JP5964740B2 - 研磨装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば研磨面に研磨液を供給しながら基板表面を研磨する研磨装置等の液体、特に泡を発生し易い液体(発泡性液体)を使った装置から発生する気液2相流を気体と液体に分離して排出する気液分離装置を備えた研磨装置に関する。
例えば、研磨面に研磨液(スラリ)を供給しながら基板表面を研磨する研磨装置においては、研磨剤及び研磨粉を含有する研磨液と研磨時あるいは洗浄時に供給される窒素等の気体との気液2相流が発生する。この気液2相流は、研磨面の洗浄に使用された洗浄排液と前記窒素等の気体との間も発生し、研磨液や洗浄排液に気体が混入することによっても発生する。
この気液2相流が排気ライン内に流入して排気ラインが液体で詰まったりすることを防止するため、研磨装置にあっては、気液2相流を気体と液体に分離して個別に排出する気液分離装置を備えることが広く行われている。
図1は、この種の従来の気液分離装置の一例を示す縦断正面図である。図1に示すように、気液分離装置は、上方に開口した有底筒状の気液分離槽100と、研磨テーブル(図示せず)等で発生してドレンレシーバ102で回収された気液2相流を気液分離槽100内に導入する気液導入管104とを有している。気液導入管104は、ドレンレシーバ102の底部に接続されて鉛直方向に延びる連結管106の下端に連結されて下方に延び、その下端は気液分離槽100の下部に達している。気液分離槽100の底部には、ドレン管108に連通する液体排出口100aが設けられ、気液分離槽100の側部の気液導入管104の下端より上方位置には、排気管110に連通する排気口100bが設けられている。排気管110は、排気ダンパ(図示せず)に連通している。
これにより、ドレンレシーバ102で回収された気液2相流は、気液導入管104の内部を流れて気液分離槽100の内部に導入される。そして、気液2相流から分離して気液分離槽100の底部に溜まった液体は、液体排出口100aを通してドレン管108から排出され、気液2相流から分離して気液分離槽100の上部に上昇した気体は、排気口100bを通して排気管110内に流入し、排気ダンパから排気される。
気液導入管104の下端面には、気液導入管104内の気液2相流が排気管110に流入するのを緩和するため、排気管110の反対側(排気管110と対面しない側)をテーパ状に切欠いたテーパ部104aが設けられている。
研磨加工により発生する研磨液ミストを効率良く排出するため、研磨液と研磨液ミストをドレンレシーバに同時に取込み、共通の排出管によって気液分離手段に導き、この気液分離手段で排液と排気とに分離して排出するようにした排液・排気処理装置法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、気液分離槽の液体排出部から排出される液体を貯留するハウジングを備え、このハウジングに液体排出口と排気口を設けた気液分離装置(例えば、特許文献2,3参照)や、外部からタンク内に気液混合体を導入する管状ノズルの内部に螺旋板を設置した気液分離装置(例えば、特許文献4参照)が提案されている。
特開平10−123336号公報 特開2008−38712号公報 特開2008−38714号公報 実開昭62−109709号公報
図1に示す気液分離装置にあっては、構造が比較的コンパクトで、研磨装置等の下部に設置するのに好適であるという利点を有している。しかし、気液導入管104の内部を気液2相流が障害物なく自由に落下して下方に流れ、気液導入管104の内部を流れた気液2相流は、気液分離槽100の底面にかなりの衝撃で衝突する。このため、例えば処理される液体中に発泡性の物質が含まれる気液2相流を処理する場合に、液体の発泡性が助長されて、気液分離槽100の底部に溜まった液体に多量の泡が発生する。このように、気液分離槽100の内部に多量の泡が発生すると、この気液分離槽100の内部の泡(液体)が排気管110まで到達し、排気管110の内部を流れて、排気ダンパの下部のフランジ等からの漏水等の問題を引き起こすことがある。
