JP5906398B2 - スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法 - Google Patents

スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法 Download PDF

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本発明は、基板と接触したマスク上でスキージを摺動させて基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法に関するものである。
従来のスクリーン印刷装置では、マスクをマスクホルダに対する規定の取付け位置に位置決めする場合には、マスクの前縁(オペレータから見たマスクの手前側の縁)が所定の目印と上下に一致するようにしていた。この場合目印はマスクと基板の位置合わせをする際に用いられるカメラの上面に設けられ、マスクの位置決めを行う前にカメラをオペレータの側に移動させるようにしていた(例えば特許文献1)。
特開2007−237647号公報
しかしながら、上記従来のマスクの位置決め方法では、マスクの前縁と目印とを上下に正確に一致させて規定の取付け位置にマスクを位置決めするには熟練が必要であった。また、カメラはマスクと基板の位置合わせ時における通常の使用の範囲を超えてオペレータ側に移動させる必要があることから、その分オペレータ側の領域にスペースが必要となってスクリーン印刷装置が大型化するという問題点もあった。
そこで本発明は、熟練を必要とすることなく、マスクホルダに対するマスクの正確な位置決めを行うことができ、併せて装置の大型化を防止することができるスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法を提供することを目的とする。
本発明のスクリーン印刷装置は、マスクホルダに保持されたマスクに基板を接触させ、前記基板と接触した前記マスク上でスキージを摺動させて前記基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、前記マスクホルダに対する規定の取付け位置に位置された前記マスクの後縁を映し出すことができる所定の位置に位置されて撮像を行う撮像手段と、前記マスクホルダに設けられ、前記所定の位置に位置された前記撮像手段の撮像視野内に前記マスクの前記後縁が入る前記マスクの仮位置決め位置を標示する仮位置決め位置標示部と、前記マスクの仮位置決め位置の情報を記憶する記憶部と、前記仮位置決め位置に前記マスクが位置決めされた状態で前記撮像手段の撮像画像を表示するとともに、その撮像画像内に、前記マスクが前記規定の取付け位置に位置決め位置された場合に前記マスクの前記後縁が位置すべき位置を示す後縁位置マークを表示する画像表示手段とを備え、前記画像表示手段は、前記仮位置決め位置標示部によって標示される仮位置決め位置の情報を前記記憶部から読みだして表示する
本発明のスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法は、マスクホルダに保持されたマスクに基板を接触させ、前記基板と接触した前記マスク上でスキージを摺動させて前記基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法であって、前記マスクホルダに対する規定の取付け位置に位置された前記マスクの後縁を映し出すことができる所定の位置に位置した撮像手段の撮像視野内に前記マスクの前記後縁が入るように、前記マスクホルダに設けられた仮位置決め位置標示部によって標示される仮位置決め位置に前記マスクを位置決めする仮位置決め工程と、前記マスクを前記仮位置決め位置に位置決めした状態で前記撮像手段の撮像画像を画像表示手段に表示するとともに、その撮像画像内に、前記マスクが前記規定の取付け位置に位置決めされた場合に前記マスクの前記後縁が位置すべき位置を示す後縁位置マークを表示する画像表示工程と、前記画像表示手段に表示される前記撮像画像を見ながら前記マスクの前記後縁が前記後縁位置マークに合うように前記マスクホルダ上で前記マスクを移動させて前記マスクを位置決めする本位置決め工程とを含み、前記仮位置決め工程で、前記画像表示手段は前記仮位置決め位置標示部によって標示される仮位置決め位置の情報を表示する
