JP5941170B2 - 体内水分計 - Google Patents

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Description

本発明は、被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計に関するものである。
被検者の生体内の水分量を測定することは重要である。生体における脱水症状は、生体内の水分が減少する病態であり、発汗や体温上昇により多くの水分が体内から体外に排出される運動時や気温の高い時に多く発現する。
通常、生体内の水分が体重の3%以上失われた時点で体温調整の障害が起こると言われている。体温調整の障害が起こり体温が上昇すると、生体内の更なる水分の減少を引き起こすため悪循環に陥り、遂には熱中症と称される病態に至ることとなる。熱中症には、熱痙攣、熱疲労、熱射病等の病態があり、時には全身の臓器障害が起こることもある。
このようなことから、被検者の様態に異変が生じた場合には、被検者の生体内の水分量を確認し、被検者に対して適切な処置を施すことが重要となってくる。このため、医療現場においては、屋内外を問わず、様々な環境下で被検者の生体内の水分量を正しく測定できる体内水分計が求められている。
特開2012−176120号公報
しかしながら、周辺環境によっては、被検者の生体内の水分量を測定者が正しく把握することが困難なケースも想定される。例えば、周辺環境が暗い場合には、被検者の測定部位(腋窩)に体内水分計を適確に押圧させることが困難であり、また、適確に押圧し測定できたとしても、測定結果を視認することができないといった事態も生じえる。
このようなことから、医療現場において用いられる体内水分計においては、周辺環境によらずに、測定者が、被検者の生体内の水分量を正しく把握できる構成とすることが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、測定者が、被検者の生体内の水分量を正しく把握することが可能な体内水分計を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計であって、測定結果を表示するように構成され、バックライト部を有する表示部と、前記体内水分計の短軸方向の加速度を検出する加速度センサ部と、前記加速度センサ部による検出結果に基づいて、前記体内水分計の短軸方向の傾きを算出し、水分量の測定が開始されるまでの間、前記バックライト部の点灯を、前記算出した傾きに基づいて制御し、その後、測定が完了し、前記表示部に測定結果を表示するタイミングに応じて前記バックライト部を所定時間にわたって点灯するよう制御する制御部とを備える。
本発明の他の側面は、被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計であって、測定結果を表示するように構成され、バックライト部を有する表示部と、水分量を測定するためのセンサ部が配された先端面に配された先端ライト部と、前記体内水分計の短軸方向の加速度を検出する加速度センサ部と、前記加速度センサ部による検出結果に基づいて、前記体内水分計の短軸方向の傾きを算出し、水分量の測定が開始されるまでの間、前記先端ライト部の点灯を、前記算出した傾きに基づいて制御し、その後、測定が完了し、前記表示部に測定結果を表示するタイミングに応じて前記バックライト部を所定時間にわたって点灯するよう制御する制御部とを備える。
本発明の更に他の側面は、被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計であって、測定結果を表示するように構成され、バックライト部を有する表示部と、水分量を測定するためのセンサ部が配された先端面とは反対側の後端面に配された後端ライト部と、前記体内水分計の短軸方向の加速度を検出する加速度センサ部と、前記加速度センサ部による検出結果に基づいて、前記体内水分計の短軸方向の傾きを算出し、水分量の測定が開始されるまでの間、前記後端ライト部の点灯を、前記算出した傾きに基づいて制御し、その後、測定が完了し、前記表示部に測定結果を表示するタイミングに応じて前記バックライト部を所定時間にわたって点灯するよう制御する制御部とを備える。
本発明によれば、測定者が、被検者の生体内の水分量を正しく把握することが可能となる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる体内水分計100の外観構成を示す図である。 図2は、体内水分計100の使用例を示す図である。 図3は、体内水分計100の機能構成を示す図である。 図4は、体内水分計100の測定回路を説明するための図である。 図5は、体内水分計100の水分量測定処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、本発明の第3の実施形態にかかる体内水分計600の外観構成を示す図である。 図7は、体内水分計600の水分量測定処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、本発明の第5の実施形態に係る体内水分計800の機能構成を示す図である。 図9は、体内水分計800の短軸の角度と先端ライト部の点灯/消灯との関係、及びバックライト部の点灯/消灯との関係を示す図である。 図10Aは、体内水分計800の水分量測定処理の流れを示すフローチャートである。 図10Bは、体内水分計800の水分量測定処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、体内水分計800のモードを説明するための図である。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
