JP5888108B2 - 可変圧縮比内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構を備える可変圧縮比内燃機関に関する。
従来より、複リンク式のピストン−クランク機構を利用して機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構を本出願人は提案している(例えば特許文献1参照)。このような可変圧縮比機構は、モータ等のアクチュエータにより第1制御軸の回転位置を変更することで、機関圧縮比を機関運転状態に応じて制御する構成となっている。
特開2004−257254号公報
上記可変圧縮比機構のアクチュエータをオイルや排気熱等から保護するために機関本体の外部に配置する構造の場合、例えば、アクチュエータと第1制御軸とが連結機構により連結され、機関本体の内部に配置される第1制御軸と、機関本体の外部に配置される連結機構の第2制御軸とが、機関本体の側壁を貫通するレバーによって連結される。第2制御軸は機関本体の側壁に取り付けられるハウジング内に収容配置され、このハウジングにモータ等のアクチュエータが取り付けられる。
このような構造では、機関本体の側壁の近傍の限られた設置スペースにハウジングやアクチュエータ等の部品を配置する必要があるために、ハウジングの小型化が要求される。その一方で、ハウジングには第2制御軸を回転可能に支持するための高い支持剛性が要求される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明に係る可変圧縮比内燃機関は、機関本体の内部に配置された第1制御軸の回転位置に応じて機関圧縮比を変更する可変圧縮比機構と、上記機関本体の外部に配置されて、上記第1制御軸の回転位置を変更及び保持するアクチュエータと、上記アクチュエータと上記第1制御軸とを連結する連結機構と、を有し、この連結機構が、上記機関本体の外部に配置され、上記第1制御軸と連動して回転する第2制御軸を含んで構成される。また、機関本体の側壁には第2制御軸を収容するハウジングが取り付けられ、このハウジング内には、第2制御軸を回転可能に支持する軸受体が設けられている。
この軸受体は、上記第2制御軸を挟み込む一対の軸受分割体により分割構成されており、これら一対の軸受分割体のうち、少なくとも上記機関本体から遠い側の軸受分割体が、上記ハウジングよりも剛性の高い別部材として構成されている。そして、上記軸受体の一対の軸受分割体の双方を貫通して、上記機関本体の側壁に形成された雌ねじ部に螺合することによって、上記軸受体を上記機関本体の側壁に共締め固定する固定ボルトを有している。
本発明によれば、ハウジングよりも剛性の高い軸受分割体を含んだ軸受体により第2制御軸を回転可能に支持し、この軸受体を固定ボルトにより機関本体の側壁に直接的に共締め固定する構造としたので、ハウジングの小型軽量化を図りつつ、第2制御軸の支持剛性を向上することができる。
本発明に係る可変圧縮比機構の一例を簡略的に示す構成図。 上記実施例の内燃機関のオイルパンアッパの第1制御軸と第2制御軸との連結部分の近傍を示す断面図。 上記実施例のハウジング,連結機構及びモータ等を示す分解斜視図。 上記実施例のオイルパン側壁に対するハウジング及び軸受体の固定部分を示す断面図。 上記実施例のカバー,オイルクーラ及びオイルフィルタ等を示す分解斜視図。 上記カバー内の油路構成を示す断面図。 本発明の他の実施例に係るオイルパン側壁に対するハウジング及び軸受体の固定部分を示す断面図。
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。先ず、図1を参照して、複リンク式ピストン−クランク機構を利用した可変圧縮比機構について説明する。なお、この機構は上記の特開2004−257254号公報等にも記載のように公知であるために、簡単な説明にとどめる。