本発明では、マスクホルダに対する規定の取付け位置に位置されたマスクの後縁を映し出すことができる所定の位置に位置した撮像手段の撮像視野内にマスクの後縁が入るように、マスクホルダに設けられた仮位置決め位置標示部によって標示される仮位置決め位置にマスクの位置決め(仮位置決め)を行った後、画像表示手段に表示される撮像手段の撮像画像を見ながら、マスクの後縁が後縁位置マークに合うようにマスクホルダ上でマスクを移動させてマスクの位置決め(本位置決め)を行うようになっており、マスクの位置決めに際してオペレータの個人差が生じる余地は少ないので、熟練を必要とすることなく、マスクホルダに対するマスクの正確な位置決めを行うことができる。また、マスクの後縁を映し出す撮像手段がマスクと基板との位置合わせをする際の位置合わせ用のカメラとしての用いられる場合には、位置合わせ時に必要な範囲を超えてオペレータ側に移動させる必要がないのでそのためのスペースが不要であり、スクリーン印刷装置の大型化を防止することができる。
本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置の側面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置の一部の平面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置の制御系統を示すブロック図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置のマスクホルダに対するマスクの位置決め手順を説明する図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置が備えるディスプレイ装置に表示される表示画面の一例を示す図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷装置の動作説明図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すスクリーン印刷装置1は基板2に対する半田ペースト等のペーストPstのスクリーン印刷を繰り返し実行する装置であり、基台3上に設けられて基板2の保持及び移動を行う基板保持移動ユニット4、基板保持移動ユニット4の上方に設けられたマスクホルダ5、マスクホルダ5によって水平姿勢に保持されたマスク6、マスクホルダ5の上方に設けられたスキージユニット7及びマスクホルダ5の下方を移動自在に設けられたカメラユニット8を備えている。
図1において、基板保持移動ユニット4は、基台3上に設けられたXYθ移動機構11によって水平面内方向移動と上下軸回り回転が可能なベーステーブル12の上方に第1昇降テーブル13と第2昇降テーブル14が下方からこの順で設けられた構成を有する。
XYθ移動機構11は基台3上をY軸方向(図2に示すオペレータOPから見た前後方向であり、図1の紙面の左右方向)に延びたY軸テーブル11a、Y軸テーブル11a上をX軸方向(オペレータOPから見た左右方向であり、図1の紙面に直交する方向)に延びて設けられたX軸テーブル11b及びX軸テーブル11b上に設けられたθテーブル11cが段積みされて成り、Y軸テーブル11aの駆動によりX軸テーブル11bがY軸テーブル11a上をY軸方向に移動し、X軸テーブル11bの駆動によりθテーブル11cがX軸テーブル11b上をX軸方向に移動し、θテーブル11cの駆動によりベーステーブル12が図1の紙面の上下方向の軸(Z軸方向とする)回りに回転する。すなわちベーステーブル12はXYθ移動機構11によって水平面内で移動する。第1昇降テーブル13は第1昇降テーブル昇降モータ13mによってベーステーブル12に対して昇降し、第2昇降テーブル14は第2昇降テーブル昇降モータ14mによって第1昇降テーブル13に対して昇降する。
