JP5894130B2 - 作業機のシートカバー - Google Patents

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本発明は、油圧ショベル等の作業機の運転席に取付けるシートカバーに関する。
油圧ショベル等の作業機の運転席(シート)は、直射日光に曝されると同時に、砂塵等の汚れに曝されやすく、乗用車用シートに比べ、厳しい環境で使用される。そのため、作業機を使用するオペレータからシートの劣化や汚れを防ぐためのシートカバーをシートに取付けることが求められる。特許文献1には、このようなシートカバーとして、シートクッション(シート部)の下部に設けたシートの台の両側面にロック部材を設け、シートカバーの下縁に設けた伸縮用部材をロック部材に結合してシートカバーをシートに被せたものが開示されている。
また、特許文献2には、シートクッションに被せるシートクッション用カバーと、背もたれ(バックレスト)に被せるバックレスト用カバーとを一体に構成したシートカバーにおいて、シートクッション用カバーの後端部の左右にゴム紐を設け、シートクッション用カバーの後端部に接続して設けた接続部材の左右をゴム紐の左右に金具を介して接続したものが開示されている。
また、自動車用の従来のシートカバーとしては、シートクッションに被せるシートクッション用カバーの下縁の周囲にゴムを通し、ゴムの伸縮性を利用してシートクッション用カバーをシートクッションに取付けるものもある。
実開平7−39623号公報 実開平5−15861号公報
しかしながら、油圧ショベルのシートクッションの下部に設けたシートの台となる部分は、内部に前後位置調整装置を内蔵しており、空間がないため、ロック部材などを取付けることが困難な構造になっていることが多く、特許文献1に記載のようなシートカバーを取付けることは困難である。
また、特許文献2に記載のように、シートクッション用カバーの後端部に設けた接続部材を、シートクッション用カバーの後端部の左右に設けたゴム紐に接続したものの場合、シートクッション用カバーが前方にずれることを防ぐことができないという問題点がある。特に油圧ショベルのように地面より下方の掘削を行なう作業機においては、オペレータが運転席の前部に座り、身を乗り出して座ることが多いため、シートクッション用カバーが前にずれてしまうことが多い。
また、ゴムを使用して座面カバーを取付ける構造のものは、オペレータが着座した時にカバーがずれ易く、快適な座り心地が得られなかった。また、油圧ショベル等の作業機のシートにおいては、シートクッションの下部には上述のようにシートの台が存在して空間が無いため、ゴムによってシートクッション用カバーを取付けることが困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑み、シートの下部構造体がカバー取付け困難である作業機のシートにおいて、シートカバーの取付けが可能となり、シートカバーのシートクッションを覆う部分が前方にずれることなく固定できる構造の作業機のシートカバーを提供することを目的とする。
請求項1の作業機のシートカバーは、
運転席のシートクッションを覆う下面開口のシートクッション用カバーと、運転席のバックレストを覆う下面開口のバックレスト用カバーとを備え、
前記シートクッション用カバーの左右の後部にそれぞれ第1、第2の接続部材を設けると共に、中央の後部に第3の接続部材を設け、
前記第1、第2の接続部材を、各接続部材にそれぞれ設けた着脱可能な第1の結合手段により互いに結合し、
前記第3の接続部材を、前記シートクッションと前記バックレストとの間の隙間に通すと共に、前記第3の接続部材の先端を、前記バックレスト用カバーのバックレストの背面部を覆う部分に、着脱可能な第2の結合手段により結合したことを特徴とする。
請求項2の作業機のシートカバーは、請求項1に記載の作業機のシートカバーにおいて、
前記第1、第2の接続部材とを互いに結合する前記第1の結合手段として面ファスナーを設けると共に、前記第1または第2の接続部材を前記第3の接続部材に結合する第3の結合手段として面ファスナーを設け、
前記シートクッションの背面部において、前記第1、第2の接続部材と前記第3の接続部材とを相互に重ね合わせると共に、前記接続部材どうしが重なり合う部分を前記第3の結合手段により互いに結合したことを特徴とする。
請求項3の作業機のシートカバーは、請求項1または2に記載の作業機のシートカバーにおいて、
前記バックレスト用カバーの前面部の下部に第4の接続部材を設け、
前記第4の接続部材を、前記シートクッションと前記バックレストとの間の隙間に通すと共に、前記第4の接続部材を、前記バックレスト用カバーのバックレストの背面部を覆う部分に、第4の結合手段により結合することにより、前記バックレスト用カバーを前記バックレストに取付け、