内燃機関の機関本体の一部を構成するシリンダブロック1には、各気筒のピストン3がシリンダ2内に摺動可能に嵌合しているとともに、クランクシャフト4が回転可能に支持されている。可変圧縮比機構10は、クランクシャフト4のクランクピン5に回転可能に取り付けられるロアリンク11と、このロアリンク11とピストン3とを連結するアッパリンク12と、シリンダブロック1等の機関本体側に回転可能に支持される第1制御軸14と、この第1制御軸14に偏心して設けられた制御偏心軸部15と、この制御偏心軸部15とロアリンク11とを連結する制御リンク13と、を有している。ピストン3とアッパリンク12の上端とはピストンピン16を介して相対回転可能に連結され、アッパリンク12の下端とロアリンク11とは第1連結ピン17を介して相対回転可能に連結され、制御リンク13の上端とロアリンク11とは第2連結ピン18を介して相対回転可能に連結され、制御リンク13の下端は上記の制御偏心軸部15に回転可能に取り付けられている。
第1制御軸14には、後述する連結機構20を介して、この可変圧縮比機構10のアクチュエータとしてのモータ19(図3参照)が連結されており、このモータ19により第1制御軸14の回転位置を変更することによって、ロアリンク11の姿勢の変化を伴って、ピストン上死点位置やピストン下死点位置を含むピストンストローク特性が変化して、機関圧縮比が変化する。従って、図示せぬ制御部によりモータ19を駆動制御することによって、機関運転状態に応じて機関圧縮比を制御することができる。なお、アクチュエータとしては、電動式のモータ19に限らず、油圧駆動式のアクチュエータであっても良い。
図2及び図3を参照して、第1制御軸14とモータ19とは、減速機21を備えた連結機構20により機械的に連結されている。ここで、第1制御軸14は、シリンダブロック1やその下側に固定されるオイルパンアッパ6等からなる機関本体の内部に回転可能に支持されている。一方、モータ19は機関本体の外部に配置されており、より詳しくは、機関本体の一部を構成するオイルパンアッパ6の吸気側の側壁(以下、「オイルパン側壁」と呼ぶ)7に取り付けられるハウジング22の機関後方側に取り付けられている。
減速機21は、モータ19の出力軸の回転を減速して第1制御軸14へ伝達するものであり、ここではハーモニックドライブ(登録商標)機構を利用した構造のものが用いられている。なお、この構造は、本出願人が以前に出願した特願2011−259752号にも記載されているものと同様であるために、ここでは説明を省略する。なお、減速機としては、このようなハーモニックドライブ機構を利用した構造に限らず、サイクロ減速機等の他の形式の減速機を用いることもできる。
連結機構20には、減速機21の出力軸である第2制御軸23が設けられている。この第2制御軸23は、オイルパン側壁7に横付けされたハウジング22内に回転可能に収容配置されており、オイルパン側壁7に沿って機関前後方向(つまり、第1制御軸14と平行な方向)に延在している。
図2に示すように、潤滑用のオイルが飛散する機関本体の内部に配置される第1制御軸14と、機関本体の外部に設けられる第2制御軸23とは、オイルパン側壁7を貫通するレバー24によって機械的に連結されており、両者14,23は連動して回転する。レバー24の一端と、第1制御軸14の軸方向中央部より径方向外方へ延びる第1アーム25の先端とは、第3連結ピン26を介して相対回転可能に連結されている。また、図3にも示すように、レバー24の他端と、第2制御軸23の軸方向中央部より径方向外方へ延びる第2アーム27の先端とは、この第2アーム27に形成されたピン孔28を挿通する第4連結ピン(図示省略)を介して相対回転可能に連結されている。
なお、図2に示すように、オイルパン側壁7には、レバー24が挿通するスリット24Aが貫通形成されており、このスリット24Aを塞ぐようにハウジング22がオイルパン側壁7に横付けされている。
図3にも示すように、ハウジング22は、中空の略直方体形状をなし、オイルパン側壁7寄りの側壁が、この側壁に形成されたボルト孔29を挿通する複数本のボルトによって、オイルパン側壁7に締結・固定されている。このハウジング22内には、第2制御軸23が回転可能に収容配置されているとともに、この第2制御軸23を回転可能に支持するための軸受体30が設けられている。また、ハウジング22の機関前後方向の側壁には、第2制御軸23が挿通する円形の挿通孔31,32が開口形成され、第2制御軸23を挟んでオイルパン側壁7と対向するハウジング22の対向壁33には、作業窓34が開口形成されている。この作業窓34はハウジング22の対向壁33の大部分にわたって形成されており、この作業窓34を通して、ハウジング22に対する軸受体30の挿入及び固定作業が行われる。
軸受体30は、レバー24(図2参照)と連結する第2アーム27を軸方向に挟み込むように、この第2アーム27の両側二箇所にそれぞれ設けられている。各軸受体30は、第2制御軸23を挟み込む半割構造をなす一対の軸受分割体35,36によって分割構成されている。この実施例では、軸受分割体35,36の双方がハウジング22とは別部材として構成されており、軽量化・低コスト化のために比較的剛性・強度の低いアルミ系の金属材料により形成されるハウジング22に比して、剛性及び強度の高い鉄系の材料により形成されている。また、各軸受分割体35,36の半円筒状の軸受面と第2制御軸23の外周面との間には、半円筒状の軸受メタル37が介装されている。この軸受メタル37もまた、ハウジング22よりも剛性及び強度の高い鉄系の材料により形成されている。なお、軸受メタル37を省略する構成としても良い。
そして、図4にも示すように、各軸受体30が、第2制御軸23の両側に配置される一対の固定ボルト38によって、オイルパン側壁7に締結・固定されている。各固定ボルト38は、一対の軸受分割体35,36の双方を貫通するとともに、ハウジング22の側壁を貫通して、オイルパン側壁7に形成された雌ねじ部39に螺合することによって、両軸受分割体35,36とハウジング22とをオイルパン側壁7に堅牢に共締め固定している。あお、軸受体30の外側面とハウジング22の内壁面との間には、軸受体30の固定作業性及び熱膨張による変形を考慮して、適宜な隙間30Aが確保されている。
図5に示すように、作業窓34が開口するハウジング22の対向壁33には、この作業窓34を閉塞するように、板状をなすカバー40が、カバー40及びハウジング22に形成されたボルト孔41,42に取り付けられるカバー用ボルト(図示省略)を用いて固定される。なお、図2〜図4ではカバー40を取り付ける前の状態が示されている。
そして、このカバー40に、オイル(潤滑油)を冷却するためのオイルクーラ43が取り付けられるとともに、オイル中の異物を除去するオイル浄化用のオイルフィルタ44が取り付けられている。つまり、オイルパン側壁7に横付けされるハウジング22には、アクチュエータとしてのモータ19の他、オイルクーラ43及びオイルフィルタ44が装着されている。
オイルクーラ43は、オイルクーラ43の取付用の台座として機能するカバー40の機関幅方向の外側の側面にクーラ取付ボルト(図示省略)を介して固定されており、カバー40にはクーラ取付ボルトが螺合するボルト孔43Aが形成されている。従って、オイルクーラ43は、ハウジング22及びカバー40に対して機関幅方向外方へ張り出すように配置されている。
オイルフィルタ44は、カバー40に設けられた円盤状のオイルフィルタ取付用の台座44Aに取り付けられている。従って、オイルフィルタ44は、車載状態においては、ハウジング22の機関後方側に取り付けられるモータ19の下方に配置され、詳しくは、モータ19の略直下位置で、このモータ19と平行に配置される。
図示していないが、オイルパン側壁7の近傍には、機関前側にエアコンコンプレッサが取り付けられるとともに、機関後側にトランスミッションが締結される締結フランジが設けられており、両者の間の機関前後方向の狭いスペースを利用して、モータ19,減速機21を含む連結機構20,オイルクーラ43,及びオイルフィルタ44等の部品が、ハウジング22を介して集約してオイルパン側壁7に取り付けられている。
図5及び図6に示すように、カバー40には、オイルクーラ43及びオイルフィルタ44へオイルを循環させるための複数の油路が形成されている。具体的に説明すると、ハウジング22の内部は、スリット24A(図2参照)等を介してオイルパン内部と連通しており、ある程度オイルで満たされた状態となっている。カバー40には、ハウジング22の内部からオイルクーラ43へオイルを供給するクーラ供給油路46が板厚方向(図4に示す固定ボルト38のボルト締結方向F1)に沿って貫通形成されているとともに、オイルクーラ43からオイルフィルタ44へオイルを排出(供給)するクーラ排出油路47と、オイルクーラ43からハウジング22の内部へオイルを排出するフィルタ排出油路48と、が形成されている。クーラ排出油路47は、ドリル加工等によりカバー40の側面もしくは端面に穿設された複数の長孔47B〜47Dを繋げて構成されており、同じくフィルタ排出油路48は、複数の長孔48A,48Bを繋げて構成されている。なお、長孔の不要な開口部分はキャップ49(図6参照)により閉塞されている。
