JP2005329016A - 遊技機 - Google Patents

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昭二 辻
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Abstract

【課題】画像表示手段が変更された場合や画像容量が増加した場合であっても、多くの共通するデバイスの変更が不要となり、ひいては開発作業をより迅速に行うことができる新規な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技制御回路からの信号に基づいて画像データ生成手段が制御される表示用CPUと、制御プログラムデータが記憶されている制御データ記憶手段と、画像データ信号が記憶されている画像データ記憶手段と、クロック信号が生成されるクロック生成手段等を備えた遊技機において、上記画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とが、特定の基板上に実装され、上記画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とが、上記特定の基板とは異なる他の基板上に実装され、上記特定の基板と他の基板とは、コネクタにより接続されているとともに、該他の基板と画像表示手段制御回路基板とは、コネクタにより接続されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関するものである。
近年、パチンコ遊技機に代表される遊技機においては、遊技者に対する効果的演出を図るために、LCD等の画像表示装置に表示される内容が従来にも増して多種多様で且つ複雑なものとなっており、こうした遊技機における表示内容の複雑化等に伴い、組み込まれるデバイスも多種多様なものが使用されている。ところで、こうした遊技機を設計する段階においては、通常モードにおいて画像表示装置に表示される各種の図柄のデザインや、一定の条件を満たした場合に表示される特別な図柄等のデザインばかりではなく、これらの図柄を画像表示装置においてどのように制御するか、或いは、これらの図柄が表示された際に各種の駆動装置をどのように制御するか等について種々検討され、その検討結果に応じて、必要なデータを記憶装置に格納するとともに、必要なデバイスを基板上に実装して行くのが実情である。
しかしながら、画像表示装置に表示される内容の複雑化に伴う制御の複雑化や制御スピード、或いは、記憶装置の容量の大小により、全てのデバイスを最初から基板に組み込むことは、開発作業が極めて煩雑となるばかりか、開発スピードが遅延する。そこで、従来、各種のデバイス群を、多数の機種間で共通して使用可能なデバイス群(共通デバイス群)と、機種に応じた設計変更を行って使用するデバイス群(非共通デバイス群)とに設け、上記共通デバイス群を特定の基板に実装する一方、非共通デバイス群を他の基板に実装する遊技機が提案されている(特許文献1参照)。具体的には、特別図柄表示装置を構成する一方の基板に、データ受信回路,電源回路,CPU,画像処理用LSI(VDP),RAM,ビデオRAM,LCDパネル用インターフェース回路,LCDパネルが共通デバイス群として実装されており、他方の基板に、プログラムを内蔵するプログラムROMと、画像処理用LSI(VDP)が画像展開するために必要なデータを格納したキャラクタROMとが、非共通デバイス群として、実装されている。
特開2002−35353号公報
ところで、画像が表示される上記LCDパネル等の画像表示手段は、これまで一定のものが使用されているが、遊技者に対して更なる効果的演出を図るためには、上記プログラムROMやキャラクタROMばかりではなく、この画像表示手段に関しても従来とは異なるものが使用される可能性が高いし、少なくとも開発段階では、各種の画像表示手段の中から最適なものを選択し決定して行く作業が伴う。
しかしながら、上記特許文献1に開示された遊技機では、ビデオRAMに一時的に記憶された画像データを受け取って送出するLCDパネル用インターフェース回路や、このLCDパネル用インターフェース回路から送出された画像データを用いて表示画像を出力するLCDパネルが、共通デバイスとして、他のデバイスである画像処理用LSI(VDP)や、この画像処理用LSI(VDP)に出力するCPU等とともに上記一方の基板に実装されていることから、画像データ信号が記憶されている上記ROM以外に、画像表示手段(の大きさ等)を変更する場合には、それに関連する他のデバイスも変更しなければならず、結局共通するデバイスまでも変更しなければならならず、開発作業の迅速化を図ることができない。
