JP5951514B2 - 梱包装置及び梱包形態 - Google Patents

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Description

本発明は、主として電子部品や電気製品等の被梱包物を縦横に並列して集合状態で梱包するための梱包装置及び梱包形態に関するものである。
従来より、例えば電子部品や電気製品等の被梱包物を集合状態で輸送するための梱包装置としては、一般に、荷役用のパレット又は底板上に載設される直方体形状の段ボール箱等の外装箱と、外装箱内に配置されて被梱包物を接触させないように保持する複数の緩衝パッドとを組み合わせた梱包装置が用いられていた。
この梱包装置の場合、外装箱内において各被梱包物を個々に保持して緩衝性よく梱包できるが、外装箱の上部開口からの緩衝パッドのセット作業や被梱包物の収納作業に手数がかかる上、段ボールの使用量が多くコスト高にもなっていた。
そこで、段ボールの使用量を低減する目的で、特許文献1に見られるように、梱包用の底板上に被梱包物を載置し、該被梱包物の縦稜部に当たるコーナー部に、断面L字形の紙管等の補強材を当てがい、その外側の底部から上端部までをストレッチフィルムを巻付けて覆い、上部のコーナー部に緩衝材を設置し、その上方より段ボール製トレー等の板状部材を被せ、緊締用バンドにより結束して梱包する梱包形態が提案されている。
この提案の梱包形態の場合、1個の被梱包物を輸送するための梱包には利用できるが、複数の被梱包物を集合状態にして梱包するのには、各被梱包物を相互に接触させないように個別に保持する手段が必要であり、そのままでは利用できないものである。
また、複数の被梱包物をパレット上に集合状態で梱包するものとして、特許文献2には、パレットの上に複数の被梱包物を縦横に並列して載置し、縦横の被梱包物の間隔に、長尺状に構成した給排気可能なダンネージバッグを蛇行させながら挿入し、これを膨張させて被梱包物に圧着させて装着し、その後、被梱包物全体の最外周に合成樹脂フィルム等の包巻材を巻回し、被梱包物の上に上板材を被装し、全体をバンド等の緊締材により巻回して緊締する梱包形態が提案されている。
しかし、この提案の梱包形態の場合、段ボール製の外装箱を使用する必要がないとしても、ダンネージバッグの装着セット作業、及び、外周面の合成樹脂フィルム等の包巻材の巻回作業に手数がかかることになる。また、梱包体を段積みした場合に、前記ダンネージバッグや包巻材が段積み荷重を支える役目を十分に果たせないことにもなる。
特開昭58−99360号公報 特開2000−72182号公報
本発明は、上記の問題を解消するためになしたものであり、複数の被梱包物を縦横に並列して集合状態で梱包する場合において、段ボールの使用量が少なく、梱包作業が容易でありながら、並列状態の被梱包物を相互に接触させることなく保持できるとともに、コーナー部における被梱包物の縦稜部の保護と耐圧効果を良好になす梱包装置及び梱包形態を提供するものである。
上記の課題を解決する本発明の梱包装置は、被梱包物を並列して載置するための下部トレーと、前記下部トレー上に並列載置された被梱包物全体の天面部に装着される天面用緩衝材と、前記被梱包物全体の外周部に装着される側面用外装材とからなる梱包装置であって、前記下部トレーは、上面における周縁部の外周凸壁と内方部の縦横の少なくとも1方向の仕切り用凸壁とにより、被梱包物の下端部を嵌合できる収納部が縦横に並列して画成されてなり、前記天面用緩衝材は、前記被梱包物全体の天面部の少なくとも一方の相対向両辺部においてコーナー部を含む天面及び側面を覆って嵌合装着可能に設けられるとともに、装着状態において並列した各被梱包物を離隔状態に保持する凸壁が下面に設けられてなり、前記側面用外装材は、前記下部トレー上に並列載置された被梱包物全体の外周部の一部を覆う板状のシート材からなる側面板に緩衝パッドが付設された少なくとも2つの外装材からなり、少なくとも2つの外装材の側面板には、前記被梱包物全体の外周部に装着した状態においてコーナー部における被梱包物の縦稜部両側に当接する緩衝パッドと被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されてなる、ことを特徴とする。
