JP5926388B2 - サンプルホールド回路、a/d変換器およびサンプルホールド回路のキャリブレーション方法 - Google Patents

サンプルホールド回路、a/d変換器およびサンプルホールド回路のキャリブレーション方法 Download PDF

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Description

本発明は、サンプルホールド回路に関し、より詳細には、オペアンプによる増幅を利用して入力信号を出力変換するための回路(例えば、パイプライン型A/D変換器やΔΣA/D変換器など)に関する。
サンプルホールド回路を利用した回路としてパイプライン型A/D変換器が挙げられる。このパイプライン型A/D変換器10として、例えば図7に示す回路が知られている(例えば特許文献1参照)。
このパイプライン型A/D変換器10は、図7に示すように、Stage1からStageNまで、N段の単位ブロック100(1)〜100(N)が縦続接続されてなる。
各単位ブロック100(1)〜100(N)は同一構成を有するので、ここでは、StageI(単位ブロック100(I))の構成について説明する。
図7に示すように、StageIは、SSH(サブサンプルホールド)回路101と、SADC(サブADコンバータ)回路102と、DAC(D/Aコンバータ)回路103と、加算器104と、を含んで構成される。
StageIのSSH回路101は、前段の単位ブロックStageI−1から出力されるアナログ出力信号ResidueI−1を取り込む。
SADC回路102はSSH回路101で取り込んだアナログ出力信号ResidueI−1をデジタル信号DigitalIにA/D変換するものである。このデジタル信号DigitalIは、StageIの出力信号(DigitalI)として出力される。なお、このSADC回路102から出力されるデジタル信号DigitalIは、各Stage1〜StageNのSADC回路102から出力されるデジタル信号DigitalIとともに、所定の規則で足し合わされ、その結果が、A/D変換の結果を表すデジタル出力信号として出力される。
DAC回路103はSADC回路102からのデジタル信号DigitalIに対応するアナログ信号を生成し、加算器104に出力する。
加算器104はSSH回路101で取り込んだアナログ信号からDAC回路103で生成されたアナログ信号を差し引き、その減算結果であるアナログ信号を、残余信号であるResidueIとして次段の単位ブロックStageI+1に出力するようになっている。この際、加算器104で差し引いて得た残余信号としてのアナログ信号(ResidueI)を、所定倍に増幅することで、次段の単位ブロックStageI+1の要求精度を上げずに、同一の単位ブロック(Stage)構成によりA/D変換することが可能となり、高精度のA/D変換を実現する。
ところで、一般的にSSH回路101、DAC回路103および加算器104は、一つのオペアンプと容量CAPとの組み合わせで構成される。このオペアンプと容量CAPとを組み合わせて構成される回路を、Multiple DAC(MDAC:乗算型デジタルアナログコンバータ)105と呼ぶ。
図8は、MDAC105の一例を示す概略構成図である。
図8において、(a)は、サンプルフェーズ(SamplingPhase)における回路構成を示し、(b)は、ホールドフェーズ(HoldingPhase)における回路構成を示す。MDAC105は、変換クロック信号CLKに応じて図示しないスイッチなどを切り替えることによって、サンプルフェーズには図8(a)の回路を実現し、ホールドフェーズには図8(b)の回路を実現する。なお、図8(a)中の「CsI」の変数Iは、StageIを構成するCsであることを意味する。
図8に示すように、MDAC105は、同じ大きさの単位容量が並列に組み合わされてなるサンプリングキャパシタCsIと、オペアンプからなるMDAC−AMP11とMDAC−AMP11の入力端に存在する寄生容量Cpとから構成される。MDAC105は、入力される変換クロック信号CLKに応じてサンプルフェーズ(図8(a))およびホールドフェーズ(図8(b))を交互に実現するように動作する。
サンプルフェーズ(図8(a))では、前段の単位ブロックStageI−1のアナログ出力信号ResidueI−1をサンプリングキャパシタCsIに充電する。すなわち、サンプリングキャパシタCsIの一端にアナログ出力信号ResidueI−1を入力し、他端は、MDAC−AMP11の反転入力端子に接続する。このとき、MDAC−AMP11の入力端および出力端はグランドレベルにショートしておく。寄生容量Cpも同様にグランドレベルにショートされることになる。
一方、ホールドフェーズ(図8(b))ではMDAC−AMP11の出力端と反転入力端とを容量Cfを介して接続する。また、容量Crは、図7のSADC回路102から出力されたデジタル信号DigitalIに応じて、容量Crを構成する複数の単位容量それぞれを、「+Vr」、「0」、「−Vr」のいずれかに接続する。すなわち、容量Crの一端は「+Vr」、「0」、「−Vr」のいずれかに接続し、他端はMDAC−AMP11の反転入力端に接続する。
前記容量Cfおよび容量Crはそれぞれ前記サンプリングキャパシタCsIを構成する複数の単位容量のうちの一部で構成される。すなわちサンプリングキャパシタCsIは、ホールドフェーズでは、サンプリングキャパシタCsIを構成する単位容量の一部がMDAC−AMP11の出力端および反転入力端間を接続する容量Cfとして用いられ、残りの単位容量が容量Crとして用いられる。
なお、ここでは、サンプリングキャパシタCsIを構成する複数の単位容量の一部を、容量Cfおよび容量Crとして用いる場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、サンプリングキャパシタCsIを構成する複数の単位容量をそのまま容量Crとして用い、容量Cfは別途設けるように構成してもよい。
