JP5864816B2 - 船用機関を機関台に取付けるための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、船の機関台に船用機関を取付けるための、請求項1のおいて書きに記載の装置に関する。
船用ディーゼル内燃機関などの船用機関は、相応の装置を用いて船の機関台に取付けられる。実用において知られる、船の機関台に船用機関を取付けるための装置にはストップ手段及びキャッチ手段が備わっている。これらの手段は取付装置に属しているが、取付け自体は特別な既知の取付け要素を介して行われる。
ストップ手段はストッパーとも呼ばれ、とりわけ荒海による通常負荷の場合に機関台と船用機関との間の相対運動を制限する。機関台と船用機関との間の相対運動が制限されることにより、例えば燃料管及び排気管の接続など、とりわけ船用機関への媒体接続の実施構造を、構造的に制御可能にできる。拘束フックとも呼ばれるキャッチ手段は、とりわけ海難による高負荷時に船用機関を機関台に固定する。とりわけロール運動が強い場合又は船の横傾斜角が大きい場合、また、極度の衝撃負荷がある場合に、船用機関が機関台から外れることを確実に回避する必要がある。船用機関を船の機関台に取付けるための、実用の既知の装置においては、ストップ手段とキャッチ手段とは別個の組立物として実施されている。
船用機関と機関台との間の相対運動を可能な限り制限するために、ストッパーの遊びは小さくすることが求められ、ストッパーのゴムコーティングは硬いことが望ましい。
しかしながらいわゆる衝撃負荷に対しては、特別な取付け要素の変形を介して衝撃エネルギーを受け止められるようにするために大きな遊びが必要であるか、及び/又は、遊びを超えた時点でまだ残っている衝撃エネルギーを受け止めて減少させられるよう、中程度の力が生じたときのためにストッパーの柔らかいゴムコーティングが必要である。
船用機関を船の機関台に取付けるための装置のストップ手段及びキャッチ手段に対してはこのような相反する要件が求められるため、実用の既知の装置においては、例えば荒海と衝撃との組み合わせによる負荷など負荷が非常に高い場合には、機関が機関台から外れるという危険がある。これは、安全が危険にさらされることを意味する。
そのため、とりわけ荒海において機関台と船用機関との間の相対運動を小さくするという要件も、そして他方では衝撃負荷時において大きすぎる力を生じさせることなく衝撃エネルギーを受け止められるよう、運動の自由な遊びを可能な限り大きくするという要件も考慮された、船用機関を機関台に取付けるための装置が必要である
さらに、仏国特許第2287626号明細書により船用機関を機関台に取り付けるための装置が知られており、この装置ではすでにストップ手段及びキャッチ手段がストップ・キャッチ・ユニットにより一緒に提供されている。
上記に鑑みて本発明の課題は、船用機関を船の機関台に取付けるための新規の装置を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の、船用機関を船の機関台に取付けるための装置により解決される。ストップ・キャッチ・ユニットにより、ストップ手段及びキャッチ手段が一緒に提供される。
それにより、荒海における船用機関と機関台との間の相対運動を小さくするという要件、及び、他方では衝撃時には機関に十分な移動自由があるという要件を考慮することができる。衝撃時には場合によってはストップ・キャッチ・ユニットは、許容できないほど大きな力を発生させることなく、荒海の運動に有効なストッパーの遊びを超えることを許容する。そのため、実用で知られている装置においては別個の組立物として提供されるいわゆるストッパー及びいわゆる拘束フックの機能は、本発明においてはストップ・キャッチ・ユニットにより一緒に実現される。