前記第3の接続部材を、前記バックレスト用カバーの背面部に前記第2の結合手段により結合するか、またはこの第2の結合手段により前記バックレスト用カバーの背面部に結合する代わりに、前記第4の接続部材に前記第3の接続部材を重ねて第5の結合手段により結合したことを特徴とする。
請求項4の作業機のシートカバーは、請求項3に記載の作業機のシートカバー装置において、
前記バックレスト用カバーのバックレストの背面部を覆う部分にポケットを設けると共に、
前記第4の接続部材および前記第3の接続部材を結合するために、前記バックレストの背面部に設ける前記第2または第4の結合手段を、前記ポケットを設けた部位より下方の部位に設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、シートクッション用カバーの左右両側の後部に設けた第1、第2の接続部材どうしを互いに結合し、中央の後部に設けた第3の接続部材をバックレスト用カバーの背面部に結合したので、シートクッションの下にシートカバーを固定するためのロック用部品が取付け難い場合であっても、シートクッション用カバーが周辺の他部品と干渉することなく、シートカバーを容易に取付けることができる。
また、シートクッション用カバーの中央の後部に設けた第3の接続部材を、バックレスト用カバーの背面部に結合したので、接続部材を締め付けながら結合を行なうことにより、シートクッション用カバーが前方にずれることなく、シートカバーをシートクッションにしっかり固定できる。
また、シートクッション用カバーとバックレスト用カバーとを別体としてそれぞれシートクッションとバックレストに別々に取付ける構造としているので、バックレストの傾斜角度の調整において、シートクッション用カバーとバックレスト用カバーをシートクッションやバックレストに対して弛みを生じることなく取付けることができる。
請求項2の発明によれば、シートクッション用カバーの後部の左右に設けた第1、第2の接続部材と中央の後部に設けた第3の接続部材とを相互に結合する構造とし、相互の結合手段として面ファスナーを設け、シートクッションの背面部において、第1、第2の接続部材と第3の接続部材とを相互に重ね合わせると共に、面ファスナーにより互いに結合したので、シートクッション用カバーの背面部において、接続部材どうしが互いに強固に結合され、シートクッション用カバーのシートクッションに対する取付けがより強固に行なえる。
請求項3の発明によれば、バックレスト用カバーの前面部の下部に設けた第4の接続部材を、バックレスト用カバーのバックレストの背面部を覆う部分に、結合手段により結合することにより、バックレスト用カバーをバックレストに取付けたので、バックレスト用カバーがバックレストにずれることなくしっかり取付けられる。
請求項4の発明によれば、バックレスト用カバーの背面部において、第3、第4の接続部材との結合手段を設けた部位より上部にポケットを設けたので、既存のポケットを使用するためにバックレスト用カバーを外す必要がなく、使い勝手がよい。
本発明のシートカバーを適用する作業機の一例を示す図である。 本発明のシートカバーを適用する運転席の一例を示す斜視図である。 本発明のシートカバーの一実施の形態を示す斜視図である。 この実施の形態のシートカバーのシートに対する取付け構造を示す図である。 本発明のシートカバーの他の実施の形態を示す図4相当図である。 本発明のシートカバーの他の実施の形態をさらに示す図4相当図である。 本発明に用いるシートカバーの結合手段の他の例を示す図である。
図1は本発明のシートカバーを適用する運転席を有する作業機の一例を示す側面図である。この作業機は、下部走行体1上に旋回装置2を介して旋回フレーム3を設置し、この旋回フレーム3にパワーユニット4や運転室5を搭載する。運転室5内に図2に示す運転席(シート)6を設置する。旋回フレーム3には作業用フロント7を取付ける。この作業用フロント7は、ブーム8、アーム9、バケット10およびこれらを回動させるブームシリンダ8a、アームシリンダ9a、バケットシリンダ10aからなる。バケット10の代わりに破砕具やブレーカ等の他の作業具を取付けて目的とする作業を行なう場合もある。なお、本発明はこのような油圧ショベルやその応用機以外にフロント構造が異なる他の作業機にも適用されるものである。
図2において、11は運転室5のフロア上に設置される台枠、12はこの台枠11上に前後動可能に取付けられる第1可動枠である。この第1可動枠12には、運転席6の左右にコンソール(図示せず)を搭載したものである。第1可動枠12上に前後動可能に第2可動枠13を設置し、第2可動枠13に運転席6を設置する。