そこで、本発明は、上述した従来の遊技機が有する課題を解決するために提案されたものであって、画像表示手段が変更された場合や画像容量が増加した場合であっても、多くの共通するデバイスの変更が不要となり、ひいては開発作業をより迅速に行うことができる新規な遊技機を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するため、第1の発明(請求項1記載の発明)は、遊技の制御を行う遊技制御回路と、遊技に関わる画像を表示する画像表示手段と、画像データ信号及び同期信号を生成する画像データ生成手段と、上記画像データ生成手段からの画像データ信号及び同期信号に基づき上記画像表示手段が制御される画像表示手段制御回路基板と、上記遊技制御回路からの信号に基づいて上記画像データ生成手段を制御する表示用CPUと、上記表示用CPUの制御プログラムデータが記憶されている制御データ記憶手段と、上記画像データ生成手段により利用される画像データが記憶されている画像データ記憶手段と、上記画像データ生成手段により出力される同期信号の基となるクロック信号が生成されるクロック生成手段と、を備えた遊技機において、上記画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とが、特定の基板上に実装され、上記画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とが、上記特定の基板とは異なる他の基板上に実装され、上記特定の基板と他の基板とはコネクタにより接続されているとともに、該他の基板と画像表示手段制御回路基板とはコネクタにより接続されていることを特徴とするものである。
この第1の発明において、上記画像表示手段とは、少なくとも遊技に関わる画像が表示されるものであれば、LCD(液晶ディスプレイ)以外に、例えば、CRTディスプレイやプラズマディスプレイ等であっても良い。そして、この第1の発明においては、画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とが、特定の基板上に実装され、上記画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とが、上記特定の基板とは異なる他の基板上に実装されている必要があり、この他の基板は、必ずしも、単一の基板に限られるものではなく、複数の基板であっても良い。すなわち、画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とは、共に同一の基板に実装されている場合以外に、上記画像データ記憶手段と、クロック生成手段とがそれぞれ別個の基板に実装されている場合を含む。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明において、前記特定の基板と前記他の基板とは、それぞれ全部又は一部が重なって配置され、前記制御データ記憶手段の表面には該制御データ記憶手段を識別する識別表示がされてなるとともに、該制御データ記憶手段は、該特定の基板上であって、他の基板の表面側から上記識別表示が視認可能に実装されてなることを特徴とするものである。
なお、この第2の発明では、制御データ記憶手段には、該制御データ記憶手段を識別する識別表示がされている必要がある。この識別表示は、各種の制御データ記憶手段から一定の又は一種類の制御データ記憶手段であることが識別・区別できるものであれば良く、その態様は、特定の文字,記号,図形等が記録されたシールが貼付されている場合の外に、手書きで上記文字,記号等が記載されているものであっても良い。さらに、上記識別表示は、少なくとも開発作業者が識別できるものであれば良く、必ずしも第三者が識別できるような客観的表示であることが要求されない。また、この第2の発明では、制御データ記憶手段になされた上記識別表示が、他の基板の表面側から視認可能に(特定の基板上)に実装されている必要がある。例えば、特定の基板と他の基板とが一部重ならないように配置し、その重ならない位置(他の基板を特定の基板に投影した場合の投影面に存在しない位置)に上記制御データ記憶手段を実装する場合ばかりではなく、他の基板に切欠き又は透明部を形成し、この切欠きや透明部の形成位置に対応した位置に上記制御データ記憶手段が実装されたものであっても良い。