JP2016145921A - プロジェクター - Google Patents

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敬太 月岡
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Abstract

【課題】小型化を図りつつ、冷却対象を効率的に冷却するプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクターは、冷却ファンから送風された空気を冷却対象に導くダクト部6を備える。ダクト部6は、冷却ファンから送風された空気を第1方向に導く流通部611と、流通部611を流通した空気の流通方向を第2方向に変更する方向変更部612と、方向変更部612を流通した空気の流通方向を第3方向に変え、ダクト部6の外部に排出させる排出部613と、第2方向および第3方向に沿って延出する整流部61Rと、を備え、排出部613は、方向変更部612で変更された空気の流通方向を第3方向に変更させる起立部613aと、起立部613aおよび流通部611に接続される内壁613cと、起立部613aおよび方向変更部612に接続される外壁613dと、を有し、整流部61Rは、外壁613dより内壁613cに近い位置に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、変調した光をスクリーン等の投写面に投写するプロジェクターが知られている。プロジェクターには、光源からの光を変調するための光変調装置等の光学部品が備えられている。そして、これらの光学部品は、光源からの光が入射することによって発熱して光学特性が低下するため、プロジェクターには、冷却装置が備えられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターは、光変調装置としての液晶パネル(3色光(赤色光、緑色光、青色光)用の液晶パネル)、およびこの3色光用の液晶パネルを冷却する冷却装置(パネル冷却系)を備える。パネル冷却系は、一対のシロッコファンおよびダクトを備え、ダクトは、吸気ダクト部および排気ダクト部を有している。
吸気ダクト部には、外装筐体の吸気口に連通するダクト連通孔がそれぞれ形成された2つの吸気室を有し、一対のシロッコファンそれぞれは、このダクト連通孔から空気を取り込むように吸気ダクト部に取り付けられる。
排気ダクト部には、一対のシロッコファンそれぞれから送風される空気が流通する2つの排気風路が設けられている。各排気風路は、各シロッコファンから同一方向に延出する部位と、互いに近づくように屈曲する部位とを有しており、互いに近づくように屈曲する部位の間には、分流板が設けられている。また、排気ダクト部には、3色光用の液晶パネルそれぞれの下方に排気吹き出し孔が形成されている。
そして、ダクトは、一対のシロッコファンのうちの一方から送風された空気を赤色光および緑色光用の液晶パネルに導き、一対のシロッコファンのうちの他方から送風された空気を青色光および緑色光用の液晶パネルに導く。また、ダクトは、緑色光用の液晶パネルに対し、シロッコファンから送風された空気を、排気風路内において方向を変えた後、分流板で衝突させてダクトの上方に配置される緑色光用の液晶パネルに導くように構成されている。
特開2002−341445号公報
しかしながら、特許文献1に記載のダクトでは、シロッコファンから送風された空気は、排気風路内で方向が変更された後、分流板で衝突することによって、排気風路において内側となるダクトの内壁部の近傍に、渦が発生することが考えられる。すなわち、特許文献1に記載のダクトでは、緑色光用の液晶パネルに対し、シロッコファンから送風された空気の一部は、風速が弱められてダクトの排気吹き出し孔から排出されるため、緑色光用の液晶パネルを効率良く冷却することが難しいことが考えられる。また、屈曲する部位の内側を滑らかな曲面を形成するように、排気吹き出し孔と上述した同一方向に延出する部位とを離間させてダクトを形成すると、渦の発生は抑えられるが、パネル冷却系が大型化、ひいてはプロジェクターが大型化するという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、画像を投写するプロジェクターであって、光源と、前記光源から射出された光を変調する光変調装置と、空気を送風する冷却ファンと、前記冷却ファンから送風された空気を当該プロジェクター内の冷却対象に導くダクト部と、外装を構成する外装筐体と、を備え、前記ダクト部は、前記冷却ファンから送風された空気を第1方向に導く流通部と、前記流通部を流通した空気の流通方向を前記第1方向に対して交差する第2方向に変更する方向変更部と、前記方向変更部を流通した空気の流通方向を前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に変え、前記冷却対象に向けて排出させる排出部と、前記排出部内に設けられ、前記第2方向および前記第3方向に沿って延出する整流部と、を備え、前記排出部は、前記方向変更部で変更された空気の流通方向を前記第3方向に変更させる起立部と、前記起立部および前記流通部に接続される内壁と、前記起立部および前記方向変更部に接続される外壁と、を有し、前記整流部は、前記外壁より前記内壁に近い位置に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、冷却ファンから送風され、流通部を流通した空気は、方向変更部で流通方向が変更され、排出部でさらに方向が変更されて冷却対象に向けて排出される。