JP5891520B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器収納用箱に関するものである。
配電盤や分電盤などの電気機器収納用箱は、一般に、前面開口部を有する筐体内を機器収納スペースとして、開閉自在な扉部で該前面開口面を被覆する構造を有し、更に、屋外での使用が想定される場合、雨水が筺体内に侵入することを防止するために、該前面開口部に水切り構造が設けられている。
電気機器収納用箱の水切り構造として、例えば特許文献1には、筐体の前面開口部の全周に断面略コ字状の水切り部を折り曲げ形成して、該水切り部に扉の裏面を当接させる構造が記載されている。しかし、当該構造では、扉の裏面空間を機器収納スペースの一部として利用することができず、扉の裏面空間に変えて筐体の奥行距離を深くとって、機器収納スペースを確保せざるを得ない事情があるが、奥行を深く確保するほど機器取り付け作業がし難い問題がある。また、当該構造では、排水経路が設けられていないため、扉の開閉操作時に、扉の裏面等に付着していた雨水が該水切り部に持ち込まれた場合、該雨水の排水を適切に行うことができず、筐体内に雨水が浸入する可能性があり防水対策として充分とはいえない問題があった。
排水経路を設けた水切り構造としては、例えば特許文献2に示すように、筐体1前面開口部の全周にL状の水切り部を折り曲げ形成するとともに、扉を正面部・中間段部・開口部からなる断面凸状に形成し、該扉の中間段部を、筐体のL状の水切り部と当接させる構造が記載されている。しかし、当該構造では扉の外観が複雑になる問題や、更に上部に屋根を設ける場合、屋根は開口部の上部に位置するため、屋根と正面部の上端部との間には大きな隙間空間が生じてしまい、美観を損なうという問題があった。
特開2004−345662号公報 特許4672625号公報
本発明の目的は前記の問題を解決し、防水性・排水性に優れ、かつ、シンプルな外観で意匠性にも優れた電気機器収納用箱の水切り構造に関する技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明の電気機器収納用箱は、前面を開口した筐体と、該開口部を被覆する扉部からなる電気機器収納用箱であって、
該扉部は、該筐体の前面開口部を被覆する前面カバー部と、上下左右の側面部からなり、
該扉部の左右の側面部の一方側には、該前面カバー部の端部より筐体方向に向けて略垂直に形成された垂直辺と、該垂直辺の先端から該前面カバー部に対し平行に形成された水切り辺を備え、
該扉部の上側面部の付近には、該前面カバー部より筐体方向に向けて垂直に形成された上立設辺を備え、
該筐体は、背面板と、上下左右の側面部からなり、
該筐体の左右の側面部の前記水切り辺に対応する位置には、扉部に向けて略垂直に形成された立設辺を備え、
該筐体の上側面部の、前記上立設辺に対応する位置には、該背面板に略平行に形成された上水切り辺を備え、
前記水切り辺と前記立設辺、および、前記上立設辺と前記上水切り辺とが、各々、垂直に当接して水切り構造をなすことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電気機器収納用箱において、該扉部の側面部と筐体の側面部は、各々の一方側に該扉部と筐体とを係止する係止機構を備え、他方側に該扉部と筐体とを蝶番接続する蝶番機構を備えることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電気機器収納用箱において、該扉部の上立設辺筐体の上水切り辺とが略垂直に当接してなす水切り構造は、左右端部に排水孔を備えることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の電気機器収納用箱において、該扉部の水切り辺にリブを備え、該リブは、扉部と筐体とが係止状態において、該筐体の左右立設辺よりも外周側に位置することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の電気機器収納用箱において、該筐体の上側面部上に屋根部材が載置され、該扉部の上側面部は、該屋根部材を係止する屋根係止部を備え、該屋根部材は、前端部に、該屋根係止部と係止する係止爪を備え、後端部の下方に切欠部を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