JP5903353B2 - ガス検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス検出装置に関するものである。
従来、金属酸化物半導体からなる感ガス部を用い、検出対象ガスのガス濃度に応じて感ガス部の抵抗値が変化する性質を利用して、検出対象ガスのガス検知を行う検知装置がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示された検知装置では、感ガス部を加熱するヒータの加熱量を制御することによって、感ガス部の温度を高温状態とする高温期間と、低温状態とする低温期間とを所定の周期で交互に設定してある。そして、高温期間において感ガス部の表面に付着したガスを燃焼させるヒートクリーニングを行い、低温期間で検出対象ガスのガス検知を行っている。
特開2005−257702号公報
上述の検知装置では、高温期間から低温期間に切り替えると感ガス部の温度が徐々に低下するのであるが、低温期間において検出対象ガスに対するガス感度がピークとなる温度まで感ガス部の温度が低下した時点で感ガス部の抵抗値を取り込み、この時の抵抗値をもとにガス検知を行っていた。
そのため、低温期間に切り替えられた時点からガス検知を行うまでに比較的長い時間がかかってしまい、ガス検知を行うまでの時間を短縮したいという要望があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、低温期間においてガス検知までの時間を短縮可能なガス検出装置を提供することにある。
請求項1の発明は、感ガス部と、ヒータと、ヒータ制御部と、サンプリング部と、ホールド部と、ガス判定部とを備える。感ガス部は、検出対象ガスのガス濃度に応じて抵抗値が変化する。ヒータは前記感ガス部を加熱する。ヒータ制御部は、前記ヒータによる加熱量を制御して、高温期間と、検出対象ガスを検出する低温期間とを交互に設定する。サンプリング部は、低温期間中に低温期間よりも短い周期で前記感ガス部の抵抗値をサンプリングする。検出対象ガスが還元性ガスである場合に、ホールド部は、前回の低温期間の終了時に前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持し、今回の低温期間の途中では前記サンプリング部がサンプリングする毎にサンプリングした抵抗値とホールド値との高低を比較して何れか小さい方を新たなホールド値として保持し、且つ、今回の低温期間の終了時には前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持する。ガス判定部は、前記ホールド部によって保持された抵抗値と所定のガス判定レベルとの高低を比較することによって、検出対象ガスの存否を判定する。
請求項2の発明は、感ガス部と、ヒータと、ヒータ制御部と、サンプリング部と、ホールド部と、ガス判定部とを備える。感ガス部は、検出対象ガスのガス濃度に応じて抵抗値が変化する。ヒータは前記感ガス部を加熱する。ヒータ制御部は、前記ヒータによる加熱量を制御して、高温期間と、検出対象ガスを検出する低温期間とを交互に設定する。サンプリング部は、低温期間中に低温期間よりも短い周期で前記感ガス部の抵抗値をサンプリングする。検出対象ガスが酸化性ガスである場合に、ホールド部は、前回の低温期間の終了時に前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持し、今回の低温期間の途中では前記サンプリング部がサンプリングする毎にサンプリングした抵抗値とホールド値との高低を比較して何れか大きい方を新たなホールド値として保持し、且つ、今回の低温期間の終了時には前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持する。ガス判定部は、前記ホールド部によって保持された抵抗値と所定のガス判定レベルとの高低を比較することによって、検出対象ガスの存否を判定する。