この梱包装置によれば、梱包の際、下部トレーの上面の収納部に被梱包物の下端部を嵌合して一定間隔に保持するように縦横に並列して載置する。この状態で、並列している被梱包物全体の天面部に天面用緩衝材を装着するとともに、前記被包装物全体の外周部に側面用外装材を装着する。この際、側面用外装材については、前記被梱包物全体の外周部において、側面板に緩衝パッドが付設されている少なくとも2つの前記外装材を、前記緩衝パッドを被梱包物間に嵌入させるとともに、少なくとも1つのコーナー部において隣接する2面の面板部に付設された緩衝パッドを被梱包物の縦稜部両側に当接させるようにして装着する。こうして、前記側面用外装材の外側にストレッチィルムやバンド等の巻回材を巻装すればよく、これにより、被梱包物を一定間隔に保持して容易に梱包することができ、コーナー部における被梱包物の縦稜部の保護も良好になし得る。
前記の梱包装置において、前記側面用外装材が2つの外装材からなり、両外装材の側面板が、前記被梱包物全体の外周部における対向側面を覆う面板部と、該面板部の両側端に折曲可能に連設されて、前記被梱包物全体のコーナー部における被梱包物の縦稜部を挟んで隣接する側面を覆う2面の面板部とを有し、各面板部には、前記縦稜部の両側に当接する緩衝パッドと、被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されてなるものとすることができる。
また、前記の梱包装置において、前記側面用外装材が3つ以上の外装材からなり、このうち2つの外装材の側面板が、前記被梱包物全体の外周部における対向側面を覆う面板部と、該面板部の両側端に折曲可能に連設されて、前記被梱包物全体のコーナー部における被梱包物の縦稜部を挟んで隣接する側面を覆う2面の面板部とを有し、各面板部には、前記縦稜部の両側に当接する緩衝パッドと、被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されており、他の少なくとも1つの外装材は、平板状の側面板の両側端に被梱包物間に嵌入する緩衝パッドが付設されてなるものとすることができる。
また、前記の梱包装置において、前記側面用外装材が4つの外装材からなり、各外装材の側面板が、それぞれ前記被梱包物全体のコーナー部における被梱包物の縦稜部を挟んで隣接する側面を覆うように折曲可能な2面の面板部を有し、各面板部には、前記縦稜部の両側に当接する緩衝パッドと、被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されてなるものとすることができる。
また、前記の梱包装置において、前記側面用外装材の側面板が、梱包状態において下部トレーの外周から天面用緩衝材の外周を覆う上下方向長さを有し、前記各緩衝パッドが該側面板の下端部及び上端部を残余して付設されており、梱包状態において、該緩衝パッドが下部トレーの外周凸壁上に載設し、前記天面用緩衝材が各緩衝パッドの上端に載設するように設けられてなるものとすることができる。これにより、前記側面用外装材を用いた梱包体を段積みした場合の段積み荷重を、天部用緩衝材から側面用外装材の緩衝パッドを介して下部トレーの外周凸壁で直に支えることができ、被梱包物に負荷される荷重を軽減できる。
また、前記の梱包装置において、前記天面用緩衝材は、前記被梱包物全体の天面部の一方の対向両辺部においてそれぞれ両端のコーナー部を含む天面及び側面を覆って嵌合装着可能な断面鉤形状をなし、長手方向の所要個所に並列した被梱包物間に嵌入する凸壁を有する2つの端部用パッドと、前記両辺部間において前記両辺部と平行方向の隣り合う2列の被梱包物列に跨って載設するとともに、前記被梱包物列間に嵌入する凸壁を有する断面T字形をなす少なくとも一つの中間部用パッドとを備えてなるものとすることができる。
これにより、前記被包装物全体の天面部に対して、対向両辺部において断面鉤形状の2つの端部用パッドを天面と側面を覆うように嵌合して装着するとともに、断面T字形をなす少なくとも一つの中間部用パッドを、前記両辺部間で隣接する被梱包物列間の部分に下面の凸壁を被梱包物列間に嵌入させて両側部を両列に跨がらせて載設し装着することにより、各被梱包物を離隔状態に保持しながら天面部を保護できる。
