JP5952288B2 - 運動機能評価システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

運動機能評価システム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5952288B2
JP5952288B2 JP2013535832A JP2013535832A JP5952288B2 JP 5952288 B2 JP5952288 B2 JP 5952288B2 JP 2013535832 A JP2013535832 A JP 2013535832A JP 2013535832 A JP2013535832 A JP 2013535832A JP 5952288 B2 JP5952288 B2 JP 5952288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
gravity
subject
calculated
motor function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013535832A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013046508A1 (ja
Inventor
光 ▲高▼橋
光 ▲高▼橋
大輔 宮野
大輔 宮野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Publication of JPWO2013046508A1 publication Critical patent/JPWO2013046508A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5952288B2 publication Critical patent/JP5952288B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/1036Measuring load distribution, e.g. podologic studies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/40Detecting, measuring or recording for evaluating the nervous system
    • A61B5/4005Detecting, measuring or recording for evaluating the nervous system for evaluating the sensory system
    • A61B5/4023Evaluating sense of balance
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2562/00Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
    • A61B2562/02Details of sensors specially adapted for in-vivo measurements
    • A61B2562/0261Strain gauges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6887Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient mounted on external non-worn devices, e.g. non-medical devices
    • A61B5/6892Mats

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

本発明は、被検者の運動機能を評価する運動機能評価システム該システムを構成する情報処理装置、ならびに、コンピュータを該情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムに関するものである。
従来より、脳卒中などの脳神経系疾患を発症し、右片または左片が麻痺した患者に対しては、理学療法士等の指導/監視のもとで、運動機能回復訓練が行われてきた。一般に、運動機能の回復の経過を評価する手法には、FIM(Functional Independence Measure)やSIAS(Stroke Impairment Assessment Set)といった評価手法があり、運動機能回復訓練においては、当該評価手法のもとで理学療法士等が目視にて評価を行ってきた。
特開2009−050305号公報
しかしながら、理学療法士の評価にはばらつきがあるうえ、評価を行うためには患者の動作を一定時間監視しておく必要があり、時間がかかるという問題もあった。このようなことから、運動機能の評価を、より短い時間で、かつ定量的に行うことのできるシステムの開発が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、脳神経系疾患を発症した患者の運動機能を、短い時間で、かつ定量的に評価することが可能なシステムを提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、情報処理装置に係り、前記情報処理装置は、被検者の足が載置される載置部の上で該被検者が前後に重心を移動させた際に前記載置部で検出された荷重データに基づいて、該被検者の重心位置の軌跡を表す重心軌跡データを算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段により算出された重心軌跡データから、重心の前方向の最大到達位置及び後方向の最大到達位置を抽出し、前方向の最大到達位置と後方向の最大到達位置との間の距離である前後方向到達距離を