JP5941083B2 - 外部環境との接触を検知するロボット制御装置 - Google Patents

外部環境との接触を検知するロボット制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、外部環境との接触を検知する、特に産業用ロボットのための制御装置に関する。
外部からの力がロボットアームに加わるのを検出するために、力センサがロボットアームに備えられている。特許文献1においては、外部環境に接触しない状態でロボットアームが動作したときに力センサに作用する内力を推定している。ロボットアームが外部環境に接触したときには、力センサの出力から内力の推定値を減算して、その偏差を接触力として求めている。そして、偏差に基づいて、ロボットアームが外部環境に接触したか否かを判定している。ロボットアームが外部環境に接触した場合には、ロボットアームを外部環境から接触回避させたり、ロボットアームを停止させ、それにより、ロボットの安全な動作を達成している。
特開2006-21287号公報
ところで、図4Aは、一つの姿勢におけるロボットと線条体との関係を示す図である。図4Aに示されるように、天井から吊られた線条体109が固定具108によりロボット1のロボットアーム101の複数の箇所に取付けられている。そして、図4Bに示されるように、ロボットアーム101がその姿勢を変えるように動作する場合がある。
このようにロボットアーム101が姿勢を変えるよう動作するときには、ロボットアーム101などに取付けられた線条体109が引張られることによる力が生じる。そして、ロボット1の下方に取付けられた力センサ103は、このような線条体109の引張に起因する力を検出する。また、通常、線条体109はロボットシステムの内容に応じて取付けられるので、ロボットシステム毎に線条体109の種類および数が異なる。このため、ロボットアーム101の構成から推定できる内力とは異なり、線条体109の引張に起因する力を事前に推定するのは不可能である。
それゆえ、推定する内力に線条体109の引張に起因する力を含むことができないため、ロボットアームが外部環境に接触したか否かを正確に判定することはできない。このため、ロボットアーム101が外部環境に接触していない場合であっても、ロボットアーム101が外部環境に接触したと判断したり、また、ロボットアーム101が外部環境に接触してる場合であっても、ロボットアーム101が外部環境に接触していないと判断することもある。
従って、線条体109の引張に起因する力を補正する必要があり、そのために以下の方法が考えられる。はじめに、実空間を複数の小領域に分割し、分割されたそれぞれの小領域において、小領域内にロボットアーム101の先端部が含まれるときの前述した力を測定して力補正量として記憶する。そして、内力の推定値と、ロボットアーム101の先端部の現在の位置を含む領域に対応する力補正量とを、力センサの出力から減算して、接触力としての偏差を求める。
しかしながら、ロボットアーム101の先端部の位置が同一の領域に在る場合であっても、ロボットアーム101の姿勢が異なると、力補正量が適切でない事態が生じうる。例えば、図4Aと図4Bとにおいてロボットアーム101の先端部の位置は同一である。しかしながら、ロボットのそれぞれの関節の角度が異なるので、ロボットの姿勢は図4Aと図4Bとで異なる。
このため、図4Aおよび図4Bにおいては、ロボットアーム101が線条体を引張る力の大きさや、そのような力の方向が互いに異なる。このような場合にロボットアーム101の先端部の位置のみに応じて力補正量を決定したとしても、前述した力の大きさの違いおよび力の方向の違いまで補正することはできない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ロボットアームなどに取付けられた線条体が引張られることにより力が生じる場合であっても、そのような力の影響を受けることなしに、外部環境との接触を高精度で検知することのできるロボット制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、力センサが取付けられた多関節ロボットを制御するロボット制御装置において、前記ロボットのロボットアームおよび該ロボットアームの先端に取付けられたハンドのそれぞれの自重と、前記ロボットアームおよび前記ハンドのそれぞれの動作により生じる慣性力とに基づいて、前記力センサの取付け箇所に生じる力を内力として推定する内力推定部と、前記ロボットアームの複数の関節のそれぞれの回転動作領域を角度に応じて複数の小領域に分割して、それぞれの小領域において、前記ロボットアームが外部環境に接触していない状態における前記