JP5900176B2 - 物理量検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物理的な変化を検出する物理量検出装置に関するものである。
従来の物理量検出装置として、例えば車両用内燃機関のサージタンクに取り付けられてサージタンク内の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサが知られており、この圧力センサは、電気ノイズ対策としてボディアースされている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、圧力センサにおけるグランド側電気信号の配線部材は、貫通コンデンサおよび金属製のカバーを介して、金属製のケースに電気的に接続される。また、そのケースがサージタンクにねじ結合され、これによりボディアースされるようになっている。
特許第4049109号明細書
しかしながら、従来の圧力センサは、貫通コンデンサとケースとを電気的に接続するために金属製のカバーが必要となり、小型化、低コスト化が難しいという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、金属製のカバーを不要にするとともに、接地端子と金属製のケースとの接続作業を容易にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、物理量に応じた電気信号を作成して出力する回路チップ(50)を備え、回路チップから出力されるグランド側電気信号のグランド信号配線部材が、コンデンサ(51)を介して接地される物理量検出装置であって、回路チップおよびコンデンサを板状の金属製のリードフレーム(52)に実装して、回路チップ、コンデンサおよびリードフレームをモールド樹脂にて封止したモールドIC(5)と、被取り付け部材に取り付けられて被取り付け部材を介して接地されるとともに、モールドICを内部に収容する筒状の金属製のケース(1、2)とを備え、リードフレームは、コンデンサに接続されるとともにモールドICから突出する接地端子(522)を備え、接地端子はそれ自身の弾性復元力によりケースに当接していることを特徴とする。
これによると、リードフレームに設けた接地端子をケースに直接当接させるため、金属製のカバーを不要にすることができる。また、溶接や導電性接着剤を使用せずに接地端子とケースが接続されるため、それらの接続作業を容易にすることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る物理量検出装置の構成を示す断面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のモールドICの接地端子を曲げる前の状態を示す斜視図である。 図1のモールドICの接地端子を曲げた後の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る物理量検出装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
本実施形態に係る物理量検出装置は、自動車のブレーキ液圧を制御するブレーキ液圧制御装置に取り付けられて、物理量としてのブレーキ液圧を検出するものである。そのブレーキ液圧制御装置は、本発明の被取り付け部材に相当し、ボディアースされる。
図1、図2に示すように、物理量検出装置は、導電性金属にて有底円筒状に形成された第1ケース1を備えている。この第1ケース1の外周部には、ブレーキ液圧制御装置に螺合されるねじ部10が形成されている。また、第1ケース1は、一端に開口部を有する圧力導入孔11を備えている。第1ケース1の底部側、すなわち圧力導入孔11の反開口部側には、圧力導入孔11を介して導かれるブレーキ液の圧力に応じて変形する薄肉部12が形成されている。
第2ケース2は、導電性金属にて円筒状に形成され、第1ケース1に溶接にて接合されている。なお、第1ケース1および第2ケース2は、本発明のケースを構成している。
第1ケース1の薄肉部12には、薄肉部12の変形に応じて(換言すると、ブレーキ液圧に応じて)抵抗値が変化するゲージ3が貼付されている。
台座4は、電気絶縁性に富む樹脂にて略円筒状に形成され、薄肉部12およびゲージ3を囲むようにして第1ケース1に接着にて接合されている。
第2ケース2内には、直方体形状のモールドIC5が配置されている。このモールドIC5は、ゲージ3の抵抗値変化に基づいて圧力に応じた電気信号を作成して出力する回路チップ50、チップコンデンサ51、電気良導体である銅合金製の板材よりなるリードフレーム52を備えている。
回路チップ50から出力されるグランド側電気信号のグランド信号配線部材は、チップコンデンサ51を介して後述する接地端子に電気的に接続されている。なお、リードフレーム52の一部がグランド信号配線部材を構成している。
回路チップ50およびチップコンデンサ51がリードフレーム52に実装された後に、回路チップ50、チップコンデンサ51、およびリードフレーム52は、電気絶縁性に富む樹脂よりなるモールド樹脂層53にて封止されている。そして、リードフレーム52の一部である中継端子520、信号出力端子521、および接地端子522が、モールド樹脂層53から突出している。
中継端子520の一端は台座4にモールド成形されており、これにより台座4とモールドIC5は一体化されている。そして、中継端子520とゲージ3との間でワイヤボンディングが行われ、中継端子520とゲージ3はワイヤ6により電気的に接続されている。
信号出力端子521には、外部コネクタと接続するためのコネクタ端子7が溶接にて接合されている。そして、第2ケース2における反第1ケース側の開口部は、電気絶縁性に富む樹脂よりなる円板状のキャップ8にて塞がれ、コネクタ端子7はこのキャップ8に形成された孔を貫通して外部に突出している。第2ケース2における反第1ケース側の端部には、キャップ8を支持する環状のプレート9が溶接にて接合されている。
図1〜図4に示すように、接地端子522は、モールドIC5における第2ケース2の内周面に対向する4つの面のうち、対向する2つの面に、それぞれ2個配置されている。また、モールドIC5の1つの面に配置された2個の接地端子522は、第2ケース2の軸線方向(以下、ケース軸線方向という)にずれている。
