JP5948570B2 - 洗濯機用モータ - Google Patents

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Description

本発明は洗濯機用モータに関する。
ドラム式洗濯機は、水平方向または傾斜方向に回転の軸心を有する回転ドラムを有し、モータの動力をベルトおよびプーリーを介して回転ドラムに伝達する形態である。従来、このようなドラム式洗濯機において、上記モータとして適用されてきたブラシ付モータ(例えば、特許文献1参照)やインダクションモータ(例えば、特許文献2参照)においては、アルミニウム等のフレームを有した鋼板モータが使用されてきた。
図14は、従来のドラム式洗濯機の概略断面図である。図14に示すように、従来のドラム式洗濯機50は、回転ドラム51と、水槽52と、プーリー54と、モータ60と、を備えている。水槽52は、水平方向または傾斜方向に回転の軸心を有する回転ドラム51を回転自在に支持している。水槽52の背面には、回転ドラム51にドラム回転軸53を介して動力を伝達するプーリー54が配置されている。モータ60は、ベルト55を介してプーリー54に動力を伝達する。また、図14に示すとおり、一般的には、モータ60は、水槽52の下方に固定される。
図15は、従来のモータの概略構成図である。従来のモータ60は、図14および図15に示すとおり、ステータ61、ステータ61の内側に軸62と共に回転自在に支持されたロータ(図示せず)、出力側ブラケット63、反出力側ブラケット64などで構成されている。通常、出力側ブラケット63や反出力側ブラケット64は、モータ60の外殻を成すと共に、水槽52への固定手段としての機能も有している。また、水槽52におけるモータ固定部分の構造、寸法に合わせて、出力側ブラケット63や反出力側ブラケットの形状、寸法が決められる。
しかしながら、従来のモータにおいては、ドラム式洗濯機の構成によっては水槽52におけるモータ固定部分の構造や寸法が変更され、この変更に応じて、出力側ブラケット63や反出力側ブラケット64を全て変更する必要が生じる。このため、固定手段の種類だけ、異なる金型や部品が必要となって部品等の共用化が阻害され、コスト高になるという課題がある。
特開2009−78056号公報 特開2009−297123号公報
本発明の洗濯機用モータは、回転ドラムと、水槽と、プーリーとを備えたドラム式洗濯機において、回転ドラムを駆動する洗濯機用モータである。回転ドラムは、洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転の軸心を有する。水槽は、回転ドラムを内包し洗濯機本体内に弾性的に支持される。プーリーは、水槽背面に取り付けられ、回転ドラムにドラム回転軸を介して動力を伝達する。洗濯機用モータは、ベルトを介してプーリーに動力を伝達し、水槽下方に固定される。洗濯機用モータは、ステータと、ロータと、外殻とを備える。ステータは、少なくともステータコアと巻線と巻線絶縁物で構成される。ロータは、ベルトに接続され、少なくともロータコアと磁石を有し、回転自在に保持される。外殻は、ステータとロータを機械的に保持する。外殻は、ロータを保持するブラケットと、ステータを内包するモールド部と、から構成される。モールド部には、水槽に固定するための、モールド部とは別体の別体固定部が取り付けられる。別体固定部には、ブラケットと一体化された別体固定部が含まれる。
これにより、様々なドラム式洗濯機におけるモータの固定構造、寸法に対しても、別体固定部の形状、寸法のみを変更することで対応可能である。これにより、最小限の金型、部品変更のみで洗濯機への取り付けが可能なモータを構成できて、低コスト化を図ることができる。
図1は本発明の実施の形態1に係る洗濯機用モータを搭載したドラム式洗濯機の概略断面図である。 図2は本発明の実施の形態1に係るモータの概略斜視図である。 図3は本発明の実施の形態1に係るモータにおける本体モールド部の概略斜視図である。 図4は本発明の実施の形態1に係るモータにおける別体固定部の概略斜視図である。 図5は本発明の実施の形態1に係るモータにおけるその他の別体固定部の概略斜視図である。 図6は本発明の実施の形態1に係るモータにおけるステータの構成図である。 図7は本発明の実施の形態1に係るモータにおけるロータの構成図である。 図8は本発明の実施の形態1に係るモータにおけるロータコアの概略断面図である。 図9は本発明の実施の形態2に係るモータの概略斜視図である。 図10は本発明の実施の形態3に係るモータにおける本体モールド部と別体固定部と一体固定部の概略斜視図である。 