JP5887561B2 - 金属張積層板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント配線板等に用いられる金属張積層板の製造方法に関する。
従来、積層板の製法として、ダブルベルトプレス等を用い、帯状のプリプレグ1枚以上を含む複数枚の帯状材料を上下一対の熱盤間で連続的に積層成形する工程を含むものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このように、連続工法であれば効率よく積層板を得ることができる。
しかし、特許文献1に記載の積層板の製法では、一度に1枚の積層板しか製造することができないため生産性が低いという問題がある。
一方、ガラス布等の基材を含む積層板ではないが、片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。この方法では、長尺な離型フィルム、長尺な絶縁フィルム及び長尺な金属箔を連続的に搬送しながら、離型フィルムの両側にそれぞれ絶縁フィルムと金属箔とをこの順に重ねた状態で熱圧成形している。この方法によれば、一度に2枚の片面金属箔張フレキシブル積層板を製造することができるので、基材を含まない積層板の製造方法としては生産性が高い。
特公平4−26285号公報 特開2010−125794号公報
特許文献2に記載の絶縁フィルムをプリプレグに置き換えると、基材を含む積層板を一度に2枚製造することができるようにも考えられる。
しかし、実際にはプリプレグを構成するガラス布等の基材の跡が積層板の表面、特に離型フィルム側の表面に残ってしまい外観不良が発生するという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、金属張積層板の生産性を向上させることができると共に、金属張積層板の表面に基材の跡が残ることを抑制することができる金属張積層板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る金属張積層板の製造方法は、
長尺な介在シートと、
長尺な第一金属箔又は長尺な第一コア材と、
長尺なプリプレグと、
長尺な第二金属箔又は長尺な第二コア材と
を連続的に搬送しながら、
前記介在シートの両側にそれぞれ
前記第一金属箔又は前記第一コア材と、
前記プリプレグと、
前記第二金属箔又は前記第二コア材と
をこの順に重ねた状態で熱圧成形することによって、
前記介在シートの両側に金属張積層板を製造する方法であって、
前記介在シートが、少なくとも両表面側に位置する表層部が金属製であり、
前記プリプレグが、長尺な基材に樹脂組成物が含浸され、半硬化して形成されており、
前記第一コア材及び前記第二コア材が、絶縁層の一方の面に内層回路用の導体パターンを設け、他方の面に金属箔を積層して形成されており、
前記第一コア材と前記第二コア材の少なくともいずれかを用いる場合には、前記導体パターンが設けられた面を前記プリプレグに重ねる
ことを特徴とする。
本発明に係る金属張積層板の製造方法は、
少なくとも両表面側に位置する表層部が金属製である長尺な介在シートと、
長尺な第一金属箔と、
長尺な基材に樹脂組成物が含浸され、半硬化して形成された長尺なプリプレグと、
長尺な第二金属箔と
を連続的に搬送しながら、
前記介在シートの両側にそれぞれ
前記第一金属箔と、
前記プリプレグと、
前記第二金属箔と
をこの順に重ねた状態で熱圧成形することによって、
前記介在シートの両側に金属張積層板を製造することを特徴とする。
前記金属張積層板の製造方法において、前記介在シートの厚さが30〜1000μmであることが好ましい。
前記金属張積層板の製造方法において、前記介在シートの引張強さが600N/mm以上であることが好ましい。
前記金属張積層板の製造方法において、前記介在シートの両面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であることが好ましい。
前記金属張積層板の製造方法において、前記樹脂組成物が熱硬化性樹脂を含有することが好ましい。
前記金属張積層板の製造方法において、前記第一コア材と前記第二コア材の少なくともいずれかの前記絶縁層の内部に導体パターンの層が少なくとも1層以上設けられていることが好ましい。
本発明によれば、金属張積層板の生産性を向上させることができると共に、金属張積層板の表面に基材の跡が残ることを抑制することができる。
本発明に係る金属張積層板の製造方法の一例を示す概略断面図である。 介在シートの一例を示すものであり、(a)(b)は概略断面図である。 介在シートの両側に金属張積層板が製造される過程を示すものであり、(a)〜(c)は概略断面図である。 介在シートの両側に内層回路入りの金属張積層板(3層板)が製造される過程の一例を示すものであり、(a)〜(c)は概略断面図である。 介在シートの両側に内層回路入りの金属張積層板(3層板)が製造される過程の他の一例を示すものであり、(a)〜(c)は概略断面図である。 介在シートの両側に内層回路入りの金属張積層板(4層板)が製造される過程のさらに他の一例を示すものであり、(a)〜(c)は概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず金属張積層板8を製造する場合に必要なプリプレグ6、第一金属箔3、第二金属箔7、第一コア材31、第二コア材71、介在シート2について説明する。なお、本発明において金属張積層板8には、内層回路の無い金属張積層板8のほか、内層回路入りの金属張積層板8も含まれる。これらの金属張積層板8はいずれもプリント配線板用材料として用いることができる。また本発明においてプリント配線板には、導体パターンの層が2層のプリント配線板のほか、導体パターンの層が3層以上の多層プリント配線板も含まれる。
プリプレグ6としては、長尺な基材4に樹脂組成物5が含浸され、これを加熱乾燥し、半硬化して形成された長尺なものを用いる。基材4としては、例えばガラスクロス、ガラスペーパー等を用いることができる。基材4の厚さは20〜200μmであることが好ましい。樹脂組成物5は、熱可塑性樹脂を含有してもよいが、熱硬化性樹脂を含有することが好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、溶剤溶解型ポリイミド、ポリアミドイミド等を用いることができる。熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シアネート樹脂、メラミン樹脂、イミド樹脂等を用いることができる。特にエポキシ樹脂としては、例えば、多官能エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂等を用いることができる。樹脂組成物5が熱可塑性樹脂を含有する場合は、成形時にガラス転移温度(Tg)以上の温度で加熱することが多いが、樹脂組成物5が熱硬化性樹脂を含有する場合は、Tg以下の温度で加熱して硬化させることができるので成形性に優れている。プリプレグ6の厚さは、例えば20〜200μmであるが、これに限定されるものではない。
上記の樹脂組成物5は、フィラー、硬化剤及び硬化促進剤を含有してもよい。フィラーとしては、例えば、シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、タルク、アルミナ等を用いることができる。フィラーは、樹脂組成物5全量に対して50〜80質量%含有されていることが好ましい。また硬化剤としては、例えば、フェノール系硬化剤、ジシアンジアミド硬化剤等を用いることができる。また硬化促進剤としては、例えば、イミダゾール類、フェノール化合物、アミン類、有機ホスフィン類等を用いることができる。
第一金属箔3としては、長尺なものであれば特に限定されるものではないが、例えば銅箔等を用いることができる。第一金属箔3の厚さは、例えば5〜70μmであるが、これに限定されるものではない。第一金属箔3のプリプレグ6に重ねられる面は、プリプレグ6との密着性を向上させるため、粗面化されていることが好ましい。
第二金属箔7としては、第一金属箔3と同様のものを用いることができる。
第一コア材31としては、図4(a)に示すように、絶縁層32の一方の面に内層回路用の導体パターン33を設け、他方の面に金属箔34を積層して形成されたものを用いることができる。第一コア材31は、例えば、両面金属張積層板の片面にサブトラクティブ法により導体パターン33を設けて製造したり、あるいは片面金属張積層板の金属箔34の無い面にアディティブ法により導体パターン33を設けて製造したりすることができる。この場合の両面金属張積層板及び片面金属張積層板は、上記のプリプレグ6の1枚又は複数枚重ねたものの両面又は片面に銅箔等の金属箔を重ねて加熱加圧して製造することができる。第一コア材31の導体パターン33及び金属箔34の厚さは、例えば5〜70μmであるが、これに限定されるものではない。また第一コア材31を用いる場合には、導体パターン33が設けられた面をプリプレグ6に重ねるが、この面、特に導体パターン33の表面は、プリプレグ6との密着性を向上させるため、粗面化されていることが好ましい。また第一コア材31の絶縁層32の内部には上記の基材4が含まれていてもよい。また図4(a)では、第一コア材31の絶縁層32の内部には導体パターンの層はないが、導体パターンの層が少なくとも1層以上設けられていてもよい。この場合、より多層のプリント配線板を得ることができる。
