JP5953814B2 - 一体型空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、一体型空気調和機の前面パネルと吸込グリルに係わるものである。
従来例1の一体型空気調和機は、例えば図8に示すように、本体100内のベース101上を、仕切板102により室外側熱交換器室110と室内側熱交換器室120とに区画する。
室外側熱交換器室110には、室外側熱交換器111、圧縮機112およびプロペラファン113と、同プロペラファン113と後述するシロッコファン123を駆動するファンモータ114を配設する。
室内側熱交換器室120には、前面の一側に臨ませた室内側熱交換器121と、室内側熱交換器121に対向させたシロッコファン123と、シロッコファン123を収納し、吸い込まれた空気を本体100前面の他側の室内側吹出口124に導く導風路125とを配設した内部ユニット103を、外胴104内に出し入れ自在に収容する。
同外胴104の前面には室内側吸込口122を備えた前面パネル130を被着し、前面パネル130の裏面にフィルタ131を設ける。
これにより、室内側吸込口122から吸い込まれた空気がフィルタ131で塵埃を除去されて室内側熱交換器121で冷媒と熱交換され、シロッコファン123によって導風路125を流通したのち、室内吹出口124に備えた風向板126により風向を偏向されて室内吹出口124から被空調室に吹き出される。(例えば、特許文献1参照)
また、図9に示す一体型空気調和機の他の従来例2において、内部ユニットの構成は従来例1の内部ユニット103と略同じ構成であるが、前面パネル200は額縁形状であり、枠部の内側で一段落ち込んだ中に吸込グリル210と吹出口220を備える。吹出口220内には縦に並列した風向板221を備える。吸込グリル210は前面パネル200が一段落ち込んだ中に周囲に隙間211を設けて着脱自在に取り付けられる。吸込グリル210を取り外す際には隙間211に指を挿入して吸込グリル210を手前に引き出す。
しかし、吸込グリル210は、前面パネルと面一のため、図示しないが内部ユニットのファンとも近接することになる。そのため、吸込グリル210を通過する風は速度が速くなり、風切音のような騒音が発生しやすい。また前面パネル200と吸込グリル210の間の隙間211の高さを指が十分に挿入できるほど余裕を持たせると、その分吸込グリル210の高さが短くなり吸込量が減るため余裕を持たせることが出来ず、隙間211が細くなり指が掛けづらく、また前面に隙間211を設けると埃が溜まりやすく美観を損ねる。
さらに、左右方向に風を吹き出す際に風向板221を偏向させるが、風向板221自体の奥行き幅が狭いため、風が偏向しづらい上に、吸込グリル210寄りに配置された風向板221aと送風路壁面222が近接することで、送風路壁面222を流れる前方へ吹き出された風が、風向板221aにより左右方向に偏向しようとする風の障害となる。(例えば、特許文献2参照)
特開平8−158513号公報 登録意匠第874945類似3号公報
本発明の課題は、上記問題点に鑑み、前面パネルから吸込グリルが取り外し易くなり、また、吸込グリルを通過する風の騒音が抑えられ、さらに、左右方向に風が効率よく届くことができる一体型空気調和機を提供することを目的とする。
外胴内に収容された内部ユニットの室内側熱交換室の一側に室内側熱交換器を備え、他側に室内側吹出口を備え、同外胴の前面に前記室内側熱交換器に対応する吸込口用開口部を、前記吹出口に対応する吹出口用開口部をそれぞれ備えた前面パネルを被着し、同前面パネルの前記吸込口用開口部にフィルタを装着し、同フィルタの前面に上端および下端が係止されて着脱自在に取り付けられる吸込グリルを備えた一体型空気調和機において、前記吸込グリルは、同吸込グリルに指が掛けられる所定の奥行き寸法だけ前面パネルよりも前方に突出して上面および底面が平面となる突出部を形成し、同突出部は前記前面パネルと前記吸込グリルが面一である左端から徐々に前記前面パネルよりも高くなり中央部で一番高くなることを最も主な特徴とする。
前記突出部の前記上面およびまたは前記底面には指掛け用ガイドの凹部を備えることも特徴とする。
本発明の効果は、前面パネルから吸込グリルが取り外し易くなり、また、吸込グリルを通過する風の騒音が抑えられ、さらに、左右方向に風が効率よく届くことができる一体型空気調和機を提供できる。
