JP5947915B2 - 車両システムのための電圧供給部を監視する装置および方法 - Google Patents

車両システムのための電圧供給部を監視する装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、独立請求項1の分野に属する、車両システムのための電圧供給部を監視する装置、および独立請求項6の分野に属する、車両システムのための電圧供給部を監視する方法を前提とするものである。
たとえば特許文献1には、車両のための人員保護手段を制御する制御装置と方法が記載されている。記載されている制御装置は、人員保護手段の制御を惹起する少なくとも2つの半導体モジュールを含んでいる。半導体モジュールは制御装置のための供給電圧を提供し、両方の半導体モジュールが供給電圧に関して一方の方向で相互に監視をする。供給電圧の監視に依存して、両方の半導体モジュールは制御装置のための共通のリセットプロセスを行う。すべての供給電圧が所定の値範囲の内部にあるとき、制御装置でリセット入力部をリリースすることができ、制御装置は供給電圧で正しく作動することができる。
たとえば特許文献2には、自動車における制御装置の電圧供給部を監視する方法が記載されている。記載されている方法では、制御装置の供給モジュールによって生成される既存の電圧でエラーが認識されると、供給モジュールはリセット回線を通じて制御装置のコンポーネントをそれぞれの機能に関して中断させる。さらに、帯域や設定値によって電圧にエラーがないかどうか監視される。さらには制御装置のリセット回線のテストが開始され、その際に供給モジュールは、リセット回線を通じて周期的なパルスにより所定の時間のあいだ各コンポーネントをその機能に関して中断させ、プロセッサがそれぞれの中断の間の時間をカウントして、リセット回線の機能形態を監視する。
ドイツ特許出願公開第102008012896A1号明細書 ドイツ特許第1012754B4号明細書
それに対して、独立請求項1の特徴を有する、車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の装置、および独立請求項6の特徴を有する、車両システムのための電圧供給部を監視する対応する方法は、組み込まれている電圧監視部およびこれから導き出されるリセット機能性を、実装された自己監視機能によって自動的にテストすることができるという利点を有している。それにより、電圧監視部の機能が保証されなくなるとただちに、対応する車両システムを、たとえばエアバッグシステムを、常に安全な状態へと移行させることができる。それにより、拡張された安全性要求(ASIL−D)を満たすことが可能であるという利点がある。
本発明の要諦は、内部で生成される供給電圧のすでに組み込まれている電圧監視部を、追加的に自動式にテストすることができるという点にある。したがってシステムのリリースは、すなわち完全な機能性は、供給電圧そのものだけでなく、その監視回路とリセット装置にもエラーがないときに限って可能である。それにより、潜在的なエラー(二重エラー)に対して、明らかに向上したロバスト性を実現することができるという利点がある。電圧監視部のチェックの結果は、たとえばステータス情報としてASICピンで直接測定することができ、または、ソフトウェアコマンドを通じて読み出すことができる。
自己診断機能は、電圧監視に利用される電圧コンパレータをまず最初にテストし、そのようにして、ステータス情報の正しい出力ないしリセット信号の導出を確保することを可能にする。電圧コンパレータのテスト中には、電圧コンパレータの出力信号がその論理状態を入力信号に依存して変えることができるかどうか、および、ステータス情報ないしリセット信号を正しく導き出すことができるかどうかをチェックすることができる。これに加えて、スタティックまたはダイナミックな短絡をステータス回線ないしリセット回線で認識することが可能であり、それは、対応する回線の最初に再測定された状態が拡張された論理状態と比較されることによる。そのときに、たとえばリセットの作動ないし安全な状態へのシステムの移行が可能ではないという帰結をもたらす短絡が認識されると、監視される電圧供給部ないし車両システムに存在するすべての電圧供給部のスイッチオフが可能である。それにより、電圧監視とリセットの作動が機能するか、または、車両システムが電圧供給部のスイッチオフによって障害から防護されるかのいずれかを確保できるという利点がある。少なくとも1つのエラーが認識されたケースについては、車両システムを安全な状態に保つリセットプロセスが高い信頼度で作動するので、誤作動などによる危険が発生する恐れがない。
本発明の実施形態は、車両システムのための電圧供給部を監視する装置を提供するものであり、この装置は、第1の入力信号としての電圧供給部の出力電圧および/またはこれから導き出される電圧を第2の入力信号としての所定の閾値電圧と比較し、これに対応する比較信号を出力する少なくとも1つの比較デバイスと、少なくとも1つの比較信号に依存して少なくとも1つのリセット信号を生成するリセットデバイスとを含んでいる。本発明によると、少なくとも1つの比較デバイスから出力される比較信号の論理状態を入力信号に依存して評価し、出力される比較信号と対応するリセット信号を生成可能であるかどうかチェックする自己診断機能が実装されている。自己診断機能は、比較信号の評価された論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、比較デバイスの誤機能を認識する。
自己診断機能は、リセット信号のチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、リセットデバイスの誤機能を認識する。
