JP5898755B2 - プラットホームドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラットホームドア装置に関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されているように、プラットホームに固定されたガイドボックスに一対のドアパネルが往復移動可能に支持された構成のプラットホームドア装置が知られている。この特許文献1に開示されたプラットホームドア装置では、一対のドアパネルがガイドボックスから互いに反対方向に進出することで乗降通路を閉じる構成となっている。図8に示すように、ガイドボックス100内には、ドアパネル101,102を移動可能に支持するフレーム103が配設されているが、このフレーム103は両ドアパネル101,102の間に挟み込まれた状態となっている。そして、ガイドレール104、ドアパネル101,102を駆動するための駆動装置(モータ、プーリ、ベルト等)105、駆動装置105の制御盤106等が前記フレーム103に配設されている。
特開2004−132058号公報
明の目的とするところは、1つのガイドボックスに複数のドアパネルが移動可能に支持されるプラットホームドア装置において、ガイドボックスを薄型化することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、プラットホームに設置されるガイドボックスと、前記ガイドボックスの一端から外に向かって進出可能に支持される第1ドアパネルと、前記ガイドボックスの他端から前記第1ドアパネルの進出方向とは逆方向に進出可能に支持される第2ドアパネルと、前記第1ドアパネルを駆動するための第1駆動装置と前記第1ドアパネルとを連結する第1連結部材と、前記第2ドアパネルを駆動するための第2駆動装置と前記第2ドアパネルとを連結する第2連結部材と、前記第1ドアパネルの通過領域の上側に配置され、前記第1ドアパネルの上端部の振れ止めのための第1ガイド部材と、前記第2ドアパネルの通過領域の上側に配置され、前記第2ドアパネルの上端部の振れ止めのための第2ガイド部材と、を備え、前記第1連結部材は、前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材の間を通過しているプラットホームドア装置である。
本発明によるプラットホームドア装置では、第1ガイド部材と第2ガイド部材の間の間隙を利用して第1連結部材を挿通させるので、ガイドボックス内の空間を有効に利用でき、その結果、ガイドボックスの薄型化に寄与することができる。
また、前記第1駆動装置は、第1モータを有し、前記第2駆動装置は、第2モータを有する場合には、前記第1モータ及び前記第2モータは、前記ガイドボックス内において前記一端側の隅に配置されているのが好ましい。この態様では、第1及び第2モータが第2ドアパネルの厚み領域の範囲内に配置されるとしても、第2ドアパネルに干渉しない。このため、ガイドボックスの薄型化に寄与することができる。
前記第1モータ及び前記第2モータは、縦長になる姿勢で配置されていてもよい。この態様では、ガイドボックスの幅を短くすることができ、ガイドボックスを全体としてコンパクトなものにすることができる。
前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置を制御する制御盤を備える場合には、前記制御盤は、前記第1ドアパネル及び前記第2ドアパネルの移動領域よりも前記一側面寄りに配置されているのが好ましい。この態様では、ガイドボックスの一側面から制御盤にアクセスできるので、制御盤による動作調整等のメンテナンス作業が煩わしくなることを防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ガイドボックスを薄型化することができる。
本発明の実施形態に係るプラットホームドア装置の外観図である。 (a)前記プラットホームドア装置を図1の右から見た図であり、(b)前記プラットホームドア装置を図1の左から見た図である。 上から見たときの前記プラットホームドア装置のガイドボックス内の構成を示す図である。 ホーム側から見たときの前記プラットホームドア装置のガイドボックス内の構成を示す図である。 図4のV−V線における断面図である。 図4のVI−VI線における断面図である。 図4のVII−VII線における断面図である。 従来のプラットホームドア装置の図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るプラットホームドア装置10は、正面視で略矩形状のケーシング13を有するガイドボックス12を備えている。ガイドボックス12は、プラットホームに固定されるものであり、一対のドアパネル15,16を移動可能に支持するとともに、後述するように駆動装置51,52等の機器が収納されている。