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段により算出された重心軌跡データから左右方向の成分を抽出し、単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長を算出する第3の算出手段と、前記前後方向到達距離と前記単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長とにより規定される評価領域において、前記第2の算出手段により算出された被検者の前後方向到達距離の値と前記第3の算出手段により算出された該被検者の重心軌跡長の値とに基づいてプロットされる位置に基づいて、前記被検者の運動機能を判定する判定手段と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、脳神経系疾患を発症した患者の運動機能を、短い時間で、かつ定量的に評価することが可能となる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
運動機能を評価する際に行う運動内容を説明するための図である。 運動機能の異なる被検者による、運動内容と重心軌跡との関係を説明するための図である。 運動機能を評価する評価指標を算出するための算出方法を説明するための図である。 運動機能を評価する評価指標を算出するための算出方法を説明するための図である。 評価指標により規定される評価領域を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる運動機能評価システムの外観構成を示す図である。 運動機能評価システムを構成する情報処理装置の機能構成を示す図である。 運動内容判定部における運動内容判定処理の流れを示すフローチャートである。 運動機能評価部における評価値算出・判定処理の流れ、及び、評価値解析部における評価値解析処理の流れを示すフローチャートである。 評価値解析処理の処理結果の一例を示す図である。 運動機能評価システムにおける運動機能評価処理の流れを示すフローチャートである。 運動機能評価システムにおける運動機能評価処理の結果の一例を示す図である。 評価値のトレンドグラフの一例を示す図である。
以下、必要に応じて添付図面を参照しながら本発明の各実施形態の詳細を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能であるものとする。
[第1の実施形態]
<1.運動内容の説明>
はじめに、脳神経系疾患を発症した患者の運動機能を評価する際に行う、運動内容について説明する。脳卒中などの脳神経系疾患を発症した患者のように、右片または左片が麻痺している患者の場合、重心のバランスをとるための運動機能が著しく低下しており、歩行などの運動を行うためには、当該運動機能を回復させることが不可欠である。
当該運動機能を定量的に評価するためには、例えば、患者自身が意図的に重心を移動させ、そのときの患者の動き(重心の軌跡)を計測することで実現可能である。そこで、本実施形態では、このような動作を患者に実施させることにより、患者の運動機能を評価していくこととする。
図1A、図1Bを用いて具体的に説明する。図1Aは、重心のバランスをとるための運動機能を評価する際に行う、運動内容を説明するための図である。
図1Aに示すように、重心の軌跡を測定することが可能な重心動揺計の載置部に患者を直立させ、足裏が当該載置部から離れないように意識させながら、当該載置部上にて重心を前方向及び後方向に移動させるよう指示する。更に、前方向または後方向の限界まで移動させた重心を、元の位置(重心を移動させる前の位置)に戻すよう指示する。
本実施形態では、このような指示のもとで行われる一連の動作における患者の重心の位置を重心動揺計により測定し、重心軌跡を求めることで、当該患者の重心のバランスをとるための運動機能を評価する。
図1Bは、運動機能の異なる被検者の重心軌跡の測定結果の一例を示す図である。図1Bの1aは、運動機能の高い被検者(被検者A)の重心軌跡を示しており、図1Bの1b−1及び1b−2は、それぞれ運動機能の低い被検者(被検者B、C)の重心軌跡を示している。
図1Bの1aと1b−1とを対比すると、前方向の重心の到達距離及び後方向の重心の到達距離は、運動機能の高い被検者と低い被検者との間であまり差が生じていないが、前方向の重心の最大到達位置及び後方向の重心の最大到達位置に至るまでの途中過程には大きな差が生じていることがわかる。
すなわち、運動機能の高い被検者の場合、前方向または後方向の重心の最大到達位置までの間の左右方向の重心移動が小さいのに対して、運動機能の低い被検者の場合、左右方向の重心移動が大きい(つまり左右方向のぶれが大きい)ことがわかる。
このため、運動機能を評価するにあたっては、重心を前後方向にずらした際の“左右方向の重心のぶれ”を評価指標として用いることが有効であるといえる。
また、図1Bの1aと1b−2とを対比すると、運動機能の高い被検者と低い被検者とでは、そもそも前方向の重心の到達距離及び後方向の重心の到達距離に大きな差が生じていることがわかる。なお、この場合、前方向の重心の最大到達位置及び後方向の重心の最大到達位置に至るまでの途中経過に大きな差は生じていない。
すなわち、運動機能の高い被検者の場合、前方向または後方向の重心の到達距離が大きいのに対して、運動機能の低い被検者の場合、前方向及び後方向の重心の到達距離が小さいことがわかる。
このため、運動機能を評価するにあたっては、重心を前後方向に移動させた際の“前後方向の到達距離”を評価指標として用いることも有効であるといえる。
以上のことから、本実施形態に係る運動機能評価システムでは、前方向に重心を移動させた後、後方向に重心を移動させ、再び元の位置に戻るまでの一連の動作を、運動機能を評価するうえでの運動内容と定義する。このような定義とすることで、脳神経系疾患を発症した患者の重心のバランスをとるための運動機能の評価において、患者の運動機能の高低の違いが顕著に現れる評価指標を得ることができるからである。つまり、かかる運動内容を定義することにより、患者の運動機能の評価を短時間で容易に行うことができるようになるからである。
