JP5962987B2 - 同期システムとそれを備えた受信装置、同装置を備えた通信システム、及び同期方法 - Google Patents
同期システムとそれを備えた受信装置、同装置を備えた通信システム、及び同期方法 Download PDFInfo
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Description
(第1の変形例)
図7は、第1の変形例の同期確立回路の構成を示す。その同期確立回路35を構成する算出回路35dは、全サンプリングタイミング選択回路(以下、選択回路という)35iを有し、選択回路35iは、サンプリングタイミング(0)〜(3)(図3参照)のうち、全てのサンプリングタイミングのサンプル値を選択する。
図9は、第2の変形例の同期確立回路の構成を示す。その同期確立回路35は、サンプリングタイミング(0)〜(3)(図3参照)にそれぞれ対応付けられた4つのタイミング別相関値算出回路(以下、算出回路という)35jを有する。算出回路35jは、互いに並列に配置されており、各算出回路35jは、抽出回路35b、記憶回路35c及び算出回路35dにより構成される。抽出回路35bは、サンプリングタイミング(0)〜(3)のうち、算出回路35jに対応付けられたサンプリングタイミングのサンプル値列だけを抽出する。算出回路35jは、その抽出されたサンプル値列と、ユニークワード22の理想値列との相関値を算出する。この理想値列は、記憶回路35cに記憶されたユニークワード22に所定の信号処理を施して得られるビット列である。記憶回路35cは、図示のように、各算出回路35jにそれぞれ設けられていてもよいし、1つの記憶回路35cをそれらの算出回路35jで共用されていてもよい。
図11は、第3の変形例の受信装置の構成を示す。その受信装置3の同期確立回路35は、図9に示された上記第2の変形例の構成に、相関値抽出回路35kと、最大相関値抽出回路35lとを追加した回路である。相関値抽出回路35k(相関値抽出部)は、算出回路35jにより算出されたサンプリングタイミング(0)〜(3)(図3参照)の相関値の中から、比較回路35fにより相関閾値以上と判定された相関値を抽出する。最大相関値抽出回路35l(最大相関値抽出部)は、相関値抽出回路35kにより抽出された相関値の中から最大相関値を抽出する。この抽出処理においては、相関値が相関閾値以上と判定されたときから所定の期間内で最大の相関値が抽出される。
図13は、第4の変形例の同期システムの構成を示す。その同期システム32は、当該システムに入力される入力信号を正規化する正規化回路37(正規化部)をさらに備える。正規化回路37は、いわゆるノーマライザであり、フィルタ回路34と同期確立回路35との間に挿入されているが、その他の箇所に設けられていてもよい。正規化回路37は、上記入力信号、詳しくは、同期システム32にRF信号として入力されフィルタ回路34を通過したベースバンド信号の受信レベルを調整して正規化し、同期確立回路35に送出する。つまり、正規化回路37は、同期確立回路35の入力信号のレベルを一定化し、安定化させる。
図15は、第5の変形例の同期確立回路の構成を示す。その同期確立回路35は、図11に示された上記第3の変形例の構成に、同期確立回路35(同期システムを構成)に入力される入力信号の移動平均値を算出する平均値算出回路35m(平均値算出部)を追加したものである。本変形例の閾値設定回路35eは、その算出された移動平均値を基に、相関閾値を設定する。本変形例の同期確立回路35においては、平均値算出回路35m、閾値設定回路35e及び比較回路35fが4つの算出回路35jの各々に設けられている。4つの平均値算出回路35mは、同じ入力信号について移動平均値を算出し、算出結果は同じになる。4つの閾値設定回路35eも互いに、同じ算出移動平均値を基に同じアルゴリズムで相関閾値を求める。
図17は、第6の変形例に係る通信システムの構成を示す。その通信システム1の同期確立回路35は、図11に示された上記第3の変形例の構成に、第1カウンタ35nを追加したものである。
第7の変形例に係る通信システムは、上記第6の変形例が持つ課題を解決するように構成されている。まず、その課題について図21を参照して説明する。図21は、上記第6の変形例の同期システムにおいて、正規のタイミングからずれてしまった同期検出禁止期間及び同期検出許可期間を示す。そのずれは、同図に示すように、例えば電源投入後の最初のユニークワード22で同期を確立しそこない、次のユニークワード22の受信前にデータや雑音によって同期が誤って確立された場合等に生じ得る。上記第6の変形例では、正規のタイミングで同期が確立されるか確立されないかに係らず、電源投入後の最初のユニークワード22での同期確立をトリガとして、同期検出禁止期間と同期検出許可期間とが一定周期で繰り返される。従って、上記のように最初に正規のタイミングで同期が確立されないと、誤ったタイミングで同期検出禁止期間と同期検出許可期間とが繰り返される。そして、例えば、同期検出禁止期間中にユニークワード22が受信されて同期検出許可期間中に通信データ23を受信することになり、いつまでも同期を確立できない。
図25は、第8の変形例に係る通信システムの構成を示す。その通信システム1の同期確立回路35は、図1に示された上記実施形態の構成に、タイミング設定回路(以下、設定回路という)35p(タイミング設定部)を追加した構成を有する。その設定回路35pは、本変形例の送信装置2から送信される信号に関係して動作する。
第9の変形例の通信システムは、図26に示される上記第8の変形例と同じ構成部材を有しており、本変形例の通信システムの構成については図26を流用して説明する。
2 送信装置
23 フレーム
3 受信装置
31 受信回路(受信部、ダウンコンバート部)
32 同期システム(同期部)
33 ADコンバータ回路(オーバサンプリング部)
35 同期確立回路(同期確立部)
35a 検波回路(検波部)
35k 相関値抽出回路(相関値抽出部)