MDAC−AMP11の出力は、次段の単位ブロックStageI+1を構成するMDAC105のサンプリングキャパシタCsI+1に接続され、StageIのMDAC−AMP11の出力が、アナログ出力信号ResidueIとして、次段のサンプリングキャパシタCsI+1に出力される。また、MDAC−AMP11の非反転入力端はグランドレベルに維持される。
このとき、MDAC−AMP11のDC(直流)ゲインを「a0」とすると、MDAC−AMP11の反転入力端の電圧Vaは、MDAC−AMP11の出力端の電圧Voutを用いて、次式(1)で表すことができる。
Va=−(1/a0)×Vout ……(1)
例えば、容量Crを構成する単位容量につながる電圧が全て零の場合、サンプルフェーズとホールドフェーズとにおける容量に蓄えられた電荷保存則から次式(2)が成り立つ。
CsI×Vin
=Cf(Vout−Va)+Cr(0−Va)+Cp(0−Va)
……(2)
前記(1)および(2)式から、ホールドフェーズにおける、MDAC−AMP11の出力ResidueIすなわち、MDAC105の出力Voutは、次式(3)で表すことができる。
Vout
=(CsI/Cf)×{1/(1+1/(a0×f))}×Vin
……(3)
ここで、(3)式中の、「a0」は前述のようにMDAC−AMP11のDC(直流)ゲインを表す。また、「f」は、MDAC−AMP11のフィードバックファクタと呼ばれ、各容量Cr、Cf、Cpを用いて、次式(4)で表すことができる。
f=Cf/(Cr+Cf+Cp) ……(4)
式(3)で表される伝達関数において、入出力特性が理想的な場合には、式(3)は次式(5)と表すことができる。
Vout=(CsI/Cf)×Vin ……(5)
(3)および(5)式から、理想的な入出力特性を得るためには、MDAC−AMP11のDCGain「a0」は無限大まで大きい必要があることがわかる。
実際には、DCGain「a0」は必要な精度に応じて大きくすることになる。
一般的にAMPのDCGainを上げるためには多段化やカスコード化する必要がある。そのため、良好な安定性を保つことが難しくなったり出力振幅に制限を受けたりすることが問題となる。
この問題を解決するため、DCGain「a0」を大きくしなくても高いゲイン特性を得る方法として、Summing Point Monitoring(以下、SPMという。)という手法が考案されている。
図9(a)および(b)は、SPMを実現するための具体的な回路の一例であって、(a)はサンプルフェーズにおける回路構成、(b)はホールドフェーズにおける回路構成である。
この回路は、Summing Pointの電圧Vaを一度容量Ce1でSampling(加算)した後に、AMPのフィードバック回路を使用して、容量Ce1およびCe2の比でf′を作っている。ここでCp′はGain−AMP12の入力端につく寄生容量を表す。
図9(c)は、SPMを実現するための具体的な回路の別の一例である(例えば、非特許文献1参照)。
この回路は、容量Ce1でサンプリングした後に、容量Ce2で転送する。
特開2012−60519号公報
「A 16−bit 250−MS/s IF Sampling Pipelined ADC With Background Calibration」,IEEE JOURNAL OF SOLID−STATE CIRCUITS,VOL.45,NO.12,DECEMBER 2010,p.2602−p.2612
しかしながら、このように、Ce1、Ce2といった新たな容量を追加すると、この新たに追加した容量が起因となるノイズによりADC全体の特性が劣化するという問題がある。
本発明はこのような課題鑑みて、ノイズの小さいサンプルホールド回路、A/D変換器およびサンプルホールド回路のキャリブレーション方法を提供することにある。
本発明の一態様は、サンプリングキャパシタ(例えば図2の、サンプリングキャパシタCsI)および当該サンプリングキャパシタが入力端に接続される第1のアンプ(例えば図2の、MDAC−AMP11)を有するとともに、前記第1のアンプに接続される第2のアンプ(例えば図2の、Gain−AMP12)を備え、当該第2のアンプは、差動対(例えば図3の、MOSトランジスタMx1およびMx2)と、当該差動対に接続される負荷部(例えば図3の、MOSトランジスタMy1およびMy2)と、前記差動対または前記負荷部の少なくともひとつに電流を供給する可変電流部(例えば図3の、電流源I1〜I3)と、を有し、ホールドフェーズに、前記第1のアンプの入力端における前記サンプリングキャパシタの接続点であるサミングポイントの電圧(例えば2(b)のVa)をモニタすることを特徴とするサンプルホールド回路、である。
前記第2のアンプは、前記サミングポイントの電圧のモニタ結果を次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタ(例えば図2の、サンプリングキャパシタCsI+1)に供給するようになっていてよい。
前記差動対は、入力端が前記サミングポイントに接続され、出力端が前記次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタに接続されていてよい。
前記可変電流部は、前記差動対に電流を供給する第1の可変電流部(例えば図3の、電流源I3)と、前記負荷部に流れる電流を調整する第2の可変電流部(例えば図3の、電流源I1およびI2)と、を備えていてよい。
前記差動対は、第1および第2のMOSトランジスタ(例えば図3の、MOSトランジスタMx1およびMx2)を含んでいてよい。
前記負荷部は、前記第1および第2のMOSトランジスタにそれぞれ縦続接続される第3および第4のMOSトランジスタ(例えば図3の、MOSトランジスタMy1およびMy2)を含んでいてよい。
前記第1から第4のMOSトランジスタは、同種のMOSトランジスタからなっていてよい。
前記第1の可変電流部は第5のMOSトランジスタ(例えば図4の、電流源I3)を含んでいてよい。
