JP5922436B2 - 繊維機械および繊維機械の操作方法 - Google Patents
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Description
この目的を達成するために、紡糸準備機械は、繊維材料が複数のローラ間でバンド(band)に対して横方向に、いわゆる、ニップライン(nip line)に沿ってガイドされるように相互に配置された複数のローラの形をした一連の牽引システム(drafting system)を有する。
繊維材料は最終的に伸張され、同時にローラ間で均等にされる。
上記のプロセスの後に、薄片の形状になっている繊維材料は、繊維材料がコイラープレート等の貯蔵デバイスによって、円形、または、楕円形のループ(輪)にされる缶として知られる容器に最終的に貯蔵される。
その後、充填された缶は、対応する空き缶によって置き換えられて紡糸機等の下流の繊維機械に移送される。
使用される缶は、下から缶底を押し付け、貯蔵のために最適な位置に缶を絶えず保持する1つ以上のらせん状スプリングを備えている。
少なくとも2つのらせん状スプリングが、缶の長手方向に互いに隣接して配置された矩形断面を有する缶も知られている。
缶底を水平に安定させるために、このような缶には、パンタグラフシステム、または、折り畳み格子システムが使用されている。
上向きに作用するスプリング力は、繊維材料をガイドするために前述の摩擦が存在することを保証するために貯蔵が開始されたときに、空き缶の缶底が少なくとも缶の上部のエッジにまで立ち上がるようになっている。
それから缶底は、ガイドが維持されるように製品の重みによって貯蔵プロセスの間中、絶えず引き下げられる。
例えば、缶が牽引システムの排出口に置かれた場合、コイラープレートの底面の形をした放出ユニットと反対の缶底との間の距離は最終的に大きくなりすぎる。
この場合、繊維材料は、規則正しく貯蔵されず、制御されずに缶底の上をスリップし、最悪の場合、缶のエッジ上に放り出される可能性がある。
スプリングの許容範囲は同様の結果を有し、また缶底に正確な力を加えるために材料、長さ、および、スプリング定数等のスプリングの主要パラメータは比較的正確に選択されなければならない。
上記の下降は、ごく最近貯蔵されたウェブサイクロイド(web cycloids)の接触から発生する貯蔵されたウェブパケットに作用する圧縮力が、全貯蔵プロセスの間中、ほぼ一定となるように実行される。
この目的を達成するために、ウェブパケットに作用する圧縮力が捕捉され、この力の調整可能な値からの偏移が決定される。
その後、ラムは、上記の偏移に依存して駆動手段によって積極的に動かされる。
コイラープレートの下面の領域におけるような貯蔵デバイスと缶内に既に貯蔵されている繊維材料とが接触した場合にのみ、制御された貯蔵がある一定の供給量より高い供給量で可能であるという事実は、繊維材料がこの時点ですべての面において対応するように最初にガイドされるという理由で、これによって単純ではあるが、信頼できる仕方で取り組まれる。
したがって、接触が行われる時点は、供給量の制御において本発明による方法によって取り組まれる重要なパラメータである。
これに関連して、この信号の検出が必ずしも供給量の即座の変化という結果をもたらす必要がないことは注目される。
また、信号強度が考慮されること、そして、ある特定の信号強度に到達した後にだけ、または、信号が検出されてからある一定の時間後にだけ、対応する調整が行われることも考えられる。
このようにして、供給量があまりに早く高められないことが保証され、そして、繊維材料の確実な貯蔵が保証される。
前述のように繊維材料は、薄片が制御されないで缶の内部でスリップすることがないように、または、最悪の場合に貯蔵時に缶から放り出されることがあり得ないように、この時点ですべての面上でガイドされる。
貯蔵デバイスは、空き缶内への繊維材料の貯蔵の開始時に第1の供給量で、また、接触の検出後には少なくとも1つの第2の供給量で動作させられるが、ここで第1の供給量は少なくとも1つの第2の供給量より低い。
特に、缶変化後等の貯蔵プロセスの開始時に、または、繊維機械を起動したときに、缶のスプリングシステムが缶底を最も高い充填位置にまで押し上げることができない場合には、ウェブ貯蔵に関する問題が発生する。
貯蔵デバイスの供給量がこのステージの期間中に高すぎるように選択された場合には、貯蔵誤差が発生する可能性があり、この場合、繊維材料は不均等に貯蔵されるか、または、缶のエッジ上に亘って引き出されることがある。
この結果、機械の停止、および/または、繊維材料の品質が低下する。
貯蔵の開始時における供給量が一定の時間、より低いレベルに保持されることは、既に知られている。