上述した整流部が設けられていない構成においては、排出部内には、起立部に向かう空気と、起立部で方向が変更された空気とが流通することで、渦が発生し易くなる。特に、第1方向と第2方向とが成す角度が小さく(例えば、90°程度)、内壁と流通部との間が隅部を有するように形成された場合、この隅部近傍に流れる空気は、流通方向が急激に変わるため、内壁近傍に顕著な渦が発生する。すなわち、上述した整流部が設けられていない構成においては、冷却ファンから送風された空気の一部は、風速が弱められて冷却対象に向かう。
本適用例のダクト部においては、第1方向と第2方向とが成す角度が小さく、内壁と流通部との間が隅部を有するように形成されても、内壁の近傍に発生する渦を整流部によって抑制することが可能となる。よって、第2方向において、流通部を排出部に近接して形成することによるダクト部の小型化を図りつつ、冷却ファンから送風された空気を効率良く利用して冷却対象を冷却することが可能となる。したがって、小型化や他の構成部材を配置するスペースを確保しつつ、冷却対象の劣化を抑制できるプロジェクターの提供が可能となる。また、冷却ファンから送風された空気が効率良く冷却対象に送風されるので、冷却ファンの低電圧駆動等による低騒音化が可能となる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記方向変更部は、前記外壁に接続される変更部外壁、および前記流通部を流通した空気を前記変更部外壁に交差する方向において分岐させる分岐部を有し、前記整流部は、前記分岐部と前記内壁との間に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、方向変更部には上述した分岐部が形成されているので、分岐部が形成されていない構成に比べ、流通部内や方向変更部内の風速のバラツキや風向の乱れを抑制することが可能となる。そして、分岐部と内壁との間には整流部が形成されているので、整流部が形成されていない構成において分岐部と内壁との間に発生する渦を抑制することが可能となる。よって、冷却ファンから送風された空気をさらに効率良く利用して冷却対象を冷却することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記整流部は、前記内壁と前記外壁との間における前記内壁寄りの1/3以下の領域に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、整流部が設けられていない構成において、内壁と外壁との間における内壁寄りの1/3以下の領域に発生する渦を抑制することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記冷却対象は、前記光変調装置であることが好ましい。
この構成によれば、光変調装置を効率良く冷却できると共に、ダクト部および冷却ファンを光変調装置近傍にコンパクトに配置することが可能となる。よって、長期に亘って画質の良好な画像の投写、および小型化や、他の構成部材を配置する自由度を高めたプロジェクターの提供が可能となる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記冷却ファンは、羽根の回転中心軸に沿う方向から取り込んだ空気を回転接線方向に送風するシロッコファンであることが好ましい。
シロッコファンは、軸流ファンに比べて狭い領域に高い風圧で空気を送風するので、ダクト部は、コンパクトな形状で、シロッコファンから送風された空気を効率良く冷却対象に導くことが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記外装筐体は、当該プロジェクターが載置される載置面に対向する底面を有し、前記第1方向および前記第2方向は、前記底面に沿う方向であり、前記第3方向は、前記底面側から前記冷却対象に向かう方向であることが好ましい。
この構成によれば、冷却対象と、外装筐体の底面を有する底面部との間にダクト部を配置し、冷却対象を冷却することができる。また、ダクト部は、流通部と排出部とを近接して形成可能なので、すなわち第2方向の小型化が可能なので、例えば、載置面に載置されたプロジェクターにおいて、前後方向や左右方向を小型化することや、これらの方向に他の構成部材を配置する自由度を高めたプロジェクターの提供が可能となる。