前記第2の可変電流部は、前記負荷部に並列接続される第1および第2の電流源(例えば図4の、電流源I1およびI2)を含み、当該各電流源は第6および第7のMOSトランジスタを含んでいてよい。
前記第1および第2の可変電流部の電流の少なくとも1つを制御する制御部(例えば図5の、DAC23)を備えていてよい。
本発明の他の態様は、サンプリングキャパシタと、第1のアンプ(例えば図2の、MDAC−AMP11)と、入力端が前記第1のアンプの入力端に接続可能である増幅部(例えば図2の、Gain−AMP12)と、を備え、前記第1のアンプの入力端と前記増幅部の入力端は、前記サンプリングキャパシタに接続され、前記第1のアンプの出力端が、次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタの一端に接続可能であり、前記増幅部の出力端が前記次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタの他端に接続可能であることを特徴とするサンプルホールド回路、である。
前記増幅部は非離散型ゲインアンプであってよい。
前記増幅部はキャップレスのゲインアンプであってよい。
前記増幅部はゲインを変化させることが可能であってよい。
前記増幅部は、出力端が次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタ(例えば図2の、サンプリングキャパシタCsI+1)に接続可能であってよい。
本発明の他の態様は、上記態様のうちのいずれかの態様に記載のサンプルホールド回路を用いてなることを特徴とするA/D変換器(例えば図1の、パイプライン型A/D変換器1)、である。
本発明の他の態様は、サンプリングキャパシタと、第1のアンプと、入力端が前記第1のアンプの入力端に接続可能である増幅部と、を備え、前記第1のアンプの入力端と前記増幅部の入力端は、前記サンプリングキャパシタに接続されるサンプルホールド回路を用いてなることを特徴とするA/D変換器、である。
本発明の他の態様は、ランダム変数(例えば図5のPN)を所定電圧(例えば図5のVcal)に乗算し、前記乗算により得た乗算信号を入力信号(例えば図5のVin)に加算し、前記加算により得たアナログ信号(例えば図5のVin(ADC))をサンプルホールド回路(例えば図5の、パイプライン型A/D変換器1に含まれるMDAC110)に入力し、前記加算により得たアナログ信号を、前記サンプルホールド回路を通してアナログデジタル変換し、前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号(例えば図5のVout(ADC))から前記乗算信号相当のデジタル信号を差し引き、差し引いた結果に前記ランダム変数を乗算して乗算結果をエラー信号(例えば図5のVerr)とし、当該エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプ(例えば図2の、Gain−AMP12)のゲインを調整することを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法、である。
前記ゲインアンプのゲインの調整は、前記エラー信号を積算し、前記積算した値が負値の時には前記ゲインアンプのゲインを小さくする指令信号を出力し、前記積算した値が正値の時には前記ゲインを大きくする指令信号を出力し、前記指令信号に応じて前記ゲインを調整するようになっていてよい。
前記ランダム変数は1または−1からなるものであってよい。
前記所定電圧は、前記サンプルホールド回路に必要な入力振幅やキャリブレーションにかかる時間に基づいて設定されるものであってよい。
本発明の他の態様は、サンプルホールド回路は閾値を有し、前記閾値をランダム変数で変動させた前記サンプルホールド回路にアナログ信号を入力し、前記サンプルホールド回路を通して前記アナログ信号をアナログデジタル変換し、前記ランダム変数を前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号に乗じて乗算結果をエラー信号とし、前記エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプのゲインを調整することを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法、である。
本発明の他の態様は、ランダム変数を所定電圧に乗算するステップと、前記乗算により得た乗算信号を入力信号に加算するステップと、前記加算により得たアナログ信号をサンプルホールド回路に入力するステップと、前記加算により得たアナログ信号を、前記サンプルホールド回路を通してアナログデジタル変換するステップと、前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号から前記乗算信号相当のデジタル信号を差し引くステップと、差し引いた結果に前記ランダム変数を乗算して乗算結果をエラー信号とするステップと、当該エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプのゲインを調整する調整ステップと、を備えることを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法、である。
前記調整ステップは、前記エラー信号を積算するステップと、前記積算した値が負値の時には前記ゲインアンプのゲインを小さくする指令信号を出力し、前記積算した値が正値の時には前記ゲインを大きくする指令信号を出力するステップと、前記指令信号に応じて前記ゲインを調整するステップと、を備えていてよい。
前記ランダム変数は1または−1からなるものであってよい。
前記所定電圧は、前記サンプルホールド回路に必要な入力振幅やキャリブレーションにかかる時間に基づいて設定されるものであってよい。
