JP5903793B2 - スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置 - Google Patents

スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5903793B2
JP5903793B2 JP2011170501A JP2011170501A JP5903793B2 JP 5903793 B2 JP5903793 B2 JP 5903793B2 JP 2011170501 A JP2011170501 A JP 2011170501A JP 2011170501 A JP2011170501 A JP 2011170501A JP 5903793 B2 JP5903793 B2 JP 5903793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
hole
base
spindle motor
base portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011170501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013038835A (ja
Inventor
雅和 松山
雅和 松山
良佑 尾上
良佑 尾上
和弘 藤谷
和弘 藤谷
翔 張
翔 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2011170501A priority Critical patent/JP5903793B2/ja
Priority to US13/424,632 priority patent/US8881372B2/en
Priority to CN201210086071.9A priority patent/CN102916530B/zh
Publication of JP2013038835A publication Critical patent/JP2013038835A/ja
Priority to US14/507,907 priority patent/US9450457B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5903793B2 publication Critical patent/JP5903793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/0056Manufacturing winding connections
    • H02K15/0062Manufacturing the terminal arrangement per se; Connecting the terminals to an external circuit
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/38Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation around winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

本発明は、スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置に関する。
ハードディスク装置には、磁気ディスクを回転させるためのスピンドルモータが、搭載されている。スピンドルモータは、装置のハウジングに固定される静止部と、磁気ディスクを支持しつつ回転する回転部とを有する。スピンドルモータは、静止部と回転部との間に発生する磁束により、中心軸を中心としたトルクを発生させ、静止部に対して回転部を回転させる。
スピンドルモータの静止部は、磁束を発生させるためのコイルを有する。コイルを構成する導線は、スピンドルモータの外部へ引き出され、回路基板に半田付けされている。例えば、特開2010−9644号公報の段落0021には、コイルから引き出される引出線を、ベースプレートに形成された貫通孔を介してハウジングの外部へ導き、コネクタを経由して回路基板に接続することが、記載されている。
特開2010−9644号公報
また、特開2010−9644号公報のベースプレートの内側には、挿通孔を有する封止シートが、配置されている。引き出し線は、封止シートの挿通孔とベースプレートの貫通孔とを通って、引き出されている(段落0022〜0027)。同公報の段落0028に記載のように、このような構造においては、封止シートの挿通孔の中心と、ベースプレートの貫通孔の中心とが一致するように、封止シートを配置することが望ましい。
しかしながら、封止シートの挿通孔とベースプレートの貫通孔とを、相互に位置決めしつつ、ベースプレートに封止シートを取り付ける作業は、高い技術を要する。特に、近年では、ディスク駆動装置の気密性を向上させるために、ベースプレートの貫通孔を、小さくすることが求められている。そうすると、上記の作業は、より困難なものとなる。また、ベースプレートの貫通孔が小さくなると、導線とベースプレートとを非接触に保つことも、困難となる。
本発明の目的は、導線の引き出しに関連する作業を容易にし、また、導線とベース部との接触を抑制できるスピンドルモータの製造方法およびスピンドルモータを提供することである。
本願の例示的な第1発明は、スピンドルモータの製造方法において、a)上下に延びる中心軸の周囲において径方向に広がるベース部と、前記ベース部を軸方向に貫通するベース孔と、を有する金属製の部材を用意する工程と、b)前記工程a)の後に、前記ベース部の上面に、前記ベース孔を覆うように、熱可塑性樹脂からなるシートを密着させる工程と、c)前記工程b)の後に、前記シートの少なくとも前記ベース孔と重なる領域に熱を与え、前記シートに、前記ベース孔に連通するシート孔を形成する工程と、d)前記工程c)の後に、前記ベース部の上方にコイルを配置し、前記コイルを構成する導線を、前記シート孔および前記ベース孔に通して、前記ベース部の下方へ引き出す工程と、を備える製造方法である。
本願の例示的な第2発明は、静止部と、上下に延びる中心軸を中心として、前記静止部に対して回転可能に支持される回転部とを備え、前記静止部は、前記中心軸の周囲において径方向に広がる金属製のベース部と、前記ベース部の上面に密着された、熱可塑性樹脂からなるシートと、前記ベース部の上方に配置されたコイルと、を有し、前記ベース部は、軸方向に貫通するベース孔を有し、前記シートは、前記ベース孔に連通するシート孔と、前記シート孔の周縁部に設けられ、前記シートの他の部位より軸方向の厚みが厚い環状縁部と、を有し、前記コイルを構成する導線が、前記シート孔および前記ベース孔を通って、前記ベース部の下方へ達しているスピンドルモータである。