[第1の実施形態]
<1.体内水分計の外観構成>
図1は、本実施形態に係る体内水分計100の外観構成の一例を示す図である。体内水分計100は、被検者の体表面である腋窩の皮膚にセンサ部121を接触させ、センサ部121において供給した電気信号に応じた物理量を検出することで被検者の体内の水分量を検出する。本実施形態に係る体内水分計100では、当該物理量(生体内の水分に関するデータ)として被検者の静電容量を測定することにより、腋窩の皮膚の湿り具合を検出し、体内の水分量を算出する。
図1に示すように、体内水分計100は本体部110と挿入部120とを備える。本体部110は、上面114、下面115、側面116、117がそれぞれ長軸方向(不図示)に略平行に形成されており、全体として、直線状に形成されている。また、本体部110の筐体表面には、各種ユーザインターフェースが配置され、筐体内部には体内の水分量を算出するための電子回路が収納されている。
図1の例では、ユーザインターフェースとして、電源スイッチ111及び表示部112が示されている。電源スイッチ111は、本体部110の後端面113の凹部に配されている。このように凹部に電源スイッチ111を配する構成とすることで、電源スイッチ111の誤操作を防ぐことができる。なお、電源スイッチ111がオンされると後述の電源部311(図3)から体内水分計100の各部への電源供給が開始され、体内水分計100は動作状態となる。
表示部112は、本体部110の側面117上において、長軸方向のやや前方側に配されている。これは、体内水分計100を用いて被検者の体内水分量を測定するにあたり、測定者が把持領域118を把持した場合であっても、測定者の把持した手で表示部112が完全に覆われることがないようにするためである(把持した状態でも表示内容が視認できるようにするためである)。また、表示部112には、バックライト部が設けられており、周辺環境が暗い場合であっても、測定者が表示内容を視認できるよう構成されている。
表示部112には、今回の水分量の測定結果131が表示される。また、参考として前回の測定結果132もあわせて表示される。さらに、電池表示部133には、電池(図3の電源部311)の残量が表示される。また、無効な測定結果が得られた場合や測定エラーが検出された場合には、表示部112に“E”が表示され、その旨がユーザに報知される。なお、表示部112に表示される文字等は、本体部110の上面114側を上とし、下面115側を下として、表示されるものとする。
体内水分計100の挿入部120は、上面124及び下面125が曲面形状を有しており、本体部110に対して、全体として、下向きに緩やかに湾曲している。挿入部120の先端面122(後端面113とは反対側の端面)には、センサ部121がスライド可能に保持されている。
センサ部121は、先端面122に略平行な接触面123を有しており、センサ部121の皮膚への密着を保証する上での押圧を確保するため、不図示のばねにより、矢印141bの方向へ付勢されている(たとえば150gf程度の付勢力)。そして、センサ部121の接触面123全体が被検者の腋窩の皮膚に均等に押し当てられ、かつ、センサ部121が矢印141aの方向(先端面122と略直交する方向、すなわち先端面122の法線方向)に所定量(例えば1mm〜10mm、本実施形態では3mm)スライドすると、測定が開始されるよう構成されている(以下、矢印141aの方向をスライド方向と称す)。
具体的には、ユーザが電源スイッチ111をオンして体内水分計100を動作状態とした後、センサ部121が矢印141a方向へ所定量以上押圧されると、体内水分量の測定が開始される。あるいは、ユーザが電源スイッチ111をオンして体内水分計100を動作状態とした後、センサ部121の接触面123全体が被検者の腋窩に均等に所定負荷(例えば20gf〜200gf、さらに好ましくは100gf〜190gf、本実施形態では150gf)で押し当てられたことが検知されると、体内水分量の測定が開始される。このような仕組みにより、測定時におけるセンサ部121の接触面123の腋窩への密着の程度を一定にすることができる。
<2.体内水分計の使用例>
次に、体内水分計100の使用例について説明する。図2は、体内水分計100の使用例を説明するための図である。
図2の2aは、被検者の左上半身を示しており、図2の2bは、図2の2aのa−a断面を模式的に示したものである。
図2の2bに示すように、体内水分計100は、センサ部121が、被検者の左上腕と左胸壁との間の腋窩に押し当てられた状態で、被検者の体内水分量の測定を行う。
センサ部121を腋窩に押し当てるにあたり、測定者は、センサ部121が上側を向くように体内水分計100の把持領域118を右手で把持し、被検者の前方下側から、腋窩に向かって、センサ部121を挿入する。
