JP5921472B2 - 走行支援装置及び走行支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の車両にそれぞれ搭載された複数の通知装置の通知を用いて、複数の車両の走行を支援する走行支援装置、及びその方法に関するものである。
車両に搭載された通知装置の通知を用いて、車両の走行を支援するサーバなどの走行支援装置が知られている。例えば特許文献1には、複数のカーナビゲーション装置をグループ化した後、当該複数のカーナビゲーション装置の表示をグループ単位で制御することにより、複数の車両の走行を支援するサーバが開示されている。
また、上記特許文献1には、異なる地点に位置する複数の車両が、一の地点で合流する場合に、短い待ち時間で合流することが可能な合流点を算出することも記載されている。
特開2004−125483号公報
実際に起こりうる場面として、異なる地点に位置する複数の車両が、合流点で合流してから、共通の一の目的地に向かう場合がある。しかしながら、上記特許文献1に記載された装置では、複数の車両の位置を考慮して合流点を算出するが、目的地の位置を考慮して合流点を算出するものではなかった。
このため、例えば、目的地に近い第1車両と、目的地から遠い第2車両との合流点を算出した場合には、第1車両と第2車両との間の地点を合流点として算出することがあった。この場合、第1車両のユーザは、第2車両と合流するために、現在位置から目的地と逆方向の合流点にわざわざ向かわなければならず、負担がかかるものとなっていた。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、グループ化された複数の車両が、目的地に向かいながら合流可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る走行支援装置は、グループ化された複数の車両にそれぞれ搭載された複数の通知装置の通知を用いて、複数の車両の走行を支援する走行支援装置であって、地図データを取得するデータ取得部と、複数の車両の位置を取得する位置取得部と、複数の車両に共通する一の目的地を取得する目的地取得部とを備える。そして、走行支援装置は、地図データ、複数の車両の位置及び目的地に基づいて、各車両が目的地に向かいながら合流可能な合流点を算出し、各車両が合流点を経由して目的地に向かうための経路を各通知装置に通知させる制御部と、ユーザに特定された地点または施設の種別を取得する種別取得部とを備える。制御部は、複数の車両が目的地にそれぞれ向かうための複数の第1経路について第1コストを算出し、複数の第1経路のうち第1コストが最も低い一の第1経路上において合流点を算出可能であり、制御部は、一の第1経路上の種別に対応する地点または施設を、合流点として算出可能であり、制御部は、複数の車両が、一の第1経路上の種別に対応する地点または施設を経由して目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路に関して第2コストを算出し、複数の第2経路に関する第2コストの合計値が予め定められた基準を超える場合に、一の第1経路の次に第1コストが低い別の第1経路上の種別に対応する地点または施設を、合流点として算出可能である。

本発明によれば、グループ化された複数の車両は、目的地に向かいながら合流することができる。
実施の形態1に係るカーナビゲーション装置及びサーバを示す図である。 実施の形態1に係るカーナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るグループ情報を示す図である。 実施の形態1に係るサーバの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るサーバの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態1に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態1に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態1に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態1に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態2に係るサーバの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態2に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態3に係るサーバの動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態3に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態3に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態4に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態4に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態4に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態6に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態6に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態7に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態7に係るサーバの動作を示す図である。 実施の形態7に係るサーバの動作を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、車両2(2A,2B)に搭載されたカーナビゲーション装置1(1A,1B)と、カーナビゲーション装置1と通信可能なサーバ3とを示す図である。本発明の実施の形態1以降においては、本発明に係る走行支援装置をサーバ3に適用した場合を例にして説明する。
詳細については後述するが、サーバ3は、複数のカーナビゲーション装置1をグループ化する(以下、「複数の車両2をグループ化する」と記載することもある)。そして、サーバ3は、グループ化された複数のカーナビゲーション装置1(グループ化された複数の車両2)の表示(通知)を用いて、複数の車両2A,2Bの走行を支援することが可能となっている。
<カーナビゲーション装置1>
図2は、カーナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。図2に示されるカーナビゲーション装置1は、表示部11と、入力部12と、通信部13と、記憶部14と、GPS(Global Positioning System)信号受信部15と、これらを統括的に制御する制御部16とを備えて構成されている。以下、カーナビゲーション装置1が搭載された車両2のうち、着目する車両を「自車」と記載し、自車と同一のグループに属する自車以外の車両を「他車」と記載することもある。
表示部11は、例えば、表示装置などから構成されており、各種情報をユーザに表示(通知)する。
入力部12は、例えば、押しボタン装置、または、表示部11と一体化されたタッチパネルなどから構成されており、目的地などの各種情報をユーザ操作から受け付ける。ここでは、入力部12は、表示部11と一体化されたタッチパネルであるものとして説明する。
通信部13は、例えば無線通信などにより、サーバ3及び他車の通信部13と各種情報を通信可能に構成されている。ここでは、通信部13は、グループ情報をサーバ3に送信したり、サーバ3からグループ情報を受信したりする。
ここで、グループ情報は、自車で検出された自車の情報と、通信部13がサーバ3から受信した他車の情報とを含んでいる。図3は、グループ情報の一例として、グループ番号1というグループのグループ情報を示す図である。図3に示されるように、グループ情報には、例えば、同一グループに属する複数の車両2(自車及び他車)のそれぞれの名前、位置、経路、経由地及び状態(ガソリン残量)と、当該複数の車両2に共通の一の目的地とが含まれている。