請求項1の発明によれば、低温期間の途中でもサンプリング部がサンプリングする毎にホールド部がホールド値を更新し、ガス判定部が、ホールド部に保持された抵抗値をガス判定レベルと比較することで検出対象ガスの存否を判定しているので、低温期間の終了時にガス判定部が初めてガス判定を行う場合に比べてガス検知までの時間を短縮することができる。しかも、ホールド部は、低温期間の終了時にサンプリングされた抵抗値を次の低温期間まで保持しており、検出対象ガスの存否を判定した結果が次の低温期間まで保持されるから、検出対象ガスの存否を判定した結果が途中で途切れることはない。またホールド部は、低温期間の途中ではサンプリング値又はホールド値のうち何れか小さい方を保持しているが、低温期間の終了時には終了時にサンプリングされた抵抗値をホールド値として保持しているので、検出対象ガスのガス濃度が減少して感ガス部の抵抗値が検知前の状態に戻れば、低温期間の終了時にホールド値が更新されるので、ガス判定部の判定結果を非検知状態にすることができる。
請求項2の発明によれば、低温期間の途中でもサンプリング部がサンプリングする毎にホールド部がホールド値を更新し、ガス判定部が、ホールド部に保持された抵抗値をガス判定レベルと比較することで検出対象ガスの存否を判定しているので、低温期間の終了時にガス判定部が初めてガス判定を行う場合に比べてガス検知までの時間を短縮することができる。しかも、ホールド部は、低温期間の終了時にサンプリングされた抵抗値を次の低温期間まで保持しており、検出対象ガスの存否を判定した結果が次の低温期間まで保持されるから、検出対象ガスの存否を判定した結果が途中で途切れることはない。またホールド部は、低温期間の途中ではサンプリング値又はホールド値のうち何れか大きい方を保持しているが、低温期間の終了時には終了時にサンプリングされた抵抗値をホールド値として保持しているので、検出対象ガスのガス濃度が減少して感ガス部の抵抗値が検知前の状態に戻れば、低温期間の終了時にホールド値が更新されるので、ガス判定部の判定結果を非検知状態にすることができる。
本実施形態のガス検出装置の概略的なブロック回路図である。 同上に用いられる感ガス部の模式図である。 同上の検出動作を説明するフローチャートである。 同上の検出動作を説明するタイムチャートであり、(a)は感ガス部の抵抗値及びホールド部のホールド値、(b)はヒータ電圧、(c)はガス判定部の判定結果を示す図である。
以下に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態のガス検出装置は、例えば、メタンなどの炭素化合物を改質して取り出した水素を発電に利用する燃料電池に用いられ、改質ガス中に含まれる一酸化炭素を検出するために用いられる。改質ガス中に一酸化炭素が残っていると、燃料電池の触媒が被毒されて、発電能力が低下する可能性があるため、改質ガス中の一酸化炭素が所定のガス判定レベルを越えると、検出信号を外部に出力する。尚、本発明に係るガス検出装置の用途は上記の用途に限定されるものではなく、様々な種類のガス検出に使用でき、またガス警報器、口臭測定器、呼気測定機などの用途にも適用が可能である。
図1はガス検出装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すガス検出装置は、定電圧電源部1と、ガスセンサ2と、信号処理部3と、出力部4とを主要な構成として備えている。
定電圧電源部1は、商用交流電源の交流電源電圧を一定の直流電圧Vccに変換して、ガスセンサ2及び信号処理部3に供給する。尚、ガス検出装置の電源は商用交流電源に限定されるものではなく、電池などの直流電源から定電圧電源部1に電源を供給しても良い。