本願の例示的な第1発明によれば、ベース部にシートを密着させた後に、シート孔を形成する。このため、ベース部にシートを密着させる時には、ベース孔とシート孔とを精密に位置決めする必要がない。また、熱により樹脂を溶融させて、シート孔を形成する。したがって、シートの配置およびシート穴の形成を、容易に行うことができる。また、シート孔の周囲には、シートの他の部位よりも軸方向の厚みが厚い環状縁部が形成される。このため、シート孔を通って引き出される導線と、ベース部との接触を、抑制できる。
本願の例示的な第2発明によれば、環状縁部によって、シート孔の周囲におけるシートの強度が向上する。環状縁部は、導線に押された場合にも、撓みにくい。したがって、導線のベース部との接触が、抑制される。
図1は、スピンドルモータの部分縦断面図である。 図2は、ディスク駆動装置の縦断面図である。 図3は、スピンドルモータの縦断面図である。 図4は、絶縁シートの付近における静止部の部分縦断面図である。 図5は、ベース部および絶縁シートの上面図である。 図6は、スピンドルモータの製造工程の一部分を示したフローチャートである。 図7は、絶縁シートにシート孔を形成するときの様子を示した図である。 図8は、絶縁シートにシート孔を形成するときの様子を示した図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下では、中心軸に沿う方向を上下方向とし、ベース部に対してコイル側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、説明の便宜のために上下方向を定義したものであって、本発明に係るスピンドルモータおよびディスク駆動装置の、使用時の姿勢を限定するものではない。
<1.一実施形態に係るスピンドルモータ>
図1は、本発明の一実施形態に係るスピンドルモータ2Aの部分縦断面図である。図1に示すように、スピンドルモータ2Aは、静止部3Aと回転部4Aとを備えている。回転部4Aは、上下に延びる中心軸を中心として、静止部3Aに対して、回転可能に支持されている。
静止部3Aは、金属製のベース部52Aと、熱可塑性樹脂からなるシート34Aと、コイル37Aとを有している。ベース部52Aは、中心軸の周囲において、径方向(中心軸に直交する方向。以下同じ)に広がっている。シート34Aは、ベース部52Aの上面に密着されている。コイル37Aは、ベース部52Aの上方に配置されている。
ベース部52Aは、軸方向(中心軸に沿う方向。以下同じ)に貫通するベース孔521Aを、有している。シート34Aは、ベース孔521Aに連通するシート孔341Aと、シート孔341Aの周縁部に設けられた環状縁部342Aと、を有している。環状縁部342Aの軸方向の厚みは、シート34Aの他の部位の軸方向の厚みより、厚い。コイル37Aを構成する導線371Aは、シート孔341Aおよびベース孔521Aを通って、ベース部52Aの下方へ達している。
このスピンドルモータ2Aの製造時には、まず、ベース部52Aとベース孔521Aとを有する金属製の部材を、用意する。次に、ベース部52Aの上面に、ベース孔521Aを覆うように、シート34Aを密着させる。続いて、シート34Aの少なくともベース孔521Aと重なる領域に、熱を与える。これにより、シート34Aにシート孔341Aを形成する。その後、ベース部52Aの上方に、コイル37Aを配置する。また、コイル37Aを構成する導線371Aを、シート孔341Aおよびベース孔521Aに通して、ベース部52Aの下方へ引き出す。
このように、本実施形態では、ベース部52Aにシート34Aを密着させた後に、シート孔341Aを形成する。このため、ベース部52Aにシート34Aを密着させる時には、ベース孔521Aとシート孔341Aとを精密に位置決めする必要がない。また、熱により樹脂を溶融させることによって、シート孔341Aを形成する。したがって、シート34Aの配置およびシート穴341Aの形成を、容易に行うことができる。
また、シート孔341Aの周囲には、環状縁部342Aが形成される。この環状縁部342Aによって、シート孔341Aの周囲におけるシート34Aの強度が向上する。環状縁部342Aは、導線371Aに押された場合にも、撓みにくい。したがって、導線371Aとベース部52Aとの接触が、抑制される。また、シート孔341Aに導線371Aを通すときには、環状縁部342Aをガイドとして利用できる。これにより、シート孔341Aに導線371Aを通す作業が、容易となる。
<2.より具体的な実施形態>
<2−1.ディスク駆動装置の構成>
続いて、本発明のより具体的な実施形態について説明する。
図2は、ディスク駆動装置1の縦断面図である。ディスク駆動装置1は、磁気ディスク12を回転させつつ、磁気ディスク12に対して情報の読み出しおよび書き込みを行う装置である。図2に示すように、ディスク駆動装置1は、ハウジング11、2枚の磁気ディスク12、アクセス部13、およびスピンドルモータ2を備えている。なお、ディスク駆動装置1は、1枚または3枚以上の磁気ディスクを備えていてもよい。
ハウジング11は、2枚の磁気ディスク12、アクセス部13、およびスピンドルモータ2を内部に収容する筐体である。スピンドルモータ2は、2枚の磁気ディスク12を支持しつつ、これらの磁気ディスク12を、中心軸9を中心として回転させる。アクセス部13は、磁気ディスク12の記録面に沿ってヘッド131を移動させて、磁気ディスク12に対する情報の読み出しおよび書き込みを行う。なお、アクセス部13は、磁気ディスク12に対して、情報の読み出しおよび書き込みの一方のみを行うものであってもよい。
<2−2.スピンドルモータの構成>
続いて、上記のスピンドルモータ2の構成について説明する。図3は、スピンドルモータ2の縦断面図である。図3に示すように、スピンドルモータ2は、静止部3と回転部4とを、備えている。静止部3は、ディスク駆動装置1のハウジング11に対して、相対的に静止している。回転部4は、静止部3に対して、回転可能に支持されている。
本実施形態の静止部3は、ベース部材31、ステータユニット32、回路基板33、絶縁シート34、および静止軸受ユニット35を有している。
ベース部材31は、ハウジング11の底部および側部を構成する部材である。ステータユニット32や静止軸受ユニット35は、ベース部材31に支持されている。ベース部材31は、例えば、アルミニウム合金等の金属の鋳造により、得られる。図3に示すように、ベース部材31は、円筒部51およびベース部52を、含んでいる。円筒部51は、中心軸9の周囲に設けられた略円筒状の部位である。ベース部52は、円筒部51の下端部から、径方向外側へ向けて広がる、略平板状の部位である。
ステータユニット32は、ステータコア36と、複数のコイル37と、を有する。ステータコア36は、複数の鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ステータコア36は、円環状のコアバック361と、コアバック361から径方向外側へ向けて突出した複数本のティース362と、を有する。コアバック361は、ベース部材31の円筒部51に、固定されている。複数本のティース362は、周方向に略等間隔に、配列されている。
複数のコイル37は、ベース部材31のベース部52の上方に、配置されている。コイル37は、ティース362の周囲に巻回された導線371により、構成されている。導線371は、ベース部52の下方へ引き出されて、回路基板33の下面に接続されている。
