JP5900008B2 - プロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調し、変調した光束をスクリーン等の投写面に投写するプロジェクターが知られている。このプロジェクターには、光源からの光束を変調するための光変調装置等の光学部品が備えられている。そして、光変調装置は、光源からの光束が入射することによって発熱して光学特性が低下するため、この光変調装置を冷却するための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターは、光変調装置としての液晶パネル、および液晶パネルを冷却する冷却装置を備え、冷却装置は、一対のシロッコファン、およびこの一対のシロッコファンが取り付けられるダクトを有している。ダクトは、シロッコファンから送出された冷却風を水平方向に導いた後、ダクトの上部に設けられた吹き出し孔から流出させ、この冷却風を液晶パネルに送風するように構成されている。
特開2006−72010号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、シロッコファンから送出された冷却風が、ダクト内を水平方向に流通した後、吹き出し孔から流出する際に、ダクトの内面に衝突するため、風速や風向が乱れて流出することが考えられる。吹き出し孔から流出する冷却風の風速や風向が乱れると、この冷却風が液晶パネルから逸れたり、液晶パネルの一部に偏って送風されたりする恐れがあり、液晶パネルの効率的な冷却が難しいという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光源と、前記光源から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置とを備えたプロジェクターであって、冷却風を送出する冷却ファンと、前記冷却風を導き、導いた前記冷却風を前記光変調装置に流出する流出口を有するダクトと、を備え、前記流出口には、前記ダクト内を流通する前記冷却風を分割し、分割した前記冷却風の流通方向をそれぞれ第1の流通方向から第2の流通方向に屈曲させる分岐壁が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ダクトの流出口には、分岐壁が設けられ、分岐壁は、ダクト内を流通する冷却風を分割し、分割した冷却風の流通方向をそれぞれ屈曲させるように構成されている。これによって、流出口に分岐壁が設けられず、ダクト内を流通する冷却風を全体的に流通方向を屈曲させて流出させる構成に比べ、流出口から流出する冷却風の風速や風向の乱れを抑制することが可能となる。
すなわち、流出口に分岐壁が設けられていない構成の場合、ダクト内を流通する冷却風が全体的にダクトの内面に衝突して流出するため、流出口から流出する冷却風は、風速や風向が乱れて流出することとなるが、分岐壁を有する構成の場合、分岐壁およびダクトの内面に分散して衝突することとなり、流出口から流出する冷却風の風速や風向の乱れを抑制することが可能となる。よって、流出口から流出する冷却風を有効に光変調装置に送風し、光変調装置の効率的な冷却が可能となる。特に、冷却ファンと光変調装置とが近接して配置される構成の場合、分岐壁を備えない構成においては、流出口における風速や風向の乱れが著しくなるため、効果が顕著となる。
また、光変調装置とダクトとが重ねて配置され、冷却ファンが光変調装置の近傍に配置されても、光変調装置の効率的な冷却が可能なので、プロジェクター内のスペースを有効に利用して、ダクトの形成、および冷却ファンの配置が可能となる。
したがって、プロジェクターは、小型化が図られつつ、長期に亘って画質の劣化を抑制した投写が可能となる。また、冷却ファンからの冷却風を有効に利用できるので、冷却ファンを低速回転できることによる低騒音化が図れる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記流出口は、前記分岐壁によって仕切られた複数の開口部を有し、前記複数の開口部は、前記第1の流通方向に沿うように配設され、最も下流側の開口部から流出する前記冷却風の風量が他の開口部から流出する前記冷却風の風量より小さくなるように形成されていることが好ましい。