<2.評価指標の算出方法の説明>
次に、運動機能を評価するための評価指標として有効な上記“前後方向の到達距離”及び“左右方向の重心のぶれ”を、重心軌跡データから算出するための具体的な算出方法について図2A−1〜図2Bを用いて説明する。なお、図2A−1、図2A−2は、重心軌跡データから当該評価指標を算出するための具体的な算出方法を説明するための図である。このうち、図2A−1は、重心軌跡を示しており、X軸は重心動揺計の左右方向を、Y軸は重心動揺計の前後方向をそれぞれ示している。また、図2A−2は、計測開始から計測終了までの重心軌跡データを示している。
(1)重心軌跡データの妥当性
はじめに、上記評価指標の算出に用いられる重心軌跡データの妥当性を判断するための手法について説明する。
図2A−1に示すように、被検者が上記運動内容を実施することで、計測開始位置にあった重心は、左右方向にぶれながら前方向へと移動し、前方向最大到達位置に到達した後、後方向へと移動する。そして、後方向最大到達位置に到達した後は、計測開始位置の近傍まで戻ることとなる。
したがって、図2A−1に示すように、被検者が上記運動内容を正しく実施できた場合には、前方向最大到達位置が、計測開始位置よりも前方向に存在し、後方向最大到達位置が、計測開始位置よりも後方向に存在する。また、後方向最大到達位置に到達した後に、重心の位置は計測開始位置近傍まで戻っている。
これに対して、被検者が、例えば、前方向最大到達位置に到達した後にバランスを崩した場合等には、後方向最大到達位置が存在しないか、存在していたとしても、計測開始位置近傍に存在することとなる。
また、被検者が、例えば、後方向最大到達位置に到達した後にバランスを崩した場合には、後方向最大到達位置に到達した後の重心の位置が、計測開始位置近傍に戻ることなく計測が終了していることとなる。
このようなことから、評価指標の算出に際しては、被検者が上記運動内容を正しく実施できなかった場合の重心軌跡データを識別し、予め評価指標の算出対象から除外しておくことが必要である。
このため、本実施形態に係る運動機能評価システムでは、被検者が上記運動内容を正しく完了できたか否かを、以下の判断基準を用いて判断することとする。
i)重心軌跡データにおいて、前方向最大到達位置が出現後に後方向最大到達位置が出現していること。
ii)重心軌跡データにおいて、後方向最大到達位置が、計測開始位置から所定距離以上離れていること(当該所定距離を、開始位置判定距離と称す)。
iii)重心軌跡データにおいて、後方向最大到達位置が出現した後に、重心位置が計測開始位置から所定距離以内に移動していること(つまり、開始位置判定距離以内に移動していること)。
(2)前後方向の到達距離の算出方法
次に、前後方向の到達距離の算出方法について説明する。図2A−2からわかるように、前方向最大到達位置及び後方向最大到達位置は、計測開始時の重心位置によって変動する。すなわち、被検者の足の載置位置の原点(X軸とY軸の交点)からのずれ量によって、前方向最大到達位置の値及び後方向最大到達位置の値も変わってくる。
更に、計測開始時の重心位置と前方向最大到達位置との間の距離(前方向到達距離)も一定になるとは限られない。例えば、直立時の重心位置のぶれが大きい被検者の場合、計測開始タイミングによっては、前方向到達距離が長くなったり短くなったりすることもありえる。このことは、後方向到達距離についても同様のことがいえる。
すなわち、前方向最大到達位置及び前方向到達距離、後方向最大到達位置及び後方向到達距離は、それぞれ、個別の値として算出した場合、計測開始時の重心位置の影響を大きく受けることとなる。
このため、本実施形態に係る運動機能評価システムでは、“前後方向の到達距離”として、前方向最大到達位置と後方向最大到達位置との間の距離を算出することとする。これにより、計測開始時の重心位置の影響が相殺されるからである。
(3)左右方向の重心のぶれの算出方法
次に、左右方向の重心のぶれの算出方法について説明する。左右方向の重心のぶれは、被検者が上記運動内容を実施している間の重心軌跡長のうち、左右方向の成分を抽出することにより算出することができる。
一般的に左右方向の重心軌跡長は、下式により算出することができる。
Figure 0005952288
(nはサンプリング数)
ここで、左右方向の重心軌跡長は、被検者が上記運動内容を実施した際の運動時間に依存する。すなわち、前方向最大到達位置に到達するまでの時間及び後方向最大到達位置に到達するまでの時間、ならびに計測開始位置に戻るまでの時間それぞれに依存し、これらの時間がそれぞれ長くなればなるほど、重心軌跡長の値は大きくなる。
そこで、本実施形態に係る運動機能評価システムでは、左右方向の重心のぶれとして、単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長を算出することとする。これにより、運動時間の影響を排除することができるからである。具体的には、下式により算出する。
Figure 0005952288
以上のように、本実施形態に係る運動機能評価システムでは、上記(1)において示す手法により評価対象として妥当と判断された重心軌跡データについて、上記(2)及び(3)に示す算出手法により算出される評価指標により、被検者の運動機能を評価する。
なお、運動機能の評価に際しては、上記2つの評価指標をそれぞれ横軸及び縦軸とした場合の平面領域(上記2つの評価指標により規定される平面領域。以下、「評価領域」と称す。図2B参照)に対して、算出された値(評価値)をプロットし、該プロットした位置が、評価領域内のどの領域に属するかを判定することにより行う。
<3.運動機能評価システムの外観構成>
次に、上記評価指標により被検者の運動機能を評価する運動機能評価システムについて説明する。図3は、本実施形態に係る運動機能評価システム300の外観構成の一例を示す図である。