図11は本発明の実施の形態4に係るモータにおける本体モールド部と別体固定部の概略斜視図である。 図12は本発明の実施の形態5に係るモータにおける本体モールド部と別体固定部の概略斜視図である。 図13は本発明の実施の形態5に係るモータにおける、その他の形態での本体モールド部と別体固定部の概略斜視図である。 図14は従来のモータを搭載したドラム式洗濯機の概略断面図である。 図15は従来のモータの概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータを搭載したドラム式洗濯機の概略断面図である。図1に示すように、ドラム式洗濯機10は、回転ドラム11と、水槽12と、プーリー14と、モータ20aと、を備えている。回転ドラム11は、洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転の軸心を有している。水槽12は、回転ドラム11を内包し洗濯機本体内に弾性的に支持されている。
水槽12の背面には、回転ドラム11にドラム回転軸13を介して動力を伝達するプーリー14が取り付けられている。モータ20aは、ベルト15を介してプーリー14に動力を伝達する。また、図1に示すとおり、モータ20aは、水槽12の下方に固定されている。
図2は、本発明の実施の形態1に係るモータの概略斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係るモータにおける本体モールド部の概略斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係るモータにおける別体固定部の概略斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1に係るモータにおけるその他の別体固定部の概略斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1に係るモータにおけるステータの構成図である。図7は、本発明の実施の形態1に係るモータにおけるロータの構成図である。図8は、本発明の実施の形態1に係るモータにおけるロータコアの概略断面図である。
図2〜図5に示すように、モータ20aは、ステータ30と、ロータ40とを有する。ステータ30とロータ40とは、ブラケット22と本体モールド部21(図3)から成る外殻により機械的に保持されている。本体モールド部21には、モータ20aを水槽12に固定するための本体モールド部21とは別体の別体固定部23a、23b(図4)と、別体固定部23c、23d(図5)とが取り付けられている。ロータ40は、ブラケット22に軸受45を介して回転自在に保持される。
本体モールド部21は、図6に示したステータ30を内包している。ステータ30は、少なくとも、ステータコア34と、巻線33と、巻線絶縁材32を有する。ステータコア34は、通常薄い鉄板を積層して構成される。巻線33は、巻線絶縁材32を介してステータコア34に巻回される。本体モールド部21は、ステータコア34と巻線絶縁材32と巻線33とをモールド成型することによって構成される。
図7に示すように、ロータ40は、ロータコア43と、樹脂モールド44と、モータ軸41と、モータプーリー42と、軸受45と、を備える。ロータコア43は、通常薄い鉄板を積層して構成される。樹脂モールド44は、ロータコア43をモールド成型している。モータ軸41およびモータプーリー42は、ロータ40が発生する動力を回転ドラム11に伝達する。軸受45は、ロータ40を回転自在に保持する。
図8に示すように、ロータコア43は、磁石穴46に磁石48を挿入するIPM(Interior Permanent Magnet)構造となっている。ロータコア43と磁石48の双方が樹脂モールド44でモールド成型されている。また、軸穴47にモータ軸41が挿入されて、ロータ40が構成される。
以上に示した本発明の実施の形態1に係るモータ20aは、本体モールド部21、ステータ30およびロータ40を一体とすることにより、部品の共用化やモータ性能維持を行いながら、別体固定部23a、23b、23c、23dを変更するだけで、異なる固定方法、構造のドラム式洗濯機10に取り付け可能となる。従って、本発明の実施の形態1に係るモータ20aは、最小限の金型変更、部品変更のみでモータ性能を維持しながら異なる固定方法に対応できるので、モータの低コスト化を図るために好適である。