本実施形態のプロジェクターの概略構成を示す模式図。 第1冷却装置の斜視図。 ダクト部の断面図。 風速分布のシミュレーションに用いたモデルを示す図。 風速分布のシミュレーションに用いたモデルを示す図。 風速分布のシミュレーション結果を示す図。 風速分布のシミュレーション結果を示す図。
以下、本実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調してスクリーン等に拡大投写する。
〔プロジェクターの主な構成〕
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す模式図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2、制御部(図示省略)、光源装置31を有する光学ユニット3、および冷却装置5を備える。なお、図示は省略するが、外装筐体2の内部には、さらに、光源装置31や制御部に電力を供給する電源装置等が配置されている。
また、以下では、説明の便宜上、机上等に載置されたプロジェクター1において、投写面側を+Y側(前側)、後方から見たプロジェクター1の左側を+X側(左側)、鉛直方向上側を+Z側(上側)として記載する。
外装筐体2は、詳細な説明は省略するが、上部を構成する上ケース、下部を形成する下ケース等を有し、これらは、ネジ等により固定されている。上ケースには、プロジェクター1を操作するための入力操作部や、警告表示部が配置されている。下ケースは、プロジェクター1が載置される載置面に対向する底面を有し、この底面から載置面に当接する脚部(図示省略)が突出している。
また、外装筐体2には、外気を取り込むための吸気口、および外装筐体2内部の温まった空気を外部に排気する排気口等が設けられている。吸気口は、下ケースの底面を有する底面部に設けられ、排気口は、外装筐体2右側の側面部に設けられている。なお、図示は省略するが、吸気口には、防塵フィルターが配置されており、外気に混入している塵埃の外装筐体2内への侵入を抑制するように構成されている。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、コンピューターとして機能するものであり、プロジェクター1の動作の制御、例えば、画像の投写に関わる制御や冷却装置5に備えられた冷却ファンの駆動等の制御を行う。
光学ユニット3は、制御部による制御の下、光源装置31から射出された光を光学的に処理して投写する。
光学ユニット3は、図1に示すように、光源装置31に加え、インテグレーター照明光学系32、色分離光学系33、リレー光学系34、光学装置35、投写レンズ36、およびこれらの部材を光路上の所定位置に配置する光学部品用筐体37を備える。
光源装置31は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源311およびリフレクター312等を備える。光源装置31は、光源311から射出された光をリフレクター312によって射出方向を揃え、インテグレーター照明光学系32に向けて射出する。
インテグレーター照明光学系32は、第1レンズアレイ321、第2レンズアレイ322、偏光変換素子323、および重畳レンズ324を備える。
第1レンズアレイ321は、小レンズがマトリクス状に配列された構成を有しており、光源装置31から射出された光を複数の部分光に分割する。第2レンズアレイ322は、第1レンズアレイ321と略同様の構成を有しており、重畳レンズ324とともに、部分光を後述する光変調装置351に略重畳させる。偏光変換素子323は、第2レンズアレイ322から射出されたランダム光を光変調装置351で利用可能な略1種類の偏光光に揃える機能を有している。
色分離光学系33は、2枚のダイクロイックミラー331,332、および反射ミラー333を備え、インテグレーター照明光学系32から射出された光を赤色光(以下「R光」という)、緑色光(以下「G光」という)、青色光(以下「B光」という)の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学系34は、入射側レンズ341、リレーレンズ343、および反射ミラー342,344を備え、色分離光学系33で分離されたR光をR光用の光変調装置351まで導く機能を有する。なお、光学ユニット3は、リレー光学系34がR光を導く構成としているが、これに限らず、例えば、B光を導く構成としてもよい。
光学装置35は、各色光用に設けられた光変調装置351(R光用の光変調装置を351R、G光用の光変調装置を351G、B光用の光変調装置を351Bとする)、および色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム352を備える。
各光変調装置351は、透過型の液晶パネル、液晶パネルの光入射側に配置された入射側偏光板、および液晶パネルの光射出側に配置された射出側偏光板を備え、各色光を画像情報に応じて変調する。
クロスダイクロイックプリズム352は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。クロスダイクロイックプリズム352は、誘電体多層膜が光変調装置351R,351Bにて変調されたR光およびB光を反射し、光変調装置351Gにて変調されたG光を透過して、3色の変調光を合成する。