第二コア材71としては、第一コア材31と同様のものを用いることができる。すなわち、図5(a)に示すように、第二コア材71としては、絶縁層72の一方の面に内層回路用の導体パターン73を設け、他方の面に金属箔74を積層して形成されたものを用いることができる。第二コア材71も、第一コア材31と同様に製造することができる。第二コア材71の導体パターン73及び金属箔74の厚さも、例えば5〜70μmであるが、これに限定されるものではない。また第二コア材71を用いる場合にも、導体パターン73が設けられた面をプリプレグ6に重ねるが、この面、特に導体パターン73の表面は、プリプレグ6との密着性を向上させるため、粗面化されていることが好ましい。また第二コア材71の絶縁層72の内部には上記の基材4が含まれていてもよい。また図5(a)では、第二コア材71の絶縁層72の内部には導体パターンの層はないが、導体パターンの層が少なくとも1層以上設けられていてもよい。この場合も、より多層のプリント配線板を得ることができる。このように、第一コア材31と第二コア材71の少なくともいずれかの絶縁層32,72の内部に導体パターンの層が少なくとも1層以上設けられていることが好ましい。
介在シート2としては、図2に示すように、介在シート2の表面側を表層部1としたときに、少なくとも両表面側に位置する表層部1が金属製である長尺なものを用いる。金属は、銅など単一の金属元素からなる純金属でも、ステンレスなど複数の金属元素あるいは金属元素と非金属元素から成るものでもよい。図2(a)は表層部1及び介在シート2の中ほどに位置する内層部9がいずれも金属製である介在シート2の一例を示すものであり、この場合、表層部1及び内層部9は同種の金属でも異種の金属でもよい。表層部1及び内層部9が同種の金属の場合は、表層部1と内層部9との境界を存在させずに1種の金属で介在シート2を形成してもよい。表層部1及び内層部9が異種の金属の場合は、表層部1の金属と内層部9の金属とを積層して介在シート2を形成してもよい。図2(b)は表層部1のみが金属製であり、内層部9が非金属製(例えばポリイミドフィルム等)である介在シート2の一例を示すものである。
介在シート2の全体の厚さは30〜1000μmであることが好ましい。介在シート2の厚さが30μm以上であることによって、後述のように金属張積層板8を製造する際に表面に基材4の跡が残ることをさらに抑制することができる。介在シート2の厚さが1000μm以下であることによって、長尺材料として支障なく巻き取ることができる。なお、図2(b)に示す介在シート2においては、表層部1の厚さは12〜35μm、内層部9の厚さは25〜100μmであることが好ましい。
介在シート2の引張強さは600N/mm以上であることが好ましい。このような引張強さであると、金属張積層板8を製造する際に表面に基材4の跡が残ることをさらに抑制することができる。上記の引張強さはJIS Z2241によって測定することができる。上記の引張強さは大きいほど好ましく、上限は特に限定されないが1500N/mm程度である。
介在シート2の両面の中心線平均粗さ(Ra)は0.5μm以下であることが好ましい。このような表面粗さであると、金属張積層板8の表面をさらに平滑にすることができる。上記の中心線平均粗さはJIS B0651に準拠した触針式表面粗さ測定機によって測定することができる。上記の中心線平均粗さ(Ra)は小さいほど好ましく、下限は特に限定されないが0.02μm程度である。
次に本発明に係る金属張積層板8の製造方法について説明する。
図1に示すように、金属張積層板8の製造工程の始端側には、介在シート2の繰出機10と、第一金属箔3又は第一コア材31の2つの繰出機11と、プリプレグ6の2つの繰出機12と、第二金属箔7又は第二コア材71の2つの繰出機13とが設けられている。繰出機10は、長尺な介在シート2がコイル状に巻回されたものである。繰出機11は、長尺な第一金属箔3又は第一コア材31がコイル状に巻回されたものである。繰出機12は、長尺なプリプレグ6がコイル状に巻回されたものである。繰出機13は、長尺な第二金属箔7又は第二コア材71がコイル状に巻回されたものである。介在シート2、第一金属箔3(又は第一コア材31)、プリプレグ6、第二金属箔7(又は第二コア材71)は、それぞれ繰出機10、繰出機11、繰出機12、繰出機13から連続的に繰り出されるようになっている。金属張積層板8の製造工程の終端側には、金属張積層板8の2つの巻取機21と、介在シート2の巻取機15とが設けられている。巻取機21は、製造後の金属張積層板8をコイル状に巻き取るものである。巻取機15は、介在シート2をコイル状に巻き取るものである。
