JP5935675B2 - 伝送線路及びアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、伝送線路、及び伝送線路を備えたアンテナ装置に関する。
従来、携帯端末などの無線通信機器用のアンテナ装置では、高周波電源と送受信装置との間の分配器や合波器を構成する高周波信号の伝送線路としてマイクロストリップ線路などのほか、互いに平行に配置された一対の外部導体の間に板状の中心導体を配置してなるトリプレート線路が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のトリプレート線路は、内部導体としての内導体と、内導体を挟んで対向する一対の外部導体としての外導体及び反射板とから構成されている。内導体は、一端がアンテナ素子に設けられた給電トランスに接続され、他端が給電部に接続されている。内導体と外導体との間、及び内導体と反射板との間は、空間となっている。
特開2003−264420号公報
ところで、この種のトリプレート線路は、中心導体の位置ずれや一対の外部導体の間隔の変化によって特性が不安定になりやすいという問題がある。そのため、特にトリプレート線路が比較的大型である場合には、樹脂等の絶縁体からなるスペーサによって中心導体を一対の外部導体の間で支持することが必要となる。
しかし、このようなスペーサは、それ自体空気と比べて高い固有誘電率を有するため、スペーサによって支持された中心導体の被支持部におけるインピーダンスが、その周辺部のインピーダンスよりも相対的に低くなる。その結果、インピーダンスの整合がとれなくなり、高周波信号の反射が生じることになる。
この反射対策として、本発明者らは当初、中心導体における被支持部の線路幅を狭くすることを考えた。この方法によれば、被支持部自体は線路幅に応じて周辺部よりも高いインピーダンスを示すようになるので、スペーサの誘電率を考慮して被支持部の線路幅を設定することで、被支持部におけるインピーダンスをその周辺部におけるトリプレート線路の特性インピーダンスと整合させることができ、反射を抑制することができる。
しかし、例えば被支持部を中心導体の厚さ方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔にスペーサの一部を挿通することによってスペーサを被支持部に固定する場合、被支持部の貫通孔の周囲における線路幅が極めて狭くなる。このため、機械的強度の問題から、このような貫通孔を設けることが実際には困難であった。
そこで、本発明は、中心導体の被支持部における強度を確保しながら反射を抑制することが可能な伝送線路及びアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、所定間隔を隔てて互いに平行に配置された一対の外部導体、及び前記一対の外部導体の間の空間内に配置される中心導体を有して構成されるトリプレート線路と、前記空間内で前記一対の外部導体と前記中心導体との間に介在して前記中心導体を支持する誘電体からなるスペーサとを備え、前記中心導体には、前記スペーサによって支持された被支持部における特性インピーダンスよりも高い特性インピーダンスを有する第1及び第2の高インピーダンス部が、前記被支持部の入力側及び出力側に形成された伝送線路を提供する。
本発明によれば、中心導体の被支持部における強度を確保しながら反射を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る伝送線路の構成例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 伝送線路のインピーダンス整合について説明する図であり、(a)はトリプレート線路の入力側に第1高インピーダンス部を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、(b)は被支持部を設けたことによるインピーダンスの変化を、(c)は出力側に第2高インピーダンス部を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、それぞれスミスチャート上に示した説明図である。 伝送線路において、被支持部の線路幅を拡大設定する場合のインピーダンス整合を説明する図であり、(a)は第1高インピーダンス部を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、(b)は被支持部を設けたことによるインピーダンスの変化を、(c)は第2高インピーダンス部を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、それぞれスミスチャート上に示した説明図である。 伝送線路の被支持部、第1高インピーダンス部、及び第2高インピーダンス部を設けたことによる特性インピーダンスの変化をスミスチャート上にプロットした例を示す説明図である。 伝送線路の一適用例として、送信装置としての高周波電源からの信号を複数のアンテナ素子に分配する分配器の構成を示す概略構成図である。 上記のように構成された分配器3について、1.0〜2.5GHzの周波数帯域における帯域特性を調べた結果を示すグラフである。 本発明の実施例1に係るトリプレート線路を示し、(a)は外観斜視図、(b)は要部拡大図である。 (a)〜(e)は、実施例1に係るNo.1〜No.5の伝送線路についてのVSWRの測定結果を示す。 実施例2に係るトリプレート線路を示し、(a)は概略構成図、(b)はVSWRの測定結果を示す。
以下、本発明の実施の形態に係る伝送線路を、図1乃至図9を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る伝送線路の構成例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
伝送線路1は、図1(b)に示すように、所定間隔を隔てて平行に配置された第1外部導体10及び第2外部導体11、ならびに第1外部導体10と第2外部導体11との間の空間内に配置された中心導体12からなるトリプレート線路100と、第1外部導体10及び第2外部導体11と中心導体12との間に介在して中心導体12を支持する誘電体からなる誘電体スペーサ2とを有して構成されている。
本実施の形態では、第1外部導体10及び第2外部導体11ならびに中心導体12として、銅や真鍮などの導電性を有する金属からなる板状体を用いた場合について説明する。なお、第1外部導体10及び第2外部導体11ならびに中心導体12としては、例えば樹脂からなる板状部材の一面あるいは両面に金属箔を形成したものを用いてもよい。
中心導体12は、その延伸方向に直交する断面が矩形状であり、その厚さは例えば1mmである。また、第1外部導体10と第2外部導体11との間隔は、例えば5mmである。ただし、中心導体12の断面形状や厚さ、及び第1外部導体10と第2外部導体11との間隔は、トリプレート線路100の特性インピーダンスの目標値などを考慮して適宜設定することができる。
中心導体12は、誘電体スペーサ2によって支持される被支持部122と、中心導体12の延伸方向に沿って被支持部122の一側(入力側)に形成された第1高インピーダンス部121と、中心導体12の延伸方向に沿って被支持部122の他側(出力側)に形成された第2高インピーダンス部123とを有している。また、以下の説明では、中心導体12のうち、第1高インピーダンス部121、被支持部122、及び第2高インピーダンス部123以外の部分を本体部120とする。被支持部122には、その中央部に中心導体12を厚さ方向に貫通する貫通孔122aが形成されている。
中心導体12の延伸方向(図1(a)の左右方向)に直交する幅方向における線路幅の寸法は、第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123において被支持部122よりも狭く形成されている。被支持部122の線路幅Wは例えば4〜6mmであり、第1高インピーダンス部121の線路幅W及び第2高インピーダンス部123の線路幅Wは例えば2〜3mmである。また、被支持部122に形成された貫通孔122aの直径は例えば2〜3mmである。
誘電体スペーサ2は、図1(b)に示すように、第1スペーサ部材21と、第2スペーサ部材22とを組み合わせてなる。第1スペーサ部材21は、円板状の基部210と、基部210に突設された円柱状の突部211とを一体に有している。基部210の直径は、被支持部122の線路幅Wよりも大きく、例えば5〜7mmである。また、基部210の厚さは例えば2mmである。
第2スペーサ部材22は、第1スペーサ部材21の突部211が嵌合する嵌合孔22aを中心部に有する円板状である。第2スペーサ部材22の直径(外径)及び厚さは、第1スペーサ部材21の基部210の直径及び厚さと同じである。嵌合孔22aは、第2スペーサ部材22を厚さ方向に貫通している。
第1スペーサ部材21の突部211は、中心導体12の被支持部122における貫通孔122aを挿通して第2スペーサ部材22の嵌合孔22aに嵌合する。第1スペーサ部材21の基部210は、第2外部導体11と中心導体12との間に配置される。第2スペーサ部材22は、第1外部導体10と中心導体12との間に配置される。誘電体スペーサ2は、第1スペーサ部材21と第2スペーサ部材22とが、中心導体12の被支持部122を挟み込むように一体化されることで、中心導体12を被支持部122において支持する。以下、第1高インピーダンス部121、被支持部122、及び第2高インピーダンス部123からなる部分を支持構造部12aとする。
