JP5923297B2 - クリーニング用具 - Google Patents
クリーニング用具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5923297B2 JP5923297B2 JP2011279543A JP2011279543A JP5923297B2 JP 5923297 B2 JP5923297 B2 JP 5923297B2 JP 2011279543 A JP2011279543 A JP 2011279543A JP 2011279543 A JP2011279543 A JP 2011279543A JP 5923297 B2 JP5923297 B2 JP 5923297B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper sheet
- abrasive cloth
- cloth paper
- cleaning tool
- abrasive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
図9はこのようなクリーニング用具1であり(例えば、特許文献1参照)、手で持ちやすいサイズにカットされた独立気泡スポンジ2の表面に、研磨布紙シート3が接着剤で貼着されている。このクリーニング用具1では、スポンジ2を手で掴み、研磨布紙シート3の面をクリーニングすべき被対象物4に押し付けながら、その長手方向の前後に摺動させて被対象物4の表面の汚れを取り去ることが行われる。
本発明はこのような問題を解決するためのもので、液体が作用する環境下において、摺動により行うクリーニングであっても、研磨布紙シートの剥離を防止して、耐久性のよいクリーニング用具を提供することを目的とする。
ここで、水等を使って清掃する窓ガラス・浴室鏡・まな板等の液体が作用する環境下において、本クリーニング用具を繰り返して摺動させると、パッド部に貼着した研磨布紙シートの剥離や、研磨布紙シート自体が層間剥離し易いといった問題がある。
ところが、本発明では、パッド部の摺動する方向の端面に窪み部が設けられることで、この窪み部より研磨布紙シートの摺動する方向の端部側が、摺動の際に窪み部側に曲がることが可能な突出辺部とされている。このため、パッド部が相当の剛性を有する独立気泡からなる発泡体であっても、被対象物に押し付けて摺動させる際、突出辺部が状況に応じて窪み部側へ曲がることを可能にしている。したがって、突出辺部においては、使用時における押し付け力や摺動の際の摩擦力等による研磨布紙シート先端部への全ての応力が作用し難くなるので、研磨布紙シートとパッド部との剥離や、研磨布紙シート自体の層間剥離を可及的に防止でき、これの耐久性を向上させることができる。
また、パッド部は、前記主面が略長方形であって、その短辺側の側面に前記窪み部が形成され、前記窪み部に指を添えて片手で把持できないように長辺側の寸法が設定されている。そうすると、使用者は自然に長辺側の両側面を把持して、手の平を主面に押し当てながら力を入れて長手方向に摺動する基本的な動作を行うように促される。そして、主面全体を被対象物に押し当てて長手方向に摺動させる基本的な使用状態において、突出辺部の窪み部側への曲がりを指が阻害することもなく、研磨布紙シートの剥離を有効に防止できる。
したがって、相対的に厚みの小さい突出辺部の先端は、根元よりも窪み部側へ曲がり易くなって、最も剥離し易い先端の研磨布紙シートの剥離を有効に防止できる。また、相対的に厚みの大きい突出辺部の根元は、曲がりによって突出辺部の根元への応力が集中し難くなるため、繰返しの曲げ作用で根元付近が破断するような事態が防止される。
そのため、前記窪み部には開かれた大きな空間が形成され、この部分の掃除などがし易くなると共に、この空間に指を添えて突出辺部でのクリーニング作用の微調整ができるようになる。この点、クリーニンング用具は、凹凸のない平坦な鏡・窓・まな板等の機能を損なわないように、主面全体を被対象物に押し当てて摺動させるのが基本的な動作となるが、被対象物を部分的に磨きたい場合は、本クリーニンング用具の縁である突出辺部だけを用いて磨きたい場合がある。ところが、突出辺部は曲げ可能とされているため、突出辺部に力を効率よく伝達するのは困難である。しかし、窪み部には指を添えられる空間があるため、該空間に指を添えて、突出辺部を被対象物に押し当てて磨くことができる。
さらに、好ましくは、前記突出辺部は、前記パッド部の高さ方向の一方の端部に形成された第1の突出辺部と、他方の端部に形成された第2の突出辺部とを有し、前記研磨布紙シートは、前記パッド部における前記第1の突出辺部側の主面に貼着された第1の研磨布紙シートと、前記第2の突出辺部側の主面に貼着された第2の研磨布紙シートとからなり、前記第1の研磨布紙シートは、前記第2の研磨布紙シートに比べて大きな砥粒を有していることを特徴とする。
また、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1(a)は本発明の第一の実施形態に係わるクリーニング用具10の斜視図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図2は図1のクリーニング用具10の使用形態を説明する図である。
このクリーニング用具10は、湯水等の液体が作用する環境下において、浴室鏡・窓ガラス・まな板等の平坦面の汚れを取り除くのに最適であり、図2(a)に示されるように、被対象物OBに本用具10の主面全体を押し当てて、平坦面FLに沿って図のX方向に摺動させることで、平坦性を損なうことなく、被対象物0Bの汚れを取り除くことができる。
