMA等の規格のタイヤ最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)とし、タイヤに負荷を加えていない状態を指す。
ここで、本発明のランフラットタイヤが前記ビードコアのタイヤ径方向外方にビードフィラーを備えており、該ビードフィラーの弾性率に対する前記ゴムシートの弾性率の比が、4.0以下であることが好ましい。ビードフィラーの弾性率に対するゴムシートの弾性率の比を4.0以下にすることにより、ゴムシートとビードフィラーとの剛性段差が低減し、ランフラット耐久性の低下を効果的に防ぐことができる。
また、ランフラット耐久性の低下のより効果的な防止の観点からは、前記ゴムシートの厚さが0.3〜2.0mmであることが好ましい。
なお本発明において、「弾性率」は、JIS K6394に準拠し、引張方法により初期歪0.2%、振幅1%、周波数52Hz、温度25℃の条件下で測定した貯蔵弾性率を指す。
また、前記ゴムシートのタイヤ径方向外端が、タイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置することが好ましい。ゴムシート外端をタイヤ最大幅となる位置に又はタイヤ最大幅よりタイヤ径方向外方に位置させると、通常内圧走行時におけるタイヤの撓みを阻害し、縦バネが上がるためである。
また、前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端が、タイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置し、前記ゴムシートのタイヤ径方向外端が、タイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置することが好ましい。ゴムシート外端をタイヤ最大幅となる位置に又はタイヤ最大幅よりタイヤ径方向外方に位置させると、通常内圧走行時におけるタイヤの撓みを阻害し、縦バネが上がるためである。
また、前記カーカスが1プライからなることが好ましい。カーカスを1プライにすることにより、カーカスが複数のプライからなる場合に生じ得る、プライ間のゴム層のせん断歪に起因する転がり抵抗の悪化を防ぐことができる。
また、前記サイド補強ゴムのタイヤ径方向内端が、前記ゴムシートのタイヤ径方向内端よりタイヤ径方向外方に、かつ前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向内方に位置することが好ましい。サイド補強ゴムのタイヤ径方向内端(以下、「サイド補強ゴム内端」とも言う。)を、ゴムシートのタイヤ径方向内端(以下、「ゴムシート内端」とも言う。)よりタイヤ径方向外方に、かつカーカス折返し端よりタイヤ径方向内方に位置させることにより、ランフラットタイヤのリム組み性を損なう事なく、かつランフラット走行時のビード部の倒れ込み変形によるランフラット耐久性の低下を抑制することができる。
さらに、ビード部の剛性を大きく増加することなく乗り心地性を改善させる観点からは、前記ゴムシートが、前記カーカス折返し部のタイヤ幅方向外側に位置することが好ましい。
本発明によれば、ランフラット走行時のタイヤの耐久性を低下させることなく、通常内圧走行時のタイヤの乗り心地性及び転がり抵抗を改善させたランフラットタイヤを提供することができる。
本発明に従う代表的なランフラットタイヤのタイヤ幅方向断面をタイヤ半部について示す図である。 本発明に従う他のランフラットタイヤのタイヤ幅方向断面をタイヤ半部について示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明に従うランフラットタイヤの一例について、適用リムRに装着し、所定内圧を適用した無負荷状態におけるタイヤ幅方向断面をタイヤ半部について示す図である。
図1に示すランフラットタイヤ10は、パンク等によってタイヤ内圧が低下した場合であっても、荷重支持能力を失うことなくある程度の距離の走行が可能な、所謂ランフラットタイヤであり、トレッド部1、トレッド部1の両側に連なる一対のサイドウォール部2(片側のみ図示)及び各サイドウォール部2に連なるビード部3(片側のみ図示)を備えている。さらに、ランフラットタイヤ10は、各ビード部3内に埋設された、断面略六角形のビードコア6(片側のみ図示)の間を、トレッド部1、サイドウォール部2及びビード部3にわたってトロイド状に延在するカーカス本体部41と、カーカス本体部41のタイヤ幅方向外側に位置し、カーカス本体部41から延びビードコア6の周りをタイヤ径方向内方からタイヤ径方向外方へ向かって折り返されてなるカーカス折返し部42とから構成されるラジアルカーカス4を有している。