上述したように、体内水分計100の挿入部120は緩やかに湾曲しているため、被検者の前方下側から腋窩に向かって挿入した際に、上腕の前側の側壁と体内水分計100とが干渉することはなく、また、測定者の右手が被検者の上腕と干渉することもなくセンサ部121を腋窩に略直角に押し当てることができる。
<3.体内水分計100の機能構成>
次に、体内水分計100の機能構成について説明する。図3は、体内水分計100の機能構成を示すブロック図である。
図3において、制御部301は、CPU302、メモリ303を有し、CPU302はメモリ303に格納されているプログラムを実行することにより、体内水分計100における種々の制御を実行する。
例えば、CPU302は、図5のフローチャートにより後述する表示部112の表示制御、ブザー322やLEDランプ323の駆動制御、体内水分量の測定(本実施形態では静電容量測定)などを実行する。メモリ303は、不揮発性メモリと揮発性メモリとを含み、不揮発性メモリはプログラムメモリとして、揮発性メモリはCPU302の作業メモリとして利用される。
電源部311は、交換が可能なバッテリー、或いは充電が可能なバッテリーを有しており、体内水分計100の各部へ電源を供給する。電圧レギュレータ312は、制御部301等へ一定電圧(例えば、2.3V)を供給する。電池残量検出部313は、電源部311から供給される電圧値に基づいて、電池の残量を検出し、その検出結果を制御部301に通知する。制御部301は、電池残量検出部313からの電池残量検出信号に基づいて、電池表示部133の表示を制御する。
電源スイッチ111が押下されると、各部への電源部311からの電力供給が開始される。そして、制御部301は、電源スイッチ111のユーザによる押下が1秒以上継続したことを検出すると、電源部311からの各部への電源供給を維持させ、体内水分計100を動作状態とする。測定スイッチ314は、センサ部121が矢印141aの方向へ所定量以上押されるとオン状態になる(つまり、押圧状態を検出する押圧検出部として機能する)。制御部301は、センサ部121が矢印141a方向へ所定量以上押圧されると、水分量の測定を開始する。なお、電源部311の消耗を防止するために、体内水分計100が動作状態になってから2分経過しても水分量の測定が開始されない場合は、制御部301は自動的に体内水分計100を電源オフの状態へと移行させる。
測定回路321は、水分量検出部325と接続され、静電容量を測定する。図4は、測定回路321の構成例を示す図である。図4に示すように、インバータ401、402、抵抗403、404、被検者容量410によりCR発振回路が形成される。被検者容量410によって出力信号405の発振周波数が変化するので、制御部301は、出力信号405の周波数を計測することにより、被検者容量410を算出する。
図3に戻る。表示部112は、図1で説明したような表示を制御部301の制御下で行う。また、バックライト部326を備え、制御部301により、点灯/消灯が制御される。
ブザー322は、体内水分量の測定を開始した際や測定が完了した際に鳴動し、測定の開始や完了をユーザに報知する。LEDランプ323もブザー322と同様の報知を行う。すなわち、LEDランプ323は、体内水分量の測定を開始した際や、測定が完了した際に点灯し、測定の開始や完了をユーザに報知する。計時部324は、電源がオフの状態であっても電源部311からの電源供給を受けて動作し、動作状態においては時刻を制御部301に通知する。
<4.体内水分計の動作>
以上のような構成を備えた、本実施形態に係る体内水分計100の動作(水分量測定処理)を、図5のフローチャートを参照して説明する。
電源スイッチ111が押下され、各部への電源部311からの電源の供給が開始されると、ステップS501では、制御部301が、被検者の腋窩の体表面に対するセンサ部121の押圧状態を監視し、測定開始の条件を満たしているか否か(測定スイッチ314のオン状態が所定時間継続したか否か)を判定する。
ステップS501において、センサ部121の押圧状態が、測定開始の条件を満たしていると判定された場合には、ステップS501からステップS502へと進む。一方、ステップS501において、センサ部121の押圧状態が、測定開始の条件を満たしていないと判定された場合には、測定開始の条件を満たしていると判定されるまで待機する。
ステップS502では、ブザー322を鳴動させるかLEDランプ323を点灯させるなどしてセンサ部121の押圧状態が、測定開始の条件を満たしたことをユーザに報知する。そして、ステップS503では、測定回路321からの出力信号405の発振周波数の計測を開始することで測定を開始する。
ステップS503において開始された発振周波数の計測が完了すると、ステップS504に進み、ブザー322を鳴動させるかLEDランプ323を点滅させるなどして測定が完了したことをユーザに報知する。
ステップS505では、ステップS503において計測された出力信号405の発振周波数に基づいて、被検者の体内水分量を算出する。
ステップS506では、ステップS505で算出された体内水分量が所定の閾値を超えるか否かに基づいて、被検者が脱水状態か否かを判定する。なお、この場合の閾値としては、例えば、水を100%、空気を0%とした時の35%に相当する値が望ましい。
ステップS507では、今回の測定情報をメモリ303に格納する。ステップS508では、今回の測定により算出された体内水分量を表示部112に表示する。このとき、脱水状態か非脱水状態かの判定結果に応じた表示形態により表示を行う(例えば、脱水状態の場合には、赤色にて体内水分量を表示し、非脱水状態の場合には、青色にて体内水分量を表示する)。
