JP5898728B2 - エレベータの調速機システム - Google Patents
エレベータの調速機システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5898728B2 JP5898728B2 JP2014131612A JP2014131612A JP5898728B2 JP 5898728 B2 JP5898728 B2 JP 5898728B2 JP 2014131612 A JP2014131612 A JP 2014131612A JP 2014131612 A JP2014131612 A JP 2014131612A JP 5898728 B2 JP5898728 B2 JP 5898728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- governor
- rope
- car
- elevator
- sheave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
図7において、参照番号2は、エレベータの乗りかごを示している。この乗りかご2は、主ロープ4で吊られており、図示しない巻上機に駆動されて、昇降路に設けられたガイドレール6に案内されながら昇降路内を昇降する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるエレベータの調速機システムを示す。図1において、参照番号2は、エレベータの乗りかごを示している。この乗りかご2は、主ロープ4で吊られている。乗りかご2は、図示しない巻上機に駆動されて、昇降路に設けられたガイドレール6に案内されながら昇降路内を昇降する。
本実施形態による調速機システムでは、乗りかご2が上昇するときには、巻胴式ドラム30によって巻き取られながら、調速機ロープ14が乗りかご2と同じ速度で上方に走行する。逆に、乗りかご22が下降するときには、巻胴式ドラム30から繰り出されながら調速機ロープ14は乗りかご2と同じ速度で下方に走行する。
次に、本発明の第2実施形態によるエレベータの調速機システムについて、図2並びに図3を参照して説明する。
図2に示す第2実施形態は、第1実施形態のように、巻胴式ドラム装置28を機械室に設置する替わりに、同じく機械室に設置されている巻上機40に、メインシーブ42と同径の巻取シーブ44を同軸に設けた実施の形態である。この第2実施形態は、乗りかごと釣り合いおもりを主ロープが直接連結する1:1ローピング方式のエレベータに適用される実施の形態である。
次に、本発明の第3実施形態によるエレベータの調速機システムについて、図4を参照して説明する。
この第3実施形態は、調速機ロープ14を巻き取る巻胴式ドラム装置28を機械室に設置しているのは、第1実施形態と同様である。第1実施形態と異なる点は、巻胴式ドラム30をモータで回転させる替わりに、駆動源として、ぜんまいばね46を利用した点にある。
次に、本発明の第4実施形態によるエレベータの調速機システムについて、図5並びに図6を参照して説明する。
これまで説明した第1実施形態乃至第3実施形態は、巻上機の設置される機械室が昇降路の最上部にあるエレベータに本発明を適用した実施形態である。これに対して、この第4実施形態は、本発明を機械室なしのエレベータに適用した実施形態である。
Claims (4)
- 調速機ロープが巻き掛けられるガバナシーブと、前記調速機ロープを把持するロープ掴み機構を備えた調速機を備え、乗りかごの速度が所定の速度を超えた場合に前記乗りかごを非常停止させるエレベータの調速機システムにおいて、
1:1ローピング方式のエレベータシステムを構成する巻上機のメインシーブと同径の巻取シーブを前記メインシーブと同軸に設け、前記調速機ロープの一端を前記乗りかごに設けた非常停止装置を作動させるセフティーリンクと接続し、前記調速機ロープの他端を前記巻取シーブに接続し、前記調速機ロープが前記乗りかごに追従して同方向同速度で移動するように、前記巻取シーブにより前記調速機ロープを巻き取り/繰り出すようにしたことを特徴とするエレベータの調速機システム。 - 調速機ロープが巻き掛けられるガバナシーブと、前記調速機ロープを把持するロープ掴み機構を備えた調速機を備え、乗りかごの速度が所定の速度を超えた場合に前記乗りかごを非常停止させるエレベータの調速機システムにおいて、
2:1ローピング方式のエレベータシステムを構成する巻上機のメインシーブの半分の径を有する巻取シーブを前記メインシーブと同軸に設け、前記調速機ロープの一端を前記乗りかごに設けた非常停止装置を作動させるセフティーリンクと接続し、前記調速機ロープの他端を前記巻取シーブに接続し、前記調速機ロープが前記乗りかごに追従して同方向同速度で移動するように、前記巻取シーブにより前記調速機ロープを巻き取り/繰り出すようにしたことを特徴とするエレベータの調速機システム。 - 調速機ロープが巻き掛けられるガバナシーブと、前記調速機ロープを把持するロープ掴み機構を備えた調速機を備え、乗りかごの速度が所定の速度を超えた場合に前記乗りかごを非常停止させるエレベータの調速機システムにおいて、
前記エレベータは、機械室なしのエレベータであり、
巻胴式ドラムと、前記巻胴式ドラムを回転させる駆動手段と、を備える巻胴式ドラム装置を、昇降路の上部に配置され前記調速機が設置される調速機ベースの下部に配置し、
前記調速機ロープの一端を前記乗りかごに設けた非常停止装置を作動させるセフティーリンクと接続し、前記調速機ロープの他端を、前記巻胴式ドラム装置に接続し、
前記調速機ロープが前記乗りかごに追従して同方向同速度で移動するように、前記調速機ロープに適当な大きさのテンションを与えながら前記巻胴式ドラムにより前記調速機ロープを巻き取り/繰り出すようにしたことを特徴とするエレベータの調速機システム。 - 調速機ロープが巻き掛けられるガバナシーブと、前記調速機ロープを把持するロープ掴み機構を備えた調速機を備え、乗りかごの速度が所定の速度を超えた場合に前記乗りかごを非常停止させるエレベータの調速機システムにおいて、
前記エレベータは、機械室なしのエレベータであり、
巻胴式ドラムと、前記巻胴式ドラムを回転させる駆動手段と、を備える巻胴式ドラム装置を、昇降路の上部に配置され前記調速機が設置される調速機ベースの下部以外に配置し、
前記調速機ロープの一端を前記乗りかごに設けた非常停止装置を作動させるセフティーリンクと接続し、前記調速機ロープの他端を、前記調速機ベースの下方に配置された、そらせシーブに巻き掛けてから前記巻胴式ドラムに接続し、
前記調速機ロープが前記乗りかごに追従して同方向同速度で移動するように、前記調速機ロープに適当な大きさのテンションを与えながら、前記巻胴式ドラムにより前記調速機ロープを巻き取り/繰り出すようにしたことを特徴とするエレベータの調速機システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131612A JP5898728B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | エレベータの調速機システム |