回路基板33は、ベース部52の下面に、例えば接着剤で固定されている。本実施形態では、回路基板33として、柔軟に変形可能なフレキシブルプリント基板(FPC)が、使用されている。ただし、フレキシブルプリント基板に代えて、柔軟性の低いリジッドプリント基板が、使用されていてもよい。
絶縁シート34は、導線371とベース部52との接触を抑制するために、ベース部52の上面に取り付けられている。絶縁シート34の下面と、ベース部52の上面とは、互いに密着している。本実施形態の絶縁シート34は、熱可塑性樹脂であるポリエチレンテレフタレート(PET)からなる。ただし、ポリエチレンテレフタレートに代えて、ポリアミド(PA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の、他の熱可塑性樹脂が使用されていてもよい。絶縁シート34を構成する樹脂の融点は、ベース部材31を構成する金属の融点より、低い。
静止軸受ユニット35は、回転部4側のシャフト41を回転可能に支持するための機構である。静止軸受ユニット35は、スリーブ351とキャップ352とを、有している。スリーブ351は、シャフト41の外周面を包囲する略円筒状の部材である。スリーブ351は、ベース部材31の円筒部51の内側に、固定されている。キャップ352は、スリーブ351の下部の開口を、閉塞している。スリーブ351の内周面とシャフト41の外周面との隙間や、キャップ352の上面とシャフト41の下面との隙間には、潤滑オイル21が充填されている。
本実施形態の回転部4は、シャフト41、ハブ42、およびロータマグネット43を有している。
シャフト41は、中心軸9に沿って上下方向に延びている。シャフト41は、スリーブ351の内側に挿入され、静止軸受ユニット35によって、回転自在に支持されている。ハブ42は、シャフト41に固定されて、シャフト41とともに回転する部材である。ハブ42の外周部には、磁気ディスク12を支持するディスク支持部421が、設けられている。
ロータマグネット43は、ハブ42に固定された円環状の磁石である。ロータマグネット43の内周面は、複数のティース362の径方向外側の端面と、径方向に対向する。また、ロータマグネット43の内周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されている。
このようなスピンドルモータ2において、回路基板33を介してコイル37に駆動電流を与えると、ステータコア36の複数のティース362に、径方向の磁束が生じる。そして、ティース362とロータマグネット43との間の磁束の作用により、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部3に対して回転部4が、中心軸9を中心として回転する。ハブ42のディスク支持部421に支持された磁気ディスク12は、回転部4とともに、中心軸9を中心として回転する。
<2−3.絶縁シートおよびその近傍部位の構造について>
続いて、絶縁シート34およびその近傍部位の構造について、さらに説明する。図4は、絶縁シート34の付近における静止部3の部分縦断面図である。
図4に示すように、ベース部52には、導線371を通すためのベース孔521が、設けられている。ベース孔521は、コイル37の下方において、ベース部52を軸方向に貫通している。回路基板33には、ベース孔521に連通する基板孔331が、設けられている。基板孔331は、ベース孔521と軸方向に重なる位置において、回路基板33を軸方向に貫通している。
また、絶縁シート34には、ベース孔521に連通するシート孔341が、設けられている。シート孔341は、ベース孔521と軸方向に重なる位置において、絶縁シート34を軸方向に貫通している。コイル37を構成する導線371は、シート孔341、ベース孔521、および基板孔331を通って、回路基板33の下方へ達している。そして、導線371の下端部は、回路基板33の下面に、半田付けされている。
図4に示すように、シート孔341の内径d1は、ベース孔521の内径d3より小さい。このため、絶縁シート34によって、ベース孔521内の導線371とベース部52との直接的な接触が、防止される。これにより、導線371を被覆する絶縁膜の損傷が、抑制される。また、仮に、導線371を被覆する絶縁膜が損傷したとしても、導線371とベース部52とは直接的に接触しないため、両者の電気的短絡は、防止される。
絶縁シート34は、シート孔341の周縁部に、環状縁部342を有している。環状縁部342の軸方向の厚みは、絶縁シート34の他の部位の軸方向の厚みより、厚い。環状縁部342は、後述する製造工程において、樹脂の加熱溶融によりシート孔341を形成することによって、得られるものである。したがって、シート孔341の周囲に環状縁部342があれば、樹脂の加熱溶融によりシート孔341を形成したことが、肯定的に推認される。
環状縁部342は、シート孔341の周囲における絶縁シート34の強度を、向上させている。このため、環状縁部342は、導線371に押された場合にも、撓みにくい。これにより、導線371とベース部52との接触が、さらに抑制されている。特に、本実施形態の環状縁部342は、シート孔341の周囲において、上方および下方の双方に、***している。これにより、シート孔341の周囲における絶縁シート34の強度が、さらに向上されている。
ベース部52は、ベース孔521の上部の開口の周囲に、傾斜面522を有している。傾斜面522は、上方へ向かうにつれて径が拡大するように、傾斜している。本実施形態では、この傾斜面522と、絶縁シート34の環状縁部342とが、平面視において互いに重なっている。すなわち、環状縁部342が、傾斜面522上に支持された状態となっている。これにより、環状縁部342の撓みが、さらに抑制されている。
また、図4に示すように、環状縁部342の外径d2は、ベース孔521の内径d3より大きい。このようにすれば、シート孔341の内径d1を確保しつつ、環状縁部342の径方向の厚みを厚くして、環状縁部342の強度を、さらに向上させることができる。
また、本実施形態では、ベース孔521および基板孔331の内部に、接着剤53が保持されている。これにより、ベース孔521および基板孔331が封止され、ハウジング11の内部と外部との連通が、遮断されている。また、ベース孔521の内部において、導線371は、接着剤53で固定されている。これにより、導線371とベース部52との接触が、より確実に防止されている。
図5は、ベース部52および絶縁シート34の上面図である。図5に示すように、本実施形態では、ベース部52に4つのベース孔521が、設けられている。4つのベース孔521は、円筒部51の径方向外側において、周方向に配列されている。4つのベース孔521には、三相交流のU相、V相、W相、およびコモンに対応する各導線371が、通される。コモン線は、U相、V相、W相に対応する3本の導線が電気的に結合されて、1本の導線とされる。