さらに、車両システムのための電圧供給部を監視する方法が提案される。この場合、少なくとも1つの比較デバイスを通じて、第1の入力信号としての供給電圧の出力電圧および/またはこれから導き出される電圧が第2の入力信号としての所定の閾値電圧と比較されて、これに対応する比較信号が生成される。リセットデバイスを通じて、少なくとも1つの比較信号に依存して、少なくとも1つのリセット信号が生成される。本発明によると、少なくとも1つの比較デバイスから出力される比較信号の論理状態を入力信号に依存して評価し、出力された比較信号と対応するリセット信号を生成することができるかどうかチェックする自己診断機能が実装される。比較信号の評価された論理状態が予想される論理状態と一致しないとき、比較デバイスの誤機能が自己診断機能によって認識される。リセット信号のチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないとき、リセットデバイスの誤機能が自己診断機能によって認識される。
本発明の実施形態は、システムへの要求事項に応じて、少なくとも1つの比較デバイスの自己診断機能を全部の出力電圧について実行するのではなく、ないしは、両方の帯域限界(過電圧と不足電圧)について実行するのではない。たとえば、二重の独立した監視部の形態の冗長的な回路設計によって、安全性要求事項の一部を満たすことも可能である。少なくとも1つの比較デバイスのチェックの結果、およびリセットデバイスのチェックの結果は、それぞれ別様に利用することができる。たとえば少なくとも1つの比較デバイスのチェックが失敗したケースについては、対応するエアバッグ制御装置の能動的なリセットプロセスを作動させることができる。すなわちエアバッグシステムは作動可能でなく、安全な状態が実現される。リセットデバイスのチェック中に短絡がリセット信号で認識されたケースについては、中央の電圧供給部のスイッチオフを行うことができ、このことも同じく安全なシステム状態をもたらす。
さらに本発明の実施形態は、個々の比較デバイスのチェックと、個々の閾値電圧の設定と、適当なハードウェア要素を介して自動的での、またはシステムソフトウェアを介しての、マイクロコントローラのコントロールのもとでの出力信号のリードバックとをプログラミング式に実行することができる。ハードウェア要素を用いた自動式の制御では、全部の電圧が安定しており、全部の比較デバイスのチェックが成功に終わったときに初めて、車両システムを「非リセット信号」の出力によって完全に活動化させることができる。ソフトウェアを用いた制御では、さまざまな電圧が安定しているときに、まず最初にリセット信号を「非リセット状態」にセットすることが必要である。その後で初めて、少なくとも1つの比較デバイスのチェックを前述したように開始、実行することができる。次いで、エラーが認識されたときにはリセット信号を再びアクティブな「リセット状態」にセットすることができる。
従属請求項に記載されている方策や発展例により、独立請求項1に記載されている車両システムのための電圧供給部を監視する装置の好ましい改良、および、独立請求項6に記載されている車両システムのための電圧供給部を監視する方法の好ましい改良が可能である。
自己診断機能は制御装置で集中式に、または個々の電圧供給部で分散式に実装されているのが特別に好ましく、自己診断機能は短絡認識をするためにリセットデバイスから出力されるリセット信号をリードバックして予想される論理状態と比較し、自己診断機能は、リードバックされたリセット信号のチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、リセットデバイスの誤機能を認識する。
本発明による装置の好ましい実施形態では、自己診断機能は所定の時点および/またはシステム状態に依存して比較デバイスおよび/またはリセットデバイスのチェックを実行する。それにより、チェックされるべき車両システムのさまざまな実施形態に最善に合わせて自己診断機能を適合化することができる。
本発明による装置の別の好ましい実施形態では、不足電圧監視部の第1の比較デバイスは、第1の入力信号を第2の入力信号としての所定の第1の閾値電圧と比較して、これに対応する第1の比較信号を出力する。自己診断機能は、第1の入力信号が状態に起因して第2の入力信号よりも低くなっている電圧供給部の起動段階中に、第1の比較信号の論理状態を検出することができ、検出された論理状態を、電圧供給部が動作状態にあり第1の入力信号が状態に起因して第2の入力信号よりも高くなっている後続の時点で自己診断機能が検出した第1の比較信号の論理状態と比較することができる。このとき自己診断機能は、第1の比較信号の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、不足電圧監視部の誤機能を認識することができる。その追加または代替として、過電圧監視部の第2の比較デバイスは、電圧供給部の出力電圧から導き出される第1の入力信号としての第1の電圧を、第2の入力信号としての所定の第2の閾値電圧と比較して、これに対応する第2の比較信号を出力することができる。自己診断機能は、第1の入力信号が状態に起因して第2の入力信号よりも高くなっている電圧供給部の動作段階中に、第2の比較信号の論理状態を検出することができる。さらに自己診断機能は後続する時点で切換ユニットを介して、状態に起因して第2の入力電圧よりも低くなっている、電圧供給部の出力電圧から導き出される第1の入力信号としての第2の電圧を第2の比較ユニットに印加することができ、第2の比較信号の対応する論理状態を、第2の比較信号の以前の論理状態と比較することができる。このとき自己診断機能は、第2の比較信号の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、過電圧監視部の誤機能を認識することができる。
本発明による方法の好ましい実施形態では、短絡認識をするために、出力されたリセット信号を自己診断機能によりリードバックして予想される論理状態と比較することができ、リセット信号のチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、自己診断機能によってリセットデバイスの誤機能が認識される。
本発明による方法の別の好ましい実施形態では、所定の時点および/またはシステム状態に依存して自己診断機能を実行することができる。
