JP5971233B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室内機についてそのエアフィルタの取り付け構造に関する。
空気調和機の室内機として、熱交換器と、この熱交換器に対応して配置されるクロスフローファンと、熱交換器の風上に配置されるエアフィルタと、これらを収容する室内機ケーシングとを備えるものが知られている(特許文献1参照)。
室内機ケーシングには、熱交換器の少なくとも一部に対応するように開口部が設けられている。エアフィルタはこの開口部を覆い、空気に含まれる粉塵を捕集する。エアフィルタの清掃を可能とするため、エアフィルタは、室内機ケーシングの開口部に対して着脱可能に取り付けられる。
エアフィルタは、その後部を室内機ケーシングの後方に配置し、次いでエアフィルタの前端部を室内機ケーシングの開口部の前縁に設けられた係合部に係合することにより、室内機ケーシングに取り付けられる。
特開2006−132864号公報
ところで、エアフィルタは前端角部が反る場合がある。特に、エアフィルタの前端角部が表面側(熱交換器に対する面とは反対側の面側)に反ると、室内機ケーシングの開口部からエアフィルタの前端角部が浮き上がり、エアフィルタと開口部との間に隙間が生じる。そして、この隙間が大きいと、空気がエアフィルタを通過せずに直接熱交換器に侵入するといったことが生じる。この場合、熱交換器に埃が溜まるようになり、この結果、室内機の能力が低下する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、エアフィルタの前端角部と室内機ケーシングの開口部の前縁角部との間の隙間が過大になることを抑制することができる空気調和機の室内機を提供することにある。
課題を解決する空気調和機の室内機は、熱交換器と、この熱交換器に対応して配置されるクロスフローファンと、前記熱交換器の風上側に配置されるエアフィルタと、前記クロスフローファン、前記熱交換器及び前記エアフィルタを収容する室内機ケーシングとを備え、前記室内機ケーシングは、前記熱交換器の少なくとも一部に対応して設けられて前記エアフィルタで覆われる開口部を有し、前記開口部の前縁中央部には、前記エアフィルタの前端中央部と係合する第1係合部が設けられ、前記第1係合部は、前記エアフィルタの前端中央部の表面に当接する上当接部と、前記エアフィルタの前端中央部の裏面に当接する2個の下当接部とを備え、前記上当接部は、前記2個の下当接部との間に配置されて、正面視において前記上当接部及び前記2個の下当接部は重ならないように前記開口部の前縁に沿って配置され、前記開口部の前縁の少なくとも一方の前縁角部には、前記エアフィルタの前端角部と係合する第2係合部が設けられている。
この構成によれば、エアフィルタの前端角部が第2係合部に係合する。このため、エアフィルタが反っている場合でも、エアフィルタの前端角部が所定位置に配置されるようになるため、エアフィルタの前端角部と開口部との間の隙間が過大になることが抑制されるようになる。
上記構成の空気調和機の室内機において、前記第2係合部は、前記開口部の前縁から突出し前記エアフィルタの前端角部の表面を押さえる凸部を有することが好ましい。
この構成によれば、エアフィルタの前端角部が表面側から第2係合部で押さえられる。すなわち、エアフィルタの前端角部が表面側に反っている場合に、前端角部が室内機ケーシングの内方に向けて押さえられる。このため、エアフィルタの前端角部と室内機ケーシングの開口部の前縁角部との間の隙間が小さくなる。
上記構成の空気調和機の室内機において、前記第2係合部は、前記凸部と、前記凸部よりも上側に配置され、上方かつ前方斜めに延びるガイド部とを有することが好ましい。
室内機ケーシングの開口部に対してエアフィルタの前端角部が大きく浮き上がるときは、凸部として構成される第2係合部にエアフィルタの前端角部を係合させることが難しくなる。
この点、上記構成では、エアフィルタの前端角部を押さえる凸部に対し、この凸部の上側にガイド部を配置する。そして、このガイド部を上方かつ前方斜めに延ばしている。このため、エアフィルタの前端角部が開口部に対して浮き上がる場合でも、前端角部の表面側がこのガイド部に接触する。そして、エアフィルタの下方に移動させると、前端角部がガイド部に沿って移動してこの第2係合部に係合するようになる。すなわち、上記構成によれば、エアフィルタの前端角部を第2係合部に適切かつ簡単に係合させることができる。
