JP5954606B1 - 診断装置、診断システム、装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】発生した音を取得して音の原因の解析を行う際に、音を取得する装置の機種毎の特性に応じた適正位置で音の取得を行う。【解決手段】移動距離測定部38は、加速度センサにより得られた加速度情報により自装置の基準位置からの移動距離を測定する。姿勢変化量測定部39は、ジャイロセンサにより得られた角速度情報により自装置の基準状態からの姿勢変化量を測定する。制御部33は、音取得部31により取得される音信号が取得するために適した大きさとなる適正位置となるまでの間の自装置の移動距離および姿勢変化を移動距離測定部38及び姿勢変化量測定部39により算出して適正位置情報として生成する。そして、制御部33は、音取得部31により音信号を取得しようとする際に、生成済みの適正位置情報が有る場合、生成済みの適正位置情報と移動距離測定部38、姿勢変化量測定部39による測定結果とを用いて自装置を適正位置まで誘導する。【選択図】図3

Description

本発明は、診断装置、診断システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、画像形成装置の正常時の動作音を記憶しているRAMまたはROMと、画像形成装置から発生する動作音を検知するマイクロフォンとを有し、RAMまたはROMに記憶されている第1の音情報と、マイクロフォンにより検知された第2の音情報と、画像形成装置の動作情報とに基づいて、画像形成装置の以上箇所を特定するようなシステムが開示されている。
特許文献2には、印刷用紙上に画像を形成する画像形成部と前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有する画像処理装置において、装置内部の音を電気信号に変換する音変換部と、この音変換部が変換した電気信号を解析して周波数ごとの成分を求める音解析部と、この音解析部が求めた周波数ごとの成分を出力する出力部とを備えた画像処理装置が開示されている。
特開2007−079263号公報 特開2008−290288号公報
ある装置において異音(異常音)が発生した場合、解析対象の装置において発生した音を入力して音信号を取得し、取得した音信号と、解析対象の装置と同等の装置において過去に発生した異音の音信号とを比較して、その異音の原因を解明しようとする場合がある。
しかし、音信号を取得する装置が特定の機種に限定されない場合、機種毎にマイクの位置や指向性等の特性が異なり、音を取得する際の特性が異なる。そのため、どの機種の場合でも同じ方法で音信号を取得したのでは、取得された音信号が音の解析を行うのに適さない可能性がある。
本発明の目的は、発生した音を取得して音の原因の解析を行う際に、音を取得する装置の機種毎の特性に応じた適正位置で音の取得を行うことが可能な診断装置、診断システムおよびプログラムを提供することである。
[診断装置]
請求項1に係る本発明は、発生した音を入力して音情報を取得する取得手段と、
基準位置からの距離を測定する第1測定手段と、
基準状態からの姿勢変化量を測定する第2測定手段と、
前記音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かをサーバ装置に対して問い合わせる問合せ手段と、
生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導手段と、
生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記第1及び第2測定手段により測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する適正位置情報送信手段とを備えた診断装置である。
請求項2に係る本発明は、前記誘導手段により自装置を適正位置まで誘導した後に前記取得手段により取得された音情報の周波数解析を行って得た解析結果を表示する表示手段を更に有する請求項1記載の診断装置である。
請求項3に係る本発明は、前記適正位置情報が、前記取得手段により音情報を取得するときに、音の大きさが予め定められた範囲となる位置に関する情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の診断装置である。
請求項4に係る本発明は、前記誘導手段が、自装置を対象装置における基準位置に基準状態で設定する指示を行った後に、誘導することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の診断装置である。
請求項5に係る本発明は、前記取得手段により取得された音情報の時間周波数解析を行い、周波数毎の強度分布の時間変化を表す解析結果を生成する周波数解析手段と、
前記周波数解析手段に生成された解析結果から得られた情報と、測定対象の装置に関する装置情報をサーバ装置に送信する解析結果情報送信手段と、
前記解析結果に対応する解析結果をサーバ装置から受信する受信手段とを備え、
前記表示手段は、前記周波数解析手段により生成された解析結果と、前記受信手段により受信された前記解析結果とを表示する請求項2記載の診断装置である。
請求項6に係る本発明は、前記取得手段が、前記誘導手段が自装置を適正位置に誘導し終わるまで音情報の取得を開始しない請求項1から5のいずれか1項記載の診断装置である。
請求項7に係る本発明は、前記誘導手段が、自装置を適正位置に到達させるための誘導案内を表示することにより、自装置を適正位置まで誘導する請求項1から6のいずれか1項記載の診断装置である。
請求項8に係る本発明は、前記誘導手段が、自装置を適正位置に到達させるための誘導案内を音声出力することにより、自装置を適正位置まで誘導する請求項1から6のいずれか1項記載の診断装置である。
請求項9に係る本発明は、前記誘導手段が、自装置の現在の位置と適正位置までの距離に応じて、表示する誘導案内の内容を変化させる請求項7記載の診断装置である。
請求項10に係る本発明は、前記誘導手段が、自装置の外観を表示して姿勢変化の方向を示すことにより、自装置を適正位置まで誘導する請求項7記載の診断装置である。
請求項11に係る本発明は、前記問合せ手段は、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かをサーバ装置に対して問い合わせる際に、診断装置の機種情報と解析対象の装置の機種情報とを、診断装置の機種と解析対象の装置の機種との組み合わせ毎に前記適正位置情報が格納されているサーバ装置に送信し、
前記適正位置情報送信手段は、生成された適正位置情報を、診断装置の機種情報と解析対象の装置の機種情報とともに前記サーバ装置に送信する請求項1記載の診断装置である。
[診断システム]
請求項12に係る本発明は、基準位置から診断装置までの距離および基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を格納するサーバ装置と、