る電気機器収納用箱は、前面を開口した筐体と、該開口部を被覆する扉部からなる電気機器収納用箱において、扉部の左右の側面部の一方側には、前面カバー部の端部より筐体方向に向けて略垂直に形成された垂直辺と、垂直辺の先端から前面カバー部に対し平行に形成された水切り辺を備え、扉部の上側面部の付近には、前面カバー部より筐体方向に向けて垂直に形成された上立設辺を備え、該筐体は、背面板と、上下左右の側面部からなり、該筐体の左右の側面部の水切り辺に対応する位置には、扉部に向けて略垂直に形成された立設辺を備え、筐体の上側面部の、上立設辺に対応する位置には、背面板に略平行に形成された上水切り辺を備え、水切り辺と立設辺、および、上立設辺と上水切り辺とが、各々、垂直に当接する構成からなり、扉の開閉操作時に、扉の裏面等に付着していた雨水が該水切り部に持ち込まれた場合であっても、該扉部の上立設辺と該筐体の上水切り辺とが略垂直に当接してなす水切り空間を介して雨水の排水を行うことができ、防水性・排水性に優れた構造となっている。
また、該扉部の上下の側面部には段差が設けられておらず、シンプルで意匠性に優れた外観を呈している。また、上部に屋根を設ける場合にも、屋根と正面部との間に大きな隙間空間が生じることはなく、美観を損なうことなく屋根を設けることができる。
筐体に取り付ける屋根は従来壁面に取り付ける前に形成されており、特に係止爪を中心に回動させて箱本体部や扉部に取り付ける場合には、筐体を壁面に取り付けてしまった後では、図13に示すように、係止爪を形成した反対側の面の下方が壁面に当接してしまい、取り付けることが出来ないといった問題点があったが、請求項4記載の発明によれば、係止爪を形成した面と反対側の面の下方に切欠部を形成することにより、前記の問題を解消し、壁面設置後にも、屋根を自在に着脱可能とした。
本実施形態の電気機器収納用箱の全体斜視図である。 扉部の背面斜視図である。 扉部の背面図である。 筐体の前面斜視図である。 筐体の前面図である。 図1の水平断面図である。 (a)図1の上部垂直断面図である。(b)異なる実施形態の断面図である。 電気機器収納用箱の上部水平断面斜視図である。 図8の上部垂直断面図である。 屋根部材の全体斜視図である。 屋根部材の裏面側斜視図である。 屋根部材が外れた状態図である。 従来の屋根部材の取付け時の説明図である。 本実施形態の屋根部材の取付け時の説明図である。 他の実施形態の扉部の背面斜視図である。 他の実施形態の屋根部材を外した状態における電気機器収納用箱の上部斜視図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1に示すように、本実施形態の電気機器収納用箱は、前面を開口した筐体1と扉部2と屋根部材3から構成されている。筐体1内部は電気機器収納スペースとして使用される。
図2に示すように、扉部2は、筐体1の前面開口部38を被覆する前面カバー部4と、前面カバー部4の外周を筐体1方向に向けて略垂直に折り曲げ形成した側面部200を有している。
図2、図3に示すように、扉部2の左右の側面部200dは、前面カバー部4の外周を筐体方向に向けて略垂直に折り曲げ形成した垂直辺5と、垂直辺5を前面カバー部4に対し略水平に折り曲げ形成した水切り辺6が形成され、扉部2の上下の側面部200aの端部付近には、前面カバー部4の外周を筐体1方向に向けて略垂直に折り曲げ形成した立設辺7が形成されている。また、水切り辺6の端部より垂直辺5と反対側に折り曲げた垂下辺50が形成されている。
上記のような形状となるため、扉部2は、図2のA−A断面は略コ字状、B−B断面は内側が凸状、外側が略コ字状に形成されている。
扉部2の左右の側面部200dの何れか一方の端部側には外側に向けて突出させた突出部9及び扉部2と筐体1とを係止する係止機構となる引掛部13を備え、他方の端部側には扉部2と筐体1とを蝶番接続する蝶番機構となる蝶番8を備えられ、各々一体形成されている。
突出部9は、扉部2を開閉操作する取手部としての機能を有するとともに、シリンダ錠の取付け部10と南京錠の取付け部11としての機能を有する。このように、取手部を、シリンダ錠の取付け部10と南京錠の取付け部11として兼用することにより、取手部とシリンダ錠の取付け部10および南京錠の取付け部11とを別に設ける場合に比べて、部品点数を削減でき、電気機器収納用箱の外観もすっきりとさせることができる。