上記空気調和機の室内機において、前記室内機ケーシングは、前記エアフィルタに対応する部分が平坦に構成された前面パネルを有することが好ましい。
エアフィルタの前端角部の浮き上がりを押さえる手段として、前面パネルに突出部を設けて、前面パネルを閉じたときにこの突出部がエアフィルタの前端角部を押すように構成することが考えられる。しかし、このような構成の場合、前面パネルにおいて、突出部の部分が他の部分に比べて肉厚になるため、前面パネルの表面において突出部に対応するところに樹脂ひけが生じるおそれがある。樹脂ひけは、前面パネルの表面に現れるため、前面パネルの外観が損なわれる。
そこで、上記に示したように室内機ケーシングの開口部にエアフィルタの前端角部と係合する第2係合部を設ける一方、前面パネルにはこのような突出部を設けず、かつ前面パネルをエアフィルタに対応する部分を平坦な構造とする。これによって、エアフィルタの前端角部の浮き上がりを押さえ、かつ前面パネルの外観を良好なものとしている。
上記空気調和機の室内機によれば、エアフィルタの前端角部と室内機ケーシングの開口部の前縁角部との間の隙間が過大になることを抑制することができる。
室内機の正面図。 室内機の側面図。 図1のA−A線に沿う断面図。 エアフィルタの一部を示す斜視図。 図5(A)はケーシングの平面図、図5(B)はケーシングの正面図、図5(C)はケーシングの底面図。 ケーシングの第1係合部の斜視図。 ケーシングの第2係合部の斜視図。 エアフィルタが取り付けられた従来のケーシングの斜視図。 エアフィルタが取り付けられた本実施形態に係るケーシングの斜視図。 変形例に係る第2係合部の斜視図。 前面パネルにおいて、図11(A)はその正面図、図11(B)はその平面図、図11(C)はその背面図、図11(D)は、その側面図。
図1〜図3を参照して、空気調和機の室内機1の一例を説明する。
図1は、室内機1の正面図を示す。図2は、室内機1の側面図である。図3は、図1のA−A線に沿う断面図である。
これ以降、室内機1において図1に示される面(前面パネル40側の面)を室内機1の正面として説明する。また、室内機1において前面パネル40を前側とし、その反対側を後側とする。さらに、室内機1を正面視して左手側を室内機1の「左側」とし、右手側を室内機1の「右側」というものとする。
図1に示すように、室内機1は、正面視で横長の矩形を呈する。また、室内機1は、図2に示すように、背面側(底フレーム10側)が略平坦であり、上面が前方に向けて緩やかに下降し、前面から下面にかけて湾曲した外形構造を有する。この室内機1は壁掛け型であり、背面が壁に面するようにして室内機1が壁に取り付けられる。
図3に示すように、室内機1は、熱交換器3と、熱交換器3の風下側に配置されるクロスフローファン4と、この熱交換器3の少なくとも一部を覆うエアフィルタ60と、制御ユニット7と、これら装置を収容する室内機ケーシング2とを備える。
熱交換器3は、通過する空気と熱交換する。熱交換器3は、クロスフローファン4の上側を覆うように構成される。具体的には、熱交換器3は、クロスフローファン4の後側から前側にわたるように配置され、断面視で逆V字に類似する形状に構成される。
クロスフローファン4は、熱交換器3に対応して配置される。例えば、上面から空気を吸い込み、下面から空気を吹き出す室内機1の場合には、図3に示すように、クロスフローファン4は、熱交換器3の下側に配置される。
クロスフローファン4の一方の端面には、モータユニット5が取り付けられている(図1参照)。モータユニット5は、クロスフローファン4を回転させる。モータユニット5は、例えば、アウターロータ型モータにより構成される。
制御ユニット7は、室内機1の側方に配置されている(図1参照)。
この制御ユニット7は、空気調和機の運転制御に係るものであって、例えば、モータユニット5や、空気吹出口に設けられている風向調節羽根8等を制御する。