発生した音を入力して音情報を取得する取得手段と、基準位置からの距離を測定する第1測定手段と、基準状態からの姿勢変化量を測定する第2測定手段と、前記音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かを前記サーバ装置に対して問い合わせる問合せ手段と、生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導手段と、生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記第1及び第2測定手段により測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する適正位置情報送信手段とを備えた診断装置と、
を有する診断システムである。
請求項13に係る本発明は、基準位置から診断装置までの距離および基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を格納するサーバ装置と、
発生した音を入力して音情報を取得する取得手段と、
基準位置からの距離を測定する第1測定手段と、
基準状態からの姿勢変化量を測定する第2測定手段と、
前記音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かを前記サーバ装置に対して問い合わせる問合せ手段と、
生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導手段と、
生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記第1及び第2測定手段により測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する適正位置情報送信手段と、
前記取得手段により取得された音情報の時間周波数解析を行うことにより、周波数毎の強度分布の時間変化を表す解析結果を生成する周波数解析手段と、
異常音の音信号の周波数解析を行って得た複数の解析結果を格納する格納手段と、
前記周波数解析手段に生成された前記解析結果から得られた情報と、対象装置に関する装置情報を用いて、前記格納手段に格納されている前記複数の解析結果の中から、前記周波数解析手段により生成された解析結果に対応したものを選択する選択手段と、
前記周波数解析手段により生成された解析結果と、前記選択手段により選択された解析結果とを表示する表示手段とを備えた診断システムである。
[プログラム]
請求項14に係る本発明は、基準位置からの距離および基準状態からの姿勢変化量を測定する測定ステップと、
音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かをサーバ装置に対して問い合わせる問合せステップと、
生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導ステップと、
生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記測定ステップにおいて測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにおいて生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する送信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、適正位置情報を用いて自装置を適正位置まで誘導しない場合と比較して、発生した音を取得して音の原因の解析を行う際に、音を取得する装置の機種毎の特性に応じた適正な位置を把握することが可能な診断装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、使用者が解析結果を確認することが可能な診断装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、対象装置との関係で適切な位置を把握することが可能な診断装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、解析が可能な音を取得することが可能な診断装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、表示された2つの解析結果を比較して音の原因を特定することが可能な診断装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、適正位置以外の場所で音情報を取得することを防ぐことが可能な診断装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、誘導案内を表示しない場合と比較して、自装置を適正位置に到達させることが可能な診断装置を提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、音声によって自装置を適正位置に到達させることが可能な診断装置を提供することができる。
請求項9に係る本発明によれば、適正位置までの残距離を把握することが可能な診断装置を提供することができる。
請求項10に係る本発明によれば、自装置の外観を表示して姿勢変化の方向を示さない場合と比較して、姿勢変化すべき方向を使用者に分かり易く示すことが可能な診断装置を提供することができる。
請求項11に係る本発明によれば、適正位置情報を用いて自装置を適正位置まで誘導しない場合と比較して、発生した音を取得して音の原因の解析を行う際に、音を取得する装置の機種毎の特性に応じた適正な位置を把握することが可能な診断装置を提供することができる。
請求項12に係る本発明によれば、適正位置情報を用いて自装置を適正位置まで誘導しない場合と比較して、発生した音を取得して音の原因の解析を行う際に、音を取得する装置の機種毎の特性に応じた適正な位置を把握することが可能な診断システムを提供することができる。
請求項13に係る本発明によれば、適正位置情報を用いて自装置を適正位置まで誘導しない場合と比較して、発生した音を取得して音の原因の解析を行う際に、音を取得する装置の機種毎の特性に応じた適正な位置を把握することが可能な診断システムを提供することができる。
