JP5877314B2 - 電子部品実装システムおよび電子部品実装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、湿度管理を必要とする湿度管理対象部品を含む電子部品を基板に実装する電子部品実装システムおよびこの電子部品実装システムにおける電子部品実装方法に関するものである。
電子部品を基板に実装して実装基板を製造する電子部品実装システムでは、複数品種の基板を対象として多種類の電子部品が実装されるため、部品供給部門には膨大な種類・数量の電子部品が準備され保管されている。部品実装の生産現場では、このような部品在庫を適正に管理することが生産コスト低減の上できわめて重要となるため、従来より電子部品を保持したテープリールなど現物部品をバーコードなどの識別手段によって個別に識別し、これらの識別情報を集約して部品倉庫からの出庫時や生産装置への供給時、さらには部品倉庫への戻し入れ時などにおいて部品在庫状態を正しく把握し、在庫管理をシステム化する取り組みが行われている(例えば特許文献1,2,3参照)。これにより、過剰な在庫を抱えることによる資金的な無駄や、在庫過小による部品切れに起因する生産停止などのトラブルを防止することができる。
特開平4−267472号公報 特開平7−44626号公報 特開2001−127487号公報
ところで実装基板を構成する電子部品には、予め樹脂によって封止されたパッケージ部品があり、これらのパッケージ部品には湿度がリフロー後の実装品質に及ぼす影響が大きい湿度感受性の高いデバイス(Moisture Sensitive Device 以下MSDと略記)が存在する。このようなMSDは、吸湿を防止して乾燥状態を維持するために規格によって定められた包装状態で保管され、一旦包装が解かれたMSDは、部品種に応じて個別に規定された使用可能時間内にリフローまでの過程を完了しなければならない。
しかしながら上述の先行技術例を含め、従来技術においてはこのような特性を有するMSDの保管および使用は、生産現場の作業員の手作業による記録もしくは単なる記憶に委ねられていた。このため規定された使用可能時間を厳密に遵守することが難しく、リフロー後の実装品質を確実に担保しようとすればまだ使用できる可能性があるものを含めて廃棄処分するか、あるいは除湿のための再乾燥処理を高頻度で実行することなど、生産性向上やコスト低減の妨げとなる事態を余儀なくされていた。このため従来よりMSDのような湿度管理対象部品の使用を適正に管理するためのシステムの確立が望まれていた。
そこで本発明は、湿度管理対象部品の使用を適正に管理することができる電子部品実装システムおよびこの電子部品実装システムにおける電子部品実装方法を提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装システムは、基板に電子部品を実装して実装基板を製造する電子部品実装システムであって、電子部品実装装置によって湿度管理を必要とする湿度管理対象部品を含む電子部品を実装するための部品実装作業を行う電子部品実装ラインと、電子部品の所在情報をリール単位で記憶する所在情報記憶部と、電子部品の所在情報を前記所在情報記憶部に記憶させる所在情報書き込み手段と、前記湿度管理対象部品が大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時して累積露出時間を記録する露出時間管理部と、前記湿度管理対象部品について設定された露出限界時間と前記露出時間を比較し、露出限界時間を超過した湿度管理対象部品のリールが装備されている電子部品実装装置を前記所在情報によって特定するとともに当該電子部品実装装置による作業を停止させる実装ライン制御部とを備え、前記露出時間管理部は、前記所在情報書き込み手段によって湿度管理対象部品のリールについて登録される所在情報が電子部品を低湿度環境で保管するドライボックスに関する情報である場合には、当該湿度管理対象部品についての露出時間の計時を停止する
本発明の電子部品実装方法は、湿度管理を必要とする湿度管理対象部品を含む電子部品を、電子部品実装装置を有する電子部品実装システムによって基板に実装する電子部品実装方法であって、電子部品の所在情報をリール単位で所在情報記憶部に登録しておくとともに、前記湿度管理対象部品が大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時し、前記湿度管理対象部品について設定された露出限界時間と前記露出時間を比較し、露出限界時間を超過した湿度管理対象部品のリールが装備されている電子部品実装装置を前記所在情報によって特定するとともに当該電子部品実装装置による作業を停止させ、電子部品を低湿度環境で保管するドライボックスに湿度管理対象部品のリールを保管する間は、当該湿度管理対象部品についての露出時間の計時を停止する
本発明によれば、湿度管理を必要とする湿度管理対象部品が大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時し、湿度管理対象部品について設定された露出限界時間と露出時間を比較し、露出限界時間を超過した湿度管理対象部品のリールが装備されている電子部品実装装置を特定するとともに当該電子部品実装装置による作業を停止させ、電子部品を低湿度環境で保管するドライボックスに湿度管理対象部品のリールを保管する間は、湿度管理対象部品についての露出時間の計時を停止することにより、湿度管理対象部品の使用を適正に管理することができる。
本発明の一実施の形態の電子部品実装システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおける材料管理を示す模式図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおける材料管理テーブルの説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおける部品チェックイン処理を示すフロー図 本発明の一実施の形態の電子部品実装システムにおけるフィーダセットアップ処理を示すフロー図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1を参照して、電子部品実装システム1の構成を説明する。電子部品実装システム1は基板に電子部品を実装して実装基板を生産する機能を有しており、基板供給装置M1、基板受渡装置M2、半田印刷装置M3、第1電子部品実装装置M4、第2電子部品実装装置M5、リフロー装置M6および基板回収装置M7を直列に連結して構成された部品実装ライン1aを備えている。
部品実装ライン1aによる部品実装作業においては、基板供給装置M1によって供給された基板は基板受渡装置M2を介して半田印刷装置M3に搬入され、ここで基板に部品接合用の半田をスクリーン印刷する半田印刷作業が行われる。スクリーン印刷後の基板は第1電子部品実装装置M4、第2電子部品実装装置M5に順次受け渡され、ここで半田印刷後の基板に対して電子部品を搭載する部品搭載作業が実行される。そして部品搭載後の基板はリフロー装置M6に搬入され、ここで所定の加熱プロファイルにしたがって加熱されることにより部品接合用の半田が溶融固化する。これにより電子部品が基板に半田接合されて基板に電子部品を実装した実装基板が完成し、基板回収装置M7に回収される。
上述の部品実装ライン1aによる部品実装作業の実行に際しては、実装対象の電子部品は電子部品実装システム1に並設された部品保管エリア6から出庫され、部品実装ライン1aに使用するための所定の段取り作業が外段取りエリア7にて行われた後に、部品実装ライン1aに供給される。ここではキャリアテープに保持されてリール8(図2参照)に卷回状態で収納された状態の部品を対象としており、部品保管エリア6から取り出されたリール8は外段取りエリア7にて部品供給ユニットを構成するテープフィーダ9(図2参照)にセットされた後に、部品実装ライン1aの第1電子部品実装装置M4、第2電子部品実装装置M5に供給される。そして所定の部品実装作業実行後に残った未消費部品は、再びテープフィーダ9から取り外されて部品保管エリア6に戻し入れされる。すなわち本実施の形態においては、電子部品実装装置は、リール8をテープフィーダ9にセットした構成の部品供給ユニットを介して電子部品を供給する構成となっている。
基板供給装置M1〜基板回収装置M7の各装置は通信ネットワーク2を介してライン管理システム3に接続されており、さらにライン管理システム3は電子部品実装システム1を統括して制御するシステム管理コンピュータの部材管理部4、記憶部5と接続されている。部材管理部4は、上述のリール8の部品保管エリア6への受け入れ、出庫および戻し入れの各作業を含む部材管理のために必要な処理を実行する機能を有しており、記憶部5はこの処理において必要な情報を記憶する機能を有している。
電子部品実装システム1においては、部品実装作業に使用されるリール8に関する情報は、所在場所を特定する所在情報を含めて部材管理部4によって管理され、記憶部5に記憶される。すなわち、部品保管エリア6、外段取りエリア7におけるリール8についての所在情報は、無線LANを介して部材管理部4に伝達され、部品実装ライン1aの各装置におけるリール8の所在情報は、通信ネットワーク2、ライン管理システム3を介して部材管理部4に伝達され、記憶部5に書き込まれる。したがって記憶部5は、電子部品の所在情報をリール単位で記憶する所在情報記憶部となっており、通信ネットワーク2、ライン管理システム3および部材管理部4は、電子部品の所在情報を所在情報記憶部に記憶させる所在情報書き込み手段として機能する。