この場合において、前記天面用緩衝材の中間部用パッドの下面の凸壁には、その長手方向に並列する被梱包物間との対応個所に該被梱包物間に嵌入する凸部が設けられ、各被梱包物の縦横の動きを規制できるように設けられてなるものとするのが好ましい。これにより、被梱包物の縦横の動き規制できる。
また、上記発明のいずれかの梱包装置を使用する本発明の梱包装置は、縦横に並列して区画形成された下部トレーの上面の収納部に被梱包物の下端部を嵌合して一定間隔に保持するように並列載置し、下部トレー上に並列載置した被梱包物全体の天面部に対して、天面用緩衝材を、少なくとも一方の相対向両辺部においてコーナー部を含む天面及び側面を覆うように嵌合し、かつ下面に有する凸壁を並列した各被梱包物間に嵌入して装着するとともに、前記被梱包物全体の外周部において、板状のシート材からなる側面板に緩衝パッドが付設された少なくとも2つの外装材からなる側面用外装材を、前記緩衝パッドを被梱包物間に嵌入させるとともに、コーナー部において隣接する2面の面板部に付設された緩衝パッドを該コーナー部における被梱包物の縦稜部両側に当接させるようにして装着し、この側面用外装材の外側を巻回材により巻装してなることを特徴とする。
本発明によれば、複数の被梱包物を縦横に並列して集合状態で梱包する場合において、複数の被梱包物を、下部トレー上に一定間隔に保持して並列載置するとともに、並列している被包装物全体の天面部は天面用緩衝材の装着により良好に保護できるとともに、該天面用緩衝材により各被包装物を一定間隔に離隔状態に保持できる。また、被包装物全体の外周部については、側面用外装材としての少なくとも2つの外装材が、それぞれ板状のシート材よりなる側面板に付設された緩衝パッドの嵌入操作により容易に装着でき、梱包作業を容易に行うことができる。
また梱包状態においては、各被梱包物を被梱包物間に嵌入した緩衝パッドにより一定間隔に保持でき、被梱包物同士の接触のおそれがない。また全体のコーナー部に位置する被包装物の縦稜部両側に緩衝パッドが当接することで、該縦稜部の保護をも良好になすことができる。しかも、段ボールの使用量が少なく、構造も簡単で取り扱い易く、コスト安価に提供できることになる。
本発明の梱包装置の第1の実施例の下部トレーの略示斜視図である。 同上の下部トレー平面図(a)と、A−A線の断面図(b)である。 天面用緩衝材の端部用パッドの平面図(a)と、底面図(b)と、側面図(c)と、B−B断面図(d)である。 天面用緩衝材の中間部用パッドの平面図(a)と、底面図(b)と、側面図(c)と、C−C断面図(d)である。 同梱包装置の第1の実施例の側面用外装材の1つの外装材を示す略示斜視図である。 同上の側面用外装材による装着状態の略示断面説明図である。 同梱包装置を用いた梱包方法において、下部トレー上に被梱包物を並列載置する途中の斜視図である。 同梱包装置を用いた梱包方法において、被包装物全体の天面部に天面用緩衝材を装着した状態の斜視図である。 同梱包装置を用いた梱包方法において、被包装物全体の外周部に側面用外装材を装着した状態の斜視図である。 同上の断面図である。 第2の実施例の側面用外装材による装着状態の略示断面説明図である。 第3の実施例の側面用外装材による装着状態の略示断面説明図である。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
本発明の梱包装置は、被梱包物bを並列して載置するための下部トレー10と、前記下部トレー10上に並列載置された被梱包物全体の天面部B1に装着される天面用緩衝材20と、前記被梱包物全体の外周部に装着される側面用外装材30とからなるものであり、それぞれ次のように構成されている。
