JP5852713B1 - 遊技機用記憶媒体の保護構造、及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御基板の記憶媒体への不正アクセスを防止する効果を向上できる遊技機用記憶媒体の保護構造を提案する。【解決手段】ケースベース体31とケースカバー体32とを組み付けることにより形成される内部空域に第一基板11を配設し、該ケースカバー体32に設けられた収納凹部41に、遊技機用の記憶媒体21,22を実装した第二基板12を収納することにより、該第一基板11の実装面11a上に第二基板12を配設し、さらに、該収納凹部41を遮蔽する遮蔽部材46を該ケースカバー体32に接合するようにしたものである。かかる構成によれば、記憶媒体21,22を実装した第二基板12が、前記内部空域と収納凹部41とにより二重に保護されることから、該記憶媒体21,22への不正なアクセスを防止する効果が飛躍的に向上する。【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機用の記憶媒体を有する制御基板と、該制御基板を収納する基板ケースとを備えた遊技機用記憶媒体の保護構造、および該保護構造を備えた遊技機に関する。
パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機には、種々の電子部品を実装した制御基板が複数備えられており、該制御基板が基板ケースに収納されて配設されている。こうした制御基板には、遊技の抽選等の遊技制御情報が記憶された記憶装置ROMが実装されている。そして、制御基板を基板ケースの内部に収納し、該基板ケースを閉塞することにより、遊技機に配設された状態で、該制御基板の記憶装置ROMに外部からアクセスできないようにしている。
上記の基板ケースとしては、一般的に、制御基板の裏面を覆うベース体と該制御基板の実装面を覆うカバー体とから構成され、該ベース体とカバー体とを組み付けることにより、その内部に収納した制御基板を保護している。ところが、こうして閉塞した基板ケースであっても、前記カバー体とベース体との隙間から針金等の細長い金属器具を侵入したり、該基板ケースの側部に不正に孔等を開けて該金属機器を侵入し、制御基板に実装した上記の記憶装置ROMに不正にアクセスするという、不正行為が行われた事例が報告されている。
こうした不正行為を防止する構成として、例えば特許文献1には、基板ケースを構成するカバー体に、制御基板に実装された記憶装置ROMを囲む枠部を備えたものが開示されている。この従来構成では、カバー体とケース体とを組み付けた状態で、該カバー体の前記枠部が制御基板の記憶装置ROMを囲むことから、上記した細長い金属機器が基板ケース内に侵入したとしても、該枠部によって該記憶装置ROMへの不正なアクセスを防止できる。
特開平10−41607号公報
上記した特許文献1の従来構成にあっては、カバー体に設けられた枠部により記憶装置ROMに対する不正アクセスを効果的に防止するために、該記憶装置を実装した制御基板の実装面と該枠部の下端との間隙を可及的に小さくすることが求められる。これは、この間隙が大きくなるにつれて、上記の細長い金属器具を該間隙から侵入し易くなると共に、該間隙がある程度小さい場合にも、該金属器具の先端を該間隙に差し込んで無理矢理侵入される虞があることに因る。ところが、カバー体の枠部を、その下端と制御基板の実装面との間隙が可及的に小さくなるように設計した場合、カバー体とベース体との組み立て作業中のミスや製造上の成型誤差などにより、該枠体の下端が制御基板の実装面上の回路に干渉してしまい、該回路を損傷する虞がある。こうしたことから、特許文献1の従来構成では、カバー体の枠部の下端と制御基板の実装面との間に若干の間隙を設ける必要があった。そのため、この従来構成の場合には、前記した細長い金属機器を用いた不正行為を防止する効果に限界があった。
本発明は、制御基板に設けられた記憶媒体への不正アクセスを防止する不正防止効果を向上し得る遊技機用記憶媒体の保護構造、および該保護構造を備えた遊技機を提案するものである。
本発明は、遊技機用の記憶媒体を有する制御基板と、該制御基板を収納する基板ケースとを備えた遊技機用記憶媒体の保護構造において、前記制御基板は、第一基板と、前記記憶媒体が実装され、該第一基板の実装面上に配設される該第一基板よりも小型の第二基板とを備え、前記基板ケースは、前記第一基板の裏面を覆う透明なケースベース体と、該第一基板の実装面を覆うように該ケースベース体に組み付けられる透明なケースカバー体とを備え、組み付けられたケースカバー体とケースベース体とによって該第一基板を収納する内部空域が形成されると共に、前記ケースカバー体が、ケース外側から凹みかつ前記内部空域側に膨出するように形成され、該ケース外側から前記第二基板を配設する収納凹部を備えてなり、さらに、前記ケースカバー体に脱着不能に接合され、前記収納凹部を遮蔽する透明な遮蔽部材を備え、前記ケースカバー体の収納凹部は、該ケースカバー体の外表面から前記内部空域側に延成された側壁部と、該側壁部の下端縁から連成された床壁部とを備え、該側壁部の少なくとも一部が、前記内部空域側に凸状に湾曲する湾曲側壁部により構成されたものであることを特徴とする遊技機用記憶媒体の保護構造である。