第1昇降テーブル13からは一対のコンベア支持部材15が第2昇降テーブル14を貫通して上方に延びて設けられており、これら一対のコンベア支持部材15によって、X軸方向に延びてY軸方向に対向配置された一対の搬送コンベア16が支持されている。一対の搬送コンベア16は基板2の両端部を下方から支持してX軸方向に搬送する。第2昇降テーブル14の上面には下受け部材17が設けられている。
一対の搬送コンベア16の上方にはY軸方向に延びてX軸方向に対向配置された一対のクランプ部材(クランパ18)が設けられている。一対のクランパ18はクランパ開閉シリンダ18sの作動によってY軸方向に開閉し、搬送コンベア16上の基板2の両端部を挟んで保持(クランプ)する。
図1及び図2において、マスクホルダ5はY軸方向に延びてX軸方向に対向して配置された断面「L」字状の一対のマスク載置部材5aと、各マスク載置部材5aの上方に配置された複数のマスク固定シリンダ5bを有して成る。
図2において、マスク6はXY平面に広がって延びた平板形状のプレート部6aとプレート部6aの外周を保持する枠状部6bから成り、枠状部6bによって囲まれたプレート部6aの矩形の領域内には基板2上の電極2aに対応するパターン孔6hが設けられている。マスク6は枠状部6bのX軸方向に対向する両辺がマスクホルダ5の一対のマスク載置部材5aにY軸方向にスライド移動自在に支持されており、規定の取付け位置に位置決めされた状態で複数のマスク固定シリンダ5bによって上方からマスク載置部材5aに押し付けられることでマスクホルダ5に保持される。マスクホルダ5に対するマスク6の取付け位置はスクリーン印刷の対象とする基板2の種類に応じて個別に規定されている。マスクホルダ5に対するマスク6の規定の取付け位置への位置決め手順については後述する。
図2において、基板2の対角位置には2つ一組の基板側マーク2mが設けられており、マスク6のプレート部6aには基板側マーク2mに対応して配置された2つ一組のマスク側マーク6mが設けられている(図4(b)も参照)。これら基板側マーク2mとマスク側マーク6mとが平面視において一致する状態で基板2をマスク6に接触させると、基板2の電極2aとマスク6のパターン孔6hとが合致した状態となる。
図1において、スキージユニット7は、スキージベース21の下方にY軸方向に対向配置された2つのスキージ22を備えて成り、スキージユニット移動機構23によってY軸方向に移動される。スキージユニット移動機構23は、マスクホルダ5の上方をY軸方向に延びたスキージユニット移動ボール螺子23a及びスキージユニット移動ボール螺子23aを回転駆動するスキージユニット移動モータ23bから成り、スキージユニット移動ボール螺子23aはスキージベース21に貫通螺入している。このためスキージユニット移動モータ23bによりスキージユニット移動ボール螺子23aを正逆回転させるとこれに応じてスキージベース21がY軸方向に往復移動する。2つのスキージ22はスキージベース21に設けられたスキージ昇降シリンダ24によってスキージベース21に対して個別に昇降される。
図1及び図2において、カメラユニット8は撮像視野を上方に向けた上方撮像カメラ31と撮像視野を下方に向けた下方撮像カメラ32を有して成り、カメラユニット8はカメラユニット移動機構33によって水平面内で移動自在になっている。カメラユニット移動機構33は、マスクホルダ5の下方をY軸方向に延びて設けられたY軸ガイド34、Y軸ガイド34に一端が取付けられてX軸方向に延びたX軸ガイド35、X軸ガイド35をY軸ガイド34に沿って移動させるY軸駆動モータ34m及びX軸ガイド35に設けられたカメラユニット8をX軸ガイド35に沿って移動させるX軸駆動モータ35mから成り、カメラユニット8は、Y軸駆動モータ34mによるX軸ガイド35のY軸方向への移動と、X軸駆動モータ35mの駆動によるカメラユニット8自身のX軸方向への移動との組み合わせによって水平面内で移動される。