図1に示すように、繰出機10,11,12,13と、巻取機15、21との間には、ダブルベルトプレス装置16が配置されている。ダブルベルトプレス装置16は、上下に配置された一対のエンドレスベルト17間に複数のシート材料(本発明では介在シート2、第一金属箔3又は第一コア材31、プリプレグ6、第二金属箔7又は第二コア材71)を連続的に送り込み、熱圧装置18によりエンドレスベルト17を介して上記のシート材料を熱圧成形して複数枚の金属張積層板8を得る装置である。
エンドレスベルト17は、例えばステンレス等の材質で形成されている。各エンドレスベルト17は2つのドラム19,20の間に掛架されており、ドラム19,20が回転することにより回動する。2つのエンドレスベルト17の間をシート材料が通過することができ、シート材料がこのエンドレスベルト17の間を通過する間、このシート材料の両面には各エンドレスベルト17が面接触して、シート材料に面圧がかけられるようになっている。各エンドレスベルト17の内側には熱圧装置18が設けられており、この熱圧装置18によって、エンドレスベルト17を介してシート材料を加圧すると共に加熱するようにしている。熱圧装置18としては、例えば、加熱された液体媒体の液圧によってエンドレスベルト17を介してシート材料を加熱加圧する液圧プレート等を用いることができる。
金属張積層板8を製造する際には、まず図1に示すように、各繰出機10,11,12,13からそれぞれ介在シート2と、第一金属箔3(又は第一コア材31)と、プリプレグ6と、第二金属箔7(又は第二コア材71)とを繰り出し、ダブルベルトプレス装置16に連続的に搬送する。
ここで、各繰出機10,11,12,13からそれぞれ介在シート2と、第一金属箔3と、プリプレグ6と、第二金属箔7とを繰り出す場合には、図3(a)に示すように、介在シート2の両側にはそれぞれ第一金属箔3と、プリプレグ6と、第二金属箔7とがこの順に重ねられ、この状態で2つのエンドレスベルト17間に搬送される。
また、各繰出機10,11,12,13からそれぞれ介在シート2と、第一コア材31と、プリプレグ6と、第二金属箔7とを繰り出す場合には、図4(a)に示すように、介在シート2の両側にはそれぞれ第一コア材31と、プリプレグ6と、第二金属箔7とがこの順に重ねられ、この状態で2つのエンドレスベルト17間に搬送される。
また、各繰出機10,11,12,13からそれぞれ介在シート2と、第一金属箔3と、プリプレグ6と、第二コア材71とを繰り出す場合には、図5(a)に示すように、介在シート2の両側にはそれぞれ第一金属箔3と、プリプレグ6と、第二コア材71とがこの順に重ねられ、この状態で2つのエンドレスベルト17間に搬送される。
また、各繰出機10,11,12,13からそれぞれ介在シート2と、第一コア材31と、プリプレグ6と、第二コア材71とを繰り出す場合には、図6(a)に示すように、介在シート2の両側にはそれぞれ第一コア材31と、プリプレグ6と、第二コア材71とがこの順に重ねられ、この状態で2つのエンドレスベルト17間に搬送される。
なお、図示省略しているが、2つの繰出機11,11のうち、一方の繰出機11から第一金属箔3を繰り出し、他方の繰出機11から第一コア材31を繰り出すようにしてもよい。同様に、2つの繰出機13,13のうち、一方の繰出機13から第二金属箔7を繰り出し、他方の繰出機13から第二コア材71を繰り出すようにしてもよい。
ダブルベルトプレス装置16では、介在シート2、第一金属箔3(又は第一コア材31)、プリプレグ6、第二金属箔7(又は第二コア材71)は、2つのエンドレスベルト17に挟まれた状態でこの2つのエンドレスベルト17間を搬送される。エンドレスベルト17は、介在シート2、第一金属箔3(又は第一コア材31)、プリプレグ6、第二金属箔7(又は第二コア材71)の搬送速度に同期して回動する。介在シート2、第一金属箔3(又は第一コア材31)、プリプレグ6、第二金属箔7(又は第二コア材71)が2つのエンドレスベルト17の間を搬送される間、介在シート2、第一金属箔3(又は第一コア材31)、プリプレグ6、第二金属箔7(又は第二コア材71)には、熱圧装置18によりエンドレスベルト17を介して面圧がかけられると共に加熱される。このときの熱圧成形の条件は、例えば、温度が140〜350℃、圧力が0.5〜6.0MPa、時間が1〜240分間であることが好ましい。このように熱圧成形することによって、プリプレグ6が溶融軟化し、プリプレグ6とその両側の第一金属箔3(又は第一コア材31)及び第二金属箔7(又は第二コア材71)とが熱圧着される。その結果、金属張積層板8が介在シート2の両側に製造される。
各金属張積層板8は、次のように形成されている。
すなわち、第一金属箔3、プリプレグ6、第二金属箔7を用いて製造された金属張積層板8は、図3(b)に示すように、プリプレグ6が完全硬化した絶縁層50の両側に第一金属箔3及び第二金属箔7が積層されて形成されている。
また、第一コア材31、プリプレグ6、第二金属箔7を用いて製造された金属張積層板8は、図4(b)に示すように、プリプレグ6が完全硬化した絶縁層50の両側に第一コア材31及び第二金属箔7が積層されて形成されている。この金属張積層板8は、導体パターン33が内層回路となっているので、内層回路入りの金属張積層板8である。この金属張積層板8は、3層板の多層プリント配線板となり得るものの一例である。
また、第一金属箔3、プリプレグ6、第二コア材71を用いて製造された金属張積層板8は、図5(b)に示すように、プリプレグ6が完全硬化した絶縁層50の両側に第一金属箔3及び第二コア材71が積層されて形成されている。この金属張積層板8は、導体パターン73が内層回路となっているので、内層回路入りの金属張積層板8である。この金属張積層板8は、3層板の多層プリント配線板となり得るものの一例である。
また、第一コア材31、プリプレグ6、第二コア材71を用いて製造された金属張積層板8は、図6(b)に示すように、プリプレグ6が完全硬化した絶縁層50の両側に第一コア材31及び第二コア材71が積層されて形成されている。この金属張積層板8は、導体パターン33,73が内層回路となっているので、内層回路入りの金属張積層板8である。この金属張積層板8は、4層板の多層プリント配線板となり得るものの一例である。
なお、図示省略しているが、第一コア材31と第二コア材71の少なくともいずれかの絶縁層32,72の内部に導体パターンの層が少なくとも1層以上設けられていれば、さらに層数の多い多層プリント配線板の製造が可能となる。
そして、各金属張積層板8は、図1に示すようにダブルベルトプレス装置16から搬送され、介在シート2から剥離した後、製造工程の終端側で巻取機21によってコイル状に巻き取られる。各金属張積層板8は、図3(c)、図4(c)、図5(c)、図6(c)に示すように、介在シート2から剥離される。同時に介在シート2は、巻取機15によってコイル状に巻き取られる。
なお、図1に示すものは、1枚の介在シート2を用いて2枚の金属張積層板8を製造する方法の一例であるが、本発明はこれに限定されるものではない。複数枚の介在シート2を用いるようにしてもよい。通常、N枚の介在シート2を用いると、(N+1)枚の金属張積層板8を製造することができる。また図1及び図3〜図6に示すものでは、第一金属箔3(又は第一コア材31)と第二金属箔7(第二コア材71)との間に1枚(1ply)のプリプレグ6を介在させるようにしているが、2枚(2ply)以上のプリプレグ6を介在させるようにしてもよい。
上記のように金属張積層板8を製造するにあたって、エンドレスベルト17によって第二金属箔7(又は第二コア材71)には一定時間、所定の面圧がかけられるため、プリプレグ6を構成する基材4の跡が第二金属箔7(又は第二コア材71)の表面に残ることを抑制することができる。同時に表層部1が金属製である介在シート2によって第一金属箔3(又は第一コア材31)にも一定時間、所定の面圧がかけられるため、基材4の跡が第一金属箔3(又は第一コア材31)の表面に残ることも抑制することができる。しかも両面に基材4の跡が見えにくく外観が良好な金属張積層板8を一度に複数枚製造することができるので、生産性を向上させることもできる。
図1では製造工程の終端側で長尺な金属張積層板8をコイル状に巻き取っているが、金属張積層板8を巻き取ることなく、シャーカッター等で所定寸法に切断して枚葉状の金属張積層板8を形成し、この枚葉状の金属張積層板8を複数枚積み重ねるようにしてもよい。
そして、上記の方法により製造された金属張積層板8の最外層に導体パターンを設けることによってプリント配線板を製造することができる。
例えば、第一金属箔3、プリプレグ6、第二金属箔7を用いて製造された金属張積層板8の場合は、最外層の第一金属箔3及び第二金属箔7の不要部分をエッチングで除去してパターン形成することによってプリント配線板を製造することができる。このプリント配線板は、導体パターンの層が2層であるので2層板である。
また、第一コア材31、プリプレグ6、第二金属箔7を用いて製造された金属張積層板8の場合は、最外層の金属箔34及び第二金属箔7の不要部分をエッチングで除去してパターン形成することによってプリント配線板を製造することができる。このプリント配線板は、導体パターンの層が3層であるので3層板である。
また、第一金属箔3、プリプレグ6、第二コア材71を用いて製造された金属張積層板8の場合は、最外層の第一金属箔3及び金属箔74の不要部分をエッチングで除去してパターン形成することによってプリント配線板を製造することができる。このプリント配線板も、導体パターンの層が3層であるので3層板である。
また、第一コア材31、プリプレグ6、第二コア材71を用いて製造された金属張積層板8の場合は、最外層の金属箔34及び金属箔74の不要部分をエッチングで除去してパターン形成することによってプリント配線板を製造することができる。このプリント配線板は、導体パターンの層が4層であるので4層板である。
なお、図示省略しているが、第一コア材31と第二コア材71の少なくともいずれかの絶縁層32,72の内部に導体パターンの層が少なくとも1層以上設けられていれば、さらに層数の多い多層プリント配線板の製造が可能となる。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)
長尺な介在シート2として、図2(a)に示すように表層部1及び内層部9の全体がステンレス301製のもの(幅60cm)を用いた。この介在シート2の全体の厚さは50μmであり、引張強さは1500N/mmであり、中心線平均粗さ(Ra)は0.05μmである。
長尺な第一金属箔3及び第二金属箔7として、銅箔(三井金属鉱業(株)製「3EC−VLP」、厚さ18μm、幅54cm)を用いた。
長尺なプリプレグ6(レジンクロス)として、長尺な基材4(旭化成イーマテリアルズ(株)製「#1037クロス」)に樹脂組成物5が含浸され、半硬化して形成されたもの(厚さ60μm、幅52cm)を2枚(2ply)重ねて用いた。
上記の樹脂組成物5には、次のような熱硬化性樹脂、フィラー、硬化剤、硬化促進剤が含有されている。すなわち、熱硬化性樹脂として、DIC株式会社製「HP9500」及び「N540」を用いた。またフィラーとして、シリカである株式会社アドマテックス製「YC100C−MLE」及び「S0−25R」を用いた。また硬化剤として、フェノール性硬化剤であるDIC株式会社製「TD2090」を用いた。また硬化促進剤として、イミダゾールである四国化成工業株式会社製「2E4MZ」を用いた。上記の樹脂組成物5は、上記の熱硬化性樹脂(「HP9500」:46.51質量部、「N540」:19.94質量部)、フィラー(「YC100C−MLE」:50質量部、「S0−25R」:250質量部)、硬化剤(「TD2090」:33.55質量部)、硬化促進剤(「2E4MZ」:0.05質量部)を配合し、さらに溶剤(メチルエチルケトン)で希釈することによってワニスとして調製した。
そして、図1に示すように、上記の介在シート2と、第一金属箔3と、プリプレグ6と、第二金属箔7とを連続的に搬送しながら、図3(a)(b)に示すように介在シート2の両側にそれぞれ第一金属箔3と、プリプレグ6と、第二金属箔7とをこの順に重ねた状態で熱圧成形した。このときの熱圧成形の条件は、温度が240℃、圧力が3.0MPa、時間が10分間である。
上記のようにして金属張積層板8を2枚製造し、これらの金属張積層板8を図3(c)に示すように介在シート2から剥離した後、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第一金属箔3及び第二金属箔7のいずれにも基材4の跡が見られず、極めて外観が良好であることが確認された。なお、介在シート2は、長尺材料として支障なく巻き取ることができた。
(実施例2)
長尺な介在シート2として、銅箔、すなわち、図2(a)に示すように表層部1及び内層部9の全体が銅製のもの(幅60cm)を用いた。この介在シート2の全体の厚さは35μmであり、引張強さは580N/mmであり、中心線平均粗さ(Ra)は0.3μmである。
上記のような介在シート2を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして2枚の金属張積層板8を製造し、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第二金属箔7には基材4の跡が見られず、第一金属箔3には基材4の跡が若干見られたものの、外観が概ね良好であることが確認された。なお、介在シート2は、長尺材料として支障なく巻き取ることができた。
(実施例3)
長尺な介在シート2として、図2(b)に示すように、表層部1が銅箔(三井金属鉱業(株)製「3EC−VLP」、厚さ18μm、幅60cm)で形成され、内層部9がポリイミドフィルム(宇部興産(株)製「ユーピレックスVT」、厚さ25μm、幅60cm)で形成されたものを用いた。表層部1の厚さは18μmであり、内層部9の厚さは25μmであるので、この介在シート2の全体の厚さは61μmである。またこの介在シート2の引張強さは400N/mmであり、中心線平均粗さ(Ra)は0.25μmである。
上記のような介在シート2を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして2枚の金属張積層板8を製造し、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第二金属箔7には基材4の跡が見られず、第一金属箔3には基材4の跡が若干見られたものの、外観が概ね良好であることが確認された。なお、介在シート2は、長尺材料として支障なく巻き取ることができた。
(実施例4)
長尺な介在シート2として、図2(a)に示すように表層部1及び内層部9の全体がステンレス301製のもの(幅60cm)を用いた。この介在シート2の全体の厚さは20μmであり、引張強さは1450N/mmであり、中心線平均粗さ(Ra)は0.05μmである。
上記のような介在シート2を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして2枚の金属張積層板8を製造し、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第二金属箔7には基材4の跡が見られず、第一金属箔3には基材4の跡が若干見られたものの、外観が概ね良好であることが確認された。なお、介在シート2は、長尺材料として支障なく巻き取ることができた。
(実施例5)
長尺な介在シート2として、図2(a)に示すように表層部1及び内層部9の全体がステンレス301製のもの(幅60cm)を用いた。この介在シート2の全体の厚さは1300μmであり、引張強さは1500N/mmであり、中心線平均粗さ(Ra)は0.05μmである。
上記のような介在シート2を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして2枚の金属張積層板8を製造し、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第一金属箔3及び第二金属箔7には基材4の跡が見られず、外観が良好であることが確認された。なお、介在シート2は、厚さが1000μmを超えているので、長尺材料として巻き取りにくく、金属張積層板8の量産にはあまり適していないことが確認された。このような介在シート2であっても再利用は可能であった。
(実施例6)
長尺な介在シート2として、図2(a)に示すように表層部1及び内層部9の全体がステンレス301製のもの(幅60cm)を用いた。この介在シート2の全体の厚さは50μmであり、引張強さは1500N/mmであり、中心線平均粗さ(Ra)は0.8μmである。
上記のような介在シート2を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして2枚の金属張積層板8を製造し、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第二金属箔7には基材4の跡が見られず、第一金属箔3には介在シート2の跡が若干見られたものの、外観が概ね良好であることが確認された。なお、介在シート2は、長尺材料として支障なく巻き取ることができた。
(実施例7)
まず、長尺なプリプレグ6として、長尺な基材4(旭化成イーマテリアルズ(株)製「#1037クロス」)に樹脂組成物5が含浸され、半硬化して形成されたもの(厚さ60μm、幅52cm)を1枚(1ply)用いるようにした以外は、実施例1と同様にして金属張積層板8を製造した。
次に、上記の金属張積層板8の片面にサブトラクティブ法により導体パターン33を設けることによって、第一コア材31を製造した。
そして、実施例1において、第一金属箔3の代わりに第一コア材31を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして2枚の内層回路入りの金属張積層板8を製造し、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第二金属箔7には基材4の跡が見られず、金属箔34には基材4の跡が若干見られたものの、外観が概ね良好であることが確認された。なお、介在シート2は、長尺材料として支障なく巻き取ることができた。
(比較例1)
長尺な介在シート2として、ポリイミドフィルム、すなわち、図2(a)に示すように表層部1及び内層部9の全体がポリイミド製のもの(幅60cm)を用いた。この介在シート2の全体の厚さは50μmであり、引張強さは350N/mmであり、中心線平均粗さ(Ra)は0.02μmである。
上記のような介在シート2を用いるようにした以外は、実施例1と同様にして2枚の金属張積層板8を製造し、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第二金属箔7には基材4の跡が見られなかったものの、第一金属箔3には基材4の跡が見られ、外観が不良であることが確認された。
(比較例2)
介在シート2を用いないようにした以外は、実施例1と同様にして熱圧成形し、2枚重ねの金属張積層板8を剥離した後、各金属張積層板8の表面を観察した。その結果、第二金属箔7には基材4の跡が見られなかったものの、第一金属箔3には基材4の跡が顕著に見られ、外観が極めて不良であることが確認された。
1 表層部
2 介在シート
3 第一金属箔
4 基材
5 樹脂組成物
6 プリプレグ
7 第二金属箔
8 金属張積層板
31 第一コア材
32 絶縁層
33 導体パターン
34 金属箔
71 第二コア材
72 絶縁層
73 導体パターン
74 金属箔

Claims (7)

  1. 長尺な介在シートと、
    長尺な第一金属箔又は長尺な第一コア材と、
    長尺なプリプレグと、
    長尺な第二金属箔又は長尺な第二コア材と
    を連続的に搬送しながら、
    前記介在シートの両側にそれぞれ
    前記第一金属箔又は前記第一コア材と、
    前記プリプレグと、
    前記第二金属箔又は前記第二コア材と
    をこの順に重ねた状態で熱圧成形することによって、
    前記介在シートの両側に金属張積層板を製造する方法であって、
    前記介在シートが、少なくとも両表面側に位置する表層部が金属製であり、
    前記プリプレグが、長尺な基材に樹脂組成物が含浸され、半硬化して形成されており、
    前記第一コア材及び前記第二コア材が、絶縁層の一方の面に内層回路用の導体パターンを設け、他方の面に金属箔を積層して形成されており、
    前記第一コア材と前記第二コア材の少なくともいずれかを用いる場合には、前記導体パターンが設けられた面を前記プリプレグに重ねることを特徴とする
    金属張積層板の製造方法。
  2. 少なくとも両表面側に位置する表層部が金属製である長尺な介在シートと、
    長尺な第一金属箔と、
    長尺な基材に樹脂組成物が含浸され、半硬化して形成された長尺なプリプレグと、
    長尺な第二金属箔と
    を連続的に搬送しながら、
    前記介在シートの両側にそれぞれ
    前記第一金属箔と、
    前記プリプレグと、
    前記第二金属箔と
    をこの順に重ねた状態で熱圧成形することによって、
    前記介在シートの両側に金属張積層板を製造することを特徴とする
    金属張積層板の製造方法。
  3. 前記介在シートの厚さが30〜1000μmであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の金属張積層板の製造方法。
  4. 前記介在シートの引張強さが600N/mm以上であることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の金属張積層板の製造方法。
  5. 前記介在シートの両面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm以下であることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の金属張積層板の製造方法。
  6. 前記樹脂組成物が熱硬化性樹脂を含有することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の金属張積層板の製造方法。
  7. 前記第一コア材と前記第二コア材の少なくともいずれかの前記絶縁層の内部に導体パターンの層が少なくとも1層以上設けられていることを特徴とする
    請求項1、3乃至6のいずれか一項に記載の金属張積層板の製造方法。
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