特に、研磨装置にあっては、分散剤など発泡性の添加剤を含む研磨液、つまり泡を発生し易い液体(発泡性液体)が広く使用されており、また研磨後のスプレー洗浄(アトマイザ洗浄)等に伴って多量の処理水や窒素等の気体が使用され、このため、気液分離槽100の内部に多量の泡が発生する傾向が顕著になる。
上記特許文献1〜4に記載の発明は、このような、泡を発生し易い液体(発泡性液体)を含む気液2相流によって気液分離槽の内部に発生する泡に対する対策について何ら考慮されてない。
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、泡を発生し易い液体(発泡性液体)を含む気液2相流を気体と液体に分離することによって、気液分離槽の内部に溜まった液体に泡が発生しても、この泡を効率よく消去できるようにした気液分離装置を備えた研磨装置を提供することを目的とする。
本発明の研磨装置は、表面に研磨面を有する研磨テーブルと、基板を保持して前記研磨テーブルの研磨面に押圧するトップリングと、前記研磨テーブルの研磨面に処理液を供給する処理液供給ノズルと、前記研磨テーブルの周囲に配置され該研磨テーブルから除去される気液2相流を回収するドレンレシーバと、前記ドレンレシーバに回収された気液2相流を気体と液体に分離して排出する気液分離装置を有し、前記気液分離装置は、有底筒状の気液分離槽と、前記気液分離槽の上部から下方に延びて該気液分離槽の内部に達し、前記気液分離槽の内部に発泡性液体を含む気液2相流を導入する筒状の気液導入管と、前記気液分離槽の底部に溜まった液体に向けて純水を噴霧するスプレーノズルと、前記気液分離槽の底部に設けられた液体排出口に連通するドレン管と、前記気液分離槽の側部の前記気液導入管の下端より上方位置に設けられた排気口に連通する排気管とを有する。
これにより、泡を発生し易い液体(発泡性液体)を含む気液2相流を気液分離槽で気体と液体に分離することによって、気液分離槽の底部に溜まった液体に泡が発生しても、この泡を、気液分離槽の底部に溜まった液体に向けてスプレーノズルから噴霧される純水で消去することができる。
本発明の好ましい一態様において、前記スプレーノズルは、円錐ノズルからなり、複数備えられている。
これにより、気液分離槽の底部に溜まった液体に向けて、純水をより均一かつ漏れなく噴霧することができる。
本発明の好ましい一態様において、前記排気管は、気体に含まれるミストを捕獲するミストトラップを入口側に設置した排気ボックスに連通し、該排気ボックスの下流に排気ダンパが設置されている。
これにより、排気管に沿って流れる気体にミストが含まれていても、この気体に含まれているミストを排気ボックスに設置したミストトラップで捕捉して、排気ダンパから排気される気体にミストが含まれないようにすることができる。
本発明の好ましい一態様において、前記ミストトラップは、気体の流れが衝突するように配置されたトラップ板と、前記トラップ板で捕獲され下方に落下して前記排気ボックスの底部に溜まった流体の下流への流れ堰き止める塞板とを有する。
本発明の好ましい一態様において、前記複数のスプレーノズルは、中央スプレーノズルと、前記中央スプレーノズルの側方に位置する一対の側部スプレーノズルである。
本発明の好ましい一態様において、前記中央スプレーノズルは、その噴出口が鉛直下方を向くように鉛直方向に配置され、前記側部スプレーノズルは、その噴出口が鉛直線に対して傾斜した方向を向くように傾斜して配置されている。
本発明によれば、比較的コンパクトな構成で、気液2相流を気体と液体に分離することができる。しかも、泡を発生し易い液体(発泡性液体)を含む気液2相流を気液分離槽で気体と液体に分離することによって、気液分離槽の底部に溜まった液体に泡が発生しても、この泡を、気液分離槽の底部に溜まった液体に向けてスプレーノズルから噴霧される純水で消去することができ、これによって、排気ダンパの下部のフランジ部からの漏水等の問題を回避することができる。
