JP5890671B2 - Itoスパッタリングターゲットの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ITO膜形成に好適なITOスパッタリングターゲットに関する。特には、SnO濃度が高いITOスパッタリングターゲット及びその製造方法に関する。
ITO(インジウム−錫の複合酸化物)膜は、液晶ディスプレーを中心とする表示デバイスにおける透明電極(導電膜)として、広く使用されている。このITO膜を形成する方法として、真空蒸着法やスパッタリング法など、一般に物理蒸着法と言われている手段によって行われている。特に操作性や被膜の安定性からマグネトロンスパッタリング法を用いて形成することが多い。
スパッタリング法による膜の形成は、陰極に設置したターゲットにArイオンなどの陽イオンを物理的に衝突させ、その衝突エネルギーによってターゲットを構成する材料を放出させて、対面している陽極側の基板にターゲット材料とほぼ同組成の膜を積層することによって行われる。スパッタリング法による被覆法は、処理時間や供給電力等を調整することによって、安定した成膜速度で数nmの薄い膜から数十μmの厚い膜まで形成することができるという特徴を有している。
近年、抵抗膜式タッチパネルなどに用いられる高抵抗のITO膜の需要があり、従来から広く用いられている5〜10wt%程度の酸化錫を含有するITOスパッタリングターゲットよりも多くの酸化錫を含有するターゲットの開発が行われている。例えば、特許文献1には、20〜50wt%の酸化錫を含有する酸化インジウムとの混合粉末をプレス成型し、この成形体を純酸素雰囲気中、温度1500〜1650℃、圧力0.15〜1MPaで加圧焼結してITOスパッタリングターゲットを製造することが開示されている。しかし、このような加圧焼結では、製造コストが極めて高く、製造できる形状ならびに大きさが限定されているなど、製品の大型化が進むITOターゲットの量産には適していない。
ターゲット密度を上げる対策として、例えば、特許文献2には、粒度分布から求めたメジアン径が0.40(0.40を除く)〜1.0μmの範囲にあり、かつ粒度分布から求めた90%粒径が3.0μm以下の範囲にある酸化錫粉末を用いて形成したITOターゲットが記載されている。しかし、このような酸化錫粉末を使用して、従来よりも多くの酸化錫を含有するITOターゲットを製造した場合は、焼結体内部にマクロポア及びマイクロクラックが発生して、焼結体の加工中や加工終了後の保管中に、割れやひびが発生することがあった。そして、それらはターゲットとしての製品の出荷に影響を及ぼすことがあった。
以上のことから、SnO濃度の高いITO薄膜形成するための、高密度かつ不純物のコンタミの少ないターゲットを量産的かつ安定的に製造する最適な製法は確立されていない。
特開2003−27223号公報 特開2009−29706号公報
本発明は、SnO濃度が高いITOスパッタリングターゲットにおいて、製造時微粉砕条件を最適化することで、ITOターゲット密度を高めつつ、ジルコニウム不純物の混入を抑制でき、焼結中や焼結後の保管中に発生する焼結体の割れやひびを抑制することによりITOターゲットの生産性や信頼性を向上することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の発明を提供するものである。
1)SnO20〜45wt%を含有し、残部がIn及び不可避的不純物であって、焼結密度が7.10g/cm以上であることを特徴とするITOスパッタリングターゲット、
2)不可避的不純物であるジルコニウムの濃度が500wtppm以下であることを特徴とする上記1に記載のITOスパッタリングターゲット、
3)マクロポア密度が1500個/mm以下であることを特徴とする上記1又は2に記載のITOスパッタリングターゲット、
4)比表面積4.0〜5.7m/gのSnO粉スラリーを微粉砕して比表面積を1.9〜2.4m/g増加させ、次に、このSnO粉スラリーと比表面積5.0〜7.5m/gのIn粉スラリーとを混合し、次に、得られた混合スラリーを微粉砕して比表面積を2.0〜3.0m/g増加させ、次に、得られた粉砕スラリーにバインダーを加えた後、造粒・乾燥させ、次に、これを成形し、焼結することを特徴とするITOスパッタリングターゲットの製造方法、を提供する。
