JP5883733B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング素子により構成される電力変換装置に関するものであり、特にPWM整流器とPWMインバータとで構成される電力変換装置の制御に関する。
図12は、電力変換装置の構成の一例である。電動機の可変速駆動では、図12に示すように交流の電源21からコンバータ11により直流に変換し、さらに平滑コンデンサ41で平滑された直流電力をインバータ12を介して可変電圧可変周波数の交流に変換し、電動機22に変換された交流電力を供給して駆動する方式が一般的である。コンバータ11及びインバータ12は各相上下一対のスイッチング素子(ここではIGBT;絶縁ゲートバイポーラトランジスタを例に記述)で構成され、上下交互にスイッチングすることで電力変換を行う。
ここで、IGBTではスイッチングする際のスイッチング損失及び導通期間中の導通損失が発生する。このうちスイッチング損失はスイッチングの回数により増加するが、スイッチングによる騒音を低減するために人間の音感の強い周波数を避けるなどの理由からスイッチングの周波数は通常10kHz程度としていることが多い。このように、スイッチングの周波数は人間の音感の強い周波数よりも高く設定しているが、スイッチング損失低減に関して、スイッチング周波数を下げても騒音の不快感を抑制する方式としては、次のような方式がある。
まず特許文献1では搬送波周波数に「1/f ゆらぎ」を与えることでPWMインバータが発生する騒音の不快感を低減している。同様に特許文献2でも搬送波周波数を拡散させることで騒音の不快感を低減している。これらの例は搬送波を変形させているのに対して、特許文献3では各相変調波に共通の成分を重畳させることでスイッチングを分散させている。変調波の方を変形させる方式ではインバータ制御マイコンなどに適用しやすい利点がある。
これらの騒音抑制方法はインバータに関するものであり、PWM整流器とインバータとの両方がある場合については言及していない。コンバータとインバータとがある場合には以下のような問題がある。図12において、電源21の対地浮遊容量91と電動機22の対地浮遊容量92が存在するため、コンバータ11及びインバータ12のスイッチングに起因する零相電圧の変化に応じて零相電流が流れる。この零相電流は、制御回路へのノイズを発生させる。そこで一般的に図12に示すように、電源21とコンバータ11との間にリアクトル51、52と対地コンデンサ53とを有するフィルタ回路5を接続して、電動機の対地浮遊容量92を介した零相電流を対地コンデンサ53を介して一巡させることにより電源21まで回らないようにする方法が用いられている。ただし、零相電流の増大はフィルタ回路の大形化を招くなど好ましくない。
フィルタ回路5の対地コンデンサ53が無い場合の零相回路の概略構成を図13に示す。コンバータ側零相電圧の変化分ΔVz_cとインバータ側零相電圧の変化分ΔVz_iとの差ΔVzが存在する場合に、零相インピーダンスZzと電源21及び電動機22の対地浮遊容量91及び92を介して零相電流が流れる。
そこで特許文献4では、コンバータとインバータとのスイッチングを同期させることで、両者の零相電圧の変化を抑止して零相電流低減を図っている。
特開平6−14557号公報 特開2010−259326号公報 特開2011−211777号公報 特開2012−80765号公報
特許文献4の方式では、零相電流低減には効果があるものの、インバータのスイッチングタイミングがコンバータのスイッチングタイミングによって制約されるため、騒音抑制が不十分になる。
本発明が解決しようとする課題は、電力変換装置において、スイッチングによって生じる零相電流の低減と、同じくスイッチングに起因する不快な騒音の抑制とを両立することである。
上記の課題を解決するために、本発明の電力変換装置は、例えば、第一の電位と第二の電位とを有する直流回路と、第一の多相交流と前記直流回路との間に接続されスイッチング素子により直流と交流との間で電力を変換する第一の変換回路と、第二の多相交流と前記直流回路との間に接続されスイッチング素子により直流と交流との間で電力を変換する第二の変換回路と、前記第一の変換回路と前記第二の変換回路とを制御する制御器とを有する電力変換装置において、前記制御器は、前記第一の変換回路の2つ以上の相が前記第一の電位から前記第二の電位に同時に変化するタイミングで、前記第二の変換回路の少なくとも1つの相も前記第一の電位から前記第二の電位に変化させるよう制御することを特徴とする。
上記のような構成とすることで、スイッチングに伴う騒音による不快感を低減するとともに、零相電流を低減できる。