図3において、310は重心動揺計(センサ部)であり、複数のストレンゲージ(本実施形態では、4つ)が、載置板311の端部近傍にそれぞれ1つずつ取り付けられており、被検者の両足の荷重を検出するよう構成されている。かかる構成により、運動機能評価システム300では、被検者の両足の重心位置を算出することができる。
340は重心動揺計310のA−A断面を示している。断面図(340)に示すように、ストレンゲージ311a、311bは、載置板311の下面側に設けられており、載置板311とともに載置部を形成している。なお、ストレンゲージ(311a、311b・・・等)から出力された信号は、ケーブル330を介して情報処理装置320に入力される。
情報処理装置320では、重心動揺計310の各ストレンゲージから出力された信号を用いて、重心軌跡データを算出し、被検者の運動機能について評価・解析を行う。
<4.運動機能評価システムの情報処理装置の機能構成>
図4は、運動機能評価システム300を構成する情報処理装置320の機能構成を示す図である。図4に示すように、情報処理装置320は、制御部400と、表示部410と、入力部420と、記憶部430と、オペアンプ及びA/D変換部440とを備える。
オペアンプ及びA/D変換部440は、ストレンゲージ311a、311b、311c、311dから出力されたアナログ信号を増幅し、ディジタル信号に変換した後に、荷重データとして制御部400に入力する。
制御部400では、オペアンプ及びA/D変換部440より入力された荷重データから、第1の算出手段である重心軌跡算出部401が重心軌跡データを算出する。
また、重心軌跡算出部401において算出された重心軌跡データに基づいて、運動内容判定部402が、被検者の運動内容を判定し、定義された運動内容が実施されか否かを判定する。
また、定義された運動内容が実施されたと判定された重心軌跡データについて、第2の算出手段及び第3の算出手段である運動機能評価部403が、前後方向到達距離及び単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長を算出し、評価値解析部404において予め解析された評価領域にプロットすることで、患者の運動機能を評価する(評価値算出・判定処理を実行する)。
なお、評価値解析部404では、運動機能が既知の複数の被検者について算出された前後方向到達距離及び単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長を解析することで、評価領域を分割し、複数の部分領域(境界線)を算出する(評価値解析処理を実行する)。
なお、制御部400に配された各部401〜404の機能は、専用のハードウェアを用いて実現されてもよいし、これらの機能を実現するためのプログラムがCPU(コンピュータ)により実行されることにより実現されてもよい。
表示部410では、評価値解析部404における評価値解析処理の結果や、運動機能評価部403における評価値算出・判定処理の結果を表示する。入力部420では、制御部400の各部が処理を実行するにあたり、必要なデータや指示を入力する。
記憶部430は、制御部400内の各部で処理された各種データを格納する。なお、制御部400に含まれる各部の機能が、CPU(コンピュータ)によるプログラムが実行されることによって実現される場合にあっては、当該プログラムは記憶部430に読み出し可能に格納されることとなる。
<5.情報処理装置における各部において実行される処理の詳細>
次に、情報処理装置320の制御部400を構成する各部のうち、運動内容判定部402、運動機能評価部403、評価値解析部404において実行される処理の詳細について説明する。
(1)運動内容判定部402における運動内容判定処理の流れ
図5は、運動内容判定部402における運動内容判定処理の流れを示すフローチャートである。ステップS501では、重心軌跡算出部401において算出された重心軌跡データを取得し、ステップS502では、当該取得した重心軌跡データの計測開始位置を認識する。
更に、ステップS503では、ステップS502において認識した計測開始位置から開始位置判定距離の領域を認識する。
ステップS504では、前方向最大到達位置及び後方向最大到達位置、ならびに当該到達位置の出現タイミングを認識するとともに、後方向最大到達距離を算出する。
ステップS505では、ステップS502〜S504において認識または算出された結果に基づいて、被検者が定義された運動内容を正しく実施したか否かを判断する。具体的には上述した判断基準に基づいて判断する。
ステップS505において、正しく実施したと判断された場合には、当該重心軌跡データを運動機能評価部403に転送するとともに、記憶部430に格納し、運動内容判定処理を終了する。
一方、ステップS505において、正しく実施できなかったと判断された場合には、ステップS507に進み、取得した重心軌跡データが評価対象として適切でない旨の警告を、表示部410に表示し、運動内容判定処理を終了する。
(2)運動機能評価部403における評価値算出・判定処理の流れ
図6の6aは、運動機能評価部403における評価値算出・判定処理の流れを示すフローチャートである。ステップS601では、運動内容判定部402より転送された重心軌跡データを取得し、ステップS602では、該取得した重心軌跡データについて、前方向最大到達位置及び後方向最大到達位置を抽出し、前後方向到達距離を算出する。また、取得した重心軌跡データについて、単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長を算出する。なお、算出した前後方向到達距離及び単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長は、記憶部430に、重心軌跡データと対応付けて格納される。
ステップS603では、評価値解析部404において予め解析された評価領域を読み出し、ステップS602において算出された前後方向到達距離の値及び単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長の値により特定される位置にプロットする。また、当該プロットされた位置が評価領域内の複数の部分領域のいずれの部分領域に属するかを判定することで、被検者の運動機能を判定する。