図1は、プラットホームドア装置10をプラットホーム内側(以下、ホーム側という)から見た外観図であり、ガイドボックス12の幅方向の両端部から第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16が外側に向かって進出するように構成されている。ガイドボックス12がプラットホームの縁部に沿って間隔をおいて配設されることにより、プラットホームは軌道側とホーム側とに仕切られる。そして、隣り合うガイドボックス12間の領域がドアパネル15,16により開閉される乗降通路17,18となる。
ガイドボックス12のケーシング13は、ホーム側の側面に大きく形成された開口30a(図4参照)を有するケーシング本体21と、この開口30aを塞ぐようにケーシング本体21に着脱可能に設けられる蓋部22と、を備えている。蓋部22を取り外すことより、ケーシング本体21のホーム側の側面を開放でき、これにより、ケーシング13内に収納された機器のメンテナンス作業等を行うことができる。
蓋部22には、中央部付近に略矩形状の開口部が形成されている。この開口部は、ケーシング13内部に設けられた個別操作盤23を露出させている。個別操作盤23には、駅員がこのプラットホームドア装置10を単独で動作させる際に操作するための操作部が収納されている。
ガイドボックス12は、幅方向の一端部(図1の右端部)から第1ドアパネル15が外側(右側)に向かって進出可能となっており、また幅方向の他端部(図1の左端部)から第2ドアパネル16が外側(左側)に向かって進出可能となっている。
ケーシング13は、ドアパネル15,16の長さ(移動方向の長さ)よりも少し長い横幅を有している。したがって、両ドアパネル15,16がガイドボックス12内に引き込まれた開き位置にある状態では、両ドアパネル15,16がガイドボックス12の厚み方向に並ぶ状態となる。
図2(a)(b)及び図3に示すように、第1ドアパネル15は、ケーシング13内における軌道側の領域に配設され、第2ドアパネル16は、ケーシング13内において第1ドアパネル15の通過領域よりもホーム側に配設されている。言い換えると、ガイドボックス12内において、第2ドアパネル16は、第1ドアパネル15に対してホーム側の領域を通過するように配置されている。
図4は、ケーシング13内をホーム側から見た図である。同図に示すように、ケーシング本体21は、プラットホームに固定される左右一対の台座部(第1台座部25及び第2台座部26)と、これらの台座部25,26上に架渡されるように配置された平面視で略矩形状の底部27と、ガイドボックス12の幅方向における底部27の一端部(例えば図1の右端部)から立ち上がる第1側壁部28と、ガイドボックス12の幅方向における底部27の他端部(例えば図1の左端部)から立ち上がる第2側壁部29と、ガイドボックス12の厚み方向における底部27の一端部(ホーム側の端部)から立ち上がり、前記開口30aが形成されているホーム側壁部30(図5参照)と、ガイドボックス12の厚み方向における底部27の他端部(軌道側の端部)から立ち上がる軌道側壁部31(図5参照)と、これら側壁部28〜31の上端部を接続するように設けられる天部32と、を備えている。
また、ケーシング本体21の内側には、第1台座部25及びケーシング本体21の底部27に重ね合わされて第1台座部25及び底部27とボルト34によって締結される第1設置台35と、第2台座部26及びケーシング本体21の底部27に重ね合わされて第2台座部26及び底部27と締結される第2設置台36と、レール台37と、中間高さ位置でガイドボックス12の幅方向に延びるように配設される梁部材38と、第1台座部25に対応する位置で底部27から立設され、梁部材38を下から支持する第1支持部材39と、第2台座部26に対応する位置で底部27から立設され、梁部材38を下から支持する第2支持部材40と、ケーシング本体21を補強する第1補強部材41と、ケーシング本体21を補強する第2補強部材42と、が設けられている。
第1設置台35及び第2設置台36は、いずれも矩形状の平板によって構成されており、第1台座部25又は第2台座部26の敷設範囲内に配置されている。レール台37は、角筒状の部材であって、ガイドボックス12の幅方向に延びる姿勢で設けられている。そして、レール台37は、第1設置台35及び第2設置台36に跨るように配置されている。レール台37は、後述する第1ガイドレール57及び第2ガイドレール58を固定するための部材であり、後述のスライダ78,80二つ分の幅を有する。レール台37は、L字形のブラケット47によって第1設置台35及び第2設置台36に固定されている(図4及び図6参照)。