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第1の発明において、前記画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とは、第1基板の上に実装され、前記画像データ記憶手段は、上記第1基板とは異なる第2基板上に実装され、前記クロック生成手段は、上記第1基板及び第2基板と異なる第3基板上に実装され、上記第1基板は、上記第2基板と上記第3基板との双方にコネクタにより接続されているとともに、該第3基板と前記画像表示手段制御回路基板とは、コネクタにより接続されていることを特徴とするものである。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)は、上記第3の発明において、前記第1基板と前記第2基板又は第3基板の少なくとも何れか一方とは、互いに全部又は一部が重なって配置され、前記制御データ記憶手段の表面には該制御データ記憶手段を識別する識別表示がされてなるとともに、該制御データ記憶手段は、該第1基板上であって、第2基板の表面側又は第3基板側の表面側から視認可能に実装されていることを特徴とするものである。
また、第5の発明(請求項5記載の発明)は、上記第1,第2,第3又は第4の発明の何れかの発明において、前記制御データ記憶手段は、端子群が形成されたROM又はRAMであって、前記特定の基板又は第1基板には、該ROM又はRAMに形成された端子群が挿抜されるコネクタが実装されていることを特徴とするものである。
この第5の発明において、端子群が形成されたROM又はRAMとは、所謂デュアルラインパッケージのROM又はRAMを指すものである。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)では、画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とが、特定の基板上に実装され、上記画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とが、上記特定の基板とは異なる他の基板上に実装され、上記特定の基板と他の基板とはコネクタにより接続されているとともに、該他の基板と画像表示手段制御回路基板とはコネクタにより接続されていることから、開発途中において、大きさの異なる画像表示手段を選択し、それによって同期信号用のクッロク生成手段を変更する必要があっても、全てのデバイスを変更することなく、単に上記他の基板を変更することのみで足りる。また、画像容量の増加に伴い画像データ記憶手段を変更する場合であっても、上記他の基板を変更することのみで対応することができ、従来のように、変更の必要性のないデバイスが実装された基板全体を無駄にする危険性を有効に防止することができ、開発速度を速めることが可能となる。特に、上記画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とが、同一の(他の)基板に実装されている場合において、画像容量の増大に伴って上記画像データ記憶手段ばかりではなく、同時に画像表示手段も変更する場合には、上記単一の他の基板を変更すれば良く、一層開発速度を速めることができる。一方、上記画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とが、それぞれ別個の(他の)基板に実装されている場合であって、画像データ記憶手段のみを変更し、或いは、上記画像表示手段のみを変更する場合には、何れか一方の(他の)基板のみを交換すれば良い。
上記第2の発明(請求項2記載の発明)では、特定の基板と前記他の基板とは、それぞれ全部又は一部が重なって配置されていることから、スペースの有効利用を図ることができ、遊技機のコンパクト化に貢献することができる。また、この第2の発明では、前記制御データ記憶手段の表面には該制御データ記憶手段を識別する識別表示がされてなるとともに、該制御データ記憶手段は、該特定の基板上であって、他の基板の表面側から上記識別表示が視認可能に実装されてなることから、複数の制御プログラムの内でどの制御プログラムが実装されているかを実装後に確認することができるので、他のデバイスの実装時や基板の取付時における誤認を有効に防止することができる。