本発明の実施例1の構成を示す構成図。 従来例として一般的な制御方法の場合の波形を示す波形図。 従来例として一般的な制御方法の場合の動作を示す波形図。 実施例1における波形を示す波形図。 実施例1における動作を示す波形図。 比較例として特許文献4を応用した場合の波形を示す波形図。 比較例として特許文献4を応用した場合の動作を示す波形図。 本発明の効果を説明するための端子電圧のFFT解析結果を示す図。 本発明の実施例2の構成を示す構成図。 本発明の実施例3の構成を示す構成図。 本発明の実施例4の構成を示す構成図。 本発明の適用分野である電力変換装置の構成の一例。 フィルタ回路の対地コンデンサが無い場合の零相回路の概略構成。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図および各実施例において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
本発明の実施例1の構成を図1に示す。図1の電力変換装置は、例えばエレベータなどの駆動に用いることができる。図1の電力変換装置は、図12と同じように交流の電源21から変換回路であるコンバータ11により直流に変換し、さらに平滑コンデンサ41で平滑された直流電力を変換回路であるインバータ12(変換回路)を介して可変電圧可変周波数の交流に変換し、電動機22に変換された交流電力を供給する構成である。尚、図1では、直流回路は第一の電位と第二の電位を有している。また、電源21と電動機22の交流は多相交流であり、それぞれ3相である場合を例示している。電源21とコンバータ11との間にはフィルタ回路5が接続されている。コンバータ11及びインバータ12は各相上下一対のスイッチング素子(ここではIGBT;絶縁ゲートバイポーラトランジスタを例に記述)で構成され、コンバータ11のゲート駆動回路31及びインバータ12のゲート駆動回路32によって、上下交互にスイッチングすることで電力変換を行う。ここで、コンバータ11としてスイッチング素子を有するPWM整流器を用いることで、電動機22からエネルギー回生が起こった場合でも回生されたエネルギーをインバータ12で直流に変換し、コンバータ11で直流を交流に変換して電源に回生することができる。
コンバータ11及びインバータ12はPWM制御器8(制御器)により制御される。平滑コンデンサ41の電圧を目標値に制御するために、コンバータ制御器42にて、電源電流を電流検出器61によりフィードバック制御してコンバータ11の各相電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_refを作成し、これによりPWM制御器8がPWM制御を行う。
電動機22の速度制御は、速度指令に対して速度検出器71を用いて速度制御器7にてフィードバック制御される。これにより速度制御器7で作成される電流指令に対して電流検出器62を用いてインバータ制御器72でフィードバック制御され、インバータ制御器72はインバータ12の各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_refを作成し、これによりPWM制御器8がPWM制御(パルス幅変調制御)を行う。
次に、PWM制御器8の動作について説明する。尚、PWM制御器8は、例えばマイコン等によって構成されており、図1に示すPWM制御器8内の各機能や各ブロックはマイコンによって実行されるソフトウェアによって実現できる。
一般的な電力変換装置のPWM制御では、これら各相の電圧指令(各相電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_ref、各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_ref)を変調波として搬送波80と比較してPWMパルス信号(ゲートパルス信号Sr、Ss、St、ゲートパルス信号Su、Sv、Sw)を作成し、そのPWMパルス信号に基づいてゲート駆動回路31、32によってIGBTのスイッチングを制御している。
実施例1においては、一般的な電力変換装置のPWM制御とは、次の点で相違する。
コンバータ11の制御については、コンバータ制御器42で作成される各相電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_refに、重畳成分生成部8104で生成した各相共通の重畳成分Vadd_c(各相共通の零相成分)を、加算部8103にて加算し、変調波Vr*、Vs*、Vt*を算出する。そして、減算部8102にて、変調波Vr*、Vs*、Vt*から搬送波80を減算して、ゲートパルス信号生成部8101で、その大小によってゲートパルス信号Sr、Ss、Stを生成する。ゲートパルス信号Sr、Ss、Stは0または1の値をとる。ゲート駆動回路31は、ゲートパルス信号Sr、Ss、Stに基づいて、コンバータ11のスイッチング素子のスイッチングを制御する。ここで重畳成分Vadd_cは、例えば正弦波やランダムな信号を用いることができる。重畳成分Vadd_cを加えることで、規則的なスイッチングが分散され、コンバータ11のスイッチングに伴う不快な騒音は低減される。尚、重畳成分生成部8104では、重畳された変調波が搬送波の振幅を超えないように、コンバータ制御器42からの各相電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_refの大きさに応じて重畳成分Vadd_cの大きさを制限することが望ましい。尚、重畳成分Vadd_cを加えることは、コンバータ11のスイッチングに伴う不快な騒音の低減が目的であるため、後述する零相電圧の低減やインバータ12の騒音の低減に対しては必須な構成ではない。
零相電圧算出部8106では、生成されたゲートパルス信号Sr、Ss、Stの総和の平均からコンバータ11の零相電圧Vz_cを算出する(Vz_c=ΣSc/3(但しSc=Sr, Ss, St))。前回比較部8107では、1つ前の段階(前回)の零相電圧Vz_cの値と比較して、前回の零相電圧との差ΔVz_cを算出する。
前回の零相電圧との差ΔVz_cにより、今回同じ電位変化の向きにスイッチングする相の数がわかる(厳密に言えばある1相が第一の電位から第二の電位に変化し、別の1相が第二の電位から第一の電位に変化する場合には打ち消しあって零相電圧は0になるので、前回の零相電圧との差ΔVz_cは実際に同じ電位変化の向きにスイッチングする相の数とは一致しないが、2相以上が同時に同じ電位変化の向きにスイッチングするかどうかを判断するのには支障がない。また、ある1相が第一の電位から第二の電位に変化し、別の2相が第二の電位から第一の電位に同時に変化する場合には打ち消しあって零相電圧は1/3となるが、現実的にはこのようなタイミングでの変化は起こらないので同じく支障がない。)。コンバータ11で2相以上が同時に同じ電位変化の向き(例えば第一の電位から第二の電位に変化する向き)にスイッチングする場合には、零相電圧の変化が大きくなるので、実施例1においては、零相電圧の変化を低減するために、インバータ12でも少なくとも1相をこれと同じタイミングで同じ電位変化の向きにスイッチングさせるよう制御する。そのために、判断部8108では、前回の零相電圧との差ΔVz_cに基づいて、コンバータ11において2相以上が同時に同じ電位変化の向きにスイッチングするかどうかを判断して、該当すれば後述するようにΔVadd_iを算出する。また、該当しない場合でも、零相電圧の変化が大きくなる場合があるので、後述するように逆方向変化抑制部83による処理を行うようにしても良い。尚、判断部8108は、前回の零相電圧との差ΔVz_cを用いるのではなく、ゲートパルス信号Sr、Ss、Stなど別の信号を用いて判断しても良い。
次に、インバータ12の制御について説明する。インバータ12の制御も同様に、インバータ制御器72で作成される各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_refに各相共通の重畳成分Vadd_i(各相共通の零相成分)を加算部8203で加算し、変調波Vu*、Vv*、Vw*を算出する。そして、そして、減算部8202にて、変調波Vu*、Vv*、Vw*から搬送波80を減算して、ゲートパルス信号生成部8201で、その大小によってゲートパルス信号Su、Sv、Swを生成する。ゲートパルス信号Su、Sv、Swは0または1の値をとる。ゲート駆動回路32は、ゲートパルス信号Su、Sv、Swに基づいて、インバータ12のスイッチング素子のスイッチングを制御する。この各相共通の重畳成分Vadd_iにより、一般的な電力変換装置のスイッチングのタイミングとは異なるようにスイッチングを制御する。
零相電圧算出部8206では、生成されたゲートパルス信号Su、Sv、Swの総和の平均からインバータ12の零相電圧Vz_iを算出する(Vz_i=ΣSi/3(但しSi=Su, Sv, Sw))。前回比較部8207では、1つ前の段階(前回)の零相電圧Vz_iの値と比較して、前回の零相電圧との差ΔVz_iを算出する。
前回の零相電圧との差ΔVz_iにより、今回同じ電位変化の向きにスイッチングする相の数がわかる(厳密に言えば前回の零相電圧との差ΔVz_cで説明した通り例外が存在して一致しないが、支障はない)。インバータ12で2相以上が同時に同じ電位変化の向き(例えば第一の電位から第二の電位に変化する向き)にスイッチングする場合には、零相電圧が大きくなるので、実施例1においては、零相電圧を低減するために、インバータ12では同じ電位変化の向きに1相のみがスイッチングするように他の相のスイッチングを抑制するよう制御することが望ましい。そのために、判断部8208では、前回の零相電圧との差ΔVz_iに基づいて、インバータ12において2相以上が同時に同じ電位変化の向きにスイッチングするかどうかを判断して、該当すれば後述するようにΔVadd_i0を算出する。また、該当しない場合でも、零相電圧が大きくなる場合があるので、後述するように逆方向変化抑制部83による処理を行うようにしても良い。尚、判断部8208は、前回の零相電圧との差ΔVz_iを用いるのではなく、ゲートパルス信号Su、Sv、Swなど別の信号を用いて判断しても良い。
重畳電圧算出部8210は、インバータ12で2相以上が同じ電位変化の向きに同時にスイッチングする場合(判断部8208で該当すると判断された場合)には、インバータ12の1相のみが変化(スイッチング)するように変化するタイミングを補正する制御をする。具体的には、この場合には、例えば、減算部8202の出力を参照して、インバータ12では同じ電位変化の向きに1相のみがスイッチングするように他の相のスイッチングが抑制されるよう、インバータ12の制御に用いる各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_refに重畳するための補正電圧ΔVadd_i0を算出する。例えば、同じ電位変化の向きに同時にスイッチングする相の減算部8202の出力が前回マイナスだったものがプラスに変化してそれぞれ0.1と0.2だった場合、ΔVadd_i0=-0.15とすればよい。この補正電圧ΔVadd_i0により、インバータ12における同時スイッチングを抑制することができ、零相電圧の変化を低減して、零相電流が低減できる。
重畳電圧算出部8209は、コンバータ11で2相以上が同じ電位変化の向きに同時にスイッチングする場合(判断部8108で該当すると判断された場合)には、インバータ12の少なくとも1相が同じ電位変化の向きにスイッチングするように、例えば、減算部8202の出力を参照して、インバータ12の制御に用いる各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_refに重畳するための補正電圧ΔVadd_iを算出する。例えば、減算部8202の出力の大きさと変化方向に基づいて、補正電圧ΔVadd_iを加えた場合に次にスイッチングする予定の相が前倒しでスイッチングするような値にΔVadd_iを算出する。例えば、減算部8202の出力のうち、0に向かって変化している相の出力のうち0に最も近いものが0.1だった場合、ΔVadd_i=-0.11(-0.1以下の値)とすればよい。なお、前述のインバータ12の2相同時スイッチングを抑制するために補正電圧ΔVadd_i0を重畳させる場合には、この分を考慮してΔVadd_iを算出する。この補正電圧ΔVadd_iによって、コンバータ11と同時にインバータ12もスイッチングするので、零相電圧の変化を低減して、零相電流を低減できる。
重畳電圧算出部8209でΔVadd_iを算出した場合には、選択部8205は重畳電圧算出部8209側を選択する。
加算部8204は、補正電圧ΔVadd_iと補正電圧ΔVadd_i0とを加算し、重畳成分Vadd_iとして出力し、前述した通り加算部8203にて各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_refに重畳し、減算部8202、ゲートパルス信号生成部8201によって補正後のゲートパルス信号Su、Sv、Swが算出され、ゲート駆動回路32に出力される。
尚、インバータ12側はコンバータ11側が2相以上同時に同じ電位変化の向きにスイッチングが行われた場合(判断部8108で該当と判定された場合)には、選択部8205で重畳電圧算出部8209で算出された補正電圧ΔVadd_iを選択し、そうではない場合(判断部8108で該当しないと判定された場合)には逆方向変化抑制部83で算出された補正電圧ΔVadd_iに切り替える制御をしている。
逆方向変化抑制部83は、判断部8108で該当しないと判定された場合、または、判断部8208で該当しないと判定された場合に処理が行われる。ここでは、コンバータ11とインバータ12とでそれぞれ1相のみが同時にスイッチングする場合でも、互いに逆方向にスイッチングする場合(一方が第一の電位から第二の電位に変化し、他方がその逆の場合)には、零相電圧の変化により零相電流が流れるため、それを抑制するべく、インバータ12のスイッチングを抑制してスイッチングのタイミングをずらすための補正電圧ΔVadd_iを算出する処理を行っている。換言すれば、コンバータ11側で1相のみがある電位変化の方向に変化するタイミングでは、インバータ12側では1相たりともその逆方向に電位変化しないように制御する。
まず、減算部において、前回の零相電圧との差ΔVz_cから前回の零相電圧との差ΔVz_iを減算したものを零相電圧差の変化分ΔVzとして求めておく。次に、逆方向変化抑制部83は、判断部832において、零相電圧差の変化分ΔVzの絶対値が所定のしきい値より大きいか否かを判断する。この所定のしきい値は、コンバータ11とインバータ12との一方のみにおいて、1相のみがスイッチングした場合の零相電圧の絶対値に設定しておく(この場合は1/3)。
零相電圧差の変化分ΔVzの絶対値は、コンバータ11とインバータ12とでスイッチングがない場合は0、コンバータ11とインバータ12との一方のみにおいて、1相のみがスイッチングした場合は1/3、コンバータ11とインバータ12とでそれぞれ1相のみが同時に同じ電位変化の向きにスイッチングする場合は0になるので、判断部832は該当しないと判断して重畳電圧設定部833で補正電圧ΔVadd_i=0(補正不要)に設定する。この場合、選択部835は重畳電圧設定部833の結果を利用する。
また、零相電圧差の変化分ΔVzの絶対値は、コンバータ11とインバータ12とでそれぞれ1相のみが同時に逆の電位変化の向きにスイッチングする場合は2/3になるので、判断部832は該当すると判断して重畳電圧算出部834で、例えば、減算部8202の出力を参照して、インバータ12におけるスイッチングが抑制されるように補正電圧ΔVadd_iを算出する。例えば、減算部8202の出力のうち、スイッチングする相の出力が0.1だった場合、ΔVadd_i=-0.11(-0.1以下の値)とすればよい。この場合、選択部835は重畳電圧算出部834の結果を利用する。
逆方向変化抑制部83で求められた補正電圧ΔVadd_iは、選択部8205で選択された場合には加算部8204で加算され、あるいは、選択部8205で選択されなかった場合には、その値は用いられず、その後の処理が行われる。
以上の処理を、ゲート駆動回路31、32の入力のサンプリング周期に間に合うように演算して出力する。
ここで、搬送波80はコンバータ11とインバータ12とで同一とした。これは、コンバータ11とインバータ12とで搬送波を同期させることで、平滑コンデンサ41の電流を低減できる効果があるためである。
実施例1の効果を以下で説明する。
まずは零相電流の低減について比較する。ここでは簡単化のため、コンバータ11への重畳成分Vadd_c(図1の8104)は常に0とした場合で説明する。
図2は、従来例として一般的な制御方法の場合の波形を示す波形図である。図3は、従来例として一般的な制御方法の場合の動作を示す波形図である。図2、図3とも、横軸は時刻t[s]である。ここでは、一般的なPWM制御方法である、電圧指令と三角波搬送波を比較してゲートパルス信号を生成する方法の場合を例にしている。図2(a)はコンバータ制御器42からの電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_ref、図2(b)はインバータ制御器72からの電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_refの波形を、搬送波80の大きさで正規化して示している。図2(c)は、コンバータ11の前回の零相電圧との差ΔVz_cとインバータ12の前回の零相電圧との差ΔVz_iとの差である零相電圧差の変化分ΔVzの変化を示す(ΔVz=ΔVz_c-ΔVz_i)。尚、図2(a)は変調率0.25、周波数50Hzであり、図2(b)は変調率0.5、周波数10Hzである。
図2において破線で囲む期間を拡大して、コンバータ11側の各相電圧指令(Vr_ref、Vs_ref、Vr_ref)、ゲートパルス信号(Sr、Ss、St)及び零相電圧Vz_cを図3(a)に、インバータ12側の各相電圧指令(Vu_ref、Vv_ref、Vw_ref)、スイッチングパルス(Su、Sv、Sw)及び零相電圧Vz_iを図3(b)に、零相電圧Vz_cとVz_iとの差Vz(Vz=Vz_c-Vz_i)及びその変化分ΔVzを図3(c)に示す。尚、図3(a)、図3(b)では搬送波も図示した(周波数fc=2kHz)。
図3において一点鎖線で示すt=T1時点ではコンバータ11側で2相(S相とT相)が同時に正電位にスイッチングしたのに対して、インバータ12側ではどの相もスイッチングしていないため、零相電圧の差Vzは2/3(2相分スイッチング)となり、ΔVzも同様となるため、1相だけのスイッチングに比べて大きな零相電流が流れると推定される。