ここで、「遊技機用の記憶媒体」としては、遊技の抽選等の遊技制御情報が記憶された記憶装置ROMや、遊技の進行状況を示す情報が一時的に記憶される記憶装置RAM等を適用でき、特に、該遊技制御情報が記憶された記憶装置ROMが好適に用いられる。そして、第二基板は、遊技機用の記憶媒体が少なくとも実装されるものであり、該記憶媒体の他に例えばCPUが実装されていても良い。また、「遮蔽部材をケースカバー体に脱着不能に接合」としては、所定の接着剤により遮蔽部材とケースカバー体とを接着すること、遮蔽部材とケースカバー体との一方に弾性状の爪部を設け且つ他方に該爪部に係合する段部を設けて係合すること等が好適に用いられる。尚、前記の接着剤には、UV硬化型の接着剤が好適である。
かかる構成にあっては、記憶媒体を実装する第二基板を、他の電子部品を実装する第一基板と分割すると共に、該第一基板を収納する内部空域とは別に、該第二基板を収納する空域(以下、収納空域という)を収納凹部と遮蔽部材とにより形成し、さらに、該収納空域の全域または大部分を該内部空域の内側に形成したものである。そして、第二基板を収納する収納空域は、ケースカバー体に形成された収納凹部のみで内部空域と区画されることから、本発明の構成には、上述した特許文献1の従来構成における制御基板と枠部との間隙に相当するものが存在しない。こうしたことから、仮に、ケースカバー体とケースベース体との隙間から細長い金属機器が内部空域に侵入されたり、基板ケースの側部に不正に開けられた孔等から該金属機器が内部空域に侵入されたりした場合でも、該金属機器が前記収納空域まで侵入されることを防止できる。したがって、本発明の構成によれば、特許文献1の従来構成に比して、収納空域に配設された第二基板の記憶媒体への不正アクセスを防止する効果が飛躍的に向上する。
また、かかる構成にあっては、湾曲側壁部を、遮蔽部材の外側から比較的容易に視認することができる。これにより、仮に、内部空域に侵入された上記の金属機器によって収納凹部の湾曲側壁部に不正に孔が開口された場合にも、その痕跡を容易に見つけることができる。したがって、こうした不正侵入を防止することができ、第二基板の記憶媒体への不正アクセスを防止するという上述した本発明の作用効果が一層向上する。
尚、第二基板を収納した収納空域は、該第二基板上で遮蔽部材のみにより保護される。しかしながら、仮に、遮蔽部材に孔を開けて不正に侵入したり、該遮蔽部材とケースカバー体との境界から不正に侵入した場合などでは、侵入の痕跡が比較的はっきりと残り、該痕跡を容易に見つけることができる。そのため、本発明の構成は、こうした侵入による第二基板の記憶媒体への不正アクセスを防止する効果も高い。
また、本発明の構成のものは、ケースカバー体とケースベース体とを組み付けた後に、第二基板を収納凹部に収納して遮蔽部材を接合することによって製造できる。すなわち、第一基板を収納するようにケースベース体とケースカバー体とを組み付けるまでの工程と、その後に第二基板をケースカバー体の収納凹部に収納して遮蔽部材を接合する工程とを分けて別々に実施することができる。これにより、例えば、記録媒体に記録される遊技制御情報の開発に多くの時間を費やすことになった場合でも、該開発と並行して、ケースベース体とケースカバー体とを組み付けるまでの工程を実施し、該遊技制御情報開発した後に該記録媒体を実装した第二基板を配設する工程を実施することができる。したがって、本発明の構成は、その製造工程を効率化することができる。
また、本発明は、遊技機用の記憶媒体を有する制御基板と、該制御基板を収納する基板ケースとを備えた遊技機用記憶媒体の保護構造において、前記制御基板は、第一基板と、該第一基板の実装面上に配設される該第一基板よりも小型の第二基板とを備え、前記基板ケースは、前記第一基板の裏面を覆う透明なケースベース体と、該第一基板の実装面を覆うように該ケースベース体に組み付けられる透明なケースカバー体とを備え、組み付けられたケースカバー体とケースベース体とによって該第一基板を収納する内部空域が形成されると共に、前記ケースカバー体が、ケース外側から凹みかつ前記内部空域側に膨出するように形成され、該ケース外側から前記第二基板を配設する収納凹部を備えてなり、さらに、前記ケースカバー体に脱着不能に接合され、前記収納凹部を遮蔽する透明な遮蔽部材を備え、前記第二基板は、前記第一基板の実装面に立設される一又は複数の支持部材を介して、該第一基板に所定間隔をおいて前記第一基板に対して相対移動不能に固定され、前記ケースカバー体の収納凹部は、前記第一基板と前記第二基板との間に配置される床壁部を一体として備え、該床壁部に前記支持部材を貫通させる貫通孔が形成されたものであることを特徴とする遊技機用記憶媒体の保護構造である。