本実施の形態においては、実装対象となる電子部品として、湿度感受性が高く吸湿を防止するための管理対象となる湿度管理対象部品(以下、MSDと略記する)が含まれており、部品保管エリア6による電子部品のリール8の保管および部材管理部4による部材管理処理において、MSDを対象として実効的な湿度管理を行うための機能が取り入れられている。以下、電子部品実装システム1においてこのような部材管理および湿度管理のために各部に設けられた機能について、図2を参照して説明する。
図2において、部品保管エリア6にはキャリアテープを収納したリール8を3種類の異なる形態でそれぞれ保管する保管棚21、ドライボックス22、乾燥装置23が設置されている。保管棚21はリール8を常温・常湿の通常雰囲気で保管するものであり、内部にはリール8を並列縦姿勢で収納するための収納板21aが複数段設けられている。各収納板21aにはそれぞれを個別に特定するためのバーコードラベル10Cが貼付されている。
ドライボックス22は、MSDを収納したリール8を当該MSDについて規定された湿度管理レベルで保管するものであり、内部湿度を常に規定の低湿度状態に保つ湿度調節機能を備えている。乾燥装置23は、大気暴露により一旦吸湿して使用不可とされたMSDを除湿して再使用可能にするための加熱乾燥機能を備えている。そしてドライボックス22、乾燥装置23にはそれぞれを特定するためのバーコードラベル10D,10Eが貼付されている。
保管棚21、ドライボックス22、乾燥装置23からリール8を取り出す出庫時、使用後のリール8を戻し入れる戻入時には、その都度出庫・戻入の対象となるリール8に貼付されたバーコードラベル10Aおよび保管棚21、ドライボックス22、乾燥装置23を特定するバーコードラベル10C,10D,10Eを、携帯端末のバーコードリーダ11によって読み取る。そして読み取られた結果は、無線LAN機能によって部材管理部4に対して送信される。
ここで、外段取りエリア7において実行される外段取り作業について説明する。本実施の形態においては、リール8に卷回された状態で供給されるキャリアテープをピッチ送りする機能を有するテープフィーダ9に、装置装着前に予めリール8をセットするリール8のセットアップ作業が外段取り作業に該当する。すなわち外段取りエリア7では、部品保管エリア6にて保管棚21、ドライボックス22、乾燥装置23から取り出されて出庫されたリール8をテープフィーダ9にセットして、部品供給ユニット9*を構成するフィーダセットアップ作業が行われる。このとき、リール8、テープフィーダ9にそれぞれ貼付されたバーコードラベル10A、10Bがバーコードリーダ11によって読み取られ、読み取り結果は同様に無線LAN機能によって部材管理部4に対して送信される。
部材管理部4は内部処理機能としてチェックイン処理部12、外段取り処理部13、露出時間管理部14を備えており、さらに部品保管エリア6、外段取りエリア7など電子部品実装システム1内の領域において操作されたバーコードリーダ11などの携帯式の入力端末から入力されたデータを受信する受信装置15 を備えている。チェックイン処理部12は、部品保管エリア6における部品の入庫処理、すなわち新たに受け入れられたリール8の登録や、すでに登録済みで一部が使用された後に未消費部品として戻し入れされる残部品を有するリール8を受け入れる際の再登録など、部品保管エリア6によってリール8を受け入れる際の記録処理を行う。
外段取り処理部13は、外段取りエリア7にて実行されるリール8のテープフィーダ9へのセットアップに際して必要とされるデータ処理、例えばセットアップ作業過程において対応するリール8、テープフィーダ9から読み取られ、受信装置15によって受信されたバーコードデータを照合して組み合わせの正否を確認するとともに、これらのバーコードデータをリンクさせたセットアップ情報を作成する処理などを実行する。
露出時間管理部14は、部品保管エリア6から取り出されて部品実装ライン1aで使用される電子部品のうち、MSDに該当する部品が大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時して累積露出時間を記録する。ここでは、部品保管エリア6から出庫されたリール8が、バーコードリーダ11が部品IDを読み取ることによってMSDに該当すると判断されることにより、露出時間のカウントアップの対象となる。また使用後のリール8がドライボックス22、乾燥装置23のいずれかに収納されてバーコードリーダ11からその旨を示す信号が部材管理部4に送信されることにより、カウントアップの中断がコントロールされる。