室内機ケーシング2は、図3に示すように、底フレーム10と、ケーシング20と、ケーシング20に開閉可能に取り付けられる前面パネル40とを備える。
室内機ケーシング2は、エアフィルタ60を湾曲させた状態で保持する。エアフィルタ60は、室内機ケーシング2の上部後方から前面下方にわたる範囲(すなわち、上部開口部31)を覆うように配置される。本実施形態では、2枚のエアフィルタ60を用いてこの範囲を覆っている。
エアフィルタ60は室内機1において次のように配置される。
エアフィルタ60の後部は、ケーシング20の上部と熱交換器3との間に配置され、エアフィルタ60の前部は、前面パネル40と熱交換器3との間に配置される。エアフィルタ60の裏面60bは熱交換器3に面する。
図4に、エアフィルタ60の斜視図を示す。
エアフィルタ60は吸いこまれた空気の埃等を捕集する。エアフィルタ60は、フィルタ枠部61と、このフィルタ枠部61に張られる濾過シート62とを備える。フィルタ枠部61は、矩形の外枠63と、この外枠63を補強する桟64とにより構成されている。桟64は、外枠63における対向する2辺を互いに連結する。
また、エアフィルタ60の前端中央部60c(外枠63の前端中央部)において桟64が延び出す部分には、ケーシング20の第1係合部37(図5(B)参照)に係合する枠係合部66が設けられている。ここで、エアフィルタ60の前端中央部60cとは前端角部60dを除く部分である。
また、エアフィルタ60の前端部(外枠63の前端部)には、エアフィルタ60の反りを抑制するための溝65が設けられている。この溝65は、エアフィルタ60の前端に沿うように形成されている。
図3及び図5を参照して、ケーシング20の構造を説明する。
図5(A)は、ケーシング20の平面図であり、図5(B)は、その正面図であり、図5(C)は、その底面図である。
ケーシング20は、制御ユニット7を収容する第1側部21と、この第1側部21とは反対側に位置する第2側部22と、上板23と、前板24と、下板25と、中央支持部26とを有する。
上板23は、ケーシング20の上部に設けられて、第1側部21と第2側部22とを互いに連結する。前板24は、ケーシング20の前部に設けられて、第1側部21と第2側部22とを互いに連結する。下板25は、ケーシング20の下部に設けられて、第1側部21と第2側部22とを互いに連結する。中央支持部26は、上板23と前板24とを上下方向に連結し、ケーシング20を補強する。
図5(B)に示すように、ケーシング20には、前面パネル40のアーム42(図11参照)の先端部が取り付けられるアーム取付部27と、前面パネル40の係合爪43と係合するパネル係合部28とが設けられている。
アーム取付部27は、第1側部21の上部、及び第2側部22の上部に設けられている。パネル係合部28は、第1側部21の下部、第2側部22の下部、及び前板24の中央部に設けられている。
また、図3に示すように、ケーシング20は、クロスフローファン4等が取り付けられた底フレーム10を収容する入口としての底開口部30と、ケーシング20の上面から前面にかけて設けられている上部開口部31と、下面に設けられている下部開口部39とを有する。
下部開口部39は、前板24と下板25との間の空間を囲む部分であり、空気吹出口として機能する。下部開口部39には、吹き出される空気の風向きを変える風向調節羽根8が取り付けられている。
上部開口部31は、前板24と上板23との間の空間を囲む部分であり、空気を熱交換器3に導く流通口として機能する。上部開口部31は、ケーシング20の上部後方から前面下方にかけて湾曲する。
上部開口部31は、上部を占める露出部32と、下部を占める被覆部33とに区画されている。露出部32は、前面パネル40で覆われず、外部に露出する。被覆部33は、前面パネル40で覆われる。
上部開口部31の露出部32には桟32aが設けられている。この桟32aは、ケーシング20においてエアフィルタ60が配置される部分よりも上側に位置するように設けられている。
上部開口部31の被覆部33には桟33aが設けられている。この桟33aは、ケーシング20においてエアフィルタ60が配置される部分の内側(室内機1の内方側)に位置するように設けられている。