ガスセンサ2は、例えば酸化錫(SnO)等の金属酸化物半導体の焼結体からなる感ガス部20を備えている。感ガス部20は、雰囲気中の検出対象ガスに感応して抵抗値が変化する。検出対象ガスが一酸化炭素(CO)、メタン(CH)、水素(H)などの還元性ガスの場合には、検出対象ガスの濃度が高くなるにつれて、感ガス部20の抵抗値は低くなる。また、検出対象ガスが窒素酸化物(NOx)、オゾン(O)、硫化水素(SH)などの酸化性ガスの場合には、検出対象ガスの濃度が高くなるにつれて、感ガス部20の抵抗値は高くなる。
この種の感ガス部20では、検出対象ガスの種類によって、ガス感度が高感度となる温度範囲が異なっている。例えば400℃付近の比較的高温の温度範囲では、不完全燃焼ガスである一酸化炭素(CO)の感度に比べて、燃焼ガスであるメタンの感度が高くなっており、この温度範囲における抵抗値変化からメタンを選択的に検知することが可能となっている。また80℃付近の比較的低温の温度範囲では、燃焼ガスであるメタンの感度に比べて、不完全燃焼ガスである一酸化炭素の感度が高くなり、この温度範囲における抵抗値変化から一酸化炭素を選択的に検知することが可能となっている。尚、検出対象ガスに対して感度を有する温度範囲は、要求されるガス検知精度、感ガス部20の組成、検出対象ガスの種類やその検出対象ガスに対して想定されるガス検知時の濃度(すなわちガス判定レベルの濃度)などに応じて適宜設定される。
感ガス部20の材料である金属酸化物半導体には、雑ガスに対する感度を低減させる触媒を担持していることが好ましい。このような触媒としては、パラジウム(Pd)、タングステン(W)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、セリウム(Ce)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)等がある。これらの触媒は一種類が単独で用いられてもよいし、2種類以上が併用して用いられてもよい。特に触媒としてPdが用いられる場合、感ガス部20の応答性が向上する。すなわち、感ガス部20にPdを担持することにより、検出対象ガスのガス濃度が上昇するのに伴って、感ガス部20の電気抵抗が変化し始めてから、電気抵抗が安定するまでに要する時間が短縮されるのである。
図2に示すように、感ガス部20の内部にはヒータ21と中心電極22とが埋設される。ヒータ21は貴金属線(例えば白金線)をコイル状に巻回して形成されている。中心電極22は棒状の貴金属線(例えば白金線)からなり、コイル状に形成されたヒータ21の中心を貫通するように配置されている。図1中に感ガス部20の等価回路を示してあり、ヒータ21の電気抵抗をRhとし、ヒータ21の一端と中心電極22との間の電気抵抗(すなわち感ガス部20の電気抵抗)をRsとしている。
ヒータ21は、上述のように感ガス部20の内部に埋設されており、その両端は感ガス部20の外部に露出している。そして、ヒータ21はスイッチング素子Q1を介して定電圧電源部1の出力端子間に接続されている。スイッチング素子Q1は例えばNPN形のトランジスタからなり、そのベースにはヒータ制御部31の出力信号が抵抗R2を介して入力されており、ヒータ制御部31の出力信号に応じてオン/オフが切り替えられる。ヒータ制御部31は、スイッチング素子Q1のベースにデューティ比が可変のパルス信号を出力しており、パルス信号のデューティ比、すなわちスイッチング素子Q1のオン幅を調整することで、ヒータ21に印加される電圧の平均値及び消費電力を調整する。例えばヒータ制御部31は、感ガス部20の温度を約400℃の高温状態とする高温期間と、感ガス部20の温度を約80℃の低温状態とする低温期間とが、所定の周期で交互に繰り返すように、スイッチング素子Q1のベースに出力する信号のデューティ比を調整する。そして、高温期間では、低温期間において感ガス部20の表面に付着したガスを燃焼させることによってヒートクリーニングが行われ、低温期間では検出対象ガス(例えばCO)のガス検知が行われる。