CN201520358456.5U CN204778142U (zh) | 2014-06-26 | 2015-05-28 | 电梯的限速器*** |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131612A JP5898728B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | エレベータの調速機システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016008139A JP2016008139A (ja) | 2016-01-18 |
JP5898728B2 true JP5898728B2 (ja) | 2016-04-06 |
Family
ID=54518234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014131612A Expired - Fee Related JP5898728B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | エレベータの調速機システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5898728B2 (ja) |
CN (1) | CN204778142U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112061918A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-12-11 | 浙江益仓机电有限公司 | 一种电梯 |
CN113401762B (zh) * | 2021-06-23 | 2022-12-20 | 上海三菱电梯有限公司 | 限速器绳张紧装置及其使用方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4839823Y1 (ja) * | 1969-11-26 | 1973-11-22 | ||
JPH10338432A (ja) * | 1997-06-04 | 1998-12-22 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | 調速機ロープの振れ防止装置 |
JPH1111823A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-19 | Toshiba Fa Syst Eng Kk | エレベータの安全装置 |
JP3889948B2 (ja) * | 2001-10-11 | 2007-03-07 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ調速機のロープ掴み機構 |
JP2004035159A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの安全装置 |
JP2008013309A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのガバナ装置のテンショナ |
-
2014
- 2014-06-26 JP JP2014131612A patent/JP5898728B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2015
- 2015-05-28 CN CN201520358456.5U patent/CN204778142U/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016008139A (ja) | 2016-01-18 |
CN204778142U (zh) | 2015-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101456403B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
US9637348B2 (en) | Elevator apparatus | |
KR101920546B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
KR101974760B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
WO2014097373A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2012515126A5 (ja) | ||
JP5771746B2 (ja) | エレベーター装置 | |
JP2012162374A (ja) | 非常止め装置及びそれを備えたエレベーター装置 | |
JP2012246116A (ja) | エレベータ装置及びその非常止め試験方法 | |
US10807832B2 (en) | Elevator device | |
JP5898728B2 (ja) | エレベータの調速機システム | |
JP5073483B2 (ja) | エレベータの安全装置 | |
JP2011006218A (ja) | エレベーターの乗客救出装置 | |
KR101190236B1 (ko) | 엘리베이터용 양방향 조속기 | |
JP2007008611A (ja) | エレベータ装置及びエレベータの検査方法 | |
JPWO2006022015A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP5944056B2 (ja) | エレベータ用調速機およびそれを用いたエレベータ装置 | |
JP5191825B2 (ja) | 自走式エレベータ | |
JP2010095355A (ja) | エレベータの安全装置 | |
JP2017100865A (ja) | ガバナ装置及びこれを備えたエレベータ装置 | |
WO2015033462A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2015168529A (ja) | エレベーター装置 | |
JP2005200162A (ja) | エレベータの調速装置 | |
JP2012091938A (ja) | エレベータの安全装置 | |
JPWO2019224881A1 (ja) | エレベータ調速機及びエレベータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5898728 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |