JP5890206B2 - ポテンショメータの劣化診断方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ポテンショメータの性能の劣化を診断するポテンショメータの劣化診断方法に関するものである。
従来より、電動バルブアクチュエータなどの回転角度の検出にポテンショメータが用いられている。このポテンショメータは、その構造上、摺動子による摩耗により、抵抗体が損傷を受けたり摩耗粉が生じたりし易く、頻繁に使用する摺動範囲では特にそれがひどい。その結果、摺動子が僅かに変位しただけで、抵抗値が偶発的に大きく変化する現象が発生する。それに伴い、ポテンショメータの出力信号も偶発的に大きく変化し、図11に示すようにヒゲ状の信号Sとなって現れる。なお、図11において、横軸はポテンショメータ変位(摺動子の変位)または角度、縦軸はポテンショメータの出力信号の大きさを示す。
このようなヒゲ状の信号がポテンショメータの出力信号に現れると、この出力信号が供給されて動作している制御装置等は、偶発的に異常な制御動作を行ってしまうことがある。そこで、特許文献1では、このポテンショメータの出力信号に現れるヒゲ状の信号を検出し、このヒゲ状の信号が所定の上限値よりも大きい場合または下限値よりも小さい場合、またそのヒゲ状の信号の変化率が所定値よりも大きい場合、故障と診断するようにしている。ポテンショメータが故障と診断されると、その出力信号が供給されて動作している制御装置等は、直ちに所定の信号異常時の制御に移行する。
特公平7−95081号公報
しかしながら、上述したヒゲ状の信号(ノイズ)はポテンショメータの経年変化の初期段階に発生するものであり、このようなノイズの発生が問題とならない場合は以降でも使用できるにも拘わらず、故障と診断されてしまうという問題がある。すなわち、特許文献1では、ポテンショメータの経年変化の初期段階で発生するノイズの発生を捉えていることから、あまりにも早い段階で故障と診断され、システムの稼働率が低下したり、部品交換の手間やコストがかかるという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ノイズの発生のように、あまりにも早い段階で故障と診断されてしまうことのないポテンショメータの劣化診断方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、ポテンショメータの動作状態における出力抵抗値Rを計測し、この計測した出力抵抗値Rと予測値R’とを比較し、その比較結果に基づいてポテンショメータの故障に至るまでの性能の劣化の1つとして入出力間の直線性(以下、単に直線性という)の劣化を診断するようにしたものである。
このために、本発明は、ポテンショメータの可動範囲における出力抵抗値の最大値および最小値をRo,maxおよびRo,minとし、予め定められた保証点を通過してからの動作時間をtとし、最大値Ro,maxから最小値Ro,minまでの動作時間をtmaxとし、保証点における出力抵抗値をRo,x%として、予測値をR’=〔(Ro,max−Ro,min)/tmax〕・t+Ro,x%として求め、|R−R’|が予め定められている所定の閾値を超えたときに直線性を失ったと判断するようにする。
ポテンショメータの性能は、ノイズの発生、直線性の劣化、抵抗値の変化、回転トルクの増大の順に劣化することが知られている。本発明では、この順番のうち、ノイズの発生よりも順番的に遅い直線性の劣化に着目し、この直線性の劣化を診断する。
本発明によれば、ポテンショメータの故障に至るまでの性能の劣化の1つとして入出力間の直線性の劣化を診断するようにしたので、ノイズの発生のように、あまりにも早い段階で故障と診断されてしまうことがないようになる。
本発明の実施に用いるポテンショメータの劣化診断装置を含むシステムの要部を示すブロック図である。 このシステムにおけるポテンショメータ劣化診断装置が有する機能を説明するためのフローチャートである。 図2に続くフローチャートである。 ポテンショメータの各電極間の抵抗値の定義を説明する図である。 全抵抗値RA-Bの測定を説明するための図である。 接触抵抗値rおよび端子間抵抗値RA-C,RB-Cの測定に際して用いる電圧V1を説明する図である。 接触抵抗値rおよび端子間抵抗値RA-C,RB-Cの測定に際して用いる電圧V2を説明する図である。 線形補間された値として求められる予測値R’を明示する図である。 差分法で求められた抵抗値の変化速度および加速度を例示する図である。 過渡状態におけるdωp,o/dtおよびdωp/dtを例示する図である。 ポテンショメータの出力信号に現れるヒゲ状の信号を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施に用いるポテンショメータの劣化診断装置を含むシステムの要部を示すブロック図である。同図において、1はポテンショメータ、1−1は摺動子、2はポテンショメータの劣化診断装置(以下、ポテンショメータ劣化診断装置と呼ぶ)、3は劣化診断結果表示装置である。
このシステムにおいて、摺動子1−1から取り出されたポテンショメータ1の出力信号はポテンショメータ劣化診断装置2に送られる。なお、図1中、A,Bはポテンショメータ1の固定電極、Cはポテンショメータ1の可動電極、1−2はポテンショメータ1の抵抗体、1−3は可動電極Cにおける抵抗体1−2との間の接触抵抗である。
このポテンショメータ1は、電源周波数に連動して回転系全体の角速度が定常状態では一定速度となるような装置に付設されている。例えば、電動バルブアクチュエータに組み付けられ、モータによって駆動される弁体の開度を検出する。
また、このシステムにおいて、ポテンショメータ劣化診断装置2は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。
ポテンショメータの性能は、ノイズの発生、直線性(入出力間の直線性)の劣化、抵抗値の変化、回転トルクの増大の順に劣化することが知られている。本実施の形態では、この性能の劣化の順番に着目し、ノイズの発生、直線性の劣化、抵抗値の変化、回転トルクの増大の順に、ポテンショメータ1の性能の劣化を診断して行くようにする。
すなわち、ポテンショメータ1の故障に至るまでの性能の劣化の診断項目として、「ノイズの発生」、「直線性の劣化」、「抵抗値の変化」、「回転トルクの増大」を診断項目として定め、「ノイズの発生」、「直線性の劣化」、「抵抗値の変化」、「回転トルクの増大」の順番で段階的に診断して行くようにする。この診断は、ポテンショメータ1を装置から取り外すことなく、すなわちポテンショメータ1を装置に組み込んだまま行う。
以下、図2および図3に分割して示すフローチャートを参照して、ポテンショメータ劣化診断装置2が有する本実施の形態特有の機能について説明する。
〔ノイズの発生の診断〕
ポテンショメータ劣化診断装置2は、先ず、ポテンショメータ1のノイズの発生を診断する(ステップS101:図2)。
このノイズの発生の診断は、摺動子1−1から取り出されたポテンショメータ1の出力信号に含まれるヒゲ状の信号を検出することによって行う。このヒゲ状の信号が所定の上限値よりも大きい場合または下限値よりも小さい場合、またそのヒゲ状の信号の変化率が所定値よりも大きい場合に、ノイズが発生したと判断する。
ポテンショメータ劣化診断装置2は、ノイズが発生したと判断すると(ステップS102のYES)、劣化診断結果表示装置3へその診断結果を送り、現在のポテンショメータ1の劣化段階がノイズの発生段階(第1段階(初期段階))であることを表示する(ステップS103)。
〔直線性の劣化の診断〕
次に、ポテンショメータ劣化診断装置2は、直線性の劣化を診断する(ステップS104:図3)。この直線性の劣化の診断は、次のようにして行う。
ポテンショメータ1の動作状態における出力抵抗値Rを計測するとともに、その時の予測値R’を次式で求める。
R’=〔(Ro,max−Ro,min)/tmax〕・t+Ro,x% ・・・・(1)
なお、この(1)式において、Ro,maxおよびRo,minはポテンショメータ1の可動範囲における出力抵抗値の最大値および最小値、tは予め定められた保証点を通過してからの動作時間(動作方向により加減する)、tmaxは最大値Ro,maxから最小値Ro,minまでの動作時間、Ro,x%は保証点における出力抵抗値であり、Ro,maxおよびRo,minは初期に測定しておく。
この(1)式により求められる予測値R’は一定区間毎の出力抵抗値の予測値であり線形補間されたものである。保証点や出力抵抗値Rの計測方法などについては後述する。
そして、ポテンショメータ劣化診断装置2は、計測した出力抵抗値Rとその時の予測値R’とから|R−R’|を求め、この|R−R’|と予め定められている閾値ΔRthとを比較し、|R−R’|>ΔRthであった場合に直線性を失ったと判断する。すなわち、直線性が劣化したと判断する。