本発明の他の態様は、サンプルホールド回路は閾値を有し、前記閾値をランダム変数で変動させたサンプルホールド回路にアナログ信号を入力するステップと、前記サンプルホールド回路を通して前記アナログ信号をアナログデジタル変換するステップと、前記ランダム変数を前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号に乗じて乗算結果をエラー信号とするステップと、前記エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプのゲインを調整するステップと、を備えることを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法、である。
本発明の一態様によれば、第1のアンプのゲイン特性が低い場合であっても、より精度よくアナログデジタル変換を行うことができ、また容量を新たに追加することなく実現することができるため、ノイズの増加を抑制することができる。
また、比較的簡易な構成でゲインアンプを実現することができるため、消費電力を低減することができるとともに、第1のアンプのゲイン特性を低く抑えることができ、すなわち第1のアンプも簡単な構成とすることができるため、電源電圧を小さくすることができ、その分消費電力を抑制することができる。
本発明におけるサンプルホールド回路を適用したパイプライン型A/D変換器の一例を示す概略構成図である。 SPMを用いた乗算型DA変換器の一例を示す概念図である。 本発明におけるGain−AMPの一例を示す概念図である。 本発明におけるGain−AMPのその他の例を示す概念図である。 図2の乗算型DA変換器に含まれるGain−AMPの調整を行う回路の一例を示す概略構成図である。 本発明におけるGain−AMPのその他の例を示す概念図である。 パイプライン型A/D変換器の一例を示す概略構成図である。 乗算型DA変換器の一例を示す概略構成図である。 図8の乗算型DA変換器の具体的回路の一例である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、イプライン型A/D変換器(以下、A/D変換器という。)1の一例を示す概念図である。本実施形態では、本願発明におけるサンプルホールド回路を、このパイプライン型A/D変換器1を構成する乗算型DAコンバータ(以下、MDACという。)110に適用したものである。
A/D変換器1は、図7に示したパイプライン型A/D変換器10と比較して、MDAC105の代わりに、MDAC110を備えるところが異なる。なお、図7に示したパイプライン型A/D変換器10と同じ機能を有する構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
MDAC110は、SPMを用いたMDACである。このSPMを用いたMDAC110の概念図を図2に示す。
SPMを用いたMDAC110は、図2に示すように、図8に示す通常のMDAC105に対してSumming Point(加算点)と呼ばれるMDAC−AMP11の入力端の電圧VaをモニタするためのゲインアンプであるGain−AMP12を使用する点に特徴がある。
このGain−AMP12は、サンプルフェーズにおいては入出力端がグランドレベルにショートされ、ホールドフェーズでは入力端がSumming Point(加算点)に接続され、出力端は、次段の単位ブロックStageI+1を構成するMDAC110のサンプリングキャパシタCsI+1に接続される。つまり、サンプルフェーズ(図2(a))およびホールドフェーズ(図2(b))を交互に繰り返すことにより、Summing Pointの電圧VaをGain−AMP12で増幅した信号、すなわち(1/f′)×Vaを次段のサンプリングキャパシタCsI+1で蓄積する。なお、(1/f′)は、Gain−AMP12のゲインである。
この図2に示すSPMを用いたMDAC110におけるMDAC−AMP11の出力Vout(MDAC)は、Gain−AMP12をもたない図8に示すMDAC105におけるMDAC−AMP11の出力Voutと同一となるため、前記(3)式から次式(6)で表すことができる。
Vout(MDAC)
=(CsI/Cf)×{1/(1+1/(a0×f))}×Vin
……(6)
一方で、Gain−AMP12の出力Vout(SPM)は、このGain−AMP12のゲインを1/f′とすると、次式(7)で表すことができる。
Vout(SPM)
=(1/f′)×Va
=−1/(a0×f′)×Vout(MDAC) ……(7)
図2に示すSPMを用いたMDAC110において、MDAC−AMP11の出力Vout(MDAC)とGain−AMP12の出力Vout(SPM)との差が、この単位ブロックStageIのトータルの出力となるため、単位ブロックStageIの出力Voutは、次式(8)で表すことができる。
Vout
=Vout(MDAC)−Vout(SPM)
=Vout(MDAC)+1/(a0×f′)×Vout(MDAC)
=(CsI/Cf)×{1/(1+1/(a0×f))}
×{1+1/(a0×f′)}×Vin ……(8)
ここで、「f′」が「f」に等しいときには、(8)式は次式(9)と表すことができる。
Vout=(CsI/Cf)×Vin ……(9)
式(9)から、SPMを用いたMDAC110における単位ブロックStageIの出力Voutは、MDAC−AMP11のDCGain「a0」によらないことがわかる。すなわち、DCGain「a0」が低い場合であっても高いゲイン特性を保つことが可能となる。
図3は、図1に示すMDAC110を構成するGain−AMP12の一例を示す概念図である。なお、前記各図では、説明を簡略化するためにシングルエンド回路で構成した場合について説明したが、図3では全差動回路で構成した場合について説明する。
ここで、本発明におけるパイプライン型A/D変換器1は、Stage1(100(1))については、MDACとして、図2に示すSPMを用いたMDAC110を搭載し、且つそのGain−AMP12として、図3に示すGain−AMPを用いている。Stage2〜N(100(2)〜100(N))については、図8に示す、Gain−AMP12を持たないMDAC105を搭載している。