パッド部12は、軽量なうえ、加圧に対する変形が少なく、さらに、吸水率が極めて低く、表面を平滑にして研磨布紙シート14との接着性にも優れた独立気泡の発泡体とされている。発泡体には、例えば、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリウレタン系、エチレン酢酸ビニル共重合系、等の合成樹脂が利用できる。
発泡体の発泡倍率は、例えば2〜50倍の発泡倍率の範囲で採用できるが、好ましくは5〜30倍の範囲であり、さらに好ましくは8〜20倍の発泡倍率のものがよい。発泡倍率が高すぎると、全体が軟らかすぎて被対象物に対する押し付け力が不十分で作業がしづらくなり、また、発泡倍率が低すぎると、全体が硬くなりすぎて被対象物に対する馴染みが悪くクリーニングにむらを生じるからである。
本実施形態の場合、パッド部12は主面15,19が長方形となるように全体が略矩形状に形成されており、その長辺12Bが短辺12A側の両側面16,17を容易に大人の片手で把持できない寸法L1とされている。これにより、図2(a)に示されるように、使用者は自然に長辺12B側の両側面18(図2では片側の側面のみを図示)を親指と人差指などで挟持しながら、手の平全体を2つの主面の内の一つである上面19に押し当てて、長手方向(X方向)に沿ってブレのない摺動動作を行えるようになる。従って、研磨布紙シート14を被対象物OBに均一に押し当てて、被対象物OBの平滑性を損なわないように磨くことができる。
パッド部12と研磨布紙シート14との貼着に関しては、アクリル系、ウレタン系等の感圧型接着剤、エポキシ系、ウレタン系等の感熱型接着剤のほか、EVA系、ナイロン系等のホットメルト型接着剤などの公知の接着剤が使用でき、パッド部12と研磨布紙シート14とを良好に一体化できる。
パッド部12は、摺動する方向の端面(本実施形態の場合は短辺12A側の両側面)16,17に窪み部20が設けられている。この窪み部20は、後述する突出辺部30を容易に曲げるための切り欠き乃至は溝である。本実施形態の窪み部20は、長手方向(図のX方向)において本用具10を往復して摺動させ、効率よく被対象物を磨くようにしているため、両端面16,17に形成されているが、本発明はこれに限られず、少なくとも一方の端面に設けられていればよい。なお、端面16の窪み部20と端面17の窪み部20とは、図2に示されるように正面視が対称である点のみが異なり、他は同様の構成であるため、以下、端面16の窪み部20についてのみ説明する。
具体的には、窪み部20は、高さ方向(図のZ方向)の中心線CLよりも研磨布紙シート14側にずれて配置され、これにより窪み部20に隣接した研磨布紙シート14側の高さH2が小さ目に形成されている。
また、窪み部20の研磨布紙シート14側の内面22(この内面22は突出辺部30の一部を構成する)は摺動方向(X方向)に平行であり、上面19側の内面24は長手方向の中心に向かうにほど研磨布紙シート14に近づくように傾斜し、内面22と内面24とが接する箇所は、θ1が少なくとも90度未満の鋭角形状部29とされている。これにより、図2(a)のように手で押し付けた場合、その押し付け力により、鋭角形状部29に応力が集中して突出辺部30を曲り易くするようになっている。
なお、本発明の突出辺部30は摺動方向の少なくとも一端部に形成されていればよいが、本実施形態の場合、窪み部20と同様、摺動方向の両端に設けられている。そして、端面16側の突出辺部30と端面17側の突出辺部30とは、正面視が対称である点のみが異なり、他は同様の構成であるため、以下、端面16側の突出辺部30についてのみ説明する。
突出辺部30の先端の厚みH2は、使用に際する押し付け力によって容易に曲がる必要性から、略々1〜10mmの範囲とすることが好ましく、さらに好ましくは略々2〜8mmの範囲である。この厚みH2が小さいと突出辺部30が簡単に曲がり易くなる反面、突出辺部30の根元付近30aに曲げ応力が集中し過ぎて、根元付近30aで研磨布紙シート14が破断する虞を生じる。逆に、突出辺部30の厚さが大きすぎると、曲がり難くなって、研磨布紙シート14に剥離させる応力が高まり、層間剥離に到る可能性が高くなる。
、パッド部12に剛性のある独立気泡の発泡体を採用したとしても、図2(a)に示されるように、パッド部12を上から押し付けた際、応力が鋭角形状部29に集中して、突出辺部30は少なくとも窪み部20側に曲がり易くなる。そして、本用具10を長手方向に摺動させると、図2(a)の一点鎖線で囲った図に示されるように、被対象物OBの表面に異物AEや凸凹があったとしても、突出辺部30の窪み部20側への曲がりによって、研磨布紙シート14の先端が異物AE等に衝突し難くなり、また、衝突しても研磨布紙シート14を剥離させる応力を逃がして、研磨布紙シート14の剥離を防止できる。即ち、本クリーニング用具10の突出辺部30は、被対象物を磨くというよりも、図2(a)に示される基本的な使用状態において、研磨布紙シート14の剥離を防止するためのものである。
また、本用具10は、使用時に窪み部20に指が挿入されると、突出辺部30が曲がり難くなって、上述した剥離防止作用が働かなくなってしまうが、長辺12Bが短辺側両側面(摺動方向の端面)16,17を容易に片手で把持できない寸法L1とされているため、端面16,17に窪み部20が設けられていても、窪み部20に指が挿入される事態は防止されている。
また、本用具10は、液体が作用する環境下において、平坦面FLを有する被対象物OBを清掃するのに適しているが、図2(b)に示されるように、例えば凹凸のある被対象物OB1を清掃することもでき、この際、突出辺部30のみを押し当てて磨いてもよく、曲り易い突出辺部30により被対象物OB1の細部に亘って綿密で丁寧な清掃が行える。
これらの図において、図1のクリーニング用具10と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第二の実施形態のクリーニング用具40が上述した第一実施形態と異なるのは、窪み部42と突出辺部44の形態のみである。
すなわち、窪み部42は、突出辺部44のみを残すようにして、摺動方向の端面16,17を上面19まで切り欠いた形状とされている(その意味で、本実施形態の窪み部42は切り欠き部であるとも言える)。換言すれば、端面16,17から突出辺部44のみが突出している。これにより、図4に示されるように、窪み部42に指FGが添えられる空間Sが設けられている。
また、窪み部42の研磨布紙シート14側の内面42bと高さ方向(Z方向)に沿った内面42a(この内面42aが端面16,17となる)とが接する個所42cは、図1のように鋭角ではなく、図3の角度θ2は鈍角に形成された屈曲部とされているが、角度θ2は図1と同様に応力が集中して突出辺部44を曲り易くするようしている。
また、突出辺部44の先端の厚みH3は、第一実施形態と同様に、使用に際する押し付け力によって容易に曲がる必要性から、略々1〜10mmの範囲とすることが好ましく、さらに好ましくは略々2〜8mmの範囲である。
さらに、突出辺部44の長さL2についても同様に、略々1〜10mmの範囲とするのが好ましく、さらに好ましくは、略々2〜8mmの範囲である。なお、突出辺部44の長さL2は、突出辺部44の先端から次の変曲部(先端から内面42bの最長部で方向が変化する部位42c)までの長さである。換言すれば、図3の形態では、突出辺部44の先端44aからパッド部12の端面16,17までの長さである。
さらに、クリーニング用具40は突出辺部44が曲げ可能とされているため、突出辺部44を被対象物に強く押し当てることは困難であるが、図4に示されるように、この窪み部42の開かれた大きな空間Sは、指が添えられる空間となり、突出辺部44だけを用いて被対象物OB1を磨く場合、窪み部42の空間Sに指を添えて、突出辺部44を被対象物OB1に押し当てながら磨くことができるので、被対象物OB1の細部に亘った清掃が微妙な力加減で行える。
これらの図において、図3のクリーニング用具40と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本変形例のクリーニング用具50が上述した第二実施形態と異なるのは、窪み部52と突出辺部55の形態のみである。
すなわち、クリーニング用具50は、摺動方向の端面16,17であって、研磨布紙シート14側には、図3と同様に突出辺部44が形成されているが、正面視においてこの突出辺部44と同様の突出辺部55が上面19側にも設けられ、高さ方向の中心線CLを中心に上下対称とされている。
また、窪み部52は、長手方向(摺動方向であって図のX方向)の中央に向うに従って高さが除々に小さくなるように凹状とされ、これにより、突出辺部44,55は、夫々、先端44a,55aから根元44b,55bに向うに従って除々に厚くなるように形成されており、図3と同様の効果を有している。
例えば、図7及び図8に示されるような形態の窪み部と突出辺部としてもよく、いずれの場合にも上記で説明したと同様の効果を有している。
すなわち、図7(a)〜図7(c)は第一の実施形態のクリーニング用具10の変形例であり、図7(a)のように、摺動方向の各端面の一部に縦断面が略半円状である窪み部20−1を形成したり、図7(b)のように、窪み部20−2の内面22と内面24とが接する鋭角形状部29を湾曲させたり、図7(c)のように、摺動方向の各端面の一部に矩形状の窪み部20−3を形成したりして、摺動する方向の端面に窪み部20(20−1,20−2,20−3)が設けられて研磨布紙シート14の端部側が窪み部側に曲がることが可能な突出辺部30が形成されている。
尚、図7(a)の窪み部20−1及び図7(b)窪み部20−2の内面に湾曲部が形成されているため、突出辺部30は先端から根元に向うに従って除々に厚くなるように形成された形態を有している。
そして、本変形例の場合は、摺動する方向の端面に窪み部42が設けられて研磨布紙シート14の端部側が窪み部側に曲がることが可能な突出辺部44が形成されており、この突出辺部44はパッド部12の摺動する方向の端面16,17よりも突出するように形成されている。
このようにして、摺動する方向の端面に窪み部20(20−4,20−5,20−6)が設けられて研磨布紙シート14,14−1のそれぞれの端部側が窪み部側に曲がることが可能な突出辺部30−1(30)が形成されている。
また、図7(e)の突出辺部30−1は、窪み部20−4の内面に湾曲部が形成されているため、先端から根元に向うに従って除々に厚くなるように形成されている。
このようにして、本変形例では、摺動する方向の端面に窪み部52が設けられて研磨布紙シート14,38の端部側が窪み部側に曲がることが可能な突出辺部44,55が形成されており、この突出辺部44,55はパッド部12の摺動する方向の端面16,17よりも突出するように形成されている