投写レンズ36は、光軸に沿って配置される複数のレンズを有して構成され、クロスダイクロイックプリズム352にて合成された光をスクリーン上に拡大投写する。
冷却装置5は、第1冷却装置5Aおよび第2冷却装置5Bを備える。
第1冷却装置5Aは、外装筐体2の吸気口から外気を取り込み、取り込んだ空気を光学装置35に導き、冷却対象としての光変調装置351等を冷却する。
第2冷却装置5Bは、外装筐体2の排気口近傍に配置された排気ファン5Be、および図示しないダクト部材等を備え、外装筐体2内の暖まった空気を外装筐体2の排気口から外部に排出させる。なお、図示は省略するが、冷却装置5は、光源装置31を冷却する光源用ファン等を備える。
〔第1冷却装置の構成〕
ここで、第1冷却装置5Aについて詳細に説明する。
図2は、第1冷却装置5Aの斜視図である。
第1冷却装置5Aは、図2に示すように、冷却ファン51R,51G,51B、およびダクト部6を備える。
冷却ファン51R,51G,51Bは、羽根(図示省略)の回転中心軸51jに沿う方向から取り込んだ空気を回転接線方向に吐出することにより空気を送風するシロッコファンである。シロッコファンは、円柱状の部位に空気を取り込む吸入口(図示省略)が形成され、円柱状の部位から突出する部位(以下、吐出部511とする)に、取り込んだ空気を吐出する吐出口(図示省略)が形成されている。
冷却ファン51R,51G,51Bは、光学ユニット3の下方に配置され、それぞれの吸入口が外装筐体2の底面側を向き、外装筐体2の底面部に設けられた吸気口から外部の空気を取り込むように配置される。
具体的に、冷却ファン51Gは、上方から見て光変調装置351Gの後方となる位置に、吐出部511が略前方を向くように配置される。冷却ファン51Bは、冷却ファン51Gの右方に、吐出部511が前方を向くように配置される。冷却ファン51Rは、上方から見て光変調装置351Gの左方となる位置に吐出部511が前方斜めを向くように配置される。
ダクト部6は、光学装置35の下方に配置され、冷却ファン51R,51G,51Bから送風された空気を光学装置35に導く。ダクト部6は、上下分割可能な2つの合成樹脂製の部材で形成され、図2に示すように、ベース部60、第1流路形成部61、第2流路形成部62、および第3流路形成部63を有している。
図3は、ダクト部6の断面図である。
ベース部60は、平面視矩形状に形成されている。ダクト部6は、ベース部60がクロスダイクロイックプリズム352(図1参照)の下方に位置するように配置される。
第1流路形成部61は、冷却ファン51Bから送風された空気を光変調装置351Bに導く流路を形成する。
第1流路形成部61は、図2、図3に示すように、空気が流入する流入口61iが形成された流通部611、方向変更部612、および排出口61eが形成された排出部613を有している。
流通部611は、冷却ファン51Bの吐出部511から前方(+Y方向)に延出し、冷却ファン51Bから送風された空気を第1方向としての前方(+Y方向)に導く。このように、流通部611は、光学装置35に対し、投写レンズ36とは反対方向に延出している。
流通部611は、断面形状が略矩形状に形成されており、図3に示すように、左側を形成する側壁611W、および右側を形成する側壁611Vを有している。
方向変更部612は、流通部611を流通した空気の流通方向を前方(第1方向)から第2方向としての左方(+X方向)に変更する。
方向変更部612は、図2に示すように、上方から見て略1/4円形状に形成されており、図3に示すように、側壁611Vに接続され、R面状の変更部外壁612Vを有している。
排出部613は、図2に示すように、ベース部60の右側に沿って上方(+Z方向)に延出しており、方向変更部612より上方に突出し、上側端部には、平面視矩形状の排出口61eが形成されている。排出部613は、方向変更部612を流通した空気の流通方向を第3方向としての上方(+Z方向)に変え、排出口61eから排出させる。また、排出口61eは、光変調装置351Bの下方に位置するように形成されている。
排出部613は、左側を形成する起立部613a、起立部613aに対向する立壁613b、後側を形成する内壁613c、および前側を形成する外壁613dを有している。
起立部613aは、方向変更部612で変更された空気が衝突し、空気の流通方向を上方(第3方向)に変更させる。
立壁613bは、起立部613aの方向変更部612より上方に突出する部位に対向している。また、立壁613bは、図2に示すように、左右方向(±X方向)において、側壁611Wに近接する位置に形成されている。すなわち、流通部611は、左右方向(±X方向)において、排出口61eに近接するように形成されている。
内壁613cおよび外壁613dは、起立部613aの両側から方向変更部612に向かって延出しており、内壁613cは、流通部611に接続され、外壁613dは、方向変更部612に接続される。