図5(B)に示すように、上部開口部31の全体(露出部32及び被覆部33を含む。)は、中央支持部26によって、左右の2つの領域に区分されている。
両開口部(以下、左側の開口部を「第1開口部34」、右側の開口部を「第2開口部35」という。)それぞれはエアフィルタ60で個別に覆われる。第1開口部34と第2開口部35とは同じ構造を有するため、以下、第1開口部34について説明する。
図5(B)に示すように、第1開口部34の側縁34bには、エアフィルタ60の両側を支持する支持部36が設けられている。支持部36は、エアフィルタ60の裏面60bに当接して、エアフィルタ60を支持する。
第1開口部34の前縁中央部34c(ここで、前縁中央部34cとは、前縁角部34d,34eの間の部分を示す。)には、エアフィルタ60の前端中央部60cと係合する第1係合部37が設けられている。第1係合部37は、第1開口部34の前縁中央部34cに少なくとも1つ設けられている。図5(B)に示す例では、前縁中央部34cに2つの第1係合部37が設けられている。
また、第1開口部34の前縁34aにおける少なくとも一方の前縁角部34d,34eには、エアフィルタ60の前端角部60dと係合する第2係合部38が設けられている。
なお、図5(B)に示す例では、第1開口部34の外側の前縁角部34dに第2係合部38が設けられている。第1開口部34の内側の前縁角部34eには、中央支持部26を支持するリブ36aが設けられている。このリブ36aは、中央支持部26に設けられた、エアフィルタ60を支持する支持部36の延長部として構成され、かつ第1係合部37の下当接部37b(図6参照)の延長部として構成されている。このリブ36aは、中央支持部26を補強し、かつエアフィルタ60を裏面60bから支持する。
図6に、第1係合部37の斜視図を示す。
第1係合部37は、エアフィルタ60の裏面60bに当接する2個の下当接部37bと、エアフィルタ60の表面60aに当接する上当接部37aとを有する。下当接部37bは、エアフィルタ60を支持する機能を有し、第1開口部34の前縁34aに沿って設けられている。
室内機1の上当接部37aと下当接部37bとの間の距離D(隙間の大きさ)は、エアフィルタ60の厚さに対応する寸法に設定されている。
また、室内機1の左右方向において、上当接部37aは2個の下当接部37bの間に配置されている。すなわち、ケーシング20を正面視して上当接部37aと下当接部37bとは互いに重ならないように配置されている。この構成は、ケーシング20を一体成形する金型構造上の要請によるものである。
このように、第1開口部34の前縁34aには2個の第1係合部37が設けられ、4個の下当接部37bが並列するが、図5(B)に示す例では、このうちの2個の下当接部37bが共通要素として構成されている。このため、2個の第1係合部37は、3個の下当接部37bと2個の上当接部37aとにより構成される。
図7に、第2係合部38の斜視図を示す。
第2係合部38は、エアフィルタ60の前端角部60dの表面(フィルタ枠部61の角部の表面)に当接する凸部として構成されている。具体的には、エアフィルタ60の前端中央部60cが第1係合部37に係合したときに、エアフィルタ60の前端角部60dの表面が位置するところに、第2係合部38が設けられている。この第2係合部38は、エアフィルタ60の前端の両前端角部60dのうちの少なくとも一方に対応して設けられる。例えば、第2係合部38は、第1開口部34の前縁34aにおける外側の前縁角部34dに設けられている。
次に、図8を参照して、従来のケーシングについて、その課題を説明する。
従来のケーシングにおいて、エアフィルタ60の前端中央部60cは第1開口部34の前縁中央部34cに設けられた第1係合部37に係合する。これにより、エアフィルタ60の前端中央部60cと第1開口部34の前縁中央部34cとの間の隙間は所定距離以下に設定されるため、この部分において、エアフィルタ60を通過せずに熱交換器3に直接侵入する空気は殆どなく、直接侵入する空気があったとしてもその量は少ない。
