JP5884656B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関する。
下記特許文献1に開示されたシートは、シートバックを有し、荷室の前に設置された車両用シートであって、シートバックと荷室の床との間にはその隙間を覆い隠すボードが架けられている。これによれば、隙間が目隠しされていることにより、シートバックの背面及び荷室の見栄えを良くすることができる。
特開平11−278157号公報 特開2004−268668号公報
ところでシートバックの背面には、シートの使用者等に必要な情報を表示することがある。必要な情報表示には、例えば、チャイルドシートを車両シートに固定するための固定部材(上記特許文献2参照)の位置表示や、格納可能とされたシートの操作上の注意表示(コーションラベル)が含まれる。表示される情報によっては望ましい表示位置が限られるが、上記ボードによってこの情報表示が隠されないように考慮する必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、シートバックの背面に設けられた必要な情報表示を可視状態としつつ、シートバックの見栄えを良くすることにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る車両用シートは次の手段をとる。
本発明の第1の発明に係る車両用シートは、シートバックを有し、荷室の前に設置された車両用シートであって、シートバックと荷室の床との間にはその隙間を覆い隠すボードが架けられている。車両用シートはさらに、シートバックの背面において表皮の縫い目又はつなぎ目と該縫い目又はつなぎ目より上方に位置する情報表示とを備えている。また、ボードのシートバック側の端部が縫い目又はつなぎ目と情報表示との間の位置に接するように該縫い目又はつなぎ目と該情報表示が配置されており、該縫い目又はつなぎ目がボードにより目隠しされている。
これによれば、情報表示はボードに隠されず、且つ縫い目はボードに隠される。したがって、シートバックの背面に設けられた必要な情報表示を可視状態としつつ、シートバックの見栄えが良くなる。
本発明の第2の発明に係る車両用シートは、第1の発明に係る車両用シートであって、シートバックが角度を調節できるように構成されている。背凭れ可能な所定の角度範囲内でシートバックの角度を調節すると、ボードのシートバック側の端部の接する位置が縫い目と情報表示との間の範囲内で移動する。
これによれば、シートバックの角度が所定の範囲内で調節されてもなお情報表示がボードに隠されず、且つ縫い目又はつなぎ目がボードに隠されたままである。したがって、シートバックの角度によらず上記の効果を得ることができる。
また、シートバックの角度を調節し、ボードの端部がシートバックの背面に接する位置が移動しても、縫い目もしくはつなぎ目、又は情報表示のいずれにも掛かることがない。したがって、ボードの端部、縫い目もしくはつなぎ目、又は情報表示が、こすれや引っ掛かり等によって劣化することが抑制される。
本発明の第3の発明に係る車両用シートは、第2の発明に係る車両用シートであって、ボードの前記端部はシートバックの背面に対して前記隙間側において鋭角を成すように接している。したがって、シートバックを前記所定の範囲を超えて前方に傾動して、前記端部が縫い目又はつなぎ目に接触しても、縫い目又はつなぎ目がこすれや引っ掛かり等によって劣化することが抑制される。
第1の発明によれば、シートバックの背面に設けられた必要な情報表示を可視状態としつつ、シートバックの見栄えを良くすることができる。また、第2の発明によれば、ボードの端部、縫い目もしくはつなぎ目、又は情報表示が、こすれや引っ掛かり等によって劣化することを抑制できる。
第1の実施形態に係るシート、荷室床および目隠しボードの斜視図である。 図1のシートが備えるロッド、ストライカ及びアンカーの斜視図である。 傾動するシートバックとこれに従って回動する目隠しボードの関係を示す側面図である。 第2の実施形態に係るシートのシートバックを起立させた状態における側面図である。 図4のシートのシートバックをシートクッション側に倒した状態における側面図である。
以下、本発明を実施するための第1の形態を、図1から図3までを参照しながら説明する。
図1は、車両に備え付けられた本実施形態に係るシート10を示している。シート10は、車両の荷室(ラゲージスペース)の前に設置された2列目または3列目のリアシートである。荷室は、荷室床90(荷台)の上面とシートバック13の背面13B(後面)によって形成される空間である。シート10は左シートと右シートに分割されている。左右の各シートは、乗員が着座するシートクッション11と、着座者の背凭れとなるシートバック13とを有する。シートバック13及びシートクッション11はそれぞれ、骨格を構成するフレーム部材と、フレーム部材に取り付けられて座面や背凭れ面等の形状を形成するパッド材と、パッド材の周囲に被せられて表面を構成するシート状の表皮材とを備えている。