請求項14に係る本発明によれば、適正位置情報を用いて自装置を適正位置まで誘導しない場合と比較して、発生した音を取得して音の原因の解析を行う際に、音を取得する装置の機種毎の特性に応じた適正な位置を把握することが可能なプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態の異音診断システムの構成を示すシステム図である。 本発明の一実施形態における異音診断装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における異音診断装置10の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるサーバ装置50の機能構成を示すブロック図である。 図4中の波形データ格納部53に格納される情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の異音診断システムの動作を説明するためのシーケンスチャートである。 機種名、シリアル番号、動作状態等の各種情報を入力する際の異音診断装置10の表示画面例を示す図である。 図6におけるステップS102、S103の動作の詳細を説明するためのフローチャートである。 図8のフローチャートにおいて示した適正位置情報の生成処理(ステップS203)の詳細を説明するためのフローチャートである。 異音診断装置10を画像形成装置20の基準位置に基準状態でセットするような指示をユーザに対して行う場合の表示画面例である。 適正位置情報が生成される様子を説明するための図である。 適正位置情報を登録するか否かをユーザに対して確認する際の表示画面例である。 図8のフローチャートにおいて示した適正位置までの誘導表示処理(ステップS204)の詳細を説明するためのフローチャートである。 解析対象の装置である画像形成装置20から異音診断装置10を離れる方向に移動するような誘導指示の一例である。 解析対象の装置である画像形成装置20から異音診断装置10を離れる方向に移動するような誘導指示の一例である。 異音診断措置10を水平方向に右回転させるような誘導表示の一例である。 異音診断措置10を水平方向に右回転させるような誘導表示の一例である。 異音診断措置10を垂直方向に回転させるような誘導表示の一例である。 異音診断装置10が適正位置に到達した旨をユーザに示すための表示画面例である。 STFTの概念を説明するための図である。 STFTにより得られた解析結果に基づく周波数スペクトラム波形の画像例を示す図である。 周波数スペクトル波形をユーザに提示する際に、異音であると推定される領域を指定するようユーザに促すような表示を行った場合の一例を示す図である。 図22の周波数スペクトラム波形の画像例において、ユーザにより選択された選択領域80の一例を示す図である。 高速フーリエ変換の解析結果例を示す図である。 2つの周波数スペクトル波形が表示された異音診断装置10の画面例を示す図である。 図25に示した画面例に対して、異音原因が異なる別の周波数スペクトル波形が表示された場合の画像例を示す図である。 3軸の加速度センサを用いて異音診断装置10の3軸方向の加速度を検出する様子を説明するための図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の異音診断システムの構成を示すシステム図である。
本発明の一実施形態の異音診断システムは、図1に示されるように、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末装置等の携帯可能な異音診断装置10と、サーバ装置50とから構成されている。
なお、異音診断装置10は、通信ネットワークを介してサーバ装置50に接続可能な装置であればどのような装置であっても本発明は適用可能である。ただし、本実施形態では、異音診断装置10が、音信号を取得可能なマイク等の装置および、タッチ入力が可能なタッチパネルを備えたタブレット端末装置の場合を用いて説明する。
異音診断装置10は、エンドユーザが使用しているプリンタ等の画像形成装置20の保守管理、修理等を行うサービスマン(保守要員)により携帯され、画像形成装置20において発生した異音(異常音)信号を取得して、取得した異音信号を周波数解析したり、サーバ装置50から取得した過去の異音信号の周波数解析結果の波形と取得した異音信号の周波数解析結果波形とを表示するために使用される。
異音診断装置10と、サーバ装置50とは、Wi−Fiルータ等の無線LANターミナル30や、インターネット通信網40を介して接続され情報の送受信を行っている。
なお、異音診断装置10が携帯電話装置やスマートフォン等の場合には、異音診断装置10とサーバ装置50とを携帯電話回線網を介して接続して、周波数解析結果波形データの送受信を行うようにすることも可能である。
本実施形態の異音診断システムでは、エンドユーザの場所に設置された対象電子機器である画像形成装置20に異音が発生した場合、サービスマンが異音診断装置10を携帯して画像形成装置20の場所に出向く。そして、このサービスマンが、異音診断装置10を用いて発生している異音を録音することにより異音信号を取得して、異音の原因を特定する異音診断を行う。
なお、画像形成装置20にマイク等を設けて録音機能を持たせて、異音が発生した場合にその録音機能により異音を録音させることも技術的には可能であるが、画像形成装置20がエンドユーザのオフィス等に設置される場合、この画像形成装置20に音を録音する機能を設けることはセキュリティ上の理由により実現することができない。
次に、本実施形態の異音診断システムにおける異音診断装置10のハードウェア構成を図2に示す。
異音診断装置10は、図2に示されるように、CPU11、一時的にデータを保存可能なメモリ12、フラッシュメモリ等の記憶装置13、無線LANターミナル30との間で無線通信を行ってデータの送信及び受信を行う無線LANインタフェース(IF)14、タッチセンサ等の入力装置15、表示装置16、マイク17と、加速度センサ18と、ジャイロセンサ(角速度センサ)19とを有する。これらの構成要素は、制御バス21を介して互いに接続されている。
本実施形態の異音診断装置10では、表示装置16上にタッチ位置を検出するためのタッチセンサが入力装置15として設けられたタッチパネルが備えられていて、このタッチパネルを用いて表示が行われるとともにユーザからの入力が行われる。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、異音診断装置10の動作を制御する。なお、この制御プログラムは、インターネット通信網40や携帯電話回線網を介してダウンロードすることにより入手してCPU11に提供することも可能であるし、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
本実施形態の異音診断装置10は、上記の制御プログラムが実行されることにより以下に説明するような動作を行って、サービスマンが異音の原因を特定する業務の手助けを行う。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される異音診断装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の異音診断装置10は、図3に示されるように、音取得部31と、周波数解析部32と、制御部33と、音データ格納部34と、表示部35と、通信部36と、音声出力部37と、移動距離測定部38と、姿勢変化量測定部39とを備えている。
表示部35は、制御部33による制御に基づいて各種データの表示を行う。通信部36は、外部装置であるサーバ装置50との間で通信を行う。
音取得部31は、解析対象の装置である画像形成装置20において発生した異音を入力して音信号を取得する。
なお、本実施形態では、音取得部31が、画像形成装置20において発生した異音を入力して音信号を取得するものとして説明しているが、この音信号は音情報の一例である。
周波数解析部32は、音声取得部31により取得された音信号の時間周波数解析(時間依存周波数解析)を行って、取得された異音信号の周波数毎の信号強度分布の時間変化を表す周波数スペクトル波形(周波数解析結果の波形)データを生成する。
具体的には、周波数解析部32は、音声取得部31により取得された音信号に対してSTFT(Short time Fourier transform:短時間フーリエ変換)を行うことにより周波数スペクトル波形データを生成する。このSTFTの説明については後述する。
制御部33は、周波数解析部32により得られた周波数スペクトル波形データを音データとともに音データ格納部34に格納する。そして、制御部33は、STFTの結果により得られた周波数スペクトル波形をタッチパネルである表示部35上に表示するよう制御する。
その後、ユーザがタッチパネルである表示部35上に表示された周波数スペクトル波形において、異音の信号成分であると推測される領域を指でなぞる等のタッチ操作を行うと、制御部33は、このユーザのタッチ操作に基づいて、表示された周波数スペクトル波形における異音の信号成分が含まれる領域の指定を受付ける。
すると、制御部33は、周波数解析部32により得られた周波数スペクトル波形データのうち、異音の信号成分が含まれる領域として指定された領域の周波数成分に対して時間軸方向に周波数解析を行う高速フーリエ変換(1D−FFT(Fast Fourier Transform))の実行を周波数解析部32に指示する。そのため、周波数解析部32は、指示された領域に含まれる周波数成分に対して時間軸方向に高速フーリエ変換を行う。
そして、制御部33は、周波数解析部32における高速フーリエ変換の解析結果から異音の周期および周波数の情報を抽出する。
なお、異音が発生していない場合でも予め設定された周波数以下の低周波数の領域には、通常動作音の信号成分が常に含まれている。そのため、制御部33は、予め設定された周波数以下の領域については、異音の信号成分が含まれる領域として指定された場合でも、その指定を受付けないようにしても良い。
また、制御部33は、取得した異音の周期および周波数の情報を、画像形成装置20の機種名、シリアル番号等の機種情報、画像形成装置20の動作状態を示す動作状態情報とともに通信部36を介してサーバ装置50に送信する。具体的には、この動作状態情報には、カラー印刷なのか白黒印刷なのか、両面印刷なのか片面印刷なのか、動作モードはスキャン、プリント、複写のいずれなのか、使用用紙の種類等の情報を含めるようにすることができる。このようにして、制御部33は、周波数解析部32により得られた周波数スペクトル波形データから得られた情報を、通信部36を介してサーバ装置50に送信する。
サーバ装置50では、画像形成装置20の装置と同等の装置において過去に発生した異音の音声信号の周波数解析を行って得られるスペクトル波形データを、元の音声データ、その音声データが取得された際の装置の動作状態、異音原因、異音への対処方法等の情報とともに格納している。
そしてサーバ装置50は、異音診断装置10から送信されてきた異音の周期および周波数の情報から、周波数解析部32による周波数解析の結果得られた周波数スペクトル波形データに対応する周波数スペクトル波形データを検索して、見つかった周波数スペクトル波形データを異音のサンプル波形データとして格納している音声データ等の情報等とともに異音診断装置10に送信する。
この結果、制御部33は、周波数解析部32による周波数解析の結果得られた周波数スペクトル波形データに対応する周波数スペクトル波形データを通信部36を介してサーバ装置50から受信する。
制御部33は、音声取得部31により取得された音声信号の周波数解析を行って得られた周波数スペクトル波形と、サーバ装置50から受信したスペクトル波形とを表示部35に並列に表示するよう制御する。
なお、制御部33は、サーバ装置50から送信されてきた周波数スペクトル波形データが複数存在する場合、複数の周波数スペクトル波形データのうち、周波数解析部32の周波数解析によって得られた周波数スペクトル波形データとの類似度が高いものを優先して表示部33に表示する。
移動距離測定部38は、加速度センサ18により得られた検出情報である加速度情報を2回積分することにより、自装置の基準位置からの距離を測定する。つまり、加速度センサ18により得られた加速度情報を積分することにより速度情報が得られ、この速度情報をさらに積分することにより移動距離が算出される。
また、姿勢変化量測定部39は、ジャイロセンサ19により得られた検出情報である角速度情報を積分することにより、自装置の基準状態からの姿勢変化量を測定する。
なお、本実施形態では、ジャイロセンサ19を用いて姿勢変化量を測定するものとして説明するが、ジャイロセンサ19の代わりに地磁気センサを用いて自装置の基準状態からの姿勢変化量を測定するようにしても良い。
制御部33は、移動距離測定部38と姿勢変化量測定部39により測定された、基準位置から自装置までの距離および基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する。具体的には、制御部33は、自装置を対象装置における基準位置に基準状態で設定する指示を行った後に、音取得部31により取得される音信号が取得するために適した大きさとなる適正位置となるまでの間の自装置の移動距離および姿勢変化を移動距離測定部38及び姿勢変化量測定部39により算出して適正位置情報として生成する。
具体的には、解析対象の装置である画像形成装置20から出力される音を基準音として、この基準音が音取得部31で取得された際の信号レベルが十分大きく、また取得される音信号が明瞭となるような位置を適正位置として、最初に設定された基準位置および基準状態からの移動距離および姿勢変化量を適正位置情報とする。
ここで、信号音を入力するマイク等には指向性があるため、異音診断装置10のマイク17の指向性と音源の位置とが一致する位置が適正位置となる。
また、基準音の信号レベルがあまり大きくない場合には、取得される信号音が最も大きくなる位置を適正位置としても良いが、信号音があまり大きすぎると処理可能な音量範囲を超えてしまい正常な周波数解析を実行できなくなる。そのため、取得される信号音の信号レベルが処理可能な音量範囲に収まるような位置が適正位置となる。
そのため、適正位置の設定方法の一例としては、取得された基準音の信号レベルが予め定められた範囲となるような位置を適正位置として設定するような方法が挙げられる。つまり、適正位置情報は、音取得部31により音情報を取得するときに、音の大きさが予め定められた範囲となる位置に関する情報である。
ここで、基準音としては、画像形成装置20のファンモータの音等の通常動作音を用いても良いし、画像形成装置20のスピーカから出力される一定音量の音を用いても良い。また、画像形成装置20からビープ音等を出力するように設定して、出力される音を基準音とすることもできる。さらに、スマートフォン等の他の装置から音を出力させ、音を出力している他の装置を画像形成装置20の所定の場所に置くようにして、この他の装置からの出力されている音を基準音とすることも可能である。
そして、制御部33は、音取得部31により音信号を取得しようとする際に、生成済みの適正位置情報がサーバ装置50に格納されているか否かを確認する。そして、生成済みの適正位置情報がサーバ装置50に格納されている場合、制御部33は、音信号を取得する際に適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する。具体的には、制御部33は、自装置を解析対象の装置である画像形成装置20における基準位置に基準状態で設定する指示を行った後に、生成済みの適正位置情報と移動距離測定部38により測定される移動距離および姿勢変化量測定部39により測定される姿勢変化量とを用いて、自装置を適正位置まで誘導する。
ここで、画像形成装置20における基準位置とは、例えば、画像形成装置20の正面の中心位置、目印となる位置等というように予め決められた位置である。また、基準状態とは、例えば、タブレット端末装置である異音診断装置10の表示面側を上にして上端部を画像形成装置20の方向に向けるような状態である。
そして、制御部33は、自装置を適正位置まで移動させるようユーザに指示を行うことにより、自装置を適正位置まで誘導した後に、音取得部31により音信号を取得するよう指示を行う。
ここで、音取得部31は、制御部33が自装置を適正位置に誘導し終わるまで音信号の取得を開始しないようにしても良い。
また、制御部33は、自装置を適正位置に到達させるための誘導案内を表示部35に表示することにより、自装置を適正位置まで誘導するようにしても良いし、自装置を適正位置に到達させるための誘導案内を音声出力部37により音声出力することにより、自装置を適正位置まで誘導するようにしても良い。
さらに、制御部33は、自装置の現在の位置と適正位置までの距離に応じて、表示する誘導案内の内容を変化させるようにしても良い。
また、制御部33は、自装置の外観を表示して姿勢変化の方向を示すことにより、自装置を適正位置まで誘導するようにしても良い。
次に、本実施形態の異音解析システムにおけるサーバ装置50の機能構成を図4のブロック図を参照して説明する。
本実施形態のサーバ装置50は、図4に示されるように、通信部51と、制御部52と、波形データ格納部53とを備えている。
波形データ格納部53は、解析対象の装置である画像形成装置20と同等の装置において過去に発生した異音の音信号の周波数解析を行って得られる複数の周波数スペクトル波形データを格納する。
具体的には、波形データ格納部53は、図5に示されるように、予め取得された異音の音データを時間周波数解析することにより得られた周波数スペクトル波形データと、元となった音データと、異音の原因と、その対処方法等の情報が機種毎に格納されている。
そして、制御部52は、異音診断装置10から異音の周期や周波数の情報を受信した場合、波形データ格納部53に格納されている複数の周波数スペクトルの波形データの中から、受信した異音周期や周波数の情報に基づいて、異音診断装置10において取得された異音に基づく周波数スペクトルの波形データに類似するものを選択して、通信部51を介して異音診断装置10に送信する
次に、本実施形態の異音診断システムの動作を図6のシーケンスチャートを参照して説明する。
異音診断装置10において異音の原因を特定するための異音診断を行おうとする場合、図7に示すような画像が表示されて機種名、シリアル番号、動作状態等の各種情報が入力される(ステップS101)。
次に、異音診断装置10は、サーバ装置50にアクセスして、自装置の機種に対応した適正位置情報が格納されているか否かを確認する(ステップS102)。なお、適正位置情報が、自装置の機種だけでなく、自装置の機種と解析対象の装置の機種との組み合わせに毎に格納されている場合には、自装置の機種と画像形成装置20の機種との組み合わせに対する適正位置情報が格納されているか否かを確認する。
そして、異音診断装置10では、適正位置情報が有る場合には、この適正位置情報を用いて適正な録音位置(適正位置)まで自装置を移動させるようユーザに誘導指示を行った後に、動作モードを音声録音モードにして異音の録音を行って音データを取得する(ステップS103)。また、異音診断装置10では、適正位置情報が無い場合には、適正位置情報を生成してこの適正位置情報をサーバ装置50に格納するとともに異音の録音を行って音データを取得する。
このステップS102、S103の動作の詳細を図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、異音診断装置10では、制御部33が、通信部36を介してサーバ装置50に対して、自装置の機種情報と解析対象の画像形成装置20の機種情報を送信して、この組み合わせに対する適正位置情報が登録されているか否かを問い合わせる(ステップS201)。ここで、サーバ装置50には、該当する適正位置情報が登録されていない場合(ステップS202においてno)、異音診断装置10では、適正位置情報を生成した後(ステップS203)、異音の録音を開始する(ステップS205)。
また、サーバ装置50には、該当する適正位置情報が登録されている場合(ステップS202においてyes)、異音診断装置10では、この適正位置情報をサーバ装置50から取得して、この適正位置情報を用いて自装置を適正位置まで移動させるような誘導表示を行った後(ステップS204)、異音の録音を開始する(ステップS205)。
次に、図8のフローチャートにおいて示した適正位置情報の生成処理(ステップS203)の詳細を図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、異音診断装置10の制御部33は、例えば、図10に示すような表示を行うことにより、自装置を画像形成装置20の基準位置に基準状態でセットするような指示をユーザに対して行う(ステップS301)。ここでは、画像形成装置10の正面中央当たりが基準位置となっており、異音診断装置10の表示画面を鉛直方向の上側に向ける状態が基準状態となっている。
そして、ユーザが画像形成装置10を操作して基準音を発生させて異音診断装置10を画像形成装置20から離れる方向に移動させると、移動距離測定部38および姿勢変化量測定部39は、それぞれ、加速度センサ18およびジャイロセンサ19のセンサ情報を累積する(ステップS302)。
そして、制御部33では、音取得部31により取得された信号音の信号レベルを監視することにより、異音診断装置10が適正位置に到達したか否かを判定している(ステップS303)。ここで、ステップS303において異音診断装置10が適正位置に到達したと判定されるまで、ステップS302のセンサ情報の累積が実行される。
ステップS303において異音診断装置10が適正位置に到達したと判定されると、制御部33は、それまで累積されたセンサ情報に基づいて適正位置情報を生成する(ステップS304)。
このように適正位置情報が生成される様子について図11を参照して説明する。