さらに、トレッド部1のラジアルカーカス4のタイヤ径方向外方には、それぞれゴム引きコード層からなる第一ベルト層51(最内ベルト層)と、第二ベルト層52と、第三ベルト層53とを順次配設してなるベルト5が配設されている。また、ベルト5のタイヤ径方向外方には、トレッドゴム11が配設されており、トレッドゴム11の表面には、タイヤ周方向に延びる周方向溝等のトレッド溝12が形成されている。なお、図1では、ベルト5が、合計3層のベルト層からなる場合を示しているが、本発明のランフラットタイヤ10では、ベルト層の層数や配設位置は、必要に応じて任意の層数や配設位置とすることができる。
また、ビード部3に埋設されたビードコア6のタイヤ径方向外方には、カーカス本体部41と、カーカス本体部41のタイヤ幅方向外側に位置するカーカス折返し部42とに挟まれ、ラジアルカーカス4に沿ってタイヤ径方向外方に向けて厚みが漸減する断面略三角形のビードフィラー7が配設されている。
さらに、ラジアルカーカス4のタイヤ幅方向内側に、具体的にはトレッド部1のタイヤ幅方向端部からビード部3にわたる領域の、ラジアルカーカス4と、該ラジアルカーカス4の内周側に配設されたインナーライナー13との間に、比較的弾性率が高いゴムよりなる断面略三日月状のサイド補強ゴム9が配設されている。
そして、このランフラットタイヤ10では、ランフラットタイヤ10を適用リムRに装着し、所定内圧を適用した無負荷状態において、カーカス折返し部42のタイヤ径方向外端42aが、タイヤ最大幅Wとなる位置に又はタイヤ最大幅Wとなる位置よりタイヤ径方向内方に位置している(図1では、カーカス折返し端42aがタイヤ最大幅Wとなる位置よりタイヤ径方向内方に位置している。)。また、カーカス折返し部42の少なくとも一部に沿ってゴムシート8が配設されており、ゴムシート外端8aが、カーカス折返し端42aよりタイヤ径方向外方に位置している。
したがって、このランフラットタイヤ10では、カーカス折返し端42aが、タイヤ最大幅Wとなる位置に又はタイヤ最大幅Wとなる位置よりタイヤ径方向内方に位置するので、次のような効果が得られる。まず、カーカス折返し端42aが上記のように位置するので、荷重負荷によってタイヤのサイドウォール部2が撓み曲がったときに生じるラジアルカーカス4の抵抗力(引張剛性)を、通常内圧走行時において抑えることができ、タイヤ10の縦バネが低減される。ここで、カーカス折返し端42aがタイヤ最大幅Wよりタイヤ径方向外方に配置されると、タイヤ最大幅W付近のサイドウォール部2が荷重負荷により撓み曲がり、ラジアルカーカス4が引っ張られるため、ラジアルカーカス4の抵抗力が増加し、縦バネの増大につながる。
また、カーカス折返し端42aが上記のように位置することでラジアルカーカス4の引張剛性が抑えられているので、通常内圧走行時において、タイヤ10の偏心性が大きくなり、トレッド部1の接地面の路面への接地と非接地との繰り返しによる変形が低減され、トレッド部1の発熱が抑制された結果、タイヤ10の転がり抵抗を改善することができる。
特に、さらなる縦バネの低減および転がり抵抗の改善の観点からは、カーカス折返し端42aを、ビードベースラインからタイヤ最大幅Wまでの高さの50〜70%の範囲に位置させることが好ましい。
さらに、このランフラットタイヤ10では、カーカス折返し部42の少なくとも一部に沿ってゴムシート8が配設されており、またゴムシート外端8aが、カーカス折返し端42aよりタイヤ径方向外方に位置するので、ランフラット走行時におけるサイドウォール部2の極度の曲げ変形によりカーカス折返し端42aに発生する大きな引張り応力を、ゴムシート8により緩和することができる。そしてゴムシート8による応力の緩和が歪の発生を低減することになり、カーカス折返し端42aからの亀裂破壊が抑制され、その結果ランフラット耐久性の低下を防止することができる。
ここで、本発明のランフラットタイヤ10では、ビードフィラー7の弾性率に対するゴムシート8の弾性率の比を、4.0以下にすることが好ましい。ビードフィラー7の弾性率に対するゴムシート8の弾性率の比を4.0より大きくすると、ゴムシート8の剛性が高くなり、ゴムシート8とビードフィラー7とに生じた剛性段差によりビードフィラー7の大きな曲げ変形を招く傾向があるためである。そしてビードフィラー7の大きな曲げ変形の結果、ゴムシート外端8bで引張り歪が大きくなりタイヤ故障が発生する恐れがあるからである。また、ゴムシート8とビードフィラー7との剛性段差の影響を小さくする観点からは、ビードフィラー7の弾性率に対するゴムシート8の弾性率の比を1.0〜4.0にすることがより好ましく、特にゴムシート内端8bの引張り歪を小さくする観点からは、2.0〜4.0にすることがさらに好ましい。