力センサの出力から、前記ロボットアームが外部環境に接触していない状態において前記内力推定部により推定された内力を減算して、力補正量として記憶する記憶部と、前記ロボットアームの前記複数の関節の現在の角度に対応する力補正量を前記記憶部から決定する力補正量決定部と、前記力センサの現在の出力から、前記ロボットの動作時において前記内力推定部により推定された内力と、前記力補正量決定部により決定された前記力補正量とを減算して、前記ロボットアームが外部環境に接触する接触力を算出する接触力算出部と、を具備する、ロボット制御装置が提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記接触力算出部により算出された前記接触力が所定値を超えた場合には、前記ロボットアームを停止させる停止指令部(16)をさらに具備する。
1番目の発明においては、ロボットアームが外部環境に接触していない状態において力センサの出力から、内力推定部により推定された内力を減算して、力補正量を求めている。この力補正量は、ロボットアームなどに取付けられた線条体がロボットアームの姿勢が変化するときに引張られることにより生じる力を補正する。従って、ロボットアームなどに取付けられた線条体が引張られることにより力が生じる場合であっても、そのような力の影響を受けることなしに、外部環境との接触を高精度で検知することができる。
2番目の発明においては、ロボットアームが外部環境に接触したときの接触力が所定値を超えた場合には、ロボットアームを停止させる。このため、ロボットをより安全に動作させられる。
本発明に基づくロボット制御装置の機能ブロック図である。 記憶部に記憶される力補正量テーブルの一つの例を示す図である。 一つの関節の回転動作領域を示す図である。 一つの姿勢におけるロボットと線条体との関係を示す図である。 他の姿勢における図4Aと同様な図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づくロボット制御装置の機能ブロック図である。図1に示されるように、複数の関節を備えたロボット1、例えば六軸垂直多関節ロボットがロボット制御装置10に接続されている。ロボット1のロボットアーム101には六個の関節が設けられており、ロボットアーム101は各関節J1〜J6で回動または捩り動作することができる。
図面には示さないものの、各関節J1〜J6には、それぞれ、モータ、減速機、回転角検出器などが設置され、ロボット制御装置10からの指令で各関節J1〜J6の回転角度を制御している。また、ロボットアーム101の先端にはハンド107が設置されており、ワークを把持する。
図1に示されるように、天井から吊られた線条体109がロボット1のハンド107まで延びている。線条体109は、ロボットアーム101の複数箇所において固定具108により固定されている。線条体109は、ハンド107を駆動するために、動力または信号を供給するためのケーブル、および/もしくは冷却水または駆動用エアを供給するチューブを含む。なお、ハンド107の代わりに、溶接トーチなどがロボットアーム101の先端に取付けられていてもよい。
ロボットアーム101の根元部にはロボットベース102が設置されている。さらに、力センサ103がロボットベース102の下方に設置されている。力センサ103はX方向、Y方向、およびZ方向の三成分の力をそれぞれ検出することができる。ロボットベース102よりも上方に配置されたロボットアーム101に加わる力が変化した場合には、力センサ103の出力が変化する。
ここでロボットアーム101に加わる力は、ロボットアーム101が外部環境に接触してロボットアーム101に加えられる接触力と、ロボットアーム101自体が動作することによって生じる力(以下、「内力」と呼称する)と、およびロボットアーム101が姿勢を変えるよう動作するときに線条体109が引張られることにより生じる力とを含む。
なお、力センサ103はロボットアーム101に内蔵されていてもよい。この場合におけるロボットアーム101に加わる力のうちの接触力は、力センサ103の内蔵箇所からロボットアーム101の先端までの部分が外部環境に接触して、その部分に加えられる力を意味する。
ロボット制御装置10はデジタルコンピュータであり、ロボット1の動作を制御する。図1に示されるように、ロボット制御装置10は、ロボット1の動作プログラムなどを含む動作計画部17と、動作計画部17に基づいてロボット1の動作指令を作成する動作指令作成部18とを含んでいる。