中心電極22の両端は感ガス部20の外部に露出しており、一方の端部は負荷抵抗R1及びスイッチング素子Q2を介して定電圧電源部1の高圧側出力端に接続されるとともに、サンプリング部32のA/D入力端に接続されている。スイッチング素子Q2は、例えばNPN形のトランジスタからなり、そのベースにはサンプリング部32の出力信号が抵抗R3を介して入力されており、サンプリング部32の出力信号に応じてオン/オフが切り替えられる。スイッチング素子Q2がオンになると、負荷抵抗R1と感ガス部20の電気抵抗Rsとの直列回路に一定電圧Vccが印加される。この時、負荷抵抗R1と中心電極22との接続点に感ガス部20の電気抵抗Rsに応じた電圧V1が発生し、この電圧V1がサンプリング部32に入力される。感ガス部20の電気抵抗Rsが検出対象ガスのガス濃度に応じて変化すると、負荷抵抗R1と感ガス部20の電気抵抗Rsとの分圧比が変化して、サンプリング部32に入力される電圧V1が変化する。検出対象ガスが一酸化炭素のような還元性ガスの場合、検出対象ガスのガス濃度が上昇すると、感ガス部20の電気抵抗Rsが減少するので、サンプリング部32に入力される電圧V1は低下するから、電圧V1の変化から検出対象ガスの濃度変化を検出することができる。
次に信号処理部3の各部の機能について説明する。
信号処理部3は例えばマイクロコンピュータからなり、ヒータ制御部31、サンプリング部32、ホールド部33、ガス判定部34などの機能を備えている。尚、これらの機能は、マイクロコンピュータが組み込みプログラムを実行することによって実現されている。
ヒータ制御部31は、スイッチング素子Q1のベースに出力するパルス信号のデューティ比を調整することによって、高温期間および低温期間が交互に繰り返すようにヒータ21の発熱を制御する。尚、高温期間および低温期間の時間幅はそれぞれ別個に設定できる。本実施形態ではヒータ21に印加する電圧の平均値を約0.9Vとして、感ガス部20を約400℃に加熱する高温期間を5秒間、ヒータ21に印加する電圧の平均値を約0.2Vとし、感ガス部20の温度を約80℃とする低温期間を20秒間としている。
サンプリング部32は、例えば20秒間の低温期間において予め設定された検出タイミング(例えば低温期間の開始時から5秒目、10秒目、15秒目、20秒目)がくると、スイッチング素子Q2のベースにHレベルの信号を出力して、スイッチング素子Q2をオンさせ、負荷抵抗R1と感ガス部20の直列回路に一定電圧Vccを印加する。そして、サンプリング部32は、感ガス部20に電圧を印加した状態で、負荷抵抗R1と感ガス部20との接続点に発生する電圧V1をA/D変換して取り込み、電圧V1から求めた感ガス部20の抵抗値Rsをホールド部33に出力する。
ホールド部33は、サンプリング部32から感ガス部20の抵抗値Rsが入力されると、以下のようなルールにしたがって抵抗値を保持する動作を行う。すなわち、ホールド部33は、前回の低温期間の終了時(低温期間の開始から20秒目のタイミング)においてサンプリング部32がサンプリングした抵抗値Rsをホールド値Rs0として保持する。そして、ホールド部33は、今回の低温期間の途中ではサンプリング部32がサンプリングする毎(例えば低温期間の開始時から5秒後、10秒後、15秒後)にサンプリング部32によってサンプリングされた抵抗値Rsとホールド値Rs0との高低を比較する。本実施形態では検出対象ガスが一酸化炭素のような還元性ガスであるから、ホールド部33は、サンプリング部32によってサンプリングされた抵抗値Rsとホールド値Rs0のうち、何れか小さい方を新たなホールド値Rs0として保持する。またホールド部33は、今回の低温期間の終了時(低温期間の開始時から20秒後)にサンプリング部32がサンプリングした抵抗値Rsをホールド値Rs0として保持する。