一方、従来のケーシングには、エアフィルタ60の前端角部60dに対応する第2係合部38が設けられていないため、エアフィルタ60の前端角部60dは、第1開口部34との関係上において位置決めされていない。このため、エアフィルタ60の前端角部60dの位置は定まらない。例えば、図8に示すように、エアフィルタ60の前端角部60dが表面60a側に反っている場合は、第1開口部34の前縁角部34dとエアフィルタ60の前端角部60dとの間の隙間が、エアフィルタ60が反っていない場合と比べて、大きくなる。特に、第1開口部34の前縁角部34dを構成する端面(側縁34bまたは端縁34a)とエアフィルタ60の前端角部60dを構成する端面との間に隙間が生じる。このため、エアフィルタ60が反っていない場合に比べて、エアフィルタ60を通過せずにこの隙間から熱交換器3に侵入する空気(図8矢印参照。)が増大するようになる。そうすると、熱交換器3に埃が溜まるようになって、室内機1の能力が低下する。
次に、図9を参照して、実施形態に係る第2係合部38の作用を説明する。
エアフィルタ60の前端中央部60cは第1開口部34の前縁中央部34cに設けられた第1係合部37に係合する。
エアフィルタ60の前端角部60dは第1開口部34の前縁角部34dに設けられた第2係合部38に係合する。この構成によれば、エアフィルタ60の前端角部60dが表面60a側に反る場合であっても、エアフィルタ60の前端角部60dの表面が第2係合部38に押さえられるため、第1開口部34の前縁角部34dとエアフィルタ60の前端角部60dとの間の隙間が大きくなることが抑制される。特に、第1開口部34の前縁角部34dを構成する端面(側縁34bまたは端縁34a)とエアフィルタ60の前端角部60dを構成する端面との間に隙間が大きくなることが抑制される。これによって、エアフィルタ60が反る場合においても、エアフィルタ60を通過せずにこの隙間から熱交換器3に流通する空気が増大することが抑制され、また、室内機1の能力低下も抑制される。
次に、エアフィルタ60の取り付け作業、及び取り付け作業上での課題について説明する。
エアフィルタ60を第1開口部34に装着するときは、まず、エアフィルタ60の後方部を第1開口部34の上部に設けられた桟32aの下側に挿入する。そして、エアフィルタ60を第1開口部34に沿うよう湾曲させて、エアフィルタ60の前端を第1開口部34の前縁34aに当接させて、エアフィルタ60の前端部を第1係合部37及び第2係合部38に係合させる。
ところで、室内機1の設置後、期間の経過によってエアフィルタ60が反るようになったとき、エアフィルタ60の清掃後の取り付け作業において、この反りに起因してエアフィルタ60の前端角部60dの係合が難しいものとなる。また、場合によってはエアフィルタ60の前端角部60dが第2係合部38に入らない状態で使用者に気付かれずに、そのまま放置されてしまうことも想定される。また、室内機1は部屋の壁面上方に配置されることが多く、エアフィルタ60の取り付け作業自体が面倒である。これらのことから、エアフィルタ60の取り付け作業が簡単かつ確実に行われることが望ましい。
図10を参照して、このような課題を解決する変形例に係る第2係合部138の構造を説明する。
第2係合部138は、エアフィルタ60の前端角部60dの表面(フィルタ枠部61の角部の表面)に当接する凸部139と、凸部139よりも上側に配置され、上方かつ前方斜めに延びるガイド部140とを有する。ガイド部140は、エアフィルタ60の前端角部60dを凸部139の内側に導く。
例えば、エアフィルタ60の前端角部60dが表面60a側に反っているとき、エアフィルタ60の前端角部60dの表面60a側がガイド部140の下面に当接する。このため、エアフィルタ60の取り付けの際、エアフィルタ60の前端を第1開口部34の前縁34a側に移動させると、エアフィルタ60の前端角部60dがガイド部140に沿って移動し、凸部139に入るようになる。このように、この第2係合部138の構成によれば、エアフィルタ60の取り付け作業が簡単かつ確実なものとなる。
次に、図11を参照して、前面パネル40の構造を説明する。
前面パネル40について、図11(A)は正面図を、図11(B)は平面図を、図11(C)は背面図を、図11(D)は側面図を示す。
前面パネル40は、パネル本体41と、ケーシング20への取り付け部としてのアーム42とを備える。