上記第3の発明(請求項3記載の発明)では、前記画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とは、第1基板の上に実装され、前記画像データ記憶手段は、上記第1基板とは異なる第2基板上に実装され、前記クロック生成手段は、上記第1基板及び第2基板と異なる第3基板上に実装され、上記第1基板は、上記第2基板と上記第3基板との双方にコネクタにより接続されているとともに、該第3基板と前記画像表示手段制御回路基板とは、コネクタにより接続されていることから、画像データ記憶手段のみを変更する場合には、第2基板のみを、また、上記画像表示手段のみを変更する場合には、第3基板のみを交換すれば良く、さらに、画像データ記憶手段と画像表示手段とを共に変更する場合には、第2基板及び第3基板を交換すれば良く、これまでよりも開発速度を速めることができ、また、従来のように、変更の必要性のないデバイスが実装された基板全体を無駄にする危険性を有効に防止することができる。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)では、第1基板と前記第2基板又は第3基板の少なくとも何れか一方とは、互いに全部又は一部が重なって配置され、前記制御データ記憶手段の表面には該制御データ記憶手段を識別する識別表示がされてなるとともに、該制御データ記憶手段は、該第1基板上であって、第2基板の表面側又は第3基板側の表面側から視認可能に実装されていることから、上記第2の発明と同じように、スペースの有効利用を図ることができ、遊技機のコンパクト化に貢献することができ、また、他のデバイスの実装時や基板の取付時における誤認を有効に防止することができる。
また、第5の発明(請求項5記載の発明)では、前記制御データ記憶手段は、端子群が形成されたROM又はRAMであって、前記特定の基板又は第1基板には、該ROM又はRAMに形成された端子群が挿抜されるコネクタが実装されていることから、制御データを簡単に変更することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、遊技機の一態様としてカード式パチンコ遊技機を用いて説明するが、本発明はカード式パチンコ遊技機に限定されるものではなく、例えば、コイン遊技機やスロットマシン等であっても良い。
この実施の形態(第1の実施の形態)に係るカード式パチンコ遊技機1は、図1に示すように、パチンコ遊技機2と、このパチンコ遊技機2の正面左方に配置されているカードユニット3とにより構成されている。このカードユニット3の中央には、金銭と同様の有価価値を有する図示しないプリペイドカードが縦方向に挿入されるカード挿入口4が配備されている。
また、上記パチンコ遊技機2の前面枠5にはガラス扉7が開閉自在に設けられ、このガラス扉7を通して視認される遊技盤8が上記前面枠5の上部に装着されている。そして、上記ガラス扉7の前面下部には、後述する打球発射装置に供給するパチンコ球を貯留する上球受皿9が設けられ、前面枠5の下部には、上球受皿9の下方に該上球受皿9から溢れたパチンコ球を貯留する下球受皿10が設けられ、さらに、この下球受皿10の右側には(打球)発射装置11が設けられている。この発射装置11には、図示しない発射モータと、遊技者の発射装置(のハンドル)11への接触を検出するための図示しないタッチスイッチと、回動操作される打球発射レバー11aが設けられている。したがって、遊技者が打球装置11のハンドルに接触し、さらに、上記打球発射レバー11aが回動操作されることにより、上記発射モータの駆動が開始され、パチンコ球が打球される。また、上記上球受皿9の前面中央には貸球払出装置12が設けられ、この貸球払出装置12には、球貸し時に操作する貸球スイッチ(又はセンサ)13と、この貸球スイッチ(又はセンサ)13の操作(又は検出)により駆動する図示しない球貸モータと、カードの返却時に操作するカード返却スイッチ14が設けられている。また、上記貸玉支払装置12の左右両側には、スピーカ15,16が設けられている。