図2に戻って、記憶部14は、例えばハードディスクドライブ(HDD)及び半導体メモリなどの記憶装置から構成される。この記憶部14は、地図データ14a及びグループ情報14bを記憶している。
地図データ14aには、表示用の地図の情報と、経路算出用の情報(例えば、道路を区分したリンクの情報、並びに、リンクごとの料金、距離、燃費及び時間などのコストの情報など)とを含む。
グループ情報14bは、上述したグループ情報(図3)である。
GPS信号受信部15は、GPS衛星からGPS信号を受信し、当該GPS信号に基づいてGPS情報を生成する。
制御部16は、例えばCPU(Central Processing Unit)から構成されており、当該CPUが、記憶部14などに記憶されているプログラムを実行することによって、地図データ解析部16a、車両信号解析部16b、自車位置データ管理部16c、地点データ取得部16d、経路算出部16e、及び、グループ情報管理部16fの機能が実現されている。ただし、これらの機能は、一のCPUにより実現されなくてもよく、例えば、一の機能が一のCPUによって実現されてもよい。
地図データ解析部16aは、地図データ14aを解析することにより、必要な範囲の地図(例えば、自車周辺の範囲、または、入力部12で指定された地点周辺の範囲の地図)を、表示部11に表示する。また、地図データ解析部16aは、地図データ14aを解析することにより、経路算出に必要なコストを地図データ14aから取得する。
車両信号解析部16bは、車両信号(例えば、自車の車軸の単位時間当たりの回転数に応じたパルス信号、自車のヨー角などの回転角、ガソリンの残量)などを自車から受け取り、当該車両信号を解析する。例えば、車両信号解析部16bは、パルス信号を解析することにより自車の速度を算出する。
自車位置データ管理部16cは、GPS信号受信部15で生成されたGPS情報に基づいて、自車の現在位置(例えば緯度・経度などの座標)を検出する。また、自車位置データ管理部16cは、検出した自車の現在位置を、地図に重ねて表示部11に表示する。なお、自車位置データ管理部16cは、検出した自車の現在位置を、車両信号解析部16bで算出された自車の速度などを用いて補正するものであってもよい。
地点データ取得部16dは、ユーザから入力部12に入力されたタッチ位置と、表示部11に表示されている地図とに基づいて、タッチ位置に対応する地図上の地点または施設の位置(例えば緯度・経度などの座標)を、目的地(または経由地)として取得する。なお、地点としては、例えば、山頂や公園などの建物を伴わない特徴的な場所が適用され、施設としては、例えば、コンビニエンスストアなどの建物を伴う特徴的な場所が適用される。
経路算出部16eは、自車位置データ管理部16cで検出した自車の現在位置と、地点データ取得部16dで取得した目的地またはグループ情報14bの目的地とに基づいて、自車の現在位置から目的地までの経路を算出する。
ここでは、まず、経路算出部16eが、自車の現在位置から目的地までの複数の経路を、経路の候補として算出する。そして、上述した地図データ解析部16aが、ユーザから入力部12に入力された優先項目(例えば料金、距離、燃費及び時間などのいずれか)について、各候補に含まれるリンクのコストを、地図データ14aから取得する。その後、経路算出部16eは、地図データ解析部16aによって取得されたコスト(一の経路の候補についてコストが複数取得された場合にはそれらを合計したコスト)を比較し、当該コストが小さい経路の候補を、経路として算出(決定)する。これにより、入力部12に入力された優先項目に関して適切な経路が算出される。
グループ情報管理部16fは、ユーザから入力部12に入力された名前及びグループ番号を、グループ情報14bとして記憶部14に適宜記憶する。また、グループ情報管理部16fは、自車位置データ管理部16cで検出された自車の現在位置、及び、通信部13がサーバ3から受信した経路を、グループ情報14bとして記憶部14に適宜記憶する。さらに、グループ情報管理部16fは、地点データ取得部16dで取得した目的地などを、グループ情報14bとして記憶部14に適宜記憶する。
また、グループ情報管理部16fは、記憶部14に記憶されているグループ情報14bを管理する。ここでは、グループ情報管理部16fは、通信部13を用いて、記憶部14のグループ情報14bをサーバ3に適宜送信する。
<サーバ3>
図4は、サーバ3の構成を示すブロック図である。図4に示されるサーバ3は、通信部31と、記憶部32と、これらを統括的に制御する制御部33とを備えて構成されている。
通信部31は、例えば無線通信などにより、複数のカーナビゲーション装置1と各種情報を通信可能に構成されている。ここでは、通信部31は、グループ情報(図3)を複数のカーナビゲーション装置1に送信したり、複数のカーナビゲーション装置1からグループ情報(図3)を受信したりする。
ここで、グループ情報には、グループ化された複数の車両2の現在位置が含まれていることから、通信部31(位置取得部)は、複数のカーナビゲーション装置1からグループ情報を受信することにより、複数の車両2の現在位置を受信(取得)することになる。また、グループ情報には、グループ化された複数の車両2に共通する一の目的地が含まれていることから、通信部31(目的地取得部)は、複数のカーナビゲーション装置1からグループ情報を受信することにより、複数の車両2に共通する一の目的地を受信(取得)することになる。
記憶部32は、例えばハードディスクドライブ(HDD)及び半導体メモリなどの記憶装置から構成される。記憶部32(データ取得部)は、製品出荷時などにおいて、サーバ3の外部から地図データ14aと同様の地図データを取得し、当該取得以降、地図データ32aとして記憶している。また、記憶部32は、通信部31が受信し、同一のグループ番号単位にまとめられたグループ情報を、グループ情報32bとして記憶している。
制御部33は、例えばCPUから構成されており、当該CPUが、記憶部32などに記憶されているプログラムを実行することによって、地図データ解析部33a、グループ情報管理部33b及び合流点算出部33cの機能が実現される。ただし、これらの機能は、一のCPUにより実現されなくてもよく、例えば、一の機能が一のCPUによって実現されてもよい。
地図データ解析部33aは、図2の地図データ解析部16aが地図データ14aを解析したのと同様に、地図データ32aを解析することにより、経路算出に必要なコストを地図データ32aから取得する。
グループ情報管理部33bは、通信部31が受信したグループ情報を、グループ情報32bとして記憶部32に適宜記憶する。また、グループ情報管理部33bは、記憶部32に記憶されているグループ情報32bを管理する。ここでは、グループ情報管理部33bは、通信部31を用いて、記憶部32のグループ情報32bを、同一のグループ番号に属するカーナビゲーション装置1に適宜送信する。
合流点算出部33cは、詳細については後でフローチャートを用いて説明するが、地図データ32aと、通信部31で受信した複数の車両2の位置と、通信部31で受信した一の目的地とに基づいて、グループ化された複数の車両2が共通の目的地に向かいながら合流可能な合流点を算出する。ここでは、合流点算出部33cは、図2の経路算出部16eと同等の経路算出機能を有しており、当該機能を用いることにより合流点を算出するものとなっている。
次に、本実施の形態1に係るサーバ3の動作について説明する。ここでは、サーバ3が複数の車両2をグループ化する動作について説明した後、サーバ3(合流点算出部33c)が合流点を算出する動作について説明する。
<グループ化>
まず、グループ化の概略について説明する。各車両2のユーザは、ユーザ間で事前に決めておいた一のグループ番号を、各カーナビゲーション装置1の入力部12に入力する。各カーナビゲーション装置1は、入力された一のグループ番号をサーバ3に送信し、サーバ3は、同一のグループ番号の複数のカーナビゲーション装置1(複数の車両2)を、一のグループとするグループ化を行う。