第1可動枠12に設置する左右のコンソールには、作業用フロント7や旋回装置2を操作する操作レバー(図示せず)を取付けると共に、コンソール内に、作業用フロント7や旋回装置2や下部走行体1の操作手段を除いた部分の制御手段である例えばエンジン制御装置、ラジオ、空調機の操作装置等を取付ける。14はこの第1可動枠12を台枠11に固定、解放するロックレバー、15は第2可動枠13を第1可動枠12に対して固定、解放するロックレバーである。
運転席6において、6aはオペレータが座るシートクッション、6bはシートクッション6aに対して枢着部6cを介して傾斜角調整可能に取付けられたバックレストである。枢着部6cはバックレスト6bの傾斜角調整用の歯車と、その歯車の回動を止めるロック機構((いずれも図示せず)を備えたものである。6dはバックレスト6bの頂部に上下位置調整可能に取付けるヘッドレストである。
図3は本発明のシートカバーの一実施の形態を示す斜視図である。このシートカバーは、シートクッション6aに被せるシートクッション用カバー17と、バックレスト6bに被せるバックレスト用カバー18と、ヘッドレスト6dに被せるヘッドレスト用カバー19とからなる。これらのカバー17〜19はいずれも該当箇所に着脱可能とするため、下面開口構造としたもので、布、合成樹脂シートまたはレザー等の可撓性材料により構成する。
シートクッション用カバー17は、左右両側の後部からそれぞれ延出させて設けた第1の接続部材20および第2の接続部材21と、中央の後部から延出させて設けた第3の接続部材22とを有する。この実施の形態においては、これらの接続部材20〜22を帯状体として構成している。第1、第2の接続部材20,21にはこれらを重ねる面に、これらの接続部材20,21を互いに結合する第1の結合手段として面ファスナー24,25を固着する。第3の接続部材22の先端には、バックレスト用カバー18の背面部18aに設けた面ファスナー28と共に第2の結合手段を構成する面ファスナー27を固着する。また、第3の接続部材22における、第1の接続部材20に重なる部分に、この第1の接続部材20に固着した面ファスナー23と共に第3の結合手段を構成する面ファスナー26を固着する。
バックレスト用カバー18は、頂部に開口部18bを有する。この開口部18bは、ヘッドレスト6dをバックレスト6bに取付けるために、ヘッドレスト6dの下面から突出させて設けた2本のロッド(図示せず)を通すためのものである。なお、この実施の形態においては、ヘッドレスト6dをバックレスト6bに取付けた状態でバックレスト用カバー18のバックレスト6bへの着脱を可能とするため、開口部18bの左右の縁からそれぞれ所定の長さにわたってファスナー29を取付け、ファスナー29を開くことにより、開口部18bをヘッドレスト6dより広く拡げることができるように構成している。
30はバックレスト用カバー18の前面部の下部から延出させて設けた第4の接続部材である。この実施の形態においてはこの第4の接続部材30は帯状体でなり、その先端に面ファスナー31を固着する。バックレスト用カバー18の背面部18aにはこの面ファスナー31と共に第4の結合手段を構成する面ファスナー32を固着する。この面ファスナー32は、バックレスト用カバー18の背面部18aにおいて、シートクッション用カバー17に設けた第3の接続部材22の面ファスナー27を結合する面ファスナー28より低い部位に設ける。
33はバックレスト用カバー18の背面部18aに設けたポケットであり、例えば取扱い説明書等の書類等を収納しておくものである。
ヘッドレスト用カバー19は、その前面部の下部と背面部の下部にそれぞれ帯状体でなる接続部材34,35を設け、各接続部材34,35に結合手段として面ファスナー36,37を固着して設ける。
図4はこれらのカバー17〜19のシートクッション6a、バックレスト6bおよびヘッドレスト6dに対する取付け構造を示す説明図である。シートクッション用カバー17はシートクッション6aに被せるとともに、後部の中央から延出させて設けた第3の接続部材22をシートクッション6aとバックレスト6bとの間の隙間gに通し、シートクッション6aの背面部において、第1、第2の接続部材20,21と共にシートクッション6aに締め付けながら重ねると共に、これらの接続部材22、20、21をそれぞれ相互の重なり部において、面ファスナー26と23、24と25で結合する。
バックレスト用カバー18は、バックレスト6bに被せて第4の接続部材30をバックレスト6bに締め付けながら、面ファスナー31を、バックレスト用カバー18の背面部18aに設けた面ファスナー32に結合することにより、バックレスト6bに固定する。シートクッション用カバー17の後部の中央から延出させた第3の接続部材22は、これを第4の接続部材30上に重ねて締め付け、その先端に固着した面ファスナー27を、バックレスト用カバー18の背面部18aに設けた面ファスナー28に結合する。
