JP5943620B2 - 脱穀装置 - Google Patents

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Description

本発明は、扱室の中に、横方向に配置された回転駆動軸と、前記回転駆動軸の長手方向に間隔をあけた複数箇所において一体回転可能に固定された扱胴と、前記扱胴の外周部に突出状態に設けられた多数の扱歯とを備えた脱穀装置に関する。
この種の脱穀装置は、回転駆動軸と一体回転可能に固定された扱胴を、扱室内で、回転駆動軸を回転駆動させることで共に回転させ、扱室の内周壁と扱胴との間に、回転駆動軸の一端側から供給された穀稈を、扱胴の外周部に沿って回転駆動軸の他端側に移動させながら扱歯によって脱穀処理を行うように構成されている。
従来の脱穀装置としては、回転駆動軸の長手方向に間隔をあけた複数箇所に、回転駆動軸と扱胴との取付箇所を設けてあり、それぞれの取付箇所は、回転駆動軸の外周面に、鍔状の支持板をボルト接合(又は溶接)によって固定し、その支持板に、扱胴をボルト等で固定してあるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−104294号公報(図2)
上述した従来の脱穀装置によれば、扱室への穀稈の投入量が増加すると、扱室の内周壁と扱胴との隙間を通過する穀稈の密度が高くなるから、扱胴に作用する抵抗力が大きくなり、特に、回転駆動軸の扱室入口側の端部に位置する取付箇所には、大きな内部応力が作用する虞がある。
その結果、予想以上に穀稈投入量が増加すると、支持板が変形する虞がある。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、回転駆動軸と扱胴との取付箇所を変形し難くできる脱穀装置を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、扱室の中に、横方向に配置された回転駆動軸と、前記回転駆動軸の長手方向に間隔をあけた複数箇所において一体回転可能に固定された扱胴と、前記扱胴の外周部に突出状態に設けられた多数の扱歯とを備えた脱穀装置であって、前記回転駆動軸と前記扱胴との取付箇所の内、前記回転駆動軸の扱室入口側の端部に位置する扱室入口側取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状部を介して前記扱胴が取り付けてあり、前記鍔状部と前記回転駆動軸とにわたる筒状の補強部材を、前記回転駆動軸に外嵌する状態で、その前端部を前記鍔状部の後面に、その後端部を前記回転駆動軸に固定してあるところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、前記回転駆動軸と前記扱胴との取付箇所の内、前記回転駆動軸の扱室入口側の端部に位置する扱室入口側取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状部を介して前記扱胴が取り付けてあり、前記鍔状部と前記回転駆動軸とにわたる状態に補強部材が取り付けてあるから、回転駆動軸に備えた鍔状部の変形を、回転駆動軸と鍔状部とにわたる補強部材によって抑制することができる。
従って、取付箇所に大きな応力が作用しても、鍔状部が変形し難くなり、回転駆動軸と扱胴との安定した取付状態を維持することができる。
特に、扱室入口側に位置する扱胴部分に、回転駆動に伴って穀稈を後方へ移送する移送機構を設けてあれば、移送に伴う反力が扱室入口側取付箇所に作用し易いから、その取付箇所に、補強部材を設置してあることで、無駄のない補強が実現できる。