次に、グループ化の具体例について説明する。まず、リーダとなるユーザが、ユーザ間で事前に決めておいた一のグループ番号、名前及び目的地を、マスターとなるカーナビゲーション装置1(以下「マスター装置1」と記載することもある)に入力する。マスター装置1は、入力された一のグループ番号、名前及び目的地をサーバ3に送信する。サーバ3は、送信された一のグループ番号、名前及び目的地を登録する。このような登録が、各グループによって行われる結果、サーバ3には複数のグループ番号、名前及び目的地が登録されることになる。
一方、他のユーザは、スレーブとなるカーナビゲーション装置1(以下「スレーブ装置1」と記載することもある)とサーバ3とを通信させることにより、サーバ3に登録された複数のグループ番号、名前及び目的地を、スレーブ装置1の表示部11に表示させる。そして、他のユーザは、表示された複数のグループ番号、名前及び目的地の中から、ユーザ間で事前に決めておいた一のグループ番号、名前及び目的地を確認して、当該一のグループ番号をスレーブ装置1の入力部12に入力する。スレーブ装置1は、入力された一のグループ番号をサーバ3に送信し、サーバ3は、当該送信された一のグループ番号と、登録されているグループ番号とに基づいて、同一のグループ番号の複数のカーナビゲーション装置1を、一のグループとするグループ化を行う。
サーバ3は、グループ化された一のカーナビゲーション装置1からグループ情報を受信すると、当該受信したグループ情報によって、記憶部32のグループ情報32bを更新する。そして、サーバ3は、当該更新したグループ情報32bを、当該一のカーナビゲーション装置1と同一のグループのカーナビゲーション装置1に送信する。各カーナビゲーション装置1は、サーバ3から送信されたグループ情報によって、記憶部14のグループ情報14bを更新するとともに、当該更新したグループ情報14b(自身と同一のグループのカーナビゲーション装置1の情報)を表示部11に表示する。
グループ化されたカーナビゲーション装置1の動作の一例を、図1を用いて説明する。なお、ここでは、カーナビゲーション装置1A,1Bは、サーバ3によってグループ化されているものとする。
カーナビゲーション装置1Aの表示部11は、表示画面中央下側に、自車(車両2A)の位置及び名前(図1に示す例では「AA」)を図形及び文字によって地図上に表示するとともに、他車(車両2B)の位置及び名前(図1に示す例では「BB」)も図形及び文字によって地図上に表示する。なお、自車と他車とを容易に区別できるように、例えば、それらの図形及び文字は互いに異なる色で表示されるものとする。同様に、カーナビゲーション装置1Bの表示部11は、表示画面中央下側に、自車(車両2B)の位置及び名前を図形及び文字によって地図上に表示するとともに、他車(車両2A)の位置及び名前も図形及び文字によって地図上に表示する。
これにより、グループ化された複数のカーナビゲーション装置1のユーザは、同一グループの車両2の状況を適宜確認することができる。なお、ここでは、表示部11が、同一グループの車両2の名前及び現在位置を表示する構成について説明したが、これに限ったものではなく、経路及び経由地も表示する構成であってもよい。そして、この構成においても、自車と他車とを容易に区別できるように、例えば、それらの図形及び文字も互いに異なる色で表示してもよい。
<合流点の算出>
図5は、本実施の形態1に係るサーバ3による合流点の算出動作を示すフローチャートである。なお、前提として、上述のグループ化によって、通信部31は、グループ化された複数の車両2の現在位置及び目的地をすでに受信しているものとする。なお、ここでの説明では、「同一のグループに属している複数の車両2」を、「複数の車両2」と略して記載する。
図6は、合流点算出部33cのステップS1〜S5(図5)の動作の一例を示す図である。まず、ステップS1にて、合流点算出部33cは、地図データ32aと、複数の車両2の現在位置と、目的地とに基づいて、複数の車両2が現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第1経路を算出する。
図6に示す例では、複数の車両2A,2B,2Cについてそれぞれ算出された複数の第1経路4A,4B,4Cが太線で示されており、それ以外の経路が細線で示されている。また、目的地はGマークの旗印を付して示されている。なお、料金、距離、燃費及び時間など優先項目の中から、いずれを用いて第1経路を算出するかについては、グループ化を行った際などにて予め設定されているものとする。
ステップS2にて、合流点算出部33cは、ステップS1で算出した複数の第1経路のそれぞれについて第1コストを算出する。図6に示す例では、複数の第1経路4A,4B,4Cのそれぞれについて料金、距離、燃費及び時間のコストが算出されている。第1コストとしては、料金、距離、燃費及び時間のコストのいずれかが適用されてもよいし、それらの総合コスト(例えば、料金、距離、燃費及び時間のコストのそれぞれに重み付けをして得られた値の合計値)が適用されてもよい。以下では、第1コストとして総合コストが適用された場合について説明する。
ステップS3にて、合流点算出部33cは、ステップS2で算出した第1コストが最も低い第1経路を特定する。そして、合流点算出部33cは、第1経路を一つだけ特定できたか否かを判定する。最も低い値をとる第1コストが複数あり、一の第1経路を特定できなかった場合にはステップS4に進み、最も低い値をとる第1コストが一つしかなく、一の第1経路を特定できた場合にはステップS5に進む。なお、図6に示される例では、第1経路4Aの第1コストが、第1経路4B,4Cの第1コストよりも低く、ステップS3にて第1経路4Aだけを特定することができることから、ステップS5に進むことになる。
ステップS4にて、サーバ3は、マスター装置1の表示部11に、最も低い値をとる複数の第1コストのそれぞれについて第1経路を表示させる。ユーザは、表示された複数の第1経路の中から一の第1経路を特定してマスター装置1の入力部12に入力し、当該マスター装置1は、入力された一の第1経路をサーバ3に送信する。サーバ3の通信部31は、ユーザに特定された一の第1経路を受信(取得)する。これにより、サーバ3において一の第1経路が特定される。なお、ここではマスター装置1のユーザに、一の第1経路を特定させる構成について説明したが、これに限ったものではなく、マスター装置1及びスレーブ装置1の全ユーザに、コストが最も低い複数の第1経路の中から一の第1経路を入力させ、多数決により一の第1経路を特定するものであってもよい。その後、ステップS5に進む。
以下、ステップS3またはステップS4で特定された一の第1経路を「基準経路」と記載する。
図7は、合流点算出部33cのステップS5の動作の一例を示す図である。ここでは、合流点算出部33cは、複数の第1経路4A,4B,4Cのうち、車両2Aと目的地との間の第1経路4Aを、基準経路として特定したものとする。なお、図7には、基準経路4Aが太線で示されている。
ステップS5にて、合流点算出部33cは、基準経路上の合流可能な地点(例えば交差点)または施設(例えば駐車場のある施設)を、合流点の候補点として抽出する。図7に示す例では、合流点算出部33cは、基準経路4Aから、3つの候補点5A,5B,5Cを抽出している。
次に説明するステップS6及びS7は、ステップS5で抽出された複数の候補点の全てについて行われる。
図8は、図7に示される候補点5Aに対する、合流点算出部33cのステップS6及びS7の動作の一例を示す図である。ステップS6にて、合流点算出部33cは、地図データ32aと、複数の車両2の現在位置と、目的地と、ステップS5で抽出された複数の候補点のいずれか一の候補点とに基づいて、複数の車両2が当該一の候補点を経由して現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路を算出する。図8には、ステップS6にて合流点算出部33cにより算出された複数の第2経路の一例として、複数の車両2A,2B,2Cが候補点5Aを経由して、現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路6A,6B,6Cが算出されており、それらが太線で示されている。