尚、本発明の実施の形態1においては、別体固定部23aと別体固定部23bとが同一形状、かつ別体固定部23cと別体固定部23dとが同一形状として示している。しかし、別体固定部23a、23b、23c、23dの形状の種類はこれに限られるものではなく、例えば、全ての形状が異なっている場合や、いずれか3つの別体固定部が同一形状で1つだけ異なる形状などの場合においても、同様の効果を得ることが可能である。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係るモータの概略斜視図である。尚、図9に示したモータ20bにおいても、上記実施の形態1と同様に、図1に示すようにドラム式洗濯機10へ固定される。
モータ20bは、本体モールド部21と一体化された一体固定部24a、24bを有し、別体固定部23cが本体モールド部21に取り付けられている。その他、ブラケット22やロータ40の構成は前述の実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
一体固定部24a、24bは、本体モールド部21と一体化され、本体モールド部21と同一の樹脂モールド材料で構成されている。一方、モータ20bを図1に示したドラム式洗濯機10に、より強固に取り付けるために、別体固定部23cを、本体モールド部21よりも強度が高い、たとえばアルミニウムなどの金属材料で構成してもよい。
以上に示した本発明の実施の形態2に係るモータ20bにおいては、別体固定部23cを変更するだけで、異なる固定方法、構造のドラム式洗濯機への取り付けに対応でき、モータの低コスト化を図ることができる。さらに、別体固定部23cによって、取り付けの強度を向上することが可能となるため、信頼性の高いモータを実現することができる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3に係るモータにおける本体モールド部と別体固定部と一体固定部の概略斜視図である。図10は、一体固定部24c、24dと一体化した本体モールド部21に別体固定部23a、23bを取り付けた状態を示す。ブラケット22やロータ40の構成は前述の実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。また、本体モールド部21は、図6に示したステータ30を内包してモールド成型されており、前述の実施の形態1と同様であるため詳細の説明を省略する。
以上に示した本発明の実施の形態3に係るモータにおいては、前述の実施の形態2とは軸方向逆位置に別体固定部23a、23bおよび一体固定部24c、24dを配設している。これにより、実施の形態2に示した場合とは異なるドラム式洗濯機への取り付けに対応可能である。また、図10では別体固定部23a、23bを同一形状としているが、異なる形状であってもよい。複数の別体固定部23a、23bを有することによって、ドラム式洗濯機への異なる取り付け状態に対応するために最小限の部品変更で済む。また、ドラム式洗濯機への対応可能な取り付け状態数も増加し、モータの低コスト化を図ることが可能である。
(実施の形態4)
図11は、本発明の実施の形態4に係るモータにおける本体モールド部と別体固定部の概略斜視図である。図11は、本体モールド部21と、ブラケット45と一体化された別体固定部25と、その他の別体固定部23c、23dとを組み立てた状態を示す。別体固定部25とは軸方向逆側に配設されるブラケット22やロータ40の構成は前述の実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。また、本体モールド部21は、図6に示したステータ30を内包してモールド成型されており、前述の実施の形態1と同様であるため詳細の説明を省略する。
以上に示した本発明の実施の形態4に係るモータにおいては、別体固定部25が軸受45を保持しているので、部品点数の削減が可能となる。尚、別体固定部25は、金属材料であることが望ましいが、軸受45を保持できるだけの精度、強度などがあれば、その他の材料で構成することも可能である。
また、別体固定部25および別体固定部23c、23dの形状を変更するのみで異なるドラム式洗濯機への取り付けが可能であり、モータの低コスト化を図るために好適である。
(実施の形態5)
図12は、本発明の実施の形態5に係るモータにおける本体モールド部と別体固定部の概略斜視図である。図12は、本体モールド部21に、別体固定部23a、23b、23c、23dを取り付けた状態を示す。ブラケット22やロータ40の構成は前述の実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。また、本体モールド部21は、図6に示したステータ30を内包してモールド成型されており、前述の実施の形態1と同様であるため詳細の説明を省略する。