ポテンショメータ劣化診断装置2は、直線性を失ったと判断すると(ステップS105のYES)、劣化診断結果表示装置3へその診断結果を送り、現在のポテンショメータ1の劣化段階が直線性の劣化段階(第2段階)であることを表示する(ステップS106)。
〔抵抗値の変化の診断〕
次に、ポテンショメータ劣化診断装置2は、抵抗値の変化を診断する(ステップS107)。この抵抗値の変化の診断では、ポテンショメータ1の全抵抗値RA-Bを定時測定し、ある閾値を超えたとき、劣化していると判断する。ポテンショメータ1の全抵抗値RA-Bの測定については後述する。
ポテンショメータ劣化診断装置2は、抵抗値が変化したと判断すると(ステップS108のYES)、劣化診断結果表示装置3へその診断結果を送り、現在のポテンショメータ1の劣化段階が抵抗値の変化段階(第3段階)であることを表示する(ステップS109)。
〔回転トルクの増大の診断〕
次に、ポテンショメータ劣化診断装置2は、回転トルクの増大を診断する(ステップS110)。この回転トルクの増大の診断は次のようにして行う。
ポテンショメータ1の動作状態における負荷トルクTpを計測し、この計測した負荷トルクTpと予め定められている閾値Tpthとを比較し、Tp>Tpthであった場合に回転トルクが増大したと判断する。
ポテンショメータ1の動作状態における負荷トルクTpは次式により求めることができる。
Tp=Ip・(dωp,o/dt−dωp/dt) ・・・・(2)
なお、この(2)式において、dωp,o/dtはポテンショメータ1を装置から取り除いてモータを駆動した時の過渡状態における角加速度、dωp/dtはポテンショメータ1を装置に組み付けモータを駆動した時の過渡状態における角加速度、Ipはポテンショメータ1のイナーシャであり、dωp,o/dtは初期に測定しておく。dωp/dtは出力抵抗値Rから換算する。また、Ipはメーカから入手する(一定値)。dωp,o/dtの初期測定やdωp/dtの出力抵抗値Rからの換算については後述する。
ポテンショメータ劣化診断装置2は、回転トルクが増大したと判断すると(ステップS111のYES)、劣化診断結果表示装置3へその診断結果を送り、現在のポテンショメータ1の劣化段階が回転トルクの劣化段階(第4段階(最終段階))であることを表示する(ステップS112)。
このようにして、本実施の形態では、ポテンショメータ1の性能の劣化について、その進行状況を段階的に知ることが可能となる。これにより、あまりにも早い段階で故障と診断されることをなくし、システムの稼働率を向上させたり、使用状況に応じて適切な時期に部品交換を行わせるようにすることができるようになる。
〔抵抗値測定の方法〕
各々の劣化診断に用いる抵抗値の測定方法を以下に示す。ここで、図4に示すように、ポテンショメータ1の固定電極A,C間の抵抗値をRA-C、B,C間の抵抗値をRB-C、A,B間の抵抗値をRA-B(全抵抗値)と定義する。また、可動電極Cにおける抵抗体1−2との間の接触抵抗1−3の抵抗値(接触抵抗値)をrとする。
(1)全抵抗値RA-Bの測定
図5に示すように、端子A−B間に定電流iを流し、そのときの電圧Vを測定する。抵抗値RA-Bはオームの法則により次式で求める。
A-B=V/i ・・・・(3)
(2)接触抵抗値rの測定
図6に示すように、端子A−C間に定電流iを流し、そのときの電圧V1を測定する。次に、図7に示すように、端子C−B間に定電流iを流し、そのときの電圧V2を測定する。これらの値は下記の式で書き表すことができる。
V1=(RA-C+r)・i ・・・・(4)
V2=(RB-C+r)・i ・・・・(5)
よって、接触抵抗値rは、
r={〔(V1+V2)/i〕+RA-B}/2 ・・・・(6)
により求めることができる。
(3)端子間抵抗値RA-C,RB-Cの測定
端子間抵抗値RA-C,RB-Cは、
A-C=V1/i−r ・・・・(7)
B-C=V2/i−r ・・・・(8)
により、求めることができる。
〔直線性の劣化の診断の詳細〕
あらかじめポテンショメータ1の可動範囲における出力抵抗値の最大値Ro,maxおよび最小値Ro,minを測定する。
次に、ある一定開度毎(例えば、電動バルブアクチュエータにおける開度の場合、20,40,60,80%など、これらの間隔は診断時にはいずれかの点を通るよう考慮した点)の予測抵抗値を算出する。