ステップS7にて、合流点算出部33cは、ステップS6で算出された複数の第2経路のそれぞれについて第2コストを算出する。そして、合流点算出部33cは、当該複数の第2経路に関する第2コストの合計値を算出し、当該合計値を保持する。図8に示す例では、複数の第2経路6A,6B,6Cのそれぞれについて料金、距離、燃費及び時間のコストが算出されている。第2コストとしては、料金、距離、燃費及び時間のコストのいずれかが適用されてもよいし、上述した総合コストが適用されてもよい。以下では、第2コストとして総合コストが適用された場合について説明する。この場合、第2コストの合計値には、図8に示された全てのコストの値が反映されることになる。
以上のステップS6及びS7により、一の候補点(例えば候補点5A)に対して、第2コストの合計値が得られることになる。このようなステップS6及びS7の動作が、残りの候補点(例えば候補点5B,5C)に対しても行われる。
図9は、候補点5Bに対する、合流点算出部33cのステップS6及びS7の動作の一例を示す図である。ステップS6が行われることにより、複数の車両2A,2B,2Cが候補点5Bを経由して、現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路6A,6B,6Cが算出されている。そして、ステップS7が行われることにより、当該複数の第2経路6A,6B,6Cについての第2コストの合計値が算出されている。
図10は、候補点5Cに対する、合流点算出部33cのステップS6及びS7の動作の一例を示す図である。ステップS6が行われることにより、複数の車両2A,2B,2Cが候補点5Cを経由して、現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路6A,6B,6Cが算出されている。そして、ステップS7が行われることにより、当該複数の第2経路6A,6B,6Cについての第2コストの合計値が算出されている。
以上のように、ステップS6及びS7が、ステップS5で抽出された複数の合流点の全てに行われた場合には、ステップS8に進む。
ステップS8にて、合流点算出部33cは、候補点ごとに算出された第2コストの合計値が最も低い候補点を、合流点として特定する。そして、合流点算出部33cは、合流点を一つだけ特定(算出)できたか否かを判定する。最も低い値をとる合計値が複数あり、一の合流点を特定できなかった場合にはステップS9に進み、最も低い値をとる合計値が一つしかなく、一の合流点を特定できた場合にはステップS10に進む。
ここで、図9に示される候補点5Bの第2経路6Cの時間(45分)は、図8に示される候補点5Aの第2経路6Cの時間(40分)よりも長くなっており、それ以外のコストは同じである。また、図10に示される候補点5Cの第2経路6Bの時間(35分)は、図8に示される候補点5Aの第2経路6Bの時間(30分)よりも長くなっており、それ以外のコストは同じである。したがって、図8〜図10に示した例では、候補点5Aの第2コストの合計値(図8)は、候補点5B,5Cの第2コストの合計値(図9,図10)よりも低く、ステップS8にて候補点5Aだけを候補点5として特定することができることから、ステップS10に進むことになる。
図5に戻って、ステップS9にて、サーバ3は、ステップS4と同様に、マスター装置1のユーザに、算出された複数の合流点の中から一の合流点を特定させる。すなわち、本実施の形態1では、サーバ3の通信部31(特定取得部)は、複数の合流点が算出された場合に、ユーザに特定された一の合流点を受信(取得)するものとなっている。なお、一の合流点を特定する手法は、これに限ったものではなく、上述したように、マスター装置1及びスレーブ装置1の全ユーザの多数決により、一の合流点を特定(取得)するものであってもよい。その後ステップS10に進む。
ステップS10にて、合流点算出部33cは、各車両2が、特定された一の合流点を経由して目的地に向かうための第2経路を、グループ情報32bとして記憶部32に記憶(更新)する。図8〜図10に示した例では、合流点算出部33cは、合流点5として特定された候補点5Aを経由する第2経路6A,6B,6C(図8)を、記憶部32に記憶(更新)する。この結果、サーバ3の制御部33の動作によって、グループ情報32bが、グループに属する各カーナビゲーション装置1に送信されると、上記第2経路が各カーナビゲーション装置1(表示部11)において表示(通知)されることになる。
以上のような本実施の形態1に係るサーバ3によれば、制御部33(合流点算出部33c)が、地図データ32a、複数の車両2の位置及び目的地に基づいて、各車両2が目的地に向かいながら合流可能な合流点を算出し、各車両2が合流点を経由して目的地に向かうための経路を各カーナビゲーション装置1に通知させる。したがって、グループ化された複数の車両2は、目的地に向かいながら合流することができる。これにより、例えば、目的地に近い車両のユーザは、他の車両と合流するためにわざわざ目的地と逆方向に走行しなくて済むので、当該ユーザの運転負担、並びに、電力及びガソリンの負担を軽減することができる。
また、上記制御部33によれば、第1コストが最も低い基準経路(一の第1経路)上に、合流点を算出可能となる。したがって、比較的短い第1経路に合流点を割り当てることができることから、候補点の数を減らすことができる。よって、合流点の算出負荷を軽減することができる。
また、上記制御部33によれば、基準経路上の候補点の中から、第2コストの合計値が最も低い候補点を、合流点として特定する。したがって、第2コストの観点から適切な候補点を合流点として算出することができる。
また、上記制御部33(合流点算出部33c)によれば、複数の合流点が算出された場合には、ユーザは、複数の合流点の中から所望の合流点を指定することができる。
なお、以上の構成において、サーバ3またはカーナビゲーション装置1は、合流点に到着する時刻の入力を受け付け、当該時刻に基づいて、各車両2が出発すべき出発推奨時刻を算出するように構成されてもよい。
<実施の形態2>
図11は、本発明の実施の形態2に係るサーバ3による合流点の算出動作を示すフローチャートである。なお、本実施の形態2に係るカーナビゲーション装置1及びサーバ3において、実施の形態1で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ符号を付しており、以下においては異なる点を中心に説明する。
図11に示されるフローチャートは、図5に示したフローチャートのステップS1の前に新しいステップS101を追加し、ステップS5を新しいステップS102〜S105に代えたものである。そのため、以下においては、ステップS101〜S105について主に説明する。
ステップS101にて、ユーザは、合流点に適用したい地点または施設(例えば、駐車場、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、サービスエリアなど)の種別を特定してマスター装置1の入力部12に入力し、当該マスター装置1は、入力された種別をサーバ3に送信する。サーバ3の通信部31(種別取得部)は、ユーザに特定された種別を受信(取得)する。なお、当該種別を特定する手法は、これに限ったものではなく、上述したように、マスター装置1及びスレーブ装置1の全ユーザの多数決により、種別を特定(取得)するものであってもよい。その後、実施の形態1と同様にステップS1〜S4が行われてから、ステップS102に進む。
図12は、合流点算出部33cのステップS102及びS103の動作の一例を示す図である。ステップS102にて、合流点算出部33cは、基準経路上の、ステップS101で取得した種別に対応する地点または施設(以下「種別対応地点等」と記載する)を、合流点として算出できるか否かを判定する。基準経路上に、種別対応地点等が存在する場合には、合流点を算出できると判定してステップS105に進む。一方、基準経路上に、種別対応地点等が存在しない場合には、合流点を算出できないと判定してステップS103に進む。図12に示す例では、合流点算出部33cは、太線で示される第1経路4Aを基準経路として特定しており、当該基準経路4A上には、ステップS101で取得した種別(以下、種別はコンビニエンスストアであるものとする)に対応する地点または施設が存在しないことから、ステップS103に進むことになる。