従って、本変形例では、摺動する方向の端面16,17に窪み部52(52−1)が設けられて研磨布紙シート14,38の端部側が窪み部側に曲がることが可能な突出辺部44,55とされると共に、突出辺部44,55の根元付近(湾曲部59)での繰返しの曲げ作用による破断を発生し難くしている。
尚、窪み部52−1の内面に湾曲部59,59が形成されているため、突出辺部44,55は先端から根元に向うに従って除々に厚くなるように形成されている。
さらに、本変形例の突出辺部44,55は、パッド部12の摺動する方向の端面16,17よりも突出して形成されている。
図8(b)の変形例では、窪み部52−2の形状は図8(a)と同様の湾曲部59,59が形成されて、突出辺部44、55はいずれも窪み部側に曲がり可能とされているが、研磨布紙シート14−2側の突出辺部44の厚み(図の場合、先端44aの厚みH5、根元44bの厚みH6)と、研磨布紙シート38−1側の突出辺部55の厚み(図の場合、先端55aの厚みH7、根元55bの厚みH8)と、がそれぞれ異なる厚さで構成されている。
これは、研磨布紙シート14−2と研磨布紙シート38−1とが異なる要素の研磨布紙シートを採用しているため、それぞれの目的に応じた機能の突出辺部44,55とするために、それぞれ異なる形状に形成したものである。例えば図8(b)の場合、一方の主面に貼着された研磨布紙シート14−2は、他方の主面に貼着された研磨布紙シート38−1に比べて大きな砥粒を有して、被対象物(浴室タイル等)をより強く研磨するようになっている。そして、この大きな砥粒を有する研磨布紙シート14−2側の突出辺部44は、他方の突出辺部55に比べて厚みH5,H6が小さく設定されている。これにより、研磨布紙シート14−2を被対象物に当接させ、より強く研磨するために力強く上から押し付けた為に、研磨布紙シート14−2が剥離し易い使用態様であったとしても、厚みの小さい突出辺部44を窪み部52−2側に曲げ易くして、研磨布紙シート14−2の剥離をより有効に防止することができる。
また、上下の研磨布紙シートを同一のもので構成したものについても、上下の突出辺部の形状を異なるものとすることによって、上下の突出辺部の曲り易さを異ならせてクリーニング上の扱い易さを変化させたりすることができる。
さらに、このような上下両面に研磨布紙シートを貼着して構成したものについて、上記のような突出辺部は、少なくとも上下の一方の面側の端面にのみ形成するようにしてもよい。
Claims (5)
- 片手で把持でき、平坦な主面を有すると共に独立気泡の発泡体からなるパッド部と、
前記パッド部の前記平坦な主面に貼着され、微細な砥粒が付着した研磨布紙シートと、を有し、前記研磨布紙シートを押し当てて摺動させることで、平坦面の汚れを取り除くことができるクリーニング用具であって、
前記発泡体は、5〜30倍の発泡倍率の合成樹脂から形成され、
前記研磨布紙シートは、ロウ材や樹脂を含浸させた紙からなるシート状物に前記砥粒を付着してなり、
前記パッド部の前記摺動する方向の端面に窪み部が設けられることで、この窪み部より前記研磨布紙シートの前記摺動する方向の端部側が、前記摺動の際に前記窪み部側に曲がることが可能な突出辺部とされ、
さらに、前記パッド部は、前記主面が略長方形であって、その短辺側の側面に前記窪み部が形成され、前記窪み部に指を添えて片手で把持できないように長辺側の寸法が設定されている
ことを特徴とするクリーニング用具。 - パッド部は、前記長辺側の側面が略々平坦であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング用具。
- 前記突出辺部は先端から根元に向うに従って除々に厚くなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング用具。
- 前記突出辺部は前記パッド部の前記摺動する方向の端面よりも突出して形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のクリーニング用具。
- 前記突出辺部は、前記パッド部の高さ方向の一方の端部に形成された第1の突出辺部と、他方の端部に形成された第2の突出辺部とを有し、
前記研磨布紙シートは、前記パッド部における前記第1の突出辺部側の主面に貼着された第1の研磨布紙シートと、前記第2の突出辺部側の主面に貼着された第2の研磨布紙シートとからなり、
前記第1の研磨布紙シートは、前記第2の研磨布紙シートに比べて大きな砥粒を有している
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のクリーニング用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011279543A JP5923297B2 (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | クリーニング用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011279543A JP5923297B2 (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | クリーニング用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013128645A JP2013128645A (ja) | 2013-07-04 |
JP5923297B2 true JP5923297B2 (ja) | 2016-05-24 |
Family