この構成によれば、複数の開口部は、分割される前の冷却風の流通方向(第1の流通方向)に沿うように配設されている。そして、最も下流側の開口部から流出する冷却風の風量は、他の開口部から流出する冷却風の風量より小さくなる。これによって、最も下流側に位置する開口部から流出する冷却風が第1の流通方向に流通する勢いで流出口の下流側、つまり、光変調装置から離間する方向に向かうことを抑制することが可能となる。よって、流出口から流出する冷却風をさらに有効に光変調装置に送風し、光変調装置の効率的な冷却が可能となる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記分岐壁は、分割される前の前記冷却風が流通する空間に侵入するように形成され、前記空間への侵入量が変更可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、分岐壁の侵入量を大きくすることで、この分岐壁の上流側により多くの風量の冷却風を流通させ、侵入量を小さくすることでこの分岐壁の下流側により多くの風量の冷却風を流通させることが可能となる。よって、分割する冷却風の風量や風速を調整することができるので、光変調装置の位置や、冷却ファンの送風能力等に対応して光変調装置を効率的に冷却することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記分岐壁は、前記第1の流通方向において移動可能に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、分岐壁を第1の流通方向に移動させることで、分岐壁の上流側および下流側において、分割された冷却風が流通する流路の大きさを変更することができる。よって、各流路に流通させる冷却風の風量や風速を調整することができるので、光変調装置の位置や、冷却ファンの送風能力等に対応して光変調装置を効率的に冷却することが可能となる。
本実施形態のプロジェクターの概略構成を示す模式図。 本実施形態の光学装置および冷却装置を示す斜視図。 本実施形態の冷却ファン、およびダクトを下方斜めから見た斜視図。 本実施形態の光学装置および冷却装置の一部を示す斜視図。 本実施形態の光変調装置および光変調装置近傍の冷却装置を後方から見た断面図。
以下、本実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してスクリーン等に拡大投写する。
〔プロジェクターの主な構成〕
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す模式図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2、制御部(図示省略)、光源装置31を有する光学ユニット3、および冷却装置7を備えている。なお、図示は省略するが、外装筐体2の内部には、さらに、光源装置31や制御部に電力を供給する電源装置等が配置されている。
外装筐体2は、詳細な説明は省略するが、上部を構成する上ケース、下部を形成する下ケース等を有し、これらは、ネジ等により固定されている。そして、外装筐体2には、外気を取り込むための吸気口、および外装筐体2内部の温まった空気を外部に排気する排気口等が設けられている。なお、吸気口には、図示しない防塵フィルターが配置されており、外気に混入している塵埃の外装筐体2内への侵入を抑制するように構成されている。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、コンピューターとして機能するものであり、プロジェクター1の動作の制御、例えば、画像の投写に関わる制御や冷却装置7に備えられた冷却ファンの駆動等の制御を行う。
光学ユニット3は、制御部による制御の下、光源装置31から射出された光束を光学的に処理して投写する。
光学ユニット3は、図1に示すように、光源装置31に加え、インテグレーター照明光学系32、色分離光学系33、リレー光学系34、光学装置4、投写レンズ36、およびこれらの部材を光路上の所定位置に配置する光学部品用筐体38を備えている。
光学ユニット3は、図1に示すように平面視略L字状に形成され、一方の端部に光源装置31が着脱可能に配置され、他方の端部に投写レンズ36が配置される。なお、以下では、説明の便宜上、光源装置31から光束が射出される方向を+X方向、投写レンズ36から光束が射出される方向を+Y方向(前側)、プロジェクター1が机上等に据え置かれた据置姿勢における上方を+Z方向(上側)として記載する。
光源装置31は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源311およびリフレクター312等を備える。光源装置31は、光源311から射出された光束をリフレクター312によって射出方向を揃え、インテグレーター照明光学系32に向けて射出する。
インテグレーター照明光学系32は、第1レンズアレイ321、第2レンズアレイ322、偏光変換素子323、および重畳レンズ324を備える。
第1レンズアレイ321は、光源装置31から射出された光束を複数の部分光束に分割する光学部材であり、光源装置31から射出された光束の光軸Lに対して略直交する面内にマトリックス状に配列される複数の小レンズを備えている。
第2レンズアレイ322は、第1レンズアレイ321と略同様の構成を有しており、重畳レンズ324とともに、第1レンズアレイ321から射出された部分光束を後述する液晶パネルの表面に重畳させる。
偏光変換素子323は、第2レンズアレイ322から射出されたランダム光を液晶パネルで利用可能な略1種類の偏光光に揃える機能を有する。
色分離光学系33は、2枚のダイクロイックミラー331,332、および反射ミラー333を備え、インテグレーター照明光学系32から射出された光束を赤色光(以下「R光」という)、緑色光(以下「G光」という)、青色光(以下「B光」という)の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学系34は、入射側レンズ341、リレーレンズ343、および反射ミラー342,344を備え、色分離光学系33で分離されたR光をR光用の液晶パネルまで導く機能を有する。なお、光学ユニット3は、リレー光学系34がR光を導く構成としているが、これに限らず、例えば、B光を導く構成としてもよい。
図2は、光学装置4および冷却装置7を示す斜視図である。
光学装置4は、図1、図2に示すように、R光、G光、B光の各色光用に設けられた電気光学装置5(R光用の電気光学装置を5R、G光用の電気光学装置を5G、B光用の電気光学装置を5Bとする)、および色合成光学装置としてクロスダイクロイックプリズム41を備えている。光学装置4は、色分離光学系33で分離された各色光を画像情報に応じて変調し、変調した各色光を合成する。
各電気光学装置5は、図1に示すように、入射側偏光板51、光変調装置52(R光用の光変調装置を52R、G光用の光変調装置を52G、B光用の光変調装置を52Bとする)、射出側偏光板54、および光変調装置52を保持する保持部材6、取付部材64(いずれも図2参照)を備えている。
入射側偏光板51は、色分離光学系33で分離された各色光のうち、偏光変換素子323で揃えられた偏光光を透過し、その偏光光と異なる偏光光を吸収して光変調装置52に射出する。入射側偏光板51は、図示しない透明基材に貼付され、光学部品用筐体38に取り付けられる。
光変調装置52は、詳細な図は省略するが、一対の透明なガラス基板に液晶が密閉封入された液晶パネルを備え、微小画素がマトリックス状に形成された矩形状の画素領域を有している。光変調装置52は、保持部材6に外周部が保持され、フレキシブル基板52F(図2参照)を介して制御部に接続されている。
光変調装置52は、制御部から入力された駆動信号に応じて液晶の配向状態が制御され、入射する色光を画像情報に応じて変調する。
取付部材64は、詳細な説明は省略するが、複数の板金から構成され、保持部材6に保持された光変調装置52、および透明基材に貼付された射出側偏光板54をクロスダイクロイックプリズム41に固定するために用いられる。
保持部材6に保持された光変調装置52は、図2に示すように、フレキシブル基板52Fが上側となるように配置され、取付部材64を介してクロスダイクロイックプリズム41に取り付けられる。
射出側偏光板54は、入射側偏光板51と略同様の機能を有し、光変調装置52にて変調された色光のうち一定方向の偏光光を透過し、その偏光光と異なる偏光光を吸収してクロスダイクロイックプリズム41に射出する。射出側偏光板54は、詳細な説明は省略するが、図示しない透明基材に貼付され、取付部材64(図2参照)を介してクロスダイクロイックプリズム41に固定される。