梁部材38は、その一端部において補強板45とともにホーム側壁部30に固定されており、また他端部において補強板46とともにホーム側壁部30に固定されている。したがって、梁部材38は、ガイドボックス12内においてホーム側に寄せた状態で配設されている。梁部材38は、中空の形材によって構成されており、その中に信号線等の配線が配設される。
第1補強部材41は、正面視でT字形に形成されており、上側部の一端部が折り曲げられるとともに第1側壁部28に結合され、上側部の他端部が折り曲げられるとともに第1支持部材39に結合されている。第1補強部材41の下端部は折り曲げられるとともに第1設置台35に結合されている。
第2補強部材42は、第1補強部材41とは対称形状に構成されている。すなわち、第2補強部材42は、正面視でT字形に形成されており、上側部の一端部が第2側壁部29に結合される一方、上側部の他端部が第2支持部材40に結合され、また下端部が第2設置台36に結合されている。
ガイドボックス12内には、第1ドアパネル15を開閉駆動するための第1駆動装置51と、第2ドアパネル16を開閉駆動するための第2駆動装置52と、第1駆動装置51と第1ドアパネル15とを連結する第1連結部材55と、第2駆動装置52と第2ドアパネル16とを連結する第2連結部材56と、第1ドアパネル15を案内するための第1ガイドレール57と、第2ドアパネル16を案内するための第2ガイドレール58と、第1ドアパネル15の振れ止めとして機能する第1ガイド部材59と、第2ドアパネル16の振れ止めとして機能する第2ガイド部材60と、第1及び第2駆動装置51,52を制御するための制御盤62と、が配設されている。
第1駆動装置51は、駆動源としてのモータ(第1モータ)51aと、モータ51aの駆動軸に設けられる駆動プーリ(第1駆動プーリ)51bと、従動プーリ(第1従動プーリ)51cと、駆動プーリ51b及び従動プーリ51cに巻き掛けられる巻き掛け部材であるベルト(第1ベルト)51dと、を備えている。第2駆動装置52も第1駆動装置51と同様の構成であり、モータ(第2モータ)52aと駆動プーリ(第2駆動プーリ)52bと従動プーリ(第2従動プーリ)52cとベルト(第2ベルト)52dとを備えている。
第1駆動装置51と第2駆動装置52とは高さ方向に位置ずれしている。すなわち、図4に示すように、第1駆動装置51と第2駆動装置52とは、ガイドボックス12の厚み方向(図5の左右方向)の同じ位置に配設されているが、第1駆動装置51の方が第2駆動装置52よりも上方に配置されている。このため、互いに干渉することはない。
第1モータ51a及び第2モータ52aは、図5に示すように、ガイドボックス12の厚み方向(図5の左右方向)において、第2ドアパネル16の通過領域に重なる位置に配置されているが、図4に示すように、第1側壁部28に近接したところに配置されるとともに、何れも縦長となる姿勢で配設されている。したがって、第2ドアパネル16がガイドボックス12内の最も奥まで移動したとき、即ち、全開位置まで移動したときでも、第2ドアパネル16と第1モータ51a及び第2モータ52aとの干渉を防止することができる。しかもガイドボックス12の幅が大きくなることを抑制することができる。
そして、第1モータ51a及び第2モータ52aは、何れも駆動軸がホーム側を向く姿勢で配設されている。この結果、第1駆動プーリ51b及び第2駆動プーリ52bは、第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16よりもホーム側に位置づけられている。図6及び図7にも示すように、従動プーリ51c,52cについても同様である。したがって、第1ベルト51d及び第2ベルト52dは、第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16よりもホーム側の位置でガイドボックス12の幅方向(ドアパネルの動作方向)に延びるように配設されている。なお、第1モータ51a及び第2モータ52aは、それぞれモータブラケット65によってケーシング本体21の第1側壁部28に固定されている。また、第1従動プーリ51c及び第2従動プーリ52cは、プーリブラケット66によってケーシング本体21の第2側壁部29に固定されている。
第1及び第2ガイドレール57,58は、図5〜図7に示すように、何れもレール台37の上に並んで配置されている。すなわち、第1ドアパネル15の通過領域と第2ドアパネル16の通過領域とは、ガイドボックス12の厚み方向に位置ずれしている。そして、第1ドアパネル15は、ガイドボックス12内において軌道側(軌道側壁部31側)に寄せられており、第2ドアパネル16は、第1ドアパネル15よりもホーム側(ホーム側壁部30側)に配置されている。すなわち、ガイドボックス12内において、第2ドアパネル16は、第1ドアパネル15に対してホーム側の領域を通過するように配置されている。