更に、カバー40には、クーラ供給油路46とフィルタ排出油路48とを結ぶバイパス油路50が形成されている。このバイパス油路50にはリリーフ弁51が設けられている。このリリーフ弁51は、フィルタ排出油路48からクーラ供給油路46へ向かうオイルの流れを防止し、クーラ供給油路46からフィルタ排出油路48へ向かう方向のオイルの流れのみを許容する逆止弁であり、クーラ供給油路46内の油圧が所定のリリーフ圧を超えると開弁するものである。
従って、図5の矢印Y1で示すように、ハウジング22の内部空間よりクーラ供給油路46を通してオイルクーラ43へ供給されたオイルは、オイルクーラ43により熱交換が行われた後、矢印Y2に示すようにクーラ排出油路47を通してオイルフィルタ44へ供給され、このオイルフィルタ44により異物が除去された後、矢印Y3に示すように、フィルタ排出油路48を通してハウジング22の内部空間へと排出される。ハウジング22の内部空間へ戻されたオイルは、矢印Y4に示すように、機関後方側に配置されたモータ19側へと流れ、このハウジング22内に収容配置された第2制御軸23やモータ19の出力軸の軸受部分や摺動部分へ適宜供給されて、潤滑に供される。なお、図2に示すように第2制御軸23には軸受部分へオイルを供給するための潤滑油路23A等が形成されている。
一方、オイルフィルタ44の目詰まり等によりオイルの循環が不良となり、クーラ供給油路46内の油圧がリリーフ圧を超えると、リリーフ弁51が開弁する。この結果、ハウジング22の内部空間よりクーラ供給油路46へ供給されたオイルは、図5の矢印Y5に示すように、バイパス油路50及びフィルタ排出油路48を流れた後、ハウジング22の内部空間へと戻されて、矢印Y4に示すように機関後方側へと流れ、このハウジング22内に収容配置された第2制御軸23やモータ19の出力軸の軸受部分へ適宜供給されて、潤滑に供される。
なお、上記実施例では、オイルクーラ43,オイルフィルタ44の順にオイルが流れる油路構成としているが、これとは逆に、オイルフィルタ44,オイルクーラ43の順にオイルが流れる油路構成としても良い。
次に、上記実施例及び後述する他の実施例の特徴的な構成及びその作用効果について、以下に列記する。
[1]可変圧縮比機構10のアクチュエータとして、応答性及び制御精度に優れたモータ19を用いており、このモータ19にオイルが飛散することのないように、モータ19を機関本体の外部に配置している。また、モータ19を排気熱から保護するために、モータ19を吸気側のオイルパン側壁7に取り付けている。そして、モータ19と第1制御軸14とを、減速機21を含んだ連結機構20により機械的に連結している。連結機構20の第2制御軸23はオイルパン側壁7に沿うように配置されており、この第2制御軸23と第1制御軸14とが、オイルパン側壁7に形成されたスリット24Aを挿通するレバー24によって機械的に連結されている。第2制御軸23はオイルパン側壁7に取り付けられるハウジング22内に収容配置されており、このハウジング22には、第2制御軸23を回転可能に支持する軸受体30が設けられている。このような構造においては、以下のような<課題1〜4>を生じることが新たに見い出された。