本発明による方法の別の好ましい実施形態では、不足電圧監視部の第1の比較デバイスの第1の入力信号を第2の入力信号としての所定の第1の閾値電圧と比較し、これに対応する第1の比較信号を出力することができる。第1の比較信号の論理状態は、第1の入力信号が状態に起因して第2の入力信号よりも低くなっている電圧供給部の起動段階中に自己診断機能により検出することができ、電圧供給部が動作状態にあり第1の入力信号が状態に起因して第2の入力信号よりも高くなっている後続する時点で自己診断機能により検出される第1の比較信号の論理状態と比較することができる。不足電圧監視部の誤機能は、第1の比較信号の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、自己診断機能によって認識することができる。その追加または代替として、過電圧監視部の第2の比較デバイスは、電圧供給部の出力電圧から導き出される第1の入力信号としての第1の電圧を第2の入力信号としての所定の第2の閾値電圧と比較して、これに対応する第2の比較信号を出力することができる。第2の比較信号の論理状態は、第1の入力信号が状態に起因して第2の入力信号よりも高くなっている電圧供給部の動作段階中に自己診断機能により検出することができ、自己診断機能は後続する時点で、状態に起因して第2の入力電圧よりも低くなっている、電圧供給部の出力電圧から導き出される第2の電圧を第1の入力信号として第2の比較ユニットに印加する。これに対応する第2の比較信号の論理状態を第2の比較信号の以前の論理状態と比較することができ、第2の比較信号の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、過電圧監視部の誤機能が自己診断機能によって認識される。
本発明の実施例が図面に示されており、以下の記述において詳しく説明する。図面中では、同じ符号は同一の機能ないし類似の機能を果たすコンポーネントを表している。
車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の装置の実施例を示す模式的なブロック図である。 車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の方法の実施例を示す模式的なフローチャートである。 車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の方法の実施例を示す模式的なフローチャートである。 車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の方法の実施例を示す模式的なフローチャートである。 車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の方法の実施例を示す模式的なフローチャートである。 車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の方法の実施例を示す模式的なフローチャートである。 車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の方法の実施例を示す模式的なフローチャートである。 車両システムのための電圧供給部を監視する本発明の方法の実施例を示す模式的なフローチャートである。
最新式のエアバッグ制御装置は、特に、エアバッグシステムの作動のために必要となる一切の供給電圧が、エアバッグシステムそのものの内部で生成されるという特徴がある。そのようにして、車両のバッテリ電圧の変動に関わりなく、正しい機能性が与えられることが保証される。さらに、アナログ・デジタル機能へ供給するためのシステム関連の供給電圧の監視が組み込まれている。この監視は、たとえば内部または外部のエラーによって、あるいは車両バッテリの電圧の消滅/スイッチオフによって、電圧供給部のうちの1つが特定の電圧領域から外れるとただちに、エアバッグシステムが安全な状態へと移行することを保証する。このような機能は、供給を受けるすべてのアクティブなシステムモジュールを安全なオフ状態へと移行させる、システム内部のリセット信号によって具体化することができる。それにより、許容されない供給電圧に基づく誤機能をほぼ排除することができる。
たとえばリニアコントローラまたはDC/DCスイッチングコンバータまたは電圧源として施工される、従来から実装されてきた電圧供給部についての電圧監視は、その大部分が、コントロールされる出力電圧が不足電圧閾値および/または過電圧閾値に関して少なくとも1つの電圧コンパレータにより監視されるように構成されている。出力電圧が許容される範囲の外部にあるとき、この状態は少なくとも1つの電圧コンパレータを通じて認識され、それにより相応のアナログ的および/または論理的な状態ないし反応を導き出すことができる。このとき、少なくとも1つの電圧コンパレータの比較結果に基づく比較信号は、たとえばステータス情報の形態で出力することができ、および/またはリセット信号を作動させるために利用することができる。
図1から明らかなように、車両システムのための電圧供給部3を監視する本発明による装置1の図示した実施例は、第1の入力信号としての電圧供給部3の出力電圧Uistおよび/またはこれから導き出される電圧Uist1,Uist2,UTestを、第2の入力信号としての所定の閾値電圧URef1,URef2と比較して、これに対応する比較信号V1,V2を出力する少なくとも1つの比較デバイス14,24と、少なくとも1つの比較信号V1,V2に依存して少なくとも1つのリセット信号Reset,Nicht−Resetを生成するリセットデバイス5とを含んでいる。
本発明によると、少なくとも1つの比較デバイス14,24から出力される比較信号V1,V2の論理状態を入力信号Uist1,Uist2,UTestに依存して評価し、出力される比較信号V1,V2と対応するリセット信号Reset,Nicht−Resetを生成可能であるかどうかチェックする自己診断機能が実装されている。このとき自己診断機能は、比較信号V1,V2の評価された論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、比較デバイス14,24の誤機能を認識する。自己診断機能は、リセット信号Reset,Nicht−Resetのチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、リセットデバイス5の誤機能を認識する。