また、上記遊技盤8には、外側ガイドレール17及び内側ガイドレール18が略円弧状に立設され、上記外側ガイドレール17の内側には、遊技領域19が形成されている。そして、この遊技領域19の中央には、図柄表示ユニット20が配設され、この図柄表示ユニット20の下方には、第1の入賞口21が配設されている。なお、この第1の入賞口21の左右両側には、可動翼片21a、21aが設けられている。上記図柄表示ユニット20の中央には、カラー液晶表示装置により構成された当否の結果を表示させるための図柄表示装置22が組み付けられている。この図柄表示装置22は、後述するように、表示制御回路や可変表示器等が組み込まれた液晶ユニットからなるものであり、この可変表示器の表示領域には、特別図柄が表示される特別図柄表示領域22aと、普通図柄が表示され普通図柄表示領域22bが形成されている。また、この可変表示器の特別図柄表示領域22aに表示される特別図柄には、左特別図柄、中特別図柄及び右特別図柄と、を備え、これら各図柄は、それぞれ12種類(0〜11)の図柄で構成されている。一方、上記普通図柄表示領域22bは、例えば、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動表示した後に、所定の数字を確定表示するものである。なお、上記普通図柄表示領域22bに表示される図柄は、数字に限定されるものではなく、例えば、アルファベットや記号、図形等であっても良い。また、上記第1の入賞口21には、後述する始動口センサと、この始動口センサにより検出された回数(第1の入賞口21内に入賞したパチンコ球の個数)をカウントするカウントセンサと、が設けられ、パチンコ球がこの第1の入賞口21内に入賞することにより、この始動口センサを介して上記特別図柄領域22aにおける特別図柄の図柄変動が開始される。
また、上記第1の入賞口21の左右両側には、第2乃至第5の入賞口23・・・26が配設されている。また、上記第1の入賞口21の下方には、開閉扉(符合は省略する。)により開閉される大入賞口を備えた大入賞装置30が配設されている。この大入賞口装置30は、図柄表示装置22において特別図柄の変動停止が行われた結果が大当りとなり、遊技者に対して賞価値を与える特別遊技状態(大当り遊技状態)となった場合に、所定時間に亘って開放される上記開閉扉と、この開閉扉を開閉駆動するソレノイドと、上記大入賞口内に入賞したパチンコ球の数をカウントするカウントセンサと、特定領域センサとを備えている。また、このカード式パチンコ遊技機1には、図示しない賞球払出装置が設けられている。この賞球払出装置は、上記第2乃至第5の入賞口23・・・26や上記大入賞装置30に設けられた各賞球センサ(フォトセンサ)と、払出制御基板(払出制御回路)に接続された賞球モータと、から構成されている。したがって、上記第2乃至第5の入賞口23・・・26や、上記大入賞装置30の大入賞口内にパチンコ球が入賞すると、上記各賞球センサを介して上記賞球モータが駆動し、その入賞口に応じた所定個数の景品玉が上記上球受皿9に排出される。但し、上記大入賞口は開放中に所定個数(例えば、10個)の入賞があった場合、又は、所定時間経過した時点で閉鎖される。また、パチンコ球が上記第1の入賞口21内に入賞すると、上記特別図柄始動センサにより、入賞信号が後述する主制御回路へ送信され、この結果、上記特別図柄表示領域22aにおいて、左特別図柄,中特別表示図柄及び右特別表示図柄の変動が同時に開始される。また、上記特別図柄は、変動態様毎に定められた変動開始からの特定時間後に、後述する主制御回路から図柄停止信号を送信し、図柄決定乱数で決定された左特別図柄,中特別図柄,右特別図柄の図柄で、図柄停止する。そして、上記左特別図柄,中特別図柄,右特別図柄が揃わない場合には、外れ特別図柄が表示され、この外れ特別図柄が表示されて停止した時に、次ぎの変動表示に関する入賞記憶(上記第1の入賞口21に入賞した記憶)がある場合には、その後に次ぎの入賞記憶に関する図柄変動が開始される。なお、上記第1の入賞口21への入賞による種々の記憶は、現在変動中の記憶を含めず最高4個であり、それ以上のパチンコ球がこの第1の入賞口21に入賞しても記憶されない。
また、このカード式パチンコ遊技機1では、上記図柄表示装置22の左右両側には、始動ゲート28,28が設けられている。上記各始動ゲート28,28には、該始動ゲート28,28をパチンコ球が通過したことを検出する図示しない普通図柄始動センサが設けられている。そして、上記普通図柄始動センサがパチンコ球の通過を検出したときに当否判定がされ、上記普通図柄表示領域22bに、例えば、「0」〜「9」までの数字を所定期間に亘って変動表示がされた後に、所定の数字が確定表示され、この確定表示された数字が、所定の数字となった場合には、上記第1の入賞口21の左右両側に設けられた可動翼片21a、21aが所定期間に亘って横方向に倒される。また、上記前面枠5には、遊技状況に応じて点灯表示される枠飾りランプ31,左サイドランプ32,右サイドランプ33が配設されている。その他、遊技盤面には遊技状況に応じて点灯表示される(遊技に関係する情報を点灯表示する)各種ランプやLEDが配設されている。なお、これらのランプやLEDは、後述するランプ制御回路により制御される。