まず、図10に示したような指示が行われることにより、ユーザが異音診断装置10を画像形成装置20の基準位置にセットする様子を図11(A)に示す。
そして、基準音の信号レベルを監視している状態で異音診断装置10を画像形成装置20から離れる方向に移動させる様子を図11(B)に示す。
そして、さらに異音診断装置10を回転させて画像形成装置20に対する向きを変化させる様子を図11(C)に示す。なお、図11(C)では、異音診断装置10を水平方向に回転させる場合を図示しているが、異音診断装置10を垂直方向に回転させるようにしても良い。
このような図11(A)〜図11(C)のような操作が行われることにより適正位置が決定され、基準位置からの移動距離および基準状態からの姿勢変化量が適正位置情報として作成される。
そして、適正位置が決定されて適正位置情報が作成されると、例えば図12に示すような表示が行われて適正位置情報を登録するか否かがユーザに対して確認される(ステップS305)。
ここで、ユーザが適正位置情報を登録することを選択すると、作成された適正位置情報が、異音診断装置10の機種情報および画像形成装置20の機種情報とともにサーバ装置50に送信される(ステップS306)。そして、サーバ装置50では、送信されてきた適正位置情報が、異音診断装置10の機種情報および画像形成装置20の機種情報とともに格納される。
次に、図8のフローチャートにおいて示した適正位置までの誘導表示処理(ステップS204)の詳細を図13のフローチャートを参照して説明する。
異音診断装置10では、自装置を適正位置まで誘導して異音信号の録音をするために、自装置と画像形成装置20の機種の組み合わせに対応した適正位置情報をサーバ装置50から取得する(ステップS401)。
そして、異音診断装置10の制御部33は、図10に示したような画面表示を表示部35に行って、自装置を基準位置に設定するよう指示する(ステップS402)。
そして、移動距離測定部38および姿勢変化量測定部39は、それぞれ、加速度センサ18およびジャイロセンサ19のセンサ情報を累積して基準位置からの移動距離および基準状態からの姿勢変化量を測定する(ステップS403)。
ここで、制御部33では、移動距離測定部38により測定された基準位置からの移動距離および姿勢変化量測定部39により測定された基準状態からの姿勢変化量が、取得した適正位置情報と一致したか否かにより自装置が適正位置に到達したか否かを監視している(ステップS406)。
そして、自装置が適正位置に到達していないと判定した場合には(ステップS406においてno)、制御部33は、自装置を適正位置に到達させるための誘導表示を表示部35に行う(ステップS405)。
このような誘導表示の具体例を、図14〜図18を参照して説明する。
図14、図15は、ともに解析対象の装置である画像形成装置20から異音診断装置10を離れる方向に移動するような誘導指示の一例である。ここで、制御部33は、自装置の現在の位置と適正位置までの残距離に応じて表示内容を変化させており、残距離が多い場合には図14に示すように「対象の装置から離れて下さい。」という文字と大きな矢印を表示して、まだ適正位置までの距離があることを示している。
また、残距離が少ない場合には図15に示すように「対象の装置からもう少し離れて下さい。」という文字と小さな矢印を表示して、適正位置までの距離が残り僅かであることを示している。
このように残距離に応じて表示内容が変化させることにより、表示を見ながら異音診断装置10を移動させるユーザにとっては、残距離を直観的に把握することができる。
また、図16、図17は、ともに異音診断措置10を水平方向に右回転させるような誘導表示の一例である。図16は、文字と矢印のみで右回転させるようユーザに指示を行った場合の例であるが、図17は、文字と異音診断装置10の外観を表示させてユーザに異音診断装置10を右回転させるよう指示を行った場合の例である。
また、図18は、異音診断措置10を垂直方向に回転させるような誘導表示の一例である。図18においておも、図17と同様に、文字と異音診断装置10の外観を表示させてユーザに異音診断装置10を回転させるよう指示を行っている。
そして、自装置が適正位置に到達したと判定した場合には(ステップS406においてyes)、制御部33は、自装置が適正位置に到達した旨を図19に示すような画面表示を表示部35に行う(ステップS407)。
図19に示す画面表示では、自装置が適正位置に到達した旨が示されるとともに「録音開始」ボタンが表示されて異音の録音が可能となったことが分かるようになっている。つまり、適正位置に到達しなければ「録音開始」ボタンが表示されないことにより、ユーザが適正位置の到達前に異音の録音を開始することができないようになっている。
なお、異音診断装置10が適正位置に到達前に録音開始の指示が実行できるようにして、適正位置に到達すると自動的に異音の録音が開始されるようにすることも可能である。
さらに、自装置が適正位置に到達すると、音声出力部37により特定の音を出力したり、振動素子を振動させて適正位置に到達した旨をユーザに通知するようにしても良い。
そして、上述したような処理が行われることにより、適正位置に到達した異音診断装置10では、動作モードを録音モードにして、マイク17を画像形成装置20に向けて異音の録音を行って音データを取得する(ステップS103)。
次に、異音診断装置10では、取得された音データが周波数解析部32においてSTFTが行われることにより周波数毎の信号強度分布の時間変化を表した周波数スペクトル波形が生成される(ステップS104)。
このSTFTとは、図20に示されるように、短時間毎にフーリエ変換を行って周波数成分毎の信号強度を時間変化に応じて演算したものである。そして、このSTFTにより得られた解析結果を1つの周波数スペクトル波形の画像とした場合の波形例を図21に示す。
図21に示した周波数スペクトル波形例では、横軸が時間、縦軸が周波数を表していて、周波数毎の強度は色によって表現されている。なお、図21では、この色の違いをハッチングパターンにより表現している。また、図21では周波数毎の強度が色によって表現される場合を例示しているが、この強度を階調により表現することも可能である。
この図21の周波数スペクトル波形例では、異音の周波数成分61が特定の周波数に周期的に発生しているのが表示されているのが分かる。なお、この図21に示した周波数スペクトル波形例において、低い周波数成分は通常の動作音であり異音の周波数成分ではない。
この図21に示したような周波数スペクトル波形が得られると、制御部33は、この周波数スペクトル波形を表示部35に表示する。すると、制御部33は、図22に示すように、表示された周波数スペクトル波形に対して、異音であると推定される領域を指定するようユーザに促すような表示を行う。図22に示した例では、「異音であると思われる領域を指定して下さい。」という文字が表示されて、ユーザに異音であると推定される領域を指定するよう促されているのが分かる。