(3)評価値解析部404における評価値解析処理の流れ
図6の6bは、評価値解析部404における評価値解析処理の流れを示すフローチャートである。ステップS611では、複数の被検者(従来の手法により運動機能が評価された被検者)について、予め算出され、記憶部430に格納されている複数の評価値(前後方向到達距離及び単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長の値)を読み出し、評価領域にプロットする。
ステップS612では、複数の評価値がプロットされた評価領域を、複数の部分領域に分割する。図7は、従来の手法により運動機能が評価された15人の被検者について、評価領域にプロットするとともに、クラスタ分析により、各プロットが従来の手法により評価された運動機能に応じて、3つの部分領域に分割された様子を示している。境界線701は、運動機能が“低”の部分領域と“中”の部分領域とを分類するための境界線であり、境界線702は、運動機能が“中”の部分領域と“高”の部分領域とを分類するための境界線である。
なお、各部分領域間の境界線が算出された評価領域は、記憶部430に格納され、運動機能評価部403が評価値算出・判定処理を実行するたびに利用されるものとする。
<6.実施例>
次に、運動機能評価システム300により、被検者の運動機能を評価する運動機能評価処理について、図8、図9を用いて説明する。
ステップS801では、被検者が重心動揺計310に乗る。ステップS802では、情報処理装置320による荷重データの取得を開始する。更に、ステップS803では、重心軌跡算出部401による重心軌跡算出処理を開始し、重心軌跡データを出力する。
重心軌跡算出部401による重心軌跡算出処理が開始されると、ステップS804では、被検者に前方向に重心を移動させるよう指示し、これを受けて、被検者は前方向に重心を移動させる。その後、ステップS805では、被検者に後方向に重心を移動させるよう指示し、これを受けて、被検者は後方向に重心を移動させる。その後、被検者が重心を元の位置に戻すと、ステップS806では、荷重データの取得を終了し、ステップS807では、重心軌跡算出処理を終了する。
ステップS808では、算出された重心軌跡データについて、運動内容判定部402が運動内容判定処理を実行する。運動内容判定処理の結果、今回算出された重心軌跡データが、定義された運動内容を被検者が正しく実施した際に取得された重心軌跡データであると判定された場合には、ステップS809に進み、当該重心軌跡データに基づいて、運動機能評価部403が評価値算出・判定処理を実行する。
ステップS810では、ステップS809において算出された評価値を、評価領域にプロットする。図9は、評価領域に、ステップS809において算出された評価値により特定される位置に識別子(丸印)901をプロットした様子を示している。なお、図9の例では、算出された評価値がプロットされた部分領域が、運動機能が“低”の部分領域に属することから、被検者の運動機能は“低”であると判定する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る運動機能評価システム300では、被検者の運動機能を評価するために、前後方向に重心を移動させる運動内容を被検者に実施させる構成とした。
また、被検者の運動機能を評価するための評価指標として、“前後方向到達距離”及び“単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長”を用いる構成とした。
また、取得された重心軌跡データが評価対象として妥当か否かを判定し、妥当であると判定された重心軌跡データについて、評価値を算出する構成とした。
更に、算出された評価値を、上記評価指標により規定される評価領域のいずれの部分領域に属するかに応じて、被検者の運動機能を判定する構成とした。
この結果、脳神経系疾患を発症した患者の運動機能を、短い時間で、かつ定量的に評価することが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、現時点での被検者の運動機能を評価するための構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、運動機能回復訓練期間において各被検者について複数回算出された評価値を記憶部430に格納しておき、当該複数回算出された評価値を、算出順序がわかるように評価領域に表示することで、評価値の変化がわかるように構成してもよい。
図10は、所定の被検者が、約1ヶ月にわたって、3日に1回の割り合いで定義された運動内容を実施することで算出された評価値の変化を示す図である。図10に示すように、算出順序に従って各識別子が接続されているため、日付が進むにつれて、評価値がどのように変化したのかを容易に認識することができる。
なお、評価領域にプロットする評価値は、例えば、連続する複数回の評価値を平均化したものであってもよい。
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、評価領域を複数の部分領域に分割し、新たに算出された評価値が、当該部分領域のいずれに属するかにより、被検者の運動機能を判定する構成としたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、算出された前後方向到達距離と単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長とにそれぞれ重み付けをしたうえで加算することで、評価点数として算出する構成としてもよい。