つまり、パイプライン型A/D変換器1では、Stage1(100(1))が最も高いDCGain「a0」を要求される。そのため、本実施形態では、Stage1(100(1))について、MDACとして図2に示すSPMを用いたMDAC110を搭載し、且つそのGain−AMP12として図3に示すGain−AMPを用いている。
なお、これに限るものではなく、全てのStage1〜N(100(1)〜100(N))またはいずれか複数のStageについて、MDACとして図2に示すSPMを用いたMDAC110を搭載し、且つそのGain−AMP12として図3に示すGain−AMPを用いることも可能である。
図3に戻って、本発明におけるGain−AMP12は、図3に示すように、Summing Pointに接続される、Nチャネル型MOSトランジスタで構成される、差動のMOSトランジスタMx1およびMx2を有し、出力に接続するMOSトランジスタMy1およびMy2と、電流値可変の電流源I1、I2、I3と、を含んで構成される。MOSトランジスタMx1、Mx2、My1およびMy2は同一機能構成を有するMOSトランジスタで構成される。
すなわち、図3に示すように、直列に接続されたMOSトランジスタMy2およびMx2と、直列に接続されたMOSトランジスタMy1およびMx1とが電源VDDおよび接地GND間に並列に接続され、さらに、MOSトランジスタMx1およびMx2と接地GND間に、電流源I3が介挿されている。
また、MOSトランジスタMy1およびMx1の接続点がGain−AMP12の一方の出力端Poutとなり、さらにMOSトランジスタMy1と並列に電流源I1が接続される。同様に、MOSトランジスタMy2およびMx2の接続点がGain−AMP12の他方の出力端Noutとなり、さらにMOSトランジスタMy2と並列に電流源I2が接続される。つまり、Gain−AMP12は、非離散型のゲインアンプであり、スイッチトキャパシタなどをもたない、キャップレスのゲインアンプである。
そして、MOSトランジスタMx2のゲートが、Gain−AMP12の一方の入力端Pinに接続され、MOSトランジスタMx1のゲートが、Gain−AMP12の他方の入力端Ninに接続される。これら入力端Pin/Ninは、図2におけるGain−AMP12の入力端に該当しSumming Pointに接続される。
また、MOSトランジスタMy1およびMy2のゲートは、それぞれMOSトランジスタが飽和領域に入るのに十分な固定電圧Vb1、Vb2に接続される。
さらに、出力端PoutおよびNoutは、図2におけるGain−AMP12の出力端に該当し、次段のサンプリングキャパシタCsI+1に接続される。
図3に示すGain−AMP12のゲインは、MOSトランジスタMx1およびMx2の相互コンダクタンスをそれぞれgmx、MOSトランジスタMy1およびMy2の相互コンダクタンスをそれぞれgmyとすると、次式(10)で表すことができる。
1/f′=gmx/gmy ……(10)
ここで、MOSトランジスタMx1、Mx2、My1、My2は全て同種のMOSトランジスタで構成されており同一機能構成を有する。そのため、Gain−AMP12の特性が、プロセスのばらつきの影響を受けにくいことに特徴がある。
なお、電流源I1、I2、I3は、図4に示すように、それぞれMOSトランジスタで構成することもできる。
電流源I3をMOSトランジスタで構成すると、電源VDDの電源電圧から接地GNDまで3つのMOSトランジスタで接続される単純な増幅器が構成されるため、入出力振幅に電源電圧やMOSトランジスタの動作点などの制限をうけにくいという効果を得ることができる。
図3に戻って、一般的にMOSトランジスタの相互コンダクタンスgmは、MOSトランジスタのサイズをW/L(WはMOSトランジスタのゲート幅、LはMOSトランジスタのゲート長)、MOSトランジスタに流れる電流をiとすると、次式(11)で表すことができる。なお、(11)式中のKは、プロセスに依存した定数である。
gm=2×{K×(W/L)×i}1/2 ……(11)
すなわち、MOSトランジスタの相互コンダクタンスgmの値は、MOSトランジスタに流れる電流iの1/2乗に対して比例関係にある。このことから電流源I1、I2、I3の電流値を細かく調整することにより、相互コンダクタンスgmの値を変化させることで、Gain−AMP12のゲイン1/f′を変化させることが可能となることがわかる。
図5は、図3に示すGain−AMP12を備えたパイプライン型A/D変換器1における、Gain−AMP12のゲイン1/f′の調整を行う回
路の一例を示す概略構成図である。
図5において、パイプライン型A/D変換器1は、前述のように、図1に示すパイプライン型A/D変換器1を構成するMDACにおいてSTAGE1では、MDACとして図2に示すSPMを用いたMDAC110を搭載し、そのGain−AMP12として、図3に示すGain−AMPを用いている。
図3においてGain−AMP12のゲイン「1/f′」がMDAC110のフィードバックファクタの逆数「1/f」と異なっている。そのため、パイプライン型A/D変換器1の入出力特性が非線形であるとすると、この場合の入出力特性は、次式(12)に示すように仮定することができる。
Vout(ADC)=(1−α)×Vin(ADC) ……(12)
(12)式中のαはGain−AMP12のゲイン「1/f′」とMDAC110のフィードバックファクタの逆数「1/f」を使って以下の通り表すことができる。
α=Cf/Cs×(1/a0)×(1/f−1/f′)……(13)
ここで、「1」か「−1」からなるランダム変数PNを、ある電圧Vcalに乗じた信号PN×Vcalをアナログ信号からなる入力信号Vinに加算し、加算したアナログ信号Vin(ADC)をパイプライン型A/D変換器1に入力する。前記電圧Vcalは、例えば必要な入力振幅や補正にかかる時間に基づいて設定すればよい。