伝送線路1の被支持部122における特性インピーダンスは、誘電体スペーサ2によって支持されることで、被支持部122自体の特性インピーダンス(誘電体スペーサ2が存在しない場合の被支持部122における特性インピーダンス)よりも低くなる。以下の説明において、被支持部122における特性インピーダンスとは、誘電体スペーサ2によって支持された状態の被支持部122における特性インピーダンスをいうものとする。
なお、誘電体スペーサ2は、第1外部導体10及び第2外部導体11と中心導体12との間に介在し、中心導体12を被支持部122において支持可能であれば、図1に示した形状及び構造に限定されない。例えば、第1スペーサ部材21の基部210及び第2スペーサ部材22は、円形状に限らず、例えば矩形状であってもよい。また、誘電体スペーサ2は、それ自体が誘電体であれば、その素材について特に限定されず、例えばポリエチレン等の樹脂を好適に使用できる。
第1高インピーダンス部121の特性インピーダンスZ及び第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZは、誘電体スペーサ2によって支持された被支持部122における特性インピーダンスZよりも高い値である(Z>ZかつZ>Z)。好ましくは、第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZ,Zは、中心導体12の本体部120の特性インピーダンスZよりも高い。この場合、被支持部122における特性インピーダンスZは本体部120の特性インピーダンスZと同じもしくは特性インピーダンスZよりも低く、Z>Z≧ZかつZ>Z≧Zとなる。なお、第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZ,Zは同じ値であってもよく(Z=Z)、異なる値であってもよい(Z>Z又はZ<Z)。
第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123のインピーダンス調整は、特性インピーダンスZ,Zの設定値に応じて、これらの線路長L,L及び線路幅W,Wを設定することで行うことができる。
このように、誘電体スペーサ2によって支持されることにより特性インピーダンスが低下する被支持部122の入力側および出力側に、被支持部122における特性インピーダンスZよりもインピーダンスの高い第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123を設けて伝送線路1の全体のインピーダンスを整合させることで、高周波信号の反射を抑制できる。
また、被支持部122の線路幅Wを第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の線路幅W,Wよりも大きくすることができるので、貫通孔122aを形成しても、被支持部122の強度を確保することができる。つまり、被支持部122における強度を確保しながら、伝送線路1における反射を抑制することが可能となる。
次に、上記したインピーダンス整合の基本的な考え方に関し、スミスチャートを用いて説明する。
図2は、伝送線路1のインピーダンス整合について説明する図であり、(a)は第1高インピーダンス部121を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、(b)は被支持部122を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、(c)は第2高インピーダンス部123を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、それぞれスミスチャート上に示したものである。なお、スミスチャートには、正規化インピーダンスをプロットするのが通常であるが、以下では説明の便宜上、伝送線路の各部の特性インピーダンスをそのままプロットしている。
図2(a)に示すように、第1高インピーダンス部121(特性インピーダンスZ)を設けた場合、その線路長L分だけ、特性インピーダンスがZからZに移動する。続いて第1高インピーダンス部121の出力側に被支持部122(特性インピーダンスZ)が設けられていることで、被支持部122の線路長Lに応じて、特性インピーダンスZはスミスチャートにおける複素反射係数の実数部を示す水平軸に対して対称な位置の特性インピーダンスZに移動する。さらに、被支持部122の出力側に第2高インピーダンス部123(特性インピーダンスZ)が設けられていることで、その線路長L分で特性インピーダンスZがトリプレート線路100の本体部の特性インピーダンスZに戻り、入力側から見て伝送線路1におけるインピーダンス整合が確保される。この結果、信号の反射が抑制される。