ヘッドレスト用カバー19は、ヘッドレスト6dに被せ、カバー19の前面部、背面部の下部から延出させた接続部材34,35に設けた面ファスナー36,37を結合することにより、ヘッドレスト6dに取付ける。
この実施の形態によれば、シートクッション用カバー17の左右両側の後部に設けた第1、第2の接続部材20,21どうしを互いに結合し、中央の後部に設けた第3の接続部材22をバックレスト用カバー18の背面部に結合したので、運転席6のシートクッション6aの下にシートカバーを固定するためのロック用部品が取付け難い場合であっても、シートクッション用カバー17が周辺の他部品と干渉することなく、しかもゴムを用いた場合のように弛むことなく、シートカバー17,18を容易に取付けることができる。
また、シートクッション用カバー17の中央の後部に設けた第3の接続部材22を、これを締め付けてバックレスト用カバー18の背面部18aに結合することにより、シートクッション用カバー17が前方にずれることなく、シートクッション用カバー17をシートクッション6aにしっかり固定できる。
また、シートクッション用カバー17とバックレスト用カバー18とを別体としてそれぞれシートクッション6aとバックレスト6bに別々に取付ける構造としているので、バックレスト6bの傾斜角度の調整において、シートクッション用カバー17とバックレスト用カバー18をシートクッション6aやバックレスト6bに対して弛みを生じることなく取付けることができる。
また、この実施の形態においては、シートクッション用カバー17の後部の左右に設けた第1、第2の接続部材20,21と中央の後部に設けた第3の接続部材22とを相互に結合する構造とし、シートクッション6aの背面部において、第1、第2の接続部材20,21と第3の接続部材22とを相互に重ね合わせると共に、これらの重なり部で面ファスナー23〜26により互いに結合したので、シートクッション用カバー17の背面部において、接続部材20〜22どうしが互いに強固に結合され、シートクッション用カバー17のシートクッション6aに対する取付けがより強固に行なえる。
また、この実施の形態によれば、バックレスト用カバー18の前面部の下部に第4の接続部材30を設け、この第4の接続部材30を、シートクッション6aとバックレスト6bとの間の隙間gに通すと共に、バックレスト用カバー18のバックレスト6bの背面部を覆う部分に、面ファスナー31,32によって結合することにより、バックレスト用カバー18をバックレスト6bに取付けたので、バックレスト用カバー18がバックレスト6bにずれることなくしっかり取付けられる。
また、この実施の形態によれば、バックレスト用カバー18の背面部において、第3の接続部材22および第4の接続部材30との結合手段である面ファスナー28,32を設けた部位より上部にポケット33を設けたので、バックレスト6bに設けられている既存のポケット(図示せず)を使用するためにバックレスト用カバー18を外す必要がなく、使い勝手がよい。
図4に示す実施の形態においては、バックレスト用カバー18の背面部18aにおいて、バックレスト用カバー18に設けた第4の接続部材30を結合する面ファスナー31以外に、シートクッション用カバー17に設けた第3の接続部材22を結合する面ファスナー28を設けたが、この構造と異なり、図5に示すように、バックレスト用カバー18に設けた第4の接続部材30の表裏面に面ファスナー31,38を設け、シートクッション用カバー17に設けた第3の接続部材22の先端に設けた面ファスナー39を、第4の接続部材30に設けた面ファスナー38に結合してもよい。これらの面ファスナー38,39が第5の結合手段を構成する。図5のように構成すれば、図4に示したように、バックレスト用カバー18の背面部18aに2枚の面ファスナー28,32を設ける必要がないため、面ファスナーを設ける面積が減少し、ポケット33をより広く構成することができる。
図6は本発明の他の実施の形態であり、この実施の形態は、シートクッション用カバー17の後部の中央に設ける第3の接続部材22を第1、第2の接続部材20,21に結合することなく、バックレスト用カバー18の背面部18aに設けた面ファスナー28に第3の接続部材22に設けた面ファスナー27を結合したものである。図6の実施の形態においても、第3の接続部材22をバックレスト用カバー18の背面部18aに直接結合するのではなく、図5に示したように、バックレスト用カバー18の接続部材30に設けた面ファスナー38に接続部材22の面ファスナー39を結合してもよい。
本発明を実施する場合、接続部材20〜22,30は必ずしも帯状体によって構成する必要はなく、紐状のものを用いてもよい。また、結合手段として、面ファスナー23〜28,31,32,38のみならず、例えば図7に示すような着脱可能な結合金具を用いてもよい。図7に示す結合金具は、シートクッション用カバー17の後部の左右に設けた第1、第2の接続部材20,21に雌結合具40と雄結合具41をそれぞれ接続し、雄結合具41に設けた一対の弾性片41a,41aを中空平板構造の雌結合具40内に弾性片41a,41aの弾性を利用して圧入し、弾性片41a,41aの先端の係止部41bが雌結合具40の開口部40aに至ると、弾性片41a,41aの弾性により両者間の間隔が拡がって係止部41bが雌結合具40の係止受け部40bに係止されることにより、結合具40,41が結合されるように構成されたものである。このような雌雄の結合具40,41は第1、第2の接続部材20,21以外の他の接続部材にも適用できる。また、結合手段としては、ホックを止具として用いたものなど、他の構造のものを用いることができる。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されず、本発明を実施する場合、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加を行なうことができる。
6:運転席、6a:シートクッション、6b:バックレスト、6c:枢着部、6d:ヘッドレスト、17:シートクッション用カバー、18:バックレスト用カバー、19:ヘッドレスト用カバー、20:第1の接続部材、21:第2の接続部材、22:第3の接続部材、23,26:面ファスナー(第3の結合手段)、24,25:面ファスナー(第1の結合手段)、27,28:面ファスナー(第2の結合手段)、30:第4の接続部材、31,32:面ファスナー(第4の結合手段)、33:ポケット、38,39:面ファスナー(第5の結合手段)、40:雌結合具(結合手段)、41:雄結合具(結合手段)

Claims (4)

  1. 運転席のシートクッションを覆う下面開口のシートクッション用カバーと、運転席のバックレストを覆う下面開口のバックレスト用カバーとを備え、
    前記シートクッション用カバーの左右の後部にそれぞれ第1、第2の接続部材を設けると共に、中央の後部に第3の接続部材を設け、
    前記第1、第2の接続部材を、各接続部材にそれぞれ設けた着脱可能な第1の結合手段により互いに結合し、
    前記第3の接続部材を、前記シートクッションと前記バックレストとの間の隙間に通すと共に、前記第3の接続部材の先端を、前記バックレスト用カバーのバックレストの背面部を覆う部分に、着脱可能な第2の結合手段により結合したことを特徴とする作業機のシートカバー。
  2. 請求項1に記載の作業機のシートカバーにおいて、
    前記第1、第2の接続部材とを互いに結合する前記第1の結合手段として面ファスナーを設けると共に、前記第1または第2の接続部材を前記第3の接続部材に結合する第3の結合手段として面ファスナーを設け、
    前記シートクッションの背面部において、前記第1、第2の接続部材と前記第3の接続部材とを相互に重ね合わせると共に、前記接続部材どうしが重なり合う部分を前記第3の結合手段により互いに結合したことを特徴とする作業機のシートカバー。
  3. 請求項1または2に記載の作業機のシートカバーにおいて、
    前記バックレスト用カバーの前面部の下部に第4の接続部材を設け、
    前記第4の接続部材を、前記シートクッションと前記バックレストとの間の隙間に通すと共に、前記第4の接続部材を、前記バックレスト用カバーのバックレストの背面部を覆う部分に、第4の結合手段により結合することにより、前記バックレスト用カバーを前記バックレストに取付け、
    前記第3の接続部材を、前記バックレスト用カバーの背面部に前記第2の結合手段により結合するか、またはこの第2の結合手段により前記バックレスト用カバーの背面部に結合する代わりに、前記第4の接続部材に前記第3の接続部材を重ねて第5の結合手段により結合したことを特徴とする作業機のシートカバー。
  4. 請求項3に記載の作業機のシートカバー装置において、
    前記バックレスト用カバーのバックレストの背面部を覆う部分にポケットを設けると共に、
    前記第4の接続部材および前記第3の接続部材を結合するために、前記バックレストの背面部に設ける前記第2または第4の結合手段を、前記ポケットを設けた部位より下方の部位に設けたことを特徴とする作業機のシートカバー。
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