さらに、本発明のランフラットタイヤ10では、ビードフィラー7の弾性率を8〜35MPaにし、ゴムシート8の弾性率を2.5〜35MPaにすることが好ましい。ビードフィラー7の弾性率を8〜35MPaにすることにより、ビード部3の剛性を確保し、通常内圧走行時のビード部の耐久性を保持するためである。また、ゴムシート8の弾性率が2.5MPa未満になると、ランフラット走行時においてカーカス折返し端42aに発生する引張り応力が抑制されずに歪を低減できない傾向があり、ランフラット耐久性の低下が生じる恐れがあるからである。さらにゴムシート8の弾性率が35MPa超になると、ランフラット走行時においてゴムシート外端8aでの増加した剛性段差により応力集中が生じる傾向があり、ランフラット耐久性が低下する恐れがあるからである。
なお、本発明のランフラットタイヤ10では、通常内圧走行時の乗り心地性改善の観点から、ビードフィラー7の弾性率を8〜17MPaにし、ゴムシート8の弾性率を14〜35MPaとすることがさらに好ましい。
また、本発明のランフラットタイヤ10では、ゴムシート8の厚さを0.3mm〜2.0mmにすることが好ましい。ゴムシート8の厚さを0.3mm〜2.0mmにすることにより、ランフラット耐久性の低下のより効果的な防止および通常内圧走行時のビード部の耐久性を保持することができる。ゴムシート8は、通常内圧走行時の乗り心地性改善の観点から、1.0〜2.0mmにすることがより好ましい。なお、ゴムシート8の厚さが0.3mm未満になると、ランフラット走行時においてカーカス折返し端42aに発生する応力の緩和が不十分になり歪が低減されない傾向があり、ランフラット耐久性が低下する恐れがある。一方、ゴムシート8の厚さが2.0mm超になると、ランフラット走行時において、ゴムシート外端8aでの剛性段差が増加し応力集中が生じる傾向があり、ランフラット耐久性が低下する恐れがある。
さらに、本発明のランフラットタイヤ10では、図1に示すように、ゴムシート外端8aがタイヤ最大幅Wとなる位置よりタイヤ径方向内方に位置することが好ましい。ゴムシート外端8aがタイヤ最大幅Wとなる位置またはタイヤ最大幅Wよりタイヤ径方向外方に存在すると、通常内圧走行時におけるタイヤ10の撓みを阻害する傾向があり、縦バネが上がる恐れがある。
また、本発明のランフラットタイヤ10では、図1に示すように、ゴムシート内端8bが、ビードコア外端6aよりタイヤ径方向外方に位置することが好ましい。ゴムシート内端8bがビードコア外端6aよりタイヤ径方向内方に配設されるとビード部3のタイヤ幅方向の幅が大きくなり、ランフラットタイヤ10のリム組みの容易性(リム組性)が悪化する。
さらに、本発明のランフラットタイヤ10では、図1に示すように、ビードフィラー外端7aが、ゴムシート外端8aよりタイヤ径方向内方に、かつカーカス折返し端42aよりタイヤ径方向外方に位置することが好ましい。ビードフィラー外端7aが、ゴムシート外端8aよりタイヤ径方向内方に位置することにより、ランフラット走行時においてビード部3の倒れ込み変形によるビードフィラー外端7aでの応力集中が緩和され、ランフラット耐久性の低下が抑制されるためである。また、ビードフィラー外端7aが、カーカス折返し端42aよりタイヤ径方向外方に位置することにより、カーカス折返し端42aとカーカス本体部41とが接触せず、ラジアルカーカス4の発熱を抑えることができ、タイヤ10の転がり抵抗がさらに改善される。
また、本発明のランフラットタイヤ10では、図1に示すように、サイド補強ゴム内端9aを、ゴムシート内端8bよりタイヤ径方向外方に、かつカーカス折返し端42aよりタイヤ径方向内方に位置させることが好ましい。サイド補強ゴム内端9aが、ゴムシート内端8bよりタイヤ径方向外方に、かつカーカス折返し端42aよりタイヤ径方向内方に位置していることにより、ランフラットタイヤ10のリム組性を損なう事なく、かつランフラット走行時のビード部3の倒れ込み変形によるランフラット耐久性の低下を抑制することができる。
さらに、本発明のランフラットタイヤ10では、ビード部3の剛性を大きく増加することなく乗り心地性を改善させる観点から、図1に示すように、ゴムシート8を、カーカス折返し部42のタイヤ幅方向外側に位置させることが好ましい。
また、本発明のランフラットタイヤ10では、ラジアルカーカス4を1プライにすることが好ましく、ラジアルカーカス4が2プライ以上のプライ数からなる場合、通常内圧走行時において、プライ間のゴム層でせん断歪が生じる傾向があり、該ゴムが発熱し転がり抵抗が悪化する恐れがある。ただし、例えばランフラット耐久性の確保等のために、必要に応じて2プライ以上のプライ数に変えることができる。また、ラジアルカーカス4が2プライ以上のプライ数からなっている場合、カーカス折返し端42aは、カーカス折返し部42のプライ端の中で、最もタイヤ径方向外方に位置するプライ端をカーカス折返し端42aとする。