第1ガイド部材59は、ガイドボックス12内において、第1ドアパネル15の通過領域の上側に配置されており、第1ドアパネル15の移動方向に延びるように配置されている。第1ガイド部材59は、第1ガイドレール57の真上に位置している。
第2ガイド部材60は、ガイドボックス12内において、第2ドアパネル16の通過領域の上側に配置されており、第2ドアパネル16の移動方向に延びるように配置されている。第2ガイド部材60は、第2ガイドレール58の真上に位置している。
制御盤62は、梁部材38に吊り下げられるようにして支持されており、梁部材38の配設幅に収まっている(図6参照)。したがって、制御盤62は、第1ドアパネル15の通過領域及び第2ドアパネル16の通過領域に対して、ホーム側に位置している。
第1ドアパネル15は、正面視で略矩形状のドアパネル本体69と、ドアパネル本体69の戸尻側の端部に設けられる被ガイド部70,71とを備えている。ドアパネル本体69には、透明板69aが嵌め込まれている。第2ドアパネル16は、第1ドアパネル15と同様にドアパネル本体73と被ガイド部74,75とを備えているが、第1ドアパネル15とは対称形に構成されている。
被ガイド部70,71は、図4〜図7に示すように、ドアパネル本体69の上側部に設けられる上側被ガイド部70と、ドアパネル本体69の下側部に設けられ、上側被ガイド部70の下方に配置される下側被ガイド部71と、を有する。上側被ガイド部70は、ドアパネル本体69の戸尻からガイドボックス12の奥側に向かって延びる一対の直状部材70a,70bと、両直状部材70a,70bを接続する補強用の接続部材70cとを備えている。直状部材70a,70bは上下方向に間隔をおいて配設されている。
下側被ガイド部71も同様に、一対の直状部材71a,71bと、両直状部材71a,71bを接続する補強用の接続部材71cとを備えており、両直状部材71a,71bは上下方向に間隔をおいて配設されている。
第2ドアパネル16の上側被ガイド部74も第1ドアパネル15と同様に、ドアパネル本体73の戸尻からガイドボックス12の奥側に向かって延びる一対の直状部材74a,74bと、補強用の接続部材74cとを備えている。また、下側被ガイド部75も第1ドアパネル15と同様に、一対の直状部材75a,75bと、補強用の接続部材75cとを備えている。
第1ドアパネル15の上側被ガイド部70には、第1連結部材55が連結されており、第2ドアパネル16の上側被ガイド部74には、第2連結部材56が連結されている。第1連結部材55は、上側の直状部材70aに締結具76によって固定されている。そして、図5に示すように、第1連結部材55は、平板状の部材を折り曲げ加工したものであり、第1ドアパネル15の上側の直状部材70aから上方に延びる第1部位55aと、第1部位55aの上端部から水平に延びる第2部位55bと、第2部位55bの端部から下方に延びる第3部位55cとを一体的に有する。第1部位55aは、第1ガイド部材59と第2ガイド部材60との間を通過して、第2ガイド部材60の上側まで延びている。第2部位55bは、第2ガイド部材60の上方に配置され、第3部位55cは、第2ガイド部材60よりもホーム側を上下方向に延びていて、下端部において第1ベルト51dに連結されている。このように、第1連結部材55は、第2ドアパネル16の通過領域を上方に避けるように配置されている。
一方、第2連結部材56は、図4及び図6に示すように、第2ドアパネル16の上側被ガイド部74における下側の直状部材74bに締結具77によって固定されている。そして、第2連結部材56は、下側の直状部材74bからホーム側に張り出すとともに下方に向かって延びており、第2ベルト52dに連結されている。
第1ドアパネル15には、第1ガイドレール57に摺動する第1スライダ78と、第1ガイド部材59に沿って転動する第1ガイドローラ79とが設けられている(図4及び図5参照)。一方、第2ドアパネル16には、第2ガイドレール58に摺動する第2スライダ80と、第2ガイド部材60に沿って転動する第2ガイドローラ81とが設けられている(図4、図6、図7参照)。第1スライダ78及び第2スライダ80は、下側被ガイド部71,75における下側の直状部材70b,75bの下面(ドアパネルの下面)に固定されている。第1ガイドローラ79及び第2ガイドローラ81は、上側被ガイド部70,74における上側の直状部材70a,74aの上面に固定されている。
