JP2005216946A - 実装機の部品残数管理方法および同装置 - Google Patents

実装機の部品残数管理方法および同装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 部品集合体を個別識別するバーコード等を付することなく、各フィーダの部品残数を管理する。
【解決手段】 各フィーダを識別するフィーダIDと部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダの部品残数とを互いに関連付けてフィーダデータベースに記憶しておく。実装機にフィーダを装着する際には、装着するフィーダに付されたフィーダIDと、部品集合体に付された部品IDと部品の初期入り数情報とを読み取る。読み取ったフィーダIDと部品IDの組み合わせが前記データベースに記憶されていれば、同データベースに記憶されている部品残数を当該フィーダにおける部品残数とする。一方、読み取った組み合わせが同データベースに記憶されていなければ、読み取った初期入り数情報が示す初期入り数を当該フィーダの部品残数とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、プリント基板上に部品を実装する実装機における部品残数管理方法および同装置等に関する。
従来から、プリント基板上に電子部品を実装する実装機として、部品供給部にセットされたIC等の電子部品を、ヘッドユニットに装備された吸着ヘッドで吸着して、プリント基板上の装着位置に移送して装着するようにしたものが知られている。部品供給部には、一般に、電子部品を順次供給するテープフィーダ等が多数並列して装備されている。各テープフィーダには、チップ状の電子部品が所定間隔毎に多数収納されたテープを巻着した部品集合体としてのリールが適宜セットされるようになっている。
このような実装機における各部品の残数管理方法として、リール番号を記録したバーコードを各リールに取り付けることで、個々のリールを識別し、各リールにおける部品残数を管理する方法が提案されている(下記特許文献1参照)。
特許3322430号公報
しかしながら、テープフィーダにおけるテープリールのように、多数の部品を格納する部品集合体には、一般に、格納している部品の種類を示す情報(部品ID)や、初期入り数を示す情報はバーコード等によって予め付されているが、個々のリールを識別する情報は付されていない。このため、上記方法によると、消耗品である全てのリールに対して、それぞれ異なるリール番号を設定し、これを示すバーコードを順次取り付けていかなければならず、作業の負担が大きかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、部品残数を容易に管理することができる実装機の部品残数管理方法および同装置等を提供することを目的とする。
本発明は、下記の手段を提供する。すなわち、
[1]複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機における部品残数管理方法であって、
各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数とを互いに関連付けてフィーダ状態記憶手段に記憶しておき、
実装機にフィーダを装着する際に、装着するフィーダに付された前記フィーダIDと、当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取り、
読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合し、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新し、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行うことを特徴とする実装機の部品残数管理方法。
[2]実装機にフィーダを装着する際に、前記フィーダIDおよび部品IDとともに、当該部品集合体に付された当該部品集合体に格納された部品の初期入り数情報を読み取り、
読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記初期入り数情報が示す初期入り数を当該フィーダの部品残数とすることを特徴とする前項1に記載の実装機の部品残数管理方法。
[3]前記フィーダ状態記憶手段に記憶される各フィーダの部品残数と、実装機に装着された各フィーダからの部品供給数とに応じて、部品切れ警告を報知することを特徴とする前項1または2に記載の実装機の部品残数管理方法。
[4]複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機における部品残数管理装置であって、
各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数と互いに関連付けて記憶するフィーダ状態記憶手段と、
実装機に装着されるフィーダに付された前記フィーダIDと当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取るID情報取得手段と、
読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合する照合手段と、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新するフィーダ状態更新手段と、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行う減算処理手段と、
ことを特徴とする実装機の部品残数管理装置。
[5]複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機であって、
各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数と互いに関連付けて記憶するフィーダ状態記憶手段と、
実装機に装着されるフィーダに付された前記フィーダIDと当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取るID情報取得手段と、
読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合する照合手段と、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新するフィーダ状態更新手段と、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行う減算処理手段と、
を備えたことを特徴とする実装機。
[6]複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機における部品残数管理装置としてコンピュータを機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータを、
各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数と互いに関連付けて記憶するフィーダ状態記憶手段と、
実装機に装着されるフィーダに付された前記フィーダIDと当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取るID情報取得手段と、
読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合する照合手段と、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新するフィーダ状態更新手段と、
当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行う減算処理手段と、
して機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
[7]複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機と、
前項4に記載の部品残数管理装置とを備えたことを特徴とする実装ライン。
上記発明[1]、[4]、[5]、[6]、[7]によると、実装機に装着するフィーダのフィーダIDと、部品メーカ等により部品集合体に予め付されていることが一般的な部品IDとの組み合わせを予め記憶されている組み合わせと照合することによって、当該フィーダにセットされた部品集合体が取り替えられておらず、部品残数に変化がないと推定して、この組み合わせに関連付けて予め記憶された部品残数を当該フィーダの部品残数とするため、個々の部品集合体を識別するバーコード等を各部品集合体に取り付ける作業等を要することなく、各フィーダの部品残数を容易に管理することができる。
上記発明[2]によると、フィーダIDと部品IDの組み合わせが予め記憶されていない場合には、部品メーカ等により部品集合体に予め付されていることが一般的な初期入り数情報を読み取ってこれを当該フィーダの部品残数とするため、フィーダから部品集合体が取り替えられた場合における部品残数管理の初期値を容易に得ることができる。
上記発明[3]によると、実装作業中に部品切れが生じることを未然に防止することができる。
図1は、本発明にかかる部品残数管理方法の対象となる実装機を含む実装ラインの全体説明図である。この図に示すように、実装ライン90は、ラインにプリント基板を供給するローダー91、基板上にクリームはんだを塗布するはんだ印刷機92、基板上に接着剤等を塗布するディスペンサ93、基板上に電子部品を実装する複数台の実装機10…、実装機10外から電子部品を供給する外部供給装置94、クリームはんだを溶融させるリフロー炉95、生産された基板をラインから搬出するアンローダ96等を備えている。
この実装ライン90には、電子部品実装データ(基板データ)を作成し、ライン全体を統括的に制御する総括コントローラ60が設けられており、この総括コントローラ60およびライン90を構成する各装置92,93,10…は、電子部品実装データや作業の進行情報等の各種情報を互いに伝達できるようにハブ97を介してケーブルで接続されている。後述するように、この総括コントローラ60は、ライン90の管轄下にある部品の部品残数管理装置として機能する。
図2は、実装機の一例を示す平面図である。この図に示すように、実装機10は、基台11上に配置されてプリント基板Pを搬送するコンベア20と、このコンベア20の両側に配置された部品供給部30と、基台11の上方に設けられた電子部品実装用のヘッドユニット40とを備えている。
部品供給部30は、電子部品を順次供給するための多数のフィーダが配設されている。この実施形態では、多数のテープフィーダ31…が並列に配置されている。また、この実施形態では、テープフィーダ31…はフィーダ交換台車32に設けられた複数のフィーダセット位置34…に装着され、このフィーダ交換台車32がコンベア20の両側の上流側と下流側とに設けられた台車取付位置37に装着されることで、各テープフィーダ31は実装機10に装着されるようになっている(図1参照)。また、コンベア20の両側の上流側と下流側のフィーダ交換台車32…の装着位置の間には、部品の吸着状態を視認する部品認識カメラ33,33が設けられている。なお、部品供給部30は、必要に応じてバルクフィーダ、トレイフィーダ等も装着することができるようになっている。
ヘッドユニット40は、部品供給部30から部品をピックアップしてプリント基板P上に装着し得るように、部品供給部30とプリント基板P上の実装位置とにわたって移動可能となっている。具体的には、ヘッドユニット40は、X軸方向(コンベア20の基板搬送方向)に延びるヘッドユニット支持部材42にX軸方向に移動可能に支持され、このヘッドユニット支持部材42はその両端部においてY軸方向(水平面内でX軸と直交する方向)に延びるガイドレール43,43にY軸方向に移動可能に支持されている。そして、ヘッドユニット40は、X軸サーボモータ44によりボールネジ45を介してX軸方向の駆動が行われ、ヘッドユニット支持部材42は、Y軸サーボモータ46によりボールネジ47を介してY軸方向の駆動が行われるようになっている。
また、ヘッドユニット40には、電子部品を吸着して基板に装着するための複数のヘッド41…がX軸方向に並んで搭載されている。各ヘッド41…は、Z軸サーボモータを駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方向)に駆動されるとともに、R軸サーボモータを駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。各ヘッド41…の先端には吸着ノズルが設けられており、部品吸着時には図外の負圧供給手段から吸着ノズルに負圧が供給されて、その負圧による吸引力で電子部品を吸着できるようになっている。
各テープフィーダ31には、図3に示すような部品集合体としてのリール36が着脱可能に装着されるようになっている。このリール36には、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の部品を所定間隔毎に格納したテープ361が巻着されており、リール36がテープフィーダ31にセットされた状態で、テープ361がリール36からテープフィーダ31の先端側へ間欠的に繰り出され、テープ361に格納した部品をヘッドユニット40にてピックアップできるようになっている。
このリール(部品集合体)36の外表面には、格納している部品の種類を識別可能な部品IDが記録された記録媒体362と、当該リール36に格納された部品の初期入り数を示す初期入り数情報が記録された記録媒体363とが、たとえば部品メーカ等によって予め取り付けられている。この実施形態では、これらの記録媒体362,363は、部品IDおよび初期入り数情報を示すバーコードを印刷したテープから構成されている。なお、消耗品であるリール36には、各リールを個別に識別する情報は特に付与されていない。
また、各テープフィーダ31の外表面には、図4に示すように、この実装ライン90において、各テープフィーダ31…を個別に識別可能なフィーダIDが記録された記録媒体311が取り付けられている。この実施形態では、この記録媒体311もフィーダIDを示すバーコードを印刷したテープから構成されている。
また、実装機10の部品供給部30には、図5に示すように、各フィーダセット位置34…の上方に、各フィーダセット位置34を識別可能なセット位置IDが記録された記録媒体341…が取り付けられている。この実施形態では、この記録媒体341もセット位置IDを示すバーコードを印刷したテープから構成されている。
図6は、実装機10の制御ユニット50と、部品残数管理装置として機能する総括コントローラ60の構成を示す機能ブロック図である。
総括コントローラ60は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、ハードディスク装置等の外部記憶部、キーボードやマウス等の入力部、CRTや液晶表示装置等の画像表示部、実装機10等とのインタフェース部、さらに入力部の一部としてバーコードを読み取るバーコードリーダ621等を備えたパーソナルコンピュータ等から構成され、フィーダデータベース61、ID情報取得手段62、データベース照合手段63,データベース登録手段64等としての機能がこのコンピュータ上に構成されている。