かかる構成にあっては、制御基板の記憶媒体への不正アクセス防止効果がより一層向上する。
上述した遊技機用記憶媒体の保護構造にあって、前記底壁部が、前記第一基板と前記第二基板との間に、これら両基板とは非接触で配置されたものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、ケースカバー体をケースベース体に組み付ける際に、床壁部が第一基板上の回路に干渉することを未然に防止できる。
また、本発明は、上述した遊技機用記憶媒体の保護構造を備えたものであることを特徴とする遊技機である。
かかる構成にあっては、遊技機用記憶媒体の保護構造によって生ずる上述した作用効果を奏し得る。
本発明によれば、制御基板に設けられた記憶媒体への不正アクセスを防止する不正防止効果を向上し得る遊技機用記憶媒体の保護構造、および該保護構造を備えた遊技機を提供できる。
制御基板ユニット1の正面図である。 制御基板ユニット1の斜視図である。 制御基板ユニット1の分解斜視図である。 制御基板2を構成する第一基板11と第二基板12との関係を示す説明図である。 ケースベース体31と第一基板11とを示す分解図である。 ケースベース体31とケースカバー体32とを示す分解図である。 第二基板12の収納を説明する分解図である。 遮蔽部材46の取付けを説明する分解図である。 制御基板ユニット1を縦断して示す斜視図である。 スロットマシン61における、制御基板ユニットの取付位置を例示する説明図である。
本発明にかかる実施例を、添付図面を用いて説明する。
図1〜図3に、本実施例の遊技機用の制御基板ユニット1を示す。制御基板ユニット1は、スロットマシン61やパチンコ機などの遊技機(図10参照)に配設されるものであり、該遊技機の動作を制御処理する制御基板2と、該制御基板2を収納して保護する基板ケース3とを備えてなるものである。尚、図1,2では、後述する遮蔽部材46のみを透明で図示している。
本実施例では、制御基板ユニット1およびその構成部材を説明する便宜上、図1のように制御基板ユニット1を正面から視た状態で、該図1の紙面に直交する方向を、表裏方向として規定し、同じく正面から視た状態で該図1の紙面上の左右の横方向を、左右方向として規定し、同じく正面から視た状態で該図1の紙面上の上下の縦方向を、上下方向として規定する。こうして規定した方向は、前記のように便宜上規定した方向であり、本発明が本実施例で定めた方向にのみ限定されるものでは無い。
図4は、基板ケース3を省略して制御基板2のみを示す図面である。制御基板2は、矩形状の第一基板11と、該第一基板11よりも小型の矩形状の第二基板12とから構成されている。そして、第二基板12は、第一基板11の左側縁寄りの所定位置で、該第一基板11の実装面11a上に所定間隔をおいて配設される。ここで、第一基板11の実装面11aには、所定位置に、表側へ立ち上がる柱状の支持部材15が四個配設され、各支持部材15の上端に、第二基板12の四隅部位が上載されて、固定用のネジ(図示せず)によって該第二基板12と各支持部材15とが夫々締結される。このように、第二基板12は、第一基板11上に所定間隔をおいて固定される。
第二基板12の実装面12aには、遊技の抽選を行うプログラムやデータ等の遊技制御情報が記憶された記憶装置ROM21と、該遊技の抽選における抽選データ等を一時的に記憶する記憶装置RAM22とが実装されると共に、所定の配線パターンがプリントされて、回路が形成されている。さらに、第二基板12の裏面には、コネクタ23が配設されており、該コネクタ23と前記した記憶装置ROM21および記憶装置RAM22とが実装面12aの配線パターンを介して接続されている。一方、第一基板11の実装面11aには、前記記憶装置ROM21からプログラムやデータ等を読み込んで制御処理を行うCPUや、遊技の抽選に関わらない電子部品(ICやアンプなど)、コネクタケーブルが接続されるコネクタなどが実装されると共に、所定の配線パターンがプリントされて、回路が形成されている。さらに、第一基板11の実装面11aには、所定位置に、上述した四個の支持部材15が立設されると共に、該支持部材15に固定された前記第二基板12のコネクタ23と接続されるコネクタ受け部26が配設されている。
このように制御基板2は、第一基板11と第二基板12との二段の階層構造となっており、上記の記憶装置ROM21と記憶装置RAM22とが実装される第二基板12を、これ以外の電子部品が実装される第一基板11と分けて設けている。すなわち、特に不正行為を防止すべきものである記憶装置ROM21と記憶装置RAM22とが、これ以外の電子部品と分けて配設される。
次に、上記した基板ケース3について説明する。
基板ケース3は、図3のように、ケースベース体31とケースカバー体32とを備え、該ケースベース体31にケースカバー体32を組み付けることによって内部空域33が形成される(図6,9参照)。そして、この内部空域33に上記の第一基板11が配設される。ここで、第一基板11は、その実装面11aがケースカバー体32に対向するように、前記内部空域33に配設されることから、図5,6のように、該ケースカバー体32により該実装面11aが覆われ、且つケースベース体31により該第一基板11の裏面が覆われる。
上記のケースベース体31は、図3,5のように、略四角形の浅底箱状を成し、その内側に、第一基板11を支持するフランジが形成されている。そして、ケースベース体31には、第一基板11を支持した状態で、該第一基板11の四隅に開口された貫通孔(図示せず)に夫々対向する部位に、各貫通孔に連通するネジ孔(図示せず)が夫々形成されている。一方、ケースカバー体32は、図3,6のように、略四角形の蓋状を成し、その四隅から裏側に突出する四個の支持突部34を備えている。各支持突部34は、ケースカバー体32をケースベース体31に組み付けた状態で、該ケースベース体31の内側に配置された第一基板11の四隅に夫々当接する。尚、支持突部34は、有底円筒状を成し、その底部に表裏に貫通する孔が形成されており、この孔が上記第一基板11の貫通孔と上記ケースベース体31のネジ孔と連通する。
さらに、ケースカバー体32には、その左側縁から左方に突出する係合突部36,36と、右側縁から裏方へ突出する弾性爪部35,35とが形成されている。一方、ケースベース体31には、その左側部に、前記ケースカバー体32の係合突部36,36を嵌入する嵌合孔37,37が形成され、右側部には、前記弾性爪部35,35を係止する係止孔38,38が形成されている。
こうしたケースベース体31とケースカバー体32とを組み付ける手順としては、図5のように、該ケースベース体31に第一基板11を支持する。その後、図6のように、ケースカバー体32を、第一基板11を支持したケースベース体31に組み付ける。この組み付けの際には、ケースカバー体32の係合突部36,36を該ケースベース体31の嵌合孔37,37に嵌入して、該ケースカバー体32の弾性爪部35,35を該ケースベース体31の係止孔38,38に係止する。これにより、ケースカバー体32をケースベース体31に組み付ける。そして、この状態で、所定のネジを、ケースカバー体32の表側から、その支持突部34の孔と第一基板11の貫通孔とを介してケースベース体31のネジ孔に螺合することによって、該ケースカバー体32と第一基板11とケースベース体31とを締結する。さらに、ケースベース体31とケースカバー体32との境界を所定の接着材などにより接着する。このようにしてケースベース体31とケースカバー体32とを、その内部空域33に第一基板11を配設した状態で、着脱不能に接合する。そして、前記接合後は、ケースカバー体32とケースベース体31とを開けるためには、少なくとも一方の破壊を必要とする。そのため、不正に開放されれば、その痕跡が残ることから、こうした不正行為を比較的容易に見つけることができる。
また、上記のケースカバー体32には、図3,6のように、第一基板11の実装面11aと対向する外表面部32aに、表側から裏側へ略四角形状に凹む収納凹部41が形成されており、さらに、該ケースカバー体32の右側縁と該収納凹部41との間に、外表面部32aの裏側から突出する隔壁部39a,39bが設けられている。ここで、収納凹部41は、ケースカバー体32の左側縁寄りに設けられており、隔壁部39a,39bは、該ケースカバー体32の右側寄りの部分に並設されている(図9参照)。隔壁部39a,39bは、ケースカバー体32の上下方向に沿って形成されており、該ケースカバー体32とケースベース体31とを組み付けた状態で、該ケースベース体31の内側に配置された第一基板11の実装面11aに近接する(図9参照)。こうした隔壁部39a,39bを設けたことによって、仮に基板ケース3の右側部から不正に侵入された場合に、前記収納凹部41にまで侵入されることを妨げることができるため、こうした該基板ケース3の右側部から該収納凹部41に至る不正侵入を防ぐ効果が著しく向上する。
上記の収納凹部41は、ケースカバー体32の外表面部32aの裏側に膨出するように形成され、図6のように、略四角形の床壁部41aと、該外表面部32aから裏側に延成されて該床壁部41aに至る四方の側壁部41b,41cとにより構成されている。ここで、収納凹部41は、その凹む空域に上記した第二基板12を収納できるように、そのサイズが設定されている。さらに、収納凹部41は、ケースカバー体32とケースベース体31とを組み付けた状態で、内部空域33に配設された第一基板11及び該第一基板11に実装された各種実装部品と床壁部41aとが接触しないように(図9参照)、前記外表面部32aから床壁部41aまでの深さが設定されている。
収納凹部41の床壁部41aには、図6,7のように、第一基板11の実装面11aに立設される四個の支持部材15を夫々貫通する四個の貫通孔42が形成されている。そして、ケースベース体31とケースカバー体32とを組み付けた状態で、第一基板11に立設された四個の支持部材15の上端部が、前記貫通孔42を介して前記床壁部41a上に夫々突出する。こうして突出した各支持部材15の上端に第二基板12を上載し、固定用のネジにより第二基板12を支持部材15に締結することによって、上述したように該第二基板12を第一基板11に固定して、図8のように収納凹部41の内側に配設する。第二基板12を収納凹部41に配設した状態では、該第二基板12が該収納凹部41の床壁部41aと非接触で近接し且つ該第二基板12の実装面12aに配設された記憶装置ROM21および記憶装置RAM22が該収納凹部41内に収まる(図9参照)。
さらに、収納凹部41の床壁部41aには、図6,7のように、コネクタ用孔43が形成されている。このコネクタ用孔43は、第二基板12の裏面に配設されたコネクタ23を該床壁部41aの裏側に突出させるためのものである。そして、上述したように第二基板12を第一基板11に立設された支持部材15の上端に配した状態で、該第二基板12のコネクタ23が、該コネクタ用孔43を介して該床壁部41aの裏側に突出して、該第一基板11の上記コネクタ受け部26に接続される。
上記の収納凹部41は、その左側の側壁部41cを、内部空域33側に凸状に湾曲する湾曲側壁部41cとしたものである。この湾曲側壁部41cは、ケースカバー体32の表側から収納凹部41を視た場合に、その略全域を、他の側壁部41bに比して視認し易い。そのため、仮に、湾曲側壁部41cに不正に孔等を開けられた場合に、この不正な孔等を容易に見つけることができる。
ここで、本実施例では、収納凹部41を構成する左側の側壁部41cのみを湾曲側壁部41cとしており、この理由について以下に説明する。
(1)制御基板ユニット1は、図1のように、基板ケース3(ケースベース体31およびケースカバー体32)が左右方向を長手方向とする略長方形状に形成されている。そのため、収納凹部41の左右には十分なスペースを確保する余裕があり、該収納凹部41の左右の側壁部41b,41cを湾曲側壁部とすることが可能である。尚、左右の側壁部41b,41cについては、下記(2)で説明する。一方、基板ケース3の上下方向は、左右方向に比して短尺であることから、収納凹部41の上下に十分なスペースを確保する余裕がない。そのため、本実施例では、収納凹部41の上下の側壁部41bを湾曲側壁部としていない。
(2)制御基板ユニット1をスロットマシン61に取り付ける場合に、その取付位置は、図10のように、例えばA位置、B位置、C位置のいずれかが一般的である。ここで、スロットマシン61は、リール65を収納した筐体62と該筐体2にヒンジ機構を介して開閉可能に取り付けられた前扉63とを備え、該前扉63には、該リール65を外部から視認するための視認窓66が設けられている。こうしたスロットマシン61における前記A位置は、前扉63の裏面で視認窓65の直上に位置し、前記B位置は、筐体62の左側壁62aの内面でリール65の直上に位置し、前記C位置は、筐体62の奥壁62bの内面でリール65の直上に位置する。制御基板ユニット1を前記A位置に取り付ける場合、該制御基板ユニット1は、その左側部(図1参照)を上とし、ケースカバー体31の表側をスロットマシン1の裏向きにして取り付けられる。一方、前記B位置に取り付ける場合、制御基板ユニット1は、その左側部(図1参照)を上とし、ケースカバー体31の表側をスロットマシン1の右向きにして取り付けられる。さらに一方、前記C位置に取り付ける場合、制御基板ユニット1は、その左側部(図1参照)を上とし、ケースカバー体31の表側をスロットマシン1の表向きにして取り付けられる。これら取付位置のなかで特にB位置およびC位置は、リール65の直上であることから、該リール65に接続される配線や部材などが、該B位置やC位置に取り付けた制御基板ユニット1の下部(図1の右側縁寄り部分)に表側から重なる。そのため、前扉63を開放した状態で、制御基板ユニット1の下部(図1の右側縁寄り部分)を視認し難い。