さらに、ロボット制御装置10は、ロボットアーム101が外部環境に接触したときの接触力をロボット1の所定の制御周期毎に算出する接触力算出部15を含んでいる。図2に示されるように、接触力算出部15は、前述した内力を推定する内力推定部11と、力補正量テーブルを記憶する記憶部12と、力補正量テーブルに基づいて力補正量を決定する力補正量決定部13とを含んでいる。
内力推定部11は、ロボットアーム101が外部環境に接触していないときの、ロボットアーム101およびハンド107のそれぞれの自重とそれぞれの動作による慣性力とによって力センサ103の取付箇所に作用する力を内力として公知の手法で推定する。内力を推定する際に、内力推定部11は、回転角検出器が検出したモータの回転角、動作計画部17におけるモータの回転角指令値等を適宜利用するものとする。内力推定部11により推定されたX方向、Y方向、およびZ方向における内力をそれぞれ、RFX、RFY、RFZと呼ぶ。
図2は記憶部に記憶された力補正量テーブルの一つの例を示す図である。図2に示されるように、力補正量テーブルにおいては、ロボットアーム101の複数の関節J1〜J6のうちの一つの関節、例えば関節J1に関し、関節J1の回転動作領域をn個の小領域J11〜J1nに分割している。
図3は一つの関節の回転動作領域を示す図である。図3に示される中心は関節、例えば関節J1の中心軸を示している。関節J1の回転動作領域は360°である。図3においては、回転動作領域を関節J1回りの角度に応じて等間隔でn個の小領域J11〜J1nに分割している。図面には示さないものの、他の関節J2〜J6についてもn個の小領域を同様に設定する。
そして、図2を再び参照すると、関節J2〜関節J6をそれぞれの第一の小領域J21〜J61に固定しつつ、関節J1を小領域J11〜J1nに割振っている。そして、図2においては、関節J1の小領域J11〜J1nのいずれかと、関節J2〜関節J6のそれぞれの第一の小領域J21〜J61との組み合わせについて、力補正量が設定されている。図2から分かるように、X方向、Y方向、およびZ方向について力補正量ΔFX、ΔFY、ΔFZが設定されている。
力補正量は、ロボットアーム101が外部環境に接触しない状態において、内力推定部11により推定された内力を力センサ103の出力から減算することにより求められる。具体的には、ロボット1の各関節J1〜J6が図2に示される小領域になるような姿勢にロボット1を動作させる。このとき、ロボットアーム101が外部環境に接触しないことが必要とされる。
そして、そのような姿勢において、X方向、Y方向、およびZ方向における力センサ103の出力SFX、SFY、SFZを読取る。次いで、以下の式(1)〜(3)に示されるように、力センサ103の出力SFX、SFY、SFZから内力推定部11により推定された内力RFX、RFY、RFZを減算して力補正量ΔFX、ΔFY、ΔFZを算出する。
ΔFX=SFX−RFX (1)
ΔFY=SFY−RFY (2)
ΔFZ=SFZ−RFZ (3)
このようにして算出される力補正量は、ロボットアーム101などに取付けられた線条体109がロボットアーム101の姿勢が変化するときに引張られることにより生じる力を補正する。
図2に示される力補正量テーブルにおいては関節J2〜関節J6をそれぞれの第一の小領域J21〜J61に固定しつつ、関節J1を小領域J11〜J1nに割振っている。次いで、関節J2〜関節J6をそれぞれの第二の小領域J22〜J62に固定した状態で、同様に力補正量を求める。そのような作業を順次繰返し、関節J1〜J2の全ての小領域についての組み合わせが網羅されるよう、力補正量テーブルを作成する(以下の式(4)を参照されたい)。力補正量は一般的な補間方法で作成してもよい。
Figure 0005941083
なお、回転動作領域を必ずしも等間隔で分割する必要はない。例えば、回転動作領域のうち力補正量の変化が大きい場所では、小さい角度毎に等間隔で小領域を設定し、力補正量の変化が小さい場所では、大きい角度毎に残りの小領域を設定してもよい。この場合には、詳細に後述する補正の効果を維持しつつ、記憶部12の記憶容量を抑えることが可能となる。
また、力補正量に影響の少ない要素は図2の力補正量テーブルから排除してもよい。例えば、関節J4〜J6の姿勢が力補正量に与える影響が小さいことが明らかである場合には、関節J4〜J6の小領域の設定を排除してもよい。この場合にも、補正の効果を維持しつつ、記憶部12の記憶容量を抑えることができる。
力補正量決定部13は、ロボット1の動作時に所定の制御周期毎に力補正量ΔFX、ΔFY、ΔFZを決定する。具体的には、力補正量決定部13は、回転角検出器により検出された各関節J1〜J6回りの角度を取得し、それら角度に対応する力補正量ΔFX、ΔFY、ΔFZを記憶部12の力補正量テーブルから決定する。