以上に示した本発明の実施の形態5に係るモータにおいては、別体固定部23a、23b、23c、23dの全てが異なる形状となっている。また、別体固定部23a、23cは、それ自身が有する略円筒状の凸部26をドラム式洗濯機の取り付け部分に挿入して固定される。一方、別体固定部23b、23dは、それ自身に設けられた貫通穴27を用いて、ドラム式洗濯機に取り付けられる。凸部26に高い強度が要求される場合には、別体固定部23a、23cを金属材料など、強度の高い材料とすることが好適である。
更には、別体固定部23a、23b、23c、23dの組合せ、配設する位置などは、図12に示した通りでなくてもモータを構成でき、ドラム式洗濯機の取り付け構造に応じて変更可能である。従って、本体モールド部21などを共用化した状態であっても、取り付け構造、要求される強度などに応じて、様々なモータ構造を選択でき、かつ変更する部品も最小限で済む。これにより、モータの低コスト化を図ることが可能である。
図13は、本発明の実施の形態5に係るモータにおける、その他の形態での本体モールド部と別体固定部の概略斜視図である。図13は、図12の別体固定部23bを、本体モールド部21と一体化された一体固定部24bに変更したものである。図13に示した構成においても、前述の図12に示した構成の場合と同様の効果が得られる。
尚、以上示した実施の形態においては、別体固定部と一体固定部の合計数が3個あるいは4個の場合の例を示したが、ドラム式洗濯機の取り付け構造に応じて、2個あるいは4個以上としてもよい。この場合においても、以上示した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態1〜5のモータのタイプは、IPMロータタイプのブラシレスモータとして示しているが、図8に示した磁石48をロータコア43の表面に配設したSPM(Surface Permanent Magnet)ロータタイプのブラシレスモータでもよい。また、ブラシレスモータ以外の、例えば、ユニバーサルモータ、インダクションモータなど、他のタイプもモータでもよい。このようなIPMロータタイプ以外のモータにおいても、同様の効果を得ることは可能である。さらに、磁石48の材質など、個々の部品の材質に関わらず、別体固定部や一体固定部の材質、形状などを適切に設計すれば、同様の効果を得ることが可能である。
以上説明したように、本発明の洗濯機用モータは、回転ドラムと、水槽と、プーリーとを備えたドラム式洗濯機において、回転ドラムを駆動する洗濯機用モータである。回転ドラムは、洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転の軸心を有する。水槽は、回転ドラムを内包し洗濯機本体内に弾性的に支持される。プーリーは、水槽背面に取り付けられ、回転ドラムにドラム回転軸を介して動力を伝達する。洗濯機用モータは、ベルトを介してプーリーに動力を伝達し、水槽下方に固定される。洗濯機用モータは、ステータと、ロータと、外殻とを備える。ステータは、少なくともステータコアと巻線と巻線絶縁物で構成される。ロータは、ベルトに接続され、少なくともロータコアと磁石を有し、回転自在に保持される。外殻には、ステータとロータを機械的に保持し、水槽に固定するための、外殻とは別体の別体固定部が取り付けられる。外殻と別体固定部とを組み立てることによって洗濯機用モータを構成する。
これにより、様々なドラム式洗濯機におけるモータの固定構造、寸法に対しても、別体固定部の形状、寸法のみを変更することで対応可能である。これにより、最小限の金型、部品変更のみで洗濯機への取り付けが可能なモータを構成できて、低コスト化を図ることができる。
また本発明の洗濯機用モータでは、外殻には、水槽に固定するための固定部を複数個所有する。固定部は、外殻と一体化された一体固定部と、外殻と別体化された別体固定部とから成る。外殻と別体固定部とを組み立てることによってモータを構成する。これにより、最小限の金型、部品変更のみで洗濯機への取り付けが可能なモータを構成できて、低コスト化を図ることができる。
また本発明の洗濯機用モータでは、ステータの、少なくともステータコアと巻線と巻線絶縁物は、樹脂材料によって成形されたモールド成形部を有する。モールド成形部が外殻を成す構成である。これにより、水などの巻線への浸入が無くなって絶縁劣化などの信頼性低下を防止でき、低コスト化と高信頼性化を図ることができる。
また本発明の洗濯機用モータでは、別体固定部を複数個所有する。これにより、モータの水槽への固定構造、寸法が異なるドラム式洗濯機であっても、ステータやロータを共用しながら、別体固定部で取り付けできる。これにより、取り付け可能な洗濯機の種類を増やすことができ、モータの基本構成を増加させなくても良いため低コスト化が図れる。