本発明のSnO濃度が高いITOスパッタリングターゲットは、製造時の微粉砕条件を強化することで、ITOターゲット密度を高めつつ、ジルコニウム不純物の混入を抑制できるので、焼結中や焼結後の保管中に発生する焼結体の割れやひびを抑制することができる。これによりITOターゲットの生産性や信頼性を向上することができるという優れた効果を有する。
実施例1のスパッタリングターゲットの表面を電子顕微鏡で観察したときの組織画像である。 比較例1のスパッタリングターゲットの表面を電子顕微鏡で観察したときの組織画像である。
本発明において、ITOスパッタリングターゲットの組成は、SnO20〜45wt%を含有し、残部がIn及び不可避的不純物とする。このようなターゲットを使用することにより、抵抗膜式タッチパネルなどに好適な、高い表面抵抗率を有する透明導電膜を得ることができる。
また、本発明において、ITOスパッタリングターゲットは、焼結密度が7.10g/cm以上と高いことが特徴である。これは従来の常圧焼結で得られていた密度5.5〜6.9g/cm程度のITOターゲットよりも高い密度を有するものであり、これによって、従来発生していた焼結体内部のマクロポアやマイクロクラックの発生を抑制でき、焼結体の加工中や加工終了後の保管中に発生していた焼結割れや放置割れを防止することが可能となった。
なお、特許文献1では、密度7.16g/cmを達成しているが、加圧焼結は製造コストが極めて高く量産に適していないため、本発明の対象外である。
また、本発明において、不可避的不純物であるジルコニウムの濃度を500wtppm以下とすることが好ましい。本発明は、焼結体の高密度化による焼結割れを防止することを目的として微粉砕条件の強化を実施しているが、この微粉砕の際に粉砕メディアとして使用するジルコニウムビーズは粉砕中に磨耗していき、その一部が原料粉末中に混入してしまう問題がある。このように、原料粉の微粒化は、焼結体の高密度化を可能とする一方で原料粉末の汚染の問題が発生するため、ジルコニウムのコンタミ量とのバランスをみながら微粉砕条件を決定することが重要である。
また、本発明において、マクロポア密度が1500個/mm以下であることが好ましい。マクロポアとは、焼結体中に存在する微小径の空孔で大きさが2〜20μmのポアである。このマクロポアを起点として、焼結体の割れやひびが発生するため、マクロポア数を少なくすることで、焼結体の割れ率を低減することができる。好ましくは、マクロポア密度1000個/mm以下とする。
本発明のITOスパッタリングターゲットは次のような方法で製造することができる。まず、BET比表面積が4.0〜5.7m/gのSnO粉を純水と混合しスラリーを作製し、次に、作製したスラリーをビーズミルにてBET比表面積の増加分が1.9〜2.4m/gとなるように粉砕する。この時粉砕ビーズは耐摩耗性を考慮してジルコニアビーズ(YTZ)を使用するのが好ましい。
次に、BET比表面積が4.0〜6.0m/gのIn粉を純水と混合して作製したスラリーを比表面積が5.0〜7.5m2/gとなるように微粉砕を行った。得られたIn2O3スラリーと前記微粉砕をしたSnO2スラリーをSnO含有量が20〜45wt%となるような比率で混合する。
次に、作製したSnOとInとの混合スラリーをビーズミルにて粉砕し、BET比表面積を2.0〜3.0m/g増加させる。この時も同様にジルコニアビーズを使用するのが好ましい。
次に、この粉砕スラリーにバインダーを加えて、造粒・乾燥する。その後、この乾燥粉末を金型に充填した後、一定の圧力下で成形する。そして、この成形体を一定の温度下で常圧焼結することによって焼結体を得ることができる。
次に、実施例に基づいて本発明を説明する。以下に示す実施例は、理解を容易にするためのものであり、これらの実施例によって本発明を制限するものではない。すなわち、本発明の技術思想に基づく変形及び他の実施例は、当然本発明に含まれる。
(実施例及び比較例)
ITOスパッタリングターゲットの原料粉末として、BET比表面積が4.0〜5.7m/gのSnO粉とBET比表面積が4.0〜6.0m/gのIn粉を使用した。そして、これらの粉末をそれぞれ純水に混合し、SnO粉スラリーとIn粉スラリーを作製した。