露出時間管理部14によって求められた累積露出時間はライン管理システム3に伝達される。ここでライン管理システム3は、当該MSDについて設定された露出限界時間とその時点における累積露出時間を比較し、累積露出時間が既にその露出限界時間を超過したMSDの有無を確認する。そして既に露出限界時間を超過したMSDの存在を確認した場合には、当該MSDのリール8が装備されている第1電子部品実装装置M4、第2電子部品実装装置M5を、記憶部5に記憶されている所在情報によって特定するとともに、当該電子部品実装装置による作業を停止させる処理を実行する。上記構成においてライン管理システム3は、MSDについて設定された露出限界時間と露出時間を比較し、露出限界時間を超過したMSDのリール8が装備されている電子部品実装装置を所在情報によって特定するとともに当該電子部品実装装置による作業を停止させる実装ライン制御部となっている。
記憶部5は、ライン管理システム3から伝達される生産管理用、実装動作実行用の各種のデータならびに部材管理部4が受信装置15を介して取得し前述の内部処理機能によって処理された各種のデータを記憶する。これらのデータは、生産計画情報記憶部16、材料管理情報記憶部17、湿度管理レベル記憶部18、保管場所データ記憶部19およびインベントリ情報記憶部20に記憶されている。
生産計画情報記憶部16は、ライン管理システム3から伝達される生産計画情報、すなわち生産対象となる基板の品種名、生産枚数、生産開始・終了予定日時などを記憶する。材料管理情報記憶部17は、電子部品実装システム1の各領域に存在する部品についての管理情報を一元的に記憶する。本実施の形態においては、これらの管理情報は図3に示す材料管理テーブル30の形態で記憶されている。材料管理テーブル30は、部品を個々に特定する部品ID31に、当該部品の部品名32のほか、残数33、所在情報34、MSDフラグ35、露出限界時間36、露出時間37を対応させた構成となっている。
残数33は当該部品が残存する数量を示しており、所在情報34は部品ID31に対応する電子部品の所在区分・位置を示すものであり、保管場所ID、フィーダID、装置IDおよび部品供給部のスロットNo.が所在情報として記憶されている。すなわちリール8が部品保管エリア6に保管されている場合には、保管棚21。ドライボックス22、乾燥装置23などの保管場所を特定する保管場所ID、外段取りエリア7においてリール8が外段取り作業中である場合にはセットアップ作業中のテープフィーダ9を特定するフィーダID、リール8が既に部品実装ライン1aに装着されて使用されている場合には、フィーダ装着作業時に読み込まれた情報、すなわち第1電子部品実装装置M4、第2電子部品実装装置M5のいずれかを示す装置ID、当該8がセットされたテープフィーダ9のフィーダIDおよび当該テープフィーダ9が装着された部品供給部のスロットNo.が、リール8の所在情報に付記されて記憶される。ここで、部品ID「0005」、「0006」のように、所在が部品実装ライン1aである場合の残数33については、装置稼働中の第1電子部品実装装置M4、第2電子部品実装装置M5によって消費される部品数が順次減算され、ライン管理システム3を介してリアルタイムで更新される。
MSDフラグ35は、当該部品が湿度管理対象部品であるMSDに該当するか否かを、ON・OFF信号によって識別するフラグ情報の形で示すものである。ここでは、部品IDが「0004」,「0005」である部品名「BBB」がMSDに該当し、MSDフラグ35ではON信号が記憶されている。そしてこれらのMEDに該当する部品ID「0004」の部品は部品保管エリア6においてドライボックス22(保管場所ID101)にて保管され吸湿の進行が防止される。また部品ID「0005」の部品は既にID#3のフィーダに装着され、装置ID#2の第2電子部品実装装置M5においてスロットNo.11に所在し、露出時間が進行する状態にある。
露出限界時間36は部品がMSDである場合に、当該電子部品を支障なく使用することが可能な露出時間の限界を示す露出限界時間が記憶される。露出限界時間36は部品種類に対応して個別に規定され、ライン管理システム3から部材管理部4に伝達される。露出時間37には、露出時間管理部14によって計時された露出時間を累積加算した累積露出時間が記憶される。露出時間管理部14による露出時間の計時は、前述の所在情報書き込み手段によってMSDのリール8についての所在情報としてテープフィーダ9の情報を登録すること、すなわちリール8がテープフィーダ9にセットされたことがバーコードリーダ11によって読み取られ、その読み取り結果が部材管理部4の材料管理情報記憶部17に所在情報34として書き込まれたタイミングを起点として、当該リール8についての露出時間の計時を開始する。