ID=48906749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011279543A Active JP5923297B2 (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | クリーニング用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5923297B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6225146B2 (ja) * | 2015-08-24 | 2017-11-01 | 株式会社無有 | 清掃用具 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3240446B2 (ja) * | 1992-11-18 | 2001-12-17 | 春光 安田 | ガラス等のクリーニング用具 |
JPH10156293A (ja) * | 1996-12-03 | 1998-06-16 | Osamu Kato | 洗浄スポンジ |
JP2001258809A (ja) * | 1997-08-29 | 2001-09-25 | Inoac Corp | 拭き清浄具 |
JP2000279355A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Toto Ltd | 拭取りパット |
JP2005206675A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Johnson Professional Co Ltd | 研磨材料およびそれを用いたスポンジたわし |
US20090276971A1 (en) * | 2008-05-07 | 2009-11-12 | 3M Innovative Properties Company | Cleaning sponge |
-
2011
- 2011-12-21 JP JP2011279543A patent/JP5923297B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013128645A (ja) | 2013-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10986979B2 (en) | Scrub sponge with selectively accessible abrasive region | |
US20100009604A1 (en) | Laminated flexible resilient abrasive article | |
US20110004974A1 (en) | Cleaning glove | |
JP6244097B2 (ja) | 事務用鋏 | |
EP0719518A1 (en) | Combination cleaning pad | |
US20080223385A1 (en) | Nail File | |
JP5923297B2 (ja) | クリーニング用具 | |
JP3222284U (ja) | ふんわりパッド付きのフローリングワイパー | |
US6260228B1 (en) | Hand-held device for removing lint balls from a fabric | |
JP2015221119A (ja) | スポンジたわし | |
JP2001310343A (ja) | 不織布及び不織布製造方法 | |
KR102285643B1 (ko) | 차량 광택용 핸드 패드 조립체 | |
JP3176200U (ja) | 車両用スポンジ | |
JP6150549B2 (ja) | 清掃具 | |
US20180193971A1 (en) | Jointing or pointing tool | |
CN214103598U (zh) | 一种二合一多功能刷子 | |
JP3162661U (ja) | タイヤ用の清掃具 | |
JPH09238876A (ja) | 清掃具 | |
JP3213761U (ja) | ガラス洗浄コーティング用シート、ガラス洗浄コーティング用具及びガラス洗浄コーティング用具セット | |
CN211517195U (zh) | 一种砂纸手持器具 | |
CN220516871U (zh) | 一种拍刀器 | |
JPH10323319A (ja) | スポンジたわし | |
KR200458805Y1 (ko) | 연마프레임과 이를 적용한 손발톱 연마기 | |
KR200375574Y1 (ko) | 손톱손질기구 | |
JP3072542U (ja) | 鍋みがき |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20141007 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20141007 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150810 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5923297 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |