JP5888446B1 - 床面汚染測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】床面を走行しながら放射線を測定する際に、移動不能になることを回避できるようにすること。【解決手段】床面汚染測定ロボット(10)は、本体部(11)と、本体部に設けられて本体部を床面上で走行させる移動手段(20)と、本体部の下面側に設けられて床面の放射線を検出する放射線検出手段(30)とを備えている。本体部は上面視で円形に形成されている。放射線検出手段及び移動手段は、上面視で本体部の外周面より内側に取り付けられ、本体部の外周面からはみ出ないように設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、床面上を自走しながら床面の放射線を測定することができる床面汚染測定ロボット及び床面汚染測定システムに関する。
従来、放射性物質や放射線を取り扱う施設等にあっては、安全性の観点から、床面の放射線による汚染状況が測定されている。かかる測定を自動化するため、特許文献1には、測定エリア内を単独走行しながら床面の放射線を測定する自走式の放射線測定装置が開示されている。特許文献1の測定装置は、操作部や蓄電池等の各種の機器が搭載される車体と、車体の左右両側に設けられた車輪と、車体の最前部に設けられた放射線検出部とを備えている。
特開平3−163390号公報
特許文献1にあっては、車体が矩形状に形成されることに加え、車体から車輪や放射線検出部が突出した構成となっている。このため、自走しながら放射線を測定する際に、それら突出した構成や車体の角部が施設内の備品(例えば、棚や机など)に接触することで、車体の向きを変更できなくなったり、変更し得る向きの範囲が狭くなったりする。この結果、測定装置が移動不能になり易くなり、測定を継続することができなくなる、という問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、床面を走行しながら放射線を測定する際に、移動不能になることを回避することができる床面汚染測定ロボット及び床面汚染測定システムの提供を目的とする。
本発明の床面汚染測定システムは、本体部と、該本体部に設けられて該本体部を床面上で走行させる移動手段と、該本体部の下面側に設けられて検出対象となる床面を検出幅に応じた走行経路で走行する際に前記床面の放射線を検出する放射線検出手段とを備えた自走式の床面汚染測定ロボットと、前記床面汚染測定ロボットの外部に設けられ、施設内の床面上に設置されるホームベースに接続される管理装置とを有し、前記床面汚染測定ロボットは、前記床面の走行が終了すると前記ホームベースに装着されて充電され、前記床面汚染測定ロボット及び前記管理装置は、それぞれ、前記ホームベースを介して相互に情報を通信する通信手段を更に備え、前記床面汚染測定ロボットは、前記床面の放射線測定をスケジュール管理して前記床面の汚染の監視を自動化し、測定開始のタイミングになると前記床面汚染測定ロボットの充電を解除して前記本体部を自走させる検出時期制御部を更に備え、前記管理装置は、分布状況作成部を更に備え、該分布状況作成部は、前記各通信手段を介して入力される前記放射線検出手段の検出結果に基づき、放射線を検出した各部屋の床面における放射線の分布状況を、部屋毎の床面上に放射線の分布状況を分けた地図情報として作成すると共に、過去の前記地図情報を履歴として記憶していることを特徴とする。
本発明によれば、上面視で、本体部が円形となり、放射線検出手段及び移動手段が本体部の外周面より内側に位置するので、床面を走行しながら放射線を測定する際に、移動不能になることを回避することができる。
本実施の形態に係る床面汚染測定ロボットの概略斜視図である。 上記床面汚染測定ロボットの底面図である。 上記床面汚染測定ロボットの正面図である。 上記床面汚染測定ロボットの側面図である。 本実施の形態に係る床面汚染測定システムの機能ブロック図である。 上記床面汚染測定ロボットの制御手段の構成図である。 管理装置の制御手段の構成図である。 上記床面汚染測定ロボットの走行経路の一例を示す斜視図である。 上記管理装置における地図情報の表示の一例を示す説明図である。
以下、本実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に明示しない限り、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」は、使用状態となる図1を基準として用いる。