また、上記第1の実施形態では、運動内容として、前後方向に重心を移動させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、左右方向に重心を移動させた場合の、“左右方向到達距離”及び“単位時間あたりの前後方向の重心軌跡長”を評価指標として構成してもよい。
また、上記第1の実施形態では、被検者の運動機能を評価するための評価指標として、“前後方向到達距離”を用いることとしたが、本発明はこれに限定されず、前後到達距離を足のサイズで除して正規化した指標を用いるようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態における運動機能評価システムは、脳神経系疾患を発症した患者等を対象に用いるだけでなく、整形疾患である関節症や骨折、またサルコペニアなど疾患予備軍である虚弱高齢者を対象として用いるようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態における運動機能評価システムでは、重心の軌跡を測定するにあたり重心動揺計を用いることとしたが、本発明はこれに限定されず、例えば、足圧分布計等を用いるようにしてもよい。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
本願は、2011年9月27日提出の日本国特許出願特願2011−211575を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。

Claims (8)

  1. 被検者の足が載置される載置部の上で該被検者が前後に重心を移動させた際に前記載置部で検出された荷重データに基づいて、該被検者の重心位置の軌跡を表す重心軌跡データを算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段により算出された重心軌跡データから、重心の前方向の最大到達位置及び後方向の最大到達位置を抽出し、前方向の最大到達位置と後方向の最大到達位置との間の距離である前後方向到達距離を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の算出手段により算出された重心軌跡データから左右方向の成分を抽出し、単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長を算出する第3の算出手段と、
    前記前後方向到達距離と前記単位時間あたりの左右方向の重心軌跡長とにより規定される評価領域において、前記第2の算出手段により算出された被検者の前後方向到達距離の値と前記第3の算出手段により算出された該被検者の重心軌跡長の値とに基づいてプロットされる位置に基づいて、前記被検者の運動機能を判定する判定手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記前後方向到達距離を第1の軸とし、前記重心軌跡長を第2の軸とした場合に形成される領域を分割することにより得られた複数の部分領域のいずれに対して、前記第2の算出手段により算出された被検者の前後方向到達距離の値と前記第3の算出手段により算出された該被検者の重心軌跡長の値とに基づいてプロットされる位置属するかにより、前記被検者の運動機能を判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数の部分領域間の境界線が記載された前記評価領域と、前記第2の算出手段により算出された被検者の前後方向到達距離の値と前記第3の算出手段により算出された該被検者の重心軌跡長の値とに基づいてプロットされた識別子と、を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、所定の被検者についての複数の、前記前後方向到達距離の値と前記重心軌跡長の値とに基づいてプロットされた複数の前記識別子を、前記第2の算出手段及び前記第3の算出手段により算出された算出順序に従って、表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の算出手段により算出された重心軌跡データが、前記被検者が重心を前後に移動させる運動を正しく実施した際に算出された重心軌跡データであるか否かを判断する判断手段を更に備え、
    前記第2の算出手段及び第3の算出手段は、前記判断手段により、前記被検者が重心を前後に移動させる運動を正しく実施した際に算出された重心軌跡データであると判断された場合に、前記前後方向到達距離及び前記重心軌跡長を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記判断手段は、前記重心軌跡データについて、
    前方向最大到達位置が出現後に後方向最大到達位置が出現していること、
    後方向最大到達位置が、前記重心軌跡データの算出を開始した際の重心位置から所定距離以上離れていること、
    後方向最大到達位置が出現後に、重心位置が、前記重心軌跡データの算出を開始した際の重心位置から所定距離以内に移動していること、
    を判断基準として、前記被検者が重心を前後に移動させる運動を正しく実施した際に算出された重心軌跡データであると判断することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 被検者の足が載置される載置部を有し、前記載置部における荷重を検出する重心動揺計と、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置と
    を備えることを特徴とする運動機能評価システム。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
JP2013535832A 2011-09-27 2012-07-13 運動機能評価システム、情報処理装置およびプログラム Active JP5952288B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011211575 2011-09-27
JP2011211575 2011-09-27