ステップS103にて、合流点算出部33cは、基準経路周辺(例えば、基準経路から1本もしくは数本隣の経路、または、基準経路から幅方向に対して50m程度の範囲内)上の種別対応地点等を、合流点として算出できるか否かを判定する。基準経路周辺上に、種別対応地点等が存在する場合には、合流点を算出できると判定してステップS105に進む。一方、基準経路周辺上に、種別対応地点等が存在しない場合には、合流点を算出できないと判定してステップS104に進む。図12に示す例では、基準経路4A周辺上に、種別に対応するコンビニエンスストア5X,5Yが存在することから、ステップS105に進むことになる。
ステップS104にて、サーバ3は、カーナビゲーション装置1に対して、種別対応地点等を合流点として算出できない旨を表示させる。その後、ステップS101に戻る。
ステップS105にて、合流点算出部33cは、基準経路上または基準経路周辺上の種別対応地点等を、合流点の候補点として抽出する。その後、実施の形態1と同様にステップS6以降の動作が行われる。
図13は、合流点算出部33cのステップS6以降の動作の一例を示す図である。図13に示す例では、ステップS103で候補点として抽出されたコンビニエンスストア5X,5Yに対して、ステップS6〜S8が行われた結果、コンビニエンスストア5Yよりも第2コストの合計値が低いコンビニエンスストア5Xが、合流点5として算出されている。
以上のような本実施の形態2に係るサーバ3に備えられた制御部33(合流点算出部33c)によれば、基準経路上の種別対応地点等(種別に対応する地点または施設)を、合流点として算出可能となる。したがって、ユーザが望む種別対応地点等を合流点として算出することができる。
また、上記制御部33によれば、種別対応地点等を合流点として算出できない場合に、基準経路周辺上の種別対応地点等を合流点として算出可能となる。したがって、ユーザが望む種類の合流点を確実に算出することができる。
<実施の形態2の変形例>
以上に説明した実施の形態2では、制御部33(合流点算出部33c)は、種別対応地点等を合流点として算出できない場合に、基準経路周辺上の種別対応地点等を合流点として算出可能であった。
しかしこれに限ったものではなく、制御部33(合流点算出部33c)は、種別対応地点等を合流点として算出できない場合に、基準経路の次に第1コストが低い別の第1経路(以下「次基準経路」と記載する)上の種別対応地点等を、合流点として算出可能であってもよい。このような本変形例に係るサーバ3に備えられた制御部33(合流点算出部33c)によれば、実施の形態2と同様に、ユーザが望む種類の合流点を確実に算出することができる。
あるいは、上述した実施の形態2と、本変形例とを組み合わせてもよい。例えば、まず、合流点算出部33cは、基準経路上の種別対応地点等を合流点として算出できない場合に、基準経路周辺上の種別対応地点等を合流点として算出する。この算出によってもなお種別対応地点等を合流点として算出できない場合には、合流点算出部33cは、次基準経路上の種別対応地点等を合流点として算出してもよい。
また、この例において、合流点算出部33cは、基準経路周辺上の種別対応地点等を合流点とする算出と、次基準経路上の種別対応地点等を合流点とする算出との順番を入れ替えて行うものであってもよい。
<実施の形態3>
図14は、本発明の実施の形態3に係るサーバ3による合流点の算出動作を示すフローチャートである。なお、本実施の形態3に係るカーナビゲーション装置1及びサーバ3において、実施の形態2で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ符号を付しており、以下においては異なる点を中心に説明する。
図14に示されるフローチャートは、図11に示したフローチャートのステップS8及びS9と、ステップS10との間に新しいステップS201及びS202を追加したものである。そのため、以下においては、ステップS201〜S202について主に説明する。
図15は、合流点算出部33cのステップS101〜S105の動作の一例を示す図である。図15に示す例では、ステップS1にて複数の車両2A,2B,2Cについてそれぞれ算出された複数の第1経路4A,4B,4Cが太線で示されており、それ以外の経路が細線で示されている。また、一般道路は破線で示され、高速道路は実線で示されている。
ここで、合流点算出部33cは、複数の第1経路4A,4B,4Cのうち、車両2Aと目的地との間の第1経路4Aを、基準経路として特定したものとする。基準経路4A上には、種別に対応するコンビニエンスストア5Xが存在することから、ステップS105にて、合流点算出部33cは、基準経路4A上のコンビニエンスストア5Xを、合流点の候補点として抽出する。その後、ステップS6に進む。
図16は、合流点算出部33cのステップS6〜S9の動作の一例を示す図である。図16には、ステップS6にて合流点算出部33cにより算出された複数の第2経路の一例として、車両2A,2B,2Cが、基準経路4A上のコンビニエンスストア5Xを経由して現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路6A,6B,6Cが算出されており、それらが太線で示されている。図16に示す例では、基準経路4A上にてコンビニエンスストア5X以外にコンビニエンスストアが存在しないことから、合流点算出部33cは、ステップS7にて当該複数の第2経路6A,6B,6Cに関する第2コストの合計値を算出した後、ステップS8にてコンビニエンスストア5Xを合流点5として算出することになる。
しかしながら、車両2B,2Cが、コンビニエンスストア5Xを経由して目的地に向かうためには、高速道路の使用料金が増えずに目的地近くまで高速道路を走行できる場合であっても高速道路を降りなければならず、また、遠回りにもなることから、料金コスト及び距離コスト等の観点から好ましくない。
そこで、本実施の形態3では、ステップS8またはステップS9を経たステップS201にて、合流点算出部33cは、ステップS8またはステップS9で特定された合流点に関する第2コストの合計値が、予め定められた基準を超えるか否かを判定する。例えば、合流点算出部33cは、ステップS1で算出された複数の第1経路に関して、第2コストと同種類のコストを算出し、それらの合計値(以下「基準合計値」と記載する)を算出する。そして、合流点算出部33cは、上記第2コストの合計値が、基準合計値と逸脱許容値とを合計して得られる基準合計値以上である場合には上記基準を超えると判定し、第2コストの合計値が基準合計値より小さい場合には上記基準を超えないと判定する。ステップS201で上記基準を超えると判定した場合にはステップS202に進み、上記基準を超えないと判定した場合にはステップS10に進む。
ステップS202にて、合流点算出部33cは、基準経路の代わりに、次基準経路(基準経路の次に第1コストが低い別の第1経路)を用いて、ステップS102〜S105及びステップS6〜S10と同様の動作を行う。
図17は、合流点算出部33cのステップS202の動作の一例を示す図である。ただし、ここでは、直前のステップS201にて、合流点5として特定されたコンビニエンスストア5Xを経由する複数の第2経路6A,6B,6C(図16)に関して、第2コストの合計値が、上記基準を超えると判定されたものとする。
この場合にステップS202にて、合流点算出部33cは、複数の第1経路4A,4B,4Cの中から次基準経路を特定する。ここでは、合流点算出部33cは、図15に示した複数の第1経路4A,4B,4Cのうち、車両2Bと目的地との間の第1経路4Bを、次基準経路として特定したものとする。次基準経路4B上には、種別に対応するコンビニエンスストア5Yが存在することから、合流点算出部33cは、コンビニエンスストア5Yを合流点5として算出する。それから、合流点算出部33cは、合流点5として算出されたコンビニエンスストア5Yを経由する複数の第2経路6A,6B,6C(図17)に関して、第2コストの合計値が、上記基準を超えるか否かを判定する。そして、合流点算出部33cは、合計値が上記基準を超えていないと判定した場合に、コンビニエンスストア5Yを経由する第2経路6A,6B,6C(図17)を記憶部32に記憶(更新)する。
以上のような本実施の形態3に係るサーバ3に備えられた制御部33(合流点算出部33c)によれば、基準経路に基づいて算出した複数の第2経路の第2コストの合計値が、予め定められた基準を超える場合に、次基準経路上の種別対応地点等(種別に対応する地点または施設)を、合流点として算出可能となる。したがって、第2コストの観点から適切な、ユーザが望む種類の合流点を確実に算出することができる。