絶縁シート34は、これらの4つのベース孔521を覆うように、上面視において略円弧状に、広がっている。そして、絶縁シート34は、各ベース孔521に連通する4つのシート孔341を、有している。また、各シート孔341の周囲には、環状縁部342が形成されている。これにより、各シート孔341の周囲において、絶縁シート34の強度が向上されている。
<2−4.スピンドルモータの製造工程>
図6は、上記のスピンドルモータ2の製造工程の一部分を示した、フローチャートである。以下では、スピンドルモータ2の製造工程のうち、導線371の引き出しに関連する工程について、図6を参照しつつ、説明する。
図6の例では、まず、ベース部52を有するベース部材31と、熱可塑性樹脂からなる絶縁シート34とを用意する(ステップS1)。ベース部材31には、ベース部52を軸方向に貫通する4つのベース孔521が、形成されている。ベース部52にベース孔521を形成する作業は、スピンドルモータ2の製造者自身が実施してもよく、他者が実施してもよい。また、ステップS1の時点では、絶縁シート34にシート孔341は形成されていない。
次に、ベース部52の上面に、絶縁シート34を固定する(ステップS2)。ここでは、4つのベース孔521を覆うように、略円弧状の絶縁シート34を配置する。絶縁シート34の下面には、予め粘着層が形成されている。このため、ベース部52の上面に絶縁シート34を配置すると、絶縁シート34の下面とベース部52の上面とが、互いに密着する。
続いて、絶縁シート34にシート孔341を形成する(ステップS3)。図7は、絶縁シート34にシート孔341を形成するときの様子を示した図である。ここでは、図7のように、絶縁シート34の上方に、キセノンランプ60を配置する。そして、キセノンランプ60から絶縁シート34の上面に向けて、絶縁シート34に熱を与える光61を照射する。本実施形態では、絶縁シート34の上面のうち、ベース孔521と重なる領域より広い加熱領域343に、光61が照射される。絶縁シート34の加熱領域343は、キセノンランプ60からの光61を受けて、加熱される。
ただし、絶縁シート34の加熱領域343のうち、ベース孔521と重ならない部分、すなわち、ベース部52の上面と密着している部分においては、絶縁シート34からベース部52へ、熱が放出される。このため、当該部分には、熱が蓄積されにくい。したがって、絶縁シート34の当該部分は、溶融されにくい。
一方、絶縁シート34の加熱領域343のうち、ベース孔521と重なる部分、すなわち、ベース部52の上面と接していない部分においては、上記と同様の熱の放出が生じない。このため、当該部分には、熱が蓄積されやすい。したがって、絶縁シート34の当該部分は、溶融されやすい。このように、ステップS3では、絶縁シート34の加熱領域343のうち、ベース孔521と重なる部分が、優先的に溶融される。したがって、加熱領域343を精度よく位置決めせずとも、ベース孔521と重なる位置に、精度よくシート孔341を形成することができる。
また、本実施形態では、ベース部52の上面に絶縁シート34を配置した後に、光61を照射して、シート孔341を形成している。このため、ベース部52の上面に絶縁シート34を配置する時には、ベース孔521とシート孔341とを精密に位置決めする必要がない。したがって、ベース部52に対する絶縁シート34の取り付けを、容易に行うことができる。
また、本実施形態のように、光61の照射を利用すれば、絶縁シート34上の加熱領域343を、正確に設定しやすい。特に、光61として可視光を利用すれば、加熱領域343を、視覚的に確認しつつ設定できる。また、光61の照射を利用すれば、加熱領域343を、局所的に、かつ、短時間に、昇温させることができる。したがって、微小なシート孔341を、迅速に形成できる。
特に、本実施形態のように、キセノンランプ60の光61を使用すれば、光61の熱量を、より正確に制御できる。絶縁シート34に微小なベース孔521を形成するために、キセノンランプ60のランプヘッドの径は、例えば、3mm以上かつ7mm以下に設定することが、好ましい。また、キセノンランプ60と絶縁シート34との距離は、例えば、2mm以上かつ15mm以下に設定することが、好ましい。また、光61の照射時間は、例えば、0.5秒以上かつ2秒以下に設定することが、好ましい。
また、絶縁シート34への熱の吸収を促進させるために、絶縁シート34には、黒色などの濃い色の樹脂を使用することが、好ましい。濃い色の樹脂を使用すれば、光の反射率を抑えて、光の吸収率を高めることができる。これにより、絶縁シート34の加熱領域343を、より効率よく溶融させることができる。例えば、照射される光61に対する反射率が、50%未満となるように、絶縁シート34の材料および色を選定することが、好ましい。
また、絶縁シート34の溶融により、シート孔341の周縁部には、環状縁部342が形成される。環状縁部342の軸方向の厚みは、絶縁シート34の他の部位の軸方向の厚みより、厚い。これにより、シート孔341の周囲における絶縁シート34の撓みが抑制される。その結果、ベース部52と、後に挿入される導線371との接触が、より抑制される。
また、図7に示すように、本実施形態の加熱領域343は、ベース部52の傾斜面522の上端部より広い。このため、傾斜面522の上方においても、絶縁シート34の溶融が生じる。このようにすれば、傾斜面522が無い場合より、シート孔341の径を広げることができる。また、環状縁部342を、傾斜面522に対して溶着させるようにすれば、環状縁部342の撓みを、より抑制できる。
なお、環状縁部342が傾斜面522に溶着されていれば、製造工程において、ベース部52に絶縁シート34を固定した後に、絶縁シート34を溶融させたことが、肯定的に推認される。
ステップS3が完了すると、次に、ベース部52の下面に、回路基板33を、取り付ける(ステップS4)。ここでは、回路基板33に形成された基板孔331が、ベース孔521と重なるように、回路基板33を配置する。そして、ベース部52の下面と、回路基板33の上面とを、接着剤で固定する。
さらに、ベース部材31の円筒部51に、ステータユニット32を取り付ける(ステップS5)。ここでは、円筒部51の外周面に、ステータコア36のコアバック361を嵌め合わせ、両部材を、例えば接着剤等で固定する。その結果、ベース部52の上方にコイル37が配置される。
また、円筒部51にステータユニット32を取り付ける前または後に、コイル37を構成する導線371を、ベース部52の下方へ引き出す。導線371は、シート孔341、ベース孔521、および基板孔331を通って、回路基板33の下方まで、引き出される。
上述の通り、シート孔341の周縁部には、環状縁部342が形成されている。このため、シート孔341に導線371を通すときには、環状縁部342の凸形状を、ガイドとして利用できる。具体的には、環状縁部342の表面の傾斜に沿って、導線371を、シート孔341の内部へ案内できる。その結果、シート孔341に導線371を、容易に通すことができる。また、環状縁部342が撓みにくいことも、導線371を通す作業をより容易にしている。
その後、導線371の下端部を、回路基板33の下面に半田付けする(ステップS6)。これにより、回路基板33とコイル37とが、電気的に接続される。また、ベース孔521および基板孔331の内部に、接着剤を塗布する(ステップS7)。これにより、ハウジング11の内部と外部とが、空間的に遮断される。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記のステップS3において、図8のように、ベース部52Bの下方からキセノンランプ60Bの光61Bを照射してもよい。図8の例では、キセノンランプ60Bの光61Bが、ベース孔521Bを通って、絶縁シート34Bの下面に照射される。このようにすれば、絶縁シート34Bのうち、ベース孔521Bと重なる領域のみに、光61Bを照射できる。したがって、絶縁シート34Bのうち、ベース孔521Bと重なる領域のみを溶融させて、シート孔を形成することができる。
また、上記のステップS3において、キセノンランプに代えて、ハロゲンランプやレーザ発振器等の他の光源を、使用してもよい。絶縁シートに照射される光は、可視光であってもよく、赤外線や紫外線などの不可視光であってもよい。
また、ベース部と絶縁シートとの密着状態は、上記の実施形態のように、絶縁シートの下面に形成された粘着層により実現されていてもよく、他の方法により実現されていてもよい。例えば、ベース部の上面に溝を設け、当該溝に絶縁シートを嵌め込むことによって、ベース部に絶縁シートを密着させてもよい。また、ベース部と、ステータコア等の他の部材との間に、絶縁シートを挟むことによって、ベース部に絶縁シートを密着させてもよい。
また、絶縁シートは、上記の実施形態のように、上面視において略円弧状であってもよく、他の形状であってもよい。例えば、絶縁シートが、上面視において円環状であってもよい。また、絶縁シートの色は、上述の通り濃い色が好ましいが、薄い色であってもよい。例えば、絶縁シートが、白色の樹脂により構成されていてもよい。
また、シート孔を形成するために、絶縁シートを加熱する手段は、上記の実施形態のような光の照射であってもよく、他の方法であってもよい。例えば、ヒートガンを利用して、絶縁シートに局所的に熱を与えるようにしてもよい。また、高温の熱源を接近させて、絶縁シートに熱を与えるようにしてもよい。
また、ベース部は、上記の実施形態のように、ハウジングのベース部材の一部分であってもよいし、ベース部材に取り付けられた他の部材であってもよい。
ベース孔は、上記の実施形態のように、コイルの真下に配置されていてもよく、コイルの真下から外れた位置に配置されていてもよい。また、ベース部に形成されるベース孔の数は、1つ〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。また、複数の導線が、共通のベース孔を通って、外部へ引き出されていてもよい。
また、本発明のスピンドルモータは、上記の実施形態のように、ステータユニットの径方向外側にロータマグネットが配置された、いわゆるアウタロータタイプのモータであってもよく、ステータユニットの径方向内側にロータマグネットが配置された、いわゆるインナロータタイプのモータであってもよい。
また、各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置に利用できる。
1 ディスク駆動装置
2,2A スピンドルモータ
3,3A 静止部
4,4A 回転部
9 中心軸
11 ハウジング
12 磁気ディスク
13 アクセス部
21 潤滑オイル
31 ベース部材
32 ステータユニット
33 回路基板
34,34B 絶縁シート
34A シート
35 静止軸受ユニット
36 ステータコア
37,37A コイル
41 シャフト
42 ハブ
43 ロータマグネット
51 円筒部
52,52A,52B ベース部
53 接着剤
60,60B キセノンランプ
61,61B 光
331 基板孔
341,341A シート孔
342,342A 環状縁部
343 加熱領域
371,371A 導線
521,521A,521B ベース孔
522 傾斜面

Claims (13)

  1. スピンドルモータの製造方法において、
    a)上下に延びる中心軸の周囲において径方向に広がるベース部と、前記ベース部を軸方向に貫通するベース孔と、を有する金属製の部材を用意する工程と、
    b)前記工程a)の後に、前記ベース部の上面に、前記ベース孔を覆うように、熱可塑性樹脂からなるシートを密着させる工程と、
    c)前記工程b)の後に、前記シートの少なくとも前記ベース孔と重なる領域に熱を与え、前記シートに、前記ベース孔に連通するシート孔を形成する工程と、
    d)前記工程c)の後に、前記ベース部の上方にコイルを配置し、前記コイルを構成する導線を、前記シート孔および前記ベース孔に通して、前記ベース部の下方へ引き出す工程と、
    を備える製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法において、
    前記工程c)では、前記シートの上方から、前記シートの前記ベース孔と重なる領域より広い加熱領域に、熱を与える製造方法。
  3. 請求項2に記載の製造方法において、
    前記ベース部は、前記ベース孔の上部の開口の周囲に、上方へ向かうにつれて径が拡大する傾斜面を有し、
    前記加熱領域は、前記傾斜面の上端部より広い製造方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の製造方法において、
    前記工程c)では、前記シートに光を照射することによって、前記シートに熱を与える製造方法。
  5. 請求項4に記載の製造方法において、
    前記工程c)では、前記シートに、キセノンランプの光を照射する製造方法。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の製造方法において、
    前記シートが黒色である製造方法。
  7. 静止部と、
    上下に延びる中心軸を中心として、前記静止部に対して回転可能に支持される回転部と
    を備え、
    前記静止部は、
    前記中心軸の周囲において径方向に広がる金属製のベース部と、
    前記ベース部の上面に密着された、熱可塑性樹脂からなるシートと、
    前記ベース部の上方に配置されたコイルと、
    を有し、
    前記ベース部は、軸方向に貫通するベース孔を有し、
    前記シートは、
    前記ベース孔に連通するシート孔と、
    前記シート孔の周縁部に設けられ、前記シートの他の部位より軸方向の厚みが厚い環状縁部と、
    を有し、
    前記コイルを構成する導線が、前記シート孔および前記ベース孔を通って、前記ベース部の下方へ達しているスピンドルモータ。
  8. 請求項7に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記シート孔の内径は、前記ベース孔の内径より小さいスピンドルモータ。
  9. 請求項7または請求項8に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記環状縁部の外径は、前記ベース孔の内径より大きいスピンドルモータ。
  10. 請求項7から請求項9までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記ベース部は、前記ベース孔の上部の開口の周囲に、上方へ向かうにつれて径が拡大する傾斜面を有し、
    前記傾斜面と、前記環状縁部とが、平面視において互いに重なっているスピンドルモータ。
  11. 請求項10に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記環状縁部、前記傾斜面とが、前記環状縁部が有する溶融部によって固定されているスピンドルモータ。
  12. 請求項7から請求項11までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記導線の周囲と、前記ベース孔の内周面との間には、接着剤が介在するスピンドルモータ。
  13. 請求項7から請求項12までのいずれかに記載のスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータの前記回転部に支持されたディスクに対し、情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、
    前記スピンドルモータおよび前記アクセス部を収容するハウジングと、
    を備えたディスク駆動装置。
JP2011170501A 2011-08-03 2011-08-03 スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置 Active JP5903793B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011170501A JP5903793B2 (ja) 2011-08-03 2011-08-03 スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
US13/424,632 US8881372B2 (en) 2011-08-03 2012-03-20 Method of manufacturing a spindle motor
CN201210086071.9A CN102916530B (zh) 2011-08-03 2012-03-28 主轴马达、盘驱动装置、以及主轴马达的制造方法
US14/507,907 US9450457B2 (en) 2011-08-03 2014-10-07 Spindle motor, disk drive apparatus, and method of manufacturing spindle motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011170501A JP5903793B2 (ja) 2011-08-03 2011-08-03 スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013038835A JP2013038835A (ja) 2013-02-21
JP5903793B2 true JP5903793B2 (ja) 2016-04-13

Family

ID=47614797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011170501A Active JP5903793B2 (ja) 2011-08-03 2011-08-03 スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US8881372B2 (ja)
JP (1) JP5903793B2 (ja)
CN (1) CN102916530B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5903793B2 (ja) 2011-08-03 2016-04-13 日本電産株式会社 スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
JP2013127830A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Samsung Electromechanics Japan Advanced Technology Co Ltd ディスク駆動装置
US20140153132A1 (en) * 2012-08-07 2014-06-05 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive apparatus
CN104124816B (zh) * 2013-04-26 2016-09-07 昆山广兴电子有限公司 马达
JP6241081B2 (ja) * 2013-06-07 2017-12-06 日本電産株式会社 ディスク駆動装置用のスピンドルモータ、ディスク駆動装置およびステータの製造方法
JP6135920B2 (ja) 2013-06-07 2017-05-31 日本電産株式会社 ディスク駆動装置用のスピンドルモータおよびディスク駆動装置
JP6342758B2 (ja) * 2013-10-09 2018-06-13 株式会社三井ハイテック 積層鉄心及びその製造方法
US9166452B1 (en) * 2014-07-03 2015-10-20 Nidec Corporation Spindle motor, disk drive apparatus, and electronic device
US9935528B2 (en) 2014-12-04 2018-04-03 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive apparatus
US9742239B2 (en) 2014-12-04 2017-08-22 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive apparatus
JP6477004B2 (ja) 2015-02-26 2019-03-06 日本電産株式会社 モータおよびディスク駆動装置
GB2538516B (en) 2015-05-19 2021-09-29 Time To Act Ltd Method of construction for permanent magnet generator
JP2017003744A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 セイコーエプソン株式会社 光学デバイスおよび画像表示装置
JP6690295B2 (ja) * 2016-02-25 2020-04-28 日本電産株式会社 スピンドルモータ、ディスク駆動装置、および挿入方法
JP6774600B2 (ja) * 2016-12-16 2020-10-28 日本電産株式会社 モータおよびディスク駆動装置
DE102018127784A1 (de) * 2018-11-07 2020-05-07 Minebea Mitsumi Inc. Spindelmotor
US10825476B2 (en) 2018-11-07 2020-11-03 Minebea Mitsumi Inc. Spindle motor
CN110212718A (zh) * 2019-06-14 2019-09-06 浙江凯威碳材料有限公司 汽车摇窗电机刷架总成生产工艺及其生产线
CN113314158B (zh) 2020-02-27 2023-01-06 株式会社东芝 盘装置
US11676638B2 (en) * 2021-04-01 2023-06-13 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive device including the same

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5572381A (en) 1993-06-07 1996-11-05 Zenith Electronics Corporation Mechanical power transmission for a simplified video cassette recorder apparatus
JP3373262B2 (ja) 1993-08-31 2003-02-04 日本電産株式会社 スピンドルモータ
JP3373625B2 (ja) 1993-09-30 2003-02-04 日本電産株式会社 スピンドルモータ
JP2879189B2 (ja) 1994-01-31 1999-04-05 株式会社三協精機製作所 ディスク駆動用モータ
JPH07334967A (ja) 1994-06-09 1995-12-22 Nippon Densan Corp ディスク駆動装置
JP3768571B2 (ja) * 1995-10-06 2006-04-19 日本電産株式会社 スピンドルモータ
US5705868A (en) * 1996-04-25 1998-01-06 Seagate Technology, Inc. Spindle motor connector having supported electrical leads
JPH11218128A (ja) 1998-01-30 1999-08-10 Seiko Instruments Inc スピンドルモータ及び回転体装置
JP2000209804A (ja) 1999-01-11 2000-07-28 Nippon Densan Corp モ―タ
JP4215365B2 (ja) 1999-02-16 2009-01-28 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ スピンドルモータとそれを用いた磁気ディスク装置
US6118198A (en) 1999-03-25 2000-09-12 General Electric Company Electric motor with ice out protection
JP4141598B2 (ja) 1999-08-30 2008-08-27 日本電産株式会社 ディスク駆動装置
DE10014825A1 (de) * 2000-03-24 2001-10-11 Prec Motors Deutsche Minebea G Spindelmotor mit abdichtender, flexibler Trägerfolie
US6652324B2 (en) 2000-07-10 2003-11-25 Seagate Technology Llc Self-biasing spindle motor connector
JP3075925U (ja) * 2000-08-29 2001-03-16 株式会社三協精機製作所 モータドライブ装置
JP4125644B2 (ja) 2002-07-05 2008-07-30 松下電器産業株式会社 多層回路基板の形成方法および多層回路基板
JP2005057892A (ja) 2003-08-05 2005-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd コネクタ付きスピンドルモータ
JP4220880B2 (ja) * 2003-10-17 2009-02-04 住友重機械工業株式会社 防水型端子台ユニット
JP2005210787A (ja) 2004-01-21 2005-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータ
JP4358700B2 (ja) 2004-07-28 2009-11-04 ヒタチグローバルストレージテクノロジーズネザーランドビーブイ ディスク装置及びその製造方法
JP4525489B2 (ja) 2004-08-30 2010-08-18 株式会社デンソー 電子制御装置
JP4343100B2 (ja) 2004-12-28 2009-10-14 日本電産株式会社 モータユニットおよび記録ディスク駆動装置
JP4656491B2 (ja) 2004-12-28 2011-03-23 日本電産株式会社 モータユニットおよび記録ディスク駆動装置、並びに、ハウジング部材に形成された貫通孔の封止方法
US7378301B2 (en) 2005-06-10 2008-05-27 Kingston Technology Corporation Method for molding a small form factor digital memory card
US7757378B1 (en) 2005-07-18 2010-07-20 Maxtor Corporation Resin impregnation process with enhanced fluidic control
US7684146B1 (en) 2005-11-22 2010-03-23 Maxtor Corporation Hermetic seal for a spindle motor of a disk drive
JP2008087427A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Duplo Seiko Corp 孔版印刷用原紙の製版方法および製版装置
JP2009110611A (ja) 2007-10-31 2009-05-21 Panasonic Corp スピンドルモータ
JP5218816B2 (ja) 2008-02-06 2013-06-26 日本電産株式会社 モータおよび記録ディスク駆動装置
US8324771B2 (en) 2008-02-06 2012-12-04 Nidec Corporation Spindle motor and storage disk drive apparatus
JP2010009644A (ja) 2008-06-24 2010-01-14 Alphana Technology Co Ltd ディスク駆動装置
JP5589365B2 (ja) 2009-11-25 2014-09-17 日本電産株式会社 スピンドルモータおよびディスク駆動装置
KR101130628B1 (ko) 2010-04-07 2012-04-02 니혼 덴산 가부시키가이샤 스핀들 모터, 및 그것을 갖는 디스크 구동 장치
JP2012074114A (ja) 2010-09-29 2012-04-12 Nippon Densan Corp 記録ディスク駆動装置用のベースユニット、このベースユニットを備えたスピンドルモータ及びこのスピンドルモータを備えたハードディスク駆動装置
JP5704387B2 (ja) 2010-10-19 2015-04-22 日本電産株式会社 スピンドルモータ、ディスク駆動装置およびスピンドルモータの製造方法
JP2012104169A (ja) 2010-11-08 2012-05-31 Nippon Densan Corp モータユニットおよびディスク駆動装置
JP5838734B2 (ja) 2010-12-27 2016-01-06 日本電産株式会社 スピンドルモータ、ディスク駆動装置およびスピンドルモータの製造方法
JP2012165543A (ja) 2011-02-07 2012-08-30 Nippon Densan Corp スピンドルモータ、ディスク駆動装置、およびスピンドルモータの製造方法
JP5903793B2 (ja) 2011-08-03 2016-04-13 日本電産株式会社 スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
JP2013118718A (ja) 2011-12-01 2013-06-13 Nippon Densan Corp モータの製造方法、並びに、モータおよびディスク駆動装置
JP5958037B2 (ja) 2012-04-13 2016-07-27 日本電産株式会社 スピンドルモータおよびディスク駆動装置
JP2013223312A (ja) 2012-04-16 2013-10-28 Nippon Densan Corp ベースユニット、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
US8587896B1 (en) * 2013-01-03 2013-11-19 Nidec Corporation Motor and disk drive apparatus
US8576512B1 (en) * 2013-03-13 2013-11-05 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US20130031773A1 (en) 2013-02-07
US20150022919A1 (en) 2015-01-22
US9450457B2 (en) 2016-09-20
CN102916530B (zh) 2015-01-07
JP2013038835A (ja) 2013-02-21
CN102916530A (zh) 2013-02-06
US8881372B2 (en) 2014-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5903793B2 (ja) スピンドルモータの製造方法、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
US8363353B2 (en) Spindle motor, disk drive apparatus, and method of manufacturing spindle motor
US8400729B1 (en) Method of manufacturing motor, motor, and disk drive apparatus
JP2008092612A (ja) モータの製造方法、並びに、モータおよび記録ディスク駆動装置
US20120182645A1 (en) Rotating machine comprising insulation sheet for insulating coil and base, and method of producing the rotating machine
CN203691100U (zh) 马达以及盘驱动装置
JP2007006692A (ja) 記録ディスク駆動用スピンドルモータを備えたモータユニット、および、これを備えた記録ディスク駆動装置
US20140042844A1 (en) Spindle motor and disk drive apparatus
US8699180B2 (en) Motor and disk drive apparatus
US9502071B2 (en) Spindle motor and disk drive apparatus
JP2014002821A (ja) ベースプレート、ベースユニット、モータ、およびディスク駆動装置
US20150036475A1 (en) Spindle motor and disk drive apparatus
CN108370187B (zh) 旋转电机的电枢
JP2009247103A (ja) スピンドルモータ、及びディスク駆動装置
JP2019115188A (ja) 導体接合方法
US10068607B2 (en) Disk drive motor including inner bottom plate grooves for receiving conducting wires of stator coils
JP7021460B2 (ja) ベースユニット、スピンドルモータ、ディスク駆動装置およびベースユニットの製造方法
JP2017022822A (ja) 電動機用ステータ
WO2009116525A1 (ja) モータ
JP6848129B1 (ja) 固定子の製造方法および固定子の製造装置
JP2010207006A (ja) スピンドルモータ、ディスク駆動装置、及びスピンドルモータの製造方法
JP2019050715A (ja) ベースユニット、スピンドルモータ及びディスク駆動装置
JP2017046515A (ja) ステータコイル、ステータ、および、ステータの製造方法
CN102904399B (zh) 旋转设备及其制造方法以及组装装置
JP2022515053A (ja) モーター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150902

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20150928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160229

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5903793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250