本発明による一体型空気調和機の外観斜視図である。 (図1)のA−A断面図である。 本発明による一体型空気調和機の前面パネルの分解斜視図である。 本発明による一体型空気調和機の吸込グリルを取り外す状態を示す図である。 本発明による一体型空気調和機の要部底面図である。 (図1)の要部B−B断面図である。 本発明による一体型空気調和機の吹出口の要部断面図である。 従来例1による一体型空気調和機の断面図である。 従来例2による一体型空気調和機の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
本発明による一体型空気調和機1は、図1と図2に示すように、前面および後面が開口された箱型筒状の外胴10の中に内部ユニット11を搭載する。内部ユニット11は仕切板12で室外側熱交換室2と室内側熱交換室3に区画されている。外胴10の開口された前面には前面パネル4が着脱自在に取り付けられている。
尚、一体型空気調和機1は、前面パネル4だけを被空調室90に突設させ、外胴10は壁面91内に取り付け、室外側熱交換室2側が屋外92に出るように設置される。
室外側熱交換室2は、室外側熱交換器20と圧縮機21とプロペラファン22と、プロペラファン22と後述するシロッコファン31とを駆動するファンモータ23とを備え、外胴10の天面と側面に設けた室外側吸込口24からプロペラファン22により吸い込まれた空気を室外側熱交換器20で熱交換して外胴10の側面と開口された後面にある室外側吹出口25から吹き出す。
室内側熱交換室3は、室内側熱交換器30と、室内側熱交換器30と仕切板12の間にファンモータ23に軸支されたシロッコファン31と、シロッコファン31を囲み導風路を構成するダクト32と、ダクト32の下部に電装品ユニット33を備える。電装品ユニット33の前面側には操作パネル36があり、操作パネル36には手動操作のためのツマミ36aが配置されている。
室内側熱交換器30の前面が室内側吸込口34となり、ダクト32の前面の開口が縦長で矩形の室内側吹出口35となる。
室内側吹出口35には、ダクト32の両側壁に軸支され手動で上下方向に偏向できる複数の上下風向板37が上下に配置される。また、上下風向板37の前面側で操作パネル36の上にダクト32の開口全体を囲む吹出口枠38が配置される。吹出口枠38には、縦長の短冊形をした左右風向板39が左右平行に複数本配置され、吹出口枠38の上面と下面に軸支されている。
外胴10の前面に取り付けられる前面パネル4は、図3に示すように、額縁状の枠部40と、枠部40を左右方向に仕切る仕切部41と、仕切部41に仕切られた室内側吹出口35に対向する面に吹出用開口部42を設け、室内側吸込口34に対向する面に吸込用開口部43を設ける。
吹出用開口部42は、大きく枠状に開口された中に、前面パネル4の操作パネル36と吹出口枠38を嵌合させる。
吸込用開口部43は、本体側に後述するフィルタ5の押えとなる細い格子状の桟からなるガード部44を備える。吸込用開口部43の上辺には係止用孔45a、46aがそれぞれ2箇所づつ設けられ、吸込用開口部42の下辺にも、係止用孔45b、46bがそれぞれ2箇所づつ設けられる。
前面パネル4の吸込用開口部43にはフィルタ5が装着される。フィルタ5は樹脂による枠50にネット51が溶着され、枠50の上端および下端に係止爪52がそれぞれ2箇所あり、係止爪52を前面パネル4の係止用孔45a、45bに係止することで装着される。
前面パネル4の吸込用開口部42内でフィルタ5の前面には吸込グリル6が着脱自在に取り付けられる。
以上の構成により、室内側熱交換室3では、シロッコファン31により前面パネル4の吸込グリル6を通過しフィルタ5で塵埃を取り除き、室内側吸込口34に吸い込まれた空気は、室外側熱交換器20から送られた冷媒と室内側熱交換器30で熱交換した後、ダクト32に導かれ室内側吹出口35から被空調室90に吹き出される。
吸込グリル6は、上下方向に平行に設けられた桟60と、桟60と桟60の間の吸込部61と周囲を囲む側壁62からなり、上端と下端にそれぞれ2箇所づつ係止爪63を有する。