図1は、本実施の形態に係る床面汚染測定ロボットの概略斜視図である。図1に示すように、床面汚染測定ロボット10は、上面視で円形に形成された本体部11を備えている。本体部11は、床面汚染測定ロボット10の筐体を構成して露出するものであり、内部に後述する各種機器、手段を搭載可能に設けられる。本体部11は、その高さh(本体部11の下面から上面までの高さで後述する車輪21及び補助輪22は含まない)が本体部11の半径rより小さい薄型に形成されている。このように本体部11を薄型にしたので、床面からの高さが低い棚板の下側等にも、床面汚染測定ロボット10が入り込むよう走行可能範囲を拡大することができる。特に限定されるものでないが、高さhは20〜150mm、半径rは110〜240mmの範囲内に設定することが好ましい。
本体部11の上面には、オペレータが操作するボタンやキーからなる操作部12や、液晶パネルやLED等からなる表示部13が設けられている。また、本体部11は、外周側に環状に装着されたゴム等の弾性部材からなる保護部材14を備えている。
図2は、上記床面汚染測定ロボットの底面図、図3は、上記床面汚染測定ロボットの正面図、図4は、上記床面汚染測定ロボットの側面図である。図2ないし図4に示すように、床面汚染測定ロボット10は、本体部11に設けられた移動手段20を更に備えている。移動手段20は、本体部11の下面側において、前後方向中央における左右両側に設けられた車輪21と、左右方向中央における前側に設けられた補助輪22とを備えている。車輪21及び補助輪22は、本体部11の下面より所定高さで突出するように設けられている。この突出高さが、床面と後述する検出窓との離間幅となり、好ましくは5〜40mmの範囲内に設定される。
車輪21の回転中心位置は、左右方向に向けられて固定される。一方、補助輪22は、上下方向に延びる中心軸回りに回転可能なブラケット23(図3及び図4では不図示)を介して支持され、当該中心軸回りに補助輪22の向きが変わるように回転可能となっている。移動手段20において、左右の車輪21を同速で同方向に回転させることで、本体部11が前後方向に走行される。一方、左右の車輪21の回転速度を変えることで、走行方向を左右に曲げることができ、左右の車輪21を同速で反対方向に回転させることで、本体部11の上面視中心位置で回転するように本体部11の向きを変えることができる。
移動手段20は、左右の車輪21にそれぞれ設けられた駆動機構24(図3及び図4では不図示)を更に備えている。駆動機構24は、ここでは詳細な図示、説明を省略するが、車輪21を回転駆動させるためのサーボモータ、変速機構や、車輪21の回転数、回転速度を検出するエンコーダ等を含んで構成される。従って、後述する制御手段を介して駆動機構24を制御し、左右の車輪21の回転速度を制御することで、床面上での本体部11の走行速度や走行方向が調整される。
床面汚染測定ロボット10は、本体部11の下面側における左右の車輪21の間に設けられた放射線検出手段30(図4では不図示)を更に備えている。放射線検出手段30は、本体部11の下面側に表出する検出窓30aを備えて床面の放射線を検出可能に設けられ、測定対象は、主にβ線やα線とする。放射線検出手段30は、特に限定されるものでないが、GM計数管式サーベイメータや、半導体式サーベイメータ等の放射線検出器が利用される。放射線検出手段30は、それら放射線検出器を複数搭載してもよく、同種類の放射線検出器を複数搭載することで、実質的な放射線検出窓の大面積化が図られ、測定時間の短縮を図ることができる。また、β線測定用の放射線検出器と、α線測定用の放射線検出器とをそれぞれ搭載することで、β線とα線との双方を検出したいというニーズにも対応することができる。
放射線検出手段30は、検出窓30aの左右幅に対応した所定の検出幅で床面の放射線を検出する。検出窓30aは、本体部11の下面と平行に配設されるので、本体部11の走行時には、本体部11の下方で床面に対して平行移動される。従って、検出窓30aと床面とを等距離に維持しながら、放射線の検出を行うことができる。
ここで、放射線検出手段30及び移動手段20の各構成は、図2における底面視(下面視)で本体部11の外周面より内側に取り付けられ、したがって上面視においても本体部11の外周面より内側に取り付けられている。これを言い換えると、本体部11における保護部材14の円筒状の外周面から、放射線検出手段30及び移動手段20が本体部11の径方向にはみ出ないように設けられている。