これら各機能は、この総括コントローラ60を構成するコンピュータにおいて読み取り可能なプログラムによって提供される。このプログラムは、CD−ROM、DVD−ROMまたはフロッピーディスク等の記録媒体や、LANやインターネット等のネットワーク回線を介してこのコンピュータに取り込まれるようになっている。
フィーダデータベース(フィーダ状態記憶手段)61は、この実装ライン90の管轄下にある各フィーダ31…の現状を記憶するものであり、具体的には、各フィーダ31を識別するフィーダIDと、各フィーダ31にセットされた部品集合体36が供給する部品の種類を識別する部品IDと、当該フィーダ31にセットされた部品集合体36における部品残数と互いに関連付けて記憶するものである。このフィーダデータベース61は、各フィーダ31が実装機10に装着されているか否かにかかわらず、各フィーダの現状を記憶しておくようになっている。図7は、フィーダデータベースの記憶内容の一例である。
ID情報取得手段62は、実装機10での生産開始前や段取り替え時等にフィーダ配置の確認が行われる場合において、実装機10に装着されるフィーダ31に付されたフィーダIDと、当該フィーダ31にセットされた部品集合体36に付された部品IDと、さらに当該部品集合体36に付された部品の初期入り数情報を取得するものである。本実施形態では、図3〜図5に示したように、フィーダID、部品IDおよび初期入り数情報はそれぞれ記録媒体311,362,363に印刷されたバーコードに記録されているため、ID情報取得手段62は、総括コントローラ60と無線交信可能なバーコードリーダ621によってこれらフィーダID等を読み取るようになっている。
また、このID情報取得手段62は、同バーコードリーダ621により、各フィーダセット位置34に取り付けられたセット位置IDも合わせて読み取るようになっている。
データベース照合手段(照合手段)63は、実装機10に装着されるフィーダ31から読み取ったフィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダデータベース61の記憶内容と照合するものである。具体的には、後述するように、まず、読み取ったフィーダIDがフィーダデータベース61に記憶されているか否かを確認し、さらにフィーダIDが記憶されている場合には、これに関連付けられている部品IDが読み取った部品IDと一致するかを照合するようになっている。
データベース登録手段64は、前記フィーダデータベース61の記憶内容を管理するものである。
具体的には、データベース登録手段64は、実装機10に装着されるフィーダ31から読み取ったフィーダIDがフィーダデータベース61に記憶されていない場合に、当該フィーダ31は未だこのライン90で管理されていない新規フィーダとして新規登録処理を行う。この新規登録処理は、読み取ったフィーダIDと部品IDと初期入り数情報が示す初期入り数を部品残数として互いに関連付けたデータをフィーダデータベース61に新規登録するものである。
また、データベース登録手段64は、読み取ったフィーダIDがフィーダデータベース61に記憶されているが、これに関連付けられて記憶されている部品IDが、読み取った部品IDと異なっている場合に、当該フィーダ31に新しいリール(部品集合体)36がセットされたとして、当該フィーダ31のデータについて更新登録処理を行う。この更新登録処理は、読み取ったフィーダIDに関連付けて記憶されている部品IDと部品残数を、読み取った部品IDと初期入り数情報が示す初期入り数に更新登録するものである。
データベース登録手段64は、これら新規登録処理や更新登録処理を行うことにより、フィーダ状態更新手段として機能している。
また、データベース登録手段64は、実装機10においてある製品(プリント基板)の生産が終了して段取り替えが行われる場合や、生産の途中で故障や部品切れが生じたフィーダ31が実装機10から取り外される場合等に、実装機10側の制御ユニット50が管理している各フィーダ31のリアルタイムの部品残数に基づいて、フィーダデータベース61に記憶している各フィーダ31の部品残数を更新する部品残数更新登録処理を行う。この部品残数更新登録処理は、実装機10における製品(プリント基板)の生産に伴い、実装機10側でリアルタイムに管理している各フィーダ31の部品残数が減算された結果を登録する処理であり、データベース登録手段64は、この部品残数更新登録処理を行うことにより、減算処理手段として機能している。
なお、ID情報取得手段62が読み取ったフィーダIDと部品IDの組み合わせが、フィーダ配置の確認前からフィーダデータベース61に記憶されたときの状態から変化していない場合には、当該フィーダ31にセットされた部品集合体36が取り替えられておらず、部品残数に変化がないと推定して、データベース登録手段64はフィーダデータベース61の記憶内容を変更せず、フィーダ配置の確認前からフィーダデータベース61に当該組み合わせに関連付けて記憶されている部品残数がそのまま当該フィーダの現在の部品残数とされる。