突出部9にシリンダ錠の取付け部10を設けることにより、扉部2を閉じた状態において、シリンダ錠12が、該筐体の開口より内側に形成された電気機器収納スペースの外側に配置されることとなる。したがって、シリンダ錠12が筐体内部の電気機器収納スペースを圧迫することがないため、筐体1内部の電気機器収納スペースを有効に利用することができる。また、雨水が鍵の差し込み口に侵入した場合であっても、雨水が筐体1内部の電気機器収納スペースに侵入することがないため、特別の防水部材は不要であり、部品点数の削減や組み立て作業の簡略化を図ることができる。
突出部9の外周面と引掛部13との間には、作業者の手を入れる空間部14が形成されている。なお、引掛部13は突出部9より扉部2の内側に向かって傾斜させており、引掛部13の先端部13a扉部2の外周より内側にするように形成されている。
筐体1は、図4、図5及び図12に示すように、背面板15と、背面板15を扉部2方向に向けて略垂直に折り曲げ形成した側面部100から形成されている。
筐体1の背面板15の外周を扉部2に向けて略垂直に折り曲げ形成した上下の側面部100aには、背面板15に対し略水平に折り曲げ形成した上下水切り辺18が形成され、筐体1の背面板15の外周を扉部2に向けて垂直に折り曲げ形成した左右の側面部100dには、左右の側面部100dの開口端部に扉部2に向けて形成した立設辺19が形成されている。また、左右の側面部100dには立設辺19を形成した背面板と水平な水平辺60、水平辺60の端部より左右の立設辺19の反対側に折り曲げた垂下辺70を形成している。なお、背面板15側の上下の側面部100aの中央部には三角形状の切欠いて形成した逃げ部20が形成され、円柱状のものに取り付ける際には、逃げ部20に係合された状態で固定される。
本発明では、図6、図7に示すように、扉部2の水切り辺6と筐体の立設辺19、および、扉部の立設辺7と筐体の水切り辺18とが、各々、略垂直に当接して水切り構造をなしている。当該水切り構造により、扉部2の開閉操作時に、扉部2の裏面等に付着していた雨水が水切り部に持ち込まれた場合であっても、筐体1の上水切り辺18aと扉部2の上立設辺7aとが略垂直に当接してなす水切り空間を介して雨水の排水を行うことができる。なお、本実施形態では筐体1及び扉部2各々の上下の側面部、左右の側面部に形成した立設辺、水切り辺の構造を左右上下対称構造とし景観が良くなる。ただし、少なくとも扉部2の上立設辺7a、引掛部13を形成した引掛部側水切り辺6aと、筐体1は扉部2の上立設辺7aに対応する上水切り部18a、引掛部側水切り部6aに対応する引掛部側立設部19aを形成していれば良い。
また、当該水切り構造では、筐体1の水切り辺18に当接する立設辺7が扉部2の内側上方及び下方に形成するために、扉部2の上下の側面部200aには段差が設けられておらず、フラットな形状となっておりシンプルで意匠性に優れた外観を呈している。また、上部に屋根部材3を設ける場合にも、屋根部材3と扉部2の上側面部200bとの間に大きな隙間空間が生じることはなく、美観を損なうことなく屋根部材3を設けることができる。
本実施形態では、図8に示すように、筐体1と扉部2が係止されて扉部2の上立設辺7aと筐体1の上水切り辺18aとが略垂直に当接し、上側部排水路21が形成され、箱本体部の左右の排水孔となる左右排水路21aに流れ出る。ここで、扉部2の上立設辺7aは筐体1の上水切り辺18よりも左右方向に長く形成されている。そのため、上側部排水路21に水(水滴)が侵入した場合には、左右方向に流れ左右排水路21aに流れ出て、扉部2及び筐体1の左右端部に形成された空間から奥行方向へと水を排出することができる。ここで、扉部2の水切り辺6及び筐体1の立設辺19が当接し、扉部2の垂下辺50及び筐体1の垂下辺70が当接しているため左右端部に左右排水路21aの空間が形成されているものである。次いで、水は、扉部2の水切り辺6と筐体1の立設辺19によって形成された左側部排水路もしくは右側部排水路に沿って筐体1下方方向に流れる。