また、このカード式パチンコ遊技機1の裏面側は、図2に示すように、上端側にパチンコ球が貯留されるタンク34や、このタンク34に貯留されたパチンコ球が整列するタンクレール35、また、上記タンク34内に貯留されたパチンコ球を図示しない排出口方向に移動させる玉寄せ部材36が設けられている。
また、上記タンク34の下方には、主制御基板37と、メイン中継基板38と、図柄制御基板39と、音声制御基板40と、ランプ制御基板41とが配設されている。なお、上記図柄制御基板39の近傍には、ランプ中継基板42が配設されている。また、上記ランプ制御基板41の下方には、電源制御板44が配設され、その下方には、発射装置制御基板43を備えた発射装置11が配設されている。また、上記電源基板44の右側には、パチンコ球の払い出しを制御する払出制御基板45が配設され、この払出制御基板45の近傍には、カードインターフェース接続部46が形成され、さらに、このカードインターフェース接続部46の形成位置の上方には、FG中継基板47が配設されている。また、上記タンク34の右側には、枠用外部端子基板49と、盤用外部端子基板50が配設され、これらの右側には、受電基板51が配設されている。また、上記図柄制御基板39の右側には、賞球センサ中継基板52が配置されている。なお、以下の説明では、基板と回路とを同一の符号を用いる。
そして、上記主制御基板37は、遊技系統の制御を行う主制御回路(本発明を構成する遊技制御回路)が形成されているものであり、この主制御回路37は、図3に示すように、ワンチップマイクロコンピュータ(以下、ワンチップマイコンという。)55が実装されている。このワンチップマイコン55は、遊技制御用プログラムに従って制御動作を行うCPU56と、このCPU56のワーク用メモリとして機能するRAM57及び上記遊技制御用プログラムが記憶されているROM58と、を備えており、後述するように当否の判定図柄表示装置22に表示される図柄、並びに前記図柄の変動態様の決定等が行われる。なお、上記主制御基板37には、図示しない初期リセット回路と、定期リセット回路とが接続されている。上記初期リセット回路は、このカード式パチンコ遊技機1の電源投入時に、上記ワンチップマイコン55をリセットするための回路であり、この初期リセット回路から送信されてきた初期リセットパルス信号に応答して、上記ワンチップマイコン55により、各種の制御情報が初期化される。また、上記定期リセット回路は、上記ワンチップマイコン55に対して定期的(例えば、2msec毎)にリセットパルスを発信し、該ワンチップマイコン55を構成するROM58に記憶されている遊技制御用プログラムを先頭から繰り返し実行させる回路である。
また、上記主制御基板37には、上記ワンチップマイコン55にそれぞれ接続された一方及び他方の入出力回路59,60が形成されている。そして、上記一方の入出力回路59には、上記第1の入賞口21内への入賞を検出する上記始動口センサ61と、その他のセンサ、スイッチ類62が接続されている。また、上記一方の入出力回路59には、メイン中継回路38が接続され、このメイン中継回路38には、上記大入賞装置30を構成するソレノイド65,カウントセンサ66及び特定領域センサ67が接続されている。なお、この特定領域センサ67は、上記大入賞装置30を構成する大入賞口内に設けられた特定領域へのパチンコ球の通過を検出するものである。また、上記一方の入出力回路59には、ランプ制御回路(ランプ制御基板)41を介して上記左サイドランプ32,右サイドランプ33及びその他のランプ又はLED31に接続されている。また、上記一方の入出力回路59には、上記音声制御回路(音声制御基板)40を介して、上記(一方及び他方の)スピーカ15,16に接続されている。