次に、本発明に従うランフラットタイヤの他の例を、図2に基づき説明する。なお、図2では、先の図1に示したタイヤと同様の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
この例のランフラットタイヤ20では、ゴムシート8がカーカス折返し部42のタイヤ幅方向内側であって、カーカス折返し部42の少なくとも一部に沿って配設されている。また、ゴムシート8の一部は、カーカス折返し部42とビードフィラー7との間に挟まれており、またゴムシート8の他の一部は、ビードフィラー7、さらにカーカス本体部41に沿って配設されている。ゴムシート8をカーカス折返し部42のタイヤ幅方向内側に配設することにより、ランフラット走行時においてサイドウォール部2の大きな曲げ変形が抑制され、ランフラット耐久性を改善することができる。
なお、図1及び図2において、本発明に従うランフラットタイヤのサイドウォール部の周辺部の一例をタイヤ半部について示しているが、他のタイヤ半部についても同様の構造とするのが好ましい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明のランフラットタイヤは、上記一例及び他の例に限定されることは無く、本発明のランフラットタイヤには、適宜変更を加えることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記の実施例になんら限定されるものではない。
(実施例1〜3、6、8〜13、参考例4、5、7
表1に示す諸元で、図1及び図2に示すような構成を有する、サイズが245/40R18のランフラットタイヤを試作し、下記の方法で性能を評価した。結果を表1に示す。なお表1の「カーカス折返し端位置」、「ゴムシート外端位置」、「ゴムシート内端位置」、「ビードコア外端位置」、「ビードフィラー外端位置」及び「サイド補強ゴム内端位置」は、タイヤ径方向外方に向かってタイヤのビードベースラインから測定した距離(mm)であり、タイヤ最大幅となる位置までの距離はいずれのタイヤも51mmである。
〈縦バネ〉
実施例1〜3、6、8〜13、参考例4、5、7及び比較例1〜2のそれぞれのタイヤをサイズ18×8.5Jリムに組み付け、タイヤ内圧を230kPaとして、アムスラー試験機にて荷重4.14kNを負荷させた時のタイヤの撓み量から縦バネを評価した。比較例1のタイヤの数値を100として指数評価し、結果を表1に示す。数値が小さいほど、縦バネが低い(乗り心地性が改善されている)ことを示す。
〈転がり抵抗〉
室内ドラム試験機を用いて、実施例1〜3、6、8〜13、参考例4、5、7及び比較例1〜2のそれぞれのタイヤを走行させ、転がり抵抗を測定した。具体的には、それぞれのタイヤをサイズ18×8.5Jのリムに組み付けタイヤ内圧を210kPaにした。そして室内ドラム試験機を用いて、それぞれのタイヤについて荷重5.10kNの負荷を加え、その後それぞれのタイヤを、ドラム表面速度80km/hで走行させた。比較例1のタイヤについての転がり抵抗を100として、指数評価した結果を表1に示す。数値が小さいほど、そのタイヤの転がり抵抗が低い(改善されている)ことを示す。
〈ランフラット耐久性〉
ISO16992に準拠して評価した。具体的には、実施例1〜3、6、8〜13、参考例4、5、7及び比較例1〜2のそれぞれのタイヤをサイズ18×8.5Jのリムに組み付け、タイヤ内圧を0kPaにして、ドラム試験機にて荷重4.14Nを加え速度80km/hで走行させ、タイヤが故障して走行できなくなるまでの距離を計測した。比較例1のタイヤについてのランフラット耐久性を100として、指数評価した結果を表1に示す。数値が大きいほど、そのタイヤのランフラット耐久性が良好であることを示す。
Figure 0005973772
表1より実施例1〜3、6、8〜13、参考例4、5、7のランフラットタイヤでは、比較例1のランフラットタイヤと比較すると、ランフラット走行時のタイヤの耐久性を低下させることなく、通常内圧走行時のタイヤの乗り心地性が向上し、転がり抵抗が改善されていることがわかる。
また、表1より実施例1〜3、6、8〜13、参考例4、5、7のランフラットタイヤでは、比較例1〜2のランフラットタイヤ(特に比較例2のランフラットタイヤ)と比較すると、ゴムシートを配設すると共に、ゴムシート外端がカーカス折返し端よりタイヤ径方向外方に位置することによりランフラット耐久性の低下を防止することができる。
本発明によれば、ランフラット走行時のタイヤの耐久性を低下させることなく、通常内圧走行時のタイヤの乗り心地性及び転がり抵抗を改善させたランフラットタイヤを提供することができる。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ラジアルカーカス(カーカス)