更に、ステップS509では、バックライト部326を点灯し、ステップS510では、バックライト部326が点灯してから所定時間(例えば、10秒)が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないと判定された場合には、所定時間が経過するまで待機する。
一方、ステップS510において、所定時間が経過したと判定された場合には、ステップS511に進み、バックライト部326を消灯する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る体内水分計100では、測定結果を表示する表示部112にバックライト部326を設け、測定が完了し、表示部112に表示するタイミングで、所定時間点灯させる構成とした。
これにより、測定時の周辺環境が暗い場合であっても、測定者は、測定結果を確実に視認することが可能となる。つまり、周辺環境によらず、被検者の生体内の水分量を正しく把握することが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、表示部112に設けられたバックライト部326を、測定が完了し、測定結果を表示部112に表示するタイミングで、自動的に、所定時間点灯させる構成とした。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えば、測定完了時以外においても点灯できる構成としてもよい。
具体的には、バックライト部326の点灯/消灯を指示するためのスイッチを別途設け、測定完了時以外においては、測定者による当該スイッチのON/OFFに従って、バックライト部326の点灯/消灯を制御する構成としてもよい。
測定完了時以外において(例えば、測定者が被検者の過去の測定結果を読み出して参照したい場合等において)、周辺環境が暗い場合であっても、バックライト部326を測定者の指示に基づいて点灯させることで、測定者は当該過去の測定結果を正しく視認することができるようになるからである。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、被検者の生体内の水分量を正しく把握するにあたり、測定者が測定結果を正しく視認できるようにする構成に着目し、表示部112にバックライト部326を設けることとしたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、測定者が適確に測定できるようにする構成に着目し、周辺環境が暗い場合であっても、被検者の測定部位(腋窩)に体内水分計のセンサ部121を適確に押圧させることができる構成としてもよい。以下、本実施形態の詳細について説明する。
<1.体内水分計の外観構成>
はじめに、本実施形態に係る体内水分計600、610の外観構成について説明する。図6は、本実施形態に係る体内水分計600、610の外観構成の一例を示す図である。なお、上記第1の実施形態において、図1を用いて説明した外観構成の各構成要素と同様の構成要素については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する(以下では、図1との相違点を中心に説明する)。
図6の6aの紙面左側は、挿入部120の先端面122を正面から見た様子を示している。6aにおいて、601は先端ライト部であり、ビーム光を発光する発光部として内蔵された半導体レーザから出射されたレーザ光を、先端面122に略直交する方向(スライド方向に平行な方向)に出力する。
このように、挿入部120の先端面122からスライド方向にレーザ光等のビーム光を出力する構成とすることにより、被検者の腋窩において、測定者は、センサ部121の接触面123が接触されるべき位置を、照射することができる。つまり、周辺環境が暗く、測定時に接触面123が見えない場合であっても、当該レーザ光により接触面123が接触する位置を視認することが可能となる。なお、出射するレーザ光の色は、赤色であっても青色であっても、あるいはその他の色であってもよい。
図6の6bの紙面右側は、本体部110の後端面113を正面から見た様子を示している。6bにおいて、602は後端ライト部であり、内蔵されたLEDから出射された光を出力する。
このように、本体部110の後端面113から光を出力する構成とすることにより、被検者の腋窩近傍において、測定者の手元を照らすことが可能となる。つまり、測定者は、周辺環境が暗い場合であっても、測定時に測定部位近傍を視認することができる。
なお、後端ライト部602の表面にはLEDから出射された光を広範囲に拡散させる光拡散部材が配されているものとする。これにより、測定者の手元をより広範囲に照らすことができるからである。
なお、図6の6aでは、挿入部120の先端面122からレーザ光を出力する場合を例示し、図6の6bでは、本体部110の後端面113から光を出力する場合を例示したが、本発明はいずれか一方が出力される場合に限定されるものではなく、両方が出力される構成であってもよい。
<2.体内水分計の動作>
次に、本実施形態に係る体内水分計600、610の動作(水分量測定処理)を、図7のフローチャートを参照して説明する。