本発明の第2の特徴構成は、前記補強部材は、前記回転駆動軸に外嵌される円錐形状の筒部材を、大径端部が扱室入口側に位置する円錐形状の筒部材で構成してあり、前記大径端部側においては、前記筒部材と前記回転駆動軸との間に隙間が形成してあるところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、円錐形状の筒部材の大径端部を鍔状部に接合して、小径端部を回転駆動軸に接合してあるから、鍔状部の全周にわたって前記筒部材によって補強することができる。従って、周方向のどの位置においても均等な補強効果を得やすい。
しかも、筒部材が円錐形状であるから、鍔状部に作用する回転駆動軸の軸芯方向の外力を、回転駆動軸との間で、無駄なく筒部材の軸力として受け止めることができ、信頼性の高い補強効果を得ることができる。
本発明の第3の特徴構成は、前記鍔状部は、前記扱胴の前端部に備えた円板と、前記筒部材の前端部に一体に備えた円板とを連結して構成してあるところにある。
また、異なる構成として、前記筒部材は、筒周方向に複数に分割されていれば、回転駆動軸に対して筒部材を取り付ける際に、筒周方向に複数に分割されている分割筒部材どうしを、回転駆動軸の取付予定位置において周方向に合わせて接合するだけで、簡単に筒部材を形成することができ、回転駆動軸に対する筒部材の取付作業を、簡単に実施することができる。
本発明の第4の特徴構成は、扱室の中に、横方向に配置された回転駆動軸と、前記回転駆動軸の長手方向に間隔をあけた複数箇所において一体回転可能に固定された扱胴と、前記扱胴の外周部に突出状態に設けられた多数の扱歯とを備えた脱穀装置であって、前記回転駆動軸と前記扱胴との取付箇所の内、前記回転駆動軸の扱室入口側の端部に位置する扱室入口側取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状部を介して前記扱胴が取り付けてあり、前記鍔状部と前記回転駆動軸とにわたる状態に補強部材が取り付けてあり、前記扱胴は、周方向に間隔をあけて並設した複数の棒状体に、前記棒状体の長手方向に間隔をあけて前記扱歯を設けて構成され、前記扱室入口側取付箇所以外の取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状の支持板を介して前記棒状体が取り付けてあり、前記支持板の内、前記扱胴の扱室出口側の端部に位置する端部第1支持板は、径方向の中央部側と外周部側との間に、全周にわたる段差部を備えた主板部と、前記段差部による窪みを塞ぐ副板部とを一体化して構成してあるところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、前記回転駆動軸と前記扱胴との取付箇所の内、前記回転駆動軸の扱室入口側の端部に位置する扱室入口側取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状部を介して前記扱胴が取り付けてあり、前記鍔状部と前記回転駆動軸とにわたる状態に補強部材が取り付けてあるから、回転駆動軸に備えた鍔状部の変形を、回転駆動軸と鍔状部とにわたる補強部材によって抑制することができる。
従って、取付箇所に大きな応力が作用しても、鍔状部が変形し難くなり、回転駆動軸と扱胴との安定した取付状態を維持することができる。
特に、扱室入口側に位置する扱胴部分に、回転駆動に伴って穀稈を後方へ移送する移送機構を設けてあれば、移送に伴う反力が扱室入口側取付箇所に作用し易いから、その取付箇所に、補強部材を設置してあることで、無駄のない補強が実現できる。
扱胴の周方向に隣合う棒状体間の隙間を通して、穀稈が扱胴内部にも出入りできるから、扱胴全体とした穀稈の収容量を増加でき、処理能力の向上を図ることが可能となる。
また、扱室内での穀稈量が多くなると、穀稈の排出部となる扱室出口側での穀稈搬送抵抗が大きくなる傾向があり、それに伴って、扱室出口側での回転駆動軸と扱胴との取付箇所に、大きな負荷が作用する虞があるが、本発明の第4の特徴構成によれば、端部第1支持板は、主板部のみならず、主板部の段差部によって生じる窪みを塞ぐ副板部を一体化してあるから、支持力の増大を図ることができる。
即ち、主板部単体においては、段差部を設けてあることで、断面係数の増加を見込めると共に、その窪みを副板部で塞いで一体化してあることで、単に、二枚の板を重ねただけの場合に比べて、より大きな剛性を得ることができる。
従って、端部第1支持板の変形も少なくできると共に、回転駆動軸と扱胴との取付強度の向上をも図ることができる
本発明の第の特徴構成は、前記主板部と前記副板部とは、前記棒状体の端部に備えた支持片部と共に、ボルトによる共締めによって一体化してあるところにある。
本発明の第の特徴構成によれば、主板部と副板部とを、例えば、溶接等の手段によって接合するのに比べて、容易に接合を行うことが出来ると共に、メンテナンス作業を行う際にも、簡単に分解することができる。
即ち、回転駆動軸と扱胴との一体化作業や、端部第1支持板周囲のメンテナンス作業を、より効率的に実施できる。
本発明の第の特徴構成は、前記支持板の内、前記回転駆動軸の前記鍔状部に隣合う第1支持板と、第1支持板の扱室出口側に隣合う第2支持板との間隔寸法は、前記第2支持板と前記第2支持板の扱室出口側に隣合う第3支持板との間隔寸法より短くなるように設定してあるところにある。
本発明の第の特徴構成によれば、回転駆動軸に対する扱胴の取付箇所の間隔が、扱室入口側に近い部分で狭くなるから、扱胴の支持強度を、扱室入口側で高く確保することができ、大量の穀稈の投入に対しても、安定した支持強度で対応することが可能となる。
その結果、単位時間当たりの脱穀処理量の向上を図ることが可能となる。
本発明の第の特徴構成は、前記端部第1支持板と、前記端部第1支持板の扱室入口側に隣合う端部第2支持板との間隔寸法は、前記端部第2支持板と前記端部第2支持板の扱室入口側に隣合う端部第3支持板との間隔寸法より短くなるように設定してあるところにある。
本発明の第の特徴構成によれば、回転駆動軸に対する扱胴の取付箇所の間隔が、扱室出口側に近い部分で狭くなるから、扱胴の支持強度を、扱室出口側で高く確保することができ、大量の穀稈の排出に対しても、安定した支持強度で対応することが可能となる。
その結果、単位時間当たりの脱穀処理量の向上を図ることが可能となる。
コンバインの左側面図 脱穀装置の左側面視断面図 扱胴と扱胴軸との取付状況を示す側面視断面図 扱胴と扱胴軸との取付状況を示す詳細断面図 第1支持板の背面図 第3支持板の背面図 第5支持板の背面図 筒部材を示す斜視図 揺動選別手段の前半部を示す側面視断面図 揺動選別手段の後半部を示す側面視断面図 副切断装置を示す要部の左側面図 副切断装置を示す要部の左側面図 副切断装置を示す要部の右側面図 副切断装置を示す平面図 別実施形態の支持板を示す側面視断面図
以下、本発明を普通型(全稈投入型)コンバインに適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1にはコンバインの全体側面が示されており、このコンバインは、左右一対のクローラ式走行装置6の駆動で走行する走行機体1の前部に、刈取対象穀稈を刈り取って後方に向けて搬送する刈取搬送装置2を左右向きの第1軸心X1周りに上下揺動可能に連結し、その刈取搬送装置2からの刈取穀稈に対して脱穀処理を施すと共に、この脱穀処理で得られた処理物に対して選別処理を施す脱穀装置3や、この脱穀装置3からの穀粒を貯留する穀粒タンク(不図示)などを走行機体1に搭載し、走行機体1における穀粒タンクの前方箇所に搭乗運転部7を形成して、稲や麦などを刈取対象穀稈とした全稈投入型に構成されている。