図2、図3に示すように、電気機器収納用箱の扉部2には、外周より内側に突出される引掛部13の先端部13aが設けられるため、仮に、扉部2の左右の側面部200dの端部に形成される水切り辺6を立設辺として形成する場合、先端部13aに対応する部分のみ低く形成しなければならないなど同一高さの立設辺を連続して設けることが困難であり、当該部分において水路を断絶せざるを得ず、防水が不十分になる恐れがあるが、本発明では、扉部2の上下の側面部200aの端部側に立設辺7、引掛部13が形成される左右の側面部200bの端部側に水切り辺6を形成し、反対に筐体1の、扉部2の立設辺7に対応する位置に水切り辺18、扉部2の水切り辺6に対応する位置に立設辺19を形成し、各々、略垂直に当接して、左側部排水路および右側部排水路を形成することにより当該問題を回避可能としている。
筐体1は、その他、図4に示すように、上水切り辺18aを更に扉部2に向けて略垂直に折り曲げ形成した折曲辺22と、上水切り辺18aの後方に形成したL字状の保持部23を備えている。保持部23は、扉部2を係止させた時、扉部2の変形及び扉下がりを防止させ、また、保持部23の後方からの水の浸入を防止する役割を担うものである。なお、図7(b)に示すように保持部23は折曲辺22より一体に形成するものであっても良い。
図9に示すように、保持部23と上水切り辺18aとの間にも、空間部となる凹部24が形成されている。筐体1方向から凹部24に進入した水も左右方向に排水することができる。左右方向に流れた水は、上側部排水路から左右方向に流れた水と同じ経路で排出される。
折曲辺22は、保持部23方向から水が侵入して来た際、扉部2の上側面部200bと上立設辺7及び筐体1の上水切り辺18a、で囲まれた上側部排水路21への排水路側まで流れる経路を長く確保することにより、排水路に侵入する量を減少させるものである。なお、保持部23の形状は図7(b)に示すような構造であっても良く、この形状においても上側部排水路21までの経路を長く確保することにより、侵入する量を減少させるものである。折曲辺22を形成することにより、侵入した水は上水切り辺18に当接した後に、左右方向に排水されるようになる。
扉部2の左右の側面部200dの何れか一方には図4に示すように、シリンダ錠の係止部25・引掛け部の係止部26・南京錠の係止部27からなる受け部28が、左右の側面部200bから更に外周方向に向けて突出形成されている。受け部28を左右の側面板200dと一体形成することにより、シリンダ錠の受け金具が不要となり、部品点数の削減を図ることができる。
扉部2の左右の側面部200dの他方には、蝶番8を備え、図3に示した扉部2の蝶番8との組み合わせにより、扉部2を筐体1に対し回動可能に支持している。
シリンダ錠の係止部25・引掛け部の係止部26・南京錠の係止部27からなる受け部28を、左右の側面部と一体に突出形成することにより、筐体1内部は専ら電気機器収納スペースとして有効に活用することができる。
図1に示すように、扉部2を閉じた状態において、受け部28は扉部2の突出部9により覆われ、前上下左右方向からは見えないように形成されている。
筐体1の上側面部100b上には、図1に示すように、屋根部材3が載置されている。
屋根部材3は、図10、図11に示すように、天面部29と枠部30から構成されている。
枠部30は、筐体1の背面板15側に偏らせて配置されており、枠部30の筐体1の前面開口部38方向の側面には筐体1の前面開口部38方向に向けて突出させた係止爪31が形成されている。扉部2の上側面部は、図12に示すように、該係止爪31を係止する屋根係止部32が形成されている。
枠部30の背面板15側には、天面部29より下方に向けて突出した突出片33が形成されている。筐体1の上側面部には、突出片33を係止する孔部34が形成されている。
図14に示すように、枠部30の背面板15側の面の端部下方には切欠部35を形成している。筐体1に取り付ける屋根部材3は従来壁面に取り付ける前に筐体1に取り付けされ、特に係止爪31を中心に回動させて筐体1や扉部2に取り付ける場合には、筐体1を壁面に取り付けてしまった後では、図13に示すように、係止爪31を形成した反対側の面が壁面に当接してしまい、取り付けることが出来ないといった問題点があったが、係止爪31を形成した面と反対側の面の端部下方に切欠部35を形成することにより、前記の問題を解消し、壁面設置後にも、図14に示すように、屋根部材3を自在に着脱することができる。なお、切欠部35の形状は特に限定されないが、例えば、R状にしたり、角部を削る構造により面取りを行ったものが好ましい。
