JP5935499B2 - 取引装置及び取引モード選択方法 - Google Patents

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Description

この発明は、現金自動預払機等の取引装置に関し、特にオートフォン機能を兼ね備えたオートフォン兼用ハンドセットを備えた取引装置及びこの取引装置を用いた取引モード選択方法に関するものである。
ハンドセットを備えた現金自動預払機としては、例えば図1に示すようなものがある。図中の1は現金自動預払機(以下「ATM」という)である。ATM1は、その正面側に、後述するオートフォン兼用ハンドセット2等を備えた縦パネル部1Aと、利用者が操作等を行うための後述する顧客操作部4、紙幣口7、硬貨口8等を備えた横パネル部1Bとを備えている。
2はオートフォン機能を兼ね備えたオートフォン兼用ハンドセットである。オートフォン兼用ハンドセット2は、上記縦パネル部1Aにカード挿入口5、レシート排出口6等と共に設けられている。オートフォン兼用ハンドセット2には、フックアップ、フックダウンを検知する検知手段としてのフックボタンが設けられている。また、オートフォン兼用ハンドセット2には、図2に示すように、視覚障がい者が、入出金取引等を行うために操作するテンキー等の操作ボタン2A、スピーカ2B、マイク2Cが組み込まれている。この操作ボタン2Aには、点字等が設けられて、視覚障がい者であっても各ボタンの区別がつくようになっている。さらに、オートフォン兼用ハンドセット2には、スピーカ2Bを用いた視覚障がい者用の誘導音声の出力や、スピーカ2B及びマイク2Cを用いた、晴眼者による金融機関の係員との連絡のための通話機能も組み込まれている。
3は晴眼者が金融機関の係員に連絡するための係員ボタンである。この係員ボタン3は、オートフォン兼用ハンドセット2に組み込まれている。なお、係員ボタン3は、上記縦パネル部1Aのうちオートフォン兼用ハンドセット2の近くに設けられる場合もある。
4は晴眼者が操作を行う顧客操作部である。顧客操作部4は、横パネル部1Bに設けられている。顧客操作部4には、顧客の希望等を問合せる画面や顧客の処置を誘導する画面等を表示する他、暗証番号や取引金額を入力するテンキー等の取引ボタンが表示される。
そして、視覚障がい者は、ATM1を利用する場合は、オートフォン兼用ハンドセット2を取り外し、誘導音声に従って操作する。
また、晴眼者は、ATM1を利用する際に、金融機関の係員に連絡したい場合は、オートフォン兼用ハンドセット2を取り外し、係員ボタン3を押して係員を呼び出す。
視覚障がい者による操作や、晴眼者による係員との連絡が終了したら、オートフォン兼用ハンドセット2をもとに戻してフックダウンする。
このようなATM1の例としては、特許文献1がある。
特開2011−238275
上記従来のATM1では、視覚障がい者による操作や、晴眼者による係員との連絡が終了した後、オートフォン兼用ハンドセット2がもとに戻されなかったり、ずれた状態で戻されたりすると、フックダウンしないことがある。この場合、オートフォン兼用ハンドセット2は、長時間フックアップ状態のままになる。そして、オートフォン兼用ハンドセット2が一定時間フックアップしたままになると、次のような問題が生じる。
オートフォンとして使用した後、一定時間フックアップしたままになると、オートフォン兼用ハンドセット2のスピーカからは、電話のビジートーン(話中音)が出力される。
この状態で、視覚障がい者がATM1を利用しようとすると、ビジートーンが聞こえるだけで、戸惑うことになる。即ち、視覚障がい者は、通常ATM1からオートフォン兼用ハンドセット2が外れていることには気づかないため、そのまま視覚障がい者用の取引モードで取引をするためにオートフォン兼用ハンドセット2を持ち上げて案内音声を聞こうとする。ここで、視覚障がい者用の取引モードとは、操作する利用者が、顧客操作部4での画面操作は使用せず、オートフォン兼用ハンドセット2のスピーカ2Bから出力される案内音声を聞きながら、操作ボタン2Aを操作することにより取引を進める方式である。
しかし、オートフォン兼用ハンドセット2からは操作案内音声ではなく、ビジートーンが出力されるため、視覚障がい者は、次の操作に進めず戸惑うことになる。