ここで、ホールド部33の動作を纏めると図3に示すフローチャートのようになる。電源投入後の最初の低温期間では、低温期間(Low)の開始から5秒が経過したタイミングでサンプリング部32が感ガス部20の抵抗値をサンプリングして、抵抗値Rs1を得る(ステップS1)。電源が投入された直後にはホールド部33に抵抗値が保持されていないので、ホールド部33は、低温開始から5秒が経過したタイミングで検出された抵抗値Rs1をホールド値Rs0として保持する(ステップS2)。そして、ホールド部33は、低温期間の開始から5秒が経過したタイミングで検出された抵抗値Rs1とホールド値Rs0との高低を比較する(ステップS3)。ここで、ホールド値Rs0が抵抗値Rs1以下であれば(ステップS3のYes)、ホールド部33はホールド値Rs0をそのまま保持する。一方、抵抗値Rs1がホールド値Rs0よりも小さければ(ステップS3のNo)、ホールド部33は抵抗値Rs1を新たなホールド値Rs0として保持する(ステップS4)。尚、電源投入後の最初の低温期間では、低温期間の開始時から5秒後にサンプリングされた抵抗値Rs1がホールド値Rs0として保持されているので、ホールド部33はホールド値Rs0をそのまま保持することになる。
その後、低温期間の開始から10秒が経過すると、サンプリング部32が感ガス部20の抵抗値をサンプリングして、抵抗値Rs2を得る(ステップS5)。ホールド部33は、10秒経過時の抵抗値Rs2とホールド値Rs0との高低を比較し(ステップS6)、ホールド値Rs0が10秒経過時の抵抗値Rs2以下であれば(ステップS6のYes)、ホールド部33はホールド値Rs0をそのまま保持する。一方、10秒経過時の抵抗値Rs2がホールド値Rs0よりも小さければ(ステップS6のNo)、ホールド部33は抵抗値Rs2を新たなホールド値Rs0として保持する(ステップS7)。
さらに低温期間の開始から15秒が経過すると、サンプリング部32が感ガス部20の抵抗値をサンプリングして、抵抗値Rs3を得る(ステップS8)。ホールド部33は、15秒経過時の抵抗値Rs3とホールド値Rs0との高低を比較し(ステップS9)、ホールド値Rs0が15秒経過時の抵抗値Rs3以下であれば(ステップS9のYes)、ホールド部33はホールド値Rs0をそのまま保持する。一方、15秒経過時の抵抗値Rs3がホールド値Rs0よりも小さければ(ステップS9のNo)、ホールド部33は抵抗値Rs3を新たなホールド値Rs0として保持する(ステップS10)。
さらに低温期間の開始から20秒が経過すると、サンプリング部32が感ガス部20の抵抗値をサンプリングして、抵抗値Rs4を得る(ステップS11)。ホールド部33は、20秒経過時(すなわち低温期間の終了時)の抵抗値Rs4を新たなホールド値Rs0として保持し(ステップS12)、次の低温期間において、より小さい抵抗値が検出されるまで、この時のホールド値Rs0を保持する。
その後、高温期間を経て次の低温期間に移行すると、次の低温期間の開始から5秒が経過したタイミングで、サンプリング部32が感ガス部20の抵抗値をサンプリングして、抵抗値Rsを得る(ステップS13)。その後の動作は上述したステップS3以降の動作と同様であり、低温期間の途中ではサンプリングされた抵抗値の最小値にホールド値Rs0が順次更新され、低温期間の終了時には終了時においてサンプリングされた抵抗値がホールド値Rs0として保持される。
ガス判定部34は、低温開始から5秒、10秒、15秒、20秒がそれぞれ経過したタイミングで、ホールド部33がホールド値Rs0を更新或いは維持した後に、ホールド値Rs0と、所定のガス判定レベルL1との高低を比較する(図4(a)参照)。そして、ホールド値Rs0がガス判定レベルL1を下回ると、ガス判定部34は検出対象ガスが存在すると判断して、検出信号を出力部4に出力する。
出力部4は、ガス判定部34から検出信号が入力されると、上位の監視機器(図示せず)に対して、検出対象ガスが存在することを報知する報知信号を出力する。また出力部4は、ガス判定部34から検出信号が入力されると、例えばLEDのようなランプ(図示せず)を点灯させたり、ブザー(図示せず)を鳴動させたりして、検出対象ガスの存在を報知してもよい。