実装機10の制御ユニット50もまた、ハードウェア的には、CPU、メモリ、ハードディスク装置等の外部記憶部、キーボードやマウス等の入力部、CRTや液晶表示装置等の画像表示部、実装機10等とのインタフェース部、等を備えたコンピュータ等から構成され、実装動作制御手段51、部品残数管理テーブル52、テーブル更新手段53および警報報知手段54等としての機能がこのコンピュータ上に構成されている。
これら各機能は、この制御ユニット50を構成するコンピュータにおいて読み取り可能なプログラムによって提供される。このプログラムは、CD−ROM、DVD−ROMまたはフロッピーディスク等の記録媒体や、LANやインターネット等のネットワーク回線を介してこのコンピュータに取り込まれるようになっている。
実装動作制御手段51は、所定の基板データ(生産プログラム)にしたがって、各サーボモータおよび部品認識カメラ等を制御し、多数の電子部品をプリント基板Pに実装する実装動作を制御するものである。
部品残数管理テーブル52は、この実装機10の各フィーダセット位置34ごとに、装着されているフィーダ31のフィーダIDと、そのフィーダ31にセットされている部品集合体36の部品IDと、リアルタイムに変化(減少)する各フィーダ31の部品残数を記憶し、管理するものである。図8は、部品残数管理テーブルの記憶内容の一例である。
この部品残数管理テーブル52の記憶内容は、実装機10での生産開始前や段取り替え時等にフィーダ配置の確認が行われる場合に、ID情報取得手段62によって読み取られたセット位置ID、フィーダIDおよび部品IDと、このフィーダIDおよび部品IDの組み合わせに対応してフィーダデータベース61に記憶されている部品残数が、総括コントローラ60から送信されることによって取得される。
上述したとおり、読み取られたフィーダIDと部品IDの組み合わせがフィーダデータベース61に記憶されている組み合わせから変化していない場合には、フィーダ配置の確認前から記憶されている部品残数が、この部品残数管理テーブル52においても、部品残数管理の初期値となる。
また、実装機10においてある製品(プリント基板)の生産が終了して段取り替えが行われる場合や、生産の途中で故障や部品切れが生じたフィーダ31が実装機10から取り外される場合等には、この部品残数管理テーブル52において管理している各フィーダ31の現在の部品残数情報が、総括コントローラ60に送信され、上述した部品残数更新登録処理に供されるようになっている。
テーブル更新手段53は、実装機10における製品(プリント基板)の生産に伴い、実装機10の各セット位置34に装着されているフィーダ31から供給した部品の供給数に応じて、部品残数管理テーブル52に記憶・管理されている各セット位置34の部品残数を減算処理するものである。このテーブル更新手段53による減算処理は、各フィーダ31から部品をピックアップして使用するたびにリアルタイムに行われ、部品残数管理テーブル52においては、常に現在の部品残数が把握できるようになっている。
警報報知手段54は、部品残数管理テーブル52に記憶・管理されている各フィーダ31の現在の部品残数が所定の部品切れ警告基準に達したときに、オペレータに対して部品切れ警告をディスプレイへの表示やブザー音等によって報知するものである。部品切れ警告基準としては、具体的な残り部品数量の他、各製品の生産に使用される部品数に応じた生産可能な製品数や部品切れ予想時間等を適宜採用することができる。
次に、実装機の部品残数管理方法の手順について説明する。
図9は、実装機の部品残数管理方法の手順を示すフローチャートである。
この図に示すように、この部品残数管理方法では、実装機10での生産開始前や段取り替え時等にフィーダ配置の確認が行われる場合に、実装機10に装着される各フィーダ31について、ID情報取得手段62によって、順次フィーダID、部品ID、初期入り数、セット位置IDが読み取られ(S11)、データベース照合手段63によって、読み取ったフィーダIDがフィーダデータベース61に記憶されているか否かが確認される(S12)。
読み取られたフィーダIDがフィーダデータベース61に記憶されていなければ(S12でNO)、このフィーダ31は、新規フィーダとして、読み取ったフィーダID、部品ID、そして初期入り数情報が示す初期入り数を部品残数として互いに関連付けてフィーダデータベース61に新規登録される(S13)。
読み取られたフィーダIDはフィーダデータベース61に記憶されているが(S12でYES)、これに関連付けられて記憶されている部品IDが、読み取った部品IDと異なっている場合には(S14でNO)、このフィーダ31には新しいリール(部品集合体)36がセットされたと推定して、このフィーダIDには読み取った部品IDと初期入り数情報が示す初期入り数を部品残数として関連付けて、フィーダデータベース61に更新登録される(S15)。
なお、読み取られたフィーダIDと部品IDの組み合わせが、フィーダデータベース61に記憶されていれば(S12,S14でYES)、当該フィーダ31にセットされた部品集合体36が取り替えられておらず、部品残数に変化がないと推定して、フィーダデータベース61の記憶内容は変更されない。
つづいて、このフィーダ31について、フィーダデータベース61に記憶されている部品残数が、読み取られたフィーダID、部品IDおよびセット位置IDとともに、実装機10側の部品残数管理テーブル52にロードされる(S16)。