こうしたことから、本実施例の制御基板ユニット1では、スロットマシン1に取り付けた状態で上になる左側縁寄りに収納凹部41を形成し(図1参照)、該スロットマシン1の前扉63を開放した状態で、該収納凹部41の第二基板12を視認し易くしている。そして、この収納凹部41は、スロットマシン1に取り付けた状態で上になる側壁部41bを湾曲側壁部41bとし、上述したように、該湾曲側壁部41bに不正な孔等が開けられた場合に一層見つけ易くなっている。さらに、制御基板ユニット1は、スロットマシン1に取り付けた状態で視認し難くなる下部(図1の右側縁寄り部分)に、上述したようにケースカバー体32の隔壁部39a,39bを設け(図9参照)、基板ケース3の右側部から内部空域33に不正に侵入された場合にも、収納凹部41に至る侵入を防止する効果を著しく向上させている。このように隔壁部39a,39bを設けることによって、スロットマシン61に取り付けた状態で制御基板ユニット1の下部(図1の右側縁寄り部分)が視認し難いという不利な点を補っている。すなわち、本実施例の制御基板ユニット1では、スロットマシン61に取り付けた状態で視認し易い上部(図1の左側縁寄り部分)に収納凹部41を設け且つその上側の側壁部41cを湾曲側壁部41cとする一方、該スロットマシン61に取り付けた状態で視認し難い下部(図1の右側縁寄り部分)には隔壁部39a,39bを設けている。
また、上記のケースカバー体32には、図3,8のように、収納凹部41を遮蔽する平板状の遮蔽部材46が接合される。この遮蔽部材46は、ケースカバー体32の外表面部32aにおける収納凹部41の開口を閉鎖するものである。そして、遮蔽部材46によって遮蔽された空域47(以下、収納空域という)に、上記した第二基板12が収納される(図9参照)。ここで、遮蔽部材46は、ケースカバー体32の外表面部32aに、所定のUV硬化型接着材により接着される。このUV硬化型接着材は、硬化後に接着解除できないことから、遮蔽部材46を取り外すためには、該遮蔽部材46の破壊等を必要とする。そのため、不正に開放されれば、その痕跡が残ることから、こうした不正行為を比較的容易に見つけることができる。さらに、この遮蔽部材46は平板状であることから、ケースカバー体32に接着した状態で、該遮蔽部材46が該ケースカバー体32の外表面部32aから表側へ突出する高さは極僅かである。これにより、本実施例の制御基板ユニット1を遊技機に配設するための配設スペースは、遮蔽部材46を設けたことにより増加させる必要がなく、該遮蔽部材46を設けない従来構成と同等の配設スペースで足りる。すなわち、制御基板ユニット1の配設スペースという点で、平板状の遮蔽部材46を備えた構成は有利と言える。
尚、上述したケースベース体31、ケースカバー体32、および遮蔽部材46は、所定の合成樹脂を射出成型する製造方法やプレス成型する製造方法等によって製造することができる。本実施例では、ケースベース体31、ケースカバー体32、および遮蔽部材46を、同じ合成樹脂から成型し、無色透明な合成樹脂製のものとなっている。これにより、ケースベース体31とケースカバー体32とを組み付け、さらに遮蔽部材46と接着した状態(制御基板ユニット1)で、該ケースカバー体32の外側から、内部空域33に配設された第一基板11と収納空域47に配設された第二基板12とを視認できる。
本実施例の基板ケース3は、図9のように、ケースベース体31とケースカバー体32とにより形成される内部空域33と、該ケースカバー体32の収納凹部41と遮蔽部材46とにより形成される収納空域47とが区画されてなるものであり、該収納空域47が内部空域33の内側に設けられている。この基板ケース3に適合するように、制御基板2は、前記内部空域33に配設される第一基板11と、前記収納空域47に配設される第二基板12とによる二段の階層構造により構成し、さらに、該第二基板12に、遊技抽選等の遊技制御情報を記憶した記憶装置ROM21と記憶装置RAM22とを実装したものである。すなわち、不正行為から保護すべき優先度の高い記憶装置ROM21と記憶装置RAM22とを、他の実装部品と分けて第二基板12に実装し、該第二基板12を、前記内部空域33と収納空域47とによる二重構造により保護している。
こうした構造の制御基板ユニット1は、ケースカバー体32の外表面部32aを視認できるように、ケースベース体31がスロットマシン等の遊技機に所定の固定機構を介して配設される(図10参照)。そして、遊技機に制御基板ユニット1を配設した状態で、ケースカバー体32の表側から、第一基板11や第二基板12を視認可能となっている。