パイプライン型A/D変換器1を通してアナログデジタル変換された後、パイプライン型A/D変換器1から出力されるアナログ信号Vin(ADC)相当のデジタル信号Vout(ADC)から、入力信号Vinに加算したアナログ信号PN×Vcal相当のデジタル信号を差し引くと、差し引いた結果、すなわち、出力Voutは次式(14)で表すことができる。
Vout=Vin−α×(Vin+PN×Vcal) ……(14)
ここで、入力信号Vinに加算したアナログ信号PN×Vcalを演算する際に用いたランダム変数PNを、(13)式で表される出力Voutに乗じると、前述のように、ランダム変数PNは「1」または「−1」であってPN×PN=1であるため、次式(15)で表すことができる。
PN×Vout
=PN×Vin(1−α)−αVcal ……(15)
入力信号Vinにランダム変数PNを乗じたPN×Vinは、長期的に平均化してみると零となるため、結局、(15)式は(16)式と表すことができる。
PN×Vout=−αVcal ……(16)
ここで、アキュームレータ(accumulator)21と、長期的に信号PN×Vout(=−α×Vcal=Verr)を検出するアップダウンカウンタ(up/dn counter)22と、DAC(D/Aコンバータ)23と、を使って、Verr(エラー信号)がゼロになるように、パイプライン型A/D変換器1を構成するMDAC110のGain−AMP12のゲインを調整する。
すなわち、アキュームレータ21では、入力したエラー信号Verrを積算し、アップダウンカウンタ22では、積算値がゼロより小さい時、式(13)から1/f′が1/fより大きいとみなすことができるので、Gain−AMP12のゲインを小さくする指令信号を出力する。逆にアキュームレータ21での積算値がゼロより大きい時、式(13)から1/f′が1/fより小さいとみなすことができるので、Gain−AMP12のゲインを大きくする指令信号を出力する。
DAC23では、アップダウンカウンタ22の指令信号に応じて電流源I1〜I3の電流値を調整する。例えば、1/f′を低下させる場合には、電流源I1、I2およびI3の電流量を減少させ、MOSトランジスタMx1およびMx2の相互コンダクタンスgmxを減少させることにより1/f′を低下させる。逆に、電流源I1、I2およびI3の電流量を増加させ、MOSトランジスタMx1およびMx2の相互コンダクタンスgmxを増加させることにより1/f′を増加させる。
以上のようにGain−AMP12のゲインを調整すると、α=0となる。
したがって、α=0を(14)式に代入すると、(14)式はVout=Vinとなる。すなわち、入力信号Vinを理想的にアナログデジタル変換したことと等価になる。
なお、図5において、31は、図示しないランダム信号発生回路などで発生されるランダム変数PNと予め設定された電圧Vcalとを乗算する演算器、32は、パイプライン型A/D変換器1への入力信号Vinと演算器31の演算結果PN×Vcalとを加算し加算結果Vin′をパイプライン型A/D変換器1に出力する加算器、33は、前記ランダム信号発生回路などで発生されるランダム変数PNの負値(−PN)と予め設定された電圧Vcalと乗算する演算器、34は、演算器33の演算結果−PN×Vcalとパイプライン型A/D変換器1の出力Vout(ADC)とを加算し、出力Voutとして出力する加算器、35は、前記ランダム信号発生回路などで発生されるランダム変数PNと加算器34から出力される出力Voutとを乗算する演算器である。
以上説明したように、本実施形態におけるパイプライン型A/D変換器1によれば、新たに容量を追加することなく、正確なアナログデジタル変換を行うことができ、また、MDAC−AMP11のDCgain「a0」が低くても、正確なアナログデジタル変換を行うことができる。したがって、ノイズの増加を抑制しつつ、精度のよいアナログデジタル変換を実現することができる。
また、例えば、図9のSPMを実現するための回路のように、AMPの出力をフィードバックすることによりゲインを調整してGain−AMP12のゲイン「1/f′」を作る方法に比較して、本実施形態におけるGain−AMP12は図3に示すように、回路構成が単純である。そのため、消費電力を小さく抑えることができる。
また、MDAC−AMP11のDCgain「a0」が比較的小さい場合であっても的確にアナログデジタル変換を行うことができるため、MDAC−AMP11のDCgain「a0」を小さく抑えることができる。そのため、MDAC−AMP11の構成も単純な構成にすることができ、すなわち、電源電圧を小さくすることができるため、さらに消費電力を抑えることも可能である。
なお、上記実施形態では、Gain−AMP12を、Nチャネル型MOSトランジスタで構成した場合について説明したが、Pチャネル型MOSトランジスタで構成することも可能である。この場合には、図6に示すように、Summing Pointに接続される、Pチャネル型MOSトランジスタで構成される、差動のMOSトランジスタMx1およびMx2と、出力に接続するMOSトランジスタMy1およびMy2と、電流値可変の電流源I1、I2、I3と、を含んで構成する。なお、MOSトランジスタMx1、Mx2、My1およびMy2は同一機能構成を有するPチャネル型MOSトランジスタで構成される。
すなわち、図6に示すように、直列に接続されたMOSトランジスタMx2およびMy2と、直列に接続されたMOSトランジスタMx1およびMy1とが電源VDDおよび接地GND間に並列に接続され、さらに、MOSトランジスタMx1およびMx2と電源VDDとの間に、電流源I3が介挿されている。
また、MOSトランジスタMx1およびMy1の接続点がGain−AMP12の一方の出力端Poutとなり、さらにMOSトランジスタMy1と並列に電流源I1が接続される。同様に、MOSトランジスタMx2およびMy2の接続点がGain−AMP12の他方の出力端Noutとなり、さらにMOSトランジスタMy2と並列に電流源I2が接続される。
そして、MOSトランジスタMx2のゲートが、Gain−AMP12の一方の入力端Pinに接続され、MOSトランジスタMx1のゲートが、Gain−AMP12の他方の入力端Ninに接続される。