前面パネル40は、アーム42を介してケーシング20に回転自在に取り付けられる。アーム42は、パネル本体41の裏面上部の2箇所に設けられている。
また、前面パネル40の裏面40bには、パネル本体41をケーシング20に係合させるための係合爪43が設けられている。係合爪43は、例えば、前面パネル40の裏面40bの両側、裏面下側中央部、及び制御ユニット7が配置される部分40cに対応して設けられている。
前面パネル40においてエアフィルタ60に対応する部分40d(すなわち熱交換器3に対応する部分)は、平坦構造に構成されている。ここで、平坦構造とは、係合爪43等の突起が設けられていないことを示し、曲面構造や複数の平面で構成される構造は平坦な構造に含まれる。
平坦構造は、前面パネル40においてエアフィルタ60に対応する部分40d(すなわち、前面パネル40のほとんどの部分)の外観を向上させる。
前面パネル40のように肉薄の板状構造体の裏面40bに大きい突起を設けると、突起の反対側の面(前面パネル40の表面40b)に樹脂ひけによる凹みが形成されることがある。前面パネル40の表面40a側は室内空間デザインの一部を構成するものであり、樹脂ひけ等のわずかな凹みであっても、目立つものとなる。このような事情から、前面パネル40における目につきやすい部分(エアフィルタ60に対応する部分40d)は、平坦に構成される。
以下、本実施形態に係る室内機1の効果を説明する。
(1)室内機ケーシング2は、熱交換器3の少なくとも一部に対応して設けられる第1開口部34を有する。第1開口部34はエアフィルタ60で覆われる。この第1開口部34の前縁中央部34cには、エアフィルタ60の前端中央部60cと係合する第1係合部37が設けられる。また、第1開口部34の前縁の少なくとも一方の前縁角部34d,34eには、エアフィルタ60の前端角部60dと係合する第2係合部38が設けられる。
この構成によれば、エアフィルタ60の前端角部60dが第2係合部38に係合する。このため、エアフィルタ60が反っている場合でも、エアフィルタ60の前端角部60dが所定位置に配置されるようになるため、エアフィルタ60の前端角部60dと第1開口部34との間の隙間が過大になることが抑制される。
(2)上記構成の室内機1において、第2係合部38は、第1開口部34の前縁34aから突出し、エアフィルタ60の前端角部60dの表面を押さえる凸部を有することが好ましい。
この構成によれば、エアフィルタ60の前端角部60dが表面60a側から第2係合部38で押さえられる。すなわち、エアフィルタ60の前端角部60dが表面60a側に反っている場合に、前端角部60dが室内機ケーシング2の内方に向けて押さえられる。このため、エアフィルタ60の前端角部60dと室内機ケーシング2の第1開口部34の前縁角部34dとの間の隙間が小さくなる。
(3)上記構成の室内機1において、図10に示すように、第2係合部138は、凸部139と、この凸部139よりも上側に配置され、上方かつ前方斜めに延びるガイド部140とを有することが好ましい。
室内機ケーシング2の第1開口部34に対してエアフィルタ60の前端角部60dが大きく浮き上がるときは、凸部として構成される第2係合部38にエアフィルタ60の前端角部60dを係合させることが難しくなる。
この点、上記構成では、エアフィルタ60の前端角部60dを押さえる凸部139に対し、この凸部139の上側にガイド部140を配置する。そして、このガイド部140を上方かつ前方斜めに延ばしている。このため、エアフィルタ60の前端角部60dが第1開口部34に対して浮き上がる場合でも、前端角部60dの表面60a側がこのガイド部140に接触する。そして、エアフィルタ60の下方に移動させると、前端角部60dがガイド部140に沿って移動してこの第2係合部138に係合するようになる。すなわち、上記構成によれば、エアフィルタ60の前端角部60dを第2係合部138に適切かつ簡単に係合させることができる。
(4)上記構成の室内機1において、室内機ケーシング2は、エアフィルタ60に対応する部分が平坦に構成された前面パネル40を有することが好ましい。