次に、実施例1を適用した場合について説明する。図4は実施例1における波形を示す波形図であり、図5は実施例1における動作を示す波形図であり、それぞれ図2、図3に対応するものがある場合は対応させて示している。
このときのコンバータ制御器42からの各相電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_refを図4(a)に、インバータ制御器72からの各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_ref、インバータ12側の重畳成分Vadd_i、これを重畳して搬送波80と比較する変調波Vu*、Vv*、Vw*を図4(b)に示す。また、コンバータ11側の零相電圧Vz_cとインバータ12側の零相電圧Vz_iとの差Vzの変化分ΔVzを図4(c)に示す。一般的な制御方式の例である図2(c)では、ΔVz=2/3となる時が存在したが、図4(c)ではΔVz<0.5に抑制されている。
図4において破線で囲んだ期間を拡大して、コンバータ11側の各相電圧指令(Vr_ref、Vs_ref、Vr_ref)、ゲートパルス信号(Sr、Ss、St)及び零相電圧Vz_cを図5(a)に、インバータ12側の電圧指令(Vu_ref、Vv_ref、Vw_ref)、ゲートパルス信号(Su、Sv、Sw)及び零相電圧Vz_iを図5(b)に、零相電圧Vz_cとVz_iとの差Vz及びその変化分ΔVzを図5(c)に示す。図5(c)の変化分ΔVzにおいて破線で囲んだ部分が抑制され、零相電流を低減できる。
次に、比較例として特許文献4の方式を応用した例について説明する。図6は比較例として特許文献4を応用した場合の波形を示す波形図であり、図7は比較例として特許文献4を応用した場合の動作を示す波形図であり、それぞれ図4、図5に対応するものがある場合は対応させて示している。尚、特許文献4では補正電圧Vadd_iの計算などは示されていないため、仮に実施例1の方式を特許文献4のように「インバータ11で少なくとも1相がスイッチングするときにコンバータ12でも同時にスイッチングさせる」ように変形した場合(判断部8108で少なくとも1相の場合に補正電圧ΔVadd_iを算出させる場合)を比較例として想定した。
図2及び図4と同様に、コンバータ制御器42からの各相電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_refを図6(a)に、インバータ制御器72からの各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_ref、インバータ12側の重畳成分Vadd_i、これを重畳して搬送波80と比較する変調波Vu*、Vv*、Vw*を図6(b)に示す。ここでは、コンバータ11側の全てのスイッチングタイミングにおいて、同じ電位変化になるようにインバータ12側をスイッチングさせるような補正電圧Vadd_iとしている。コンバータ11側の零相電圧Vz_cとインバータ12側の零相電圧Vz_iとの差Vzの変化分ΔVzを図6(c)に示すが、全てのスイッチングタイミングにおいてコンバータ11側の零相電圧の変化と合わせてインバータ12側もスイッチングしているため零相電圧差の変化分ΔVzは常に0であり、零相電流は大幅に低減されている。
図6において破線で囲んだ期間を拡大して、コンバータ11側の各相電圧指令(Vr_ref、Vs_ref、Vr_ref)、ゲートパルス信号(Sr、Ss、St)及び零相電圧Vz_cを図7(a)に、インバータ12側の各相電圧指令(Vu_ref、Vv_ref、Vw_ref)、ゲートパルス信号(Su、Sv、Sw)及び零相電圧Vz_iを図7(b)に、零相電圧Vz_cとVz_iとの差Vz及びその変化分ΔVzを図7(c)に示す。零相電流については大幅な低減効果がある。
しかしながら、図6、図7に示した比較例では、スイッチングの騒音において問題がある。各方式において、騒音に寄与する電動機端子電圧(インバータ12側の零相電圧と各相の端子電圧との差)を高調波解析(FFT解析)した結果を図8に示す。尚、ここでもVadd_cは0としている。縦軸は振幅比、横軸は周波数f[kHz]である。図8(1)は一般的なPWM制御(電圧指令値への重畳なし)の場合で、搬送波周波数(2kHz)の2倍(4kHz)近傍及び3倍(6kHz)近傍の成分が大きく発生している。これに対して図8(2)に示す本発明の実施例1では、 4kHz近傍の成分が低減されている。一方、図8(3)に示す特許文献4を応用した例では、4kHz近傍、6kHz近傍は低減されているものの、8kHz近傍に大きな振幅があり特定の周波数成分の騒音があるとともに、低周波成分が出る弊害がある。図8(2)の振幅比の最大値は図8(1)、図8(3)の振幅比の最大値と比べて低減されており、騒音の低減に効果があることがわかる。