ここで、本実施形態の動作を図4の波形図を参照して説明する。尚、図4(a)は感ガス部20の抵抗値Rs及びホールド値Rs0を、図4(b)はヒータ21に印加されるヒータ電圧を、図4(c)はガス判定部34の判定結果をそれぞれ示している。尚、図4(a)中の波形Aは抵抗値Rsを、波形Bはホールド値Rs0をそれぞれ示している。
ヒータ制御部31は、上述のように、スイッチング素子Q2のベースに出力するパルス信号のデューティ比を調整することによって、ヒータ21に印加する平均電圧を調整する。本実施形態では、図4(b)に示すように、平均電圧が0.9Vとなる高温期間TH1,TH2,TH3…を5秒間、平均電圧が0.2Vとなる低温期間TL0,TL1,TL2,TL3…を20秒間とし、高温期間と低温期間が交互に繰り返すように、ヒータ制御部31がヒータ21を駆動している。
図4(a)に示すように高温期間では感ガス部20の抵抗値Rsは急激に低下し、高温期間から低温期間に切り替わると、抵抗値Rsは、一旦急激に増加した後、検出対象ガスのガス濃度に応じて徐々に低下していく。また図4(a)の例では、低温期間TL1の途中の時刻Ta(サンプリングのタイミングt3,t4間)において検出対象ガスが注入されており、ガス濃度の上昇に伴って、感ガス部20の抵抗値Rsは徐々に低下する。また、その次の低温期間TL2が終了した後の高温期間TH3において検出対象ガスが排気されており(高温期間TH3の途中の時刻Tb)、ガス濃度の減少に伴って、感ガス部20の抵抗値Rsが徐々に増加し、注入前のレベルに復帰している。
上述のようにホールド部33は、低温期間TL0の終了時(時刻t1)にサンプリングされた抵抗値をホールド値Rs0として保持しており、次の低温期間TL1でサンプリングされた抵抗値Rsが、検出対象ガスの存在によってホールド値Rs0を下回れば、ホールド値Rs0を下回った抵抗値Rsを新たなホールド値Rs0として順次更新する。同様に、ホールド部33は、低温期間TL1の終了時(時刻t6)にサンプリングされた抵抗値をホールド値Rs0として保持し、次の低温期間TL2でサンプリングされた抵抗値Rsが、検出対象ガスの存在によってホールド値Rs0を下回れば、ホールド値Rs0を下回った抵抗値Rsを新たなホールド値Rs0として順次更新する。尚、時刻t9以後はホールド部33のホールド値Rs0がガス判定レベルL1を下回っているので、ガス判定部34は、検出対象ガスが存在すると判定し、検出信号を出力部4に出力する。
一方、検出対象ガスが排気された後の低温期間TL3では、検出対象ガスのガス濃度が低下するのに伴って、感ガス部20の抵抗値Rsがホールド値Rs0より大きく、増加し続けている。したがって、ホールド部33は、低温期間TL3の途中のサンプリングタイミングt13,t14,t15では、1つ前の低温期間TL2の終了時に保持されたホールド値Rs0を保持し続ける。その後、低温期間TL3の終了時(時刻t16)になると、ホールド部33は、終了時にサンプリングされた抵抗値をホールド値Rs0として保持しており、このタイミングでホールド値Rs0が更新されることになる。
これにより、時刻t9から時刻t16になるまではホールド値Rs0がガス判定レベルL1を常に下回っているので、ガス判定部34は検出対象ガスが存在すると判定しており、高温期間の終了後に抵抗値Rsが一旦増加したとしても、検出対象ガスが存在していないと誤検知されることはない。また時刻t16になると、ホールド値Rs0がその時点での抵抗値Rsに更新されることによって、ホールド値Rs0がガス判定レベルL1を上回るから、ガス判定部34は検出対象ガスが存在しないと判定でき、検出対象ガスが存在するとの判定出力が継続することがない。