図1〜図8は本発明の梱包装置の第1の実施例を示しており、この実施例の下部トレー10は、合成樹脂発泡体等の緩衝材により一体形成されてなり、図1及び図2のように、底板部11の上面における周縁部に外周凸壁12が、その内方部に縦横の少なくとも1方向、図の場合は縦横に交差する仕切り用凸壁13が形成され、これら外周凸壁12と仕切り用凸壁13とにより被梱包物bの下端部を嵌合できる収納部14が縦横の少なくとも1方向、例えば図のように縦横に並列して画成されてなる。前記収納部14の大きさや形状及び並列数は梱包対象の被梱包物bの形態や集合梱包数に応じて設定される。第1の実施例は、被梱包物bの並列形態を縦3個、横2個にした場合を示している。なお、この下部トレー10は、通常、荷役用のパレット(図示せず)上に載置されて使用できるように形成される。
前記天面用緩衝材20は、合成樹脂発泡体等の緩衝材からなり、前記被梱包物全体の天面部B1の少なくとも一方の相対向両辺部においてコーナー部を含む被梱包物bの天面及び側面を覆って嵌合装着可能に設けられるとともに、装着状態において並列した各被梱包物b,b間に嵌入して各被梱包物bを隔離状態に保持する凸壁が下面に設けられてなる。
この天面用緩衝材20としては、各被梱包物bを仕切り状態に保持できる種々の形態の実施が可能である。例えば、被梱包物全体の天面部B1に対応する天板部の下面の周縁部に凸壁を有するとともに、その内方に被梱包物間に嵌入する凸壁を有するもので、下部トレー10と上下に対称のトレー形状なすものを、被梱包物全体の天面部B1の全体に嵌合被着するようにして実施することもできるが、図示する実施例の場合は、下記構成の複数のパッドの組み合わせからなる。
前記被梱包物全体の天面部B1の縦横一方の対向両辺部、例えば被梱包物bの並列形態が縦3個、横2個である場合の横方向(左右方向)に対向する両辺部において、該両辺部の両端のコーナー部Cを含む天面及び側面を覆って嵌合可能な断面鉤形状をなし、長手方向の所要個所に並列した被梱包物b,b間に嵌入する凸壁23を有する2つの端部用パッド21と、前記両辺部間において前記両辺部と平行方向の隣り合う2列の被梱包物列に跨って両側部が載設するとともに、幅方向中央下面に前記被梱包物列間に嵌入する凸壁24を有する断面T字形をなす少なくとも1つの中間部用パッド22とからなる。
前記端部用パッド21は、図3のように、下部トレー10の外周凸壁12と対向して、一方の対向両辺部で並列した被梱包物bの外側面に沿って嵌合する端壁25a垂下凸壁25を有するとともに、長手方向の所要個所の下面に前記凸壁23を有してなる。前記垂下凸壁25にはコーナー部Cを回って嵌合する端壁25aを含んでいる。前記中間部用パッド22は、図4のように、前記凸壁24の長手方向に並列する被梱包物b,b間の個所との対応個所に、側方に突出することにより該被梱包物b,b間に嵌入する凸部24aが設けられ、これにより、被梱包物bの縦横の動きを規制できるようになっている。前記中間部用パッド22の長手方向両端には、前記下部トレー10の外周凸壁12と対向して被梱包物bの側面に沿って嵌合する端壁26を有している。
前記端部用パッド21の上面には、前記凸壁23及び垂下凸壁25と対応する個所に凸部27が、また前記中間部用パッド22の上面には、前記凸壁24及び端壁26と対応する個所に凸部28が設けられており、この梱包装置による梱包体を複数段積みする際に、上段の荷重を該凸部27及び28の個所で受支できるようになっている。
なお、この天面用緩衝材20についても、前記被梱包物bの並列形態に応じて、端部用パッド21の凸壁25が及び中間部用パッド22の凸壁24における凸部24aが配置され、また必要に応じて複数の中間部用パッド22が使用される。
また、前記側面用外装材30は、基本的に、前記下部トレー10上に並列載置された被梱包物全体の外周部の一部を覆う段ボール等の板状のシート材からなる側面板31に緩衝パッド32,33が付設された少なくとも2つの外装材30aからなる。少なくとも2つの外装材30aの側面板31には、前記被梱包物全体の外周部に装着した状態において前記コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の両側に当接する緩衝パッド32と被梱包物b,b間に嵌入する緩衝パッド33とが接着手段等により付設されている。