図8(2)で騒音が低減されている理由は、補正電圧Vadd_iによりインバータ12における規則的なスイッチングのタイミングが分散されたことによる。尚、図8(3)でも4kHzではスイッチングのタイミングの分散による騒音低減の効果が見られるが、コンバータ11の全てのスイッチングタイミングでインバータ12のスイッチングも同期させているためスイッチングのタイミングに制約を受け、逆に8kHzにおいて騒音が大きくなってしまうという問題がある。実施例1のようにコンバータ11で2つ以上の相が同じ電位変化の向きに同時にスイッチングする場合にインバータ12のスイッチングを補正することで、タイミングの制約を緩和し、零相電流低減の効果は弱まるものの、結果として騒音を低減できる。
このように、実施例1の電力変換装置では、零相電流低減と耳障りな騒音の低減との両立を図ることが可能である。
尚、実施例1において、インバータ12で2つ以上の相が同じ電位変化の向きに同時にスイッチングする場合にコンバータ11のスイッチングを補正するように構成しても良い。この場合、インバータ12側ではコンバータ11のスイッチングに伴うスイッチングのタイミングの補正は行わない。また、インバータ12の騒音抑制のために、正弦波やランダムな信号を各相電圧指令Vu_ref、Vv_ref、Vw_refに重畳させても良い。
本発明の実施例2を図9に示す。実施例1と同じ部分の説明は省略して相違点のみ説明する。実施例2では、コンバータ11の搬送波801がインバータ12の搬送波802よりも低い周波数とした。この場合でも実施例1と同様の効果が得られる。搬送波周波数の低いコンバータ11側ではインバータ12側のスイッチングに合わせて補正を行うと、搬送波801で決めたスイッチング回数よりも多くなり損失が増大する可能性があるため、搬送波周波数の高いインバータ12側のみ、コンバータ11のスイッチングに応じて補正電圧ΔVadd_iを加算して重畳するようにした。なお、この場合の波形としては、実施例1に比べてインバータ12側の搬送波802の周波数が高くなるが効果としては同様であるため、波形の図示による説明は省略する。
本発明の実施例3を図10に示す。ここでは図1との相違する点のみを説明する。上記の実施例1及び実施例2では、零相電流低減のために重畳させる補正を行うのはインバータ12側のみであったが、この例ではコンバータ11側でもインバータ側と同様の補正を行う。すなわち、インバータ12側が2相以上同時に同じ電位変化の向きにスイッチングをする場合、判定部8208で該当すると判定し、重畳電圧算出部8109において重畳電圧算出部8209と同様の方法でコンバータ11側の補正電圧ΔVadd_cを算出する。この補正電圧ΔVadd_cを選択部8205と同様な選択部8105で選択する。そして、加算部8103で補正電圧ΔVadd_cを重畳成分Vadd_cとして各相電圧指令Vr_ref、Vs_ref、Vt_refに加算し、変調波Vr*、Vs*、Vt*を算出する。一方、インバータ12側で2相以上同時に同じ電位変化の向きにスイッチングが行われない場合(判断部8108で該当しないと判定された場合)には逆方向変化抑制部83の重畳電圧設定部831で補正電圧ΔVadd_c=0とし、選択部8105では重畳電圧設定部831の結果を利用する。
この場合はコンバータ側重畳成分もインバータ12側のスイッチングによって変化するが、その効果及び動作は図4及び図5のインバータ12側と同じであるため詳しい説明は省略する。
尚、インバータ12側の制御については、重畳電圧算出部8210における補正電圧ΔVadd_i0の算出は行われず、加算部8204も不要となり、補正電圧ΔVadd_iがそのまま重畳成分Vadd_iとして用いられる。
本発明の実施例4を図11に示す。これは、特許文献1、2のように搬送波周波数を拡散させて、不快な騒音を抑制した場合に、本発明を適用した例である。実施例1〜3と異なる点のみ説明する。ここでは実施例1の構成をベースにして、搬送波80を周波数拡散部84で周波数を拡散させる。これに伴い、重畳成分生成部8104と加算部8103による重畳成分Vadd_cの重畳は不要となる。周波数拡散の方法については、特許文献1、2に記載の方法を用いればよいので説明は省略する。