しかしながら、この時間は、保存状態のよくない缶のためには不十分であることが多く、または、新しい缶のためには長すぎるので、繊維機械は必要とされるよりもゆっくりと動作させられる。
本発明による方法では、貯蔵デバイスの供給量は、貯蔵された繊維材料と貯蔵デバイスとの接触が検出されるまで、第1のより低いレベルに保持される。
この接触を達成することは、最終的に繊維機械のための最大可能生産速度を可能にする第2の値にまで供給量を高めるためのトリガー信号として機能する。
単に2つの異なる供給量における動作は可能であるが、供給量が所望するだけ細かく分割される個別のステップにおいて最終的レベルにまで高められることも可能である。
例えば、センサーによる信号が貯蔵デバイスと繊維材料との間で接触するまで供給量を徐々に、または、増加的に高めるために、薄片は、まず第1の低い供給量で貯蔵されることが考えられる。
この時点の後、薄片の必要なガイドは確立されているので、最大供給量までの上昇は可能である。
しかしながら、供給量の変化が段階的に行われる場合も有利であり、コントローラのタイプが貯蔵デバイスの既存の駆動手段に依存する。
このようなセンサーは、幅広いバージョンにおいて利用可能であり、繊維機械のタイプに適合するように選択される。
当然ながら、センサーが貯蔵デバイスの形態に適合する場合に、曲げに反応するプローブ等の他のセンサーも考えられる。
検出の信頼度を高めるために、異なるセンサーも併せて使用することができる。
これらのセンサーに関して、繊維材料が貯蔵デバイスと接触するときセンサーが供給量を制御するための信号をコントローラに送信することは更に明らかにされるべきであり、その理由は、このことが、薄片が貯蔵デバイスによってガイドされる、または、ガイドされようとしていることを示すからである。
この時点の後に、本発明のように供給量を制御することは有利である。
これに関連して、第1の接触後からある時間遅延の後にだけ制御が関与することも考えられる。
缶内に貯蔵された繊維材料に接触するとすぐに信号を生成するためのセンサーが実装されることは更に明らかにされるべきである。
繊維材料の非接触制御も可能である。
例えば、光センサー、好ましくは光カーテンに対応する送信、および/または、受信ユニットも、缶のすぐ上に、または、貯蔵デバイスの排出口のすぐ下に配置することができる。
これは、センサーが連続した信号を生成するとすぐに缶内に貯蔵された繊維材料が貯蔵デバイスと接触したということを示す。
前述のように、貯蔵された繊維材料の、高い品質のために繊維材料と缶底、または、貯蔵デバイスとの間には、ある一定の摩擦接続が存在しなくてはならない。
しかしながら、この摩擦接続は、貯蔵された繊維材料によって貯蔵デバイスの少なくとも1つの構成要素に作用した接触力に比例しており、ここで接触力は、缶底が貯蔵デバイスの方向に押圧されるスプリング力から引き出される。
その後、この接触力が測定された場合に、缶の個別状態を考慮するパラメータが利用可能であるので、缶、または、缶のスプリングシステムの損耗、または、汚染の兆候は実際には消えず、缶が充填されるときに効果的に考慮される。
この目的のため、最終的に最適な供給量で貯蔵デバイスを動作させることを可能にするために、繊維材料と缶底と練条機のコイラープレート等の貯蔵デバイスとの間の摩擦接続を反映するある一定の接触力だけが、清浄な貯蔵が保証される貯蔵デバイスのある特定の供給量に関連付けられなくてはならない。
連続的な測定は供給量の正確な適応を可能にするが、場合によっては、これらの重要な段階を制御するために、貯蔵の開始時、または、終了時にだけ接触力を捕捉することもある。
このパラメータの測定が更なるセンサーを必要としないように、接触力を捕捉するために繊維材料と貯蔵デバイスとの接触を検出するセンサーが実装される場合は、更に有利である。
例えば、この場合、圧力センサーが使用される。
ここでこのセンサーは、薄片が貯蔵デバイスに接触するとすぐに信号を供給するが、この場合、この信号の強度、または、タイプもまた繊維材料の接触力に比例して変化し、それによって接触力の値が推測できる。
繊維材料はループ状に貯蔵されるので、繊維材料は缶の中で平坦でない表面を有し、そのためにセンサーにおける接触力も変動の影響を受ける。
しかしながら、接触力がある時間に亘って平均化される場合には、指示的測定変数が利用可能であるように、平均化される多数の測定値が取得される。
したがって、例えば、ある一定の時間における供給量は接触力の増加に依存して前もって計算される。
これは、供給量が前に捕捉された接触力に対する応答としてだけ連続的に調整されることを防止する。