具体的に、内壁613cは、ダクト部6を形成可能な範囲で極小さなR面、例えば、半径が1mm程度のR面を介して流通部611の側壁611Wに繋がるように形成されている。外壁613dは、方向変更部612の変更部外壁612Vに繋がるように形成されている。
このように、第1流路形成部61は、流通部611と排出部613とが方向変更部612を介して接続され、内側に小さなR面が形成された隅部61Xを有して形成されている。そして、第1流路形成部61は、冷却ファン51Bから送風された空気を、前方(第1方向)から左方(第2方向)、左方(第2方向)から上方(第3方向)の2段階に流通方向を変えて光変調装置351Bに導く。
また、第1流路形成部61は、冷却ファン51Bから送風された空気を外装筐体2の底面に沿う方向となる前方(第1方向)および左方(第2方向)に流通方向を変えた後、底面から外装筐体2の内部に向かう上方(第3方向)にさらに流通方向を変えて排出口61eから排出させることとなる。
第1流路形成部61の内部には、図3に示すように、分岐部61a,61bおよび整流部61Rが形成されている。
分岐部61a,61bは、方向変更部612内に設けられ、流通部611を流通した空気を変更部外壁612Vに交差する方向において分岐する機能を有している。具体的に、分岐部61aは、変更部外壁612Vと略平行となるように形成され、分岐部61bは、分岐部61aの内側に位置し、分岐部61aと略平行となるように形成されている。
整流部61Rは、図3に示すように、排出部613内の外壁613dより内壁613cに近い位置に設けられており、分岐部61bと内壁613cとの間から左方(第2方向)および上方(第3方向)に沿って延出し、排出部613の起立部613aに接続するように形成されている。また、整流部61Rは、上端が方向変更部612の上端と略同じ高さになるように形成されている。整流部61Rは、分岐部61bと内壁613cとの間を流れる空気を整流する。なお、第1流路形成部61内の空気の流れについては、後で詳細に説明する。
第2流路形成部62は、冷却ファン51Gから送風される空気を光変調装置351Gに導く流路を形成する。
第2流路形成部62は、図2に示すように、冷却ファン51Gの吐出部511からベース部60の後側に向かって延出する流通部621、およびベース部60の後側に沿って上方に延出する排出部622を有している。流通部621の端部には、冷却ファン51Gから送風される空気が流入する流入口62iが設けられ、排出部622の上側の端部には、流通部621を流通した空気が排出する平面視矩形状の排出口62eが設けられている。排出口62eは、光変調装置351Gの下方に位置するように形成されている。
また、流通部621の内部には、図3に示すように、分岐部62a,62bが形成されている。分岐部62a,62bは、冷却ファン51Gから送風された空気を分岐する機能を有している。
冷却ファン51Gから送風された空気は、流入口62iから流入し、分岐部62a,62bによって分岐されて流通部621内で風速のバラツキや風向の乱れが抑えられ、排出口62eから排出されて光変調装置351Gを冷却する。
第3流路形成部63は、冷却ファン51Rから送風される空気を光変調装置351Rに導く流路を形成する。
第3流路形成部63は、図2に示すように、冷却ファン51Rの吐出部511からベース部60の左側に向かって延出する流通部631、およびベース部60の左側に沿って上方に延出する排出部632を有している。流通部631の端部には、冷却ファン51Rから送風される空気が流入する流入口63iが設けられ、排出部632の上側の端部には、流通部631を流通した空気が排出する平面視矩形状の排出口63eが設けられている。排出口63eは、光変調装置351Rの下方に位置するように形成されている。
また、流通部631の内部には、図3に示すように、分岐部63a,63bが形成されている。分岐部63a,63bは、冷却ファン51Rから送風された空気を分岐する機能を有している。
冷却ファン51Rから送風された空気は、流入口63iから流入し、分岐部63a,63bによって分岐されて流通部631内で風速のバラツキや風向の乱れが抑えられ、排出口63eから排出されて光変調装置351Rを冷却する。
〔第1流路形成部内の空気の流れ〕
ここで、第1流路形成部61内の空気の流れについて詳細に説明する。
第1流路形成部61は、整流部61Rを有することにより、流入口61iから流入する空気の風速の低下を抑制して排出口61eから効率良く排出する。
そこで、分岐部61a,61bや整流部61Rが設けられていない構成と比較して、第1流路形成部61内の空気の流れを説明する。