また、晴眼者が、金融機関の係員に連絡したい場合でも、ビジートーンが聞こえるため、話中と間違えてしまう。
一方、ハンドセットとして使用した後、一定時間フックアップしたままになると、ATM1の顧客操作部4の画面は、視覚障がい者用の取引モードになったままになる。この状態では、晴眼者は、ATM1が視覚障がい者用の取引モードになっていることに気付かずに、そのまま取引を始めようとする。しかし、ATM1が視覚障がい者用の取引モードになっているため、顧客操作部4の取引選択画面では、タッチパネルを押しても反応せず、晴眼者は画面操作ができない状態になる。このとき、案内音声がオートフォン兼用ハンドセット2のスピーカ2Bから出力されているが、通常晴眼者には聞こえないため、晴眼者は、画面操作ができず、戸惑うことになる。
また、視覚障がい者がATM1を利用する場合も、オートフォン兼用ハンドセット2を取り外すと、スピーカから取引途中の音声が出力されて、戸惑うことになる。
第1の本発明の取引モード選択方法は、利用者に合わせて、晴眼者取引モードと視覚障がい者専用取引モードのいずれかを選択する取引装置の取引モード選択方法において、オートフォン兼用ハンドセットがフックアップされた後に、係員ボタン又は操作ボタンが押下されたか否かを判断する工程と、係員ボタンが押下されたと判断したとき、監視センタに接続して、その後フックダウンしたかを判断する工程と、フックアップしたままになっていると判断したとき、オートフォン兼用ハンドセットのオートフォン機能を停止する工程と、操作ボタンが押下されたと判断したとき、その後フックダウンしたかを判断する工程と、フックアップしたままになっていると判断したとき、ハンドセット操作処理は中断する工程と、晴眼者の利用に対しても視覚障がい者の利用に対しても取引が可能な状態にする工程とを備えたことを特徴とする。
第2の本発明の取引装置は、利用者に合わせて、晴眼者取引モードと視覚障がい者専用取引モードのいずれかを選択して取引を行う取引装置において、(1)オートフォン兼用ハンドセットがフックアップされた後に、係員ボタン又は操作ボタンが押下されたか否かを判断する押下ボタン判断手段と、(2)係員ボタンが押下されたと判断したとき、監視センタに接続して、その後フックダウンしたかを判断する第1のフックダウン判断手段と、(3)フックアップしたままになっていると判断したとき、オートフォン兼用ハンドセットのオートフォン機能を停止させる停止手段と、(4)操作ボタンが押下されたと判断したとき、その後フックダウンしたかを判断する第2のフックボタン判断手段と、(5)フックアップしたままになっていると判断したとき、ハンドセット操作処理は中断するハンドセット操作中断手段と、(6)晴眼者の利用に対しても視覚障がい者の利用に対しても取引が可能な状態にする取引可能化処理手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、ハンドセットがフックアップしたままになっても、視覚障がい者や晴眼者が戸惑わずにATMを利用することができるようになる。
従来のATMを示す斜視図である。 従来のハンドセットを示す正面図である。 本発明の実施形態に係るATMを示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係るATMによる動作を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るATMの制御部での処理機能を示すフローチャートである。
以下、本発明のオートフォン兼用ハンドセットを備えた取引装置について説明する。本発明は、オートフォン兼用ハンドセットを備えた取引装置全般に適用することができる。即ち、ATMや発券機等のオートフォン兼用ハンドセットを備えた種々の取引装置に適用することができるが、ここでは、上記従来の技術と同様に、ATMを例に説明する。
本実施形態のATM10は、図3に示すように、通信網11を介して監視センタ12に接続されている。ATM10には、オートフォン兼用ハンドセット13が設けられている。このATM10、オートフォン兼用ハンドセット13は、上述した従来のATM1、オートフォン兼用ハンドセット2と同様の外観構成を有する。このため、同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