次に、被支持部122の機械的強度を考慮し、被支持部122の線路幅を拡大して設定する場合のインピーダンス整合について説明する。
図3は、伝送線路1において、被支持部122の線路幅を拡大設定する場合のインピーダンス整合を説明する図であり、(a)は第1高インピーダンス部121を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、(b)は被支持部122を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、(c)は第2高インピーダンス部123を設けたことによる特性インピーダンスの変化を、それぞれスミスチャート上に示したものである。
被支持部122の線路幅W及び線路長Lを設定すると、被支持部122の特性インピーダンスZが定まり、図3(b)におけるZからZへのインピーダンスの移動量及び角度θが定まる。そして、第1高インピーダンス部121の特性インピーダンスZ及び第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZを、図3(b)におけるZ及びZに適合するように調整する。
具体的には、図3(a)に示すように、スミスチャートの水平軸に対して角度θ(θ=θ/2)をもって傾斜してZを通過する直線が水平軸と交差する点に第1高インピーダンス部121の特性インピーダンスZが一致するように、第1高インピーダンス部121の線路長L及び線路幅Wを設定する。
また、図3(c)に示すように、スミスチャートの水平軸に対して角度θ(θ=θ/2)をもって傾斜してZを通過する直線が水平軸と交差する点に第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZが一致するように、第2高インピーダンス部123の線路長L及び線路幅Wを設定する。これにより、インピーダンス整合が確保されて信号の反射が抑制されるとともに、被支持部の機械的強度の確保も可能となる。
なお、第1の高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZ,Zが等しい場合、以下のようにして、上記特性インピーダンスZ,Z(=Z),Zの間の関係式を求めることができる。
図4は、伝送線路1の被支持部122、第1高インピーダンス部121、及び第2高インピーダンス部123を設けたことによる特性インピーダンスの変化をスミスチャート上にプロットした例を示している。
図4に示した特性インピーダンスZ、Z、Zをそれぞれ頂点とする三角形において、θ及びθはそれぞれ次式(数1)で求められる。
Figure 0005935675
ここで、Lは第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の線路長、Lは被支持部122の線路長を示している。
また、図4に示す三角形について、同図に示した符号を用いて次式(数2)が得られる。
Figure 0005935675
ここで、数2の式中、XZ及びXZは次式(数3)で与えられる。
Figure 0005935675
上記XZ及びXZについての数3に示す式を数2に示す式に代入して展開整理することで、次式(数4)に示すように、第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZ、伝送線路1の特性インピーダンスZ、及び被支持部122の特性インピーダンスZの三者間の関係式が成立する。そして、数4に示す関係式から、本体部120の特性インピーダンスZ及び被支持部122のインピーダンスZ、並びに線路長L及びLが既知であれば、特性インピーダンスZを算出できる。
Figure 0005935675
図5は、伝送線路1の一適用例として、送信装置としての高周波電源からの信号を複数のアンテナ素子に分配する分配器の構成を示す概略構成図である。
この図に示す分配器3は、所定間隔を隔てて配置された第1外部導体10及び第2外部導体11(紙面に向かって手前側の第1外部導体10の図示は省略している。)と、第1外部導体10及び第2外部導体11の間の空間内に配置された中心導体12とを備えている。図示の例では、中心導体12は高周波電源4に接続された入力側から順次分岐され、出力側において8つの端子に分岐して構成されている(分配数8)。8つの端子は、それぞれアンテナ素子50に接続されている。分配器3及びアンテナ素子50は、アンテナ装置5を構成する。なお、分配数は特に上記値に限定されない。また、図5において、符号12b〜12gは位相を調整するために蛇行した部分を示すが、本発明には直接関係しないので、その説明を省略する。