ここで、部品ID「0004」の部品「BBB」のように、部品保管エリア6においてドライボックス22に保管されていて、MSDフラグ35がドライボックス22に関する情報である場合には、露出時間管理部14は当該リール8に収納されている電子部品の吸湿は防止されていると判断し、当該MSDについての露出時間の計時を停止する。また前述の所在情報書き込み手段によってMSDのリール8について登録される所在情報が、電子部品の湿気を除去する乾燥装置23に関する情報である場合には、露出時間管理部14は当該リール8に収納されている電子部品の吸湿状態は改善されている判断し、乾燥装置23での処理時間に応じて当該MSDについての露出時間を減ずる。このとき処理時間が累積露出時間に対して十分な時間であれば、累積露出時間は0にリセットされる。
湿度管理レベル記憶部18は、電子部品実装システム1にて使用対象となるMSDについて、それぞれの種別毎に定められた管理レベルに応じた限界露出時間を記憶する。前述の実装ライン制御部による露出時間管理においては、露出時間管理部14によって計時された累積露出時間と湿度管理レベル記憶部18から読み出された限界露出時間とを比較することにより、該当する電子部品実装装置による部品実装作業を停止させるか否かが判定される。
保管場所データ記憶部19は、部品保管エリア6における保管場所IDと実際の保管場所との対応関係を記憶する。ここでは、保管棚21、ドライボックス22、乾燥装置23がそれぞれ保管場所ID1、保管場所ID101、保管場所ID102と対応している(図2参照)。インベントリ情報記憶部20は、生産対象となる基板種を対象とした部品実装作業にて使用するリール8やテープフィーダ9に関する情報を記憶する。これらの情報には、外段取りエリア7におけるリール8とテープフィーダ9の組み合わせを示すセットアップ情報も含まれる。
次に電子部品実装システム1によって実行される電子部品実装方法について、図4、図5を参照して説明する。この電子部品実装方法においては、電子部品の所在情報をリール単位で所在情報記憶部に登録しておくとともに、湿度管理対象部品であるMSDが大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時し、MSDについて設定された露出限界時間と露出時間を比較し、露出限界時間を超過したMSDのリール8が装備されている電子部品実装装置を所在情報によって特定するとともに当該電子部品実装装置による作業を停止させるようにしている。
まず部品保管エリア6における電子部品の入庫に際して、チェックイン処理部12によって実行されるチェックイン処理の詳細について図4を参照して説明する。このチェックイン処理の対象となる電子部品は、未使用の新たな電子部品を部品保管エリア6に受け入れる場合、部品実装ライン1aにて使用が開始された後に残部品として戻し入れされる場合のいずれも含まれる。
まず図4に示すように、部品保管エリア6に搬入された電子部品の部品IDがバーコードリーダ11によって読み取られる(ST1)。読み取り結果は無線LANを介して部材管理部4に伝達され、チェックイン処理部12が部材管理部4の材料管理情報記憶部17を参照することにより、当該電子部品が未登録部品であるか否かを判定する(ST2)。ここで未登録の新たな部品である場合には、新規登録を行う(ST3)。すなわち、読み取られた部品IDをキーとして、シリアルNo.部品名32、リール当たり部品数量を示す入数、MSDフラグ35が自動的に上位システムから読み込まれ材料管理テーブル30に書き込まれる。これにより、図3の材料管理テーブル30に示す残数33が更新され、MSDフラグ35が表示されるとともに、当該電子部品がMSDである場合には湿度管理レベル記憶部18に記憶されたMSDレベルに応じた露出限界時間36が書き込まれる。
また(ST2)にて登録済みと判定された場合には、材料管理テーブル30を参照してMSD(湿度管理対象部品)であるか否かを判定する(ST4)。ここで当該電子部品がMSDではない通常部品である場合には保管場所は保管棚21となることから、当該電子部品を収納したリール8を保管棚21のいずれかの収納板21aに収納するとともに、収納板21aに添付されたバーコードラベル10Cを保管場所IDとしてバーコードリーダ11によって読み取る(ST5)。
また(ST4)において当該電子部品がMSDであると判定された場合には、材料管理テーブル30の露出限界時間36、露出時間37を参照することにより、露出限界時間を超過しているか否かを判定する(ST6)。そして露出限界時間を既に超過している場合には、その電子部品はそのままでは使用することができないため、その旨報知する(ST7)。
また露出限界時間を未だ超過しておらず使用OKと判断された場合には、その時点における当該部品の累積露出時間から適切な保管場所、すなわち保管棚21、ドライボックス22、乾燥装置23のいずれに保管すべきかを作業者が判断し、適切と判断された保管場所に当該電子部品を収納する。例えば露出限界時間に十分な余裕があり実際の使用時まで大気曝露が許容されると判断した場合には、保管棚21による通常保管が選択される。また露出限界時間に余裕がなく大気曝露が制限されると判断した場合にはドライボックス22による保管が選択される。さらに累積露出時間が露出限界時間に近づいているかまたは既に超過している場合には、除湿のための乾燥処理が必要と判断して乾燥装置23による保管が選択される。
次いでその保管場所に貼付されたバーコードラベル10(バーコードラベル10C、10D、10Eのいずれか)を保管場所IDとしてバーコードリーダ11によって読み取る(ST8)。そして(ST5)、(ST8)における保管場所ID読み取り結果に基づいて、それぞれ所在情報の登録が行われる(ST9)、(ST10)。すなわち、(ST9)においては、図3の材料管理テーブル30に示す部品IDが「0001」,「0003」の部品名「AAA」のように、保管場所ID1が所在情報34として登録される。
またMSDについては、(ST10)の後に保管種別確認が行われる(ST11)。すなわち保管棚21による通常保管が確認された場合には、通常部品と同様に、保管場所ID1が所在情報34として登録される。またドライボックス22による保管が確認された場合には、図3の材料管理テーブル30に示す部品IDが「0004」の部品名「BBB」のように、ドライボックス22を示す保管場所ID101を所在情報34として登録するとともに、露出時間管理部14による露出時間のカウントを停止する(ST12)。すなわち露出時間管理部14は、所在情報書き込み手段によってMSDのリール8について登録される所在情報が、電子部品を低湿度環境で保管するドライボックス22に関する情報である場合には、当該MSDについての露出時間の計時を停止する処理を行う。
そして乾燥装置23による保管が確認された場合には、作業者に対して操作盤面の画面表示などによって乾燥時間入力要求がなされ(ST13)、これに対し作業者は当該MSDについて適正と判断した乾燥時間を入力する(ST14)。これにより、露出時間のカウントが停止されるとともに、入力された乾燥時間経過後には当該MSDについての露出時間の再設定、すなわち累積露出時間から乾燥保管によって除湿された分だけ累積露出時間を減算、または0にリセットする処理が行われる(ST15)。すなわち、露出時間管理部14は、所在情報書き込み手段によってMSDのリール8について登録される所在情報が、電子部品の湿気を除去する乾燥装置23に関する情報である場合には、乾燥装置23での処理時間に応じて当該MSDについての露出時間を減ずる処理を行う。
次に図5を参照して、外段取りエリア7にて実行される外段取り作業としてのフィーダセットアップ処理について説明する。まず、部品保管エリア6から出庫されて外段取りエリア7に移動した電子部品のリール8に付された部品IDを読み取る(ST21)。次いで読み取り結果を記憶部5のインベントリ情報記憶部20に記憶された部品情報と照合して、適正部品であるか否かをチェックする(ST22)。ここで照合結果がNGである場合には、電子部品が異なっている旨のエラー通知がなされ(ST23)、フィーダセットアップを終了する。
(ST22)にて照合結果がOKであれば、次に材料管理テーブル30のMSDフラグ35を参照することにより、当該電子部品がMSD(湿度管理対象部品)であるか否かが確認される(ST24)。ここで、Yesであり当該電子部品がMSDに該当する場合には、部材管理部4の露出時間管理部14によって露出時間カウントが開始される(ST25)。なお、露出時間のカウントの対象としては、未使用のMSDのリール8をテープフィーダ9にセットする場合と、ドライボックス22や乾燥装置23に一旦保管されたリール8をテープフィーダ9にセットする場合とがあり、いずれの場合も図5に示すフィーダセットアップの都度、露出時間の計時が開始される。すなわちMSDのリール8を部品供給ユニットを構成するテープフィーダ9に装着する作業を行なう際に、当該MSDについて露出時間の計時を開始するようにしている。
そして現在までの累積露出時間を記憶部5の湿度管理レベル記憶部18に記憶された露出限界時間と比較し、露出限界時間を超過しているか否かが判断される(ST26)。ここで既に露出限界時間を超過している場合には、当該電子部品が使用不可である旨を作業者に無線LANなどを介して通知し(ST27)、これにより当該電子部品を対象としたフィーダセットアップを終了する。すなわち本実施の形態においては、MSDのリール8を部品供給ユニットを構成するテープフィーダ9に装着する作業を行なう際に、当該リール8の露出時間が露出限界時間を超過している場合はその旨報知するようにしている。
