JP5934172B2 - ケーブル支持材の制震構造 - Google Patents

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本発明は、天井から吊り下げ支持されるケーブル支持材を制震する構造に関する。なお、ケーブル支持材とは、ケーブルラックやケーブルトレー、ケーブルダクト、金属線ぴ等を含む。
例えばケーブルラックは、特許文献1に開示のように、天井から吊り下げられる吊りボルト等の支持部材によって吊り下げ支持される。このようなケーブルラックの横揺れを防止するために、特許文献1では、ケーブルラックの両側で支持部材の根元に吊り金具及び傾斜状の連結部材を取り付けて、連結部材から振れ止め材を延長上に延ばして天井へ連結する構造を採用している。また、特許文献2では、左右の支持部材の間にボルト等のぬき部材を交差状に架設する構造が開示されている。
実公平4−48087号公報 特公昭61−26286号公報
しかし、上記従来の横揺れ防止構造では、地震等によって生じる大きな横揺れを抑えることができず、ケーブルが落下するおそれがあった。
そこで、本発明は、地震等による大きな横揺れも効果的に低減させることができるケーブル支持材の制震構造を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上層の構造躯体側から吊り下げられる複数の吊り下げ部材によって支持されるケーブル支持材を制震する構造であって、吊り下げ部材の間に、軸方向力の入力によって減衰作用を生じさせる制震ダンパーが、その両端をそれぞれ吊り下げ部材に締結した状態で架設されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、吊り下げ部材は吊り下げボルトであって、吊り下げボルトには、鍵状に折曲される一対の分割金具を組み合わせてなる角筒状の座屈防止金具が外装されており、制震ダンパーの両端は、分割金具に連結される取付金具に、ボルト及びナットによって締結されていることを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、上層の構造躯体側から吊り下げられる複数の吊り下げ部材によって支持されるケーブル支持材を制震する構造であって、ケーブル支持材の底面側に、ケーブル支持材を支持するサポート材が、ケーブル支持材の配設方向へ所定間隔ごとに配置されると共に、軸方向力の入力によって減衰作用を生じさせる制震ダンパーが、配設方向から傾斜した姿勢で、サポート材に両端をそれぞれ締結した状態で架設されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3の構成において、ケーブル支持材は、ケーブル支持材を上方から跨ぐU字ボルトと、サポート材の下面に固定される固定金具と、固定金具を貫通したU字ボルトに締め付けられるナットとによってサポート材に支持されており、制震ダンパーの両端は、固定金具の下面にU字ボルトとナットとを利用して締結されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、構造躯体側とケーブル支持材側との間に、ケーブル支持材の振れ止め部材を架設したことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかの構成において、制震ダンパーは、筒状のアウター金具と、そのアウター金具の一端側から遊挿される筒状のインナー金具と、アウター金具とインナー金具との対向面に接着される粘弾性体とからなり、アウター金具の他端側に接合される取付部材と、インナー金具と取付部材との少なくとも一方に接合される延長部材とを備え、延長部材は、一端部が構造躯体とケーブル支持材との少なくとも一方に連結され、他端部がインナー金具と取付部材との少なくとも一方に遊挿された状態で連結されることを特徴とするものである。
なお、本発明において、「構造躯体側」とは、天井スラブ等の構造躯体そのものは勿論、構造躯体に取り付けられる鋼材やパイプ等の横架材も含む趣旨である。同様に「ケーブル支持材側」も、ケーブル支持材そのものは勿論、ケーブル支持材に取り付けられる鋼材やパイプ等の支持部材も含む趣旨である。
本発明によれば、制震ダンパーの採用により、地震等による大きな横揺れも効果的に低減させることができる。
形態1のケーブルラックの制震構造を示す正面図である。 図1の側面図である。 横材左端部分の説明図で、(A)が側面、(B)が正面をそれぞれ示す。 吊り下げボルトの上端部分の説明図である。 図1のA−A線断面図である。 制震ダンパーの説明図で、(A)が平面、(B)が側面をそれぞれ示す。 (A)は図6のB−B線断面図、(B)は図6のC−C線断面図である。 制震ダンパーの上端部分の説明図で、(A)は正面、(B)は側面をそれぞれ示す。 形態2のケーブルラックの制震構造を示す正面図である。 制震ダンパーの上端部分の説明図で、(A)が平面、(B)が正面をそれぞれ示す。 形態3のケーブルラックの制震構造を示す底面図である。 サポート材の端部の説明図で、(A)は正面、(B)はB矢視をそれぞれ示す。 制震ダンパーの取付部分の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1,2は、ケーブル支持材の一例であるケーブルラックの制震構造の一例を示す説明図で、図1が正面、図2が側面をそれぞれ示している。図において、1はケーブルラックで、左右一対の長尺の側板2,2の間を長手方向に所定間隔をおいて配置される複数の連結部材3,3・・で連結する梯子状となっている。このケーブルラック1の下面には、ケーブルラック1の幅よりも左右に長い横材(ここではアングル部材が用いられている。)4が、ケーブルラック1の長手方向に所定間隔をおいて複数取り付けられて、各横材4の左右両端に、吊り下げ部材としての一対の吊り下げボルト5,5の下端が接合されている。この吊り下げボルト5,5の上端が構造躯体である天井スラブ6に連結されることで、各横材4が天井スラブ6から吊り下げ支持されてケーブルラック1は水平に支持される。
この吊り下げボルト5の下端は、図3に示すように、横材4を貫通してその上下にナット7,7・・を螺合することで横材4と連結されている。吊り下げボルト5の上端は、図4に示すように天井スラブ6に埋め込まれることで天井スラブ6と連結されている。また、吊り下げボルト5には、図5に示すように、鍵状に折曲される一対の分割金具11,11を組み合わせてネジ12及びナット13で接合することで、横材4と天井スラブ6との間で吊り下げボルト5を囲む角筒状の座屈防止金具10が外装されている。
そして、吊り下げボルト5の下端よりも外側で横材4の左右両端と、吊り下げボルト5の上端よりも外側で天井スラブ6の下面との間には、一対の制震ダンパー14,14が架設されている。この制震ダンパー14は、図6に示すように、筒状のアウター金具15と、アウター金具15の一端側から部分的に同軸で遊挿される筒状のインナー金具16と、アウター金具15とインナー金具16との重合部分において両金具15,16との対向面がそれぞれ接着される粘弾性体17(図6のハッチング部分)とを含んでなる粘弾性ダンパーである。アウター金具15は、図7に示すように、両端にフランジ19,19を備えた断面コ字状の一対の半割金具18,18を向かい合わせに組み付け、対向するフランジ19,19同士をボルト20及びナット21で接合した断面矩形状で、インナー金具16は、アウター金具15より一回り小さい断面矩形状となっている。また、アウター金具15の他端側には、平板23と、断面コ字状の折曲板24とを重ね合わせてなる取付部材としての取付板22の一端が差し込まれて溶接によってアウター金具15の延長上に接合されている。
このように構成された制震ダンパー14は、図1に示すように、インナー金具16の端部に延長部材としての筒状の延長バー25を連結し、延長バー25の先端にボルト止めした連結金具26を、図3に示すように横材4の背面へボルト27及びナット28によって連結する一方、アウター金具15の取付板22を、図8に示すように、吊り下げボルト5から外側に離れた位置で天井スラブ6の下面にアンカーボルト29を介して取り付けた短アングル30に、ボルト31及びナット32によって連結する。すると、制震ダンパー14は、横材4と短アングル30との間で傾斜状に架設される。ここでの吊り下げボルト5と制震ダンパー14との間の角度は30°となっている。
以上の如く構成されたケーブルラック1の制震構造においては、地震等によってケーブルラック1に左右方向で水平な外力が反復して加わると、粘弾性ダンパー14,14には軸方向に圧縮力と引張力とが交互に作用して、アウター金具15とインナー金具16とが相反する軸方向へ動作する。この動作によって粘弾性体17をせん断変形させて減衰作用を生じさせる。よって、ケーブルラック1の最大加速度や最大変位が抑えられる。
このように、上記形態1のケーブルラック1の制震構造によれば、天井スラブ6とケーブルラック1側の横材4との間に、軸方向力の入力によって減衰作用を生じさせる制震ダンパー14,14を架設したことで、地震等による大きな横揺れも効果的に低減させることができる。
なお、制震ダンパーの向きは、上記形態と逆にしてもよいし、アウター金具にも延長バーを連結してもよい。また、アウター金具は半割金具を用いるものに限らず、インナー金具と同じ一体ものとしても差し支えない。
そして、この制震ダンパーは、ケーブルラックを所定間隔をおいて支持する複数の横材の全てにそれぞれ設ければ最も効果的であるが、横材の両端と構造躯体側との間にボルト等の振れ止め部材を傾斜状に架設する従来の振れ止め防止構造と併用する(例えば制震ダンパーと振れ止め部材とを横材ごとに交互に設置する等)ことも可能である。
次に、本発明の他の形態を説明する。但し、ケーブルラックの吊り下げ構造等、形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
[形態2]
図9に示すケーブルラック1の制震構造では、一対の吊り下げボルト5,5の外側ではなく、吊り下げボルト5,5の間に制震ダンパー14が架設されている。すなわち、図10に示すように、吊り下げボルト5の座屈防止金具10の背面側に、分割金具11の折曲形状に沿って折曲される取付金具33をボルト34及びナット35によって、左側の吊り下げボルト5の上側、右側の吊り下げボルト5の下側にそれぞれ連結して、左右の取付金具33,33の間に、インナー金具16に延長バー25を連結した制震ダンパー14を傾斜状に架設したものである。
よって、この制震構造においても、地震等によってケーブルラック1に左右方向で水平な外力が反復して加わり、吊り下げボルト5,5が左右へ揺動すると、粘弾性ダンパー14には軸方向に圧縮力と引張力とが交互に作用して、アウター金具15とインナー金具16とが相反する軸方向へ動作する。この動作によって粘弾性体17をせん断変形させて減衰作用を生じさせる。よって、ケーブルラック1の最大加速度や最大変位が抑えられる。
このように、上記形態2のケーブルラック1の制震構造によれば、吊り下げボルト5,5の間に、軸方向力の入力によって減衰作用を生じさせる制震ダンパー14を架設したことで、地震等による大きな横揺れも効果的に低減させることができる。
なお、形態2においても、制震ダンパーの向きは逆にしてもよいし、アウター金具にも延長バーを連結して架設してもよい。また、アウター金具は半割金具を用いるものに限らず、インナー金具と同じ一体ものとしても差し支えない。
そして、この制震ダンパーは、ケーブルラックを吊り下げ支持する全ての吊り下げボルト間に設ければ最も効果的であるが、これに加えて従来の振れ止め部材を交互に併用することは勿論可能である。
[形態3]
図11は、ケーブルラック1の底面図である。まず、このケーブルラック1は、横材ではなく角筒状のサポート材36,36・・によって所定間隔ごとに支持されており、ケーブルラック1は、図12に示すように、ケーブルラック1を上方から跨ぐU字ボルト37をサポート材36の下面に固定される固定金具38に貫通させ、ナット39を締め付けることで取り付けられている。また、各サポート材36の両端には、吊り下げボルト5が連結されると共に、吊り下げボルト5に固定された金具40と構造躯体側との間に振れ止め部材としての振れ止めボルト41が傾斜状に架設されている。
そして、ケーブルラック1の底面において、3つのサポート材36,36・・の間には、制震ダンパー14が架設されている。これは図13に示すように、中央のサポート材36においてケーブルラック1を固定するU字ボルト37とナット39とを利用して、固定金具38の下面でアウター金具15の取付板22を固定し、隣接するサポート材36の対角線上に位置する固定金具38の下面では、インナー金具16の延長バー25を、同じくU字ボルト37とナット39とを利用して固定することで、サポート材36,36の間で傾斜状に架設したものである。ここでは2つの制震ダンパー14,14の前後に続くサポート材36,36の間では、一対の耐震ブレース42,42をX状に架設している。
よって、この制震構造においても、地震等によってケーブルラック1に左右方向で水平な外力が反復して加わり、隣接するサポート材36,36が相反方向へ揺動すると、粘弾性ダンパー14には軸方向に圧縮力と引張力とが交互に作用して、アウター金具15とインナー金具16とが相反する軸方向へ動作する。この動作によって粘弾性体17をせん断変形させて減衰作用を生じさせる。よって、ケーブルラック1の最大加速度や最大変位が抑えられる。
このように、上記形態3のケーブルラック1の制震構造によれば、ケーブルラック1の底面側に、軸方向力の入力によって減衰作用を生じさせる制震ダンパー14を、ケーブルラック1の配設方向から傾斜させて配設したことで、地震等による大きな横揺れも効果的に低減させることができる。