上記のように、本体部11の外周面より内側に放射線検出手段30及び移動手段20が設けられるので、それらが床面上の備品や障害物等に接触することを防止して保護することができる。しかも、本体部11が上面視円形を呈するので、上述のように本体部11の中心位置で回転するように向きを変えることができる。このように向きを変える際、本体部11が円形となるので、本体部11の床面上での配置領域をそのまま維持することができる。これにより、走行方向を変更するときに、本体部11を含む床面汚染測定ロボット10の一部が備品や障害物等に接触することを回避できる。この結果、障害物等があっても、変更可能な走行方向の自由度を高めることができ、走行経路設定の自由度を高めつつ、障害物に起因して本体部11が走行不能になることを回避できる。
床面汚染測定ロボット10は、本体部11の下面側であって放射線検出手段30より後方に設けられたマーキング手段35(図3及び図4では不図示)を更に備えている。マーキング手段35は、放射線検出手段30の検出結果が所定値以上となる箇所に目印を施す。マーキング手段35としては、検出結果が所定値以上となる放射性物質で汚染された床面位置に対し、目印としてインクを吹き付けたり、粘着性シールを接着したりする装置を例示でき、ここでは具体的構成の図示、説明を省略する。
本体部11には、蓄電池36(図3及び図4では不図示)の他、後述する制御手段や、各種センサ等(不図示)が内蔵されている。蓄電池36は、リチウムイオン電池等の二次電池を例示でき、上記の放射線検出手段30及び移動手段20、マーキング手段35、制御手段等の各種電気系統に電力を供給する。
ここで、図1に戻り、床面汚染測定ロボット10は、床面上に設置されるホームベースHに着脱自在な構成とされる。ホームベースHは、商用電源等の電源Pから電力供給される。床面汚染測定ロボット10は、ホームベースHに装着された状態で、ホームベースHと電気的に接続される。これにより、電源PからホームベースHを介して床面汚染測定ロボット10に電力が供給され、この電力供給によって蓄電池36に充電を行えるようになっている。
また、ホームベースHは、パーソナルコンピューター(PC)等の管理装置50に接続され、管理装置50は、床面汚染測定ロボット10の外部に設けられる。また、床面汚染測定ロボット10は、ホームベースHに装着された状態で、それらにそれぞれ設けられた接点等からなる接続部(不図示)を介して接続される。この接続部を通信インターフェースとし、ホームベースHを介して管理装置50と床面汚染測定ロボット10との間で相互に情報通信を行えるようになっている。なお、かかる情報通信は、無線による送受信装置を通信インターフェースとして行ってもよい。ここにおいて、上記床面汚染測定ロボット10、ホームベースH、管理装置50によって床面汚染測定システムが構成される。
次に、床面汚染測定システムの機能について説明する。図5は、本実施の形態に係る床面汚染測定システムの機能ブロック図である。なお、図5に示す床面汚染測定システムの機能ブロックは、本発明に関連する構成のみを示しており、それ以外の構成については省略している。
床面汚染測定ロボット10は、通信手段41、記憶手段42及び制御手段43を含んで構成されている。管理装置50は、通信手段51、記憶手段52及び制御手段53を含んで構成されている。
床面汚染測定ロボット10の通信手段41と、管理装置50の通信手段51とは、相互に情報通信を行える通信インターフェースによって構成される。この通信インターフェースとしては、ホームベースH(図1参照)を利用してもよいし、無線による送受信装置を利用してもよい。
各記憶手段42、52は、RAMやROM、不揮発性メモリ等を備えている。ROMでは、制御手段43、53が各種の演算、制御を行うためのプログラムや、アプリケーションとして機能するためのプログラム、データ等が記憶される。RAMは、制御手段43、53の作業領域として用いられたり、通信手段41、51や放射線検出手段30(図2参照)等から出力された信号や検出データ等が制御手段43、53を介して記憶される。RAMでは、ROMから読み出されたプログラムやデータ、放射線検出手段30等から出力されたデータ、制御手段43、53が各種プログラムに従って実行した演算データ等が一時的に記憶される。不揮発性メモリでは、制御手段43、53の演算によって生成されたデータのうち、長期的な保存が必要なデータが記憶される。