これら入力端Pin/Ninは、図2におけるGain−AMP12の入力端に該当しSumming Pointに接続される。
また、MOSトランジスタMy1およびMy2のゲートは、それぞれMOSトランジスタが飽和領域に入るのに十分な固定電圧Vb3、Vb4に接続される。
さらに、出力端PoutおよびNoutは、図2におけるGain−AMP12の出力端に該当し次段のサンプリングキャパシタCsI+1に接続される。
以上の構成とすることによって、Gain−AMP12をNチャネル型MOSトランジスタで構成した場合と同等の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態では、本発明によるサンプルホールド回路を、パイプライン型A/D変換器に含まれるMDACに適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、例えば、ΔΣA/D変換器など、のサンプルホールド回路であれば適用することができる。
また、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1 パイプライン型A/D変換器
11 MDAC−AMP
12 Gain−AMP
21 アキュームレータ(accumulator)
22 アップダウンカウンタ(up/dn counter)
23 DAC(DAコンバータ)
110 乗算型デジタルアナログコンバータ
Mx1、Mx2、My1、My2 MOSトランジスタ
I1、I2、I3 電流源

Claims (27)

  1. サンプリングキャパシタおよび当該サンプリングキャパシタが入力端に接続される第1のアンプを有するとともに、前記第1のアンプに接続される第2のアンプを備え、
    当該第2のアンプは、
    差動対と、
    当該差動対に接続される負荷部と、
    前記差動対または前記負荷部の少なくともひとつに電流を供給する可変電流部と、
    を有し、
    ホールドフェーズに、前記第1のアンプの入力端における前記サンプリングキャパシタの接続点であるサミングポイントの電圧をモニタすることを特徴とするサンプルホールド回路。
  2. 前記第2のアンプは、前記サミングポイントの電圧のモニタ結果を次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタに供給することを特徴とする請求項1に記載のサンプルホールド回路。
  3. 前記差動対は、入力端が前記サミングポイントに接続され、出力端が前記次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタに接続されることを特徴とする請求項2に記載のサンプルホールド回路。
  4. 前記可変電流部は、
    前記差動対に電流を供給する第1の可変電流部と、
    前記負荷部に流れる電流を調整する第2の可変電流部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサンプルホールド回路。
  5. 前記差動対は、第1および第2のMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のサンプルホールド回路。
  6. 前記負荷部は、前記第1および第2のMOSトランジスタにそれぞれ縦続接続される第3および第4のMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項5に記載のサンプルホールド回路。
  7. 前記第1から第4のMOSトランジスタは、同種のMOSトランジスタからなることを特徴とする請求項6に記載のサンプルホールド回路。
  8. 前記第1の可変電流部は第5のMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項4に記載のサンプルホールド回路。
  9. 前記第2の可変電流部は、前記負荷部に並列接続される第1および第2の電流源を含み、
    当該各電流源は第6および第7のMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項4に記載のサンプルホールド回路。
  10. 前記第1および第2の可変電流部の電流の少なくとも1つを制御する制御部を備えることを特徴とする請求項4に記載のサンプルホールド回路。
  11. サンプリングキャパシタと、
    第1のアンプと、
    入力端が前記第1のアンプの入力端に接続可能である増幅部と、
    を備え、
    前記第1のアンプの入力端と前記増幅部の入力端は、前記サンプリングキャパシタに接続され、
    前記第1のアンプの出力端が、次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタの一端に接続可能であり、前記増幅部の出力端が前記次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタの他端に接続可能であることを特徴とするサンプルホールド回路。
  12. 前記増幅部は非離散型ゲインアンプであることを特徴とする請求項11に記載のサンプルホールド回路。
  13. 前記増幅部はキャップレスのゲインアンプであることを特徴とする請求項11に記載のサンプルホールド回路。
  14. 前記増幅部はゲインを変化させることが可能であることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか1項に記載のサンプルホールド回路。
  15. 前記増幅部は、出力端が次段のサンプルホールド回路に含まれるサンプリングキャパシタに接続可能であることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか1項に記載のサンプルホールド回路。
  16. 請求項1から請求項1のいずれか1項に記載のサンプルホールド回路を用いてなることを特徴とするA/D変換器。