このように制御基板ユニット1を遊技機に配設した状態で、第二基板12の記憶装置ROM21や記憶装置RAM22に不正にアクセスする不正行為として、遮蔽部材46に不正に孔を開けたり、該遮蔽部材46を破壊したりすることがあり得る。しかし、こうしたケースカバー体32の表面側からの不正行為は、いずれもの場合も、遮蔽部材46やケースカバー体32に不正の痕跡が残るため、不正行為が行われたことを容易に見つけることができる。そのため、ケースカバー体32の表面側からの不正行為を防止することができる。
また、別の不正行為として、基板ケース3の側部(上下左右のいずれかの側部)から細長い金属機器を侵入させることがあり得る。遊技機に配設された状態で、制御基板ユニット1の周囲には様々な配線や部品などが配されていることから、前記した基板ケース3の側部の痕跡は比較的見つけ難い。しかし、このように基板ケース3の側部から内部空域33に侵入された場合であっても、第二基板12は収納凹部41により保護されており、さらに収納空域47に侵入することは極めて困難である。そのため、第二基板12を配設した収納空域47への不正な侵入を防止できる。この一方で、基板ケース3の側部から内部空域33に侵入され、さらに収納凹部41の収納空域47に侵入される場合としては、該収納凹部41を構成する側壁部41b,41cに孔等を開けることが最もあり得る。しかし、このように側壁部41b、41cに孔等を開けて侵入された場合には、該側壁部41b,41cに生じた痕跡をケースカバー体32の表側から見つけることができる。そのため、収納凹部41の側壁部41b,41cに孔等を開けて侵入する不正行為を防止することができる。
特に、本実施例の構成では、上述したように、遊技機(スロットマシン61)に取り付けた状態で比較的視認し難い基板ケース3の右側縁寄り部分には、隔壁部39a,39bが設けて、該基板ケース3の右側部から収納凹部41に至る侵入を防止する一方、この反対側となる基板ケース3の左側縁寄り部分は、前記遊技機に取り付けた状態で比較的視認し易いことから、収納凹部41の左側の側壁部41cを湾曲側壁部41cとして、該湾曲側壁部41cに不正に孔等を開けて侵入された場合に、その痕跡を一層容易に見つけることができるようにしている。
このように本実施例の制御基板ユニット1は、記憶装置ROM21と記憶装置RAM22とを実装した第二基板12を保護する機能が高く、該記憶装置ROM21や記憶装置RAM22への不正なアクセスを確実かつ安定して防止できる。そして、本実施例の構成を上述した特許文献1の従来構成と比較すると、該従来構成よりも不正行為を防止する作用効果が著しく高い。さらに、本実施例の制御基板ユニット1は、第二基板12を収納する収納凹部41が、第一基板11の実装面11aと非接触とするように形成されていることから、前記の特許文献1の従来構成のように基板上の回路に干渉する虞も無い。
また、本実施例の制御基板ユニット1は、ケースベース体31に第一基板11を配置し、該ケースベース体31にケースカバー体32を組み付けてネジや接着材により固定した後に、該ケースカバー体32の収納凹部41に第二基板12を配設して、遮蔽部材46を接着することにより製造できる。すなわち、ケースベース体31とケースカバー体32とを接合して第一基板11を内部空域33に配設した状態まで製造する工程(図5,6参照)と、収納凹部41に第二基板12を配設して遮蔽部材46を接着する工程(図7,8参照)とを分けて別々に実施することが可能である。これにより、記憶装置ROM21に記憶する遊技制御情報の開発に比較的多くの時間を費やす場合にも、第二基板12を配設する前の工程(図5,6参照)まで製造工程を進めることができるから、当該制御基板ユニット1の製造工程を効率化できる。
尚、上述した本実施例の構成にあって、制御基板ユニット1の構造により、本発明にかかる遊技機用記憶媒体の保護構造が実現されている。そして、記憶装置ROM21および記憶装置RAM22により、本発明にかかる記憶媒体が構成されている。
一方、上述した実施例の別例として、遮蔽部材46と、ケースベース体31およびケースカバー体32とを異なる透明色により形成した構成が提案できる。例えば、ケースベース体31およびケースカバー体32をクリアオレンジやクリアイエロー等の透明色とし、遮蔽部材46を無色透明とする。こうした構成によれば、上述したように収納凹部41の側壁部41b,41cに不正に孔等を開けられた場合に、遮蔽部材46と収納凹部41との透明色が異なることによって、該遮蔽部材46の外側から一層見つけ易い。したがって、こうした別例の構成によれば、不正行為の痕跡を見つけ易く、これに伴って該不正行為を防止する効果が一層向上する。尚、この別例の構成は、前記のように、遮蔽部材46とケースベース体31およびケースカバー体32とを異なる透明色により形成した以外は上述した実施例と同じ構成であることから、各構成要素の説明は省略する。