<課題1>吸気側のオイルパン側壁7に取り付けられるハウジング22やモータ19等の部品は、上述したようにエアコンコンプレッサとトランスミッション締結フランジとに挟まれた狭いスペースに配置する必要があるため、機関前後方向の寸法制限が厳しい。特に、過給機を備える内燃機関の場合には、オイルフィルタ44に加えてオイルクーラ43が設けられ、図示していないが、オイルポンプやメインギャラリがオイルパン上方のシリンダブロックとオイルパンアッパーの吸気側に配置されることから、上記のオイルフィルタ44やオイルクーラ43もハウジング22等とともに吸気側のオイルパン側壁7の近傍に配置する必要がある。このため、ハウジング22の小型化、特に機関前後方向寸法の短縮化が要求される。このようなハウジング22の機関前後方向寸法の短縮の要求により、このハウジング22内に収容配置される第2制御軸23の軸受幅を短縮すると、軸受面圧が増大し、軸受部分の磨耗が問題となる。このような第2制御軸23の軸受部分の磨耗対策として、第2制御軸23の軸径を増大すると、熱膨張等に起因する第2制御軸23と軸受部分との間のクリアランスの変動幅が大きくなり、高温時にはクリアランスが増大して音振悪化を招くおそれがあり、低温時にはクリアランスが縮小してフリクションが増大するために、低温始動時等における機関圧縮比の変更が困難となるおそれがある。
<課題2>オイルパン側壁7に対するモータ19(アクチュエータ)の支持剛性が低いと、モータ19の共振が発生し、音振性能の悪化や耐振性能の悪化を生じるおそれがある。
<課題3>上述したように、機関運転中には可変圧縮比機構10の第1制御軸14の側から第2制御軸23の側に大きな燃焼荷重や慣性荷重が繰り返し作用するため、第2制御軸23を収容・支持するハウジング22や軸受体30には高い支持剛性が要求される。そのために、ハウジング22の大型化や重量の増加を招き易い。
<課題4>熱膨張等により第2制御軸23の軸受部分のクリアランスが増大すると、機関圧縮比のばらつきが増大し、機関圧縮比の誤差が拡大する。この場合、誤差を見越して機関圧縮比を適切な圧縮比よりも低く設定する必要があり、機関圧縮比の低下に伴う燃費の悪化やトルク・出力の低下を招く。
これらの<課題1〜4>に鑑みて、本実施例では、次のような特徴的な構成を用いている。すなわち、ハウジング22に設けられた軸受体30を、第2制御軸23を挟み込む半割構造の一対の軸受分割体35,36により分割構成し、これらの軸受分割体35,36(及び軸受メタル37)を、アルミ合金製のハウジング22よりも剛性及び強度の高い鉄系の金属材料により形成する別部材として構成している。そして、これら一対の軸受分割体35,36を一対の固定ボルト38によってオイルパン側壁7に直接的に締結・固定している。つまり、各固定ボルト38は、一対の軸受分割体35,36の双方を貫通してオイルパン側壁7に形成された雌ねじ部39に螺合することによって、軸受体30とオイルパン側壁7とを直接的に共締め固定している。このような構成によって、下記の<効果1〜3>が得られる。
<効果1> ハウジング22よりも剛性の高い軸受体30を固定ボルト38により機関本体の一部であるオイルパン側壁7に直接的に締結・固定する構造としたので、ハウジング22の剛性や強度に依存することなく軸受体30をオイルパン側壁7に堅牢に固定することができる。このために、第2制御軸23の支持剛性が大幅に向上して、機関圧縮比の変動を抑制することができる。
<効果2> 可変圧縮比機構10の側より繰り返し作用する燃焼荷重や慣性荷重の大部分が第2制御軸23から軸受体30及び固定ボルト38を介してオイルパン側壁7へと伝達・作用し、ハウジング22に荷重が直接的に伝達・作用することがない。このようにハウジング22に作用する荷重が軽減されるために、ハウジング22の変形が抑制され、ハウジング22の小型化・軽量化を図ることができる。具体的には、ハウジング22をアルミ合金製とすることで、ハウジング22の軽量化・低コスト化を図ることができる。
<効果3> 軸受体30の強度がハウジング22よりも高いために、固定ボルト38の頭部が着座するボルト座面の変形・陥没が抑制される。このために、ボルト座面の変形・陥没を招くことなくボルト座面を小径化し、ボルト軸力の低下による支持剛性の低下を招くことなく、軸受幅を縮小することができるために、軸受体30の機関前後方向寸法を短縮し、ひいては第2制御軸23の軸方向寸法を短縮してハウジング22の機関前後方向寸法を短縮し、機関搭載性を向上することができる。