制御手段43、53は、CPU等からなり、記憶手段42、52のROMに記憶されているプログラムに従い、入力された検出データに対する各種の演算処理や、出力制御等の各種の制御処理を行う。
図6は、床面汚染測定ロボットの制御手段の構成図であり、図7は、管理装置の制御手段の構成図である。図6に示すように、床面汚染測定ロボット10の制御手段43は、入力部43a、出力部43b、走行経路制御部43c、検出時期制御部43d、速度制御部43e、検出制御部43f、マーキング制御部43gを備えている。図7に示すように、管理装置50の制御手段53は、入力部53a、出力部53b、分布状況作成部53cを備えている。
床面汚染測定ロボット10における入力部43aは、上述した操作部12(図1参照)、駆動機構24のエンコーダ、放射線検出手段30(図2参照)、通信手段41、記憶手段42(図5参照)からの出力データを入力する。また、管理装置50における入力部53aは、通信手段51、記憶手段52からの出力データを入力する他、管理装置50に接続される各種機器からの出力データも入力する。
床面汚染測定ロボット10における出力部43bは、上記各制御部43c〜43gによって演算された演算結果を、上述した表示部13(図1参照)、駆動機構24のサーボモータ、マーキング手段35(図2参照)、通信手段41、記憶手段42(図5参照)等に出力する。また、管理装置50における出力部43bは、分布状況作成部53cによって演算された演算結果を、通信手段51、記憶手段52に出力する他、管理装置50に接続される各種機器にも出力する。
走行経路制御部43cは、放射線検出手段30の検出幅に応じた走行経路で本体部11を自走させるように制御する。検出幅に応じた走行経路としては、図8に示す走行経路を例示することができる。図8は、床面汚染測定ロボットの走行経路の一例を示す斜視図である。図8に示すように、先ず、床面汚染測定ロボット10を壁や備品に接触する直前まで任意の直線方向に走行させる。その後、直前に直線方向に走行した経路における放射線検出手段30の検出済み領域と、これから検出する検出領域とが検出幅方向に隙間なく隣り合う、或いは、若干重なるように本体部11の向きを反転させた後、再度直線的に走行させる。上記のような走行を繰り返すことによって、検出対象となる床面の全領域の放射線が検出される。
ここで、例えば、床面が方形となる場合、当該方形のコーナー部を上記走行開始位置に設定し、且つ、床面の外縁と平行に走行しながら検出を行うことが好ましい。これにより、放射線検出手段30の検出済み領域が必要以上に重なることを抑制でき、走行経路を短縮して効率良く検出を行うことができる。なお、床面において、放射線検出手段30で検出される領域が重なったり交差したりすることで複数回検出を行ってもよい。
また、床面が複数の部屋となる場合には、複数の部屋毎に、上述のように床面汚染測定ロボット10を走行して放射線測定を行えばよい。
図5及び図6に戻り、走行経路制御部43cの制御では、先ず、上述した走行経路を記憶手段42に記憶させる。走行経路は、入力部43aに入力された情報に基づき、記憶手段42に記憶されたアプリケーションによって演算し、出力部43bを介して記憶される。走行経路を記憶手段42に記憶させた後、走行経路制御部43cは、後述する検出開始信号が入力されると、記憶された走行経路に基づき、車輪21を駆動するサーボモータの回転数を演算する。そして、出力部43bを介してサーボモータに演算した回転数の信号を出力し、サーボモータの回転数を制御する。この回転数の制御は、入力部43aに入力されたエンコーダからのパルス信号を参照しながら行ってもよい。これにより、移動手段20における左右の車輪21の駆動、ひいては、本体部11の走行方向が制御され、記憶された走行経路に沿って本体部11が自走するよう制御される。ここで、記憶された走行経路の始点と終点とがホームベースHであれば、走行開始と同時に、床面汚染測定ロボット10の充電が解除され、走行終了と同時に床面汚染測定ロボット10の充電が開始(再開)される。
このような走行経路制御部43cの制御によれば、検出対象となる床面の全領域の放射線を検出することができ、床面の汚染箇所を見逃さないようにすることができる。これにより、オペレータによる人手がかからずに床面汚染測定ロボット10を自走させることができ、放射線による安全性を高めることができる。