以上説明したように、本実施形態のガス検出装置は、感ガス部20と、ヒータ21と、ヒータ制御部31と、サンプリング部32と、ホールド部33、ガス判定部34とを備える。感ガス部20は、検出対象ガスのガス濃度に応じて抵抗値が変化する。ヒータ21は感ガス部20を加熱する。ヒータ制御部31は、ヒータ21による加熱量を制御して、高温期間と、検出対象ガスを検出する低温期間とを交互に設定する。検出対象ガスが還元性ガスである場合、ホールド部33は、前回の低温期間の終了時にサンプリング部32がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持する。またホールド部33は、今回の低温期間の途中ではサンプリング部32がサンプリングする毎にサンプリングした抵抗値Rsとホールド値Rs0との高低を比較して何れか小さい方を新たなホールド値Rs0として保持する。そして、ホールド部33は、今回の低温期間の終了時にはサンプリング部32がサンプリングした抵抗値Rsをホールド値Rs0として保持する。ガス判定部34は、ホールド部33によって保持されている抵抗値と所定のガス判定レベルL1との高低を比較することによって、検出対象ガスの存否を判定する。
このように、サンプリング部32は、低温期間中に低温期間よりも短い周期で感ガス部20の抵抗値Rsをサンプリングしており、ホールド部33は、今回の低温期間でサンプリング部32がサンプリングを開始すると、サンプリングした抵抗値Rsとホールド値Rs0との高低を比較して何れか小さい方を新たなホールド値Rs0として保持する。そして、ガス判定部34は、ホールド値Rs0とガス判定レベルとの高低を比較することによって検出対象ガスの存否を判定しているから、低温期間の終了時にサンプリングして検出対象ガスの存否を判定する場合に比べて、より早いタイミングで還元性ガスの存否を判定できる。またホールド部33は、低温期間の終了時にサンプリングされた抵抗値をホールド値として保持し、次の低温期間ではサンプリングされた抵抗値とホールド値の何れか小さい方を新たなホールド値として保持しているので、高温期間から次の低温期間に切り替わった直後に抵抗値Rsが一旦急増してガス判定レベルL1を上回ったとしても、検出対象ガスが存在するとの判定結果が途中で途切れないようにできる。またホールド部33は、低温期間の終了時にはホールド値との高低に関係無く、低温期間の終了時にサンプリングされた抵抗値をホールド値として保持しているので、検出対象ガスのガス濃度が低下するなどして、低温期間の終了時に抵抗値がホールド値を上回っていれば、その時の抵抗値を新たなホールド値Rsとして保持することで、検出対象ガスが存在するとの判定結果が継続されるのを防止できる。
尚、上記の実施形態では還元性ガスを検出対象ガスとする場合を例に説明したが、ガス濃度が高いほど感ガス部20の抵抗値が高くなる酸化性ガス(例えばNOxやOやSOなど)を検出対象ガスとしても良い。
この場合、ホールド部33は、上述と同様、前回の低温期間の終了時にサンプリング部32がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持し、今回の低温期間の途中ではサンプリング部32がサンプリングする毎にサンプリングした抵抗値Rsとホールド値Rs0との高低を比較し、何れか大きい方を新たなホールド値Rs0として保持する。そして、今回の低温期間の終了時には、ホールド部33は、低温期間の終了時にサンプリング部32がサンプリングした抵抗値Rsをホールド値Rs0として保持しており、低温期間の終了時における抵抗値Rsにホールド値Rs0が更新される。尚、ホールド部33以外は上記の形態で説明したガス検出装置と同様であるので、その説明は省略する。