また、上述した実施例の構成にあっては、ケースカバー体の収納凹部を構成する一の側壁部を湾曲側壁部とした構成であるが、これに限らず、複数の側壁部を湾曲側壁部とすることもできる。例えば、上述した隔壁39a,39bに対向する右側の側壁部を除く、他の三方の側壁部を湾曲側壁部として構成するように良い。また、四方全ての側壁部を湾曲側壁部として構成するようにしても良い。
また、上述した実施例の構成にあっては、平板状の遮蔽部材を適用した構成であるが、これに限らず、様々な形状の遮蔽部材を用いることも可能である。例えば、表側に湾曲する形状のものや、逆に裏側に湾曲する形状のもの等を用いることも可能である。尚、遮蔽部材としては、上述したように、設置スペースの関係上、表側に突出する高さを可及的に少なくした構成が好適である。
また、上述した実施例の構成にあっては、第二基板に記憶装置ROMと記憶装置RAMとを実装した構成であるが、これに限らず、例えば、該第二基板に、該記憶装置ROM、記憶装置RAM、およびCPUを実装した構成としても良い。この構成では、CPUに対する不正なアクセスを防止する効果も向上することから、不正行為を一層防止することができる。
本発明にあっては、上述した実施例に限定されるものではなく、上述の実施例以外の構成についても本発明の趣旨の範囲内で適宜変更して実施可能である。
1 制御基板ユニット
2 制御基板
3 基板ケース
11 第一基板
12 第二基板
21 記憶装置ROM(記憶媒体)
22 記憶装置RAM(記憶媒体)
31 ケースベース体
32 ケースカバー体
33 内部空域
41 収納凹部
41a 床壁部
41b 側壁部
41c 湾曲側壁部
46 遮蔽部材
61 スロットマシン(遊技機)

Claims (4)

  1. 遊技機用の記憶媒体を有する制御基板と、該制御基板を収納する基板ケースとを備えた遊技機用記憶媒体の保護構造において、
    前記制御基板は、第一基板と、前記記憶媒体が実装され、該第一基板の実装面上に配設される該第一基板よりも小型の第二基板とを備え、
    前記基板ケースは、
    前記第一基板の裏面を覆う透明なケースベース体と、該第一基板の実装面を覆うように該ケースベース体に組み付けられる透明なケースカバー体とを備え、組み付けられたケースカバー体とケースベース体とによって該第一基板を収納する内部空域が形成されると共に、
    前記ケースカバー体が、ケース外側から凹みかつ前記内部空域側に膨出するように形成され、該ケース外側から前記第二基板を配設する収納凹部を備えてなり、
    さらに、前記ケースカバー体に脱着不能に接合され、前記収納凹部を遮蔽する透明な遮蔽部材を備え、
    前記ケースカバー体の収納凹部は、該ケースカバー体の外表面から前記内部空域側に延成された側壁部と、該側壁部の下端縁から連成された床壁部とを備え、該側壁部の少なくとも一部が、前記内部空域側に凸状に湾曲する湾曲側壁部により構成されたものであることを特徴とする遊技機用記憶媒体の保護構造。
  2. 遊技機用の記憶媒体を有する制御基板と、該制御基板を収納する基板ケースとを備えた遊技機用記憶媒体の保護構造において、
    前記制御基板は、第一基板と、該第一基板の実装面上に配設される該第一基板よりも小型の第二基板とを備え、
    前記基板ケースは、
    前記第一基板の裏面を覆う透明なケースベース体と、該第一基板の実装面を覆うように該ケースベース体に組み付けられる透明なケースカバー体とを備え、組み付けられたケースカバー体とケースベース体とによって該第一基板を収納する内部空域が形成されると共に、
    前記ケースカバー体が、ケース外側から凹みかつ前記内部空域側に膨出するように形成され、該ケース外側から前記第二基板を配設する収納凹部を備えてなり、
    さらに、前記ケースカバー体に脱着不能に接合され、前記収納凹部を遮蔽する透明な遮蔽部材を備え、
    前記第二基板は、前記第一基板の実装面に立設される一又は複数の支持部材を介して、該第一基板に所定間隔をおいて前記第一基板に対して相対移動不能に固定され、
    前記ケースカバー体の収納凹部は、前記第一基板と前記第二基板との間に配置される床壁部を一体として備え、該床壁部に前記支持部材を貫通させる貫通孔が形成されたものであることを特徴とする遊技機用記憶媒体の保護構造。
  3. 前記底壁部は、前記第一基板と前記第二基板との間に、これら両基板とは非接触で配置されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用記憶媒体の保護構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の遊技機用記憶媒体の保護構造を備えたものであることを特徴とする遊技機。
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