そして、このような表示を参照することにより、周波数スペクトル波形を提示されたユーザが、異音の周波数成分61を特定して、例えばタッチパネルを操作することによりこの異音の周波数成分61が含まれる領域を選択する。
このようにしてユーザにより選択された選択領域80の一例を図23に示す。図23に示した例では、ユーザが指65でタッチパネルを操作することにより、複数の異音の周波数成分61を含むような長方形の領域が選択領域80として指定されているのが分かる。
そして、このように選択領域80が指定されると、選択領域80に含まれる周波数成分に対する高速フーリエ変換(1D−FFT)が周波数解析部32により実行される(ステップS105)。このようにして実行された高速フーリエ変換の解析結果例を図24に示す。
なお、この図24では、高速フーリエ変換を行った周波数成分の信号の周期および周波数が検出されることにより異音の周期および周波数が特定されることになる。なお、異音には倍音成分等が含まれるため、複数の周期が検出される場合があるが最も信号強度が強い周期が異音周期として検出される。
また、所定の周期以上の長周期の信号成分は通常動作音や不定周期雑音であると考えられるため、このような長周期の信号成分の領域は判定除外領域62として、この判定除外領域62における解析結果は無視される。
さらに、所定の周波数以下の低周波の信号成分についても通常動作音と区別が付かないため、このような低周波の信号成分の領域は判定除外領域63として、この判定除外領域63における解析結果は無視される。
異音診断装置10では、この高速フーリエ変換の解析結果により、異音の周波数および周期の情報を機種情報や動作状態の情報とともにサーバ装置50に送信する(ステップS106)。例えば、異音周波数は4kHz、異音周期は2.0秒というような情報がサーバ装置50に送信される。
すると、サーバ装置50では、受信した情報に基づいて、波形データ格納部53を検索することにより、受信した情報に対応する周波数スペクトル波形のデータを抽出する(ステップS107)。
そして、サーバ装置50は、抽出した周波数スペクトル波形データを、元の音データ、異音原因、その対処方法等の情報とともに異音診断装置10に送信する(ステップS108)。
すると、異音診断装置10では、サーバ装置50から送信されてきた周波数スペクトル波形データを受信する(ステップS109)。そして、異音診断装置10の制御部33は、受信した周波数スペクトル波形と、STFTで得られた周波数スペクトル波形を表示部35に表示させる(ステップS110)。
このようにして2つの周波数スペクトル波形が表示された異音診断装置10の画面例を図25に示す。
図25に示した画面例では、周波数解析部32におけるSTFTにより得られた周波数スペクトル波形が、「今回録音した異音の解析結果波形」として表示され、サーバ装置50から送信されてきた周波数スペクトル波形が、「過去の異音データ」として「感光体ドラムの摩耗」という異音原因とともに表示されているのが分かる。
異音診断を行おうとするサービスマンは、この2つの周波数スペクトル波形を比較して、波形中の異音成分が類似しているか否かを判定することにより異音の原因を特定する。
また、サーバ装置50から複数の周波数スペクトル波形が送信されてきた場合には、例えば、「過去の異音データ」として表示されている周波数スペクトル波形の画像をタッチ操作により横方向になぞることにより、図26のように別の周波数スペクトル波形が表示される。
図26は、異音原因が「駆動系モータの不良」である場合の異音の周波数スペクトル波形が表示された場合の画像例を示している。
このように複数の周波数スペクトル波形が送信されてきた場合には、サービスマンは、今回取得した異音の周波数スペクトル波形が、いずれの周波数スペクトル波形とより類似しているかを判定することにより異音の原因を特定する。なお、この異音の原因の特定の際には、単に周波数スペクトル波形の形状や異音成分の周期や周波数等を比較するだけでなく、元の音データを再生して今回取得した異音とサーバ装置50から送信されてきた周波数スペクトル波形に対応した音とを聴き比べて異音の原因を特定する。
なお、本実施形態では、加速度センサを用いて異音診断装置10が画像形成装置20から離れる方向の移動距離を測定する場合を用いて説明しているが本発明はこのような移動距離を測定する場合に限定されるものではない。例えば、異音診断装置10内に3軸の加速度センサを用いることにより、図27に示すように、異音診断装置10の3軸方向の加速度を検出するようにすれば、画像形成装置20から離れる方向だけでなく、水平方向および鉛直方向の移動距離を測定することも可能となる。
さらに、本発明は、加速度センサを用いて移動距離を測定する場合に限定されるものではなく、感光体ドラムやトナーカートリッジ等の消耗品に近距離無線通信を行う無線ICタグが設けられている場合には、異音診断装置10にこのような無線ICタグとの通信を行う通信手段を設けて、無線ICタグから帰ってくる反射波の強度から画像形成装置20と異音診断装置10との間の相対的距離を測定するようなことも可能である。
[変形例]
上記実施形態では、異音診断装置10がタブレット端末装置である場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の装置を異音診断装置とするような場合でも本発明を適用することができるものである。例えば、画像形成装置20の操作パネルが本体から脱着可能な構成であって、サーバ装置50と通信可能であり音信号の取得機能を内蔵しているような構成の場合、この操作パネルを異音診断装置とするようにしても良い。
また、上記実施形態では、異音解析の対象装置が画像形成装置である場合を用いて説明しているが、異音解析の対象となる装置は画像形成装置に限定されるものではなく、周期性を持った異音を発生させる可能性がある装置であれば他の装置である場合でも本発明は同様に適用可能である。
10 異音診断装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 無線LANインタフェース(IF)
15 入力装置
16 表示装置
17 マイク
18 加速度センサ
19 ジャイロセンサ(角速度センサ)
20 画像形成装置
21 制御バス
30 無線LANターミナル
31 音取得部
32 周波数解析部
33 制御部
34 音データ格納部
35 表示部
36 通信部
37 音声出力部
38 移動距離測定部
39 姿勢変化量測定部
40 インターネット通信網
50 サーバ装置
51 通信部
52 制御部
53 波形データ格納部
61 異音の周波数成分
62、63 判定除外領域
65 指
80 選択領域

Claims (14)

  1. 発生した音を入力して音情報を取得する取得手段と、
    基準位置からの距離を測定する第1測定手段と、
    基準状態からの姿勢変化量を測定する第2測定手段と、
    前記音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かをサーバ装置に対して問い合わせる問合せ手段と、