従来の気液分離装置の一例を示す縦断正面図である。 本発明の実施形態の気液分離装置を示す縦断正面図である。 図2に示す気液分離装置に備えられているノズルユニットを示す正面図である。 図3に示すノズルユニットの右側面図である。 図2に示す気液分離装置を備えた研磨装置を示す概要図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態の気液分離装置を示す縦断正面図である。図2に示すように、気液分離装置10は、上方に開口した有底筒状の気液分離槽12と、研磨テーブル50(図5参照)等で発生してドレンレシーバ14で回収された気液2相流を気液分離槽12内に導入する気液導入管16とを有している。気液導入管16は、ドレンレシーバ14の底部に接続されて鉛直方向に延びる連結管18の下部に連結されて下方に延び、その下端は、気液分離槽12の下部に達している。気液分離槽12の底部には、ドレン管20に連通する液体排出口12aが設けられ、気液分離槽12の側部の気液導入管16の下端より上方位置には、排気管22に連通する排気口12bが設けられている。
気液導入管16の下端面には、気液導入管16内の気液2相流が排気管22に流入するのを緩和するため、排気管22の反対側(排気管22と対面しない側)をテーパ状に切欠いたテーパ部16aが設けられている。
気液分離槽12の内部には、排気管22側の気液分離槽12の内周面と気液導入管16の外周面との間に位置して、ノズルユニット24が配置されている。このノズルユニット24は、支持ブロック26を介して、排気管22の内周面に固定したブラケット28に固定されている。支持ブロック26は、コネクタ30(図4参照)を介して、気液分離槽12から排気管22の内部を延びる純水供給管32に接続され、この純水供給管32は、外部を延びる図示しない純水供給ラインに接続されている。
ノズルユニット24の支持ブロック26には、図3及び図4に詳細に示すように、中央に位置する中央スプレーノズル34と、この中央スプレーノズル34の側方に位置する一対の側部スプレーノズル36が支持されている。支持ブロック26の内部には、純水供給管32からから供給された純水を各スプレーノズル34,36に供給する純水流路が形成されている。
中央スプレーノズル34は、例えば60°の拡がりをもって純水を円錐状に噴霧する円錐ノズルから構成され、噴出口が鉛直下方を向くように鉛直方向に配置されている。側部スプレーノズル36も同様に、例えば60°の拡がりをもって純水を円錐状に噴霧する円錐ノズルから構成され、噴出口が鉛直線に対して角度θだけ傾斜した方向を向くように傾斜して配置されている。この傾斜角度θは、例えば20°(θ=20°)である。
これにより、純水供給管32から、支持ブロック26の内部の純水流路を通して、各スプレーノズル34,36に純水が供給され、この各スプレーノズル34,36に供給された純水は、各スプレーノズル34,36の噴出口から気液分離槽12の底部に溜まった液体に向けて噴霧される。特に、各スプレーノズル34,36として円錐ノズルを使用し、円錐ノズルからなる複数のスプレーノズル34,36からより広範囲に純水が噴霧されるようにして、気液分離槽12の底部に溜まった液体に向けて、純水をより均一かつ漏れなく噴霧することができる。
このように、各スプレーノズル34,36の噴出口から気液分離槽12の底部に溜まった液体に向けて純水を噴霧することで、泡を発生し易い液体(発泡性液体)を含む気液2相流を気液分離槽12で気体と液体に分離することによって、気液分離槽12の底部に溜まった液体に泡が発生しても、この泡を、スプレーノズル34,36から噴霧される純水で消去することができる。
排気管22は、この内部の気体の流れを鉛直方向から水平方向に直角に変更する排気ボックス40に接続され、この排気ボックス40の下流側に排気ダンパ(図示せず)が設置されている。これによって、排気管22に沿って流れる気体は、排気ボックス40の内部に流入して、その流れを鉛直方向から水平方向に直角に変更した後、排気ダンパに向けて流れるように構成されている。