その他、図6、図15に示すように、扉部2の左右水切り辺6にリブ36を形成することが好ましい。リブ36は、扉部2と筐体1とが係止状態において、筐体1の立設辺19よりも外周側に位置する構造からなり、当該構造によれば、扉部2の水切り辺6及び筐体1の立設辺19や扉部2の垂下辺50及び筐体1の垂下辺70がそれぞれ当接しており筐体1内部に水の浸入を防止するもので、万が一左右方向から水が浸入してきた場合でも、水がリブ36に当接してそのまま下方に案内させ流れるようにするため、防水性能を高めることができる。更に、図16に示すように筐体1及び扉部2の上部の上側部排水路21に水が浸入した場合に左右の左右排水路21aに流れ出るものであるが、ここでリブ36を形成しているため、このリブ36の外側に水を案内させ流れるようにし、左右の立設辺19よりも外側に水が流れるので防水性能を高めることができる。
また、図16に示すように、扉部2の上立設辺7aに複数の補強部37を形成することが好ましい。当該構造によれば、扉部2の変形を防ぐことができる。
1 筐体
2 扉部
3 屋根部材
4 前面カバー部
5 垂直辺
6 水切り辺
6a 引掛部側の水切り辺
7 立設辺
7a 上立設辺
8 蝶番
9 突出部
10 シリンダ錠の取付け部
11 南京錠の取付け部
12 シリンダ錠
13 引掛部
13a 先端部
14 空間部
15 背面板
16 水切り部
18 水切り辺
18a 上水切り辺
19 立設辺
19a 引掛部側立設辺
20 逃げ部
21 上側部排水路
22 折曲辺
23 保持部
24 凹部
25 シリンダ錠の係止部
26 引掛け部の係止部
27 南京錠の係止部
28 受け部
29 天面部
30 枠部
31 係止爪
32 屋根係止部
33 突出片
34 孔部
35 切欠部
36 リブ
37 補強部
38 前面開口部
50 (扉部の)垂下辺
60 水平辺
70 (筐体の)垂下辺
100 (筐体の)側面部
100a 上下の側面部
100b 上側面部
100d 左右の側面部
200 (扉部の)側面部
200a 上下の側面部
200b 上側面部
200d 左右の側面部

Claims (5)

  1. 前面を開口した筐体と、該開口部を被覆する扉部からなる電気機器収納用箱であって、
    該扉部は、該筐体の前面開口部を被覆する前面カバー部と、上下左右の側面部からなり、
    該扉部の左右の側面部の一方側には、該前面カバー部の端部より筐体方向に向けて略垂直に形成された垂直辺と、該垂直辺の先端から該前面カバー部に対し平行に形成された水切り辺を備え、
    該扉部の上側面部の付近には、該前面カバー部より筐体方向に向けて垂直に形成された上立設辺を備え、
    該筐体は、背面板と、上下左右の側面部からなり、
    該筐体の左右の側面部の前記水切り辺に対応する位置には、扉部に向けて略垂直に形成された立設辺を備え、
    該筐体の上側面部の、前記上立設辺に対応する位置には、該背面板に略平行に形成された上水切り辺を備え、
    前記水切り辺と前記立設辺、および、前記上立設辺と前記上水切り辺とが、各々、垂直に当接して水切り構造をなすことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. 該扉部の側面部と該筐体の側面部は、各々の一方側に該扉部と該筐体とを係止する係止機構を備え、他方側に該扉部と該筐体とを蝶番接続する蝶番機構を備えることを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱。
  3. 該扉部の上立設辺と該筐体の上水切り辺とが略垂直に当接してなす水切り構造は、左右端部に排水孔を備えることを特徴とする請求項1または2記載の電気機器収納用箱。
  4. 該扉部の水切り辺にリブを備え、該リブは、該扉部と該筐体とが係止状態において、該筐体の左右立設辺よりも外側に位置することを特徴とする請求項3記載の電気機器収納用箱。
  5. 該筐体の上側面部上に屋根部材が載置され、該扉部の上側面部は、該屋根部材を係止する屋根係止部を備え、該屋根部材は、前端部に、該屋根係止部と係止する係止爪を備え、後端部の下方に切欠部を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電気機器収納用箱。
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