さらに図1から明らかなとおり、電圧供給部3のための電圧監視装置1は、図示した実施例では、不足電圧監視部10と過電圧監視部20とを含んでいる。
不足電圧監視部10の第1の比較デバイス14は、2つの抵抗器R1,R2からなる第1の電圧分配器12を介して電圧供給部3の出力電圧Uistから電圧Uist1として導き出される第1の入力信号を、第2の入力信号としての所定の第1の閾値電圧URef1と比較する電圧コンパレータとして施工されている。第1の比較デバイス14は、これに対応する第1の比較信号V1を出力する。第1の比較信号V1は第1のエラー・フリップフロップ16を介して、好ましくはDフリップフロップを介して、およびこれに付属する第1の評価ロジック18を介して監視されるが、それは、第1の比較デバイス14の第1の比較信号V1が自己診断機能中に第1の状態「不良」から第2の状態「良好」へ変わったかどうかをチェックするためである。したがって自己診断機能は、第1の入力信号Uist1が状態に起因して第2の入力信号URef1よりも低くなっている電圧供給部3の起動段階中に、第1の比較信号V1の論理状態を検出する。自己診断機能は、予想される第1の状態「不良」を表す、起動段階中に検出された第1の比較信号V1の論理状態を、自己診断機能が後続の時点で検出した第1の比較信号V1の論理状態と比較する。この後続の時点では電圧供給部3は動作状態にあり、第1の入力信号Uist1は状態に起因して第2の入力信号URef1よりも高くなっており、それにより、後続して検出される論理状態の予想される状態は第2の状態「良好」に相当している。自己診断機能は、第1の比較信号V1の検出された両方の論理状態が等しいときに、ないしは、比較信号の予想される論理状態が比較信号の検出された論理状態と一致しないときに、不足電圧監視部10の誤機能を認識する。
不足電圧監視部10の第1の比較デバイス14と同様に、過電圧監視部20の第2の比較デバイス24は、切換ユニット30を介して電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される電圧Uist2,UTestを第1の入力信号として受信する電圧コンパレータとして施工されている。切換ユニット30は、電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される2つの電圧Uist2,Testを第1の入力信号として提供する、3つの抵抗器R3,R4,R5から構成される第2の電圧分配器22と、第1の入力信号として導き出された両方の電圧Uist2,UTestのうち1つを選択するために2つのスイッチング素子34.1,34.2を備える、制御ロジック32により制御されるスイッチングユニット34とを含んでいる。第2の電圧分配器22の分配比率は、通常動作で作動している電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される第1の電圧UTestが、第2の入力信号として設定された閾値電圧URef2よりも高くなり、通常動作で作動する電圧供給部3から導き出される第2の電圧Uist2がこれよりも低くなるように選択されている。
過電圧監視部20のチェックをするために、自己診断機能は動作段階中に第1の時点で、導き出された第1の電圧UTestを第1のスイッチング素子34.2を介して第1の入力信号Uist2として第2の比較デバイス24に印加し、第2のスイッチング素子34.1は第1の時点では開いている。第2の比較デバイス24は第1の入力信号UTestを、第2の入力信号としての所定の第2の閾値電圧URef2と比較し、これに対応する第2の比較信号V2を出力する。第2の比較信号V2は、第1の比較信号V1と同様に、第2のエラー・フリップフロップ26を介して、好ましくはDフリップフロップを介して、およびこれに付属する第2の評価ロジック28を介して監視されるが、それは、第2の比較デバイス24の第2の比較信号V2が自己診断機能中に、第1の状態「不良」から第2の状態「良好」へと変わったかどうかをチェックするためである。自己診断機能は、状態に起因して第2の入力信号URef1よりも高くなっている、導き出された第1の電圧UTestが第1の入力信号として第2の比較デバイス24に印加されている間に第2の比較信号V2の論理状態を検出するので、第2の比較信号V2の予想される論理状態は、第1の状態「不良」に相当している。過電圧監視部20をさらにチェックするために、自己診断機能は動作段階中に後続する第2の時点で、導き出された第2の電圧Uist2を第2のスイッチング素子34.1を介して第1の入力信号として第2の比較デバイス24に印加し、第1のスイッチング素子34.2は第2の時点では開いている。第2の比較デバイス24は第1の入力信号Uist2を、第2の入力信号としての所定の第2の閾値電圧URef2と比較して、これに対応する第2の比較信号V2を出力する。自己診断機能は、状態に起因して第2の入力信号URef1よりも低くなっている、導き出された第2の電圧Uist2が第1の入力信号として第2の比較デバイス24へ印加されている間に第2の比較信号V2の論理状態を検出するので、第2の比較信号V2の予想される論理状態は第2の状態「良好」に相当している。自己診断機能は、第2の比較信号V2の検出された両方の論理状態が等しいときに、ないしは、比較信号の予想される論理状態が比較信号の検出された論理状態と一致しないときに、過電圧監視部20の誤機能を認識する。
第1ないし第2のエラー・フリップフロップ16,26および第1ないし第2の評価ロジック18,28の代替として、第1ないし第2の比較信号V1,V2の監視は、論理状態を読み取る相応のソフトウェアコマンドを通じて、および、第1ないし第2の比較信号V1,V2の読み取られた論理状態をチェックする、プロセッサで進行するソフトウェアプログラムによって具体化することができる。