基板保持移動ユニット4が備える搬送コンベア16による基板2のX軸方向への搬送動作、第2昇降テーブル昇降モータ14mによる第2昇降テーブル14の昇降動作(後述する基板2の下面の支持動作)、クランパ開閉シリンダ18sによるクランパ18の基板クランプ動作、XYθ移動機構11による基板2の水平面内での移動動作及び第1昇降テーブル昇降モータ13mによる第1昇降テーブル13の昇降動作(後述するクランプされた基板2の昇降動作)の各制御は、スクリーン印刷装置1が備える制御装置40が行う(図3)。また、スキージユニット移動モータ23bによるスキージユニット7のY軸方向への移動動作及びスキージ昇降シリンダ24による各スキージ22の昇降動作の各制御も制御装置40が行う(図3)。更に、複数のマスク固定シリンダ5bによるマスクホルダ5へのマスク6の固定動作も、制御装置40が各マスク固定シリンダ5bを作動させることによってなされる(図3)。
Y軸駆動モータ34mとX軸駆動モータ35mによるカメラユニット8の水平面内での移動動作、カメラユニット8が備える上方撮像カメラ31の撮像動作及び下方撮像カメラ32の撮像動作の各制御は制御装置40によってなされる。上方撮像カメラ31の撮像動作によって得られた画像データ及び下方撮像カメラ32の撮像動作によって得られた画像データはそれぞれ制御装置40に入力され、画像認識部40aにおいて画像認識処理される(図3)。また、上方撮像カメラ31の撮像画像は制御装置40の表示制御部40bを通じて制御装置40に繋がるディスプレイ装置41に表示される(図3)。
図2及び図4(a),(b)において、マスクホルダ5の一方のマスク載置部材5aの前方位置(オペレータOPの側の位置)にはY軸方向に目盛が刻まれたスケールSCがY軸方向(マスクホルダ5に対するマスク6のスライド移動可能な方向)に延びて設けられている。
次に、スクリーン印刷装置1によるスクリーン印刷作業に先立って行われるマスクホルダ5に対するマスク6の位置決め作業の実行手順(マスク位置決め方法)とその後のマスクホルダ5へのマスク6の固定作業の実行手順について説明する。オペレータOPは、マスク6の位置決め作業を行うには、先ず、制御装置40に繋がる入力部42(図3)から、これから取付けようとするマスク6の種類を指定したマスク位置決め作業開始操作を行う。
制御装置40は、オペレータOPによるマスク位置決め作業開始の操作入力を受けたら、カメラユニット移動機構33を構成するY軸駆動モータ34m及びX軸駆動モータ35mの作動制御を行ってカメラユニット8を水平面内で移動させ、マスクホルダ5に対する規定の取付け位置に位置したマスク6の後縁6R(オペレータOPから見たマスク6の枠状部6bの奥側の縁)を下方から映し出すことができる所定の位置(「撮像位置」と称する)に上方撮像カメラ31を位置させたうえで(図4(a))、上方撮像カメラ31の撮像画像W(動画)をディスプレイ装置41の表示画面41a(図5)に表示させる。このように上方撮像カメラ31は、マスクホルダ5に対する規定の取付け位置に位置されたマスク6の後縁6Rを映し出すことができる所定の位置(撮像位置)に位置されて撮像を行う撮像手段となっている。なお、上方撮像カメラ31が位置される撮像位置はスクリーン印刷作業の対象とする基板2の種類(したがってマスク6の種類)によって異なるが、制御装置40はオペレータOPが入力操作で指定したマスク6の種類に応じて適宜選択して設定する。
図5に示すように、ディスプレイ装置41に表示される上方撮像カメラ31の撮像画像W内には、マスク6の後縁6Rの延びる方向(X軸方向)と平行な直線から成る後縁位置マークMが表示される。この後縁位置マークMは、マスク6がマスクホルダ5に対する規定の取付け位置に位置決めされた場合にマスク6の後縁6Rが位置すべき位置を示す。
制御装置40の制御によって上方撮像カメラ31が撮像位置に移動され、上方撮像カメラ31の撮像視野内の画像である撮像画像Wがディスプレイ装置41の表示画面41aに表示される状態となったら、オペレータOPは、マスクホルダ5の一対のマスク載置部材5a上でマスク6の枠状部6bの左右両辺をスライドさせるようにしてマスクホルダ5上にマスク6を載置する。そして、マスクホルダ5上でマスク6をスライド移動させ、撮像位置に位置した上方撮像カメラ31の撮像視野内にマスク6の後縁6Rが入るように、スケールSCによって標示される仮位置決め位置にマスク6を位置決め(仮位置決め)する(図4(b)。仮位置決め工程)。
