JP5856526B2 - 電力供給器 - Google Patents
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Description
また、取付手段を電力供給器における当該取付手段と接続される側面の中心に対して対称となる2つの位置のいずれか一方に固定するだけで、設置対象に対する受電端子の配置変更を行うことができるので、設置対象に対する受電端子の配置変更を容易に行うことができる。
本実施の形態に係る電力供給器の適用対象としては、センター装置から複数の住戸に対して放送信号を伝送するためのCATVシステムにおいて、センター装置から送信された信号を各住戸に送信するための伝送ラインに配置された電力供給器であって、当該伝送ラインに配置された増幅器等の各種の電子機器に対して電力を供給する電力供給器に適用した場合を例として説明を行う。また、この電力供給器が設置される場所は任意であり、この電力供給器を住戸の屋外や屋内に設置することができるが、以下では、住戸の屋外に設置された電力供給器に適用した場合を例として説明を行う。また、電力供給器の設置対象の種類や構造は任意であるが、以下では、設置対象が壁である場合(以下、当該壁を「設置壁」と称する)と、設置対象がメッセンジャワイヤである場合とについて説明する。
筐体10は、電力供給器1の構造体であり、回路基板20を外部から保護する保護手段であり、ベース部11と、カバー部12とを備える。
回路基板20は、電力供給器1の各種機能を実現するための電気回路(図示省略)が実装された基板である。この回路基板20には、交流電流を変圧及び整流等して直流に変換する整流部(図示省略)等、従来の電力供給器1に用いられるものと同様の公知の電気部品が実装されている。また、図3に示すように、この回路基板20は、筐体10内部の下方側に配置されており、筐体10に対してネジや固定具等によって固定されている。そして、この回路基板20は、第1の信号端子13、第2の信号端子14、受電端子15、及び分配用コネクタ16a、16b、16c、16dとそれぞれ電気的に接続されている。
取付部30は、設置対象Wに対して電力供給器1を取り付けるための取り付け手段である。図4に示すように、この取付部30は、カバー部12の上面に配置されており、取付片31と、固定ネジ33a、33b(なお、固定ネジ33a、33bは、相互に区別する必要がない場合には「固定ネジ33」と総称する)とを備えている。なお、図4には、アース線の端部に固定される端子であって、アース線を取付部30に接続するためのアース接続片32を示す。
図5は、取付片31を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。取付片31は、電力供給器1を設置対象Wに取り付けるための取付手段である。具体的には、図5に示すように、取付片31は、側面形状が略L字状の板状体であり、鋼材等にて形成されている。具体的には、取付片31は、Z方向に沿った平板状の底辺31aと、Y方向に沿った平板状の側辺31bとを、相互に略直交するように組み合わせて構成されている。これら底辺31aと側辺31bは、相互に別体に形成された後で相互に溶接等にて接続されてもよく、あるいは一枚の平板を折り曲げることでこれら底辺31aと側辺31bを形成してもよい。
固定ネジ33a、33bは、取付片31と突起部17とを固定するための固定部である。具体的には、図4に示すように、固定ネジ33aは、取付片31の開口31dを介して突起部17aのネジ穴17cに挿入され、当該突起部17aに対して螺合される。この固定ネジ33の具体的な構成は任意であるが、取付片31と接続されていない固定ネジ33をアース端子とするために、例えば公知の鋼製ネジ等を用いることができる。すなわち、固定ネジ33bを介して突起部17との間にアース接続片32を挟持することで、このアース接続片32に接続された図示しないアース線を介したアースを行うことが可能となる。このように、取付片31の固定に使用していない固定ネジ33を有効に活用することができるので、取付片31の固定に使用している固定ネジを用いてアースを行う場合に比べて、電力供給器の取り付け構造を安定化させることができると共に、電力供給器のアースを安定化させることができる。
次に、このように構成された電力供給器1の取り付け方法について説明する。この電力供給器1の取り付け状態としては、図6に示すように、電力供給器1が、鉛直方向に略沿った設置対象Wである設置壁に掛けられた状態である「設置壁掛け状態」と、図7に示すように、電力供給器1が、X方向に略沿った設置対象Wであるメッセンジャワイヤに吊るされた状態である「ワイヤ吊り状態」との2つの方法に区分けされる。さらに、取り付け方法には、図6(a)と図7(a)に示すように、「図示右側から左側に向けて電源ケーブルが敷設されている場合の取り付け方法(右電源パターン)」と、図6(b)と図7(b)に示すように、「図示左側から右側に向けて電源ケーブルが敷設されている場合の取り付け方法(左電源パターン)」との2つの方法に区分けされる。
最初に、設置壁掛け状態の取り付け方法のうち、右電源パターンの取り付け方法について説明する。図6(a)に示すように、取付片31の底辺31aによって突起部17aが覆われ(より具体的には、底辺31aの開口31dが突起部17aのネジ穴17cと対応するように)、且つ、取付片31の側辺31bがカバー部12の上面の後端部側に配置されるように、取付片31をカバー部12の上面に配置する。次いで、固定ネジ33aを、底辺31aの開口31dを介して突起部17aのネジ穴17cに挿入して締め付けることによって、取付片31を固定ネジ33aに介して突起部17aに固定する。