また(ST26)にて露出限界時間を超過しておらずOK判定の場合には、さらに、予め設定された所定時間以内に露出限界時間が到達する可能性についての予測を行う(ST28)。すなわち、当該時点における累積露出時間と当該リール8のMSDを電子部品実装システム1で使い切るのに必要と推測される所要作業予測時間とを比較し、使い切り前に露出限界時間に到達すると予測される場合は、使用期限到達予告によりその旨報知し(ST30)、これにより当該電子部品を対象としたフィーダセットアップを終了する。すなわち本実施の形態では、MSDのリール8を部品供給ユニットを構成するテープフィーダ9に装着する作業を行なう際に、当該リール8の露出時間は露出限界時間を超過していないが、電子部品実装システム1で使い切る前に露出限界時間に到達すると予測される場合はその旨報知するようにしている。
(ST28)にて所定時間以内に露出限界時間が到達する可能性無しとするOK判定がなされた場合には、当該部品を収納したリール8は問題なく使用可能な電子部品であると判定され、テープフィーダ9とのセットアップ作業に移行する。ここではまずセットアップ対象となるテープフィーダ9のフィーダIDが読み取られる(ST29)。なお、(ST24)にてMSDに該当しないと判断された場合には、(ST25)〜(ST28)を経ることなく、(ST29)に移行する。
次いで読み取り結果を記憶部5のインベントリ情報記憶部20に記憶されたフィーダ情報と照合して、当該電子部品と適合する適正なテープフィーダ9であるか否かをチェックする(ST31)。ここで照合結果がNGである場合には、テープフィーダ9が異なっている旨のエラー通知がなされ(ST33)、フィーダセットアップを終了する。そして(ST31)にて照合結果がOKである場合には、セットアップ情報登録および所在情報登録が行われる(ST32)。すなわち、セットアップされた正規のリール8の部品IDとテープフィーダ9のフィーダIDとの組み合わせを示すセットアップ情報が記憶部5のインベントリ情報記憶部20に記憶されるとともに、現在の所在場所を示す所在情報が記憶部5の材料管理情報記憶部17に記憶され、材料管理テーブル30に所在情報34として書き込まれる。
なお上記実施例においては、図5に示すフィーダセットアップの実行途中において、部品ID読み取りによってMSDであることが判明したタイミングから露出時間を計時するようにしているが、露出時間の計時開始のタイミングは、フィーダセットアップの開始後から完了直後までの間であれば、任意に設定することができる。例えば(ST32)に示すセットアップ情報登録および所在情報登録が完了したタイミングで、露出時間の計時を開始するようにしてもよい。すなわちこの場合には、露出時間管理部14は、前述の所在情報書き込み手段によってMSDのリール8についての所在情報として、当該リール8およびテープフィーダ9よりなる部品供給ユニットの情報を登録することをもって当該リール8についての露出時間の計時を開始するようにしている。また露出時間管理部14は、所在情報書き込み手段によってMSDのリール8について登録される所在情報が、電子部品を低湿度環境で保管するドライボックス22に関する情報である場合には、当該MSDについての露出時間の計時を停止する。
上記説明したように、本発明の電子部品実装システムおよび電子部品実装方法では、湿度管理対象部品であるMSDのリール8が部品保管エリア6から出庫されて外段取りエリア7においてテープフィーダ9とのセットアップが行われた後に大気曝露状態にある露出時間を露出時間管理部14によってリール8単位で計時し、当該MSDについて設定され湿度管理レベル記憶部18に記憶された露出限界時間と露出時間を比較し、露出時間が露出限界時間を超過したMSDのリール8が装備されている電子部品実装装置を特定するとともに、当該装置による作業を停止させるようにしたものである。これにより、MSDの使用を適正に管理して、吸湿により劣化した電子部品を使用することに起因する品質不良を防止することができる。
本発明の電子部品実装システムおよび電子部品実装方法は、湿度管理対象部品の使用を適正に管理することができるという効果を有し、湿度管理を必要とする湿度管理対象部品を含む電子部品を実装するための部品実装作業を行う分野において有用である。
1 電子部品実装システム
1a 部品実装ライン
2 通信ネットワーク
8 リール
9 テープフィーダ
10A,10B、10C,10D,10E バーコードラベル
11 バーコードリーダ
15 受信装置
M4 第1電子部品実装装置
M5 第2電子部品実装装置

Claims (10)

  1. 基板に電子部品を実装して実装基板を製造する電子部品実装システムであって、
    電子部品実装装置によって湿度管理を必要とする湿度管理対象部品を含む電子部品を実装するための部品実装作業を行う電子部品実装ラインと、