図1に示すように、刈取搬送装置2は、走行機体1の走行に伴って、その前部左右両端に装備されたデバイダ8が刈取対象穀稈と非刈取対象穀稈とを梳き分け、刈取搬送装置2の前部上方に配備された回転リール9が、左右のデバイダ8で梳き分けられた刈取対象穀稈を後方に向けて掻き込み、刈取搬送装置2の底部に装備されたバリカン形の主切断装置10が刈取対象穀稈の所定箇所を切断し、主切断装置10の後方に配備されたオーガ11が、主切断装置10による切断後の刈取対象穀稈を左右方向の所定箇所に寄せ集めるとともに、その所定箇所において後方に向けて送り出し、その所定箇所から脱穀装置3の前上部にわたるフィーダ12が、オーガ11からの刈取対象穀稈を脱穀装置3に向けて搬送するように構成され、そのフィーダ12と走行機体1とにわたって架設した油圧式の昇降シリンダ13の作動で左右向き第1軸心X1周りに上下揺動し、その上下揺動で、刈取対象穀稈に対する主切断装置10の高さ位置を変更する刈り高さ調節を行えるようになっている。
刈取搬送装置2の下方側には、主切断装置10よりも低い位置で植立穀稈に作用するバリカン型の刈取装置からなる副切断装置14を、左右向き第2軸芯X2周りに上下揺動可能に設けてある。
副切断装置14は、図1に示すように、走行機体1に前記第2軸芯X2周りに上下揺動自在に取り付けられた三本の昇降フレーム113(図11〜図14参照)に支持される状態で備えてある。各昇降フレーム113の記号は、走行機体1の左側から右側にかけての順で113A,113B,113Cと記す。
副切断装置14は、図11〜図14に示すように、三本の昇降フレーム113A,113B,113Cの先端部に亘って機体横幅方向にわたって取り付けられた連結フレーム115と、連結フレーム115に背中合わせで取付固定されているアングル状の基台129と、基台129に装着された受け刃130と、受け刃130に支持されている可動刃131と、可動刃131を駆動するナイフバー132と、可動刃131を保持するナイフクリップ133とを備えて構成されている。
因みに、副切断装置14は、下降させた状態では、前記受け刃130、及び、可動刃131が、水平姿勢(又は、ほぼ水平姿勢)となるように構成してあり、刈取走行時に、副切断装置14が地面に引っ掛かり難くしてある。
連結フレーム115の下向き面には橇148が後に張り出す状態で取り付けてあり、刈取り面の凹凸に副切断装置14が追従しやすくなるように構成してある。橇148は、連結フレーム115の横方向3箇所に設けてあり、各昇降フレーム113A,113B,113Cの下方に設けてある。
副切断装置14の可動刃131には、それに一体的に往復移動する状態で、刈り取った茎稈を機体横幅方向一方側へ送り出すための穀稈横送り部材134が取り付けられている。
この穀稈横送り部材134は、機体横幅方向に長尺の板状体を後方側ほど上方に位置する斜め姿勢で可動刃131にボルトで連結してあり、可動刃131と一体的に往復移動する状態で設けてある。
また、穀稈横送り部材134において、各昇降フレーム113A,113B,113Cの上に重なる部分には、昇降フレーム113A,113B,113Cの上に刈り取った茎稈が堆積するのを防止する縦翼135(走行機体1の左から右にかけて135A,135B,135C)が、表裏面を左右方向に向く姿勢で、それぞれボルトによって固着してある。従って、可動刃131の左右往復移動に伴って、穀稈横送り部材134と共に縦翼135A,135B,135Cも左右往復移動し、昇降フレーム113A,113B,113Cの上に茎稈が堆積しないように弾き飛ばして排除することができる。
脱穀装置3は、図2に示すように、上下に2分割可能に形成した脱穀フレーム15を備えて構成してある。
脱穀フレーム15の上側フレーム部15Aには、フィーダ12が供給する刈取穀稈に扱き処理を施す脱穀部3Aを備えてある。脱穀フレーム15の下側フレーム部15Bには、脱穀部3Aでの扱き処理で得た選別対象の処理物に選別処理を施す選別部3B、及び、その選別処理で得た回収対象の処理物を回収する回収部3Cを備えてある。
脱穀部3Aは、上側フレーム部15Aに前後方向視U字状の受網16などを装備して形成した扱室17に、前後向きに配置されて正面視右回りに回転駆動可能な扱胴軸(回転駆動軸に相当)18と、扱胴軸18の長手方向に間隔をあけた複数箇所において一体回転可能に固定された扱胴19と、扱胴19の外周部に突出状態に設けられた多数の扱歯41とを備えて、前記扱胴軸18を回転駆動することで刈取搬送装置2からの刈取穀稈に扱き処理を施すように構成してある。
選別部3Bは、受網16から漏下した処理物を後方に移送しながら揺動選別する揺動選別手段20、揺動選別手段20に精選別用の選別風を供給する唐箕21を脱穀部3Aの下方に配備して構成してある。
回収部3Cは、揺動選別手段20の下方に、揺動選別手段20の前部側から漏下して唐箕21からの選別風を受けながら流下する単粒化穀粒を1番物として回収するスクリュー式の1番回収部24と、揺動選別手段20の後部側から漏下する枝梗付き穀粒などを2番物として回収するスクリュー式の2番回収部25とを、その順で前後に並ぶように配備して構成してある。
脱穀部3Aにおいて、扱室17は、扱胴19を下方から覆う受網16、扱胴19の上部を開閉可能に上方から覆う上部カバー26、扱胴軸18の前端部を回転可能に支持する前側縦板部材27、扱胴軸18の後端部を回転可能に支持する後側縦板部材28、及び、フィーダ12からの刈取穀稈を受網16に案内する案内面29Aをフィーダ12の後端から受網16の前端にわたる後上がり傾斜姿勢で備えた穀稈案内板29、などによって区画形成してある。そして、前側縦板部材27と穀稈案内板29との間に、フィーダ12が掻上げ搬送した刈取穀稈の扱室17への供給を可能にする供給口30を形成してある。又、受網16の後端側には、扱き処理後の刈取穀稈である脱粒穀稈などの排出物の扱室17からの排出を可能にする排稈口32を形成してある。
扱胴19は、扱胴19の前端部を形成する掻込部33と扱胴19の後部側を形成する扱き処理部34とを、それらが前後に連なる状態で扱胴軸18を中心に正面視右回りに一体回転するように扱胴軸18に連結して構成してある。
扱胴軸18と扱胴19との取付箇所Kは、図3に示すように、扱胴軸18の長手方向に間隔をあけた複数箇所に設けてあり、それらの取付箇所Kでは、扱胴軸18に固着した鍔状の支持部材200を介して扱胴軸18と扱胴19とが一体に固着されている。
掻込部33は、図2に示すように、前細りの円錐台状に形成した胴部分35の外周面に掻き込み搬送用の2枚の螺旋羽根36を装備して、扱胴軸18を中心に背面視左回りに回転することで、穀稈案内板29が案内するフィーダ12からの刈取穀稈の全体を、2枚の螺旋羽根36によって後方の受網16や上部カバー26と扱き処理部34との間の扱き処理空間S1に掻き入れるスクリュ搬送式に構成してある。
扱き処理部34は、前記支持部材200の各外周部に、前後の支持部材200にわたる長さを有する複数(例えば6本)の棒状部材(棒状体に相当)40を、扱胴軸18に沿う前後向き姿勢で扱胴軸18から等距離の位置に扱胴19の周方向に等間隔で並ぶように連結して構成してある。
また、各棒状部材40には、複数の扱歯41を棒状部材40から扱胴19の外方に向けて突出する姿勢で前後方向に設定間隔をあけて並ぶように配備してある。
これにより、扱室17の内部に扱室17に連通する内部空間S2が形成されたバータイプの扱胴19を構成してある。
扱胴19の前端部(掻込部33の前端部)に位置する扱室入口側取付箇所K1は、支持部材200として、胴部分35の前端部を塞ぐ状態で胴部分35と扱胴軸18とに固着されている金属円板201Aと、その後面に沿って一体化された小径金属円板201Bとからなる鍔状部201を設けて構成してある。金属円板201Aと小径金属円板201Bとは、周方向に間隔をあけた箇所でボルト連結してある。
また、前記鍔状部201の後面には、扱胴軸18に外嵌状態で溶接によって一体化される円錐形状の筒部材(補強部材の一例)202が、その大径端部が前方側に位置する状態で、溶接によって一体化してある(図8参照)。