以上の各処理が実装機10に装着された全てのフィーダ31について繰り返し行われる(S17でNO)。
全てのフィーダについてフィーダID等の読み取りが完了すれば(S17でYES)、適宜、製品(プリント基板)の生産が開始され(S18)、生産に伴って各フィーダ31から部品が取り出されて使用される度に、テーブル更新手段53によって部品残数管理テーブル52の部品残数が減算され(S20)、部品残数管理テーブル52の部品残数が所定の警告数以下となれば(S21でYES)、オペレータに対して所定の部品切れ警告が表示される(S22)。
こうして予定されていた所定の生産数の製品の生産が終了すれば(S19でYES)、実装機10側の部品残数管理テーブル52にリアルタイムに管理されていた各フィーダ31の部品残数情報が総括コントローラ60側に送信され、データベース登録手段64によって、フィーダデータベース61に記憶されている各フィーダIDの部品残数について、部品残数更新登録処理が行われ、一連の部品残数管理が終了する。
以上のような実装機の部品残数管理方法によると、実装機10に装着するフィーダ31のフィーダIDと、部品メーカ等により部品集合体に予め付されていることが一般的な部品IDとの組み合わせを、フィーダデータテーブル61に予め記憶されている組み合わせと照合することによって、当該フィーダ31にセットされた部品集合体36が取り替えられておらず、部品残数に変化がないと推定して、この組み合わせに関連付けて予め記憶された部品残数を当該フィーダ31の部品残数とするため、個々の部品集合体36を識別するバーコード等を各部品集合体36に取り付ける作業等を要することなく、各フィーダ31の部品残数を容易に管理することができる。
また、フィーダデータテーブル61にフィーダIDが記憶されておらず、当該フィーダが新規のフィーダであると推定される場合や、フィーダIDは記憶されているが、これに関連付けられている部品IDが部品集合体36から読み取ったものと異なっているため、当該フィーダ31から部品集合体36が取り替えられたと推定される場合は、部品メーカ等により部品集合体に予め付されていることが一般的な初期入り数情報を読み取って、これを当該フィーダ31の部品残数とするため、フィーダ31から部品集合体36が取り替えられた場合等における部品残数管理の初期値を容易に得ることができる。
また、実装機10側には生産開始前に総括コントローラ60側から各フィーダ31の部品残数を取得しておき、生産中は、各フィーダから供給した部品数に応じてリアルタイムに前記部品残数を減算管理し、所定の警告基準に基づいて部品切れ警告を行うため、生産中に部品切れが生じることを未然に防止することができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明配下のように構成してもよい。
(1)上記実施形態では、部品残数管理装置を実装機本体10とは異なる総括コントローラ60上に構成したが、実装機10が備える制御ユニット50上など、実装機10内に構成してもよい。
(2)上記実施形態では、フィーダID、部品ID、初期入り数情報、およびセット位置ID等を記憶する記録媒体としてバーコードが印刷されたシールを挙げたが、この記録媒体は特に限定されるものではなく、たとえば無線通信可能な微小な電子回路からなる記録媒体(無線タグ)等であってもよい。
(3)上記実施形態では、フィーダIDや部品ID等をオペレータがバーコードリーダ621を用いて手動で読み取る場合を例としたが、実装機10に設けられた読み取り機構等によって自動的に読み取るようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、読み取られたフィーダIDと部品IDの組み合わせが記憶されていない場合には、当該部品集合体36から読み取った初期入り数を当該部品集合体36の部品残数としたが、使用途中の部品集合体36がフィーダ31にセットされた場合等には、フィーダデータベース(フィーダ状態記憶手段)61における当該部品残数欄を空欄にして、部品残数管理の対象外としてもよい。さらに、使用途中の部品集合体36における部品残数が記録されているならば、この記録されている部品残数を入力できるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、フィーダIDと部品IDとの組み合わせによって、各フィーダ31にセットされた部品集合体36が取り替えられていないことを推定したが、フィーダIDと部品IDに加えて部品集合体36に付された初期入り数情報等も含めた組み合わせによって、部品集合体36が取り替えられていないことを推定するようにしてもよい。このようにすると、部品集合体36が取り替えられていないことについてさらに高い確度が得られる。