図4、図5は、風速分布のシミュレーションに用いたモデルを示す図である。具体的に、図4(a)は、第1流路形成部61に模したモデルAの斜視図、図4(b)は、モデルAの断面図である。図5(a)は、整流部61Rが設けられていない以外は、モデルAと同じ形状のモデルBの断面図、図5(b)は、分岐部61a,61bが設けられていない以外は、モデルAと同じ形状のモデルCの断面図、図5(c)は、分岐部61a,61bおよび整流部61Rが設けられていない以外は、モデルAと同じ形状のモデルDの断面図である。なお、各モデルにおいて、本実施形態の第1流路形成部61が有する構成要素と同様の構成要素には、第1流路形成部61の構成要素と同一符号を付して説明する。また、以下に示すシミュレーションは、流入口61iにおいて、断面方向に均一の風速で空気が流入した場合のシミュレーションを示したものである。
先ず、整流部61Rの効果をより明確にするために、流路に分岐部61a,61bが形成されていない構成における空気の流れについて説明する。すなわち、モデルC(図5(b)参照)、モデルD(図5(c)参照)を用いたシミュレーション結果について説明する。
図6は、風速分布のシミュレーション結果を示す図であり、(a)は、モデルDを用いた場合の図、(b)は、モデルCを用いた場合の図である。
分岐部61a,61bおよび整流部61Rが設けられていないモデルDにおいては、図6(a)に示すように、流入口61iから流入する空気は、流通部611から方向変更部612に向かうに従って側壁611V近傍の風速が小さくなり、側壁611W近傍の風速は、隅部61X近傍で大きくなる。
隅部61X近傍で風速が大きくなった空気は、排出部613内で起立部613aに向かう空気と、起立部613aで方向が変更された空気とが流通することで渦が発生し、渦の中心の領域10Lは、風速が小さくなる。本シミュレーション結果では、領域10Lは、内壁613cと外壁613dとの間における内壁613c寄りの略1/4以下の領域に形成されている。
これによって、領域10Lを経由して排出口61eから排出される空気は、他の領域を経由して排出口61eから排出される空気より風速が弱められたものとなる。すなわち、モデルDを用いた構成においては、排出口61eから排出される空気の一部は、風速が弱められて光変調装置351Bに送風されることとなる。
一方、図6(b)に示すように、整流部61Rを有するモデルCにおいては、整流部61RがモデルDにおける領域10Lに相当する領域に設けられているので、渦の発生が抑制されて風速の低下が抑えられる。すなわち、モデルCを用いた構成においては、モデルDを用いた構成に比べ、排出口61eから排出される空気は、より効率的に光変調装置351Bに送風されることとなる。
領域10Lの位置は、流入口61iに流入する風速の程度や、方向変更部612が流通部611からの空気の流通方向を変更する角度(変更角度)、隅部61Xの形状等で異なることが考えられる。また、上述したシミュレーションは、前述したように、流入口61iにおいて、断面方向に均一の風速で空気が流入した場合を示したものであるが、冷却ファン51Bから送風された空気は、断面方向における風速が必ずしも均一にならないため、領域10Lの位置は、流入口61iに流入する断面方向における風速分布も影響することも考えられる。
しかしながら、変更角度が90°程度、隅部61XにおけるR面がダクト部6を形成可能な範囲で小さい形状であれば、内壁613cと外壁613dとの間における内壁613c寄りの略1/3以下の領域に、整流部61Rを設けることで、渦の発生を抑制できると考えられる。
次に、流路に分岐部61a,61bが設けられた構成における空気の流れについて説明する。すなわち、モデルA(図4参照)、モデルB(図5(a)参照)を用いたシミュレーション結果について説明する。
図7は、風速分布のシミュレーション結果を示す図であり、(a)は、モデルBを用いた場合の図、(b)は、モデルAを用いた場合の図である。
図7に示すように、分岐部61a,61bを有するモデルA、モデルBにおいては、流入口61iから流入する空気は、分岐部61a,61bによって分岐するので、風速のバラツキや風向の乱れが抑制され、流通部611および方向変更部612で略同様の風速分布を示す。
しかし、モデルAとモデルBとでは、排出部613で、異なる風速分布を示す。すなわち、整流部61Rが設けられていないモデルBにおいては、図7(a)に示すように、内壁613cと分岐部61bとの間を流れた空気は、内壁613cの近傍で、渦が発生する。この渦はモデルDで発生する渦より小さいが、渦の中心の領域20Lは、風速が小さくなる。また、領域20Lでの風速の低下は、モデルDにおける領域10Lでの風速の低下より小さいが、領域20Lを経由して排出口61eから排出される空気は、他の領域を経由して排出口61eから排出される空気より風速が弱められたものとなる。すなわち、モデルBを用いた構成においては、モデルDを用いた構成と同様に、排出口61eから排出される空気の一部は、風速が弱められて光変調装置351Bに送風されることとなる。
一方、図7(b)に示すように、整流部61Rを有するモデルAにおいては、整流部61RがモデルBにおける領域20Lに相当する領域に設けられているので、渦の発生が抑制されて風速の低下が抑えられる。すなわち、モデルAを用いた構成においては、モデルBを用いた構成に比べ、排出口61eから排出される空気は、より効率的に光変調装置351Bに送風されることとなる。