  17. サンプリングキャパシタと、
    第1のアンプと、
    入力端が前記第1のアンプの入力端に接続可能である増幅部と、
    を備え、
    前記第1のアンプの入力端と前記増幅部の入力端は、前記サンプリングキャパシタに接続されるサンプルホールド回路を用いてなることを特徴とするA/D変換器。
  18. ランダム変数を所定電圧に乗算し、
    前記乗算により得た乗算信号を入力信号に加算し、
    前記加算により得たアナログ信号をサンプルホールド回路に入力し、
    前記加算により得たアナログ信号を、前記サンプルホールド回路を通してアナログデジタル変換し、
    前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号から前記乗算信号相当のデジタル信号を差し引き、
    差し引いた結果に前記ランダム変数を乗算して乗算結果をエラー信号とし、
    当該エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプのゲインを調整する
    ことを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  19. 前記ゲインアンプのゲインの調整は、
    前記エラー信号を積算し、
    前記積算した値が負値の時には前記ゲインアンプのゲインを小さくする指令信号を出力し、
    前記積算した値が正値の時には前記ゲインを大きくする指令信号を出力し、
    前記指令信号に応じて前記ゲインを調整する
    ことを特徴とする請求項18に記載のサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  20. 前記ランダム変数は1または−1からなることを特徴とする請求項18または19に記載のサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  21. 前記所定電圧は、前記サンプルホールド回路に必要な入力振幅やキャリブレーションにかかる時間に基づいて設定されることを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか1項に記載のサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  22. サンプルホールド回路は閾値を有し、前記閾値をランダム変数で変動させた前記サンプルホールド回路にアナログ信号を入力し、
    前記サンプルホールド回路を通して前記アナログ信号をアナログデジタル変換し、
    前記ランダム変数を前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号に乗じて乗算結果をエラー信号とし、
    前記エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプのゲインを調整する
    ことを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  23. ランダム変数を所定電圧に乗算するステップと、
    前記乗算により得た乗算信号を入力信号に加算するステップと、
    前記加算により得たアナログ信号をサンプルホールド回路に入力するステップと、
    前記加算により得たアナログ信号を、前記サンプルホールド回路を通してアナログデジタル変換するステップと、
    前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号から前記乗算信号相当のデジタル信号を差し引くステップと、
    差し引いた結果に前記ランダム変数を乗算して乗算結果をエラー信号とするステップと、
    当該エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプのゲインを調整する調整ステップと、
    を備えることを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  24. 前記調整ステップは、
    前記エラー信号を積算するステップと、
    前記積算した値が負値の時には前記ゲインアンプのゲインを小さくする指令信号を出力し、前記積算した値が正値の時には前記ゲインを大きくする指令信号を出力するステップと、
    前記指令信号に応じて前記ゲインを調整するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項23に記載のサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  25. 前記ランダム変数は1または−1からなることを特徴とする請求項23または請求項24に記載のサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  26. 前記所定電圧は、前記サンプルホールド回路に必要な入力振幅やキャリブレーションにかかる時間に基づいて設定されることを特徴とする請求項23から請求項25のいずれか1項に記載のサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
  27. サンプルホールド回路は閾値を有し、前記閾値をランダム変数で変動させたサンプルホールド回路にアナログ信号を入力するステップと、
    前記サンプルホールド回路を通して前記アナログ信号をアナログデジタル変換するステップと、
    前記ランダム変数を前記サンプルホールド回路から出力されるデジタル信号に乗じて乗算結果をエラー信号とするステップと、
    前記エラー信号を小さくするように、前記サンプルホールド回路に含まれるゲインアンプのゲインを調整するステップと、
    を備えることを特徴とするサンプルホールド回路のキャリブレーション方法。
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