また、前もって計算された値は瞬時の捕捉された接触力を使用して修正されるので、供給量は常にできるだけ正確に適応される。
接触力は、缶の最大充填レベルが近づくにつれて著しく大きくなるので、これは貯蔵の終了に到達するための兆候である。
同様に、このステージでは、貯蔵プロセスを清浄に終了させるために供給量を抑制することは有利である。
接触力の段階的増加、または、接触力のある特定の最大値は、トリガーイベント(誘発事象)として選択される。
接触力だけでは繊維材料を正しく貯蔵するために十分でないので、このようにして本方法は最もよく適応している。
上記のデータは、1度だけ、または、連続してコントローラに入力されるか、または、対応するセンサーによって決定される。
この結果、繊維材料の効率的で確実な貯蔵を可能にする繊維機械が得られる。
このようにして、この信号を使用して、繊維材料が放り出される、または、制御されない仕方で貯蔵されることを防止するレベルで貯蔵プロセスの開始時の供給量を維持することは可能であるが、繊維材料と貯蔵デバイスとの接触が検出された後に供給量は適応させられることが可能であり、より迅速で確実な繊維材料の貯蔵という結果をもたらす。
上記のように、この時点で繊維材料は、貯蔵デバイスによって更にガイドされる。
したがって、供給量の増加は、貯蔵プロセスの開始時の場合のように制御されない貯蔵という結果を招かない。
むしろ接触時点で、より迅速な貯蔵が可能であるので、更なるガイダンス(案内)は繊維機械の生産速度の大幅な増加を可能にする。
それによって、例えば、貯蔵デバイスは、空き缶内への繊維材料の貯蔵の開始時において第1の供給量で、また貯蔵された繊維材料と貯蔵デバイスとの接触の検出の後において少なくとも1つの第2の供給量で、操作されるが、ここで、第1の供給量は少なくとも1つの第2の供給量より低い。
これによって、確実な貯蔵が繊維材料に対する缶底の特定の接触力を必要とするという事実は、信頼できる仕方で取り組まれる。
しかしながら、古い、および/または、保存状態のよくない缶に関しては、空き缶の缶底は、缶底を押し上げるスプリングシステムの残留スプリング力によって最も高い充填レベルにまで押し上げられることはあり得ない。
貯蔵デバイスが、このステージにおいて高すぎる供給量で動作させられる場合には、繊維材料が缶底から外れて横向きに、または、缶のエッジの上に亘ってスリップするという危険が存在する。
いずれの場合にも清浄な貯蔵は、ほぼ不可能であろう。
しかしながら、供給量が最初に、および、貯蔵デバイスと貯蔵された繊維材料とが接触した後に初めて、徐々に上げられる場合には、上記の不都合は防止されて、繊維機械は常に最大可能生産速度で動作される。
このように、供給量は常に接触力を考慮して缶の実際の充填高さに適応することができるが、この場合、缶底に関連するスプリングシステムによる缶底に作用する反対方向力は直接知られる必要はない。
むしろ、上述した反対方向力は、間接的に接触力によって考慮されるが、この場合、貯蔵デバイスの供給量は常に、まさに清浄な貯蔵を可能にする最大値に維持される。
その結果、供給量は、繊維材料の清浄な貯蔵を可能にするために十分に高いことが常に保証される。
これは接触力の確実な直接的測定を可能にするが、当然ながら、ここで他の配置位置も考えられる。
例えば、接触力が増加するにつれて増加する貯蔵デバイスの電力消費を測定することによって、間接的に接触力を決定することも可能である。
これによって、センサーの測定のばらつきは補正されるので、特に信頼度の高い値が供給量を制御するために提供される。統計データも考慮されるので、測定値は任意の長い時間帯に亘って供給量の制御に供給される。
もっぱら接触力に基づく制御は、確かに従来技術に対する重要な改善である。
しかしながら、更なる要因が考慮される場合には、この制御は更に精緻化されて現在の条件に適応される。
例えば、初期充填段階の後にセンサーを不活性化し、缶を変えた後にだけセンサーを再活性化することは好都合である。
繊維機械が、接触力を測定せずにこの期間に動作していることが可能であるように、ある一定の繊維材料を処理するために貯蔵の開始時に供給量を制御することは冗長でもある。
練条機の動作時に薄片2は、複数のいわゆるドラム缶1から取り出されて、練条機の牽引システム3に供給される。
牽引システム3は、3対以上のローラ対4からなり、各ローラ対4は、下部ローラと上部ローラとを備え、牽引(ドラフト)による異なる回転速度によって薄片2の均質化をもたらす。
繊維材料5が制御されないで缶8内でスリップするのを防止するために、缶は、缶底10をコイラープレートの方向に押圧するスプリングシステム9を有している。
これは、繊維材料5と缶底10およびコイラープレート7の隣接表面との間に摩擦接続を作り出す。