そして、図1から分かるように、接触力算出部15は力センサ103の出力SFX、SFY、SFZから力補正量ΔFX、ΔFY、ΔFZと内力RFX、RFY、RFZとを減算して、接触力CFX、CFY、CFZをそれぞれ算出する。
CFX=SFX−ΔFX−RFX (5)
CFY=SFY−ΔFY−RFY (6)
CFZ=SFZ−ΔFZ−RFZ (7)
また、ロボット制御装置10の停止指令部16は、接触力CFX、CFY、CFZの大きさを基準値と比較し、接触力の大きさが基準値よりも大きい場合には、ロボット1の停止指令を作成して、動作指令作成部18に供給する。動作指令作成部18は停止指令をロボット1に供給して、ロボット1を停止させる。
なお、停止指令部16は、接触力CFX、CFY、CFZの全てが基準値よりも大きい場合にロボット全体の停止指令を作成してもよく、接触力CFX、CFY、CFZのうちの少なくとも一つが基準値よりも大きい場合にロボット全体の停止指令を作成してもよい。あるいは、停止指令部16は少なくとも一つの接触力、例えば接触力CFXが基準値よりも大きい場合に、その方向についてのみの停止指令を作成することもできる。また、X方向、Y方向およびZ方向について異なる基準値を採用してもよい。また、各方向の接触力を合成した力の大きさが基準値を超える場合に停止指令を作成してもよい。
ロボット1の動作時にロボットアーム101が外部環境に接触しない場合には、力センサ103の出力から力補正量と内力とを減算すると、接触力はゼロとなる。従って、接触力は基準値よりも大きくならず、それゆえ、動作指令作成部18は、動作計画部17に基づいてロボット1に動作指令を供給し続ける。
これに対し、ロボット1の動作時にロボットアーム101が外部環境、例えば周辺機器または作業者に接触した場合に、力センサ103の出力から力補正量と内力とを減算すると、接触力がゼロでない値になる。そして、接触力の大きさが基準値よりも大きい場合には、停止指令部16から停止指令が出力され、それにより、ロボット1が停止されるようになる。従って、ロボット1を安全に動作させられる。
このように本発明においては、力センサ103の現在の出力から、内力推定部11により推定された内力と、力補正量決定部13により決定された力補正量とを減算して、接触力を算出している。そして、力補正量は、ロボットアーム101が外部環境に接触していない状態において力センサ103の出力から、内力を減算することにより予め求められている。また、力補正量は、ロボット1の各関節J1〜J6の角度の組み合わせ毎に定められている。このため、本発明においては、ロボットアーム101などに取付けられた線条体109が引張られることにより力が生じる場合であっても、そのような力の影響を受けることなしに、外部環境との接触を高精度で検知することが可能となっている。
1 多関節ロボット
10 ロボット制御装置
11 内力推定部
12 記憶部
13 力補正量決定部
15 接触力算出部
16 停止指令部
17 動作計画部
18 動作指令作成部
101 ロボットアーム
102 ロボットベース
103 力センサ
108 固定具
109 線条体

Claims (2)

  1. 力センサ(103)が取付けられた多関節ロボット(1)を制御するロボット制御装置(10)において、
    前記ロボットのロボットアーム(101)および該ロボットアームの先端に取付けられたハンド(107)のそれぞれの自重と、前記ロボットアームおよび前記ハンドのそれぞれの動作により生じる慣性力とに基づいて、前記力センサの取付け箇所に生じる力を内力として推定する内力推定部(11)と、
    前記ロボットアームの複数の関節のそれぞれの回転動作領域を角度に応じて複数の小領域に分割して、それぞれの小領域において、前記ロボットアームが外部環境に接触していない状態における前記力センサの出力から、前記ロボットアームが外部環境に接触していない状態において前記内力推定部により推定された内力を減算して、力補正量として記憶する記憶部(12)と、
    前記ロボットアームの前記複数の関節の現在の角度に対応する力補正量を前記記憶部から決定する力補正量決定部(13)と、
    前記力センサの現在の出力から、前記ロボットの動作時において前記内力推定部により推定された内力と、前記力補正量決定部により決定された前記力補正量とを減算して、前記ロボットアームが外部環境に接触する接触力を算出する接触力算出部(15)と、を具備する、ロボット制御装置。
  2. 前記接触力算出部により算出された前記接触力が所定値を超えた場合には、前記ロボットアームを停止させる停止指令部(16)をさらに具備する請求項1に記載のロボット制御装置。
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