クロスダイクロイックプリズム41は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、各電気光学装置5が対向して配置される3つの光束入射側端面を有している。そして、クロスダイクロイックプリズム41は、直角プリズム同士を貼り合わせた界面に、2つの誘電体多層膜が形成されている。クロスダイクロイックプリズム41は、誘電体多層膜が電気光学装置5R,5Bから射出された色光を反射し、電気光学装置5Gから射出された色光を透過して、各色光を合成する。
投写レンズ36は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、クロスダイクロイックプリズム41にて合成された光をスクリーン上に拡大投写する。
冷却装置7は、図2に示すように、吸気ダクト71、3つの冷却ファン72R,72G,72B、およびダクト8を備えている。冷却装置7は、冷却ファン72R,72G,72Bの駆動により外装筐体2の吸気口から防塵フィルターを介して外気を取り込み、取り込んだ外気を吸気ダクト71によって冷却ファン72R,72G,72Bに導く。そして、冷却装置7は、冷却ファン72R,72G,72Bが取り込んだ外気を冷却風として送出し、この冷却風をダクト8によって電気光学装置5および偏光変換素子323に導いて、これらの部材を冷却する。
〔冷却装置の構成および冷却風の流れ〕
ここで、冷却装置7について詳細に説明する。
冷却装置7は、前述したように、吸気ダクト71、3つの冷却ファン72R,72G,72B、およびダクト8を備えている(図2参照)。
吸気ダクト71は、外装筐体2の内側から外装筐体2の吸気口を囲む開口部711を有している。開口部711は、図2に示すように、前後方向(Y方向)が上下方向(Z方向)より長い平面視矩形状に形成されている。吸気ダクト71は、この開口部711が3つの冷却ファン72R,72G,72Bの各吸入口と連通するように形成されている。吸気ダクト71は、冷却ファン72R,72G,72Bが駆動されることにより、防塵フィルターを介して流入する外装筐体2外部の空気を開口部711から冷却ファン72R,72G,72Bの各吸入口に導く。
図3は、冷却ファン72R,72G,72B、およびダクト8を下方斜めから見た斜視図である。
冷却ファン72R,72G,72Bは、図3に示すように、略円柱状の形状を有し、厚み寸法が略円柱状の外形寸法より小さなシロッコファンで構成されている。冷却ファン72R,72G,72Bは、それぞれが空気を吸入する吸入口721(冷却ファン72G,72Bの吸入口は図示省略)、および吸入された空気を送出する送出口722を有し、吸入した空気を冷却風として送出する。
冷却ファン72Gは、図2に示すように、電気光学装置5Rの+X側で、光学ユニット3の下方となる位置で、厚み方向が上下方向に沿うように配置(横置き配置)される。冷却ファン72Bは、光学装置4の前方(+Y側)で、投写レンズ36の下方となる位置で横置き配置される。そして、冷却ファン72Rは、冷却ファン72Bの+X側で、投写レンズ36の側方となる位置で、厚み方向がX方向に沿うように配置(縦置き配置)される。
このように、冷却ファン72R,72Bは、冷却ファン72Rが、投写レンズ36の側方となる位置で縦置き配置され、冷却ファン72Bが投写レンズ36の下方となる位置で横置き配置されることにより、投写レンズ36周囲のデッドスペースになりがちなスペースを有効に利用して配置されている。
冷却ファン72Rは、電気光学装置5R,5Gを主に冷却するためのファンである。冷却ファン72Rは、図3に示すように、吸入口721が+X側、つまり外装筐体2の吸気口側(投写レンズ36とは反対側)を向き、送出口722が後方(−Y側)を向くように配置され、図2に示すように、吸気ダクト71の−X側にネジ固定される。
冷却ファン72Gは、電気光学装置5Gを主に冷却するためのファンである。冷却ファン72Gは、図3に示すように、吸入口(図示省略)が上方(+Z側)を向き、送出口722が−X側(電気光学装置5R側)を向くように配置され、ダクト8にネジ固定される。また、冷却ファン72Gは、送出口722が電気光学装置5Rの近傍に位置するように配置される。