[2]軸受体30が第2制御軸23と同様に鉄系の金属材料により形成されているために、第2制御軸23と軸受体30との熱膨張率の差が、軸受体30とアルミ系の金属材料により形成されるハウジング22との熱膨張率の差よりも小さい。このために、熱膨張による変形量の差異に起因する第2制御軸23の外周面と軸受体30(軸受メタル37)の軸受面との間のクリアランスの変動(増減)を抑制し、クリアランスの増大による音振性能の低下やクリアランスの縮小によるフリクションの増加を抑制することができる。
また、鉄系の軸受体30を用いることで、同じく鉄系の金属材料により形成される固定ボルト38と軸受体30との熱膨張率の差も小さくなる。このために、熱膨張による変形量の相違に起因するボルト軸力の低下を抑制することができ、高温時にはボルト座面の変形・陥没を抑制し、また、低温時にはボルト締結面の口開きを抑制することができる。
[3]軸受用の固定ボルト38は、軸受体30とオイルパン側壁7との間に介装されるハウジング22の側壁を貫通して、このハウジング22の側壁を軸受体30とともにオイルパン側壁7に共締め固定している。
このように、ハウジング22の側壁を挟んで軸受体30をオイルパン側壁7に締結する構造とすることで、この部分でもハウジング22がオイルパン側壁7に固定されることとなり、ハウジング22とオイルパン側壁7との締結点数が増加するために、ハウジング22の支持剛性、ひいてはこのハウジング22に取り付けられるアクチュエータ(モータ19)の支持剛性が向上する。従って、アクチュエータの共振を抑制して音振性能の悪化を抑制できるとともに、アクチュエータの耐久性向上を図ることができる。
[4]図4に示すように、固定ボルト38の締結方向L1が、レバー24のリンク中心線に沿う最大燃焼荷重の作用方向L2と逆向きの反対方向、つまり略180度反対側の方向となるように設定されている。これにより、第2制御軸23から軸受体30に作用する燃焼荷重を固定ボルト38を介してオイルパン側壁7で直接的に受け止めることができるため、ハウジング22に作用する荷重を更に低減することができる。
[5]上述した実施例では軸受体30を構成する一対の軸受分割体35,36の双方をハウジング22よりも剛性の高い鉄系の別部材として構成しているが、これに限らず、図7に示す他の実施例のように、部品点数の削減や構造の簡素化を図るために、軸受体30を構成する一対の軸受分割体35,36Aのうち、オイルパン側壁7に近い側の軸受分割体36Aを、ハウジング22に一体的に形成するようにしても良い。
最大燃焼荷重は、概ね、オイルパン側壁7から遠い側の軸受分割体35,固定ボルト38を経由してオイルパン側壁7へと作用するために、オイルパン側壁7に近い側の軸受分割体36Aには最大燃焼荷重が直接的に作用することがない。従って、オイルパン側壁7に近い側の軸受分割体36Aを相対的に剛性・強度の低いハウジング22に一体的に形成しているにもかかわらず、支持剛性の大幅な低下を招くことがない。
また、最大燃焼荷重が作用するオイルパン側壁7に遠い側の軸受分割体35が、ハウジング22と別部材とされ、このハウジング22よりも剛性・強度の高い材料により形成されているために、最大燃焼荷重に対して十分な剛性・強度を確保することができるとともに、ボルト座面の面圧を確保することができる。
[6]上述したように固定ボルト38により軸受部材30をオイルパン側壁7に共締め固定する構造とする場合、ハウジング22には、オイルパン側壁7に沿って配置された第2制御軸23を挟んでオイルパン側壁7と対向する対向壁33に、軸受部材30の挿入及び固定作業を行うための大きな作業窓34を開口形成する必要がある。この作業窓34を通してハウジング22内部のオイルが漏洩することのないように、ハウジング22の対向壁33に板状のカバー40が取り付けられ、このカバー40によって作業窓34が液密に閉塞される。そして、この作業窓閉塞用のカバー40に、オイルを冷却するオイルクーラ43が装着されている。
このように、作業窓34を閉塞するカバー40が、オイルクーラ43の取付用の台座を兼用する形となり、部品点数の削減による簡素化を図ることができ、かつ、ハウジング22の近傍にオイルクーラ43を集約して配置することで、機関搭載性の向上を図ることができる。
[7]このカバー40には、オイルクーラ43へオイルを供給するクーラ供給油路46と、オイルクーラ43からオイルを排出するクーラ排出油路47と、が形成されている。このように、作業窓閉塞用のカバー40にオイルクーラ43へオイルを循環させるための油路を形成することで、油路の短縮化及び簡素化を図ることができる。