算出は出力抵抗値の最大、最小値の線形補間とし、それらの値をRo,20%,Ro,40%,…とする。別途、装置には前述の一定開度における絶対位置精度を保証できるモジュール(例えば、放射状にスリットの入った円盤を回転角の測定対象に完全固定し、フォトカプラで光の透過を確認するなど)を備えておき、各々の点を保証点と定義する。
診断はいずれかの保証点を通過したときから開始し、動作状態における出力抵抗値Rを計測するとともにそのときの予測値R’を前記(1)式で求める(図8参照)。
そして、計測した出力抵抗値Rとその時の予測値R’とから|R−R’|を求め、この|R−R’|と予め定められている閾値ΔRthとを比較し、|R−R’|>ΔRthであった場合に直線性を失ったと判断する。なお、出力抵抗値Rは、前述した「(2)接触抵抗値rの測定」および「(3)端子間抵抗値RA-C,RB-Cの測定」により、算出する。
〔抵抗値の変化の診断の詳細〕
全抵抗値RA-Bを定時測定し、ある閾値を超えたとき、劣化していると判断する。全抵抗値RA-Bの測定の方法は前述した「(1)全抵抗値RA-Bの測定」による。
〔回転トルクの増大の診断の詳細〕
はじめに装置からポテンショメータ1を取り除き、モータを駆動し、過渡状態における角加速度dωo/dtを回転計などを使って、計測する。ポテンショメータ軸換算の角加速度はギア比をiとすると、
dωp,o/dt=(1/i)・dωo/dt ・・・・(9)
となる。
ポテンショメータ1を装置に組み込む。装置組込み後のポテンショメータ1の過渡状態における角加速度dωa/dtを下記のように求める。例えば、全抵抗値1kΩ、回転角度320゜のポテンショメータがある時刻から微小時間0.1sおきに21,22,24Ωと変化した場合、差分法で図9のように抵抗値の変化速度、加速度を求めることができる。よって、このときのポテンショメータの加速度は、
dωa/dt=50×(320×π/180)/10000=2.79e-003〔rad/s〕
となる。
ここで、ポテンショメータ1の負荷トルクがない場合の角運動方程式は、
Ip・(dωp,o/dt)=T ・・・・(10)
ここに、Tはポテンショメータ1を駆動するトルク、Ipはポテンショメータ単体のイナーシャ(メーカより入手、固定値)とする。
一方、ポテンショメータ1の負荷トルクがある場合の角運動方程式は、
Ip・(dωa/dt)=T−Tp ・・・・(11)
(10),(11)式よりポテンショメータ1の負荷トルクTpは次式のように求めることができる。
Tp=Ip・(dωp,o/dt−dωp/dt) ・・・・(12)
ここで、過渡状態においては図10のように
dωp,o/dt>dωo/dt、dωp,o/dt≠0、dωo/dt≠0
であるから、電源周波数に連動して回転系全体の角速度が定常状態では一定速度となるような装置においてもTpを算出することができる。
これらのTpを時々刻々、計測・算出して一定のしきい値Tpthを超えるときに回転トルクが増大したと判断する。
なお、上述した実施の形態では、「ノイズの発生」、「直線性の劣化」、「抵抗値の変化」、「回転トルクの増大」の順番で段階的に診断して行くようにしたが、「直線性の劣化」だけを診断するようにしてもよい。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1…ポテンショメータ、1−1…摺動子、1−2…抵抗体、1−3…接触抵抗、2…ポテンショメータ劣化診断装置、3…診断結果表示装置。

Claims (1)

  1. ポテンショメータの動作状態における出力抵抗値Rを計測し、この計測した出力抵抗値Rと予測値R’とを比較し、その比較結果に基づいて前記ポテンショメータの故障に至るまでの性能の劣化の1つとして入出力間の直線性の劣化を診断するポテンショメータの劣化診断方法であって、
    前記ポテンショメータの可動範囲における出力抵抗値の最大値および最小値をRo,maxおよびRo,minとし、
    予め定められた保証点を通過してからの動作時間をtとし、
    前記最大値Ro,maxから前記最小値Ro,minまでの動作時間をtmaxとし、
    前記保証点における出力抵抗値をRo,x%として、
    前記予測値をR’=〔(Ro,max−Ro,min)/tmax〕・t+Ro,x%として求め、
    |R−R’|が予め定められている所定の閾値を超えたときに直線性を失ったと判断する
    ことを特徴とするポテンショメータの劣化診断方法。
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