図5に例示した分配器3では、中心導体12の入力側及び出力側の端子寄りの部分9か所に、図1に示すものと同様の支持構造部12a(被支持部122ならびに第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123)が設けられ、被支持部122が誘電体スペーサ2によってそれぞれ支持されている。
図5に示す分配器3においても、各被支持部122の入力側及び出力側にそれぞれ第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123を設けることで、上記したようにインピーダンス整合を確保して信号の反射を抑制しつつ、被支持部122の線路幅Wを拡大設定してその機械的強度の確保が可能となる。
図6は、上記のように構成された分配器3について、1.0〜2.5GHzの周波数帯域における帯域特性を調べた結果を示すグラフである。このグラフに示すように、特に周波数帯域R(1.5〜2.2GHz)においてVSWR1.2以下を達成できることが判明した。これは、被支持部122の入力側及び出力側に第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123を設けたことで、インピーダンス整合が確保され、信号の反射が抑制されたことによるものである。
なお、図5では高周波電源4からの信号を複数のアンテナ素子50に分配する分配器3について説明したが、本発明の伝送線路は、上記のような複数のアンテナ素子50と送信装置(高周波電源4)との間に設けられる分配器に限定されず、複数のアンテナ素子50と受信装置との間に設けられ、複数の高周波信号を合成して受信装置に導く合波器にも適用できる。
(実施例1)
図7は、本発明の実施例1に係るトリプレート線路100Aを示し、(a)は外観斜視図、(b)は要部拡大図である。
図7(a)に示すように、第1外部導体10及び第2外部導体11と、細長板状の中心導体12とで、トリプレート線路100Aを形成した。第1外部導体10と第2外部導体11との間隔は5mmとし、中心導体12の厚さは1mmとした。中心導体12の中央部には、図1に示したものと同様の被支持部122ならびに第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123を形成した。被支持部122には、貫通孔122a(図7(b)に示す)を形成し、この貫通孔122aの直径Dは2mmとした。そして、被支持部122を図1と同様の構造の誘電体スペーサ2によって支持するようにした。
次に、図7(b)に示す第1高インピーダンス部121の線路幅Wと線路長L、及び被支持部122の線路幅W及び線路長Lをそれぞれ表1に示す5つの寸法に設定し、No.1〜No.5の5つの伝送線路をそれぞれ得た。第2高インピーダンス部123の線路幅及び線路長は、第1高インピーダンス部121の線路幅W及び線路長Lと同じにした。また、中心導体12の本体部120の線路幅Wは被支持部122の線路幅Wと同じにした。
上記のNo.1〜No.5の伝送線路のそれぞれについて1.0〜3.0GHzの周波数帯域におけるSパラメータ(電圧定在波比VSWR)のシミュレーションを行った。シミュレーションには、3次元シミュレータFemtetを用いた。
Figure 0005935675
図8(a)〜(e)は、No.1〜No.5の伝送線路についてのVSWRの測定結果を示す。
この図から明らかなように、5つの伝送線路はいずれも1.0〜2.2GHzの帯域にてVSWRが1.01以下であり、2.2〜3.0GHzの帯域にて周波数の増加に伴いVSWRは増加する傾向を示し、3.0GHzにおいて、VSWRが1.07(No.2)以下の低い値を示している。
以上から、線路幅が4.0〜5.2mmの被支持部122に対して、線路幅が2.2〜2.9mmの第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123を設けることで、伝送線路のインピーダンスを整合でき、1.0〜3.0GHzの帯域にてVSWR1.07以下に低減でき、反射が抑制されていることが分かる。
(実施例2)
図9は、実施例2に係るトリプレート線路100Bを示し、(a)は概略構成図、(b)はVSWRの測定結果を示す。
このトリプレート線路100Bにおける中心導体12は、第1端子Pから支持構造部12aを経て第2端子部Pと第3端子部Pに分岐している。第2端子部Pと第3端子部Pとの間は直線状に形成され、第2端子部Pと第3端子部Pとの間にT字状の分岐部Pが形成されている。被支持部122の第1端子P側には第1高インピーダンス部121が、被支持部122の分岐部P側には第2高インピーダンス部123が、それぞれ形成されている。中心導体12は、第1外部導体10及び第2外部導体11(図示せず)の間に配置されている。