さらに、過電圧監視部20との関連で説明した切換ユニット30を不足電圧監視部10のために利用することもでき、その場合、第2の電圧分配器22の分配比率は、通常動作で作動する電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される第1の電圧UTestが、第2の入力信号として設定された閾値電圧URef1よりも低くなり、通常動作で作動する電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される第2の電圧Uist2が、これよりも高くなるように選択される。このように、不足電圧監視部10のチェック中に、まず第1の状態「不良」が認識され、次いで第2の状態「良好」が認識される。それにより、電圧監視部の自己診断を電圧供給部3の起動中だけでなく、任意の時点で実行することも可能である。
自己診断機能は、たとえば対応する車両システムの制御装置で、たとえばエアバッグ制御装置で、集中式に実装することができ、または、個々の電圧供給部3で分散式に実装することができる。このとき自己診断機能は短絡認識をするために、リセットデバイス5から出力されるリセット信号Reset,Nicht−Resetをリードバックし、これを予想される論理状態と比較する。このとき自己診断機能は、リードバックされたリセット信号Rのチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、リセットデバイス5の誤機能を認識する。このように、リセットデバイス5の出力部で短絡が認識されると、スイッチオフ信号Rを通じて電圧供給部3の安全停止を行うことができる。
それにより、不足電圧監視部10および過電圧監視部20の形態の電圧監視、およびリセット信号「Reset」、「Nicht−Reset」の作動が機能するか、または、電圧供給部3のスイッチオフによって車両システムが障害から守られることが保証される。少なくとも1つのエラーが認識されたケースについては、システムを安全な状態で保つアクティブな「リセット信号」が確実に作動する。
次に、図2から図8を参照しながら、車両システムのための電圧供給部3を監視する本発明の方法の実施例について説明する。
図2からさらに明らかなように、ステップS100で、監視されるべき電圧供給部3が活動化される。監視されるべき電圧供給部3の起動段階中に、ステップS110で、不足電圧監視部10の出力信号が読み取られる。不足電圧監視部10の第1の比較デバイス12は、状態「不足電圧」ないし第1の状態「不良」を認識しなくてはならない。電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される電圧Uist1は、この時点でまだ所定の閾値電圧URef1に達していないからである。別案として、切換ユニット30を介して電圧供給部3の出力電圧Uistから意図的に低すぎる電圧を、第1の比較デバイス12に対する第1の入力信号として生成することができ、この電圧は、不足電圧状態ないし第1の状態「不良」を生起するために、所定の閾値電圧URef1よりも低くなっている。ステップS120で、不足電圧状態が認識されたかどうかがチェックされる。不足電圧状態が認識されたとき、ステップS130をもって本方法が続行される。不足電圧状態が認識されなかったとき、図5に示すステップS400に基づき、あとで説明するエラー処理をもって本方法が続行される。
ステップS130で、認識された不足電圧状態に基づき、リセット信号「Reset」がセットされて出力される。ステップS140で、出力されたリセット信号「Reset」がリードバックされる。ステップS150で、リードバックされるべきリセット信号Rが、リセット信号「Reset」がセットされているかどうか、ないしはアクティブであるかどうかがチェックされる。リセット信号「Reset」がアクティブであるとき、本方法はステップS160をもって続行される。リセット信号「Reset」がアクティブでないとき、本方法は、図8に示すステップS500に基づき、あとで説明するエラー処理をもって続行される。
ステップS160で過電圧閾値がセットされ、電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出された第1の電圧UTestが、第1の入力信号として第2の比較デバイス24に印加される。過電圧に達することがあるのはエラー発生のケースだけであり、それは、たとえば使用されている電圧コントローラに不具合があるときや、電圧コントローラないし電圧源の出力電圧が、これよりも高い電圧に対して短絡を有しているときである。それにもかかわらず、どのようなシステム形式でもチェックを実行できるようにするために、意図的に高すぎる電圧レベルUTestが、過電圧監視のための所定の閾値電圧URef2との比較のために選択される。切換ユニット30を介して高すぎる電圧レベルUTestがセットされた後、第2の比較デバイス24は状態「過電圧」ないし第1の状態「不良」を表示、出力しなければならない。ステップS170で、過電圧状態が認識されたかどうかがチェックされる。過電圧状態が認識されたとき、本方法は図3に示すステップS180をもって続行される。過電圧状態が認識されなかったとき、本方法は、図6に示すステップS420に基づく、あとで説明するエラー処理をもって続行される。