従って、鍔状部201が撓んだり変形するのを、筒部材202による補強効果で抑制することが可能となる。その結果、例えば、刈取穀稈が扱室17に大量に取り入れられて、る扱胴19に大きな外力が作用するような場合でも、鍔状部201に対する補強効果によって、安定した駆動状態で扱胴19を運転継続させることができる。
尚、筒部材202は、一体のまま前記鍔状部201と一体化することの他に、例えば、筒周方向に複数に分割したものを用意し、それら分割筒部材どうしを、扱胴軸18の取付対象位置で周方向に突き合わせて、分割筒部材相互、及び、鍔状部201と一体化することも可能である。
前記取付箇所Kの内、扱室入口側取付箇所K1の他の取付箇所K2は、図3〜図7に示すように、支持部材200として、扱胴軸18に溶接等で一体化された円形鍔状の支持板203を設けて構成してある。
また、支持板203と、各棒状部材40とは、棒状部材40の対応箇所に設けた支持片部40Aと、支持板203とをボルト連結して一体化してある。
図5は、扱き処理部34の前端部に位置する支持板203の後方側から見た取付状況を示し、図6は、扱き処理部34の長手方向での中間部に位置する支持板203の後方側から見た取付状況を示し、図7は、扱き処理部34の長手方向での後端部に位置する支持板203の後方側から見た取付状況を示している。
尚、図4、図7に示す扱室出口側の端部に位置する支持板203は、径方向の中央部側と外周部側との間に、全周にわたる段差部204aを備えた主板部204と、段差部204aによるくぼみを塞ぐ副板部205とを一体化して構成してある。
従って、扱室出口側の端部での扱胴軸18と扱胴19との取付強度の向上を図ることができる。
因みに、各支持板203どうしの間隔寸法は、均一の値に設定してあるのではなく、特に、扱き処理部34の前端側、及び、扱き処理部34の後端側に関して、扱き処理部の34の前後中間での間隔寸法より小さく設定して、扱き処理部34の前後両端での強度増加を図ってある。
具体的な説明を、図3を使用して行う。
便宜上、扱き処理部34の支持板203を、前端から後端側にかけて第1支持板W1、第2支持板W2、第3支持板(端部第3支持板に相当)W3、第4支持板(端部第2支持板に相当)W4、第5支持板(端部第1支持板に相当)W5と呼ぶ。
そして、それぞれの支持板203どうしの間隔寸法を、前方から第1間隔寸法(間隔寸法に相当)L1、第2間隔寸法(間隔寸法に相当)L2、第3間隔寸法(間隔寸法に相当)L3、第4間隔寸法(間隔寸法に相当)L4と設定する。
当該実施形態によれば、第1間隔寸法L1は、第2間隔寸法L2より短く設定されている。また、第4間隔寸法L4は、第3間隔寸法L3より短く設定されている。
尚、第1間隔寸法L1と第4間隔寸法L4と、及び、第2間隔寸法L2と第3間隔寸法L3とは、それぞれ同じ値に設定されている。
扱き処理部34は、扱胴軸18を中心に背面視左回りに回転することで、受網16や上部カバー26との間の扱き処理空間S1に位置する刈取穀稈に扱歯41の打撃や扱歯41の梳き込みなどによる扱き処理を施し、この扱き処理で得た処理物の内部空間S2への入り込みを許容し、扱き処理空間S1の処理物と内部空間S2の処理物とを攪拌しながら、これらの処理物に棒状部材40及び扱歯41の打撃や扱歯41の梳き込みなどによる扱き処理を施すことができる。
図2、図9、図10に示すように、揺動選別手段20は、その後下部に備えた偏心カム式の揺動駆動機構43の作動で前後揺動するシーブケース44を備え、そのシーブケース44の上部に、粗選別用のグレンパン45とチャフシーブ46とストローラック47とを、その順でシーブケース44の前端から後方に向けて連なるように配備し、シーブケース44の下部に、グレンパン48とグレンシーブ49とをその順で前後に連接配備して構成してある。