このトリプレート線路100Bにおいて、被支持部122を誘電体スペーサ2によって支持した場合と、支持しない場合(この場合、被支持部122は第1スペーサ部材21及び第2スペーサ部材22との間で浮いた状態となる)とで、Sパラメータ(VSWR)がどのように変化するかをシミュレーションした。シミュレーションは、第1端子部Pから信号を入力した場合について、3次元シミュレータFemtetを用いて行った。シミュレーションの周波数帯域は、実施例1と同様に1.0〜3.0GHzとした。
その結果、図9(b)に示すように、被支持部122を誘電体スペーサ2によって支持した場合と、支持しない場合とで、VSWRに大きな差異はなかった。この結果から、分岐部を有するトリプレート線路100Bにおいて被支持部122を誘電体スペーサ2によって支持しても、インピーダンスの整合が得られていることが分かる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、次に述べる作用及び効果が得られる。
(1)誘電体スペーサ2によって支持される被支持部122によるインピーダンスの不整合が第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123によって緩和され、伝送線路1における反射を広帯域において抑制することが可能となる。また、被支持部122における特性インピーダンスZを中心導体12の本体部120における特性インピーダンスZよりも低くしてもインピーダンスの整合をとることができるので、被支持部122の強度を確保しながら、誘電体スペーサ2によって被支持部122を支持することが可能となる。
(2)被支持部122の線路幅Wを第1高インピーダンス部121の線路幅W及び第2高インピーダンス部123の線路幅Wよりも広くしたので、被支持部122に貫通孔122aを形成しても、被支持部122の強度を確保することができる。
(3)誘電体スペーサ2は、第1スペーサ部材21の突部211を貫通孔122aに挿通させて被支持部122に固定され、中心導体12を支持するので、誘電体スペーサ2の被支持部122に対する位置ずれを確実に防ぐことが可能となる。
(4)第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の特性インピーダンスZ、本体部120の特性インピーダンスZ、及び被支持部122の特性インピーダンスZを上記の数4に示す関係式を満たすように設定すれば、より確実にインピーダンスを整合させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、被支持部122の線路幅Wを第1高インピーダンス部121の線路幅W及び第2高インピーダンス部123の線路幅Wよりも広くすることにより、被支持部122の強度を確保したが、これに限らず、例えば被支持部122の厚みを第1高インピーダンス部121及び第2高インピーダンス部123の厚みよりも厚くすることによって、被支持部122の強度を確保してもよい。この場合でも、上記した実施の形態と同様の作用及び効果が得られる。
また、上記実施の形態では、被支持部122に貫通孔122aを形成し、第1スペーサ部材21の突部211を貫通孔122aに挿通させて誘電体スペーサ2を中心導体12に固定したが、これに限らず、被支持部122に貫通孔122aを設けず、例えば接着によって誘電体からなるスペーサを被支持部122と第1外部導体10及び第2外部導体11との間に固定してもよい。この場合でも、被支持部122の線路幅Wを第1高インピーダンス部121の線路幅W及び第2高インピーダンス部123の線路幅Wよりも広くすることにより、接着面積の増大によって強固にスペーサを被支持部122に固定することができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]所定間隔を隔てて互いに平行に配置された一対の外部導体(10,11)、及び前記一対の外部導体(10,11)の間の空間内に配置される中心導体(12)を有して構成されるトリプレート線路(100)と、前記空間内で前記一対の外部導体(10,11)と前記中心導体(12)との間に介在して前記中心導体(12)を支持する誘電体からなるスペーサ(2)とを備え、前記中心導体(12)には、前記スペーサ(2)によって支持された被支持部(122)における特性インピーダンス(Z)よりも高い特性インピーダンス(Z,Z)を有する第1及び第2の高インピーダンス部(121,123)が前記被支持部(122)の入力側及び出力側に形成された伝送線路(1)。