<実施の形態4>
上述の実施の形態3では、基準経路に基づいて算出された複数の第2経路の第2コストの合計値が、予め定められた基準を超える場合に、次基準経路上の種別対応地点等を合流点として算出可能であった。これに対して、本発明の実施の形態4では、基準経路周辺に基づいて算出された複数の第2経路の第2コストの合計値が、予め定められた基準を超える場合にも、次基準経路上の種別対応地点等を合流点として算出可能となっている。
図18〜図20は、合流点算出部33cの動作の一例を示す図である。なお、本実施の形態4に係るカーナビゲーション装置1及びサーバ3において、実施の形態3で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ符号を付しており、以下においては異なる点を中心に説明する。また、本実施の形態4に係るサーバ3の動作を示すフローチャートは、実施の形態3に係るフローチャートと同様であるものとする。
図18は、合流点算出部33cのステップS101〜S105の動作の一例を示す図である。図18に示す例では、ステップS1にて複数の車両2A,2B,2Cについてそれぞれ算出された複数の第1経路4A,4B,4Cが太線で示されており、それ以外の経路が細線で示されている。
ここで、合流点算出部33cは、複数の第1経路4A,4B,4Cのうち、車両2Aと目的地との間の第1経路4Aを、基準経路として特定したものとする。基準経路4A上には、種別対応地点等が存在しないことから、ステップS103を経たステップS105にて、合流点算出部33cは、基準経路4A周辺上のコンビニエンスストア5Xを、合流点の候補点として抽出する。その後、ステップS6に進む。
図19は、合流点算出部33cのステップS6〜S9の動作の一例を示す図である。図19には、ステップS6にて合流点算出部33cにより算出された複数の第2経路の一例として、車両2A,2B,2Cが、基準経路4A周辺上のコンビニエンスストア5Xを経由して現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路6A,6B,6Cが算出されており、それらが太線で示されている。図19に示す例では、基準経路4A周辺上にてコンビニエンスストア5X以外にコンビニエンスストアが存在しないことから、合流点算出部33cは、ステップS7にて当該複数の第2経路6A,6B,6Cに関する第2コストの合計値を算出した後、ステップS8にてコンビニエンスストア5Xを合流点5として算出することになる。
しかしながら、車両2B,2Cが、コンビニエンスストア5Xを経由して現在位置から目的地に向かうためには大きく遠回りになることから、料金コスト及び距離コスト等の観点から好ましくない。
そこで、本実施の形態4では、この場合においても、実施の形態3と同様の動作を行う。すなわち、ステップS8またはステップS9を経たステップS201にて、合流点算出部33cは、ステップS8またはステップS9で特定された合流点に関する第2コストの合計値が、予め定められた基準(実施の形態3と同様の基準)を超えるか否かを判定する。ステップS201で上記基準を超えると判定した場合にはステップS202に進み、上記基準を超えないと判定した場合にはステップS10に進む。
ステップS202にて、合流点算出部33cは、基準経路周辺の代わりに、次基準経路(基準経路の次に第1コストが低い別の第1経路)に用いて、ステップS102〜S105及びステップS6〜S10と同様の動作を行う。
図20は、合流点算出部33cのステップS202の動作の一例を示す図である。ただし、ここでは、直前のステップS201にて、合流点5として特定されたコンビニエンスストア5Xを経由する複数の第2経路6A,6B,6C(図19)に関して、第2コストの合計値が、上記基準を超えると判定されたものとする。
この場合にステップS202にて、合流点算出部33cは、複数の第1経路4A,4B,4Cの中から次基準経路を特定する。ここでは、合流点算出部33cは、図18に示した複数の第1経路4A,4B,4Cのうち、車両2Bと目的地との間の第1経路4Bを、次基準経路として特定したものとする。次基準経路4B上には、種別に対応するコンビニエンスストア5Yが存在することから、合流点算出部33cは、コンビニエンスストア5Yを合流点5として算出する。それから、合流点算出部33cは、合流点5として算出されたコンビニエンスストア5Yを経由する複数の第2経路6A,6B,6C(図20)に関して、第2コストの合計値が、上記基準を超えるか否かを判定する。そして、合流点算出部33cは、合計値が上記基準を超えていないと判定した場合に、コンビニエンスストア5Yを経由する第2経路6A,6B,6C(図20)を記憶部32に記憶(更新)する。
以上のような本実施の形態4に係るサーバ3に備えられた制御部33(合流点算出部33c)によれば、基準経路周辺に基づいて算出した複数の第2経路の第2コストの合計値が、予め定められた基準を超える場合に、次基準経路上の種別対応地点等(種別に対応する地点または施設)を、合流点として算出可能となる。したがって、第2コストの観点から適切な、ユーザが望む種類の合流点を確実に算出することができる。
<実施の形態5>
以上説明した実施の形態1〜4では、複数の合流点が算出された場合に、ステップS9にて、ユーザは複数の合流点の中から一の合流点を入力しなければならず、多少手間がかかるものとなっている。
そこで、本発明の実施の形態5に係るサーバ3に備えられた制御部33(合流点算出部33c)は、ステップS9にて、上述の動作を行う代わりに、複数の合流点の算出に用いた第1経路に対応する車両に最も近い一の合流点を算出するように構成されている。
具体的には、図10に示した例において、仮に合流点5(候補点5A)以外に別の合流点5が第1経路4A(基準経路4A)から算出された場合には、合流点算出部33cは、当該第1経路4A(基準経路4A)を通って目的地に向かう車両2Aに、最も近い一の合流点5を算出する。また、図17に示した例において、仮に候補点5(コンビニエンスストア5Y)以外に別の合流点5が第1経路4B(次基準経路4B)から算出された場合には、合流点算出部33cは、第1経路4B(次基準経路4B)を通って目的地に向かう車両2Bに、最も近い一の合流点5を算出する。
以上のような本実施の形態5に係るサーバ3に備えられた制御部33(合流点算出部33c)によれば、ステップS9にてユーザは入力を行わなくて済むため、利便性を向上させることができる。
<実施の形態6>
図21及び図22は、本発明の実施の形態6に係るサーバ3の動作を示す図である。なお、本実施の形態6に係るカーナビゲーション装置1及びサーバ3において、実施の形態1で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ符号を付しており、以下においては異なる点を中心に説明する。
本実施の形態6に係るカーナビゲーション装置1及びサーバ3のブロック構成は、実施の形態1と同じであるが、合流点を算出する動作が、実施の形態1〜5と異なっている。
具体的には、図21に示されるように、合流点算出部33cは、上述したステップS1と同様の動作を行うことにより、複数の車両2A,2Bが現在位置から目的地にそれぞれ向かうための複数の第1経路4A,4Bを算出する。なお、図21に示す例では、複数の第1経路4A,4Bが太線で示されており、それ以外の経路が細線で示されている。また、一般道路は破線で示され、高速道路は実線で示されている。
そして、制御部33(合流点算出部33c)は、図22に示されるように、複数の第1経路4A,4Bが互いに重なる経路上に、合流点5を算出する。
以上のような本実施の形態6に係るサーバ3によれば、グループ化された複数の車両2が現在位置から目的地に向かいながら合流可能な合流点を、実施の形態1〜5とは異なる方法で算出することができる。また、複数の車両2の位置が目的地から比較的遠い場合などには、リンクの数が膨大になり、コスト算出にかかる時間及び算出負荷は比較的大きくなるが、本実施の形態6によればコスト算出を行う回数を低減することができるので、当該時間及び算出負荷を抑制することができる。