粗選別用のグレンパン45は、一段構造に形成してあると共に、その下方に配置してあるグレンパン48に関しては、後方側に位置させてあり、この構成によって、グレンパン45の下方空間を広く確保できるように構成されている。また、シーブケース44の後端部の立壁44aについては、その上端部が、ストローラック47の後端よりも下方に位置するように構成してあると共に、立壁44aの上方の空間高さを大きく確保してあるから、唐箕21から後方への風が抜け易いようになっている。
また、グレンシーブ49の前端部には、グレンシーブ49の下面に沿って、前後方向にスライド自在なスライド板49aが取り付けてあり、このスライド板49aの前後移動によって、グレンシーブ49の開口面積の調整を行えるように構成されている。尚、このスライド49aを前端に移動させた状態では、グレンシーブ49を全開状態に開口できるように形成されている。グレンシーブ49の開口を、より広く調整できることで、唐箕21からの選別風を、より効率よく流すことができる。
唐箕21は、揺動選別手段20の前下方に配備してあり、左右向きの唐箕軸51を中心に左側面視左回りに回転することで選別風を発生させるとともに、この選別風を、唐箕ケース52の後下部に形成した吹出口52Aから、後上方のグレンシーブ49と1番回収部24との間、グレンシーブ49の全域を吹き抜ける精選別用として供給するように構成してある。
これにより、唐箕21からの選別風を、グレンシーブ49から漏下して1番回収部24に流下する処理物、及び、グレンシーブ49による篩い選別中の処理物に前下方から作用させて、それらの処理物から比重の小さい稈屑などの塵埃を吹き分けて後上方に風力搬送する風力選別を行うことができ、この風力選別により、稈屑などの塵埃の1番回収部24への混入を防止しながらグレンシーブ49から漏下する単粒化穀粒を1番回収部24に回収する1番回収処理を精度良く行なうことができる。
1番回収部24の底部には、左右向きの1番スクリュ軸59を中心に左側面視左回りに回転することで、1番回収部24の1番物搬出領域まで流下した1番物を右方に搬送する1番搬送スクリュ60を配備してある。2番回収部25の底部には、左右向きの2番スクリュ軸61を中心に左側面視左回りに回転することで、2番回収部25の2番物搬出領域まで流下した2番物を右方に搬送する2番搬送スクリュ62を配備してある。
脱穀装置3の後端下部には、扱き処理に伴って排稈口32から流出した脱粒穀稈や選別処理によって揺動選別手段20の後方に搬出した長い稈屑などを細断して機外に排出するチョッパ66を配備してある。
チョッパ66は、脱穀装置3の後端下部に連結した排稈カバー67の内部において、左右方向に一定間隔をあけて整列配備した複数の固定刃68に対して、左右向きのチョッパ軸69にその周方向及び左右方向に所定間隔をあけて整列装備した複数の回転刃70がチョッパ軸69を中心に左側面視左回りに回転することで脱粒穀稈などを細断するように構成してある。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 前記補強部材は、先の実施形態で説明した円錐形状の筒部材202で構成したものに限るものではない
〈2〉 前記端部第1支持板W5は、先の実施形態で説明したに限るものではなく、例えば、図15に示すように、前記副板部205を、前記主板部204と同径に構成すると共に、前記棒状体40の端部に備えた支持片部40Aと共に、ボルトNによる共締めによって一体化して構成してあってもよい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
当該発明は、普通型のコンバインに替えて、自脱型のコンバインにも利用することができる。
17 扱室
18 扱胴軸(回転駆動軸に相当)
19 扱胴
40 棒状部材(棒状体に相当)