なお、形態3においても、制震ダンパーの向きは逆にしてもよいし、アウター金具にも延長バーを連結して架設してもよい。また、アウター金具は半割金具を用いるものに限らず、インナー金具と同じ一体ものとしても差し支えない。
さらに、耐震ブレースを省略して制震ダンパーを全てのサポート材の間に設けてジグザグに配設してもよい。
そして、各形態に共通して、制震ダンパーは粘弾性ダンパーに限らず、オイルダンパー等の他のダンパーを採用して差し支えない。また、例えばインナー金具と取付部材との少なくとも一方に延長部材を遊挿する等して制震ダンパーの端部に長さ調整可能な摺動部を設け、摺動部の一方の板材に穴を設け、他方の板材には穴を設けず、現場での長さ調整位置でドリルネジ、ドリリングタッピンネジ等を用いて摺動部を軸方向入力に対し堅牢に接合するようにしてもよい。
また、吊り下げ部材は、座屈防止部材をなくしたり、ボルトに限らずワイヤー等を採用したりしてもよい。制震ダンパーも横材やサポート材に限らずケーブルラックに直接連結するものであってもよい。
さらに、各形態1〜3をそれぞれ独立して採用する場合に限らず、複数の形態を複合して採用することも可能である。勿論ケーブルラックに限らず、ケーブルトレーやケーブルダクト、金属線ぴ等についても本発明は適用可能である。
1・・ケーブルラック、2・・側板、3・・連結部材、4・・横材、5・・吊り下げボルト、6・・天井スラブ、14・・制震ダンパー、15・・アウター金具、16・・インナー金具、17・・粘弾性体、18・・半割金具、22・・取付板、25・・延長バー、26・・連結金具、30・・短アングル、36・・サポート材、37・・U字ボルト。

Claims (6)

  1. 上層の構造躯体側から吊り下げられる複数の吊り下げ部材によって支持されるケーブル支持材を制震する構造であって、
    前記吊り下げ部材の間に、軸方向力の入力によって減衰作用を生じさせる制震ダンパーが、その両端をそれぞれ前記吊り下げ部材に締結した状態で架設されていることを特徴とするケーブル支持材の制震構造。
  2. 前記吊り下げ部材は吊り下げボルトであって、前記吊り下げボルトには、鍵状に折曲される一対の分割金具を組み合わせてなる角筒状の座屈防止金具が外装されており、前記制震ダンパーの両端は、前記分割金具に連結される取付金具に、ボルト及びナットによって締結されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル支持材の制震構造。
  3. 上層の構造躯体側から吊り下げられる複数の吊り下げ部材によって支持されるケーブル支持材を制震する構造であって、
    前記ケーブル支持材の底面側に、前記ケーブル支持材を支持するサポート材が、前記ケーブル支持材の配設方向へ所定間隔ごとに配置されると共に、軸方向力の入力によって減衰作用を生じさせる制震ダンパーが、前記配設方向から傾斜した姿勢で、前記サポート材に両端をそれぞれ締結した状態で架設されていることを特徴とするケーブル支持材の制震構造。
  4. 前記ケーブル支持材は、前記ケーブル支持材を上方から跨ぐU字ボルトと、前記サポート材の下面に固定される固定金具と、前記固定金具を貫通した前記U字ボルトに締め付けられるナットとによって前記サポート材に支持されており、前記制震ダンパーの両端は、前記固定金具の下面に前記U字ボルトと前記ナットとを利用して締結されていることを特徴とする請求項3に記載のケーブル支持材の制震構造。
  5. 前記構造躯体側と前記ケーブル支持材側との間に、前記ケーブル支持材の振れ止め部材を架設したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のケーブル支持材の制震構造。
  6. 前記制震ダンパーは、筒状のアウター金具と、そのアウター金具の一端側から遊挿される筒状のインナー金具と、前記アウター金具と前記インナー金具との対向面に接着される粘弾性体とからなり、
    前記アウター金具の他端側に接合される取付部材と、
    前記インナー金具と前記取付部材との少なくとも一方に接合される延長部材とを備え、
    前記延長部材は、一端部が前記構造躯体と前記ケーブル支持材との少なくとも一方に連結され、他端部が前記インナー金具と前記取付部材との少なくとも一方に遊挿された状態で連結されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のケーブル支持材の制震構造。
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