このように、分岐部61a,61bを有する構成においても、整流部61Rを備えることで、流入する空気を有効に利用することが可能となる。すなわち、モデルAに相当する本実施形態の第1流路形成部61は、冷却ファン51Bから送風される空気を効率良く光変調装置351Bに導くことが可能となる。
また、前述したように、分岐部61a,61bを有さない構成においても、整流部61Rを備えることで、流入する空気を有効に利用することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ダクト部6は、左右方向において、流通部611が排出口61eに近接するように形成され、整流部61Rを有する構成により、冷却ファン51Bから送風された空気を効率良く光変調装置351Bに導くように構成されている。
これによって、ダクト部6の小型化を図りつつ、光変調装置351Bの効率的な冷却が可能となる。したがって、小型化や他の構成部材を配置するスペースを確保しつつ、光変調装置351Bの劣化を抑制できるプロジェクター1の提供が可能となる。また、冷却ファン51Bから送風された空気が効率良く光変調装置351Bに送風されるので、冷却ファン51Bの低電圧駆動等による低騒音化が可能となる。
(2)方向変更部612には、分岐部61a,61bが形成されているので、分岐部61a,61bが形成されていない構成に比べ、流通部611内や方向変更部612内の風速のバラツキや風向の乱れを抑制することが可能となる。特に、前方(第1方向)から左方(第2方向)に空気の流通方向が急激に変わる方向変更部612に、分岐部61a,61bが形成されているので、その効果はより顕著なものとなる。
そして、ダクト部6には、分岐部61bと内壁613cとの間に整流部61Rが形成されているので、整流部61Rが形成されていない構成において内壁613c近傍に発生する渦を抑制することが可能となる。よって、冷却ファン51Bから送風された空気をさらに効率良く利用して、光変調装置351Bを冷却することが可能となる。
また、外装筐体2の底面に沿う方向から外装筐体2の内部に向かう上方に流通方向を変える第2流路形成部62および第3流路形成部63においても、分岐部62a,62b、分岐部63a,63bが形成されているので、風速のバラツキや風向の乱れを抑制し、光変調装置351G,351Rを効率良く冷却することが可能となる。
(3)冷却ファン51R,51G,51Bとしてシロッコファンが用いられている。シロッコファンは、軸流ファンに比べて狭い領域に高い風圧で空気を送風するので、ダクト部6は、コンパクトな形状で、冷却ファン51R,51G,51Bから送風された空気を効率良く光変調装置351に導くことが可能となる。
(4)ダクト部6は、流通部611が左右方向において、排出部613に近接して形成されているので、流通部611の右方(−X方向)に他の構成部材を配置する自由度を高めることや、流通部611の右方(−X方向)を小型化することが可能なプロジェクター1を提供できる。
(5)第1冷却装置5Aは、第1流路形成部61、第2流路形成部62、第3流路形成部63それぞれに空気を送風する冷却ファン51B,51G,51Rを備えている。これによって、光の入射に伴って上昇する温度が異なる光変調装置351B,351G,351Rそれぞれに対応して、各冷却ファン51B,51G,51Rを選定することや、各流路に流通させる空気の風速や風量等を容易に制御することが可能となる。
(変形例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の整流部61Rは、起立部613aに接続しているが、起立部613aから離間するように形成してもよい。
前記実施形態の第1流路形成部61は、2つの分岐部61a,61bを備えているが、1つあるいは3つ以上の分岐部を備える構成にしてもよく、また、前述した、モデルC(図5(b)参照)のように、分岐部61a,61bを備えない構成であってもよい。分岐部61a,61bを備えない構成であっても、整流部61Rは、内壁613cと外壁613dとの間における内壁613c寄りの略1/3以下の領域に形成されることが望ましい。
前記実施形態では、第1流路形成部61が流入する空気を2段階に流通方向を変え、整流部61Rを有するように構成されているが、第2流路形成部62や第3流路形成部63が、第1流路形成部61のように形成される構成であってもよい。
第1冷却装置5Aは、3つの冷却ファン51R,51G,51Bを備え、それぞれが光変調装置351R,351G,351B個別に空気を送風するように構成されているが、この構成に限らない。例えば、2つの冷却ファンを備え、一方の冷却ファンから送風された空気を光変調装置351R,351Bに導き、他方の冷却ファンから送風された空気を光変調装置351Gに導くようにダクト部を構成してもよい。そして、光変調装置351R,351Bに導く流路形成部、および空気を光変調装置351Gに導く流路形成部の少なくともいずれか一方が、前記実施形態の第1流路形成部61のように、2段階に流通方向を変え、整流部を有するように構成される態様であってもよい。