このように、サンプリング部32は、低温期間中に低温期間よりも短い周期で感ガス部20の抵抗値Rsをサンプリングしており、ホールド部33は、今回の低温期間でサンプリング部32がサンプリングを開始すると、サンプリングした抵抗値Rsとホールド値Rs0との高低を比較して何れか大きい方を新たなホールド値Rs0として保持する。そして、ガス判定部34は、ホールド値Rs0とガス判定レベルとの高低を比較することによって検出対象ガスの存否を判定しているから、低温期間の終了時にサンプリングした抵抗値をもとに検出対象ガスの存否を判定する場合に比べて、より早いタイミングで検出対象ガスの存否を判定できる。またホールド部33は、低温期間の終了時にサンプリングされた抵抗値をホールド値として保持し、次の低温期間ではサンプリングされた抵抗値とホールド値のうち何れか大きい方を新たなホールド値として保持しているので、高温期間から次の低温期間に切り替わった直後に抵抗値Rsが一旦急減してガス判定レベルL1を下回ったとしても、検出対象ガスが存在するとの判定結果が途中で途切れないようにできる。またホールド部33は、低温期間の終了時にはホールド値との高低に関係無く、低温期間の終了時にサンプリングされた抵抗値をホールド値として保持しているので、検出対象ガスのガス濃度が低下するなどして、低温期間の終了時に抵抗値がホールド値を下回っていれば、その時の抵抗値を新たなホールド値Rsとして保持することで、検出対象ガスが存在するとの判定結果が継続されるのを防止できる。
尚、上記の実施形態で説明したガス検出装置の回路構成は一例であって、必要な機能、性能に合わせて適宜変更が可能である。
また、上述の実施形態では感ガス部20の低温期間のみに感ガス部20の検出対象ガスの存否を検出ているが、高温期間においても検出対象ガス(例えばメタンなどの可燃性ガス)の存否を検出してもよく、高温期間と低温期間の両方で別々の種類のガスを検出することが可能になる。
2 ガスセンサ
3 信号処理部
20 感ガス部
21 ヒータ
31 ヒータ制御部
32 サンプリング部
33 ホールド部
34 ガス判定部

Claims (2)

  1. 検出対象ガスのガス濃度に応じて抵抗値が変化する感ガス部と、
    前記感ガス部を加熱するヒータと、
    前記ヒータによる加熱量を制御して、高温期間と、検出対象ガスを検出する低温期間とを交互に設定するヒータ制御部と、
    低温期間中に低温期間よりも短い周期で前記感ガス部の抵抗値をサンプリングするサンプリング部と、
    検出対象ガスが還元性ガスである場合に、前回の低温期間の終了時に前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持し、今回の低温期間の途中では前記サンプリング部がサンプリングする毎にサンプリングした抵抗値とホールド値との高低を比較して何れか小さい方を新たなホールド値として保持し、且つ、今回の低温期間の終了時には前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持するホールド部と、
    前記ホールド部によって保持されている抵抗値と所定のガス判定レベルとの高低を比較することによって、検出対象ガスの存否を判定するガス判定部とを備えることを特徴とするガス検出装置。
  2. 検出対象ガスのガス濃度に応じて抵抗値が変化する感ガス部と、
    前記感ガス部を加熱するヒータと、
    前記ヒータによる加熱量を制御して、高温期間と、検出対象ガスを検出する低温期間とを交互に設定するヒータ制御部と、
    低温期間中に低温期間よりも短い周期で前記感ガス部の抵抗値をサンプリングするサンプリング部と、
    検出対象ガスが酸化性ガスである場合に、前回の低温期間の終了時に前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持し、今回の低温期間の途中では前記サンプリング部がサンプリングする毎にサンプリングした抵抗値とホールド値との高低を比較して何れか大きい方を新たなホールド値として保持し、且つ、今回の低温期間の終了時には前記サンプリング部がサンプリングした抵抗値をホールド値として保持するホールド部と、
    前記ホールド部によって保持されている抵抗値と所定のガス判定レベルとの高低を比較することによって、検出対象ガスの存否を判定するガス判定部とを備えることを特徴とするガス検出装置。
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