図4、図5に示すように、前述した第1補強部材41は、第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16の通過領域よりもホーム側に配置され、またガイドレール57、スライダ78、レール台37よりもホーム側に配設されているが、一方の第1スライダ78がホーム側から見えるように、第1補強部材41の下側部が上側部よりもガイドレール57の長手方向の幅が短く、かつスライダ78の長さと同程度の幅に形成されているので、ガイドレール57、スライダ78への注油作業の邪魔になることはない。第2補強部材42についても同様である。
ここで、本実施形態に係るプラットホームドア装置10におけるメンテナンス作業について簡単に説明する。例えば、第1ベルト51d又は第2ベルト52dの張り具合の調整を行うには、ガイドボックス12の蓋部22をケーシング本体21から取り外す。これにより、ホーム側壁部30の開口30aを通して第1ベルト51d及び第2ベルト52dが露出する。第1従動プーリ51c及び第2従動プーリ52cは、何れも位置調整可能にプーリブラケット66に取り付けられているので、ベルト51d,52dの張り具合に応じて従動プーリ51c,52cを図4の左右方向に位置調整すればよい。従動プーリ51c,52cは、何れも第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16よりも手前側(開口30a側)に位置しているので、メンテナンス作業において第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16が邪魔になることはない。
また、ガイドレール57,58への注油作業についても、同様であり、スライダ78,80及びガイドレール57,58が何れも第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16よりも手前側(開口30a側)に位置しているので、メンテナンス作業において第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16が邪魔になることはない。また、制御盤62を操作しての動作確認及び動作調整の作業を行う場合においても、制御盤62が第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16よりも手前側(開口30a側)に位置しているので、第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16が邪魔になることはない。
以上説明したように、本実施形態では、ガイドボックス12の厚み方向(ドアパネルの移動方向に直交する方向)の一側面が開放可能に構成されているので、この一側面を開放することにより、ガイドボックス12内に配設された駆動装置51,52等の機器のメンテナンスをすることができる。しかも、第1駆動装置51及び第2駆動装置52の何れもが第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16に対して前記一側面寄りに配設されているので、ドアパネル15,16の位置に拘らず、駆動装置51,52のメンテナンス時にドアパネル15,16が邪魔になることはない。したがって、ドアパネル15,16の動作調整のための作業が煩わしくならないようにすることができる。
また本実施形態では、第1連結部材55が第2ドアパネル16の通過領域を上方に避ける形で第1ドアパネル15に接続されているので、第2ドアパネル16の駆動時に第1連結部材55が第2ドアパネル16と干渉することを防止できる。したがって、ドアパネル15,16の動作範囲が制限されることを防止しつつ、第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16がガイドボックス12の厚み方向に並設される構成を確保することができる。
しかも本実施形態では、第1連結部材55が第1ガイド部材59と第2ガイド部材60の間を通過しているので、第1ガイド部材59と第2ガイド部材60の間の間隙を利用して第1連結部材55を挿通させることができる。この結果、ガイドボックス12内の空間を有効に利用でき、その結果、ガイドボックス12の薄型化に寄与することができる。
また本実施形態では、第1モータ51a及び第2モータ52aがガイドボックス12内において第1側壁部28側の隅に配置されているので、第1及び第2モータ51a,52aが第2ドアパネル16の厚み領域の範囲内に配置されるとしても、第2ドアパネル16に干渉しない。このため、ガイドボックス12の薄型化に寄与することができる。
さらに本実施形態では、第1モータ51a及び第2モータ52aが縦長になる姿勢で配置されているので、ガイドボックス12の幅を短くすることができ、ガイドボックス12を全体としてコンパクトなものにすることができる。