ATM10内には、外部スピーカ15、タッチパネル16、制御部17、紙幣入出金部18等が組み込まれている。
外部スピーカ15は、利用者に案内等の音声を出力するためのスピーカである。タッチパネル16は、晴眼者が取引等の際にタッチして操作するためのパネルである。タッチパネル16は、上記顧客操作部4に組み込まれている。制御部17は、ATM10全体を制御する機能と共に、オートフォン兼用ハンドセット13が一定時間フックアップしたままになったときに、復帰する機能を備えている。即ち、制御部17は、図5に示す処理機能を備えている。この処理機能については後述する。紙幣入出金部18は、利用者がお金を引き出したり預け入れたりする際に、紙幣を取り扱う部分である。
オートフォン兼用ハンドセット13には、操作ボタン2A、スピーカ2B及びマイク2Cと共に、電話制御部等が内部に組み込まれている。オートフォン兼用ハンドセット13は、ATM10内の制御部17に接続されて、以下の機能を有する。
オートフォン兼用ハンドセット13のうちオートフォン機能は、晴眼者が緊急時等に金融機関の係員と連絡するために使用する機能である。晴眼者が取引等を行う際に、ATM10に不具合等が発生した場合は、オートフォン兼用ハンドセット13を取り上げて(フックアップして)係員ボタン3を押下することによって、自動的に金融機関の係員と連絡が取れるようになっている。
オートフォン兼用ハンドセット13のうちハンドセット機能は、視覚障がい者が取引等を行うために使用する機能である。視覚障がい者が、金融機関を訪れ、ATM10を使用して取引等を行おうとする場合は、ATM10の縦パネル部1Aに組み込まれたオートフォン兼用ハンドセット13を取り上げて(フックアップして)操作ボタン2Aを操作することにより、視覚障がい者専用取引モードに切り替わるようになっている。具体的には、オートフォン兼用ハンドセット13のスピーカ2Bから、ボタン操作等の取引方法を伝える視覚障がい者用の誘導音声が流され、視覚障がい者は、この誘導音声に従って操作ボタン2Aを操作して、取引等を行うようになっている。
[動作]
以上のように構成されたATM10での動作を図4に基づいて説明する。
晴眼者又は視覚障がい者がオートフォン兼用ハンドセット13を取り外して、利用を開始した後、オートフォン兼用ハンドセット13をもとの位置に置き忘れた場合等において、それが晴眼者利用の場合と、視覚障がい者利用の場合とで以下のように動作する。
晴眼者利用の場合は、晴眼者がオートフォン兼用ハンドセット13を持って、係員ボタン3を押す。制御部17は、係員ボタン3の押下を受け、通信網11を介して金融機関の監視センタ12に接続し、晴眼者はオートフォン兼用ハンドセット13で音声により係員と連絡を取る。その後、晴眼者がオートフォン兼用ハンドセット13をもとに位置に戻し忘れたり、正確に戻さなかったりして、オートフォン機能による通話終了後、所定条件によりフックアップされたままになっていると判断すると(ステップS1)、処理1に移行する(ステップS2)。ここで、所定条件としては、時間、センサ、タッチパネル16の操作等の情報を利用できる。時間の場合は、一定時間経過したか否かで判断する。例えば、通話が途切れた時点から3,4分経過したか否かで判断する。3,4分経過した後、処理1に移行する。センサの場合は、人感センサをATM10の正面側に設け、利用者がATM10の正面位置から離れたか否かで判断する。利用者がATM10の正面位置から離れたら、処理1に移行する。タッチパネル16の操作の場合は、オートフォン機能による通話終了後、早期にタッチパネル16の操作を有効にし、又は通話中もタッチパネル16の操作を有効にしておき、通話終了後にタッチパネル16が操作されたか否かで判断する。通話終了後にタッチパネル16が操作されたら、処理1に移行する。これら時間、センサ、タッチパネル16の操作は、適宜組み合わせることができる。具体的には、時間、センサ、タッチパネル16の操作、時間とセンサ、時間とタッチパネル16の操作、センサとタッチパネル16の操作、時間とセンサとタッチパネル16の操作の組み合わせで、フックアップされたままになっているか否か判断する。
処理1では、次の処理を行う。
1.オートフォン兼用ハンドセット13のオートフォン機能を停止させる。
2.ハンドセットのスピーカ2Bから一定時間間隔でATM操作の案内音声を出力する。例えば、「係員に御用がある方は1を、取引を継続したい方は2を押してください」などの案内音声を出力する。
3.監視センタ12にハンドセットの置き忘れを通知する。
次いで、取引選択可能化処理に移行する(ステップS3)。
この取引選択可能化処理では、晴眼者利用に対しても視覚障がい者利用に対しても取引が可能な状態にする。即ち、取引選択画面であるタッチパネル16の取引ボタンの押下による晴眼者利用の取引と、オートフォン兼用ハンドセット13のテンキー等の押下による視覚障がい者利用の取引のいずれも選択可能な状態にする。
具体的には、取引選択画面であるタッチパネル16を有効にしておき、取引ボタンが押下されると、晴眼者による取引と判断して晴眼者利用の取引を選択する。この場合、ハンドセットの案内音声は停止し、通常(晴眼者向け)の取引を行う。また、「ハンドセットを正しく置き直してください。」等のメッセージを出してもよい。
また、オートフォン兼用ハンドセット13の操作ボタン2Aを有効にしておき、テンキー等が押下されると、視覚障がい者による取引と判断して視覚障がい者利用の取引を選択する。また、取引選択可能の案内は顧客操作部4に表示すると共に、取引選択可能の案内音声は、外部スピーカ15及びハンドセットのスピーカ2Bから出力する。具体的には、コールセンタ通話・取引選択の案内音声を流す。例えば、「支払いは1、入金は2・・を押してください」等の案内音声を流す。操作者は、ハンドセットの操作ボタン2Aのテンキーや、タッチパネル16の取引ボタンから取引選択を行う。操作ボタン2Aのテンキーで取引選択が行われた場合は、視覚障がい者取引に移行する。
ここでは、晴眼者による利用であるため、晴眼者によりタッチパネル16の取引ボタンが押下されることで、晴眼者利用の取引が選択され、晴眼者取引モードに移行して、取引を開始する(ステップS4)。
一方、視覚障がい者利用の場合は、視覚障がい者がオートフォン兼用ハンドセット13を持って、視覚障がい者用の誘導音声を聞きながら操作ボタン2Aのテンキー等の操作を行う。そして、取引を終了した後、視覚障がい者がオートフォン兼用ハンドセット13をもと位置に戻し忘れたり、正確に戻さなかったりして、ハンドセット機能による操作の後、上記所定条件によりフックアップされたままになっていると判断すると(ステップS5)、処理2に移行する(ステップS6)。なお、上記所定条件のうち一定時間については、操作ボタン2Aのテンキー等の操作中に操作が中断して、3,4分経過したか否かで判断する。
この処理2では、次の処理を行う。
1.ハンドセット操作中の処理は中断し、取引選択処理に移行する。
2.ハンドセットのスピーカ2Bから一定時間間隔でATM操作の案内音声を出力する。例えば、「係員に御用がある方は1を、取引を継続したい方は2を押してください」などの案内音声を出力する。
3.監視センタにハンドセットの置き忘れを通知する。
次いで、上記取引選択可能化処理に移行する(ステップS3)。
ここでは、視覚障がい者による利用であるため、視覚障がい者によりオートフォン兼用ハンドセット13のテンキー等が押下されることで、視覚障がい者利用の取引が選択され、視覚障がい者専用取引モードに移行して、取引を開始する(ステップS7)。
以上の動作は、制御部17により図5のフローチャートのように処理される。
まず、オートフォン兼用ハンドセット13がフックアップしたか否か判断する(ステップS11)。フックアップしていなければ、処理を終了する。
フックアップしていれば、係員ボタン3が押下された否かを判断する(ステップS12)。係員ボタン3が押下された場合、監視センタ12に接続して、オートフォン兼用ハンドセット13による係員との通話を可能にする(ステップS13)。
次いで、フックダウンしたか否かを判断する(ステップS14)。フックダウンした場合は、処理を終了する。フックダウンしていない場合は、上記所定条件を満たすか否かを判断する(ステップS15)。所定条件を満たさない場合は、ステップ14に戻り、フックダウンしたか否かを判断する。所定条件を満たす場合は、上記処理1を行う(ステップS16)。