    生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導手段と、
    生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記第1及び第2測定手段により測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する適正位置情報送信手段と、
    を備えた診断装置。
  2. 前記誘導手段により自装置を適正位置まで誘導した後に前記取得手段により取得された音情報の周波数解析を行って得た解析結果を表示する表示手段と、
    を更に有する請求項1記載の診断装置。
  3. 前記適正位置情報は、前記取得手段により音情報を取得するときに、音の大きさが予め定められた範囲となる位置に関する情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の診断装置。
  4. 前記誘導手段は、自装置を対象装置における基準位置に基準状態で設定する指示を行った後に、誘導することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の診断装置。
  5. 前記取得手段により取得された音情報の時間周波数解析を行い、周波数毎の強度分布の時間変化を表す解析結果を生成する周波数解析手段と、
    前記周波数解析手段に生成された解析結果から得られた情報と、測定対象の装置に関する装置情報をサーバ装置に送信する解析結果情報送信手段と、
    前記解析結果に対応する解析結果をサーバ装置から受信する受信手段とを備え、
    前記表示手段は、前記周波数解析手段により生成された解析結果と、前記受信手段により受信された前記解析結果とを表示する請求項2記載の診断装置。
  6. 前記取得手段は、前記誘導手段が自装置を適正位置に誘導し終わるまで音情報の取得を開始しない請求項1から5のいずれか1項記載の診断装置。
  7. 前記誘導手段は、自装置を適正位置に到達させるための誘導案内を表示することにより、自装置を適正位置まで誘導する請求項1から6のいずれか1項記載の診断装置。
  8. 前記誘導手段は、自装置を適正位置に到達させるための誘導案内を音声出力することにより、自装置を適正位置まで誘導する請求項1から6のいずれか1項記載の診断装置。
  9. 前記誘導手段は、自装置の現在の位置と適正位置までの距離に応じて、表示する誘導案内の内容を変化させる請求項7記載の診断装置。
  10. 前記誘導手段は、自装置の外観を表示して姿勢変化の方向を示すことにより、自装置を適正位置まで誘導する請求項7記載の診断装置。
  11. 前記問合せ手段は、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かをサーバ装置に対して問い合わせる際に、診断装置の機種情報と解析対象の装置の機種情報とを、診断装置の機種と解析対象の装置の機種との組み合わせ毎に前記適正位置情報が格納されているサーバ装置に送信し、
    前記適正位置情報送信手段は、生成された適正位置情報を、診断装置の機種情報と解析対象の装置の機種情報とともに前記サーバ装置に送信する
    請求項1記載の診断装置。
  12. 基準位置から診断装置までの距離および基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を格納するサーバ装置と、
    発生した音を入力して音情報を取得する取得手段と、基準位置からの距離を測定する第1測定手段と、基準状態からの姿勢変化量を測定する第2測定手段と、前記音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かを前記サーバ装置に対して問い合わせる問合せ手段と、生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導手段と、生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記第1及び第2測定手段により測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する適正位置情報送信手段とを備えた診断装置と、
    を有する診断システム。
  13. 基準位置から診断装置までの距離および基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を格納するサーバ装置と、
    発生した音を入力して音情報を取得する取得手段と、
    基準位置からの距離を測定する第1測定手段と、
    基準状態からの姿勢変化量を測定する第2測定手段と、
    前記音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かを前記サーバ装置に対して問い合わせる問合せ手段と、
    生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導手段と、
    生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記第1及び第2測定手段により測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する適正位置情報送信手段と、
    前記取得手段により取得された音情報の時間周波数解析を行うことにより、周波数毎の強度分布の時間変化を表す解析結果を生成する周波数解析手段と、
    異常音の音信号の周波数解析を行って得た複数の解析結果を格納する格納手段と、
    前記周波数解析手段に生成された前記解析結果から得られた情報と、対象装置に関する装置情報を用いて、前記格納手段に格納されている前記複数の解析結果の中から、前記周波数解析手段により生成された解析結果に対応したものを選択する選択手段と、
    前記周波数解析手段により生成された解析結果と、前記選択手段により選択された解析結果とを表示する表示手段と、
    を備えた診断システム。
  14. 基準位置からの距離および基準状態からの姿勢変化量を測定する測定ステップと、
    音情報を取得する際に、生成済みの適正位置情報が登録されているか否かをサーバ装置に対して問い合わせる問合せステップと、
    生成済みの適正位置情報が登録されている場合、前記適正位置情報を用いて、自装置を適正位置まで誘導する誘導ステップと、
    生成済みの適正位置情報が登録されていない場合、前記測定ステップにおいて測定された前記基準位置から自装置までの距離および前記基準状態からの姿勢変化量である適正位置情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにおいて生成された適正位置情報を前記サーバ装置に送信する送信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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