図2、図4に示すように、4個の接地端子522は、ケース軸線方向に沿って見たときに、モールドIC5から第2ケース2の内周面に向かって異なる向きに延びている。また、接地端子522の先端は、ケース軸線方向に沿って見たときに、円弧状になっている。そして、4個の接地端子522は、それ自身の弾性復元力により、その円弧状の部分の外周面が第2ケース2の内周面に当接するようになっている。
次に、物理量検出装置の組み付け手順について説明する。
まず、第1ケース1の薄肉部12にゲージ3を貼付する。これと並行して、モールドIC5のモールド樹脂層53と台座4を同時に成形した後、モールドIC5の信号出力端子521にコネクタ端子7を溶接にて接合し、さらに、4個の接地端子522を図4に示すように所定の向きに曲げる。なお、この時点では、中継端子520はL字状に曲げられていない。
続いて、台座4を第1ケース1に接着にて接合した後に、中継端子520とゲージ3とをワイヤ6により接続する。続いて、中継端子520を図1のようにL字状に曲げる。
続いて、4個の接地端子522の外接円が第2ケース2の内径よりも小さくなるように、図示しない治具にて接地端子522を変形させ、その状態を維持しつつ、台座4やモールドIC5等を第2ケース2内に挿入する。
続いて、治具を外し、キャップ8をコネクタ端子7に装着し、プレート9を第2ケース2に溶接にて接合して、物理量検出装置が完成する。
ここで、治具を外すと、接地端子522は、それ自身の弾性復元力により、4個の接地端子522の外接円が大きくなるように復元し、接地端子522の先端に設けた円弧状の部分の外周面が第2ケース2の内周面に当接する。
したがって、物理量検出装置をブレーキ液圧制御装置に取り付けると、回路チップ50から出力されるグランド側電気信号のグランド信号配線部材は、チップコンデンサ51、接地端子522、第2ケース2、第1ケース1、およびブレーキ液圧制御装置を介して、ボディアースされる。
このように、本実施形態では、リードフレーム52に設けた接地端子522を第2ケース2に直接当接させるため、金属製のカバーを不要にすることができる。
また、溶接や導電性接着剤を使用せずに接地端子522と第2ケース2が電気的に接続されるため、それらの接続作業を容易にすることができる。
さらに、接地端子522を複数個設けているため、振動等によりいずれかの接地端子522が第2ケース2から離れても、他の接地端子522と第2ケース2との当接状態が維持される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、接地端子522の構成を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施形態では、各接地端子522の長さを異ならせることにより、各接地端子522の固有振動値を異ならせている。これによると、いずれかの接地端子522が共振した場合でも、他の接地端子522は共振しないため、他の接地端子522と第2ケース2との当接状態が安定して維持される。
また、各接地端子522の長さを異ならせる代わりに、各接地端子522の幅を異ならせて、各接地端子522の固有振動値を異ならせるようにしてもよい。なお、接地端子522の幅は、接地端子522におけるケース軸線方向の寸法である。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、圧力を検出する物理量検出装置を示したが、本発明は、圧力以外の物理量、例えば、ヨーレートや加速度等の物理量を検出する物理量検出装置にも適用することができる。
また、上記各実施形態は、実施可能な範囲で任意に組み合わせが可能である。
1 第1ケース
2 第2ケース
5 モールドIC
50 回路チップ
51 コンデンサ
52 リードフレーム
522 接地端子

Claims (7)

  1. 物理量に応じた電気信号を作成して出力する回路チップ(50)を備え、前記回路チップから出力されるグランド側電気信号のグランド信号配線部材が、コンデンサ(51)を介して接地される物理量検出装置であって、
    前記回路チップおよび前記コンデンサを板状の金属製のリードフレーム(52)に実装して、前記回路チップ、前記コンデンサおよび前記リードフレームをモールド樹脂にて封止したモールドIC(5)と、
    被取り付け部材に取り付けられて前記被取り付け部材を介して接地されるとともに、前記モールドICを内部に収容する筒状の金属製のケース(1、2)とを備え、
    前記リードフレームは、前記コンデンサに接続されるとともに前記モールドICから突出する接地端子(522)を備え、
    前記接地端子はそれ自身の弾性復元力により前記ケースに当接していることを特徴とする物理量検出装置。
  2. 前記接地端子を複数個備えることを特徴とする請求項1に記載の物理量検出装置。
  3. 複数個の前記接地端子は、長さおよび幅のうち少なくとも一方が異なっていることを特徴とする請求項2に記載の物理量検出装置。
  4. 複数個の前記接地端子は、前記ケースの軸線方向に沿って見たときに、前記モールドICから前記ケースの内周面に向かって異なる向きに延びていることを特徴とする請求項2または3に記載の物理量検出装置。
  5. 前記ケースは、前記被取り付け部材に螺合されるねじ部(10)を有する第1ケース(1)と、前記第1ケースに接合された筒状の第2ケース(2)とを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の物理量検出装置。
  6. 前記ケースは、前記被取り付け部材の内部の圧力に応じて変形する薄肉部(12)を備え、
    前記薄肉部の変形に応じて抵抗値が変化するゲージ(3)が前記薄肉部に接合されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の物理量検出装置。
  7. 前記リードフレームは、銅または銅合金よりなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の物理量検出装置。
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