冷却ファン72Bは、電気光学装置5B、および偏光変換素子323を主に冷却するためのファンである。冷却ファン72Bは、図3に示すように、吸入口(図示省略)が上方(+Z側)を向き、送出口722が後方(−Y側)を向くように配置され、図2に示すように、ダクト8にネジ固定される。
ダクト8は、冷却ファン72R,72G,72Bから送出された冷却風を電気光学装置5R,5G,5Bおよび偏光変換素子323に導く機能を有している。
ダクト8は、図2に示すように、吸気ダクト71の−X側から冷却ファン72R,72G,72Bの吸入口721を囲んで光学装置4の下方(−Z側)に延出して形成され、外装筐体2の下ケース(図示省略)に固定される。
ダクト8は、外装筐体2の下ケースとで複数の流路を形成している。
ダクト8は、図3に示すように、冷却ファン72Rから送出された冷却風が流通する第1流路81、冷却ファン72Gから送出された冷却風が流通する第2流路82、および冷却ファン72Bから送出された冷却風が流通する第3流路83を有している。
第1流路81は、冷却ファン72Rの送出口722から冷却ファン72Gと冷却ファン72Bとの間を通り、電気光学装置5Rおよび電気光学装置5Gの下方に延出して形成されている。また、第1流路81には、冷却ファン72Rから送出された冷却風を分岐させる壁部811が形成されている。壁部811は、冷却ファン72Rの送出口722の近傍から電気光学装置5Rの下方に延出して形成されている。
第1流路81は、この壁部811が形成されることにより、冷却ファン72G側に位置する分岐流路81R、および冷却ファン72B側に位置する分岐流路81Gが形成されている。
分岐流路81Rの下流側端部、つまり、壁部811の端部近傍には、分岐流路81Rを流通した冷却風が流出する流出口812,813(図2参照)が形成され、第1流路81の下流側端部には、第1流路81を流通した冷却風が流出する流出口(図示省略、以下「第1流路端部流出口」という)が形成されている。
流出口812,813は、図2に示すように、縁部が上方に突出して形成されている。そして、流出口812は、光変調装置52Rの下方に位置し、流出口813は、電気光学装置5Rに備えられた射出側偏光板54の下方に位置するように形成されている。そして、第1流路端部流出口は、電気光学装置5Gに備えられた射出側偏光板54の下方に位置するように形成されている。
そして、冷却ファン72Rから送出された冷却風は、図3に示すように、第1流路81を流れ、壁部811によって分岐されて分岐流路81R,81Gを流通する。
分岐流路81Rを流通する冷却風は、一部が流出口812,813(図2参照)からダクト8の上方に流出し、残りの冷却風は、第1流路端部流出口に向かう。
そして、流出口812から流出した冷却風は、光変調装置52R、および電気光学装置5Rの入射側偏光板51を主に冷却し、流出口813から流出した冷却風は、電気光学装置5Rの射出側偏光板54を主に冷却する。
分岐流路81Gを流通する冷却風は、分岐流路81Rから第1流路端部流出口に向かう冷却風と合流し、第1流路端部流出口からダクト8の上方に流出する。そして、第1流路端部流出口から流出した冷却風は、電気光学装置5Gの射出側偏光板54を主に冷却する。
図4は、光学装置4および冷却装置7の一部を示す斜視図である。
第2流路82は、図3に示すように、冷却ファン72Gの送出口722から電気光学装置5G(図2参照)の下方に延出して形成されている。そして、第2流路82の下流側端部には、図4に示すように、光変調装置52Gの下方に位置し、第2流路82を流通した空気が流出する流出口9が形成されている。後で詳細に説明するが、流出口9は、図4に示すように、分岐壁10A,10Bによって仕切られた開口部91,92,93で構成されている。
第3流路83は、図3に示すように、冷却ファン72Bの送出口722から電気光学装置5Bの下方を経て、偏光変換素子323の下方に延出して形成されている。そして、第3流路83には、この第3流路83を流通した空気が流出する流出口831,832,833(図2参照)が形成されている。