なお、本体部11に障害物検出センサを搭載し、かかる障害物検出センサからの出力と、エンコーダからのパルス信号とに基づき、全ての床面を放射線検出し得るようにリアルタイムに走行経路を走行経路制御部43cによって演算してもよい。
検出時期制御部43dは、所定時期において、床面の放射線を測定するように制御する、つまり、測定のタイミングを自動的に制御する。測定タイミングとしては、数時間毎あるいは数日毎に定期的に測定することが例示できる。
検出時期制御部43dの制御では、先ず、上記測定タイミングを記憶手段42に記憶させる。測定タイミングは、入力部43aに入力された情報に基づき、記憶手段42に記憶されたアプリケーションによって演算し出力部43bを介して記憶される。その後、検出時期制御部43dは、記憶された放射線の測定タイミングに基づき、検出開始までの時間を演算する。そして、検出時期制御部43dは、演算した検出開始のタイミングになると、走行経路制御部43c及び放射線検出手段30に検出開始信号を出力するよう制御する。これにより、本体部11が自走して放射線検出手段30が放射線の検出を開始する時期が制御される。
このような検出時期制御部43dの制御によれば、床面の放射線測定をスケジュール管理して床面の汚染の監視を自動化することができ、これによっても、人手がかからないようにすることができる。
速度制御部43eは、放射線検出手段30の検出限界を超えないように移動手段20による走行速度を制御する。放射線検出手段30の検出限界となる走行速度は、放射線検出手段30に用いられる放射線検出器の種類によって相違するものであり、その種類に応じて走行速度の閾値が設定される。
速度制御部43eの制御では、先ず、上記走行速度の閾値を記憶手段42に記憶させる。走行速度の閾値は、入力部43aに入力された情報に基づき、記憶手段42に記憶されたアプリケーションによって演算し、出力部43bを介して記憶される。その後、上述のようにして本体部11が自走され、放射線検出手段30での検出が行われると、速度制御部43eは、入力部43aに入力されたエンコーダからのパルス信号に基づき、本体部11の走行速度を演算する。続いて、速度制御部43eは、演算した走行速度と、走行速度の閾値との比較から、車輪21を駆動するサーボモータの回転数を演算する。そして、出力部43bを介してサーボモータに演算した回転数の信号を出力し、サーボモータの回転数を制御する。これにより、サーボモータによる本体部11の走行速度が制御され、放射線検出手段30の検出限界を超えない、つまり、放射線検出手段30での検出を連続して行える走行速度に制御される。
このような速度制御部43eの制御によれば、走行速度が上昇することに起因して、放射線検出に漏れが生じることを回避することができる。
検出制御部43fは、放射線検出手段30の検出結果を所定の閾値と比較し、この比較結果に応じて本体部11の走行を制御する。放射線検出手段30の検出結果が比較される閾値としては、表面汚染密度の法令上の基準や各事業所の基準(例えば、α線を放出するもの0.4Bq/cm、α線を放出しないもの4Bq/cmを超えるか否か)に基づくようにすることができる。なお、表面汚染密度は、検出制御部43fが、検出結果を放射線検出手段30における検出窓30aの面積で割ることで算出することができる。
検出制御部43fの制御では、先ず、上記検出結果の閾値を記憶手段42に記憶させる。検出結果の閾値は、入力部43aに入力された情報に基づき、記憶手段42に記憶されたアプリケーションによって演算し、出力部43bを介して記憶される。その後、上述のようにして本体部11が自走され、放射線検出手段30での検出が行われると、検出制御部43fは、記憶手段42に記憶された閾値と、入力部43aに入力された放射線検出手段30の検出結果とを比較する演算を行う。そして、検出制御部43fは、比較結果として、放射線検出手段30の検出結果が閾値を超える場合、出力部43bを介して車輪21を駆動するサーボモータの回転を停止する信号を出力するよう制御する。これにより、放射線検出手段30の検出結果が所定の閾値を超えると、本体部11の自走を停止するよう制御される。