ここで、上記仮位置決め位置は、マスクホルダ5に対するマスク6の前縁6F(オペレータOPから見たマスク6の枠状部6bの手前側の縁)の位置によって規定される。仮位置決め位置は基板2の種類に応じて予め定められており、オペレータOPはその位置をスケールSCの目盛から読み取る。そして、マスク6の前縁6Fをそのマスク6に対応した仮位置決め位置に位置させる。このように本実施の形態において、スケールSCは、マスクホルダ5に設けられ、撮像位置に位置された上方撮像カメラ31の撮像視野内にマスク6の後縁6Rが入るマスク6の仮位置決め位置を標示する仮位置決め位置標示部となっている。
ここで、基板2の種類に応じたマスク6の仮位置決め位置(マスク6の前縁6Fの位置)がスケールSCの目盛のどの位置に対応するかについての情報は、図5に示すように、ディスプレイ装置41の表示画面41a内の仮位置決め位置画像表示部41bに画像表示される。このとき制御装置40は、オペレータOPが入力部42から指定した基板2の種類に対応するマスク6の仮位置決め位置の情報を記憶部40c(図3)から読みだしてディスプレイ装置41に表示する。仮位置決め位置画像表示部41b中に示す目盛はスケールSC上の目盛に対応したものとなっており、このためオペレータOPは、ディスプレイ装置41の表示画面41aを見ながら仮位置決め時におけるマスク6の仮位置決め位置を確認することができる。
なお、マスク6の仮位置決め位置は、上記のようにディスプレイ装置41の表示画面41aに画像表示する代わりに、スケールSCにマーク等を書き込んで標示するようにしてもよい。また、基板2の種類とスケールSCの目盛の位置との対応を記した対応表を用意してこれをオペレータOPの見やすい位置に取付けておくようにしてもよい。或いは、スケールSCを用いることなく、マスクホルダ5のマスク載置部材5aの前方の上面位置(スケールSCが取付けられる位置)に仮位置決め位置がマーク等により標示されるのであってもよい。
オペレータOPが上記のようにしてマスク6の仮位置決めを行うと、上方撮像カメラ31の撮像視野内にマスク6の後縁6Rが入り、ディスプレイ装置41に表示される上方撮像カメラ31の撮像画像W内にマスク6の後縁6Rとともに上記後縁位置マークMが映し出される(図5)。すなわち、制御装置40は、マスク6が仮位置決め位置に位置決め(仮位置決め)された状態で上方撮像カメラ31の撮像画像Wをディスプレイ装置41に表示するとともに、その撮像画像W内に、マスク6が規定の取付け位置に位置決めされた場合にマスク6の後縁6Rが位置すべき位置を示す後縁位置マークMを表示する(画像表示工程)。このときディスプレイ装置41は、仮位置決め位置にマスク6が位置決め(仮位置決め)された状態で上方撮像カメラ31の撮像画像Wを表示するとともに、その撮像画像W内に、マスク6が規定の取付け位置に位置決め位置された場合にマスク6の後縁6Rが位置すべき位置を示す後縁位置マークMを表示する画像表示手段として機能する。
ディスプレイ装置41に表示される上方撮像カメラ31の撮像画像W内にマスク6の後縁6Rが後縁位置マークMとともに映し出されたら、オペレータOPは、ディスプレイ装置41に表示される撮像画像Wを見ながら、マスク6の後縁6Rが後縁位置マークMに合うようにマスクホルダ5上でマスク6を移動させてマスク6の位置決め(本位置決め)を行う(本位置決め工程)。
上記本位置決め工程が終了してマスクホルダ5に対するマスク6の位置決め作業が完了したら、オペレータOPはマスクホルダ5に対するマスク6の固定作業を行う。オペレータOPは、マスク6の位置決め作業の後、そのままマスク6の固定作業に移るのであればディスプレイ装置41の表示画面41aに表示された実行ボタン41c(図5)を操作し、マスク6の固定作業に移らないのであれば表示画面41aに表示された中断ボタン41d(図5)を操作する。制御装置40は、実行ボタン41cの操作入力を受けたらマスク固定シリンダ5bを作動させ、マスク6をマスクホルダ5に固定する。これによりマスクホルダ5へのマスク6の固定作業が終了する。