一方、ステップS12で、係員ボタン3が押下されていないと判断した場合は、オートフォン兼用ハンドセット13のテンキー等が操作されたか否かを判断する(ステップS17)。テンキー等が操作されていなければ、ステップS12に戻り、係員ボタン3が押下されたか否かを判断する。
テンキー等が操作された場合は、フックダウンしたか否かを判断する(ステップS18)。フックダウンした場合は、処理を終了する。フックダウンしていない場合は、上記所定条件を満たすか否かを判断する(ステップS19)。所定条件を満たさない場合は、ステップ18に戻り、フックダウンしたか否かを判断する。所定条件を満たす場合は、上記処理2を行う(ステップS20)。
上記処理1又は上記処理2の終了後は、上記取引選択可能化処理を行う。具体的には、タッチパネル16と操作ボタン2Aを有効にする(ステップS21)。
次いで、タッチパネル16の取引ボタンが押下されたか否か判断する(ステップS22)。取引ボタンが押下された場合は、晴眼者による取引と判断して晴眼者取引を開始する(ステップS23)。タッチパネル16の取引ボタンが押下されていない場合は、操作ボタン2Aのテンキー等が押下されたか否か判断する(ステップS24)。テンキー等が押下されていない場合は、ステップS22に戻って、タッチパネル16の取引ボタンが押下されたか否か判断する。テンキー等が押下された場合は、視覚障がい者による取引と判断して視覚障がい者専用取引を開始する(ステップS25)。
以上のように、オートフォン兼用ハンドセット13が、オートフォンとして使用されたりハンドセットとして使用されたりした後、フックダウンされないまま置き忘れられた場合でも、一定時間等の所定条件の下に、置き忘れやかけ間違い等と判断して、晴眼者でも視覚障がい者でも利用できる状態にするため、晴眼者も視覚障がい者も、混乱なくATMで取引を行うことができるようになる。即ち、視覚障がい者も晴眼者も戸惑わずにATMを利用することができるようになる。
[変形例]
上記各実施形態では、オートフォン兼用ハンドセットを備えた取引装置としてATM10を例に説明したが、他の取引装置でもよい。本発明は、オートフォン兼用ハンドセットを備えた取引装置全般に適用することができる。さらに、オートフォン兼用ハンドセットの場合だけでなく、専用のオートフォンやハンドセットを備えた取引装置でも、本願発明を適用することができる。
また、上記各実施形態では、利用者の戻し忘れ等により、オートフォン兼用ハンドセット13がフックアップしたままになっていることを判断する所定条件として、時間、センサ、タッチパネル16の操作の組み合わせによる情報を利用したが、他の情報を利用してもよい。オートフォン兼用ハンドセット13がフックアップしたままになっていることを判断できるすべての情報を利用することができる。
また、上記各実施形態では、取引選択可能化処理の際に、視覚障がい者による取引と判断する情報としてテンキー等の押下を用いたが、オートフォン兼用ハンドセット13を手で持ったか否かの情報を用いてもよい。例えば、オートフォン兼用ハンドセット13にタッチセンサ機能を組み込んで、利用者がオートフォン兼用ハンドセット13に触れたことを検出するようにしてもよい。
10:ATM、11:通信網、12:監視センタ、13:オートフォン兼用ハンドセット、15:外部スピーカ、16:タッチパネル、17:制御部、18:紙幣入出金部。

Claims (10)

  1. 利用者に合わせて、晴眼者取引モードと視覚障がい者専用取引モードのいずれかを選択する取引装置の取引モード選択方法において、
    オートフォン兼用ハンドセットがフックアップされた後に、係員ボタン又は操作ボタンが押下されたか否かを判断する工程と、
    係員ボタンが押下されたと判断したとき、監視センタに接続して、その後フックダウンしたかを判断する工程と、
    フックアップしたままになっていると判断したとき、上記オートフォン兼用ハンドセットのオートフォン機能を停止させる工程と、
    上記操作ボタンが押下されたと判断したとき、その後フックダウンしたかを判断する工程と、
    フックアップしたままになっていると判断したとき、ハンドセット操作処理は中断する工程と、
    晴眼者の利用に対しても視覚障がい者の利用に対しても取引が可能な状態にする工程と