(6)別の実施形態では、リール(部品集合体)36の外表面に部品IDのバーコード及び初期入り数情報のバーコードがそれぞれ付されたテープが貼り付けられず、納品書として一枚の紙にこれらのデータが記入された納品書がリール36に添付されている場合であっても良い。フィーダ31にリール36を組み込むに当たり、フィーダID、部品ID及び初期入り数情報を作業者が視認し、キーボードで入力することで、フィーダID、部品ID及び初期入り数情報が総括コントローラ60あるいは実装機10の制御ユニット50に読み取られ、一つのセット情報としてフィーダーデータベース61に記憶される。この場合、初期入り数情報は部品残数のメモリ領域に入力され、以降は部品残数として取り扱われる。同様、リール36が組み込まれたフィーダ31を実装機に装着するに当たり、フィーダID及び部品ID、あるいはさらに初期入り数情報を作業者が視認し、キーボードで入力することで、フィーダID、部品ID及び初期入り数情報が総括コントローラ60あるいは実装機10の制御ユニット50に読み取られるようにしても良い。
(7)上記各実施形態では、フィーダ31からリール36を外さない状態でフィーダ31を管理することで、リール36に巻着されたテープ361に格納された部品の種別、部品残量が、フィーダーデータベース61に更新保持されるフィーダID、部品ID及び部品残数の一つのセット情報と対応付けて把握可能としている。フィーダーデータベース61に、リール36が装着された新たなフィーダ31の多数についてデータベースを構築するには、それぞれフィーダ31にリール36を組み込むに当たり、バーコードリーダあるいは作業者の視認及びキーボードで入力等によりフィーダID、部品ID及び初期入り数情報が総括コントローラ60あるいは実装機10の制御ユニット50に読み取られ、一つのセット情報としてフィーダーデータベース61に記憶されるようにするか、リール36が組み込まれたフィーダ31を実装機に装着するに当たり、バーコードリーダあるいは作業者の視認及びキーボードで入力等によりフィーダID、部品ID及び初期入り数情報が実装機10の制御ユニット50に読み取られ、一つのセット情報としてフィーダーデータベース61に記憶されるようにする。フィーダ31からリール36を取り外す場合には、フィーダーデータベース61から残存部品数を読み出し、初期入り数情報としてバーコード化してリール36に貼り付けるか、初期入り数情報として伝票に記入してリール36に添付するようにする。その後フィーダーデータベース61内のセット情報は消去すると良い。
(8)上記各実施形態では、フィーダ31から使いかけのリール36を取り外す場合には、使いかけのリール36に付与されている初期入り数情報は物理的に読み取り不能(油性ペイントで消す等)にする一方、フィーダデータベース61内の対応するセット情報を、フィーダIDのみ消去した形に更新させて保持させるようにする。次回、同じ部品IDの部品を搭載するリール36をフィーダ31に搭載するに当たり、少なくともフィーダIDを読み取るようにするとともに、フィーダ不定の部品IDおよび部品残数の一覧を表示装置に表示し、選択作業を行わせることで、フィーダデータベース61内にフィーダID、部品IDおよび部品残数のセット情報を保管可能となる。すなわち、残数情報を引き継ぐことができる。
なお、フィーダ31から使いかけのリール36を取り出す場合の別の対応としては、フィーダデータベース61から残存部品数を読み出し、初期入り数情報としてバーコード化してリール36に貼り付けるか、初期入り数情報として伝票に記入してリール36に添付するようにする。その後、フィーダデータベース61内のセット情報は消去するとよい。
本発明にかかる部品残数管理方法の対象となる実装機を含む実装ラインの全体説明図である。 実装機の一例を示す平面図である。 部品集合体としてのリールの斜視図である。 テープフィーダの斜視図である。 実装機本体の部品供給部の部分斜視図である。 実装機の制御ユニットと、部品残数管理装置として機能する総括コントローラの構成を示す機能ブロック図である。 フィーダデータベースの記憶内容の一例である。 部品残数管理テーブルの記憶内容の一例である。 実装機の部品残数管理方法の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 実装機
20 コンベア
30 部品供給部
31 フィーダ(テープフィーダ)
311 記録媒体(フィーダID)
34 セット位置
36 部品集合体
362 記録媒体(部品ID)
363 記録媒体(初期入り数情報)
40 ヘッドユニット
50 制御ユニット
51 実装動作制御手段
52 残数管理テーブル
53 テーブル更新手段
54 警告報知手段
60 総括コントローラ(部品残数管理装置)
61 フィーダデータベース
62 ID情報取得手段
621 バーコードリーダ
63 データベース照合手段
64 データベース登録手段

Claims (7)

  1. 複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機における部品残数管理方法であって、
    各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数とを互いに関連付けてフィーダ状態記憶手段に記憶しておき、
    実装機にフィーダを装着する際に、装着するフィーダに付された前記フィーダIDと、当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取り、