流出口831,832は、図2に示すように、縁部が上方に突出して形成されている。そして、流出口831は、光変調装置52Bの下方に位置し、流出口832は、電気光学装置5Bに備えられた射出側偏光板54の下方に位置するように形成されている。
流出口833は、偏光変換素子323の下方に位置するように形成されており、図2に示すように、縁部が上方に突出し、内面は偏光変換素子323に効率良く冷却風が送風されるような傾斜面を有して形成されている。
冷却ファン72Bから送出された冷却風は、図3に示すように、第3流路83に流れ、流出口831,832,833(図2参照)からダクト8の上方に流出する。
そして、流出口831から流出した冷却風は、光変調装置52B、および電気光学装置5Bの入射側偏光板51を主に冷却し、流出口832から流出した冷却風は、電気光学装置5Bの射出側偏光板54を主に冷却する。そして、流出口833から流出した冷却風は、偏光変換素子323を冷却する。
ここで、光変調装置52Gの下方に位置する流出口9について詳細に説明する。
図5は、光変調装置52G、および光変調装置52G近傍の冷却装置7を後方から見た断面図である。
流出口9は、図4、図5に示すように、また、前述したように、分岐壁10A,10Bによって仕切られた開口部91,92,93で構成されている。
分岐壁10A,10Bは、第2流路82を流通し、流出口9に向かう方向(第1の流通方向)に流れる冷却風100を分割し、分割した冷却風の流通方向をそれぞれ屈曲させることにより、この冷却風100を分岐させる。そして、開口部91,92,93は、分岐壁10A,10Bによって分岐された冷却風110を流出する。
分岐壁10A,10Bは、板状に形成され、光変調装置52Gの光束入射側端面に対して交差するように形成され、開口部91,92,93は、光変調装置52Gの光束入射側端面に沿うように順次配設されることとなる。また、開口部91,92,93は、第1の流通方向に沿うように、上流側から下流側に順次並設されている。つまり、開口部93は、第1の流通方向において、開口部91,92,93のうち、最も下流側に形成されている。
分岐壁10Aは、図5に示すように、開口部91と開口部92とを仕切るように形成され、分岐壁10Bは、開口部92と開口部93とを仕切るように形成されている。
開口部91,92,93は、平面視矩形状に形成され、開口部93の−X側の内面9Rは、図5に示すように、下方から上方に向かう程、つまり光変調装置52Gに向かう程+X側となるように傾斜して形成されている。そして、開口部93の開口面積は、他の開口部91,92の開口面積より小さくなるように形成されている。つまり、分岐壁10A,10Bは、開口部93を流通する冷却風113の風量が開口部91,92を流通する冷却風111,112の風量より小さくなるように流出口9を仕切るように形成されている。
また、分岐壁10A,10Bは、図5に示すように、分割される前の冷却風100が流通する空間に侵入するように形成されており、分岐壁10Aと分岐壁10Bとでは、この空間への侵入量が異なって形成されている。
具体的に、侵入量は、冷却ファン72Gの送出口722近傍のダクト8上側の内面9Uから分岐壁10A,10Bそれぞれの下方端部までの長さ(侵入長さ)であり、図5に示すように、分岐壁10Aの侵入長さ10Atは、分岐壁10Bの侵入長さ10Btより短く形成されている。すなわち、分岐壁10A,10Bは、冷却風100の流れに対し、侵入長さ10Atの短い分岐壁10Aが、侵入長さ10Btの長い分岐壁10Bより上流に形成される。
分岐壁10A,10Bは、侵入長さが異なることにより、冷却ファン72Gから送出された冷却風100を2段階に亘って分岐させる。
次に、冷却ファン72Gから送出された冷却風100の流れについて説明する。
冷却ファン72Gから送出され、第1の流通方向に流通する冷却風100は、図5に示すように、第2流路82を流れる。そして、第2流路82を流れる冷却風100は、流通する位置に応じて分岐壁10A,10Bによって分岐され、冷却風110として開口部91,92,93から流出する。
具体的に、第2流路82内における上側を流れた冷却風100は、分岐壁10Aに衝突して流通方向が上方(第2の流通方向)に屈曲されて開口部91から流出する(冷却風111)。そして、開口部91から流出した冷却風111は、光変調装置52Gの下方から光変調装置52Gの+X側に送風される。