このような検出制御部43fの制御によれば、放射線量が高い領域を床面汚染測定ロボット10が通過して放射性物質が車輪21に付着し、この付着した放射性物質が他の床面に更に付着することを回避することができる。これにより、放射線を検出すべく床面汚染測定ロボット10を走行することによって、床面の汚染が拡大することを防止でき、除染が面倒になることを回避することができる。
マーキング制御部43gは、放射線検出手段30の検出結果が所定値以上となる箇所に目印を施すようマーキング手段35を制御する。かかる所定値は、上述した放射線検出手段30の検出結果が比較される閾値と異なる値としてもよいし、同一値としてもよい。
マーキング制御部43gの制御では、先ず、上記所定値を記憶手段42に記憶させる。所定値は、入力部43aに入力された情報に基づき、記憶手段42に記憶されたアプリケーションによって演算し、出力部43bを介して記憶される。その後、上述のようにして本体部11が自走され、放射線検出手段30での検出が行われると、マーキング制御部43gは、記憶手段42に記憶された所定値と、放射線検出手段30の検出結果とを比較する。そして、マーキング制御部43gは、比較結果として、放射線検出手段30の検出結果が所定値以上となる場合、出力部43bを介してマーキング手段35を作動する信号を出力し、床面に目印を施すよう制御する。
このようなマーキング制御部43gの制御によれば、放射線による汚染物質がある位置を容易に確認できるようになり、目印としてシートを接着する場合には、当該シートによって汚染物質を封じ込めることができる。
分布状況作成部53cは、各通信手段41、51を介して入力される放射線検出手段30の検出結果に基づき、放射線を検出した床面における放射線の分布状況を地図情報として作成する。
この地図情報の作成では、床面汚染測定ロボット10の制御手段43によって、放射線検出手段30の検出結果を通信手段41から逐次送信するよう制御する。また、走行経路制御部43cによって、放射線検出手段30の検出結果に応じた走行経路位置も通信手段41から逐次送信するよう制御する。分布状況作成部53cは、送信された検出結果と走行経路位置とが逐次受信されるよう管理装置50の通信手段51を制御する。受信後、分布状況作成部53cでは、受信した走行経路位置から床面上での座標位置を演算し、それぞれの座標位置における放射線の検出結果を関連付けるよう演算する。そして、例えば、図9に示すようにディスプレイDに表示し得るデータとして、床面における放射線の分布状況を地図情報として作成する。
このような地図情報の作成によれば、放射線で汚染された床面の位置を容易に管理することができ、除染作業や、汚染の原因特定の負担軽減を図ることができる。また、複数の部屋の床面を検出する場合には、例えば、図9において部屋(1)〜(3)としたように、部屋毎に放射線の分布状況を分けた地図情報として作成して管理でき、負担軽減をより良く図ることができる。
なお、放射線検出を定期的に行う場合には、分布状況作成部53cによって過去の地図情報を履歴として記憶してもよい。これにより、地図情報を時系列分析することで、床面の汚染しやすい箇所を確認、特定することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず種々変更して実施することが可能である。また、上記実施の形態で説明した数値、寸法、材質、方向については特に制限はない。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
例えば、操作部12は、マイクや、無線によるリモートコントローラに変更したり、追加したりしてもよい。操作部12をリモートコントローラとした場合には、当該リモートコントローラの操作によって、床面汚染測定ロボット10の走行経路をリアルタイムで設定したり、ホームベースHに戻ったりする制御を行ってもよい。このとき、検出制御部43fの制御において、放射線検出手段30の検出結果が所定の閾値を超え、本体部11の走行を停止させる場合には、ホームベースHに戻る操作を無効とする制御を行うとよい。これにより、本体部11の走行を停止したままとして、車輪21に付着した放射性物質が他の床面に付着して汚染が拡大することを防止することができる。
また、表示部13は、制御手段43の処理結果を音声で出力するスピーカに変更したり、追加したりしてもよい。