5 ベルト
6 ビードコア
6a ビードコアのタイヤ径方向外端(ビードコア外端)
7 ビードフィラー
7a ビードフィラーのタイヤ径方向外端(ビードフィラー外端)
8 ゴムシート
8a ゴムシートのタイヤ径方向外端(ゴムシート外端)
8b ゴムシートのタイヤ径方向内端(ゴムシート内端)
9 サイド補強ゴム
9a サイド補強ゴムのタイヤ径方向内端(サイド補強ゴム内端)
10 ランフラットタイヤ
11 トレッドゴム
12 トレッド溝
13 インナーライナー
20 ランフラットタイヤ
41 カーカス本体部
42 カーカス折返し部
42a カーカス折返し部のタイヤ径方向外端(カーカス折返し端)
51 第一ベルト層
52 第二ベルト層
53 第三ベルト層
W タイヤ最大幅
R 適用リム

Claims (8)

  1. トレッド部、該トレッド部の両側に連なる一対のサイドウォール部及び各サイドウォール部に連なるビード部にわたってトロイド状に延在するカーカス本体部並びに該カーカス本体部から延び、前記ビード部内に埋設されたビードコアの周りを折り返されてなるカーカス折返し部を有する、少なくとも1プライからなるカーカスと、前記サイドウォール部において前記カーカスのタイヤ幅方向内側に配設される断面三日月状のサイド補強ゴムと、前記ビードコアのタイヤ径方向外方に配設されたビードフィラーと、を備えてなるランフラットタイヤにおいて、
    タイヤを適用リムに装着し、所定内圧を適用した無負荷状態のタイヤ幅方向断面視において、
    前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端が、タイヤ最大幅となる位置に又はタイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置し、
    前記カーカス折返し部の少なくとも一部に沿って配設されたゴムシートを有しており、
    該ゴムシートのタイヤ径方向外端が、前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向外方に位置し、
    前記ビードフィラーの弾性率が8〜35MPaであり、前記ゴムシートの弾性率が2.5〜35MPaであり、
    前記ビードフィラーのタイヤ径方向外端が、前記ゴムシートのタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向内方に、かつ前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向外方に位置する、ことを特徴とするランフラットタイヤ。
  2. 前記ビードフィラーの弾性率に対する前記ゴムシートの弾性率の比が4.0以下である、請求項1に記載のランフラットタイヤ。
  3. 前記ゴムシートの厚さが0.3〜2.0mmである、請求項1又は2に記載のランフラットタイヤ。
  4. 前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端が、タイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置し、
    前記ゴムシートのタイヤ径方向外端が、タイヤ最大幅となる位置よりタイヤ径方向内方に位置する、請求項1ないしのいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  5. 前記ゴムシートのタイヤ径方向内端が、前記ビードコアのタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向外方に位置する、請求項1ないしのいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  6. 前記カーカスが1プライからなる、請求項1ないしのいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  7. 前記サイド補強ゴムのタイヤ径方向内端が、前記ゴムシートのタイヤ径方向内端よりタイヤ径方向外方に、かつ前記カーカス折返し部のタイヤ径方向外端よりタイヤ径方向内方に位置する、請求項1ないしのいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  8. 前記ゴムシートが、前記カーカス折返し部のタイヤ幅方向外側に位置する、請求項1ないしのいずれかに記載のランフラットタイヤ。
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