なお、実施の形態2と同様に、通信部31(種別取得部)が、ユーザに特定された種別を受信(取得)し、制御部33(合流点算出部33c)が、当該受信した種別に対応する地点または施設を合流点として算出するように構成してもよい。これにより、本実施の形態6においても、実施の形態2と同様に、ユーザが望む種別対応地点等を合流点として算出することができる。
<実施の形態7>
図23〜図25は、本発明の実施の形態7に係るサーバ3の動作を示す図である。なお、本実施の形態7に係るカーナビゲーション装置1及びサーバ3において、実施の形態1で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ符号を付しており、以下においては異なる点を中心に説明する。
本実施の形態7に係るカーナビゲーション装置1及びサーバ3のブロック構成は、実施の形態1と同じであるが、合流点を算出する動作が、実施の形態1〜6と異なっている。
具体的には、車両2A,2B,2C及び目的地が、図23に示す位置関係にある場合に、合流点算出部33cは、図24に示されるように、各車両2A,2B,2Cと目的地とを結ぶ線分8A,8B,8Cを規定する。
そして、図25に示されるように、合流点算出部33cは、線分8A上に中心を有し、車両2Aの位置と接する予め定められた直径の円9Aを規定する。同様に、合流点算出部33cは、線分8B及び車両2Bの位置に基づいて予め定められた直径の円9Bを規定し、線分8C及び車両2Cの位置に基づいて予め定められた直径の円9Cを規定する。
なお、円9A,9B,9Cの予め定められた直径には、円9A,9B,9Cが互いに重なることが可能な長さ、例えば線分8A,8B,8Cのうち最も長い線分(ここでは線分8A)の半分程度の長さが適用される。
それから、図25に示されているように、合流点算出部33cは、複数の車両2A,2B,2Cの円9A,9B,9Cが重なる範囲に、合流点5を算出する。
以上のような本実施の形態7に係るサーバ3によれば、グループ化された複数の車両2が現在位置から目的地に向かいながら合流可能な合流点を、実施の形態1〜6とは異なる方法で算出することができる。また、複数の車両2の位置が目的地から比較的遠い場合などには、コスト算出だけでなく、経路算出にかかる時間及び算出負荷も比較的大きくなるが、本実施の形態6によればコスト算出及び経路算出を行う回数を低減することができるので、当該時間及び算出負荷を抑制することができる。
なお、実施の形態2と同様に、通信部31(種別取得部)が、ユーザに特定された種別を受信(取得)し、制御部33(合流点算出部33c)が、当該受信した種別に対応する地点または施設を合流点として算出するように構成してもよい。これにより、本実施の形態7においても、実施の形態2と同様に、ユーザが望む種別対応地点等を合流点として算出することができる。
<実施の形態1〜実施の形態7の変形例>
また、以上で説明した走行支援装置は、サーバ3だけでなく、カーナビゲーション装置1、車両に搭載可能な、PND(Portable Navigation Device)、及び、携帯端末(例えば携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなど)などを適宜に組み合せてシステムとして構築される走行支援装置にも適用することができる。この場合、以上で説明したサーバ3の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置される。
例えば、以上の説明では、走行支援装置を、サーバ3に適用した構成について説明したが、これに限ったものではなく、カーナビゲーション装置(例えばマスター装置1)、PND、及び、携帯端末のいずれかに適用してもよい。
また、以上では、データ取得部に、製品出荷時などにおいて地図データ32aを取得し、当該取得以降、地図データ32aを記憶する記憶部32を適用した構成について説明した。しかし、データ取得部は、地図データを取得するものであれば、記憶部32に限ったものではない。例えば、走行支援装置をマスター装置1に適用する場合には、製品出荷時などにおいてマスター装置1の外部から地図データを取得し、それ以降当該地図データを記憶可能な記憶部14などが、データ取得部に適用されてもよい。また、例えば、走行支援装置をスマートフォンに適用する場合には、当該スマートフォンの構成要素のうち、製品出荷時などにおいてスマートフォンの外部から地図データを取得し、それ以降当該地図データを記憶可能な記憶部などが、データ取得部に適用されてもよい。
また、以上では、位置取得部に、複数の車両の位置を受信する通信部31を適用した構成について説明した。しかし、位置取得部は、複数の車両の位置を取得するものであれば、通信部31に限ったものではない。例えば、走行支援装置をマスター装置1に適用する場合には、マスター装置1が搭載された車両の位置を検出する自車位置データ管理部16c、及び、スレーブ装置1が搭載された車両の位置を受信する通信部13などが、位置取得部に適用されてもよい。また、例えば、走行支援装置をスマートフォンに適用する場合には、当該スマートフォンの構成要素のうち、スマートフォンが搭載された車両の位置を検出する検出部、及び、それ以外のスマートフォンが搭載された車両の位置を受信する通信部などが、位置取得部に適用されてもよい。
また、以上では、目的地取得部に、複数の車両に共通する一の目的地を受信する通信部31を適用した構成について説明した。しかし、目的地取得部は、複数の車両に共通する一の目的地を取得するものであれば、通信部31に限ったものではない。例えば、走行支援装置をマスター装置1に適用する場合には、複数の車両に共通する一の目的地をユーザから受け付ける入力部12などが、目的地取得部に適用されてもよい。また、例えば、走行支援装置をスマートフォンに適用する場合には、当該スマートフォンの構成要素のうち、複数の車両に共通する一の目的地をユーザから受け付ける入力部などが、目的地取得部に適用されてもよい。なお、種別取得部、及び、選択取得部についても、目的地取得部と同様である。
また、以上では、通知装置に、カーナビゲーション装置1の表示部11を適用した構成について説明した。しかし、通知装置は、各車両の走行を支援するための通知が可能であれば、表示部11に限ったものではない。例えば、スマートフォンの構成要素のうち、各車両の走行を支援するための通知が可能な表示部が、通知装置に適用されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1,1A,1B カーナビゲーション装置、2,2A,2B,2C 車両、3 サーバ、4A,4B,4C 第1経路、5 合流点、5A,5B,5C 候補点、6A,6B,6C 第2経路、8A,8B,8C 線分、9A,9B,9C 円、11 表示部、31 通信部、32 記憶部、32a 地図データ、33 制御部。

Claims (8)

  1. グループ化された複数の車両にそれぞれ搭載された複数の通知装置の通知を用いて、前記複数の車両の走行を支援する走行支援装置であって、
    地図データを取得するデータ取得部と、
    前記複数の車両の位置を取得する位置取得部と、
    前記複数の車両に共通する一の目的地を取得する目的地取得部と、
    前記地図データ、前記複数の車両の位置及び前記目的地に基づいて、各前記車両が前記目的地に向かいながら合流可能な合流点を算出し、各前記車両が前記合流点を経由して前記目的地に向かうための経路を各前記通知装置に通知させる制御部と
    ユーザに特定された地点または施設の種別を取得する種別取得部と
    を備え
    前記制御部は、
    前記複数の車両が前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第1経路について第1コストを算出し、前記複数の第1経路のうち前記第1コストが最も低い一の第1経路上において前記合流点を算出可能であり、
    前記制御部は、
    前記一の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出可能であり、
    前記制御部は、