本発明ではストップ・キャッチ・ユニットは、船用機関の左舷側及び右舷側にそれぞれ、垂直の力方向において作用する腕木及び水平な力方向において作用する腕木から成る少なくとも一つの部分ユニットを有しており、腕木の保持された端はそれぞれ互いに独立してそれぞれの部分ユニットのハウジングに移動不能及び捻回不能に固定されている。船用機関の左舷側及び右舷側への別個の腕木を介して垂直の力方向及び水平な力方向を分断することにより、とりわけ要件が重なった場合、及び、異なる要件が時間を追って発生する場合(たとえば最初に衝撃、次に海難が発生するなど)に、ストップ・キャッチ・ユニットが特に確実に機能できる。それにより、荒海の結果としての小さな負荷においても、衝撃及び海難の結果としての高い負荷においても、船用機関が機関台に確実に固定されることが保証される。
望ましくは腕木は、その保持された端とは反対側の端に、船用機関の方を向いた、荒海において弾力的に変形可能なストップを有しており、腕木は、衝撃時及び海難時には可塑的に変形可能である。腕木が可塑的に変形することにより、衝撃負荷時に、ストップ・キャッチ・ユニットのハウジング自体、又はストップ・キャッチ・ユニットと台とのねじ接続、又は機関側の構造部品が破壊されて、その結果、船用機関が機関台から外れるような大きな力が生じることが回避される。そのため、極度に高い負荷においても船用機関は確実に機関台に保持され得る。
好適な発展形によると腕木は、船用機関の方を向いていない側において支持要素により支えられており、支持要素は、それぞれの腕木が可塑的に変形した際には可塑的な変形が増大するにつれてそれぞれの腕木をますます補強する。それにより、腕木の変形に関する力と変位の漸進的な特性が与えられる。負荷が高まり、それにより力が高まると、腕木のてこの柄は短くなる。そのため、とりわけ荒海の負荷と衝撃時の負荷が重なった場合に取付けが不全となることを確実にまた高信頼的に回避できる。船用機関の機関台への確実な固定が常に保証される。
本発明の望ましい発展形は従属請求項及び以下の詳細な説明から理解できる。本発明の実施例を図を用いて詳細に説明するがこれに限定されるわけではない。
第1の負荷の場合における、船用機関を船の機関台に取付けるための本発明の装置を、船用機関及び機関台と共に大幅に図式化した図である。 第2の負荷の場合における、船用機関を船の機関台に取付けるための本発明の装置を、船用機関及び機関台と共に大幅に図式化した図である。 第3の負荷の場合における、船用機関を船の機関台に取付けるための本発明の装置を、船用機関及び機関台と共に大幅に図式化した図である。 第4の負荷の場合における、船用機関を船の機関台に取付けるための本発明の装置を、船用機関及び機関台と共に大幅に図式化した図である。 船用機関を船の機関台に取付けるための本発明の装置の部分ユニットの斜視図である。 船用機関を船の機関台に取付けるための本発明の装置の細部である。 船用機関を船の機関台に取付けるための本発明の装置のさらなる細部である。
本発明は船用機関を船の機関台に取付けるための装置に関する。そのような装置は、とりわけ荒海による負荷において機関台と船用機関との間の相対運動を制限するためのストップ手段、及び、とりわけ海難による高い負荷において船用機関7を機関台に固定するためのキャッチ手段を有している。本発明においてストップ手段及びキャッチ手段はストップ・キャッチ・ユニットにより一緒に提供される。
図1から図4にはそれぞれ、船用機関7を機関台に取付けるための本発明の装置のストップ・キャッチ・ユニット1が図式的に示されており、ストップ・キャッチ・ユニット1は部分ユニット1a、1bを有しており、つまり、船用機関7の左舷側に少なくとも一つの部分ユニット1aを、右舷側に少なくとも一つの部分ユニット1bを有している。
左舷側の部分ユニット1aは船用機関7を左舷側の機関台8aに取付けるため、また、右舷側の部分ユニット1bは船用機関7を右舷側の船の機関台8bに取付けるためのものである。図5には船用機関7が図示されておらず、部分ユニット1a又は1bの斜視図が図示されている。
ストップ・キャッチ共同ユニット1の部分ユニット1a及び1bのそれぞれは、それぞれ複数の腕木、つまり、垂直の力方向において作用する腕木2a又は2b、及び水平の力方向において作用する腕木3a又は3bを有している。
それぞれの部分ユニット1a又は1bの腕木2a、3a又は2b、3bは、保持された端11においてそれぞれの部分ユニット1a又は1bのハウジング10a又は10bに固定されており、つまり、それぞれ互いに独立して移動不能及び捻回不能に固定されている。
互いに独立して、また、移動不能及び捻回不能に、ストップ・キャッチ・ユニット1のそれぞれの部分ユニット1a又は1bのそれぞれのハウジング10a又は10bに固定された腕木2a、3a又は2b、3bは、それぞれの保持された端11とは反対側の自由端12において船用機関7の方に向いた、弾力的に変形可能なストップ4を有しており、これらストップ4はとりわけ荒海において、つまり通常の運転負荷においてはストッパー機能を提供し、荒海における船用機関7と機関台8a、8bとの間の相対運動を制限する。弾力的に変形可能なこれらストップ4は望ましくはゴムストッパー又はゴムストップとして実施される。
とりわけ荒海と衝撃との組み合わせや海難の結果としての高い負荷の場合、ストップ・キャッチ・ユニット1のそれぞれの部分ユニット1a又は1bの腕木2a、3a又は2b、3bは可塑的に変形可能であり、腕木2a、3a又は2b、3bは、船用機関7に向いていない側において、対応する支持要素5a、6a又は5b、6bにより支えられる。図1から図5より、垂直の力方向において作用する各腕木2a、2bは支持要素5a、5bにより、また、水平な力方向において作用する各腕木3a、3bは支持要素6a、6bにより、船用機関7に向いていない側において支えられていることがわかる。このとき支持要素5a、5bは支持腕木として、支持要素6a、6bは支持リブとして実施される。
支持要素5a、5b、6a、6bはそれぞれ、それぞれの腕木2a、2b、3a、3bにほぼ平行に、それぞれの支持要素5a、5b、6a、6bとそれぞれの腕木2a、2b、3a、3bとの間の距離を変化させながら、それぞれの腕木2a、2b、3a、3bの長手方向において、つまり、それぞれの腕木2a、2b、3a、3bがそれぞれのハウジング10a、10bに保持された端11と、この保持された端11の反対側にあって弾力的に変形可能なストップ4を備える、それぞれの腕木2a、2b、3a、3bの自由端12との間において、延在方向に延在している。
このとき、それぞれの支持要素5a、5b、6a、6bとそれぞれの腕木2a、2b、3a、3bとの間の距離は、それぞれの保持された端11の領域において最小であり、この距離は、それぞれの保持された端11から出発して、保持された端11の反対側にある自由端12へと向かう方向において増大する。このことは図6において支持要素5a、5b及び腕木2a、2bについて大幅に図式化されて図示されている。図6からは、それぞれの支持要素5a、5bとそれぞれの腕木2a、2bとの間の距離dが、それぞれの保持された端11においてはおよそゼロであること、また、それぞれの支持要素5a、5bとそれぞれの腕木2a、2bとの間のこの距離dが、保持された端11の反対側に位置する自由端12に向かう方向において継続的に増大し、この距離dは、保持された端11とは反対側に位置する、それぞれの腕木2a、2bの自由端12の領域においてそれぞれの腕木2a、2bの長さlの4%から20%の間にあることがわかる。
上述の実施形態は、腕木3a及び3bについても、また、これらに付随する支持要素6a、6bについても内容的にまったく同様にあてはまる。
とりわけ衝撃又は海難による高い負荷においてそれぞれの腕木2a、2b、3a、3bの可塑的な変形が増大するにつれ、それにより、それぞれの腕木の有効なてこの柄が継続的に縮小し、そのためにそれぞれの支持要素5a、5b、6a、6bによるそれぞれの腕木2a、2b、3a、3bの補強がますます増大することが保証される。それにより腕木2a、2b、3a、3bが可塑的に変形した場合に部分ユニット1a、1bの領域での力の吸収における力と変位の特性が漸進的であることが保証される。
それぞれの腕木2a、2b、3a、3bの保持された端11の領域においてそれぞれの支持構造5a、5b、6a、6bは、それぞれの腕木2a、2b、3a、3bに対して接線状に延びており、保持された端11からの距離が広がるにつれてそれぞれの腕木2a、2b、3a、3bとそれぞれの支持要素5a、5b、6a、6bとの間の距離dは連続的に又は単調かつ漸進的に増大してそれぞれの腕木2a、2b、3a、3bの自由端12において最大距離になり、この最大距離はそれぞれの腕木2a、2b、3a、3bの長さlの4%から20%の間にある。
支持構造5a、5b、6a、6bは、それぞれの腕木2a、2b、3a、3bの保持された端において、腕木に対して接線状にではなく小さな角度をつけて開始することもできる。この角度は0°から4°(度)とすることができ、大きな値は自由端における大きな距離値d(20%)のためのものである。
すでに述べたように、腕木2a、2b、3a、3bは、荒海と衝撃とが同時に生じた結果としての、また、海難の結果としての高負荷において可塑的に変形する。ゴムストップ4は、荒海の結果としての負荷において弾力的に変形する。海難の結果として場合によっては可塑的に変形した腕木2a、2b、3a、3bは別個に交換可能である。それにより腕木が可塑的に変形しても、腕木をコスト安かつ簡単に取り換えることができる。
すでに述べたように図1から図4には、異なる負荷の場合におけるストップ・キャッチ・ユニット1及び船用機関7、及び機関台8a、8bが図示されており、図1には通常の荒海における状況が示されている。図1において機関7は、図1の腕木3a、2bの領域においてゴムストップ4のいくつかに接している。ここで腕木は弾力的な範囲でわずかに変形するのみである。部分ユニット1a、1bの腕木2a、3a、2b、3bの変形は、最大の荒海においても腕木が可塑的に変形するのではなく、腕木は弾力的に変形するのみである。
図2には、船用機関7に、荒海に加えて垂直の衝撃による負荷も作用した場合の状況が図示されている。垂直衝撃において船用機関7はまず沈み込み、次に、同程度の大きさの行程にわたって、図1から図4ではストップ・キャッチ・ユニット1の部分ユニット1a、1bの領域内に位置しているその衝撃マウント9a、9bから持ち上がる。このとき、それぞれ負荷を受けた腕木、図2においては腕木2a、2b、3bに、これらの腕木2a、2b、3bが可塑化するような大きな負荷が生じ、可塑的に変形した腕木2a、2b、3bはそれぞれの支持構造5a、5b、6bに支えられる。このとき、ストップ・キャッチ・ユニットのハウジングに作用する力、ストップ・キャッチ・ユニットと台とのねじ接続に作用する力、機関側の構造部品に作用する力が、最大に許容される力の範囲を超えないことが確実にされる。それにより、挙げられたすべての部分は、荒海と衝撃とが同時に作用しても損傷を受けることはない。
図3には海難において90°のロール、つまり船の横傾斜角90°における負荷がかかる状況が図示されている。このとき図3では腕木3a及び2bは最大に可塑化され、その全延長にわたってそれぞれの支持構造6a又は5bに完全に接触している。船用機関7は本発明の装置内に十分に安全に固定されて保持されている。
図4には、海難においてエスキモーロール、つまり、海が静かな時とはすべての配置が180°回転することによる負荷がかかる状況が図示されている。このとき図4では垂直の力方向において作用する腕木2a、2bが最大に変形され、その長さ全体にわたってそれぞれの支持構造5a又は5bに完全に支えられている。船用機関7は本発明の装置内に十分に安全に固定されて保持されている。図4では水平な力方向において作用する腕木3a及び3bは負荷を受けていない。
すでに述べたように、腕木2a、2b、3a、3bは、荒海の結果としての負荷においてはこれら腕木が弾力的にのみ変形し、可塑的には変形しないように設計されている。腕木2a、2b、3a、3bのそのような設計、とりわけ腕木の保持された端11と自由端12との間の腕木の幅B(図7参照)の寸法付けのためには、使用された半製品の降伏強度に関する正確な知識が前提となる。そのため、使用された半製品から引張試験片を作製し、引張試験によりその力と伸びの挙動を調べることが必要である。得られた降伏強度にしたがって幅Bの寸法を、対応する腕木に想定される負荷に適合させて、また、使用された半製品に適合させて決定することが必要である。
1 ストップ・キャッチ・ユニット
1a 部分ユニット
1b 部分ユニット
2a 腕木
2b 腕木
3a 腕木
3b 腕木
4 ストップ
5a 支持要素
5b 支持要素
6a 支持要素
6b 支持要素
7 船用機関
8a 機関台
8b 機関台
9a 衝撃マウント
9b 衝撃マウント
10a ハウジング
10b ハウジング
11 保持された端
12 自由端

Claims (8)

  1. 船の機関台(8a、8b)に船用機関(7)を取付けるための装置であって、とりわけ荒海において前記機関台(8a、8b)と前記船用機関(7)との間の相対運動を制限するためのストップ手段、及び、とりわけ海難において前記船用機関(7)を前記機関台(8a、8b)に固定するためのキャッチ手段を備え、前記ストップ手段及び前記キャッチ手段がストップ・キャッチユニット(1)により一緒に提供される装置において、
    前記ストップ・キャッチ・ユニット(1)が、前記船又は船用機関(7)の左舷側においても右舷側においても、垂直の力方向において作用する腕木(2a、2b)及び水平な力方向において作用する腕木(3a、3b)から成るそれぞれ少なくとも一つの部分ユニット(1a、1b)を有しており、前記腕木(2a、2b、3a、3b)の保持された端(11)は、それぞれの前記部分ユニット(1a、1b)のハウジング(10a、10b)に、それぞれ互いに独立して移動不能及び捻回不能に固定されることを特徴とする装置。
  2. 前記腕木(2a、2b、3a、3b)の、前記保持された端(11)とは反対側にある自由端(12)には、前記船用機関(7)の方に向いた、荒海の結果としての負荷において弾力的に変形可能なストップ(4)が設けられていることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  3. 前記腕木(2a、2b、3a、3b)が、荒海と衝撃とによる同時の負荷において、及び、海難によっても可塑的に変形可能であることを特徴とする、請求項又はに記載の装置。
  4. 前記腕木(2a、2b、3a、3b)が、前記船用機関(7)に向いていない側において支持要素(5a、5b、6a、6b)により支えられていることを特徴とする、請求項からのいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記支持要素(5a、5b、6a、6b)が、それぞれの前記腕木(2a、2b、3a、3b)にほぼ平行に、間の距離を変化させながら延在しており、それぞれの前記支持要素(5a、5b、6a、6b)とそれぞれの前記腕木(2a、2b、3a、3b)との間の前記距離は、それぞれの前記保持された端(11)の領域において最小であり、それぞれの前記支持要素(5a、5b、6a、6b)とそれぞれの前記腕木(2a、2b、3a、3b)との間の前記距離は、それぞれの前記保持された端(11)から出発して、前記保持された端(11)とは反対側に位置する前記自由端(12)に向かう方向において増大することを特徴とする、請求項に記載の装置。
  6. それぞれの前記支持要素(5a、5b、6a、6b)とそれぞれの前記腕木(2a、2b、3a、3b)との間の前記距離は、それぞれの前記保持された端(11)の領域においておよそゼロであり、それぞれの前記支持要素(5a、5b、6a、6b)とそれぞれの前記腕木(2a、2b、3a、3b)との間の前記距離は、前記保持された端(11)とは反対側に位置する前記自由端(12)の領域においてそれぞれの前記腕木(2a、2b、3a、3b)の長さの4%から20%に相当することを特徴とする、請求項に記載の装置。
  7. それぞれの前記腕木(2a、2b、3a、3b)が可塑的に変形した場合、可塑的な変形が増大するにつれてそれぞれの腕木(2a、2b、3a、3b)は、前記支持要素(5a、5b、6a、6b)によりますます補強されることを特徴とする、請求項からのいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記腕木(2a、2b、3a、3b)が別個に交換可能であることを特徴とする、請求項に記載の装置。
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