電源スイッチ111が押下され、各部への電源部311からの電源の供給が開始されると、ステップS701では、制御部301が、先端ライト部601及び/又は後端ライト部602を点灯させる。
ステップS501では、制御部301が、被検者の腋窩の体表面に対するセンサ部121の押圧状態を監視し、測定開始の条件を満たしているか否かを判定する。
ステップS501において、センサ部121の押圧状態が、測定開始の条件を満たしていると判定された場合には、ステップS501からステップS702へと進む。一方、ステップS501において、センサ部121の押圧状態が、測定開始の条件満たしていないと判定された場合には、測定開始の条件を満たしていると判定されるまで待機する。
ステップS702では、先端ライト部601及び後端ライト部602を消灯する。また、ステップS502では、ブザー322を鳴動させるかLEDランプ323を点灯させるなどして、センサ部121の押圧状態が、測定開始の条件を満たしたことをユーザに報知する。以降、ステップS503からS511までの処理は、上記第1の実施形態において、図5を用いて説明したステップS503からS511までの処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る体内水分計600、610では、先端面122または後端面113に、先端ライト部601または後端ライト部602を設け、体内水分計600、610の電源部311からの電源の供給が開始されてから、測定開始の条件を満たすまでの間、光を出力する構成とした。
これにより、測定時の周辺環境が暗い場合であっても、測定者は、測定部位または測定部位近傍を確実に視認することが可能となる。つまり、周辺環境によらず、被検者の生体内の水分量を適確に把握することが可能となる。
[第4の実施形態]
上記第3の実施形態では、電源部311からの電源の供給が開始されてから、測定開始の条件が満たされるまでの間、自動的に、先端ライト部601または後端ライト部602を点灯させる構成とした。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えば、測定者の指示に基づいて点灯できる構成としてもよい。
具体的には、先端ライト部601または後端ライト部602の点灯/消灯を指示するためのスイッチを別途設け、測定者による当該スイッチのON/OFFに従って、先端ライト部601または後端ライト部602の点灯/消灯を制御する構成としてもよい。
[第5の実施形態]
上記第2及び第4の実施形態では、表示部112のバックライト部326の点灯/消灯を指示するためのスイッチ、並びに、先端ライト部601または後端ライト部602の点灯/消灯を指示するためのスイッチのON/OFFに従って、バックライト部326の点灯/消灯、先端ライト部601または後端ライト部602の点灯/消灯を制御する構成としたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、体内水分計内に加速度センサ部を配し、体内水分計の短軸方向(長軸方向と略直交する方向)の傾きを検知することで、体内水分計を把持した測定者の動きを判断し、当該動きに応じて、自動的に点灯/消灯を制御する構成としてもよい。以下、本実施形態の詳細について説明する。
<1.体内水分計の機能構成>
はじめに、本実施形態に係る体内水分計800の機能構成について説明する。図8は、本実施形態に係る体内水分計800の機能構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態において図3を用いて説明した体内水分計100の機能構成と同様の構成については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する(以下では、図1との相違点を中心に説明する)。
図1との相違点は、加速度センサ部801と発光部802が配されている点である。加速度センサ部801は、体内水分計800の短軸方向の加速度を検出するセンサであり、制御部301では、加速度センサ部801からの信号出力(検出結果)に基づいて、体内水分計800の短軸方向の傾きを算出する。また、発光部802は、例えば、ビーム光としてレーザ光を出射する半導体レーザである。
<2.体内水分計の短軸方向の傾きと点灯/消灯の制御との関係>
次に、体内水分計800の短軸方向の傾きと、表示部112のバックライト部326の点灯/消灯、及び、先端ライト部601の点灯/消灯との関係について説明する。図9は、体内水分計800の短軸方向の傾きと、表示部112のバックライト部326の点灯/消灯、及び、先端ライト部601の点灯/消灯との関係を示す図である。
図9において、901は体内水分計800の挿入部120の先端面122を正面から見た様子を示しており、短軸方向の傾きが0度の場合を示している。また、911は、短軸方向の傾きが0度の場合における表示部112を正面から(つまり、体内水分計800の側面側から)見た様子を示している。
901及び911に示すように、体内水分計800の短軸方向の傾きが0度の場合、測定者にとって表示部112が見やすい状態にあるため、体内水分計800では、測定者が表示部112を見ていると判断し、バックライト部326を点灯する。一方、測定者が表示部112を見ている状態では、測定は行われていないと判断し、先端ライト部601は消灯する。
902は、短軸方向の傾きが45度の場合において、挿入部120の先端面122を正面から見た様子を示している。また、912は、短軸方向の傾きが45度の場合において表示部112を正面から(つまり、体内水分計800の側面側から)見た様子を示している。
902及び912に示すように、体内水分計800の短軸方向の傾きが45度の場合、測定者にとって表示部112は見にくい状態にあるため、体内水分計800では、測定者が表示部112を見ていない状態にあると判断し、バックライト部326を消灯する。また、測定の際の動作と無関係な傾きであるため、測定も行われていないと判断し、先端ライト部601も消灯する。
903は、短軸方向の傾きが90度の場合において、挿入部120の先端面122を正面から見た様子を示している。また、913は、短軸方向の傾きが90度の場合において表示部112を正面から(つまり、体内水分計800の側面側から)見た様子を示している。
903及び913に示すように、体内水分計800の短軸方向の傾きが90度の場合、測定者にとって表示部112は見にくい状態にあるため、体内水分計800では、測定者が表示部112を見ていない状態にあると判断し、バックライト部326を消灯する。一方、体内水分計800の短軸方向の傾きが90度の場合、測定者が左手に体内水分計800を把持し、被検者の右側の腋窩に体内水分計800を挿入しようとしている動作が想定されるため、先端ライト部601を点灯する。
904〜906は、短軸方向の傾きがそれぞれ135、180、225度の場合において、挿入部120の先端面122を正面から見た様子を示している。また、914〜916は、短軸方向の傾きがそれぞれ135度、180度、225度の場合において、表示部112を正面から(つまり、体内水分計800の側面側から)見た様子を示している。
904に示すように、体内水分計800の短軸方向の傾きが135度の場合、測定者が左手に体内水分計800を把持し、被検者の右側の腋窩に体内水分計800を挿入しようとしている動作が想定されるため、先端ライト部601を点灯する。また、体内水分計800の短軸方向の傾きが180度の場合、測定者が左手に体内水分計800を把持し、被検者の右側の腋窩に体内水分計800を挿入しようとしている動作と、測定者が右手に体内水分計800を把持し、被検者の左側の腋窩に体内水分計800を挿入しようとしている動作と、が想定される。このため、いずれにしても測定が行われていると判断し、先端ライト部601を点灯する。また、体内水分計800の短軸方向の傾きが225度の場合、測定者が右手に体内水分計800を把持し、被検者の左側の腋窩に体内水分計800を挿入しようとしている動作が想定されるため、先端ライト部601を点灯する。
一方、体内水分計800の短軸方向の傾きが135、180、225度の場合、いずれも、測定者にとって表示部112は見にくい状態にあるため、体内水分計800では、測定者が表示部112を見ていない状態にあると判断し、バックライト部326を消灯する。
907は、短軸方向の傾きが270度の場合において、挿入部120の先端面122を正面から見た様子を示している。また、917は、短軸方向の傾きが270度の場合において、表示部112を正面から(つまり、体内水分計800の側面側から)見た様子を示している。
907に示すように、体内水分計800の短軸方向の傾きが270度の場合、測定者が右手に体内水分計800を把持し、被検者の左側の腋窩に体内水分計800を挿入しようとしている動作が想定されるため、先端ライト部601を点灯する。また、測定者が表示部112の表示を見ようとしている状態にあるとも判断できるため、917に示すように、表示部112のバックライト部326も点灯する。
908は、短軸方向の傾きが315度の場合において、挿入部120の先端面122を正面から見た様子を示している。また、918は、短軸方向の傾きが315度の場合において、表示部112を正面から(つまり、体内水分計800の側面側から)見た様子を示している。
908に示すように、体内水分計800の短軸方向の傾きが315度の場合、測定は行われていないと判断し、先端ライト部601は消灯する。一方、918に示すように、体内水分計800の短軸方向の傾きが315度の場合、測定者にとって表示部112が見やすい状態にあるため、体内水分計800では、測定者が表示部112を見ていると判断し、バックライト部326を点灯する。
以上のとおり、体内水分計800の短軸方向の傾きに基づいて測定者の動作を判断することで、バックライト部326及び先端ライト部601の点灯/消灯について、測定者の動きに応じた制御を行うことが可能となる。
なお、上記説明では、先端ライト部601について説明したが、後端ライト部602についても、先端ライト部601と同様に自動的に点灯/消灯するよう構成されているものとする。
<3.水分量測定処理の流れ>
次に、本実施形態に係る体内水分計800の動作(水分量測定処理)を、図10A、図10Bのフローチャートを参照して説明する。
電源スイッチ111が押下され、各部への電源部311からの電源の供給が開始されると、ステップS1001では、加速度センサ部801からの信号出力(検出結果)に基づいて、体内水分計800の短軸方向の傾きを算出する処理を開始する。
ステップS1002では、ステップS1001において算出された、体内水分計800の短軸方向の傾きに基づいて、測定者が測定状態にあるのか(“測定モード”にあるのか)、表示部を見ている(または見ようとしている)状態にあるのか(“表示モード”にあるのか)を判断する。