また、放射線検出手段30とは別個に、車輪21に付着した放射線を検出するための放射線検出手段を設けてもよい。この場合、検出制御部43fは、車輪21に付着した放射線の検出結果がある閾値を超える場合、出力部43bを介して車輪21を駆動するサーボモータの回転を停止する信号を出力するよう制御する。これにより、車輪21に付着した放射性物質が他の床面に更に付着することを回避することができる。
また、走行経路制御部43cの制御において、管理装置50から各通信手段41、51を介して走行経路を記憶手段42に記憶させてもよい。
また、分布状況作成部53cの制御において、放射線検出手段30の検出結果を逐次受信したが、これに限られるものでなく、ホームベースHによる充電時にだけ、検出結果等を送受信するようにしてもよい。
また、検出制御部43fの制御において、放射線検出手段30の検出結果が所定の閾値を超えると、本体部11の自走を停止するよう制御したが、これに替えて、若しくは、これに加えて警報を発するようにしてもよい。警報としては、表示部13のディスプレイに文字や画像を表示したり、表示部13のLED等の発光源を点灯や点滅したりすることが例示できる。また、警報としては、放射線検出手段30の検出結果を各通信手段41、51を介して管理装置50に送信することで、管理装置50において表示、出力するようにしてもよい。なお、表示部13のLED等の発光源については、例えば、警報の際に点灯させる赤灯と、測定中の際に点灯させる緑灯とを設けるとよい。
また、検出制御部43fの制御は、閾値を複数設定し、それぞれの閾値に対して制御を変えるようにしてもよい。例えば、放射線検出手段30の検出結果が第1の閾値を超える場合には上記のように警報を発し、第2の閾値を超える場合には本体部11の自走を停止するよう制御してもよい。
また、走行経路制御部43cの制御において、放射線検出手段30の検出結果が検出制御部43fの閾値を超えたときに、走行経路を変更するようにしてもよい。例えば、閾値を超えた位置を中心として徐々に拡径する螺旋状の走行経路等に変更し、放射能で汚染した位置を集中的に繰り返すように検出してもよい。
また、床面汚染測定ロボット10における制御手段43の各制御部43c〜43gの全部又は一部を、管理装置50の制御手段53において行えるようにしてもよい。
また、上記床面汚染測定システムにおいて、1台の管理装置50に対し、複数台の床面汚染測定ロボット10を利用してもよい。このとき、複数の部屋に対し、1台ずつ床面汚染測定ロボット10を設置して放射線の検出を行うようにしてもよい。
10 床面汚染測定ロボット
11 本体部
20 移動手段
30 放射線検出手段
35 マーキング手段
41 通信手段
43c 走行経路制御部
43d 検出時期制御部
43e 速度制御部
43f 検出制御部
50 管理装置
51 通信手段
53c 分布状況作成部

Claims (2)

  1. 本体部と、該本体部に設けられて該本体部を床面上で走行させる移動手段と、該本体部の下面側に設けられて検出対象となる床面を検出幅に応じた走行経路で走行する際に前記床面の放射線を検出する放射線検出手段とを備えた自走式の床面汚染測定ロボットと、
    前記床面汚染測定ロボットの外部に設けられ、施設内の床面上に設置されるホームベースに接続される管理装置とを有し、
    前記床面汚染測定ロボットは、前記床面の走行が終了すると前記ホームベースに装着されて充電され、
    前記床面汚染測定ロボット及び前記管理装置は、それぞれ、前記ホームベースを介して相互に情報を通信する通信手段を更に備え、
    前記床面汚染測定ロボットは、前記床面の放射線測定をスケジュール管理して前記床面の汚染の監視を自動化し、測定開始のタイミングになると前記床面汚染測定ロボットの充電を解除して前記本体部を自走させる検出時期制御部を更に備え、
    前記管理装置は、分布状況作成部を更に備え、該分布状況作成部は、前記各通信手段を介して入力される前記放射線検出手段の検出結果に基づき、放射線を検出した各部屋の床面における放射線の分布状況を、部屋毎の床面上に放射線の分布状況を分けた地図情報として作成すると共に、過去の前記地図情報を履歴として記憶していることを特徴とする床面汚染測定システム。
  2. 前記床面汚染測定ロボットを複数台備え、各床面汚染測定ロボットが各部屋毎に配置され、各床面汚染測定ロボットの前記検出時期制御部が各部屋の床面を定期的に測定することを特徴とする請求項に記載の床面汚染測定システム。
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