オイルクーラ43が取り付けられるカバー40の側面には、クーラ供給油路46の一端であるオイルクーラ入口46Aと、クーラ排出油路47の一端であるオイルクーラ出口47Aと、が開口形成されている。そして、図5に示すように、オイルクーラ入口46Aからアクチュエータであるモータ19までの距離が、オイルクーラ出口47Aからモータ19までの距離よりも長くなるように油路が形成されている。つまり、オイルクーラ出口47Aがオイルクーラ入口46Aよりもモータ19が配置された機関後方寄りに配置されている。
このような構成により、高温のオイルが流れるオイルクーラ入口46Aを含むクーラ供給油路46をモータ19から遠ざけ、低温のオイルが流れるオイルクーラ出口47Aを含むクーラ排出油路47をモータ19の近接側に配置することで、モータ19が高温になることを抑制することができる。このために、モータ19の過熱を防止するためにモータ19の作動が制限される機会が低減され、つまり、モータ19の保持力を用いることなく第1制御軸14の角度位置を保持可能な機関圧縮比に低下させる機会を低減することができるために、これに起因する燃費の悪化を抑制することができる。
[8]更に、カバー40には、オイルを浄化するオイルフィルタ44が取り付けられている。これにより、作業窓閉塞用のカバー40がオイルフィルタ44の取付用の台座をも兼用する形となり、更なる部品点数の削減による簡素化を図ることができ、かつ、ハウジング22の近傍にオイルフィルタ44をも集約して配置することで、機関搭載性の更なる向上を図ることができる。
[9]カバー40には、オイルフィルタ44からオイルを排出するフィルタ排出油路48と、クーラ供給油路46とフィルタ排出油路48とを結ぶバイパス油路50と、が形成されており、このバイパス油路50には、クーラ供給油路46からフィルタ排出油路48へのオイル流れのみを許容するリリーフ弁51が設けられている。
従って、オイルフィルタ44の目詰まり等によりオイルフィルタ44を循環するオイルの流れが不良となった場合にも、バイパス油路50を介してオイルが流れるようになり、ハウジング22の内部に収容された第2制御軸23やモータ19の出力軸の軸受部分へのオイル供給を確保することができる。
[10] 図3及び図5に示すように、オイルフィルタ44はハウジング22の後方に配置されたモータ19の下方に平行に配置される。このように、減速機21等を収容するハウジング22よりも小型のモータ19の近傍にオイルフィルタ44を配置することで、ハウジング22の下方にオイルフィルタ44を配置する場合に比して、オイルフィルタ44を比較的上方位置に配置することができ、つまり地上面から遠ざけて配置することができるために、路面との干渉や路面からの跳ね石を回避し易くなる。
また、モータ19の下部にオイルフィルタ44を配置し、モータ19とハーネス(の特に樹脂性接続部)が路面に直接晒されることを抑制・回避することで、跳び石等からモータ19を防護することができる。また、仮にオイルフィルタ44からオイルが漏れても、モータ19がオイルフィルタ44よりも上方に位置しているために、モータ19にオイルが飛散することを抑制することができる。
1…シリンダブロック(機関本体)
6…オイルパンアッパ(機関本体)
7…オイルパン側壁(機関本体の側壁)
10…可変圧縮比機構
14…第1制御軸
19…モータ(アクチュエータ)
20…連結機構
24…レバー
22…ハウジング
23…第2制御軸
30…軸受体
35,36,36A…軸受分割体
38…固定ボルト
40…カバー
43…オイルクーラ
44…オイルフィルタ
46…クーラ供給油路
47…クーラ排出油路
48…フィルタ排出油路
50…バイパス油路
51…リリーフ弁

Claims (10)

  1. 機関本体の内部に配置された第1制御軸の回転位置に応じて機関圧縮比を変更する可変圧縮比機構と、
    上記機関本体の外部に配置され、上記第1制御軸の回転位置を変更及び保持するアクチュエータと、
    上記アクチュエータと上記第1制御軸とを連結する連結機構と、を有し、