エアフィルタ60の前端角部60dの浮き上がりを押さえる手段として、前面パネル40に突出部を設けて、前面パネル40を閉じたときにこの突出部がエアフィルタ60の前端角部60dを押すように構成することが考えられる。しかし、このような構成の場合、前面パネル40において、突出部の部分が他の部分に比べて肉厚になるため、前面パネル40の表面40aにおいて突出部に対応するところに樹脂ひけが生じるおそれがある。樹脂ひけは、前面パネル40の表面40aに現れるため、前面パネル40の外観が損なわれる。
そこで、上記に示したように室内機ケーシング2の第1開口部34にエアフィルタ60の前端角部60dと係合する第2係合部38を設ける一方、前面パネル40には突出部を設けず、かつ前面パネル40をエアフィルタ60に対応する部分を平坦な構造とする。これによって、エアフィルタ60の前端角部60dの浮き上がりを押さえ、かつ前面パネル40の外観を良好なものとする。
(他の実施形態)
なお、実施態様は上記に示した態様に限られるものではなく、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。
・エアフィルタ60の前端角部60dと係合する第2係合部38の構造は、上記に示す構造に限定されない。上記実施形態では、図7に示すように、第2係合部38は、第1開口部34の前縁34a(前板24の端面)から突出するように設けられているが、このような構成に代えて、第2係合部38を第1開口部34の側縁(第2側部22の端面)から突出するように設けてもよい。
・エアフィルタ60の前端角部60dと係合する第2係合部38の変形例(図10参照。)として、ガイド部140を有するものを示したが、このガイド部140の構成は上記に示した構造に限定されない。図10に示す変形例に係る第2係合部138では、ガイド部140は、凸部139から延長するように設けられているが、凸部139から離してガイド部140を設けてもよい。
・なお、実施形態に係る第1係合部37、第2係合部38、及び変形例の第2係合部138は、成形上においてケーシング20と一体に設けることが好ましい。凸部139やガイド部140を別部材として構成すると工数が増えるためである。
[付記]
実施形態及び他の実施形態には、上記に示した技術思想のほか、以下に示す技術思想が含まれる。
[付記1]
熱交換器3と、この熱交換器3に対応して配置されるクロスフローファン4と、前記熱交換器3の風上側に配置されるエアフィルタ60と、前記クロスフローファン4、前記熱交換器3及び前記エアフィルタ60を収容する室内機ケーシング2とを備え、前記室内機ケーシング2は、前記熱交換器3に対応して設けられる上部開口部31を有し、上下方向にわたる中央支持部26によって前記上部開口部31が左右に並列される第1開口部34と第2開口部35とに区画され、第1及び第2開口部34,35それぞれが前記エアフィルタ60で覆われるものであり、前記前記第1及び第2開口部34,35の前縁中央部には、前記エアフィルタ60の前端中央部60cと係合する第1係合部37が設けられ、前記第1及び第2開口部34,35の前縁の外側の前縁角部に、前記エアフィルタ60の前端角部60dと係合する第2係合部38が設けられ、前記第1開口部34の前縁と前記中央支持部26とにより構成される角部及び前記第2開口部35の前縁と前記中央支持部26とにより構成される角部には前記中央支持部26を補強しかつエアフィルタ60を支持するリブ36aが設けられている空気調和機の室内機1。
この構成は、図5(B)に示される構造を含むものである。
すなわち、第1開口部34において、前縁34aの外側の前縁角部34dには、前記エアフィルタ60の前端角部60dと係合する第2係合部38が設けられている。第1開口部34において、前縁34aの内側の前縁角部34e、すなわち第1開口部34の前縁34aと中央支持部26とにより構成される角部には、リブ36aが設けられている。このリブ36aは、中央支持部26を補強しかつエアフィルタ60を支持する。第2開口部35の構造は、第1開口部34と同様である。
このような構成によれば、次の効果を奏する。