上記のようにしてマスクホルダ5に対するマスク6の固定作業が終了したら、オペレータOPは入力部42から所定のスクリーン印刷作業開始操作を行う。スクリーン印刷作業開始操作を受けた制御装置40は、スクリーン印刷装置1の外部から投入された基板2を搬送コンベア16により受け取って搬送し、一対のクランパ18の間の下方の作業位置に基板2を位置決めする。そして、第2昇降テーブル14を第1昇降テーブル13に対して上昇させ、下受け部材17により基板2の下面を支持した後、第2昇降テーブル14を上昇させて基板2を搬送コンベア16から持ち上げ、一対のクランパ18により基板2の両端部をY軸方向からクランプして保持する。
制御装置40は基板2をクランプしたら、カメラユニット8をマスク6の下方領域内に移動させ、基板2に設けられた基板側マーク2mを基板2の上方から下方撮像カメラ32により撮像して基板側マーク2mの画像データを取得し、次いでマスク6に設けられたマスク側マーク6mをマスク6の下方から上方撮像カメラ31により撮像してマスク側マーク6mの画像データを取得する。そして、得られた基板側マーク2mの画像データに基づく画像認識を行って基板2の位置を算出するとともに、マスク側マーク6mの画像データに基づく画像認識を行ってマスク6の位置を算出する。
制御装置40は、基板2の位置とマスク6の位置を算出したら、カメラユニット8をマスク6の下方領域から外れた位置に移動させる。そして、XYθ移動機構11の作動制御を行って、基板側マーク2mがマスク側マーク6mの直下に位置するように基板2を移動させる。これによりマスク6に対する基板2の位置合わせがなされる。
制御装置40は、マスク6に対する基板2の位置合わせを行ったら、基板保持移動ユニット4の第1昇降テーブル13をベーステーブル12に対して上昇させて(図6中に示す矢印A)、基板2の上面及びクランパ18の上面をマスク6の下面に接触させる(図6)。これにより基板2の電極2aとマスク6のパターン孔6hが合致した状態となる。
制御装置40は、マスク6に基板2を接触させたら、一方のスキージ22をスキージベース21に対して下降させてその下端部をマスク6上に当接させ、スキージベース21をY軸方向に移動させることによって(図6中に示す矢印B)、スキージ22をマスク6上で摺動させる。これにより予めマスク6上に供給しておいたペーストPstがスキージ22によって掻き寄せられ、マスク6上のペーストPstが基板2の電極2aに転写される。
上記ペーストPstの転写工程では、制御装置40は、スキージベース21をスクリーン印刷装置1の前方から後方に(図6では紙面の左方から右方に)移動させるときには前方(図6の紙面の左側)に位置するスキージ22をマスク6に当接させ、スキージベース21をスクリーン印刷装置1の後方から前方に(図6では紙面の右方から左方に)移動させるときには後方(図6の紙面に右側))に位置するスキージ22をマスク6に当接させる。
制御装置40は、上記ペーストPstの転写作業が終了したら、第1昇降テーブルの13を下降させ、マスク6から基板2を離間させることによって版離れを行い、更に、一対のクランパ18による基板2の保持(クランプ)を解除した後、第2の昇降テーブル14を下降させて、基板2を搬送コンベア16に下す。そして、搬送コンベア16を作動させてスクリーン印刷装置1の外部に基板2を搬出する。これにより基板2の1枚当たりのスクリーン印刷作業が終了する。