PCT/JP2012/004536 WO2013046508A1 (ja) 2011-09-27 2012-07-13 運動機能評価システム、情報処理装置及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013046508A1 JPWO2013046508A1 (ja) 2015-03-26
JP5952288B2 true JP5952288B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=47994604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013535832A Active JP5952288B2 (ja) 2011-09-27 2012-07-13 運動機能評価システム、情報処理装置およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5952288B2 (ja)
WO (1) WO2013046508A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015085035A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 テルモ株式会社 診断装置
JP6746334B2 (ja) * 2015-04-28 2020-08-26 住友理工株式会社 バランス能力測定装置
JP6888337B2 (ja) * 2017-03-09 2021-06-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 表示装置、診断システム及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3871247B2 (ja) * 2001-02-28 2007-01-24 株式会社タニタ 運動能力の評価が可能な重心検出装置
JP4196049B2 (ja) * 2001-09-07 2008-12-17 パナソニック電工株式会社 バランス能力評価装置
JP2005046535A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Hitachi Kiden Kogyo Ltd 重心動揺計測装置
JP2006296714A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Hitachi Plant Technologies Ltd 立位練習器
JP2011177265A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Ishida Co Ltd リハビリ支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013046508A1 (ja) 2013-04-04
JPWO2013046508A1 (ja) 2015-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5332292B2 (ja) 歩行解析及び運動メニュー提案システム
JP4915263B2 (ja) 歩行能力からの運動機能向上メニュー提案システム及び歩行能力からの運動機能向上メニュー提案方法
Grewal et al. Balance rehabilitation: promoting the role of virtual reality in patients with diabetic peripheral neuropathy
EP2837409B1 (en) Training device
JP6127455B2 (ja) 歩行年齢評価方法
KR101578200B1 (ko) 균형 능력의 향상 및 정량적 평가를 위한 기능성 게임 시스템
JP6127873B2 (ja) 歩行特徴の解析方法
KR101739647B1 (ko) 관성 센서를 이용한 경직 및 간대성 경련 평가 보조 장치 및 방법
JP6033784B2 (ja) 歩行動作監視装置及び歩行動作解析システム
JP6844284B2 (ja) 歩容の評価方法
CN108338790B (zh) 步态分析及跌倒评估***
JP5952288B2 (ja) 運動機能評価システム、情報処理装置およびプログラム
JP4749897B2 (ja) 歩行訓練支援装置
JP6127454B2 (ja) 歩行年齢表示システム
JP5915990B2 (ja) つまずきリスク評価装置、つまずきリスク評価システム
JP5918381B2 (ja) 足圧分布計測システムおよび情報処理装置
WO2013153806A1 (ja) 整形疾患リスク評価システム及び情報処理装置
Yang et al. Empowering a gait feature-rich timed-up-and-go system for complex ecological environments
JP6310230B2 (ja) 診断装置
JP2015085036A (ja) 診断装置
JP2011220908A (ja) 床反力計測システム及び方法
JP6552875B2 (ja) 移動運動解析装置、方法及びプログラム
WO2013046516A1 (ja) 整形疾患リスク評価システム及び情報処理装置
JP6488971B2 (ja) 指導適合性判定装置、指導適合性判定システム、指導適合性判定方法、指導適合性判定プログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2018038753A (ja) 歩行分析方法及び歩行分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5952288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250