この第1の実施例では、図5のように、前記両外装材30aの側面板31が、前記被梱包物全体の外周部における対向側面、例えば被梱包物bの並列形態が縦3個、横2個である場合の縦方向(前後方向)に対向する両辺部の側面を覆う面板部31aと、該面板部31aの両側端に折曲可能に連設され、かつ前記被梱包物全体のコーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部を挟んで隣接する側面を覆う2面の面板部31bとを有している。
そして、前記側面板31の各面板部31a,31bには、それぞれ前記折曲境界部31cの両側の個所に、装着状態において前記コーナー部Cにおける縦稜部両側に直角に交差した状態で当接するように緩衝パッド32が付設されている。例えば、面板部31a,31bの一方、例えば面板部31bには、前記折曲境界部31cに側面を位置させて緩衝パッド32が付設され、他方の面板部31aには、前記折曲境界部31cから前記緩衝パッド32の厚み分を離隔させて緩衝パッド32が付設され、両面板部31a,31bを直角に折曲したときに、2つの緩衝パッド32,32同士が直角に交差して接合されるように設けられている。これにより、緩衝パッド32,32同士の接合面が折曲境界部31cには位置しないようになっている(図6)。
さらに、前記2面の面板部31bの側端部と面板部31aの中央部には、それぞれ被梱包物b,b間に嵌入する緩衝パッド33が付設されており、梱包時には、前記緩衝パッド33を被梱包物b,B間に嵌入することにより、側面用外装材30の各外装材30aを装着できるようになっている。前記面板部31bの緩衝パッド33は、並列している縦3個の被梱包物bのうちの両端部の被梱包物bと中央部の被梱包物bとの間に嵌入されるため、嵌入操作を容易に行えるように、該緩衝パッド33の例えば先端部外側を面取り形成しておくのが望ましい。
前記側面用外装材30の側面板31は、梱包状態において下部トレー10の外周から天面用緩衝材20の外周を覆うことができる上下方向長さを有し、前記各緩衝パッド32、33がそれぞれ該側面板31の下端部及び上端部を残余して付設されており、梱包状態において、該緩衝パッド32、33がそれぞれ下部トレー10の外周凸壁12及び仕切り用凸壁13の上に載設し、さらに前記天面用緩衝材20の一部、例えば図のような端部用パッド21の垂下凸壁25と凸壁23の一部、及び、中間部用パッド22の端壁26と凸壁24の一部が、前記各緩衝パッド32,33の上端に載設するように設けられている。これにより、本発明の梱包装置による梱包体を複数段積みした場合の段積み荷重を、天部用緩衝材20から側面用外装材30の緩衝パッド32,33を介して下部トレー10の外周凸壁12及び仕切り用凸壁13で直に支えることができ、被梱包物bに段積み荷重が天面用緩衝材20を介して負荷されるのを軽減できるようになっている。
なお、前記の下部トレー10、天面用緩衝材20及び緩衝パッド32,33並びに後述の緩衝パッド36としては、緩衝材として使用される各種の合成樹脂発泡体を使用できるが、熱可塑性樹脂の発泡成形体であることが好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂)、ポリエステル系樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ乳酸系樹脂)、ポリカーボネート系樹脂等が挙げられる。樹脂は一種類だけで構成してもよく、二種類以上で構成してもよい。また、前記発泡体の発泡倍率は3〜70倍が好ましい。
上記の第1の実施例の梱包装置は、これによる梱包の際、図7Aのように、下部トレー10の上面の外周凸壁12と仕切り用凸壁13により画成された収納部14に、被梱包物bの下端部を嵌合して一定間隔に保持するように縦横に並列して載置する。この状態で、並列している被梱包物全体の天面部B1に対し天面用緩衝材20としての断面鉤形状の2つの端部用パッド21と、断面T字形をなす1つの中間部用パッド22を装着する(図7B)。すなわち、前記2つの端部用パッド21を、一方の相対向両辺部に対し、それぞれコーナー部Cを含む天面及び側面を覆うように嵌合するとともに、凸壁23を被梱包物b,b間に嵌入して装着する。また、中間部用パッド22を、前記両辺部間で隣接する2列の被梱包物列間の部分に下面の凸壁24を被梱包物列間に嵌入させるとともに、両側部を両列に跨がらせて載設し装着する。これにより、各被梱包物を離隔状態に保持しながら天面部B1を保護できる。