35l 最大相関値抽出回路(最大相関値抽出部)
35m 平均値算出回路(平均値算出部)
35n 第1カウンタ
35o 第2カウンタ
35p タイミング設定回路(タイミング設定部)
37 正規化回路(正規化部)
Claims (14)
- ベースバンド信号を1シンボルにつき複数のサンプリングタイミングでサンプリングして検波し、その検波されたままの値の前記ベースバンド信号のサンプル値列と所定の同期用ビット列との相関値を前記サンプリングタイミング毎に算出し、その算出された相関値を基にシンボル同期とフレーム同期とを確立することを特徴とする同期システム。
- ベースバンド信号を1シンボルにつき複数のサンプリングタイミングでサンプリングし、かつM(M:2以上の整数)ビットで量子化するオーバサンプリング部と、前記オーバサンプリング部により量子化されたサンプル値列を検波する検波部と、前記検波部により検波されたサンプル値列について、量子化されたサンプル値を2値に置き換えることなく、そのままの値で用いて、前記複数のサンプリングタイミングのサンプル値列と所定の同期用ビット列との相関値をサンプリングタイミング毎に算出し、その算出された相関値に基づいてシンボル同期とフレーム同期とを確立する同期確立部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の同期システム。
- 前記同期確立部は、前記算出された相関値が相関閾値以上であれば、その相関値のサンプリングタイミングをシンボル同期タイミングに設定し、該相関値が相関閾値以上となったタイミングをフレーム同期タイミングに設定することを特徴とする請求項2に記載の同期システム。
- 前記同期確立部は、前記複数のサンプリングタイミングのうち、全てのサンプリングタイミングのサンプル値列について前記相関値を算出することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の同期システム。
- 前記同期確立部は、前記相関閾値以上である相関値を抽出する相関値抽出部と、その抽出された相関値の中から最大相関値を抽出する最大相関値抽出部と、を有し、その抽出された最大相関値のサンプリングタイミングをシンボル同期タイミングに設定し、該相関値が最大相関値となったタイミングをフレーム同期タイミングに設定することを特徴とする請求項3に記載の同期システム。
- 前記同期システムに入力される入力信号のレベルを正規化する正規化部をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の同期システム。
- 前記同期確立部は、前記同期システムに入力される入力信号の移動平均値を算出する平均値算出部を有し、その算出された移動平均値を基に前記相関閾値を設定することを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の同期システム。
- 請求項2乃至請求項7のいずれか一項に記載の同期システムを備えた受信装置。
- 請求項8に記載の受信装置と、
前記受信装置に、ベースバンド信号をアップコンバートして得られたRF信号を送信する送信装置と、を備え、
前記受信装置は、前記送信装置から送信されたRF信号を受信する受信部と、前記受信部により受信されたRF信号をダウンコンバートしてベースバンド信号を得るダウンコンバート部と、をさらに有することを特徴とする通信システム。 - 前記送信装置は、前記同期用ビット列であるユニークワードを定期的に送信し、
前記同期確立部は、前記ユニークワードの最後のシンボルを検出した時からの経過時間をカウントする第1のカウンタを有し、前記第1のカウンタによるカウント時間が前記ユニークワードの最後のシンボルが検出される時から次のユニークワード入力時までの既知期間以内である間は、前記シンボル同期及びフレーム同期の確立動作を停止することを特徴とする請求項9に記載の通信システム。 - 前記同期確立部は、前記ユニークワードの最後のシンボルを検出した時からの経過時間をカウントし、その最大カウント時間を前記既知期間と前記ユニークワードの長さとの合計よりも長く設定した第2のカウンタを有し、前記第2のカウンタによるカウント時間が前記最大カウント時間に達したとき、前記同期確立停止機能を強制的にオフすることを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
- 前記送信装置は、前記同期用ビット列であるユニークワードを、前記サンプリングタイミングの数のm(m:整数)倍だけ連続して送信し、
前記同期システムは、前記相関値を算出するサンプリングタイミングを、1ユニークワードのm倍の長さ毎に切り替えるタイミング設定部をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の通信システム。 - ベースバンド信号を1シンボルにつき複数のサンプリングタイミングでサンプリングして検波し、その検波されたままの値の前記ベースバンド信号のサンプル値列と所定の同期用ビット列との相関値を前記サンプリングタイミング毎に算出し、その算出された相関値を基にシンボル同期とフレーム同期とを確立することを特徴とする同期方法。
- ベースバンド信号を1シンボルにつき複数のサンプリングタイミングでオーバサンプリングし、かつM(M:2以上の整数)ビットで量子化するオーバサンプリングステップと、
前記オーバサンプリングステップにより量子化されたサンプル値列を検波する検波ステップと、
前記検波ステップにより検波されたサンプル値列について、量子化されたサンプル値を2値に置き換えることなく、そのままの値で用いて、前記複数のサンプリングタイミングのサンプル値列と所定の同期用ビット列との相関値をサンプリングタイミング毎に算出し、その算出された相関値に基づいてシンボル同期とフレーム同期とを確立する同期確立ステップと、を有することを特徴とする請求項13に記載の同期方法。
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