排気ボックス40の入口側には、排気管22に沿って流れる気体に含まれるミストを捕獲するミストトラップ44が備えられている。このミストトラップ44は、排気ボックス40の天井に上端を固定されて下方に垂下し、排気ボックス40内に流入する気体が衝突するように配置されたトラップ板46と、排気ボックス40の底板に下端を固定されて上方に延出し、排気ボックス40の内部に溜まった液体の下流への流れを堰き止める塞板48とを有している。トラップ板46は、例えば鋼板や網板で構成されている。
これにより、排気ボックス40の内部に流入した気体は、その流れを鉛直方向から水平方向に直角に変更する過程でトラップ板46に衝突し、これによって、気体に含まれるミストは、トラップ板46で捕捉されて下方に落下する。そして、トラップ板46で捕捉されて下方に落下した液体は、塞板48によって下流の流れを堰き止められて、排気ボックス40の底部に設けた塞板48の上流側に溜まるように構成されている。
このように、排気管22に沿って流れる気体を排気ボックス40に流入させ、この排気ボックス40内に設置したミストトラップ44で、気体に含まれているミストを除去した後、排気ダンパに向けて流下させることで、排気ダンパから排気される気体にミストが含まれないようにすることができる。
この気液分離装置10によれば、ドレンレシーバ14で回収された気液2相流は、連結管18から気液導入管16の内部を流れて気液分離槽12の内部に導入される。そして、気液2相流から分離して気液分離槽12の底部に溜まった液体は、液体排出口12aを通してドレン管20から排出され、気液2相流から分離して気液分離槽12の上部に上昇した気体は、排気口12bを通して排気管22に導かれる。
この時、各スプレーノズル34,36の噴出口から気液分離槽12の底部に溜まった液体に向けて純水を噴霧することで、気液分離槽12の底部に溜まった液体に泡が発生しても、この泡は、スプレーノズル34,36から噴霧される純水で消去される。また、排気管22に沿って流れる気体は、排気ボックス40内に流入し、この排気ボックス40内に設置したミストトラップ44で、内部に含まれているミストが除去され、これによって、ミストが含まれていない気体が排気ダンパから排気される。
図5は、図2に示す気液分離装置10を備えた研磨装置の概要を示す。この研磨装置は、表面に研磨面50aを有する回転自在な研磨テーブル50と、半導体ウエハ等の基板Wを保持して研磨テーブル50の研磨面50aに押圧する回転自在なトップリング52と、研磨テーブル50に研磨液やドレッシング液(例えば、水)等の処理液を供給する処理液供給ノズル54と、研磨テーブル50の研磨面50aのドレッシングを行うドレッサ(図示せず)と、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素)の混合流体を霧状にして、1または複数のノズルから研磨テーブル50の研磨面50aに噴射するアトマイザ56とを備えている。
そして、研磨テーブル50の周囲を囲繞する位置に、研磨テーブル50で発生する気液2相流を回収するリング状のドレンレシーバ14が配置されて研磨装置に固定され、このドレンレシーバ14の底部に気液分離装置10の連結管18が取付けられている。
この研磨装置によれば、回転中の研磨テーブル50の研磨面50aに処理液供給ノズル54から研磨液を供給しながら、トップリング52で保持して回転させた基板Wを研磨面に押圧して基板Wの研磨を行う。この研磨時に、研磨液と該研磨液中に混入する大気との気液2相流が発生し、この気液2相流は、研磨テーブル50から排出されてドレンレシーバ14で回収される。そして、ドレンレシーバ14で回収された気液2相流は、気液分離装置10内に流入して、気液分離装置10で気体と液体に分離され、分離された液体はドレン管20から外部に排出され、気体は排気管22を通じて排気ダンパから外部に排気される。
この時、たとえ分散剤など発泡性の添加剤が研磨液に含まれているため、分離されて気液分離槽12の底部に溜まった液体に泡が発生していても、この泡は、スプレーノズル34,36から噴射される純水で消去される。また、分離されて排気管18内に流入する気体にミストが含まれていても、このミストは、排気ボックス40内のミストトラップ44で除去される。