図3からさらに明らかなように、ステップS180で、認識された過電圧状態に基づき、リセット信号「Reset」がセットされて出力される。ステップS190で、出力されたリセット信号「Reset」が、リードバックされる。ステップS200で、リードバックされたリセット信号Rが、リセット信号「Reset」がセットされているかどうか、ないしアクティブであるかどうかに関してチェックされる。リセット信号「Reset」がアクティブであるとき、本方法はステップS210をもって続行される。リセット信号「Reset」がアクティブでないとき、本方法は図8に示すステップS500に基づき、あとで説明するエラー処理をもって続行される。第1および第2の比較ユニット14,24の比較電圧に基づいて生成されるリセット信号「Reset」は、システムのすべての電圧監視部についての合算情報である。したがってリセット信号「Reset」は、不足電圧監視部と過電圧監視部のチェック中、アクティブな「リセット状態」になっていなければならず、すなわち、システムはリセット状態ないし安全なオフ状態で保たれる。このようなリセット信号「Reset」の予想される状態が、出力されるリセット信号「Reset」のリードバックによってチェックされる。
さらに図3から明らかなとおり、ステップS210で、電圧供給部3の起動段階が終わっているかどうかがチェックされる。起動段階がまだ終わっていないとき、ステップS220で、所定のポーズ時間が待機されてから、ステップS210のチェックがあらためて実行される。ステップS210およびS220は、起動段階が終わったと認識されるまで反復される。そしてステップS230で、不足電圧監視部10の出力信号があらためて読み取られる。不足電圧監視部10の第1の比較デバイス12は、状態「非不足電圧」ないし第2の状態「良好」を認識しなければならない。電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される電圧Uist1は、この時点で所定の閾値電圧URef1を上回っていなければならないからである。別案の実施形態では、切換ユニット30を通じて電圧供給部3の出力電圧Uistから意図的に、電圧供給部3の出力電圧Uistを表していて所定の閾値電圧URef1よりも高くなっている電圧を第1の比較デバイス12に対する第1の入力信号として生成することができ、それは、非不足電圧状態ないし第2の状態「良好」を生起するためである。ステップS240で、非不足電圧状態が認識されたかどうかがチェックされる。非不足電圧状態が認識されたとき、本方法はステップS250をもって続行される。非不足電圧状態が認識されなかったとき、本方法は図5に示すステップS400に基づき、あとで説明するエラー処理をもって続行される。
ステップS250で、リセット信号があらためてリードバックされ、本方法は図4に示すステップS260をもって続行される。ステップS260で、リードバックされたリセット信号Rが、リセット信号「Reset」が依然としてセットされているかどうか、ないしはアクティブであるかどうかに関してチェックされる。リセット信号「Reset」が依然としてアクティブであるとき、本方法はステップS270をもって続行される。リセット信号「Reset」がもはやアクティブではないとき、本方法は図8に示すステップS500に基づき、あとで説明するエラー処理をもって続行される。
ステップS270で過電圧閾値がセットされる。このことは、電圧供給部3の出力電圧Uistから導き出される第2の電圧Uist2が、第1の入力信号として第2の比較デバイス24に印加されることを意味している。導き出された第2の電圧Uist2は電圧供給部3の出力電圧Uistを表しており、通常動作のときには所定の閾値電圧URef2よりも低い。切換ユニット30を通じて通常の電圧レベルUist2がセットされた後、第2の比較デバイス24は、状態「非過電圧」ないし第2の状態「良好」を表示して出力しなければならない。ステップS280で、非過電圧状態が認識されたかどうかがチェックされる。非過電圧状態が認識されたとき、本方法はステップS290をもって続行される。非過電圧状態が認識されなかったとき、本方法は図6に示すステップS420に基づき、あとで説明するエラー処理をもって続行される。
ステップS290で、認識された非不足電圧状態および認識された非過電圧状態に基づき、リセット信号「Nicht−Reset」がセットされて出力される。ステップS300で、出力されたリセット信号「Nicht−Reset」がリードバックされる。ステップS310で、リードバックされたリセット信号Rが、リセット信号「Nicht−Reset」がセットされているかどうか、ないしアクティブであるかどうかに関してチェックされる。リセット信号「Nicht−Reset」がアクティブであるとき、対応する車両システムはオン状態へと移行する。リセット信号「Nicht−Reset」がアクティブでないとき、本方法は図8に示すステップS500に基づき、あとで説明するエラー処理をもって続行される。出力電圧Uistから導き出される電圧Uist1が、許容される(コントロールされる)電圧帯域の中に入るとただちに、不足電圧監視部10の第1の比較デバイス14は状態「非不足電圧」へと切り替わる。さらに、過電圧監視部20の第2の比較デバイス24について、正しい電圧レベルUist2が所定の閾値電圧URef2との比較のために選択される。出力電圧Uistから導き出される第2の電圧Uist2が有効な範囲内にあるとき、すなわち過電圧閾値URef2を下回っているとき、第2の比較デバイス24は同じく状態「非過電圧」に切り替わらなくてはならない。両方の比較デバイス14,24がそれぞれ「良好状態」すなわち「非不足電圧」および「非過電圧」を表示したときに初めて、リセット信号がアクティブな「非リセット状態」に切り替わることができ、車両システムが活動化される。この場合にも、出力されるリセット信号のリードバックによって、リセット信号の予想される状態がチェックされる。
前述した各チェックステップのうちの1つでエラーが認識されると、ただちに対応するエラー状態が出力ないし表示される。このことは、アクティブなリセット信号の作動によって行うことができ、または、たとえば出力信号もしくはソフトウェアコマンドを通じて読取り可能であるステータス情報の出力によって行うことができる。さらに、システムの新規スタートが行われるまで、該当する電圧供給部またはその他の電圧供給部ないし車両システムの全部の電圧供給部を能動的にスイッチオフすることが可能である。