    前記複数の車両が、前記一の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を経由して前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路に関して第2コストを算出し、前記複数の第2経路に関する前記第2コストの合計値が予め定められた基準を超える場合に、前記一の第1経路の次に前記第1コストが低い別の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出可能な、走行支援装置。
  2. グループ化された複数の車両にそれぞれ搭載された複数の通知装置の通知を用いて、前記複数の車両の走行を支援する走行支援装置であって、
    地図データを取得するデータ取得部と、
    前記複数の車両の位置を取得する位置取得部と、
    前記複数の車両に共通する一の目的地を取得する目的地取得部と、
    前記地図データ、前記複数の車両の位置及び前記目的地に基づいて、各前記車両が前記目的地に向かいながら合流可能な合流点を算出し、各前記車両が前記合流点を経由して前記目的地に向かうための経路を各前記通知装置に通知させる制御部と、
    ユーザに特定された地点または施設の種別を取得する種別取得部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記複数の車両が前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第1経路について第1コストを算出し、前記複数の第1経路のうち前記第1コストが最も低い一の第1経路上において前記合流点を算出可能であり、
    前記制御部は、
    前記一の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出可能であり、
    前記制御部は、
    前記種別に対応する地点または施設を前記合流点として算出できない場合に、前記一の第1経路周辺上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出可能であり、
    前記制御部は、
    前記複数の車両が、前記一の第1経路周辺上の前記種別に対応する地点または施設を経由して前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路に関して第2コストを算出し、前記複数の第2経路に関する前記第2コストの合計値が予め定められた基準を超える場合に、前記一の第1経路の次に前記第1コストが低い別の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出可能な、走行支援装置。
  3. 請求項に記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記種別に対応する地点または施設を前記合流点として算出できない場合に、前記一の第1経路の次に前記第1コストが低い別の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出可能な、走行支援装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記一の第1経路上の候補点ごとに、前記複数の車両が前記候補点を経由して前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路に関して第2コストを算出し、前記複数の第2経路に関する前記第2コストの合計値が最も低い前記候補点を、前記合流点として特定する、走行支援装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の走行支援装置であって、
    複数の前記合流点が算出された場合に、ユーザに特定された一の前記合流点を取得する特定取得部
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    各前記車両が前記一の合流点を経由して前記目的地に向かうための経路を各前記通知装置に通知させる、走行支援装置。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    複数の前記合流点を算出した場合に、当該算出に用いた前記第1経路に対応する前記車両に最も近い一の前記合流点を算出し、各前記車両が前記一の合流点を経由して前記目的地に向かうための経路を各前記通知装置に通知させる、走行支援装置。
  7. グループ化された複数の車両にそれぞれ搭載された複数の通知装置の通知を用いて、前記複数の車両の走行を支援する走行支援方法であって、
    (a)前記複数の車両の位置を取得する工程と、
    (b)前記複数の車両に共通する一の目的地を取得する工程と、
    (c)地図データ、前記複数の車両の位置及び前記目的地に基づいて、各前記車両が前記目的地に向かいながら合流可能な合流点を算出する工程と、
    (d)各前記車両が前記合流点を経由して前記目的地に向かうための経路を各前記通知装置に通知させる工程と、
    (e)ユーザに特定された地点または施設の種別を取得する工程と
    を備え、
    前記工程(c)において、
    前記複数の車両が前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第1経路について第1コストを算出し、前記複数の第1経路のうち前記第1コストが最も低い一の第1経路上において前記合流点を算出し、
    前記工程(c)において、
    前記一の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出し、
    前記工程(c)において、
    前記複数の車両が、前記一の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を経由して前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路に関して第2コストを算出し、前記複数の第2経路に関する前記第2コストの合計値が予め定められた基準を超える場合に、前記一の第1経路の次に前記第1コストが低い別の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出する、走行支援方法
  8. グループ化された複数の車両にそれぞれ搭載された複数の通知装置の通知を用いて、前記複数の車両の走行を支援する走行支援方法であって、
    (a)前記複数の車両の位置を取得する工程と、
    (b)前記複数の車両に共通する一の目的地を取得する工程と、
    (c)地図データ、前記複数の車両の位置及び前記目的地に基づいて、各前記車両が前記目的地に向かいながら合流可能な合流点を算出する工程と、
    (d)各前記車両が前記合流点を経由して前記目的地に向かうための経路を各前記通知装置に通知させる工程と、
    (e)ユーザに特定された地点または施設の種別を取得する工程と
    を備え、
    前記工程(c)において、
    前記複数の車両が前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第1経路について第1コストを算出し、前記複数の第1経路のうち前記第1コストが最も低い一の第1経路上において前記合流点を算出し、
    前記工程(c)において、
    前記一の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出し、
    前記工程(c)において、
    前記種別に対応する地点または施設を前記合流点として算出できない場合に、前記一の第1経路周辺上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出し、
    前記工程(c)において、
    前記複数の車両が、前記一の第1経路周辺上の前記種別に対応する地点または施設を経由して前記目的地にそれぞれ向かうための複数の第2経路に関して第2コストを算出し、前記複数の第2経路に関する前記第2コストの合計値が予め定められた基準を超える場合に、前記一の第1経路の次に前記第1コストが低い別の第1経路上の前記種別に対応する地点または施設を、前記合流点として算出する、走行支援方法
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