分岐壁10Aの下方を流れた冷却風100のうちの上側の冷却風100は、分岐壁10Bに衝突して流通方向が第2の流通方向に屈曲されて開口部92から流出する(冷却風112)。そして、開口部92から流出した冷却風112は、光変調装置52Gの下方から光変調装置52Gの略中央に送風される。
分岐壁10Bの下方を流れた冷却風100は、開口部93の−X側の内面9Rに衝突して流通方向が第2の流通方向に屈曲されて開口部93から流出する(冷却風113)。そして、開口部93から流出した冷却風113は、光変調装置52Gの下方から光変調装置52Gの−X側に送風される。また、開口部93は、前述したように、開口面積が他の開口部91,92の開口面積より小さくなるように形成されているので、冷却風113の風量は、冷却風111,112の風量より小さくなる。
このように、冷却ファン72Gから送出され、第1の流通方向に流通する冷却風100は、分岐壁10A,10Bによって分割され、分割された冷却風111,112,113は、流通方向が第2の流通方向に屈曲されて開口部91,92,93から流出する。そして、開口部91,92,93から流出した冷却風110は、光変調装置52Gに送風され、光変調装置52Gを冷却する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ダクト8の流出口9には、分岐壁10A,10Bが設けられ、冷却ファン72Gから送出された冷却風100は、分岐壁10A,10Bによって分割され、流通方向が屈曲されて開口部91,92,93から流出する。これによって、流出口9から流出する冷却風110の風速や風向の乱れを抑制することが可能となる。特に、冷却ファン72Gと光変調装置52Gとが近接して配置されることによる、第1の流通方向に向かおうとする勢いが強い冷却風100を分割するので、分割された冷却風110の流出口9における風速や風向の乱れを効果的に抑制することが可能となる。よって、流出口9から流出する冷却風110を有効に光変調装置52Gに送風し、光変調装置52Gの効率的な冷却が可能となる。
また、冷却ファン72Gが光変調装置52Gの近傍に配置されても、光変調装置52Gの効率的な冷却が可能なので、プロジェクター1内のスペースを有効に利用して、ダクト8の形成、および冷却ファン72Gの配置が可能となる。
したがって、プロジェクター1は、小型化が図られつつ、長期に亘って画質の劣化を抑制した投写が可能となる。また、冷却ファン72Gからの冷却風100を有効に利用できるので、冷却ファン72Gを低速回転できることによる低騒音化が図れる。
(2)開口部93は、開口部93から流出する冷却風113の風量が、開口部91,92から流出する冷却風111,112の風量より小さくなるように形成されている。これによって、光変調装置52Gの下方から光変調装置52Gの−X側に送風される冷却風113が冷却風100の勢いによって、光変調装置52Gから離間する方向に向かうことを抑制することが可能となる。よって、流出口9から流出する冷却風110をさらに有効に光変調装置52Gに送風し、光変調装置52Gの効率的な冷却が可能となる。
(3)冷却装置7は、第1流路81、第2流路82、第3流路83にそれぞれに冷却風を送出する冷却ファン72R,72G,72Bを備えている。これによって、光束の入射に伴って上昇する温度が異なる光変調装置52R,52G,52Bそれぞれに対応して、各流路に流通させる冷却風の風速や風量等を容易に制御することが可能となる。よって、各冷却ファン72R,72G,72Bの選定やそれらの駆動電圧、各流路の形状等の設定が容易となる。
(変形例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
侵入長さ10At,10Btが変更可能となるように、分岐壁10A,10Bを移動できるように構成してもよい。
開口部91,92,93の開口面積が変更可能となるように、分岐壁10A,10Bを第1の流通方向において移動できるように構成してもよい。
前記実施形態では、分岐壁が2つで構成されているが、1つでも3つ以上で構成してもよい。
分岐壁10Aや分岐壁10Bの一部を削除し、開口部91と開口部92との間や、開口部92と開口部93との間で冷却風の一部が流通可能となるように構成してもよい。