前記実施形態の第1冷却装置5Aは、光変調装置351を冷却対象として構成されているが、他の光学素子、例えば、偏光変換素子323が冷却対象となるように構成してもよい。また、光学ユニット3が、位相差板や光の位相のずれを補償する補償素子等を備える構成とし、これらの光学部品が冷却対象となるように構成してもよい。
前記実施形態では、前方(+Y方向)、左方(+X方向)がそれぞれ第1方向、第2方向、上方(+Z方向)が第3方向として構成されているが、第1方向、第2方向、および第3方向は、この方向に限らない。例えば、後方(−Y方向)、上方(+Z方向)をそれぞれ第1方向、第2方向とし、右方(−X方向)を第3方向として構成してもよい。
前記実施形態のダクト部6は、上下分割可能な2つの部材で形成されているが、2つの部材のうち、例えば、下側の部材を外装筐体2の下ケースで形成してもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、光変調装置351として透過型の液晶パネルを用いているが、反射型の液晶パネルを利用したものであってもよい。
また、前記実施形態の光変調装置351は、R光、G光、およびB光に対応する3つの光変調装置351R,351G,351Bを用いるいわゆる3板方式を採用しているが、これに限らず、単板方式を採用してもよく、あるいは、2つまたは4つ以上の光変調装置を備えるプロジェクターにも適用できる。
光源装置31は、放電型のランプを用いたものに限らず、その他の方式のランプや発光ダイオード等の固体光源を用いた構成であってもよい。
1…プロジェクター、2…外装筐体、3…光学ユニット、5…冷却装置、5A…第1冷却装置、5B…第2冷却装置、6…ダクト部、31…光源装置、35…光学装置、36…投写レンズ、51B,51G,51R…冷却ファン、60…ベース部、61…第1流路形成部、61R…整流部、61a,61b…分岐部、61e…排出口、61i…流入口、311…光源、351,351B,351G,351R…光変調装置(冷却対象)、611…流通部、612…方向変更部、612V…変更部外壁、613…排出部、613a…起立部、613c…内壁、613d…外壁。

Claims (6)

  1. 画像を投写するプロジェクターであって、
    光源と、
    前記光源から射出された光を変調する光変調装置と、
    空気を送風する冷却ファンと、
    前記冷却ファンから送風された空気を当該プロジェクター内の冷却対象に導くダクト部と、
    外装を構成する外装筐体と、
    を備え、
    前記ダクト部は、
    前記冷却ファンから送風された空気を第1方向に導く流通部と、
    前記流通部を流通した空気の流通方向を前記第1方向に対して交差する第2方向に変更する方向変更部と、
    前記方向変更部を流通した空気の流通方向を前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に変え、前記冷却対象に向けて排出させる排出部と、
    前記排出部内に設けられ、前記第2方向および前記第3方向に沿って延出する整流部と、
    を備え、
    前記排出部は、
    前記方向変更部で変更された空気の流通方向を前記第3方向に変更させる起立部と、
    前記起立部および前記流通部に接続される内壁と、
    前記起立部および前記方向変更部に接続される外壁と、
    を有し、
    前記整流部は、前記外壁より前記内壁に近い位置に形成されていることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記方向変更部は、前記外壁に接続される変更部外壁、および前記流通部を流通した空気を前記変更部外壁に交差する方向において分岐させる分岐部を有し、
    前記整流部は、前記分岐部と前記内壁との間に形成されていることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記整流部は、前記内壁と前記外壁との間における前記内壁寄りの1/3以下の領域に形成されていることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記冷却対象は、前記光変調装置であることを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記冷却ファンは、羽根の回転中心軸に沿う方向から取り込んだ空気を回転接線方向に送風するシロッコファンであることを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記外装筐体は、当該プロジェクターが載置される載置面に対向する底面を有し、
    前記第1方向および前記第2方向は、前記底面に沿う方向であり、前記第3方向は、前記底面側から前記冷却対象に向かう方向であることを特徴とするプロジェクター。
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