取り付ける際は、図4に示すように、吸込グリル6の下端を前面パネル4から遠ざけるように傾けて、上端の係止爪63を係止孔46aに差し込んでから、吸込グリル6の下端を下ろし、下端の係止爪63を係止孔46bに係止させる。取り外す際は、吸込グリル6を若干持ち上げて下端の係止爪63を係止孔46bから外し、吸込グリル6の下端を前面パネル4から離して、上端の係止爪63を係止孔46aから外すことで取り外せる。
また、吸込グリル6を取り外さなくても、上端の係止爪63を回動軸として、下端を前方に傾けて出来た隙間からフィルタ5を取り外すこともできる。同様に、下端の係止爪63を回動軸として、上端を前方に傾けて出来た隙間からフィルタ5を取り外すこともできる。
吸込グリル6は、図5と図6に示すように、同吸込グリル6に指が掛けられる所定の奥行き寸法Xだけ前面パネル4よりも前方に突出して上面6aおよび底面6bが平面となる突出部64を形成する。突出部64は前面パネル4と吸込グリル6が面一である左端から徐々に前面パネル4よりも高くなり、中央部で一番高くなる。
これにより、吸込グリル6を着脱する際は、突出部64の上端または下端に指を掛けることが出来るようになり、従来例のように前面側の隙間211に設けた場合と異なり、指が掛け易くなり、容易に取り外しができる。
ただし、上端の突出部64に多少埃が溜まりやすいが、上端のため視認されることはなく美観を損ねることはない。
また、吸込量の多い中央部を突出させたことで、吸込グリル6の桟60がシロッコファン31と従来例よりも距離ができることで、その分だけ吸込グリル6を通過する風の速度が遅くなり、風切音のような騒音が発生しにくくなる。
突出部64の底面6bには指掛け用ガイドの凹部65を備える。この凹部65と、凹部65と吸込グリル6前面側との間にできる縁部66に指を掛けることで、さらに吸込グリル6を手前に引き出し易くなる。また、指掛け用ガイドを凹部状にしたことで、前方からは視認されないため、意匠に影響を与えることは無い。
なお、凹部65は突出部64の底面6bに備えるとしたが、これに限らず、上面6aに設けることも可能である。
前面パネル4の仕切部41は、図7に示すように、吹出口用開口部42から吸込グリル6の突出部64の前面に向けて傾斜面41aを備える。傾斜面41aは、左右風向板39が傾斜面側に向きを変えた時の角度に近い角度を有する。
これにより、左右風向板39を傾斜面側に向けた時は、左右風向板39と傾斜面41aが連続した形状となることから、ダクト32を通り左右風向板39に導かれた風の吹出送風路が延長されることとなり、左右方向にまで風が効率良く届くことになる。
以上の構成により、本発明の実施例は、吸込グリル6の突出部64および突出部64に設けた指掛け用ガイドの凹部65により、前面パネルから吸込グリルが取り外し易くなり、また、吸込グリル6の桟60がシロッコファン31と従来例よりも距離ができることで、その分だけ吸込グリル6を通過する風の速度が遅くなり、風切音のような騒音が抑えられ、さらに、左右方向に風が効率良く届く一体型空気調和機となる。
1 空気調和機
3 室内側熱交換室
31 シロッコファン
32 ダクト
39 左右風向板
4 前面パネル
41 仕切部
41a 傾斜面
42 吹出側開口部
43 吸込側開口部
5 フィルタ
6 吸込グリル
60 桟
61 開口部
64 突出部
65 凹部
X 奥行き寸法

Claims (2)

  1. 外胴内に収容された内部ユニットの室内側熱交換室の一側に室内側熱交換器を備え、他側に室内側吹出口を備え、同外胴の前面に前記室内側熱交換器に対応する吸込口用開口部を、前記吹出口に対応する吹出口用開口部をそれぞれ備えた前面パネルを被着し、同前面パネルの前記吸込口用開口部にフィルタを装着し、同フィルタの前面に上端および下端が係止されて着脱自在に取り付けられる吸込グリルを備えた一体型空気調和機において、
    前記吸込グリルは、同吸込グリルに指が掛けられる所定の奥行き寸法だけ前面パネルよりも前方に突出して上面および底面が平面となる突出部を形成し、同突出部は前記前面パネルと前記吸込グリルが面一である左端から徐々に前記前面パネルよりも高くなり中央部で一番高くなることを特徴とする一体型空気調和機。
  2. 前記突出部の前記上面およびまたは前記底面には指掛け用ガイドの凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の一体型空気調和機。
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