次に、設置壁掛け状態の取り付け方法のうち、左電源パターンの取り付け方法について説明する。図6(b)に示すように、取付片31の底辺31aによって突起部17bが覆われ(より具体的には、底辺31aの開口31dが突起部17bのネジ穴17cと対応するように)、且つ、取付片31の側辺31bがカバー部12の上面の後端部側に配置されるように、取付片31をカバー部12の上面に配置する。次いで、固定ネジ33bを、底辺31aの開口31dを介して突起部17bのネジ穴17cに挿入して締め付けることによって、取付片31を固定ネジ33bを介して突起部17bに固定する。
次に、ワイヤ吊り状態の取り付け方法のうち、右電源パターンの取り付け方法について説明する。図7(a)に示すように、受電端子15が図示右側に位置するように、筐体10をメッセンジャワイヤに配置して、突起部17a、17bの相互間にメッセンジャワイヤを挿通する。
次に、ワイヤ吊り状態の取り付け方法のうち、左電源パターンの取り付け方法について説明する。図7(b)に示すように、受電端子15が図示左側に位置するように、筐体10をメッセンジャワイヤに配置して、突起部17a、17bの相互間にメッセンジャワイヤを挿通する。
このように本実施の形態によれば、設置対象Wに対して受電端子15の配置位置を変更可能に、電力供給器1を設置対象Wに取り付けるための取付片31を備えたので、電力供給器1の設置性を維持しつつ、無駄な受電端子15を備える必要がなくなる。そのため、従来の電力供給器に比べて、電力供給器1の製造コストを低減することができると共に、電力供給器1を小型化することができる。
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
上記実施の形態では、受電端子15は、ベース部11におけるX方向の一方の側面に配置されていると説明したが、これに限られない。例えば、受電端子15は、ベース部11におけるX方向の他方の側面に配置されてもよく、あるいは、ベース部11におけるZ方向の側面に配置されてもよい。
上記実施の形態では、突起部17a、17bは、カバー部12の上面におけるX方向に沿う中立軸に対して対称となるように配置されていると説明したが、例えば、カバー部12の上面におけるZ方向に沿う中立軸に対して対称となるように配置されてもよい。
上記実施の形態では、取付片31は、側面形状が略L字状の板状体であると説明したが、これに限られず、例えば、取付片31は、側面形状が略コの字状、又は略フック状の板状体であってもよい。
上記実施の形態では、ワイヤ吊り状態の取り付け方法のうち、右電源パターンの取り付け方法において、取付片31の底辺31aの開口31dが突起部17aのネジ穴17cと対応するように、取付片31をカバー部12の上面に配置して、固定ネジ33aを介して突起部17aに固定すると説明したが、これに限られない。例えば、取付片31の底辺31aの開口31dが突起部17bのネジ穴17cと対応するように、取付片31をカバー部12の上面に配置して、固定ネジ33bを介して突起部17bに固定してもよい。
10 筐体
11 ベース部
11a、11b、11c、31d、31e 開口
12 カバー部
13 第1の信号端子
14 第2の信号端
15 受電端子
16a、16b、16c、16d 分配用コネクタ
17、17a、17b 突起部
17c ネジ穴
20 回路基板
30 取付部
31 取付片
31a 底辺
31b 側辺
31c 垂下辺
32 アース接続片
33、33a、33b、N 固定ネジ
W 設置対象
Claims (3)
- 第1の同軸ケーブルを介して受信した信号を、前記第1の同軸ケーブルとは異なる第2の同軸ケーブルを介して伝送すると共に、商用電源から受電した電力を前記第1の同軸ケーブル又は前記第2の同軸ケーブルを介して電子機器に供給する電力供給器であって、
前記第1の同軸ケーブルから前記信号の入力を受ける入力端子と、
前記入力端子から入力された前記信号を前記第2の同軸ケーブルに出力する出力端子と、
前記商用電源から電力を受電する受電端子と、
設置対象に対して前記受電端子の配置位置を変更可能に、当該電力供給器を当該設置対象に取り付けるための取付手段と、を備え、
前記取付手段が、当該電力供給器における当該取付手段と接続される側面の中心に対して対称となる2つの位置のいずれか一方に選択的に固定されるように、前記取付手段を当該電力供給器に対して接続可能とした、
電力供給器。 - 当該電力供給器の側面上に、前記取付手段を当該電力供給器に接続するための突起部を一対設け、
前記一対の突起部を、当該電力供給器における前記突起部が設けられている側面の中心に対して対称となるように配置し、
前記取付手段が前記一対の突起部の相互間に配置された前記設置対象を押圧するように、前記取付手段を当該電力供給器に対して接続可能とした、
請求項1に記載の電力供給器。 - 前記取付手段を前記電力供給器に固定する固定部を、前記受電端子の配置位置の変更パターン数に応じて複数備え、
前記複数の固定部を、アース端子とした、
請求項1又は2に記載の電力供給器。
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2012
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