また、分岐壁を取付部材64等の部材で構成してもよい。
前記実施形態では、光変調装置52Gに冷却風を流出する流出口9に分岐壁10A,10Bが設けられる構成としているが、他の光変調装置52R,52Bに冷却風を流出する流出口812,831に分岐壁を設ける構成としてもよい。
前記実施形態の開口部91,92,93は、光変調装置52Gの光束入射側端面に沿うように配設されているが、流出口に設けられた複数の開口部が光変調装置52Gの光束入射側端面に対し交差する方向に沿うように配設されるように分岐壁を形成し、この複数の開口部から流出された冷却風が光変調装置52に加え、入射側偏光板51や射出側偏光板54に送風されるように構成してもよい。
冷却装置7は、3つの冷却ファン72R,72G,72Bを備えて構成されているが、冷却ファンは、3つに限らず、2つ以下あるいは4つ以上で構成してもよい。また、冷却ファンは、シロッコファンに限らず軸流ファンで構成してもよく、シロッコファンと軸流ファンとを組み合わせて構成してもよい。
前記実施形態の光変調装置52は、透過型の液晶パネルを有して構成されているが、反射型液晶パネルを利用したものであってもよい。
光源311は放電型のランプに限らず、その他の方式のランプや発光ダイオード等の固体光源で構成してもよい。
1…プロジェクター、2…外装筐体、3…光学ユニット、7…冷却装置、8…ダクト、9…流出口、10A,10B…分岐壁、31…光源装置、52,52B,52G,52R…光変調装置、72B,72G,72R…冷却ファン、91,92,93…開口部、100,110,111,112,113…冷却風、311…光源。

Claims (5)

  1. 光源と、前記光源から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置とを備えたプロジェクターであって、
    冷却風を送出する冷却ファンと、
    前記冷却風を導き、導いた前記冷却風を前記光変調装置に流出する流出口を有するダクトと、
    前記ダクトに形成されるとともに、前記冷却風の流通方向をそれぞれ第1の流通方向から第2の流通方向に屈曲させる第1および第2の分岐壁と、
    前記流出口において、前記第1の分岐壁により仕切られて形成された第1の開口部と、
    前記流出口において、前記第1および第2の分岐壁により仕切られて形成された第2の開口部と、
    前記流出口において、前記第2の分岐壁により仕切られて形成された第3の開口部と、
    を備え、
    前記第1の分岐壁の前記流出口側の端部から他端までの長さは、前記第2の分岐壁の前記流出口側の端部から他端までの長さより短く、
    前記ダクトの前記第1の流通方向端部の内面は、前記第2の流通方向に向かうに従って、前記第2の分岐壁に近づくように傾斜していることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記第1および第2の分岐壁は、前記光変調装置の光束入射側端面に交差するように形成されていることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項に記載のプロジェクターであって、
    第1ないし第3の開口部は、前記第1の流通方向に沿うように配設され、
    前記第3の開口部の開口面積は、前記第1および第2の開口部の開口面積より小さく形成され、
    前記第3の開口部から流出する前記冷却風の風量が、前記第1および第2の開口部から流出する前記冷却風の風量より小さくなるように形成されていることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記第1および第2の分岐壁は、分割される前の前記冷却風が流通する空間に侵入するように形成され、
    前記第1または第2の分岐壁は、前記空間への侵入量が変更可能に構成されていることを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記第1または第2の分岐壁は、前記第1の流通方向において移動可能に構成されていることを特徴とするプロジェクター。
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