また本発明の洗濯機用モータでは、別体固定部を樹脂材料とする。これにより、強度が求められない場合には安価な材料を使用可能となって低コスト化を図ることができる。
また本発明の洗濯機用モータでは、別体固定部を金属材料とする。これにより、より強度が求められる場合であっても対応可能なモータを構成することができる。
また本発明の洗濯機用モータでは、樹脂材料で構成された別体固定部と、金属材料で構成された別体固定部の双方を有する。これにより、より強度が求められる箇所には金属材料、強度が求めない箇所には安価な材料を使用可能となり、高信頼性化と低コスト化を両立可能となる。
また本発明の洗濯機用モータでは、固定部を、ステータのモールド成形部と同一の材料とする。これにより、材料の種類を増加しないために、管理面も含めて低コストなモータを実現できる。
また本発明の洗濯機用モータでは、ロータにおいて、少なくともロータコアと磁石とを樹脂材料によってモールド成形する。これにより、磁石の部分に水などが浸入しないために磁石の錆などの問題が発生せず、低コストでありながら、信頼性の高いモータを実現できる。
以上のように、本発明に係る洗濯機用モータは、別体固定部を有することによって、様々なドラム式洗濯機におけるモータの固定構造、寸法に対しても、別体固定部の形状、寸法のみを変更することで取り付け可能である。これにより、最小限の金型、部品変更のみで洗濯機へ取り付け可能なモータを構成できる。更に、要求される強度に応じて、別体固定部を強度の高い材料とすれば良いため、低コストで信頼性の高いモータを提供することができる。したがって、特にドラム式洗濯機に代表される家電製品などの用途にも適用できる。
10 ドラム式洗濯機
11 回転ドラム
12 水槽
13 ドラム回転軸
14 プーリー
15 ベルト
20a,20b モータ
21 本体モールド部
22 ブラケット
23a,23b,23c,23d,25 別体固定部
24a,24b,24c,24d 一体固定部
30 ステータ
32 巻線絶縁材
33 巻線
34 ステータコア
40 ロータ
41 モータ軸
42 モータプーリー
43 ロータコア
44 樹脂モールド
45 軸受
46 磁石穴
47 軸穴
48 磁石

Claims (9)

  1. 洗濯物を収納し水平方向または傾斜方向に回転の軸心を有する回転ドラムと、
    前記回転ドラムを内包し洗濯機本体内に弾性的に支持された水槽と、
    前記水槽背面に取り付けられ、前記回転ドラムにドラム回転軸を介して動力を伝達するプーリーと、を備えたドラム式洗濯機において、
    ベルトを介して前記プーリーに動力を伝達し、前記水槽下方に固定された前記回転ドラムを駆動する洗濯機用モータであって、
    少なくともステータコアと巻線と巻線絶縁物で構成されるステータと、
    前記ベルトに接続され、少なくともロータコアと磁石を有し、回転自在に保持されたロータと、
    前記ステータと前記ロータを機械的に保持する外殻と、を備え、
    前記外殻は、前記ロータを保持するブラケットと、前記ステータを内包するモールド部と、から構成され、
    前記モールド部には、前記水槽に固定するための、前記モールド部とは別体の別体固定部が取り付けられ、
    前記別体固定部は、前記ブラケットと一体化された別体固定部を含む
    ことを特徴とした洗濯機用モータ。
  2. 前記外殻と一体化され、前記水槽に固定するための一体固定部を有したことを特徴とした請求項1記載の洗濯機用モータ。
  3. 前記ステータにおける少なくともステータコアと巻線と巻線絶縁物は、樹脂材料によって成形された前記モールド部を有していることを特徴とした請求項1に記載の洗濯機用モータ。
  4. 前記別体固定部を複数個所有していることを特徴とした請求項1に記載の洗濯機用モータ。
  5. 前記別体固定部が樹脂材料であることを特徴とした請求項1に記載の洗濯機用モータ。
  6. 前記別体固定部が金属材料であることを特徴とした請求項1に記載の洗濯機用モータ。
  7. 樹脂材料で構成された前記別体固定部と、金属材料で構成された前記別体固定部の双方を有していることを特徴とした請求項1に記載の洗濯機用モータ。
  8. 前記別体固定部が前記ステータの前記モールド部と同一の材料であることを特徴とした請求項3に記載の洗濯機用モータ。
  9. 前記ロータにおける少なくともロータコアと磁石とを、樹脂材料によってモールド成形したことを特徴とした請求項1に記載の洗濯機用モータ。
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