図5から明らかなように、ステップS120で状態「不足電圧」が認識されなかったケースについては、または、ステップS240で状態「非不足電圧」が認識されなかったケースについては、ステップS400で、不足電圧監視部10の動作に不具合があるという相応のエラーが出力される。これに加えてステップS410で、対応する電圧供給部3を相応のスイッチオフ信号Rを通じてスイッチオフすることができ、その後に、あとで説明する図7に示すステップS440をもって本方法が続行される。
図6から明らかなように、ステップS170で状態「過電圧」が認識されなかったケースについては、または、ステップS280で状態「非過電圧」が認識されなかったケースについては、ステップS420で、過電圧監視部20の動作に不具合があるという相応のエラーが出力される。これに加えてステップS430で、対応する電圧供給部3をスイッチオフ信号Rを通じてスイッチオフすることができ、その後に、あとで説明する図7に示すステップS440をもって本方法が続行される。
図7から明らかなように、ステップS440で、不具合のある不足電圧監視部10ないし過電圧監視部20に基づいてリセット信号「Reset」がセットされて出力される。ステップS450で、出力されたリセット信号「Reset」がリードバックされる。ステップS460で、リードバックされたリセット信号Rが、リセット信号「Reset」がセットされているかどうか、ないしはアクティブであるかどうかに関してチェックされる。リセット信号「Reset」がアクティブであるとき、本方法は終了し、システムはリセット状態ないし安全なオフ状態で保たれる。リセット信号「Reset」がアクティブでないとき、本方法は図8に示すステップS500に基づき、あとで説明するエラー処理をもって続行される。
図8から明らかなように、ステップS150ないしステップS200ないしステップS260ないしステップS460で、リセット信号「Reset」の状態がアクティブでなかったケースについては、または、ステップS310でリセット信号「Nicht−Reset」の状態がアクティブでなかったケースについては、ステップS500で、リセットデバイス5の動作に不具合があるという相応のエラーが出力される。ステップS510で、図示した実施例では車両システムの全部の電圧供給部がスイッチオフされて、本方法が終了する。別案としてステップS510では、対応する電圧供給部3だけをスイッチオフ信号Rを通じてスイッチオフすることができる。
本発明の各実施形態は、内部で生成される供給電圧のすでに組み込まれている電圧監視を追加的に自動式にテストすることができる。それによりシステムのリリース(全面的な機能性)は、供給電圧そのものだけでなく、その監視回路およびリセットデバイスにも不具合がない場合に限って可能である。このように、潜在的な不具体に対して明らかに向上したロバスト性が与えられる。それにより車両システムは、特にエアバッグシステムは、電圧監視部の機能が保証されなくなるとただちに、常に安全な状態へと移行する。このように、拡張された安全性要求事項(ASIL−D)を満たすことが可能である。
3 電圧供給部
5 リセットデバイス
10 不足電圧監視部
14 比較デバイス
20 過電圧監視部
24 比較デバイス
30 切換ユニット
ist 出力電圧
ist1,Uist2,UTest 導き出された電圧
V1,V2 比較信号
Ref1,URef2 閾値電圧
Reset,Nicht−Reset リセット信号

Claims (9)

  1. 車両システムのための電圧供給部を監視する装置において、
    第1の入力信号としての前記電圧供給部(3)の出力電圧(Uist)および/またはこれから導き出される電圧(Uist1,Uist2,UTest)を第2の入力信号としての所定の閾値電圧(URef1,URef2)と比較し、これに対応する比較信号(V1,V2)を出力する少なくとも1つの比較デバイス(14,24)と、少なくとも1つの比較信号(V1,V2)に依存して少なくとも1つのリセット信号(Reset,Nicht−Reset)を生成するリセットデバイス(5)とを有している、そのような装置において、
    少なくとも1つの前記比較デバイス(14,24)から出力される比較信号(V1,V2)の論理状態を入力信号(Uist1,Uist2,UTest)に依存して評価し、出力される比較信号(V1,V2)と対応するリセット信号(Reset,Nicht−Reset)を生成可能であるかどうかチェックする自己診断機能が実装されており、
    前記自己診断機能は、
    比較信号(V1,V2)の評価された論理状態が予想される論理状態と一致しないときに前記比較デバイス(14,24)の誤機能を認識し、短絡認識をするために前記リセットデバイス(5)から出力されるリセット信号(Reset,Nicht−Reset)をリードバックして予想される論理状態と比較し、リードバックされたリセット信号(R )のチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、前記リセットデバイス(5)の誤機能を認識する
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記自己診断機能は制御装置で集中式に、または個々の電圧供給部(3)で分散式に実装される