上記に示した実施形態とは異なり、第1開口部34の前縁角部34d,34eそれぞれに、第2係合部38を設けることも可能である。この場合は、エアフィルタ60の両側が反っている場合でも、エアフィルタ60の前端角部60dが所定位置に配置されるようになるため、エアフィルタ60の前端角部60dと第1開口部34との間の隙間が過大になることが抑制される。一方、このような構成によれば、ケーシング20の骨組みである中央支持部26の強度が低下するおそれがある。そこで、上記構成のように、前縁34aの内側の前縁角部34e、すなわち第1開口部34の前縁34aと中央支持部26とにより構成される前縁角部34eにリブ36aを設ける。これによって、中央支持部26の根本部分の強度を補強することができる。
1…室内機、2…室内機ケーシング、3…熱交換器、4…クロスフローファン、5…モータユニット、7…制御ユニット、8…風向調節羽根、10…底フレーム、20…ケーシング、21…第1側部、22…第2側部、23…上板、24…前板、25…下板、26…中央支持部、27…アーム取付部、28…パネル係合部、30…底開口部、31…上部開口部、32…露出部、32a…桟、33…被覆部、33a…桟、34…第1開口部、34a…前縁、34b…側縁、34c…前縁中央部、34d…前縁角部、34e…前縁角部、35…第2開口部、36…支持部、36a…リブ、37…第1係合部、37a…上当接部、37b…下当接部、38…第2係合部、39…下部開口部、40…前面パネル、40a…表面、40b…裏面、40c…部分、40d…部分、41…パネル本体、42…アーム、43…係合爪、60…エアフィルタ、60a…表面、60b…裏面、60c…前端中央部、60d…前端角部、61…フィルタ枠部、62…濾過シート、63…外枠、64…桟、65…溝、66…枠係合部、138…第2係合部、139…凸部、140…ガイド部。

Claims (4)

  1. 熱交換器(3)と、この熱交換器(3)に対応して配置されるクロスフローファン(4)と、前記熱交換器(3)の風上側に配置されるエアフィルタ(60)と、前記クロスフローファン(4)、前記熱交換器(3)及び前記エアフィルタ(60)を収容する室内機ケーシング(2)とを備え、
    前記室内機ケーシング(2)は、前記熱交換器(3)の少なくとも一部に対応して設けられて前記エアフィルタ(60)で覆われる開口部(34)を有し、
    前記開口部(34)の前縁中央部(34c)には、前記エアフィルタ(60)の前端中央部(60c)と係合する第1係合部(37)が設けられ、前記第1係合部(37)は、前記エアフィルタ(60)の前端中央部(60c)の表面に当接する上当接部(37a)と、前記エアフィルタ(60)の前端中央部(60c)の裏面に当接する2個の下当接部(37b)とを備え、前記上当接部(37a)は、前記2個の下当接部(37b)との間に配置されて、正面視において前記上当接部(37a)及び前記2個の下当接部(37b)は重ならないように前記開口部(34)の前縁(34a)に沿って配置され、
    前記開口部(34)の前縁(34a)の少なくとも一方の前縁角部(34d)には、前記エアフィルタ(60)の前端角部(60d)と係合する第2係合部(38)が設けられている
    空気調和機の室内機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機の室内機(1)において、
    前記第2係合部(38)は、前記開口部(34)の前縁(34a)から突出し前記エアフィルタ(60)の前端角部(60d)の表面を押さえる凸部を有する
    空気調和機の室内機。
  3. 請求項2に記載の空気調和機の室内機(1)において、
    前記第2係合部(138)は、前記凸部(139)と、前記凸部(139)よりも上側に配置され、上方かつ前方斜めに延びるガイド部(140)とを有する
    空気調和機の室内機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機(1)において、
    前記室内機ケーシング(2)は、前記エアフィルタ(60)に対応する部分が平坦に構成された前面パネル(40)を有する
    空気調和機の室内機。
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