次に、これらのスラリーを表1に記載されるBET比表面積の増加分が得られるまでビーズミルにて微粉砕した。粉砕ビーズは、ジルコニアビーズを使用した。このとき、実施例と比較例でSnO粉スラリーのBET比表面積の増加量を変化させた。
次に、SnO含有量が20〜45wt%となるような比率でこれらのスラリーを混合した後、この混合スラリーを表1に記載されるBET比表面積の増加分が得られるまでビーズミルにて微粉砕した。このとき、実施例と比較例で粉砕によるBET比表面積の増加量を変化させた。
次に、この粉砕スラリーにバインダーを加え、スプレードライヤーにて造粒・乾燥した。そして、この乾燥粉末を金型に充填した後、油圧プレスにて成形した後、さらに冷間等方静水圧にて成形し、成形体を得た。
次に、該成形体を焼結温度1560℃、20時間、酸素雰囲気で常圧焼結し、焼結体を得た。
次に、該焼結体の表面を平面研削盤でダイヤモンド砥石を用いて研削し、さらに側片をダイヤモンドカッターにより切断した。このターゲット切断ピースを銅製のバッキングプレートにメタルボンディングして、ターゲット表面を研磨仕上げしてITOスパッタリングターゲットとした。
表1に、実施例1〜3及び比較例1〜3の微粉砕条件で作製したターゲットの焼結体密度、ジルコニウム含有量を示す。
上記表1に示す通り、実施例1〜3では、SnO含有量が20〜45wt%といったSnO濃度が高いITOスパッタリングターゲットにおいても、SnO粉の微粉砕時のBET比表面積の増加量が1.9〜2.4m/gの範囲内にあり、かつ、混合粉の微粉砕時のBET比表面積の増加量が2.0〜3.0m/gの範囲内にあれば、焼結密度7.10g/cm以上と高密度のITOスパッタリングターゲットが得られた。一方、比較例1〜3では、SnO粉や混合粉の微粉砕時のBET比表面積の増加量が十分ではなく、密度7.10g/cm以上のITOスパッタリングターゲットを得ることはできなかった。また、実施例1〜3においても、ジルコニウム濃度を500wtppm以下と低く抑制することができた。
実施例1〜3及び比較例1〜3で作製したターゲットを切り出し、電子顕微鏡で組織を観察し、ターゲットの内部に存在するマクロポアの単位面積あたりの個数(密度)を計測した。またこのとき、実施例1及び比較例1で作製したターゲットについては、その組織写真を撮影した。実施例1のターゲットの組織写真を図1に、比較例1のターゲットの組織写真を図2に示す。また、焼結中及び焼結完了後36時間保管中に発生した焼結体の割れ率(焼結体の割れ枚数/焼結体の総数)を評価した。表1に、実施例1〜3及び比較例1〜3の条件で作製したターゲットのマクロポア密度、焼結体の割れ率を示す。
図1、2に示す通り、実施例1で得られたターゲットは、比較例1で得られたターゲットに比べて、マクロポアの数が格段に少ないことが確認できた。また、表1に示す通り、実施例1〜3ではマクロポア密度がいずれも1500個/mm以下と、比較例1〜3に比べてマクロポアの発生量が少なく良好な結果が得られた。そして、比較例1〜3では焼結体の割れ率が0.75、1.00、1.00であったが、実施例1〜3では焼結体は観測中一枚も割れることはなく、良好な結果が得られた。
本発明は、SnO濃度が高いITOスパッタリングターゲットを提供するものであり、微粉砕条件を制御することで、ITOターゲット密度を高めつつ、ジルコニウム不純物の混入を抑制し、焼結中や焼結後の保管中に発生する焼結体の割れやひびを抑制して、ITOターゲットの生産性や信頼性を向上することができるという優れた効果を有する。本発明のITOスパッタリングターゲットは特にITO膜形成に有用である。

Claims (1)

  1. 比表面積が4.0〜5.7m/gのSnO粉スラリーを微粉砕して比表面積を1.9〜2.4m/g増加させ、次に、このSnO粉スラリーと比表面積が5.0〜7.0m/gのIn粉スラリーとを混合し、次に、得られた混合スラリーを微粉砕して比表面積を2.0〜3.0m/g増加させ、次に、得られた粉砕スラリーにバインダーを加えた後、造粒・乾燥させ、次に、これを成形し、常圧焼結することを特徴とするITOスパッタリングターゲットの製造方法。
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