この後、図7Cのように、前記被包装物全体の外周部に側面用外装材30を装着する。この際、側面用外装材30として側面板31に緩衝パッド32,33が付設されている少なくとも2つの前記外装材30aを、前記緩衝パッド33を被梱包物b,b間に嵌入させるとともに、コーナー部Cにおいて隣接する2面の面板部31a,31bにそれぞれ付設された緩衝パッド32を、前記面板部31a,31bの折曲により交差状態に接合させて該コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の両側に当接させるようにして装着する。こうして、前記側面用外装材の外側にストレッチィルムやバンド等の巻回材(図示省略)を巻装すればよい。これにより、複数の被梱包物bを一定間隔に保持して並列した状態で容易に梱包することができ、コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の保護も良好になし得る。
なお、前記天面用緩衝材20と側面用外装材30とは、いずれを先に装着することもでき、例えば側面用外装材30を上記と同様に装着した後、該側面用外装材30の上端部内側に天面用緩衝材を上記同様に装着することもできるが、梱包作業上は、前記梱包物全体の天面部B1に天面用緩衝材20を装着した後、前記側面用外装材30を装着するのが好ましい。
上記の第1の実施例においては、被梱包物bの並列形態が縦3個、横2個である場合において、側面用外装材30として2つの外装材30aを用いる場合の例を示したが、被梱包物bの並列形態によっては、側面用外装材30としては、板状のシート材からなる側面板31に、コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の両側に当接する緩衝パッドと、被梱包物b,b間に嵌入する緩衝パッドとが付設されている少なくとも2つの外装材を使用するものであれば、他の種々の梱包形態及び組み合わせによる実施が可能である。 例えば、図9は第2の実施例の側面用外装材30による装着状態を示している。この実施例の場合、側面板31に緩衝バッドを付設してなる2つの外装材30aのほかに、さらに他の2つの外装材30bを組み合わせている。
すなわち、前記被梱包物bの並列形態が縦6個、横2個である場合において、前記2つの外装材30aは、その側面板31が、前記被梱包物全体の外周部における一方の相対向両辺部、例えば縦方向(前後方向)に相対向する両辺部の側面を覆う面板部31aと、該面板部31aの両側端に折曲可能に連設され、コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部を挟んで隣接する側面を覆う2面の面板部31bとを有してなり、該側面板31の各面板部31a,31bに、それぞれコーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の両側に当接する緩衝パッド32と、コーナー部Cの被梱包物bとこれに隣接する被梱包物bとの間に嵌入する緩衝パッド33とを、第1の実施例と同様に付設したものよりなる。そして、他の2つの外装材30bは、段ボール等のシート材よりなる平板状の側面板35の両側端及び中央部にそれぞれ図9のように嵌入する緩衝パッド36が付設されたものよりなる。
この側面用外装材30を使用する梱包形態の場合、前記下部トレー10としても、前記被梱包物bの大きさや並列形態及び並列数に応じた収納部14が画成されたものを使用し、また、天面用緩衝材20についても、前記被梱包物bの大きさや並列形態及び並列数に応じて形成された端部用パッド21及び中間部用パッド22がそれぞれ使用される。
この第2の実施例の場合、下部トレー10の上に被梱包物bを並列載置した後、該被梱包物全体の天面部B1に対し、天面用緩衝材20としての端部用パッド21と、断面T字形をなす中間部用パッド22をそれぞれ装着するとともに、前記被包装物全体の外周部に側面用外装材30を装着する。この際、側面用外装材30として、2つの前記外装材30aを、図9のように、相対向両側面において、前記緩衝パッド33を被梱包物b,b間に嵌入させるとともに、コーナー部Cにおいて隣接する2面の面板部31a,31bにそれぞれ緩衝パッド32を該コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の両側に当接させるようにして装着する。さらに被梱包物全体の前後両側面において、他の2つの外装材30bを、それぞれ前記緩衝パッド36を図9のように被梱包物b,b間に嵌入させるように装着する。こうして、前記側面用外装材30の外側にストレッチィルムやバンド等の巻回材(図示省略)を巻装すればよく、これにより、上記同様に複数の被梱包物bを一定間隔に保持して並列した状態で容易に梱包することができ、コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の保護も良好になし得る。
図10は、側面用外装材30が、4つのコーナー用の外装材30cからなる第3の実施例を示している。この実施例の場合、前記被梱包物bの並列形態が縦3個、横3個である場合において、前記4つの各外装材30cの側面板31が、それぞれ前記被梱包物全体のコーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部を挟んで隣接する側面を覆うように折曲境界部31cを介して折曲可能に連設された2面の面板部31d,31eを有し、各面板部31d,31eに、前記縦稜部の両側に当接する緩衝パッド32と、被梱包物b,b間に嵌入する緩衝パッド33とが付設されており、それぞれ各コーナー部Cのコーナー部に対して装着できるように構成されている。
この側面用外装材30を使用する梱包形態の場合も、前記下部トレー10及び天面用緩衝材20についても、前記被梱包物bの大きさや並列形態及び並列数に応じて形成されたものが使用される。特に天面用緩衝材20は、2つの端部用パッド21と2つの中間部用パッド22が使用される。
この実施例の場合、下部トレー10の上に被梱包物bを並列載置した後、該被梱包物全体の天面部B1に対し、天面用緩衝材20としての端部パッド21と、断面T字形をなす中間部用パッド22をそれぞれ装着するとともに、前記被包装物全体の外周部の各コーナー部Cにおいて、側面用外装材30としての前記4つの外装材30cを装着する。この際、前記緩衝パッド33を被梱包物b,b間に嵌入させるとともに、コーナー部Cにおいて隣接する2面の面板部31d,31eに付設されている緩衝パッド32を該コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の両側に当接させるようにして装着する。こうして、前記側面用外装材30の外側にストレッチィルムやバンド等の巻回材(図示省略)を巻装すればよく、これにより、上記同様に複数の被梱包物bを一定間隔に保持して並列した状態で容易に梱包することができ、コーナー部Cにおける被梱包物bの縦稜部の保護も良好になし得る。
A…梱包装置、B1…被梱包物全体の天面部、b…被梱包物、C…コーナー部、10…下部トレー、11…底板部、12…外周凸壁、13…仕切り用凸壁、14…収納部、20…天面用緩衝材、21…端部用パッド、22…中間部用パッド、23…凸壁、24…凸壁、24a…凸部、25…垂下凸壁、25a…端壁、26…端壁、30…側面用外装材、30a…外装材、30b…他の外装材、30c…コーナー用の外装材、31…側面板、31a,31b,31d,31e…面板部、31c…折曲境界部、32…緩衝パッド,33…緩衝パッド、35…側面板、36…緩衝パッド。

Claims (6)

  1. 被梱包物を並列して載置するための下部トレーと、前記下部トレー上に並列載置された被梱包物全体の天面部に装着される天面用緩衝材と、前記被梱包物全体の外周部に装着される側面用外装材とからなる梱包装置であって、
    前記下部トレーは、上面における周縁部の外周凸壁と内方部の縦横の少なくとも1方向の仕切り用凸壁とにより、被梱包物の下端部を嵌合できる収納部が縦横に並列して画成されてなり、
    前記天面用緩衝材は、前記被梱包物全体の天面部の少なくとも一方の相対向両辺部においてコーナー部を含む天面及び側面を覆って嵌合装着可能に設けられるとともに、装着状態において並列した各被梱包物を離隔状態に保持する凸壁が下面に設けられてなり、
    前記側面用外装材は、前記下部トレー上に並列載置された被梱包物全体の外周部の一部を覆う板状のシート材からなる側面板に緩衝パッドが付設された少なくとも2つの外装材からなり、少なくとも2つの外装材の側面板には、前記被梱包物全体の外周部に装着した状態においてコーナー部における被梱包物の縦稜部両側に当接する緩衝パッドと被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されてなる、
    ことを特徴とする梱包装置。
  2. 前記側面用外装材が2つの外装材からなり、両外装材の側面板が、前記被梱包物全体の外周部における対向側面を覆う面板部と、該面板部の両側端に折曲可能に連設されて、前記被梱包物全体のコーナー部における被梱包物の縦稜部を挟んで隣接する側面を覆う2面の面板部とを有し、各面板部には、前記縦稜部の両側に当接する緩衝パッドと、被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されてなる請求項1に記載の梱包装置。
  3. 前記側面用外装材が3つ以上の外装材からなり、このうち2つの外装材の側面板が、前記被梱包物全体の外周部における対向側面を覆う面板部と、該面板部の両側端に折曲可能に連設されて、前記被梱包物全体のコーナー部における被梱包物の縦稜部を挟んで隣接する側面を覆う2面の面板部とを有し、各面板部には、前記縦稜部の両側に当接する緩衝パッドと、被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されており、他の少なくとも1つの外装材は、平板状の側面板の両側端に被梱包物間に嵌入する緩衝パッドが付設されてなる請求項1に記載の梱包装置。
  4. 前記側面用外装材が4つの外装材からなり、各外装材の側面板が、それぞれ前記被梱包物全体のコーナー部における被梱包物の縦稜部を挟んで隣接する側面を覆うように折曲可能な2面の面板部を有し、各面板部には、前記縦稜部の両側に当接する緩衝パッドと、被梱包物間に嵌入する緩衝パッドとが付設されてなる請求項1に記載の梱包装置。
  5. 前記側面用外装材の側面板が、梱包状態において下部トレーの外周から天面用緩衝材の外周を覆う上下方向長さを有し、前記各緩衝パッドが該側面板の下端部及び上端部を残余して付設されており、梱包状態において、該緩衝パッドが下部トレーの外周凸壁上に載設し、前記天面用緩衝材が各緩衝パッドの上端に載設するように設けられてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の梱包装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の梱包装置を使用する梱包形態であって、縦横に並列して区画形成された下部トレーの上面の収納部に被梱包物の下端部を嵌合して一定間隔に保持するように並列載置し、下部トレー上に並列載置した被梱包物全体の天面部に対して、天面用緩衝材を、少なくとも一方の相対向両辺部においてコーナー部を含む天面及び側面を覆うように嵌合し、かつ下面に有する凸壁を並列した各被梱包物間に嵌入して装着するとともに、前記被梱包物全体の外周部において、板状のシート材からなる側面板に緩衝パッドが付設された少なくとも2つの外装材からなる側面用外装材を、前記緩衝パッドを被梱包物間に嵌入させるとともに、コーナー部において隣接する2面の面板部に付設された緩衝パッドを該コーナー部における被梱包物の縦稜部両側に当接させるようにして装着し、この側面用外装材の外側を巻装材により巻装してなることを特徴とする梱包形態。
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