以上説明したように、本実施の形態におけるスクリーン印刷装置1及びスクリーン印刷装置1におけるマスク位置決め方法では、マスクホルダ5に対する規定の取付け位置に位置されたマスク6の後縁6Rを映し出すことができる所定の位置(撮像位置)に位置した上方撮像カメラ31の撮像視野内にマスク6の後縁6Rが入るように、マスクホルダ5に設けられた仮位置決め位置標示部(スケールSC)によって標示される仮位置決め位置にマスク6の位置決め(仮位置決め)を行った後、ディスプレイ装置41に表示される上方撮像カメラ31の撮像画像Wを見ながら、マスク6の後縁6Rが後縁位置マークMに合うようにマスクホルダ5上でマスク6を移動させてマスク6の位置決め(本位置決め)を行うようになっており、マスク6の位置決めに際してオペレータOPの個人差が生じる余地は少ないので、熟練を必要とすることなく、マスクホルダ5に対するマスク6の正確な位置決めを行うことができる。また、マスク6の後縁6Rを映し出す上方撮像カメラ31はマスク6と基板2との位置合わせをする際の位置合わせ用のカメラとしても用いられているが、位置合わせ時に必要な範囲を超えてオペレータOP側に移動させる必要がないのでそのためのスペースが不要であり、スクリーン印刷装置1の大型化を防止することができる。
熟練を必要とすることなく、マスクホルダに対するマスクの正確な位置決めを行うことができ、併せて装置の大型化を防止することができるスクリーン印刷装置及びスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法を提供する。
1 スクリーン印刷装置
2 基板
5 マスクホルダ
6 マスク
6F 前縁
6R 後縁
22 スキージ
31 上方撮像カメラ(撮像手段)
41 ディスプレイ装置(画像表示手段)
SC スケール(仮位置決め位置標示部)
M 後縁位置マーク
W 撮像画像
Pst ペースト

Claims (2)

  1. マスクホルダに保持されたマスクに基板を接触させ、前記基板と接触した前記マスク上でスキージを摺動させて前記基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であって、
    前記マスクホルダに対する規定の取付け位置に位置された前記マスクの後縁を映し出すことができる所定の位置に位置されて撮像を行う撮像手段と、
    前記マスクホルダに設けられ、前記所定の位置に位置された前記撮像手段の撮像視野内に前記マスクの前記後縁が入る前記マスクの仮位置決め位置を標示する仮位置決め位置標示部と、
    前記マスクの仮位置決め位置の情報を記憶する記憶部と、
    前記仮位置決め位置に前記マスクが位置決めされた状態で前記撮像手段の撮像画像を表示するとともに、その撮像画像内に、前記マスクが前記規定の取付け位置に位置決め位置された場合に前記マスクの前記後縁が位置すべき位置を示す後縁位置マークを表示する画像表示手段とを備え
    前記画像表示手段は、前記仮位置決め位置標示部によって標示される仮位置決め位置の情報を前記記憶部から読みだして表示することを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. マスクホルダに保持されたマスクに基板を接触させ、前記基板と接触した前記マスク上でスキージを摺動させて前記基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法であって、
    前記マスクホルダに対する規定の取付け位置に位置された前記マスクの後縁を映し出すことができる所定の位置に位置した撮像手段の撮像視野内に前記マスクの前記後縁が入るように、前記マスクホルダに設けられた仮位置決め位置標示部によって標示される仮位置決め位置に前記マスクを位置決めする仮位置決め工程と、
    前記マスクを前記仮位置決め位置に位置決めした状態で前記撮像手段の撮像画像を画像表示手段に表示するとともに、その撮像画像内に、前記マスクが前記規定の取付け位置に位置決めされた場合に前記マスクの前記後縁が位置すべき位置を示す後縁位置マークを表示する画像表示工程と、
    前記画像表示手段に表示される前記撮像画像を見ながら前記マスクの前記後縁が前記後縁位置マークに合うように前記マスクホルダ上で前記マスクを移動させて前記マスクを位置決めする本位置決め工程とを含み、
    前記仮位置決め工程で、前記画像表示手段は前記仮位置決め位置標示部によって標示される仮位置決め位置の情報を表示することを特徴とするスクリーン印刷装置におけるマスク位置決め方法。
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