上記の摩擦接続は、繊維材料5をガイドして、繊維材料5が缶8内に均等なループ状に貯蔵されることを保証する。
充填プロセス時に、缶底10は繊維材料5の重みによって絶えず下方に動かされるので、繊維材料5とコイラープレート7とに作用する接触力は理想的な場合には一定のままである。
繊維材料5が高すぎる供給量で缶8内に放出される場合には、繊維材料5は不均等に貯蔵されることがあり、最悪の場合には放り出されることもあるので、機械の停止は不可避となる。
この前もって決められた接触力を達成することは、最終的に繊維機械の最大可能生産速度を可能にする第2の値にまで供給量を増加させるための開始信号として機能する。
当然ながら、第1のレベルから所望の最終速度まで任意数の個別ステップにおいて供給量を増加させることも可能であり、この増加は、この信号の検出時点から始まるように行われる。
このセンサー11を使用して、コントローラによって連続的に、または、決められた時間間隔で、接触力を捕捉することは可能であって、これらの測定値は、供給量を制御するのに先立って缶8のタイプ、または、サイズ等の他のパラメータに関連付けられる。
図2は、1つのセンサー11のみを示しているが、コイラープレート7に複数の同じ、または、異なるセンサーを備えることも可能である。
これらのカーブが示すように、缶への充填開始時(t1)におけるコイラープレート7の供給量はまず、缶底10が意図された充填高さにまだ到達していない場合でも、繊維材料5が缶8内に清浄に貯蔵されることが保証される時点t2まで一定値v1に引き上げられる。
繊維材料5を貯蔵することによって、繊維材料5がコイラープレート7に接触して接触力を生成し、センサー11によって検出された信号をもたらす時点t3が最終的に到達される。
上述した接触力による信号強度は、この時点から接触力とスプリングシステム9のスプリング力との間で、ある種の均衡が達成される時点t5まで連続的に増加するが、ここでスプリング力、またしたがって接触力もスプリングシステム9の圧縮によって僅かに増加する。
このような光カーテンは、繊維材料5がビーム経路(破線)内に存在するか否かを検出できる。
反射体13によって反射された光は、図示の例では光源12と共に貯蔵デバイスの片側に配置された検出器(図示せず)によって検出される(当然ながら、検出器と光源12とが貯蔵デバイスの異なる側に配置されると、反射体13も検出器によって置き換えられ得る)。
したがって、この結果、得られた光カーテンのパルス状信号は、確かに繊維材料5が既に缶8内に貯蔵されているが、繊維材料5とコイラープレート7とはまだ接触していないということを示す。
それによって、光カーテンがある一定の時間中断される場合にのみ、信号をコントローラに転送することも可能となる。
このように、貯蔵の開始時に検出された上記のパルス状信号はコントローラへの転送に先立って既にフィルタリング除去される。
この場合、缶8の回転軸は、コイラープレート7の回転軸に平行であって図6に示されている貯蔵された薄片のループ形状という結果をもたらす。
この場合、繊維材料5とコイラープレート7とが接触する、または、少なくともまさに接触しようとしているように、十分な繊維材料5が缶8に貯蔵された場合にだけ光ビームは中断される。
図に示されたように、または、請求項、もしくは、説明に記述されたように、説明された個別の特徴の任意のおよびすべての組合せは、対応する組合せが可能で理にかなっているように見える限り、本発明の主題である。
2 ・・・ 薄片
3 ・・・ 牽引システム
4 ・・・ ローラ対
5 ・・・ 繊維材料
6 ・・・ カレンダローラ対
7 ・・・ コイラープレート
8 ・・・ 缶
9 ・・・ スプリングシステム
10 ・・・ 缶底
11 ・・・ センサー
12 ・・・ 光源
13 ・・・ 反射体
Claims (17)
- 繊維材料(5)が缶(8)内に決められた供給量でコイラープレート(7)等の貯蔵デバイスによって繊維機械の排出口の領域に貯蔵される繊維機械、特に紡糸準備機械、好ましくは練条機、梳綿機、または、コーマーを操作するための方法であって、
前記繊維材料(5)の貯蔵時に前記缶(8)内に貯蔵された繊維材料(5)と貯蔵デバイスとが接触するとすぐにセンサー(11)によって電気信号が生成され、
前記貯蔵デバイスの供給量が、前記電気信号を使用して制御されることを特徴とする、方法。 - 前記供給量は、前記貯蔵された繊維材料(5)と貯蔵デバイスとが接触するとすぐに高められることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記電気信号が、力センサー、圧力センサー、接触センサー、近接センサー、光センサー、および/または、前記繊維材料と貯蔵デバイスとの摩擦を検出するセンサーによって生成されることを特徴とする、請求項1または請求項2記載の方法。