ステップS1002において、測定モードにあると判断された場合には、ステップS1003に進み、先端ライト部601及び/又は後端ライト部602を点灯し、ステップS501に進む。一方、ステップS1002において、表示モードにあると判断された場合には、ステップS1004に進み、バックライト部326を点灯し、ステップS501に進む。
ステップS501では、センサ部121の押圧状態が、測定開始の条件を満たしていると判定された場合には、ステップS501からステップS1005へと進む。一方、ステップS501において、センサ部121の押圧状態が、測定開始の条件を満たしていないと判定された場合には、測定開始の条件を満たしていると判定されるまで待機する。
ステップS1005では、ステップS1003において先端ライト部601または後端ライト部602が点灯した場合にあっては、当該先端ライト部601または後端ライト部602を消灯する。また、ステップS1004においてバックライト部326を点灯した場合にあっては、当該バックライト部326を消灯する。
以降、ステップS502からS511までの処理は、上記第1の実施形態において図4を用いて説明した、ステップS502からS511までの処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップS1006では、測定者により電源をオフにする旨の指示が入力されたか否かを判断する。ステップS1006において、電源をオフにする旨の指示が入力されていないと判断した場合には、図10AのステップS1002に戻る。一方、ステップS1006において、電源をオフにする旨の指示が入力されたと判断した場合には、水分量測定処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る体内水分計800では、加速度センサ部を配し、体内水分計800の短軸方向の傾きを算出する構成とした。また、算出された短軸方向の傾きに基づいて、測定者が測定状態にあるのか(測定モードにあるのか)、表示部を見ている(または見ようとしている)状態にあるのか(表示モードにあるのか)を判断する構成とした。
更に、測定状態にあると判断した場合には、先端ライト部601または後端ライト部602を自動的に点灯させ、測定状態にないと判断した場合には、先端ライト部601及び後端ライト部602を自動的に消灯させる構成とした。また、測定者が表示部112を見ている(または見ようとしている)状態にあると判断した場合には、表示部112のバックライト部326を点灯させ、表示部112を見ていない状態にあると判断した場合には、表示部112のバックライト部326を消灯させる構成とした。
これにより、測定時の周辺環境が暗い場合であっても、測定者は、体内水分計の先端を確実に被検者の測定部位に押し当てることが可能になるとともに、測定結果を確実に視認することが可能となる。つまり、周辺環境によらず、被検者の生体内の水分量を正しく把握することができる。
[第6の実施形態]
上記第5の実施形態では、体内水分計の短軸方向の傾きに応じて、表示部112のバックライト部326の点灯/消灯、先端ライト部601または後端ライト部602の点灯/消灯を制御する構成としたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、体内水分計の短軸方向の傾きに応じて、表示部112のバックライト部326の点灯/消灯、先端ライト部601または後端ライト部602の点灯/消灯を制御するモードとして、“夜間モード”を設け、当該夜間モードに移行した場合にのみ、自動制御を行い、それ以外のモード(“通常モード”)では、自動制御を行わない構成としてもよい。
なお、夜間モードと通常モードとの切り換えは、例えば、測定者が手動で切り換えるようにしてもよいし、周辺環境の暗さ(または明るさ)を検知し、自動的に切り換えられるようにしてもよい。更に、夜間モードにおける自動制御により、バックライト部326、先端ライト部601または後端ライト部602のいずれかが点灯した場合であっても、所定時間体内水分計の短軸方向の傾きが変わらなかった場合や、所定時間測定者が各種スイッチを操作しなかった場合においては、自動的に消灯する構成としてもよい。以下、本実施形態に係る体内水分計について説明する。
図11は、本実施形態に係る体内水分計1100のモード遷移を示す図である。図11に示すように、体内水分計1100は、“通常モード”と“夜間モード”とを備えており、通常モードから夜間モードへの切り換え、及び、夜間モードから通常モードへの切り換えは、いずれも測定者が所定のスイッチを操作することにより、手動で切り換えられるものとする。
ただし、モード切り換えは、手動に限定されるものではなく、例えば、周辺環境の暗さ(または明るさ)を検知する環境センサ部を配し、当該環境センサ部の出力に応じて、自動的に切り換えるように構成してもよい。
夜間モードには、“測定モード”、“表示モード”、“省電力モード”が含まれる。測定モードとは、測定者が体内水分計1100を把持し、被検者の体内水分量を測定している(または測定しようとしている)状態にあると判断し、先端ライト部601(または後端ライト部602)を点灯させるモードである。具体的には、体内水分計1100の短軸方向の傾きが90度以上270度以下にある場合である。
表示モードとは、測定者が体内水分計1100を把持し、表示部112の表示内容を見ている(または見ようとしている)状態にあると判断し、表示部112のバックライト部326を点灯させるモードである。具体的には、体内水分計の短軸方向の傾きが270度以上360度以下にある場合である。
一方、省電力モードとは、表示モードに移行した後、所定時間、体内水分計1100の短軸方向の傾きに変動がないか、測定者による操作がなかった場合に移行し、表示部112のバックライト部326を消灯させるモードである。あるいは、測定モードに移行した後、所定時間、体内水分計1100の短軸方向の傾きに変動がないか、測定者による操作がなかった場合に移行し、先端ライト部601または後端ライト部602を消灯させるモードである。
このように、各種モードを設けることで、先端ライト部601、602及びバックライト部326が不必要に点灯してしまい、電池を無駄に消費してしまうといった事態を回避することが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (7)

  1. 被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計であって、
    測定結果を表示するように構成され、バックライト部を有する表示部と、
    前記体内水分計の短軸方向の加速度を検出する加速度センサ部と、
    前記加速度センサ部による検出結果に基づいて、前記体内水分計の短軸方向の傾きを算出し、水分量の測定が開始されるまでの間、前記バックライト部の点灯を、前記算出した傾きに基づいて制御し、その後、測定が完了し、前記表示部に測定結果を表示するタイミングに応じて前記バックライト部を所定時間にわたって点灯するよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とする体内水分計。
  2. 被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計であって、
    測定結果を表示するように構成され、バックライト部を有する表示部と、
    水分量を測定するためのセンサ部が配された先端面に配された先端ライト部と、
    前記体内水分計の短軸方向の加速度を検出する加速度センサ部
    記加速度センサ部による検出結果に基づいて、前記体内水分計の短軸方向の傾きを算出し、水分量の測定が開始されるまでの間、前記先端ライト部の点灯を、前記算出した傾きに基づいて制御し、その後、測定が完了し、前記表示部に測定結果を表示するタイミングに応じて前記バックライト部を所定時間にわたって点灯するよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とする体内水分計。
  3. 被検者の生体内の水分量を測定する体内水分計であって、
    測定結果を表示するように構成され、バックライト部を有する表示部と、
    水分量を測定するためのセンサ部が配された先端面とは反対側の後端面に配された後端ライト部と、
    前記体内水分計の短軸方向の加速度を検出する加速度センサ部
    記加速度センサ部による検出結果に基づいて、前記体内水分計の短軸方向の傾きを算出し、水分量の測定が開始されるまでの間、前記後端ライト部の点灯を、前記算出した傾きに基づいて制御し、その後、測定が完了し、前記表示部に測定結果を表示するタイミングに応じて前記バックライト部を所定時間にわたって点灯するよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とする体内水分計。
  4. 前記制御部は、前記バックライト部の点灯を制御する第1のモードと、前記バックライト部の点灯を制御しない第2のモードとを切り換え可能であり、前記第1のモードにおいても、所定時間にわたって前記体内水分計の短軸方向の傾きに変化がなかった場合には、前記バックライト部を消灯するよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の体内水分計。
  5. 前記制御部は、前記先端ライト部の点灯を制御する第1のモードと、前記先端ライト部の点灯を制御しない第2のモードとを切り換え可能であり、前記第1のモードにおいても、所定時間にわたって前記体内水分計の短軸方向の傾きに変化がなかった場合には、前記先端ライト部を消灯するよう制御することを特徴とする請求項に記載の体内水分計。
  6. 前記制御部は、前記後端ライト部の点灯を制御する第1のモードと、前記後端ライト部の点灯を制御しない第2のモードとを切り換え可能であり、前記第1のモードにおいても、所定時間にわたって前記体内水分計の短軸方向の傾きに変化がなかった場合には、前記後端ライト部を消灯するよう制御することを特徴とする請求項に記載の体内水分計。
  7. 周辺環境の明るさを検知する環境センサ部を更に備え、
    前記制御部は、前記環境センサ部により検知された明るさに基づいて、前記第1のモードと前記第2のモードとの切り換えを制御することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の体内水分計。
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