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記自己診断機能は所定の時点および/またはシステム状態に依存して前記比較デバイス(14,24)および/または前記リセットデバイス(5)のチェックを実行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 不足電圧監視部(10)の第1の比較デバイス(14)は第1の入力信号(Uist1)を第2の入力信号としての所定の第1の閾値電圧(URef1)と比較して、これに対応する第1の比較信号(V1)を出力し、前記自己診断機能は、第1の入力信号(Uist1)が状態に起因して第2の入力信号(URef1)よりも低くなっている前記電圧供給部(3)の起動段階中に第1の比較信号(V1)の論理状態を、前記電圧供給部(3)が動作状態にあり第1の入力信号(Uist1)が状態に起因して第2の入力信号(URef1)よりも高くなっている後続の時点で前記自己診断機能が検出した第1の比較信号(V1)の論理状態と比較し、前記自己診断機能は、第1の比較信号(V1)の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、前記不足電圧監視部(10)の誤機能を認識する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 過電圧監視部(20)の第2の比較デバイス(24)は前記電圧供給部(3)の出力電圧(Uist)から導き出される第1の入力信号としての第1の電圧(UTest)を第2の入力信号としての所定の第2の閾値電圧(URef2)と比較して、これに対応する第2の比較信号(V2)を出力し、前記自己診断機能は、第1の入力信号(UTest)が状態に起因して第2の入力信号(URef1)よりも高くなっている前記電圧供給部(3)の動作段階中に第2の比較信号(V2)の論理状態を検出し、前記自己診断機能は後続する時点で切換ユニット(30)を介して、状態に起因して第2の入力電圧(URef2)よりも低くなっている、前記電圧供給部(3)の出力電圧(Uist)から導き出される第1の入力信号としての第2の電圧(Uist2)を前記第2の比較ユニット(24)に印加して、第2の比較信号(V2)の対応する論理状態を第2の比較信号(V2)の以前の論理状態と比較し、前記自己診断機能は、第2の比較信号(V2)の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、前記過電圧監視部(20)の誤機能を認識する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 車両システムのための電圧供給部を監視する方法において、比較デバイス(14,24)を通じて第1の入力信号としての電圧供給部(3)の出力電圧(Uist)および/またはこれから導き出される電圧(Uist1,Uist2,UTest)が第2の入力信号としての所定の閾値電圧(URef1,URef2)と比較されて、これに対応する比較信号(V1,V2)が生成され、リセットデバイス(5)を通じて少なくとも1つの比較信号(V1,V2)に依存して少なくとも1つのリセット信号(Reset,Nicht−Reset)が生成される、そのような方法において、少なくとも1つの前記比較デバイス(14,24)から出力される比較信号(V1,V2)の論理状態を入力信号(Uist1,Uist2,UTest)に依存して評価し、出力される比較信号(V1,V2)と対応するリセット信号(Reset,Nicht−Reset)を生成可能であるかどうかチェックする自己診断機能が実装され、比較信号(V1,V2)の評価された論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、前記比較デバイス(14,24)の誤機能が前記自己診断機能によって認識され、短絡認識をするために、出力されたリセット信号(Reset,Nicht−Reset)が前記自己診断機能によりリードバックされて予想される論理状態と比較され、リセット信号(R )のチェックされた論理状態が予想される論理状態と一致しないときに、前記自己診断機能によって前記リセットデバイス(5)の誤機能が認識される
    ことを特徴とする方法。
  7. 前記自己診断機能は所定の時点および/またはシステム状態に依存して実行される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 不足電圧監視部(10)の第1の比較デバイス(14)が第1の入力信号(Uist1)を第2の入力信号としての所定の第1の閾値電圧(URef1)と比較して、これに対応する第1の比較信号(V1)を出力し、第1の入力信号(Uist1)が状態に起因して第2の入力信号(URef1)よりも低くなっている前記電圧供給部(3)の起動段階中に第1の比較信号(V1)の論理状態が前記自己診断機能により検出されて、前記電圧供給部(3)が動作状態にあり第1の入力信号(Uist1)が状態に起因して第2の入力信号(URef1)よりも高くなっている後続の時点で前記自己診断機能により検出された第1の比較信号(V1)の論理状態と比較され、第1の比較信号(V1)の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、前記不足電圧監視部(10)の誤機能が前記自己診断機能によって認識される
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
  9. 第2の比較デバイス(24)の過電圧監視部(20)が前記電圧供給部(3)の出力電圧(Uist)から導き出される第1の入力信号としての第1の電圧(UTest)を第2の入力信号としての所定の第2の閾値電圧(URef2)と比較して、これに対応する第2の比較信号(V2)を出力し、第1の入力信号(UTest)が状態に起因して第2の入力信号(URef1)よりも高くなっている前記電圧供給部(3)の動作段階中に第2の比較信号(V2)の論理状態が前記自己診断機能により検出され、該自己診断機能は後続する時点で、状態に起因して第2の入力電圧(URef2)よりも低くなっている、前記電圧供給部(3)の出力電圧(Uist)から導き出される第1の入力信号としての第2の電圧(Uist2)を前記第2の比較ユニット(24)に印加して、第2の比較信号(V2)の対応する論理状態を第2の比較信号(V2)の以前の論理状態と比較し、第2の比較信号(V2)の検出された両方の論理状態が等しいときに、または予想される論理状態と一致しないときに、前記過電圧監視部(20)の誤機能が前記自己診断機能によって認識される
    ことを特徴とする請求項6からのいずれか1項に記載の方法。
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