シートバック13は、車体に対する角度を調節できるように構成されている。具体的には、シート10は、図2に示されるようにシートバック13を傾動可能に支持するためのロッド21及び取付けブラケット25を備えている。ロッド21は、左シートおよび右シートを含むシート幅の全体に亘って設けられた棒状部材であり、その両端に設けられた固定ブラケット23によって車体(車室床)に固定されている。左シートと右シートそれぞれのシートバック13のフレーム部材は、取付けブラケット25を介してロッド21に取り付けられており、これにより左右のシートはロッド21を軸として独立して傾動することができるよう構成されている。またシートバック13と車体には、シートバック13の角度を固定するための傾動固定装置が設けられている。傾動固定装置は、車体のサイドパネルの異なる位置に設けられた複数のストライカ(図示せず)と、該ストライカと係合可能なシートバック13の側面に設けられた機構50(図3参照)とを有する。傾動したシートバック13は、機構50が車体に設けられたいずれかのストライカと係合することにより、そのストライカの位置と対応する角度に固定される。シートバック13を固定可能な角度範囲は10度程度であり、着座者が通常の姿勢にてシートバック13に凭れることのできる所定の範囲R(図3参照)とされている。なお、シートバック13は、傾動固定装置によって固定せずに、前方に傾動してシートクッション11に重なるほぼ水平な角度まで倒すこともでき、これにより、荷室をシート10の占める空間まで拡張することができる。
シートバック13は、荷室床90に対して隙間Sを隔てて設置されている。シートバック13と荷室床90との間には、この隙間Sを覆い隠すための目隠しボード80が架けられている。目隠しボード80は、剛性を有する板状素材からなり、シート幅方向を軸として回動できるように、荷室床90に連結されている。目隠しボード80は、左シートと右シートのそれぞれに対して、独立して回動できる一つの目隠しボード80が設けられている。本実施形態において、荷室床90は目隠しボード80と同様の板状素材からなり、目隠しボード80はシート幅方向の折り目81を境として荷室床90と一体的に形成されている。これにより、目隠しボード80はこの折り目81を軸として回動することができる。
目隠しボード80は、シートバック13側の端部においてシートバック13の背面13Bと接して、シートバック13に寄り掛かっている。すなわち目隠しボード80は、回動軸から前方と上方の間の方向へ上記端部(接触端部83)まで延びており、該接触端部83においてシートバック13によって支持されている。本実施形態において、目隠しボード80は図1に示されるようにシート幅方向の長辺を有する長方形状とされており、前記折り目81は長方形の一方の長辺に設けられており、接触端部83は他方の長辺に設けられている。
図3に示されるように、前記所定の角度範囲R内でシートバック13が傾動すると、これに追従して目隠しボード80は接触端部83がシートバック13に接したまま回動する。目隠しボード80が回動する間、シートバック13の背面13B上において接触端部83の接する位置が移動する。
本実施形態において、シート10は、チャイルドシート(図示せず)を固定するためのストライカ27およびアンカー29を備えている。ストライカ27は、ISO規格であるISOFIX方式によってチャイルドシートを車両シート10に固定するための固定部材である。アンカー29は、ISOFIX方式による固定に加えて、チャイルドシートの上部からシートバック13の上を経て取り回されるトップテザーの端部を固定するための固定部材である。トップテザーの固定は、例えば端部に設けられたフックをアンカー29に掛けることによりなされる。ストライカ27及びアンカー29はシートバック13の下部に設けられている。本実施形態において、ストライカ27及びアンカー29はシートバック13の傾動軸である前記ロッド21に溶接によって固定されている。このストライカ27およびアンカー29を有する構成は、例えば前記特許文献2に良く開示されている。
シート10は、シートバックの取付けブラケット25を目隠しするためのシート状のカバー30を備えている。カバー30は、シートバック13の表皮材の一部を構成しており、目隠しボード80によって覆い隠されるシートバック13と荷室床90の隙間Sに面する位置に設けられている。カバー30は、取付けブラケット25へのシートバック13の取付けが完了した後に閉じられて、取付けブラケット25の目隠しとなる。本実施形態において、カバー30はシートバック13の表皮材とは別ピースとされた部材であり、上端部において縫合(縫い目31)によりシートバック13の背面13Bを構成する表皮材の下端部に接合されている。カバー30を縫合する縫い目31は、シート幅方向に直線状に延びている。カバー30はまた下端部においてシート10(シートバック13又はシートクッション11)に対して留め外し可能な面ファスナー等のファスナー(後述の第2実施形態参照)を備えており、ファスナーを留めることによりカバー30を閉じることができる。
シートバック13の背面13Bには、チャイルドシートを固定する際に作業者にアンカー29の存在を知らせる情報表示40が設けられている。情報表示40は、背面13Bを構成する表皮材に直接縫い込んだ糸や、表皮材に接着したラベルや、表皮材に縫合したタグ等により構成することができる。情報表示40は、少なくとも縫い目31より上方に位置している。さらに、前記所定の範囲R内でシートバック13が傾動したときに目隠しボード80の接触端部83の接する位置が、縫い目31と情報表示40との間の範囲内に収まるように、縫い目31と情報表示40が位置している。これにより、シートバック13の角度が所定の範囲R内にある限り、縫い目31は目隠しボード80により目隠しされ、且つ情報表示40は目隠しボード80によって目隠しされない。
チャイルドシート固定用のアンカー29は、図面には示されないが、カバー30に隠されることなく、シートバック13と荷室床90との隙間Sに露出している。目隠しボード80を後方に回動させて荷室床90まで倒し、覆い隠された隙間Sを開くことにより、作業者はアンカー29を利用可能となる。情報表示40は、アンカー29が目隠しボード80により遮蔽された隙間Sを通してアクセス可能であることを作業者に知らせるために、可能な限り下寄り(すなわち縫い目31寄り)に位置していることが望ましい。さらに情報表示40は、作業者にアンカー29の位置を知らせるためにアンカー29の方向を指す矢印を備えていてもよい。
以上に説明したように、シート10はシートバック13の背面13Bにおいて縫い目31と該縫い目31より上方に位置する情報表示40とを備えている。また、目隠しボード80の接触端部83の接する位置が高さ方向に関して縫い目31と情報表示40との間となるように、縫い目31と情報表示40が位置設定されており、これにより縫い目31が目隠しボード80により目隠しされている(図1参照)。これによれば、情報表示40は目隠しボード80に隠されず、且つ縫い目31は目隠しボード80に隠される。したがって、シートバック13の背面13Bに設けられた必要な情報表示40を可視状態としつつ、シートバック13の見栄えが良くなる。
さらに、シートバック13は角度を調節できるように構成されている。また、背凭れ可能な所定の角度範囲R内でシートバック13の角度を調節すると、目隠しボード80のシートバック13側の接触端部83の接する位置が縫い目31と情報表示40との間の範囲内で移動する(図3参照)。これによれば、シートバック13の角度が所定の範囲R内で調節されてもなお情報表示40が目隠しボード80に隠されず、且つ縫い目31が目隠しボード80に隠されたままである。したがって、シートバック13の角度によらず上記の効果を得ることができる。また、シートバック13の角度を調節し、目隠しボード80の端部がシートバック13の背面に接する位置が移動しても、縫い目もしくはつなぎ目、又は情報表示のいずれにも掛かることがない。したがって、目隠しボード80の接触端部83、縫い目もしくはつなぎ目、又は情報表示40が、こすれや引っ掛かり等によって劣化することが抑制される。
シート10はさらに、シートバック13の下部に設けられたチャイルドシート固定用のアンカー29と、アンカー29を目隠しするカバー30とを備えている(図1及び図2参照)。また、該カバー30が縫い目31によりシートバック13の背面13Bに接合されており、情報表示40がアンカー29の存在を知らせる情報表示40とされている(図1参照)。これによれば、チャイルドシート固定用のアンカー29を目隠しするカバー30の縫い目31が目隠しボード80により隠されている一方で、情報表示40によりチャイルドシートを固定する作業者に対しアンカー29の存在を知らせることができる。
次に、本発明を実施するための第2の形態を、図4及び図5を参照しながら説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態において表皮材の一部を構成する別ピースのカバーの構造を変更した実施形態である。図4は、シートバック13が前記所定の範囲R内の角度で固定された起立状態を示している。同図に示されるように、本実施形態においては、カバー130が周辺の表皮材15とのつなぎ目に段差を形成しており、周辺よりも突出している。具体的には、カバー130はその端部130a,130bが面ファスナー133a,133bで周辺の表皮材15に対して接合されている。このため、シートバック13を起立状態から前記所定の角度範囲Rを超えて前方に傾動すると、目隠しボード80の接触端部83はカバー130の一端部130aが周囲の表皮材15とのつなぎ目に形成する段差に乗り上げる。しかしながら、目隠しボード80の接触端部83とカバー130の一端部130aとが成す角θ1(すなわち接触端部83とシートバックの背面13Bとが隙間S側において成す角)が鋭角である。このため、接触端部83がカバー130の端部130aと突き合うことなくスムーズにカバー130に乗り上げる。したがって、周辺の表皮材15との間に形成する段差(つなぎ目)の部分において、カバー130が引っ掛かりなどによって劣化(剥がれや損傷等)することが抑制される。なお、前記第1の実施形態の縫い目についても同様であり、縫い目の部分においてカバーがこすれや引っ掛かりなどによって劣化(ほつれや磨耗等)することが抑制される。
図5は、シートバック13を限界まで前方に傾動し、シートクッション11に重なるように倒された倒伏状態を示している。倒伏状態においては、目隠しボードの接触端部83とカバー130の他端部130bとの成す角θ2が鈍角となっている。しかしながら、倒伏状態においては、目隠しボード80の接触端部がカバー130に乗ったままとなるように構成されている。このため、シートバック13を起立状態まで起こす際に接触端部83がカバー130の他端部130bが形成する段差に改めて乗り上げることがない。したがって、引っ掛かりによってカバー130が劣化する虞がない。
また、本実施形態においては、第1の実施形態における縫い目に代えて、カバー130の一端部130aとその周辺の表皮材15との間につなぎ目が形成されている。このため、目隠しボードによってつなぎ目を目隠しできること等、つなぎ目に関して前記の縫い目に対する効果と同様の効果が得られる。また、本実施形態においては、図4に示されるように情報表示140もまた周囲の表皮材よりも突出して形成されている。しかしながら、第1の実施形態と同様に、所定の角度範囲R内でシートバック13の角度を調節する限りにおいては、目隠しボード80のシートバック13側の接触端部83の接する位置が縫い目31と情報表示40との間の範囲内で移動する。これにより、上記のカバー130と同様に情報表示40が形成する段差に接触端部83が乗り上げることがない。したがって、情報表示140が引っ掛かりによって劣化する虞がない。
なお、本発明は上記の第1及び第2の実施形態に限定されるものではなく、その他各種の形態で実施できるものである。
冒頭にも述べたように、シートバックの背面に設ける必要な情報表示には、チャイルドシートを車両シートに固定するためのアンカー(固定部材)の位置表示のみならず、例えば、格納可能とされたシート10の操作上の注意表示(コーションラベル)が含まれる。
また、第1の実施形態において縫い目によってシートバックに固定されたカバーは、シートバックの取付ブラケットのみならず他の部材を目隠しするものであってもよい。さらに、縫い目はカバーをシートバックに固定するためのものに限定されず、他の目的で設けられるものであっても良い。
また、第1及び第2の実施形態において周辺の表皮材に対するカバーの接合は、面ファスナー、線ファスナー、点ファスナー、縫合(縫い目)その他の公知の接合手段のうち、いずれによって行っても良い。
10 シート
11 シートクッション
13 シートバック
13B 背面
R 所定の角度範囲
21 ロッド
23 固定ブラケット
25 ブラケット
27 ストライカ
29 アンカー
30 カバー
31 縫い目
40 情報表示
50 機構
S 隙間
80 目隠しボード
81 折り目
83 接触端部
90 荷室床


Claims (2)

  1. 角度を調節できるように構成されたシートバックを有し、荷室の前に設置されており、前記シートバックと前記荷室の床との間にはその隙間を覆い隠すボードが架けられている車両用シートであって、
    前記シートバックの後面において表皮の縫い目又はつなぎ目と該縫い目又はつなぎ目より上方に位置する情報表示とを備え、
    前記ボードのシートバック側の端部が前記縫い目又はつなぎ目と前記情報表示との間の位置に接するように前記縫い目又はつなぎ目と前記情報表示が配置されて、該縫い目又はつなぎ目が該ボードにより目隠しされており、
    背凭れ可能な所定の角度範囲内で前記シートバックの角度を調節すると、前記ボードの前記端部の接する位置が前記縫い目又はつなぎ目と前記情報表示との間の範囲内で移動するようになっている車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記ボードの前記端部は前記シートバックの背面に対して前記隙間側において鋭角を成すように接している車両用シート。
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