    備えたことを特徴とする取引装置の取引モード選択方法。
  2. 請求項に記載の取引装置の取引モード選択方法において、
    上記フックアップしたままになっているとの判断が、
    上記係員ボタンが押下されたとき、一定時間の経過、人感センサによる利用者が装置から離れたことの検知、又はタッチパネルの操作のいずれか1又は複数の情報を利用して行い、
    上記操作ボタンが押下されたとき、一定時間の経過、又は人感センサによる利用者が装置から離れたことの検知を利用して行う
    とを特徴とする取引装置の取引モード選択方法。
  3. 請求項に記載の取引装置の取引モード選択方法において、
    上記オートフォン兼用ハンドセットがフックアップされたままのとき、オートフォン機能を停止し、又はハンドセット操作処理を中断することを特徴とする取引装置の取引モード選択方法。
  4. 請求項に記載の取引装置の取引モード選択方法において、
    タッチパネルの取引ボタンの押下による晴眼者利用の取引と、オートフォン兼用ハンドセットの操作ボタンの押下による視覚障がい者利用の取引のいずれも選択可能な状態にすることを特徴とする取引装置の取引モード選択方法。
  5. 請求項に記載の取引装置の取引モード選択方法において、
    上記タッチパネルを有効にしておき、取引ボタンが押下されると、晴眼者による取引と判断して晴眼者利用の取引を選択し、また、上記オートフォン兼用ハンドセットの操作ボタンを有効にしておき、上記操作ボタンが押下されると、視覚障がい者による取引と判断して視覚障がい者利用の取引を選択することを特徴とする取引装置の取引モード選択方法。
  6. 利用者に合わせて、晴眼者取引モードと視覚障がい者専用取引モードのいずれかを選択して取引を行う取引装置において、
    オートフォン兼用ハンドセットがフックアップされた後に、係員ボタン又は操作ボタンが押下されたか否かを判断する押下ボタン判断手段と、
    係員ボタンが押下されたと判断したとき、監視センタに接続して、その後フックダウンしたかを判断する第1のフックダウン判断手段と、
    フックアップしたままになっていると判断したとき、上記オートフォン兼用ハンドセットのオートフォン機能を停止させるオートフォン機能停止手段と、
    上記操作ボタンが押下されたと判断したとき、その後フックダウンしたかを判断する第2のフックボタン判断手段と、
    フックアップしたままになっていると判断したとき、ハンドセット操作処理は中断するハンドセット操作中断手段と、
    晴眼者の利用に対しても視覚障がい者の利用に対しても取引が可能な状態にする取引可能化処理手段と
    を備えたことを特徴とする取引装置。
  7. 請求項6に記載の取引装置において、
    上記オートフォン機能停止手段は、一定時間の経過、人感センサによる利用者が装置から離れたことの検知、又はタッチパネルの操作のいずれか1又は複数の情報を利用して行い、
    上記ハンドセット操作中断手段は、一定時間の経過、又は人感センサによる利用者が装置から離れたことの検知を利用して行う
    ことを特徴とする取引装置。
  8. 請求項6に記載の取引装置において、
    上記オートフォン兼用ハンドセットがフックアップされたままのとき、上記オートフォン機能停止手段がオートフォン機能を停止し、又はハンドセット操作中断手段がハンドセット操作処理を中断することを特徴とする取引装置。
  9. 請求項6に記載の取引装置において、
    上記取引可能化手段が、タッチパネルの取引ボタンの押下による晴眼者利用の取引と、オートフォン兼用ハンドセットの操作ボタンの押下による視覚障がい者利用の取引のいずれも選択可能な状態にすることを特徴とする取引装置。
  10. 請求項9に記載の取引装置において、
    上記取引可能化手段が、上記タッチパネルを有効にしておき、取引ボタンが押下されると、晴眼者による取引と判断して晴眼者利用の取引を選択し、また、上記オートフォン兼用ハンドセットの操作ボタンを有効にしておき、上記操作ボタンが押下されると、視覚障がい者による取引と判断して視覚障がい者利用の取引を選択することを特徴とする取引装置。
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