JP5887545B2 - ラッチ装置およびその装置を備えた建具 - Google Patents

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本発明は、装置本体からラッチが突出、没入するラッチ装置およびその装置を備えた建具に関する。
家屋などの建築物の扉にはラッチ装置(ラッチ錠)が広く使用されている。
この種のラッチ装置は扉の戸先側端部に収容されており、そのラッチ部はばねによって付勢されている。つまり、ラッチ部の先端に配されたラッチは、通常時はばねの付勢力によってラッチ装置の開口部から突出している一方、把手を操作したときに装置本体の内部に没入するように構成されている。このようなラッチの出没動作によって、扉が扉枠に対して開閉可能で、突出した状態で扉枠に閉止するようになっている。
近時では、ラッチの突出量を変更できるように、ピニオンでラッチの位置を調節できるものや、ラッチ部のロッドをボルト軸で構成し、ナットとの螺合によりロッドの有効長さを調節できるものなどが提案されている(特許文献1、2参照)。
このようにラッチの突出量を変更できれば、扉を施工する扉枠を許容誤差よりも大きく施工して扉の閉止時にラッチが扉枠のラッチ受凹部に十分に係止されない場合でも、ラッチの突出量を大きくすることで係止の不備を改善することができる。
特開平09−242398号公報 図4 特開2009−174292号公報 図2等
しかしながら、上記文献のいずれのものもラッチ装置の内部構造が複雑になるため、装置が大型化するおそれがある。よって、厚さ寸法に制限のある扉等の建具に内蔵するのには不向きである。さらに、いったん扉に組み込んだのちには調整操作がしにくくなるという問題もある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、ラッチの突出量の調整を簡易にできるラッチ装置およびその装置を用いた建具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るラッチ装置は、把手の操作によりロッドを駆動して、ラッチを装置本体から突出させ、あるいは装置本体に没入させるラッチ装置において、ロッドのラッチ側の端部には、ねじ孔を有したラッチ保持板がラッチに向かうように突設されており、ラッチは、ラッチ保持板を収容する凹所と、出没方向に延び、凹所に通じる長孔とを備え、ラッチが凹所に収容されたラッチ保持板に長孔を介してねじ止めされる構成とされ、突出量を変更可能なように、ロッドに対してスライド自在に取り付けられ、固定され、かつ、ロッドとの間に配された付勢手段で付勢されており、ラッチは、一方の側面を突出方向に向けて降下傾斜したガイド面とし、他方の側面を係止面とした構成とされ、ガイド面側には、長孔を底部に有した凹溝が出没方向に沿って形成され、凹溝でねじ頭を隠す構成となっており、凹溝の底部は、突出方向に向けて降下傾斜していることを特徴とする。
また、本発明に係る建具は、上記いずれかの構成のラッチ装置を備えている。
本発明のラッチ装置によれば、上述のような構成としたことで、ラッチの突出量の調整を簡易にでき、許容誤差を超える少し大きめの扉枠を施工した場合でも、それに合うようにラッチの突出量を大きくすることができる。
本発明の一実施形態に係るラッチ装置の要部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は分解斜視図である。 (a)は図1(a)のB−B線に対応したラッチの拡大断面図、(b)はラッチとロッドの結合状態を示した拡大断面図である。 (a)(b)は、ラッチの突出量の調整態様の2例を示した要部の正面図である。 同ラッチ装置を備えた扉の施工状態を示した模式図であり、(a)は概略正面図、(b)は(a)におけるC−C線矢視に対応させた一部破断概略断面図である。 ラッチの動作説明図であり、(a)(b)はそれぞれ、ラッチの突出、没入の各状態を示したラッチ装置の縦断面図である。 (a)(b)(c)は本発明の他の3実施形態に係るラッチ装置の要部説明図であり、(a)は要部横断面図、(b)(c)は要部縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、図4(a)に示すように、扉1を住居等の内壁3に開設された開口部3aに取り付けられた扉枠4に設置した例を示している。この開口部3aは例えば、個室やトイレ等の内側空間9と、外側空間8(例えば廊下等)とを仕切る内壁3に出入口として設けられており、扉1によって閉塞または開放される。
扉1は、平板状の扉パネル10と、この扉パネル10に収容されたラッチ装置20と、このラッチ装置20に連結されたハンドル装置60とを備えている。
扉パネル10は、図4(b)に示すように、その一方の側端部が、扉枠4を構成する一方の縦枠4bにヒンジ結合されており、扉1は蝶番7のヒンジピンを開閉支点として開閉される。図例には、扉1を、内側空間9より押し開く場合の状態における右側端部を開閉支点として施工した状態を示している。
また、扉パネル10の側端部と対向する戸先(開放端)側の縦枠4aの面には、後述するラッチに対応した位置にラッチ受凹部が形成されている。なお、図4(b)において、符号6は、各縦枠4a、4bに設けられた戸当たり部材である。
この扉パネル10の戸先側の側端部には、ラッチ装置20を収容するラッチ装置収容部11が設けられている。
また、ハンドル装置60は、図4(b)に示すように、扉パネル10を挟んで、その内側および外側の両面側にそれぞれ対向するように配置された一対の把手(ハンドル61、61)を備え、それらが連結軸62で結合された構成となっている。なお、図中の63はハンドルの受座である。
このハンドル装置60の連結軸62は、扉パネル10のラッチ装置収容部11に設けた孔(不図示)を通じてラッチ装置20の装置本体22内を貫通しており、装置本体22内においてラッチ駆動部50(図5(a)参照)に連結されている。
ラッチ装置20は、ケース23内に各部を収容させた装置本体22と、扉パネル10の戸先側端面と略面一状に配された正面板21とを備えている。装置本体22の戸先側の側端部には側端片24が設けられており、この側端片24と正面板21には、両者を連通する開口部25が開設されている。
装置本体22は、ラッチ30の出没動作をなすラッチ部Aと、このラッチ部Aをハンドル操作により駆動させるラッチ駆動部50とがケース23に収容されて構成されている。ラッチ部Aは、ハンドル61の操作をしない通常時の状態では、ばね45で付勢されて開口部25から突出しており、ハンドル61の操作をしたとき、およびラッチ30を手指で押圧したときには、ばね45が圧縮して開口部25よりも内方に没入する。
ラッチ部Aは、図1(a)に示すように、ラッチ部Aの先端部に配され、突出状態において略全体が外部に露出されるラッチ30と、このラッチ30を連結したラッチ基部41付きのロッド40とを備えている。
なお、図1(a)等に矢印線で示したように、図面および以下の説明では、ラッチ30の突出する方向を突出方向X1とし、それとは逆方向を没入方向X2としており、両方向を表わす場合には出没方向Xと記述している。
ロッド40は、その本体は円柱状の棒材よりなり、ラッチ駆動部50により駆動される駆動側の端部には円盤状の座板42が設けられ、ラッチ側の端部にはラッチ基部41が設けられている。ロッド40の中間部は、ロッド40がスライド自在となるように、ケースと一体化されたガイド板46に支持されている。このガイド板46とラッチ基部41との間には、ロッド40に装着されたばね45(図1では不図示、図5参照)が配されている。
なお、ラッチ部Aをハンドル操作により動作させるためのラッチ駆動部60の構造および動作の詳細については、図5の説明において後述する。
ラッチ30は、その一方の側面(図1(b)における内側空間9(図4(b)参照)側の面)が、突出方向X1に向けて降下傾斜したガイド面30aとされ、他方の側面(図1(b)における外側空間8側の面)が係止面30bとされている。ガイド面30aは扉1が閉動する際に縦枠4aに当たってラッチ30を没入させるための面であり、係止面30bは縦枠4aに設けたラッチ受凹部5にラッチ30を係止させるための面である。
ラッチ基部41はラッチ30を直接的に保持する部材であり、基部本体41aのラッチ取付面には、ラッチ30の係止面30b側寄りに、ねじ孔41cを有したラッチ保持板41bがラッチ30に向かうように突設されている。また、基部本体41aのラッチ取付面には、ラッチ30のガイド面30a側寄りに、コイルばね38の一端を固定する取付穴41dが開設されている。
一方、ラッチ30は、ラッチ基部41に対向する面にラッチ保持板41bを収容する凹所33が開設され、ガイド面30aに凹溝31が形成された構造となっている。
また、凹溝31の底部31aは、突出方向X1に向けて降下傾斜しており、その底部31aには、出没方向Xに沿って延び、凹所33に通じる長孔32が形成されている。
なお、凹所33は図例では、係止面30a側も開口されているが、係止面30a側を塞いだものであってもよい。また、凹所33の係止面30b側の開口が露出されないように、例えばラッチ30の上下面(扉を施工した際に上下に配される面)および係止面30bを覆う閉塞板をラッチ30に取り付けるようにしてもよい。
また、ラッチ30のラッチ基部41に対向する面の、ラッチ基部41の取付穴41dに対応する位置には、コイルばね45の他端を固定するための取付穴34が形成されている。
なお、コイルばね38は、その両端が連結されていなくてもよく、いずれか一方がラッチ30またはラッチ基部41に連結されていてもよいし、両端がともに連結されないように配されてもよい。つまり、コイルばね38はラッチ30とラッチ基部41との間で外れない程度に保持され、ラッチ30を付勢するように配されていればよい。また、ラッチを付勢する付勢手段としてはコイルばね38に限られず、例えばゴムなどの弾性体を用いてもよい。
ラッチ30は、図2(b)に示すように、その凹所33に収容されたラッチ保持板41bに対して、凹溝31の底部31aに設けた長孔32を介して、ボルト35(タッピングねじ)でねじ止めされて取付固定されるようになっている。
このように、長孔32を介してラッチ30をねじ止め固定する構成であるため、長孔32の一端から他端までの適所でスライド自在に固定でき、図2(b)に示すように、ラッチ30をラッチ基部41との間に隙間Sを介在させた状態に保持することもできる。なお、図2(b)において2点鎖線で示した状態は、ラッチ30の突出量が最小となる場合であり、ラッチ30とラッチ基部41とが最も近接している。
ここで、ラッチ30の突出量とは、通常時のラッチ30が突出した状態において、開口部25(正面板21の前面)からラッチ30の先端位置までの距離L1、L2(図3参照)である。なお、図3(a)(b)の各々には、ラッチの突出量を異ならせた2状態例の正面図を示している。図3(a)(b)において平行な2本の2点鎖線のうち、一方の2点鎖線T1は戸先側の縦枠4aの側端を表わし、他方の2点鎖線T2は扉パネル10の戸先側の側端を表わしている。
上述したように、ラッチ部Aは、ラッチ30をロッド40に対してスライド自在に固定して、開口部25からのラッチ30の突出量を変更できる構造となっているため、ラッチ30を、突出量を規定値(図3(a)の状態)よりも大きく突出させることができる。
扉枠4の縦枠4a、4b間の幅寸法は、施工上の誤差により、扉パネル10の幅寸法よりも許容誤差を超えて大きく形成される場合がある。しかも、その寸法差を蝶番7側で調整しようとしても、なおも戸先側の縦枠4aと扉パネル10の戸先側の端部との間に誤差範囲を越える隙間ができる場合がある。その場合には、ラッチ30がラッチ受凹部5に一部しか収容されず係止が不十分となる(図3(a)参照)。
しかしながら、本ラッチ装置20の構成によれば、上述したようにラッチ30の突出量を大きくできる構成となっているため、突出量を調節して、ラッチ30が確実にラッチ受凹部5に係止される状態にすることができる(図3(b)参照)。
しかも、ラッチ30のねじ止めだけで突出量を調節できる構成であるため、扉施工の現場で迅速かつ簡易に調整することができる。また、突出量の調節のためにラッチ装置20の内部を変更する必要がないから、扉パネル10に組み込んだ後でも簡単に調節できる。例えば、施工後の経年変化により扉枠4が変形して隙間ができた場合などに、家人でも簡単に調整できる。
また、突出量の調節のための機構がケース23に内装されないため、ラッチ装置20が大型化することはない。そのため、扉パネル10のラッチ装置収容部11の寸法を大きくする必要がなく、従来の扉パネル10を仕様を変更せずに使用できる。
さらに、本実施形態の例では、凹溝31の底部31aでねじ止めする構成であるため、ボルト35のボルト頭がラッチ30の外方に突出せず、ボルト35によって美観が損なわれるおそれはなく、扉1の開閉動作に悪影響をもたらすおそれもない。
また、本実施形態では、凹溝31の底部31aを傾斜させているため、十分な長さ寸法の長孔32を形成でき、かつ凹溝31の底部31aを強度が十分となる程度の厚さに形成できる。もちろん、ねじ止め作業をしやすくするために底部31aの面を、凹所33に収容させたラッチ保持板41bに平行となるように形成してもよい。
このように凹溝31には傾斜した底部31aが形成されているため、ねじ止めした後に、ボルト頭が傾斜面をすべってラッチ30がロッド40に近づくような力が作用するが、コイルばね38が配されているので、その付勢力によって固定位置を維持できる。
ラッチ30のラッチ保持板41bによる保持については、上記の他に、例えば図6(a)〜(c)に示すように種々の態様が想定できる。
図6(a)に示したラッチ30は、係止面30b側よりボルト35を挿通させて固定する構成であり、ガイド面30a側に凹所33が形成され、係止面30b側に凹溝31が形成されている。この凹溝31の底部31aには、凹所33に通じる長孔32が開設されている。
また図6(b)に示したラッチ30は、ボルト35を上下方向に挿通させて固定する構成であり、ラッチ30の取付状態における下部に凹所33が形成され、上部に凹溝31が形成されている。この凹溝31の底部31aには、凹所33に通じる長孔32が開設されている。
さらに図6(c)に示したラッチ30も、ボルト35を上下方向に挿通させて固定する構成であるが、ラッチ保持板41bを収容する凹所が形成されておらず、ラッチ保持板41bはラッチ30の下面に接するように取り付けられる。この場合、縦枠4aのラッチ受凹部5(図4参照)は、ラッチ30の下方に配されたラッチ保持板41bとともにラッチ30を収容できる寸法とする必要があることはいうまでもない。
また、ラッチ30に凹溝31や凹所33を形成せずに、一方の側端から他方の側端に通じる長孔32を設けて、ボルト頭およびラッチ保持板41bの両方をラッチ30の外方に突出させるような構成としてもよい。この構成によれば、凹所33や凹溝31が設けられていないため、ラッチ30の強度を向上させることができる。
図6(a)〜(c)にはコイルばね38をラッチ30、ラッチ基部41間に設けない例を示したが、図1の例と同様に、凹溝31の底部31aを傾斜面とし、ラッチ30がコイルばね38で付勢される構成としてもよい。
以上に示した種々のラッチ装置20は、1つのラッチ保持板41bでラッチ30を保持する構成となっているが、強度を保持するために、複数のラッチ保持板を用いるようにしてもよい。例えば、離間させた2つのラッチ保持板を個別の凹所に収容できるようにしてもよい。
ついで、ハンドル操作によるラッチ部Aの動作ならびにラッチ部Aを駆動するラッチ駆動部50の構造および動作の詳細について、図5を参照しながら説明する。なお、ラッチ部Aの構成については上述しているため、説明は省略する。
ラッチ駆動部50は、ハンドル装置60(図4参照)の連結軸62を中心軸として回動するハブ51と、このハブ51を反時計方向に付勢する作動ばね52と、この作動ばね52を収容する移動体53とを備えている。
ハブ51の中心部51aには、ハンドル装置60の連結軸62を貫通させる角孔51bが開設してあり、中心部51aの上部には上突出部51cが、中心部51aの下部には下突出部51dが各々アーム状に形成されている。
上突出部51cは二股状に分割(一方は図に表われない)されており、それらの間にラッチ部Aのロッド40が挟まれるように挿入され、上突出部51cの先端部がロッド40の座板42に当接して係合している。
一方、下突出部51dは移動体53に当接しており、通常時は作動ばね52の付勢力を移動体53を介して受けて、ケース23に形成されたストッパ54にも当接している。つまり通常時では、ハブ51は下突出部51dが移動体53とストッパ54との間に挟まれた状態に保持されている。
この通常時においては、ばね45がラッチ部Aを突出方向X1に付勢してラッチ30を開口部25より外方に突出させている一方、ロッド40の座板42は作動ばね52の付勢力を受けているハブ51の上突出部51cに当接されて係止状態にある。そのため、ラッチ30は所定の突出量突出した状態で維持されている(図5(a)参照)。
ハンドル操作によりハブ51が時計方向に回動すると、ハブ51の上突出部51cがロッド40の座板42をラッチ30の没入方向X2へ押動し、ばね45が圧縮された状態となってラッチ30が装置本体22内に没入する(図5(b)参照)。
なお、図5には示していないが、扉の閉動によりラッチ30が縦枠4a(図4参照)に当たって装置本体22に没入する場合には、ラッチ部Aは没入方向X2に移動するが、ハブ51は作動ばね52の付勢力が作用しているため、図5(a)の状態を維持する。
以上には、ラッチ装置20を扉1に取り付けた実施形態の例を示したが、他の建具や家具に適用してもよい。
1 扉
20 ラッチ装置
22 装置本体
A ラッチ部
30 ラッチ
30a ガイド面
30b 係止面
31 凹溝
31a 底部
32 長孔
33 凹所
35 ボルト(ねじ)
38 コイルばね
40 ロッド
41 ラッチ基部
41b ラッチ保持板
41c ねじ孔
60 ハンドル装置
61 ハンドル(把手)
X 出没方向
X1 突出方向
X2 没入方向

Claims (2)

  1. 把手の操作によりロッドを駆動して、ラッチを装置本体から突出させ、あるいは装置本体に没入させるラッチ装置において、
    前記ロッドのラッチ側の端部には、ねじ孔を有したラッチ保持板が前記ラッチに向かうように突設されており、
    前記ラッチは、前記ラッチ保持板を収容する凹所と、出没方向に延び、前記凹所に通じる長孔とを備え、前記ラッチが、その突出量を変更可能なように、前記凹所に収容された前記ラッチ保持板に前記長孔を介してねじ止めされる構成とされ、前記ロッドに対してスライド自在に取り付けられ、固定され、かつ、前記ロッドとの間に配された付勢手段で付勢されており、
    前記ラッチは、一方の側面を突出方向に向けて降下傾斜したガイド面とし、他方の側面を係止面とした構成とされ、該ガイド面側には、前記長孔を底部に有した凹溝が出没方向に沿って形成され、該凹溝でねじ頭を隠す構成となっており、
    前記凹溝の底部は、突出方向に向けて降下傾斜していることを特徴とするラッチ装置。
  2. 請求項1のラッチ装置を備えた建具。
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