    この連結機構が、上記機関本体の外部に配置されて、上記第1制御軸と連動して回転する第2制御軸を含んでおり、
    更に、上記機関本体の側壁に取り付けられ、少なくとも上記第2制御軸が収容されるハウジングと、
    このハウジング内に設けられ、上記第2制御軸を回転可能に支持する軸受体と、を有し、
    この軸受体は、上記第2制御軸を挟み込む半割構造の一対の軸受分割体により分割構成されており、これら一対の軸受分割体のうち、少なくとも上記機関本体から遠い側の軸受分割体が、上記ハウジングよりも剛性の高い別部材として構成されており、
    かつ、上記一対の軸受分割体の双方を貫通して、上記機関本体の側壁に形成された雌ねじ部に螺合することによって、上記軸受体を上記機関本体の側壁に共締め固定する固定ボルトを有することを特徴とする可変圧縮比内燃機関。
  2. 上記第2制御軸と上記軸受体との熱膨張率の差が、上記軸受体と上記ハウジングとの熱膨張率の差よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の可変圧縮比内燃機関。
  3. 上記固定ボルトは、上記軸受体と上記機関本体の側壁との間に介装される上記ハウジングの側壁を貫通して、上記機関本体の側壁に形成された雌ねじ部に螺合することによって、上記ハウジングと上記軸受体とを上記機関本体の側壁に共締め固定するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の可変圧縮比内燃機関。
  4. 上記固定ボルトの締結方向が、上記第1制御軸の側から上記第2制御軸の側へ作用する燃焼荷重の作用方向と反対方向となるように設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関。
  5. 上記軸受体を構成する一対の軸受分割体のうち、上記機関本体の側壁に近い軸受分割体が、上記ハウジングに一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関。
  6. 上記第2制御軸が上記機関本体の側壁に沿って配置され、この第2制御軸を挟んで上記機関本体の側壁と対向する上記ハウジングの対向壁に作業窓が開口形成され、この作業窓を塞ぐように、上記ハウジングの対向壁にカバーが取り付けられ、このカバーに、オイルクーラが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の可変圧縮比内燃機関。
  7. 上記カバーには、上記オイルクーラへオイルを供給するクーラ供給油路と、上記オイルクーラからオイルを排出するクーラ排出油路と、が形成されているとともに、
    上記オイルクーラが取り付けられる上記カバーの側面には、上記クーラ供給油路の一端であるオイルクーラ入口と、上記クーラ排出油路の一端であるオイルクーラ出口と、が開口形成されており、
    上記オイルクーラ入口から上記アクチュエータまでの距離が、上記オイルクーラ出口から上記アクチュエータまでの距離よりも長いことを特徴する請求項6に記載の可変圧縮比内燃機関。
  8. 上記カバーにオイルフィルタが取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の可変圧縮比内燃機関。
  9. 上記カバーには、上記オイルフィルタからオイルを排出するフィルタ排出油路と、上記クーラ供給油路と上記フィルタ排出油路とを結ぶバイパス油路と、が形成されており、
    このバイパス油路には、上記クーラ供給油路から上記フィルタ排出油路へ向かう方向のオイルの流れのみを許容するリリーフ弁が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の可変圧縮比内燃機関。
  10. 上記ハウジングの機関前後方向の一側にアクチュエータが取り付けられ、
    上記オイルフィルタが、上記アクチュエータの下方に平行に配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の可変圧縮比内燃機関。
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