    読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合し、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新し、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行うことを特徴とする実装機の部品残数管理方法。
  2. 実装機にフィーダを装着する際に、前記フィーダIDおよび部品IDとともに、当該部品集合体に付された当該部品集合体に格納された部品の初期入り数情報を読み取り、
    読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記初期入り数情報が示す初期入り数を当該フィーダの部品残数とすることを特徴とする請求項1に記載の実装機の部品残数管理方法。
  3. 前記フィーダ状態記憶手段に記憶される各フィーダの部品残数と、実装機に装着された各フィーダからの部品供給数とに応じて、部品切れ警告を報知することを特徴とする請求項1または2に記載の実装機の部品残数管理方法。
  4. 複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機における部品残数管理装置であって、
    各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数と互いに関連付けて記憶するフィーダ状態記憶手段と、
    実装機に装着されるフィーダに付された前記フィーダIDと当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取るID情報取得手段と、
    読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合する照合手段と、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新するフィーダ状態更新手段と、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行う減算処理手段と、
    を備えたことを特徴とする実装機の部品残数管理装置。
  5. 複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機であって、
    各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数と互いに関連付けて記憶するフィーダ状態記憶手段と、
    実装機に装着されるフィーダに付された前記フィーダIDと当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取るID情報取得手段と、
    読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合する照合手段と、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新するフィーダ状態更新手段と、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行う減算処理手段と、
    を備えたことを特徴とする実装機。
  6. 複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機における部品残数管理装置としてコンピュータを機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータを、
    各フィーダを識別するフィーダIDと各フィーダにセットされた部品集合体が供給する部品の種類を識別する部品IDと当該フィーダにおける部品残数と互いに関連付けて記憶するフィーダ状態記憶手段と、
    実装機に装着されるフィーダに付された前記フィーダIDと当該フィーダにセットされた部品集合体に付された前記部品IDとを読み取るID情報取得手段と、
    読み取った前記フィーダIDと部品IDの組み合わせを前記フィーダ状態記憶手段と照合する照合手段と、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されていなければ、読み取った前記フィーダIDおよび部品IDに基づいて前記フィーダ状態記憶手段を更新するフィーダ状態更新手段と、
    当該組み合わせが前記フィーダ状態記憶手段に記憶されているならば、当該組み合わせに関連付けられれている部品残数を当該フィーダの部品残数として、実装機における当該フィーダからの部品供給数に応じた減算処理を行う減算処理手段と、
    して機能させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 複数個の部品を格納する部品集合体がセットされたフィーダが装着され、前記フィーダから順次供給される部品をプリント基板上に実装する実装機と、
    請求項4に記載の部品残数管理装置とを備えたことを特徴とする実装ライン。
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