40A 支持片部
41 扱歯
201 鍔状部
202 筒部材(補強部材の一例)
203 支持板
204 主板部
204a 段差部
205 副板部
K 取付箇所
K1 扱室入口側取付箇所
K2 他の取付箇所
L1 第1間隔寸法(間隔寸法に相当)
L2 第2間隔寸法(間隔寸法に相当)
L3 第3間隔寸法(間隔寸法に相当)
L4 第4間隔寸法(間隔寸法に相当)
N ボルト
W1 第1支持板
W2 第2支持板
W3 第3支持板(端部第3支持板に相当)
W4 第4支持板(端部第2支持板に相当)
W5 第5支持板(端部第1支持板に相当)

Claims (7)

  1. 扱室の中に、横方向に配置された回転駆動軸と、
    前記回転駆動軸の長手方向に間隔をあけた複数箇所において一体回転可能に固定された扱胴と、
    前記扱胴の外周部に突出状態に設けられた多数の扱歯とを備えた脱穀装置であって、
    前記回転駆動軸と前記扱胴との取付箇所の内、前記回転駆動軸の扱室入口側の端部に位置する扱室入口側取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状部を介して前記扱胴が取り付けてあり、前記鍔状部と前記回転駆動軸とにわたる筒状の補強部材を、前記回転駆動軸に外嵌する状態で、その前端部を前記鍔状部の後面に、その後端部を前記回転駆動軸に固定してある脱穀装置。
  2. 前記補強部材は、前記回転駆動軸に外嵌される円錐形状の筒部材を、大径端部が扱室入口側に位置する円錐形状の筒部材で構成してあり、前記大径端部側においては、前記筒部材と前記回転駆動軸との間に隙間が形成してある請求項1に記載の脱穀装置。
  3. 前記鍔状部は、前記扱胴の前端部に備えた円板と、前記筒部材の前端部に一体に備えた円板とを連結して構成してある請求項2に記載の脱穀装置。
  4. 扱室の中に、横方向に配置された回転駆動軸と、
    前記回転駆動軸の長手方向に間隔をあけた複数箇所において一体回転可能に固定された扱胴と、
    前記扱胴の外周部に突出状態に設けられた多数の扱歯とを備えた脱穀装置であって、
    前記回転駆動軸と前記扱胴との取付箇所の内、前記回転駆動軸の扱室入口側の端部に位置する扱室入口側取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状部を介して前記扱胴が取り付けてあり、前記鍔状部と前記回転駆動軸とにわたる状態に補強部材が取り付けてあり、
    前記扱胴は、周方向に間隔をあけて並設した複数の棒状体に、前記棒状体の長手方向に間隔をあけて前記扱歯を設けて構成され、
    前記扱室入口側取付箇所以外の取付箇所は、前記回転駆動軸に備えた鍔状の支持板を介して前記棒状体が取り付けてあり、前記支持板の内、前記扱胴の扱室出口側の端部に位置する端部第1支持板は、径方向の中央部側と外周部側との間に、全周にわたる段差部を備えた主板部と、前記段差部による窪みを塞ぐ副板部とを一体化して構成してある脱穀装置。
  5. 前記主板部と前記副板部とは、前記棒状体の端部に備えた支持片部と共に、ボルトによる共締めによって一体化してある請求項4に記載の脱穀装置。
  6. 前記支持板の内、前記回転駆動軸の前記鍔状部に隣合う第1支持板と、第1支持板の扱室出口側に隣合う第2支持板との間隔寸法は、前記第2支持板と前記第2支持板の扱室出口側に隣合う第3支持板との間隔寸法より短くなるように設定してある請求項4又は5に記載の脱穀装置。
  7. 前記端部第1支持板と、前記端部第1支持板の扱室入口側に隣合う端部第2支持板との間隔寸法は、前記端部第2支持板と前記端部第2支持板の扱室入口側に隣合う端部第3支持板との間隔寸法より短くなるように設定してある請求項4〜の何れか一項に記載の脱穀装置。
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