また本実施形態では、制御盤62が第1ドアパネル15及び第2ドアパネル16の移動領域よりも前記一側面寄りに配置されているので、ガイドボックス12の一側面から制御盤62にアクセスできる。この結果、制御盤62による動作調整等のメンテナンス作業が煩わしくなることを防止することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、前記実施形態では、ガイドボックス12の側面が全面的に開放される構成としたが、これに限られるものではなく、少なくとも一部、メンテナンスに必要な大きさで開放できる構成であればよい。
前記実施形態では、軌道側の第1ドアパネル15が正面視で右向きに移動して右側の乗降通路17を閉じ、ホーム側の第2ドアパネル16が正面視で左向きに移動して左側の乗降通路18を閉じる構成としたが、これと逆でもよい。すなわち、軌道側の第1ドアパネル15が左向きに移動して左側の乗降通路18を閉じ、ホーム側の第2ドアパネル16が右向きに移動して右側の乗降通路17を閉じる構成としてもよい。この場合において、第1モータ51a及び第2モータ52aは、第2側壁部29に近接する場所に配置されるのが好ましい。
前記実施形態では、軌道に沿う方向に見たときに図5に示すように第1モータ51a及び第2モータ52aが第2ドアパネル16の通過領域に一部重なる配置としたが、これに限られるものではない。第2ドアパネル16の通過領域よりもホーム側に配置される構成としてもよい。この場合には、第1モータ51a及び第2モータ52aは縦長の姿勢で配設される構成でなくてもよく、また、第1側壁部28に近接したところに配設される構成でなくてもよい。
前記実施形態では、第1連結部材55が第2ドアパネル16の通過領域を上方に避ける形態で設けられている構成としたが、この構成に代え、第1連結部材55が第2ドアパネル16の通過領域を下方に避ける形態で設けられている構成としてもよい。この場合には、第2ドアパネル16のガイドレール(第2ガイドレール)58が第2ドアパネル16の上方に設けられるとともに、スライダ80が第2ドアパネル16の上面に設けられ、第2ドアパネル16がガイドレール58に吊持された形態となる。この構成では、第1ドアパネル15のガイドレール57及びスライダ78も第2ドアパネル16と同様の構成とするのが好ましい。
12 ガイドボックス
13 ケーシング
15 第1ドアパネル
16 第2ドアパネル
30 ホーム側壁部
30a 開口
51 第2駆動装置
51a 第1モータ
51b 第1駆動プーリ
51c 第1従動プーリ
51d 第1ベルト
52 第2駆動装置
52a 第2モータ
52b 第2駆動プーリ
52c 第2従動プーリ
52d 第2ベルト
55 第1連結部材
56 第2連結部材
59 第1ガイド部材
60 第2ガイド部材
62 制御盤
69 ドアパネル本体
70 上側被ガイド部
71 下側被ガイド部
73 ドアパネル本体
74 上側被ガイド部
75 下側被ガイド部

Claims (4)

  1. プラットホームに設置されるガイドボックスと、
    前記ガイドボックスの一端から外に向かって進出可能に支持される第1ドアパネルと、
    前記ガイドボックスの他端から前記第1ドアパネルの進出方向とは逆方向に進出可能に支持される第2ドアパネルと、
    前記第1ドアパネルを駆動するための第1駆動装置と前記第1ドアパネルとを連結する第1連結部材と、
    前記第2ドアパネルを駆動するための第2駆動装置と前記第2ドアパネルとを連結する第2連結部材と、
    前記第1ドアパネルの通過領域の上側に配置され、前記第1ドアパネルの上端部の振れ止めのための第1ガイド部材と、
    前記第2ドアパネルの通過領域の上側に配置され、前記第2ドアパネルの上端部の振れ止めのための第2ガイド部材と、を備え、
    前記第1連結部材は、前記第1ガイド部材と前記第2ガイド部材の間を通過しているプラットホームドア装置。
  2. 前記第1駆動装置は、第1モータを有し、
    前記第2駆動装置は、第2モータを有し、
    前記第1モータ及び前記第2モータは、前記ガイドボックス内において一端側の隅に配置されている請求項1に記載のプラットホームドア装置。
  3. 前記第1モータ及び前記第2モータは、縦長になる姿勢で配置されている請求項に記載のプラットホームドア装置。
  4. 前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置を制御する制御盤を備え、
    前記制御盤は、前記第1ドアパネル及び前記第2ドアパネルの移動領域よりも一側面寄りに配置されている請求項1からの何れか1項に記載のプラットホームドア装置。
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