- 前記貯蔵された繊維材料(5)によって貯蔵デバイスに作用させられた接触力が、前記供給量を制御するために使用されることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の方法。
- 前記接触力が、前記センサー(11)によって連続的に、または、決められた時間間隔で捕捉されることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の方法。
- 前記接触力が、ある特定の時間帯に亘って平均化され、結果として得られた平均値が、前記供給量を制御するための基準として使用されることを特徴とする、請求項4または請求項5記載の方法。
- 前記捕捉された接触力が、コントローラによって処理され、前記供給量の対応する進行が前記接触力から計算されることを特徴とする、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の方法。
- 決められた接触力に到達したときに前記供給量が低減される、または、前記繊維材料(5)の貯蔵が停止されることを特徴とする、請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の方法。
- 前記缶(8)のタイプ、および/または、寸法、繊維材料(5)のタイプ、前記缶(8)内に貯蔵された繊維材料(5)の長さ、および/または、質量、前記繊維機械の生産速度、および/または、温度、もしくは、湿度などの環境条件、等の更なるパラメータが、前記供給量を制御するために使用されることを特徴とする、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の方法。
- 繊維材料(5)のための排出口と、決められた供給量で少なくとも1つの缶(8)内に前記繊維材料(5)を貯蔵するためのコイラープレート(7)等の前記排出口の領域に配置された貯蔵デバイスとを有する繊維機械、特に、好ましくは練条機、梳綿機、または、コーマーの形をした紡糸準備機械であって、
前記貯蔵デバイスが、前記缶(8)内に貯蔵された繊維材料(5)と貯蔵デバイスとが接触するとすぐに電気信号を生成するために実装された少なくとも1つのセンサー(11)に関連し、
前記センサー(11)が、前記電気信号を使用して前記貯蔵デバイスの供給量を制御するために実装されたコントローラに接続されていることを特徴とする繊維機械。 - 前記制御が、前記貯蔵された繊維材料(5)と貯蔵デバイスとが接触するとすぐに前記供給量を増加させるように実行されることを特徴とする、請求項10記載の繊維機械。
- 前記センサー(11)が、前記貯蔵された繊維材料(5)によって貯蔵デバイスに作用させられた前記接触力を捕捉するように実装されていることを特徴とする、請求項10または請求項11記載の繊維機械。
- 前記制御は、前記貯蔵された繊維材料(5)が決められた接触力を前記貯蔵デバイスに作用させるとすぐに前記供給量を低減する、または、前記繊維材料(5)の貯蔵を停止するように実行されることを特徴とする、請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の繊維機械。
- 前記センサー(11)が、力センサー、圧力センサー、接触センサー、近接センサー、光センサー、および/または、前記繊維材料(5)と貯蔵デバイスとの摩擦を検出するセンサーであることを特徴とする、請求項10乃至請求項13のいずれかに記載の繊維機械。
- 前記少なくとも1つのセンサー(11)は、前記センサーが前記缶(8)内に貯蔵された繊維材料(5)の最上層に接触するように前記貯蔵デバイスの1構成要素の底面に、または、底面上に配置されていることを特徴とする、請求項10乃至請求項14のいずれかに記繊維機械。
- 前記繊維機械が、前記コントローラに接触するセンサーであって、前記缶(8)のタイプ、および/または、寸法、前記繊維材料(5)のタイプ、前記缶(8)内に貯蔵された繊維材料(5)の長さ、および/または、質量、前記繊維機械の生産速度、および/または、温度、もしくは、湿度などの環境条件、等の更なるパラメータが検出されて前記供給量を制御するために使用される更なるセンサーを備えていることを特徴とする、請求項10乃至請求項15のいずれかに記載の繊維機械。
- 前記貯蔵デバイスは、駆動速度が連続的、または、増加的に変化し得る駆動手段を備えていることを特徴とする、請求項10乃至請求項16のいずれかに記載の繊維機械。
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