この場合の利点は、騒音抑制のための周波数分散は搬送波80の周波数を拡散させることで対応できるので、各相電圧指令に重畳成分Vadd_iを重畳させる目的を零相電圧差の変化分ΔVzの低減に対応させればよく、両立が図りやすいという点である。特に変調率が高い場合には、重畳する重畳成分Vadd_iの許容範囲、すなわち変調波Vu*、Vv*、Vw*の絶対値が1を超えない範囲が狭くなってしまうが、搬送波80の周波数を拡散させる方法と各相電圧指令に重畳成分を重畳させることによる零相電流低減とを両方使えるので両立を図りやすいという利点がある。
この例に関しても効果は同じなので、波形図示による説明は省略する。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これまでの各実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いても良い。
11:コンバータ(変換回路)
12:インバータ(変換回路)
21:電源
22:電動機
31、32:ゲート駆動回路
41:平滑コンデンサ
42:コンバータ制御器
5:フィルタ回路
51、52:リアクトル
53:対地コンデンサ
61、62:電流検出器
7:速度制御器
71:速度検出器
72:インバータ制御器
8:PWM制御器
91、92:対地浮遊容量

Claims (9)

  1. 第一の電位と第二の電位とを有する直流回路と、
    第一の多相交流と前記直流回路との間に接続されスイッチング素子により直流と交流との間で電力を変換する第一の変換回路と、
    第二の多相交流と前記直流回路との間に接続されスイッチング素子により直流と交流との間で電力を変換する第二の変換回路と、
    前記第一の変換回路と前記第二の変換回路とを制御する制御器とを有する電力変換装置において、
    前記制御器は、前記第一の変換回路の2つ以上の相が前記第一の電位から前記第二の電位に同時に変化するタイミングで、前記第二の変換回路の少なくとも1つの相も前記第一の電位から前記第二の電位に変化させるよう制御することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、
    前記制御器は、前記第二の変換回路の2つ以上の相が前記第一の電位から前記第二の電位に同時に変化するタイミングで、前記第一の変換回路の少なくとも1つの相も前記第一の電位から前記第二の電位に変化させるよう制御することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1において、
    前記制御器は、前記第二の変換回路の2つ以上の相が前記第一の電位から前記第二の電位に同時に変化しようとする場合に、前記第二の変換回路の1つの相のみが変化するように変化するタイミングを補正する制御をすることを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1から3の何れかにおいて、
    前記第一の変換回路の1つの相のみが前記第一の電位から前記第二の電位に変化するタイミングでは、前記第二の変換回路の1相たりとも前記第二の電位から前記第一の電位に変化しないように制御することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1から4の何れかにおいて、
    前記制御器は、前記第一の変換回路と前記第二の変換回路とを周波数が同じ搬送波を用いてパルス幅変調制御することを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項5において、
    前記制御器は、前記搬送波を周波数拡散して制御に用いることを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項1または3において、
    前記制御器は、前記第一の変換回路と前記第二の変換回路とを周波数の異なる搬送波を用いてパルス幅変調制御するとともに、前記第一の変換回路の制御に用いられる搬送波の周波数は前記第二の変換回路の制御に用いられる搬送波の周波数よりも低いことを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項1または3において、
    前記制御器は、前記第一の変換回路を、変調波と搬送波とを比較してパルス幅変調制御するとともに、前記第一の変換回路の制御に用いられる各相電圧指令に正弦波またはランダムな信号の重畳成分を重畳して前記変調波とすることを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項1から8の何れかにおいて、
    前記第一の変換回路は交流側が電源に接続されるコンバータであり、前記第二の変換回路は交流側が電動機に接続されるインバータであることを特徴とする電力変換装置。
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