    電子部品の所在情報をリール単位で記憶する所在情報記憶部と、
    電子部品の所在情報を前記所在情報記憶部に記憶させる所在情報書き込み手段と、
    前記湿度管理対象部品が大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時して累積露出時間を記録する露出時間管理部と、
    前記湿度管理対象部品について設定された露出限界時間と前記露出時間を比較し、露出限界時間を超過した湿度管理対象部品のリールが装備されている電子部品実装装置を前記所在情報によって特定するとともに当該電子部品実装装置による作業を停止させる実装ライン制御部とを備え
    前記露出時間管理部は、前記所在情報書き込み手段によって湿度管理対象部品のリールについて登録される所在情報が電子部品を低湿度環境で保管するドライボックスに関する情報である場合には、当該湿度管理対象部品についての露出時間の計時を停止することを特徴とする電子部品実装システム。
  2. 前記電子部品実装装置は前記リールがセットされた部品供給ユニットを介して電子部品を供給する構成であり、前記露出時間管理部は、前記所在情報書き込み手段によって湿度管理対象部品のリールについての所在情報として部品供給ユニットの情報を登録することをもって当該リールについての露出時間の計時を開始することを特徴とする請求項1記載の電子部品実装システム。
  3. 前記露出時間管理部は、前記所在情報書き込み手段によって湿度管理対象部品のリールについて登録される所在情報が電子部品の湿気を除去する乾燥装置に関する情報である場合には、乾燥装置での処理時間に応じて当該湿度管理対象部品についての露出時間を減ずることを特徴とする請求項1または2に記載の電子部品実装システム。
  4. 前記所在情報書き込み手段は、湿度管理対象部品のリールについての所在情報として部品供給ユニットの情報を登録する処理を行なう際に、当該リールの露出時間が露出限界時間を超過している場合はその旨報知することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の電子部品実装システム。
  5. 前記所在情報書き込み手段は、湿度管理対象部品のリールについての所在情報として部品供給ユニットの情報を登録する処理を行なう際に、当該リールの露出時間は露出限界時間を超過していないが、電子部品実装システムで使い切る前に露出限界時間を経過すると予測される場合はその旨報知することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の電子部品実装システム。
  6. 湿度管理を必要とする湿度管理対象部品を含む電子部品を、電子部品実装装置を有する電子部品実装システムによって基板に実装する電子部品実装方法であって、
    電子部品の所在情報をリール単位で所在情報記憶部に登録しておくとともに、前記湿度管理対象部品が大気曝露状態にある露出時間をリール単位で計時し、前記湿度管理対象部品について設定された露出限界時間と前記露出時間を比較し、露出限界時間を超過した湿度管理対象部品のリールが装備されている電子部品実装装置を前記所在情報によって特定するとともに当該電子部品実装装置による作業を停止させ
    電子部品を低湿度環境で保管するドライボックスに湿度管理対象部品のリールを保管する間は、当該湿度管理対象部品についての露出時間の計時を停止することを特徴とする電子部品実装方法。
  7. 前記電子部品実装装置は前記リールがセットされた部品供給ユニットを介して電子部品を供給する構成であり、湿度管理対象部品のリールを部品供給ユニットにセットする作業を行なう際に、当該湿度管理対象部品について露出時間の計時を開始することを特徴とする請求項記載の電子部品実装方法。
  8. 電子部品の湿気を除去する乾燥装置に湿度管理対象部品のリールを保管した場合は、乾燥装置での処理時間に応じて当該湿度管理対象部品についての露出時間を減ずることを特徴とする請求項6または7に記載の電子部実装方法。
  9. 湿度管理対象部品のリールを部品供給ユニットにセットする作業を行なう際に、当該リールの露出時間が露出限界時間を超過している場合はその旨報知することを特徴とする請求項からのいずれかに記載の電子部品実装方法。
  10. 湿度管理対象部品のリールを部品供給ユニットにセットする作業を行なう際に、当該リールの露出時間は露出限界時間を超過していないが、電子部品実装システムで使い切る前に露出限界時間に到達すると予測される場合はその旨報知することを特徴とする請求項からのいずれかに記載の電子部品実装方法。
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