[2]前記被支持部(122)における線路幅(W)は、前記第1及び第2の高インピーダンス部(121,123)における線路幅(W,W)よりも広い、[1]に記載の伝送線路(1)。
[3]前記スペーサ(2)は、板状の基部(210)と前記基部(210)に突設された突部(211)とを有する第1スペーサ部材(21)と、前記突部(211)が嵌合する嵌合孔(22a)が形成された第2スペーサ部材(22)とを有し、前記被支持部(122)は、前記第1スペーサ部材(21)の前記基部(210)と前記第2スペーサ部材(22)との間に挟まれて支持され、かつ前記突部(211)を挿通させる貫通孔(122a)が形成されている、[1]又は[2]に記載の伝送線路(1)。
[4]前記トリプレート線路(100)の本体部(120)の特性インピーダンスをZとし、前記第1及び第2の高インピーダンス部(121,123)の特性インピーダンスを共にZとし、前記スペーサ(2)によって支持された前記被支持部(122)における特性インピーダンスをZとし、前記第1及び第2の高インピーダンス部(121,123)の線路長を共にLとし、前記被支持部(122)の線路長をLとしたとき、上記の数4に示す関係を満たす、[1]乃至[3]の何れか1つに記載の伝送線路(1)。
[5]送信装置(4)と複数のアンテナ素子(50)との間に設けられる分配器(3)、又は複数のアンテナ素子(50)と受信装置との間に設けられる合波器に適用される、[1]乃至[4]の何れか1つに記載の伝送線路(1)。
[6][1]乃至[4]の何れか1つに記載の伝送線路(1)と、アンテナ素子(50)とを有する、アンテナ装置(5)。
1…伝送線路、2…誘電体スペーサ、3…分配器、4…高周波電源、5…アンテナ装置、10…第1外部導体、11…第2外部導体、12…中心導体、12a…支持構造部、21…第1スペーサ部材、22…第2スペーサ部材、22a…嵌合孔、50…アンテナ素子、100,100A,100B…トリプレート線路、120…本体部、121…第1高インピーダンス部、122…被支持部、122a…貫通孔、123…第2インピーダンス部、210…基部、211…突部、L,L,L…線路長、P…分岐部、P…第1端子部、P…第2端子部、P…第3端子部、R…周波数帯域、W,W,W,W…線路幅

Claims (4)

  1. 所定間隔を隔てて互いに平行に配置された一対の外部導体、及び前記一対の外部導体の間の空間内に配置される中心導体を有して構成されるトリプレート線路と、
    前記空間内で前記一対の外部導体と前記中心導体との間に介在して前記中心導体を支持する誘電体からなるスペーサとを備え、
    前記スペーサは、板状の基部と前記基部に突設された突部とを有する第1スペーサ部材と、前記突部が嵌合する嵌合孔が形成された第2スペーサ部材とを有し、
    前記中心導体は、前記スペーサによって支持された被支持部と、前記被支持部の入力側に連なる第1の高インピーダンス部と、前記被支持部の出力側に連なる第2の高インピーダンス部と、前記第1の高インピーダンス部に連なる第1の本体部と、前記第2の高インピーダンス部に連なる第2の本体部と、を有し、
    前記第1の高インピーダンス部の線路幅は前記被支持部の線路幅よりも狭く、前記第2の高インピーダンス部の線路幅は前記被支持部の線路幅よりも狭く、前記第1の本体部の線路幅は前記第1の高インピーダンス部の線路幅よりも広く、前記第2の本体部の線路幅は前記第2の高インピーダンス部の線路幅よりも広く形成されており、
    前記被支持部は、前記第1スペーサ部材の前記基部と前記第2スペーサ部材との間に挟まれて支持され、かつ前記突部を挿通させる貫通孔が形成されている、
    伝送線路。
  2. 前記トリプレート線路の前記第1の本体部と前記第2の本体部の特性インピーダンスを共に0とし、前記第1及び第2の高インピーダンス部の特性インピーダンスを共にZ1とし、前記スペーサによって支持された前記被支持部における特性インピーダンスをZ2とし、前記第1及び第2の高インピーダンス部の線路長を共にL1とし、前記被支持部の線路長をL2としたとき、次式(数1)に示す関係を満たす、
    請求項に記載の伝送線路。
    Figure 0005935675
  3. 送信装置と複数のアンテナ素子との間に設けられる分配器、又は複数のアンテナ素子と受信装置との間に設けられる合波器に適用される、
    請求項1又は2に記載の伝送線路。
  4. 請求項1又は2に記載の伝送線路と、アンテナ素子とを有する、
    アンテナ装置。
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