また、研磨テーブル50の研磨面50a上に堆積し、目詰まりさせた研磨屑や研磨粒子を洗い流すため、アトマイザ56の1または複数のノズルから、研磨テーブル50の研磨面50aに向けて、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素)の混合流体を霧状にして噴射するアトマイザ洗浄が行われる。このアトマイザ洗浄を行う時にも、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素)との気液2相流が発生し、この気液2相流は、研磨テーブル50から排出されてドレンレシーバ14で回収される。そして、ドレンレシーバ14で回収された気液2相流は、気液分離装置10内に流入し、気液分離装置10で気体と液体に分離されて、液体はドレン管20から、気体は排気管22を通して外部に排出される。
この時にあっても、分離されて気液分離槽12の底部に溜まった液体に発生する泡は、スプレーノズル34,36から噴射される純水で消去され、分離されて排気管18内に流入する気体に含まれているミストは、排気ボックス40内のミストトラップ44で除去される。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 気液分離装置
12 気液分離槽
12a 液体排出口
12b 排気口
14 ドレンレシーバ
16 気液導入管
18 連結管
20 ドレン管
22 排気管
24 ノズルユニット
26 支持ブロック
32 純水供給管
34,36 スプレーノズル
40 排気ボックス
44 ミストトラップ
46 トラップ板
48 塞板
50 研磨テーブル
50a 研磨面
52 トップリング
54 処理液供給ノズル
56 アトマイザ

Claims (6)

  1. 表面に研磨面を有する研磨テーブルと、
    基板を保持して前記研磨テーブルの研磨面に押圧するトップリングと、
    前記研磨テーブルの研磨面に処理液を供給する処理液供給ノズルと、
    前記研磨テーブルの周囲に配置され該研磨テーブルから除去される気液2相流を回収するドレンレシーバと、
    前記ドレンレシーバに回収された気液2相流を気体と液体に分離して排出する気液分離装置を有し、
    前記気液分離装置は、
    有底筒状の気液分離槽と、
    前記気液分離槽の上部から下方に延びて該気液分離槽の内部に達し、前記気液分離槽の内部に発泡性液体を含む気液2相流を導入する筒状の気液導入管と、
    前記気液分離槽の底部に溜まった液体に向けて純水を噴霧するスプレーノズルと、
    前記気液分離槽の底部に設けられた液体排出口に連通するドレン管と、
    前記気液分離槽の側部の前記気液導入管の下端より上方位置に設けられた排気口に連通する排気管とを有することを特徴とする研磨装置
  2. 前記スプレーノズルは、円錐ノズルからなり、複数備えられていることを特徴とする請求項1に記載の研磨装置
  3. 前記排気管は、気体に含まれるミストを捕獲するミストトラップを入口側に設置した排気ボックスに連通し、該排気ボックスの下流に排気ダンパを設置したことを特徴とする請求項1または2に記載の研磨装置
  4. 前記ミストトラップは、気体の流れが衝突するように配置されたトラップ板と、前記トラップ板で捕獲され下方に落下して前記排気ボックスの底部に溜まった流体の下流への流れ堰き止める塞板とを有することを特徴とする請求項3に記載の研磨装置
  5. 前記複数のスプレーノズルは、中央スプレーノズルと、前記中央スプレーノズルの側方に位置する一対の側部スプレーノズルであることを特徴とする請求項2に記載の研磨装置。
  6. 前記中央スプレーノズルは、その噴出口が鉛直下方を向くように鉛直方向に配置され、
    前記側部スプレーノズルは、その噴出口が鉛直線に対して傾斜した方向を向くように傾斜して配置されていることを特徴とする請求項5に記載の研磨装置。
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