なお、この音声制御回路40には、上記スピーカ15,16から音声を発生させるため、制御データを記憶する制御データROM、主制御回路37から送られた音声発生態様を一時記憶する制御データROM、演出時の各種音声、BGMデータを記憶する音声データROM、主制御回路37の制御信号に基づき制御データROMに従って音声制御データを制御する音声制御用CPU、音声制御用CPUからの指令に基づいて上記音声データROMから必要なデータを読出し上記スピーカ15,16からの発生音声を生成する音声合成回路、この音声合成回路からの音声データを増幅し上記スピーカ15,16より発生させるアンプ等から構成されている。また、上記ランプ制御回路41は、上記左サイドランプ32や右サイドランプ33等のランプやLED等を発光させるため制御データを記憶する制御データROM、主制御回路37から送られたランプ発光態様を一時記憶する制御データRAM,ランプ発行データを記憶するランプデータROM、主制御回路37の制御信号に基づき制御データROMに従ってランプ制御データを制御するランプ制御用CPU、このランプ制御用CPUからの指令に基づいて上記ランプデータROMから必要なデータを読出しランプの発行を制御する発光制御回路等から構成されている。なお、この発光制御回路から出力された信号は、上記ランプに入力され、該ランプは入力されたデータに基づき発光する。
一方、上記他方の入出力回路60には、上記払出制御回路45に接続され、この払出制御回路45は、上記カードユニット3と、上記賞球払出装置を構成する賞球モータ68と、上記貸球払出装置12を構成する球貸モータ69及び球貸センサ70に接続されている。また、この払出制御回路45は、上記発射制御回路43を介して発射装置11を構成する発射モータ71及びタッチスイッチ72に接続されている。また、上記他方の入出力回路60には、フォト分配回路75を介して、上記賞球払出装置76を構成する各賞球センサ(フォトセンサ)77,78に接続されている。そして、さらに上記他方の入出力回路60は、上記図柄表示装置22に接続されている。この図柄表示制御装置22は、表示制御回路80と、液晶ユニット81とを備えている。
そして、この実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1においては、上記図柄表示制御装置22を構成する表示制御回路80は、図4又は図5に示すように、第1基板84、第2基板85及び第3基板86上に実装された以下のデバイス及び各基板を接続する各コネクタから構成されている。そして、上記第1基板84上には、本発明を構成する画像データ生成手段としてのVDP88と、このVDP88に接続された表示用CPU89と、この表示用CPU89に接続された制御ROM90とが実装されている。なお、上記表示用CPU89及び制御ROM90は、上記第1基板84に実装されている図示しないソケットに差し込まれることにより装着されている。また、上記表示用CPU89には、該表示用CPU89に対して生成したクロック信号を送信するCPUクロック(水晶発振子)89aが接続されている。なお、上記制御ROM90は、本発明を構成する制御データ記憶手段である。また、上記第2基板85上には、二つのデータROM91,92が実装されている。これらのデータROM91,92は、第2基板85に実装された図示しないソケットに差し込まれることにより装着されている。なお、上記データROM91,92は、図18に示すように、デュアルラインパッケージ(二列の端子群91aが形成された)ROMであり、上記第2基板85には、これらのデータROM91,92形成された端子群91a,91b,92a,92bに接続される図示しない端子が内部にそれぞれ形成された凹部を有するコネクタ91A,92Aが実装されている。また、上記第3基板86上には、VDPクロック93が実装されている。なお、上記VDPクロック93は、本発明を構成するクロック生成手段である。
そして、上記第1基板84には、第1乃至第5のコネクタ95・・・99が設けられている。上記第1のコネクタ95は、上記電源基板44に形成された電源回路に接続されているものであり、上記第2のコネクタ96は、上記音声制御基板40に形成された音声制御回路に接続されたものである。また、上記第3のコネクタ97は、主制御基板37に接続されている。また、上記第2基板85には、上記第4のコネクタ98に接続された第6のコネクタ100が設けられている。また、上記第3基板86には、上記5のコネクタ99に接続された第7のコネクタ101と、第8及び第9のコネクタ102,103が設けられている。また、上記液晶ユニット81には、上記第8のコネクタ102に接続された第10のコネクタ104が設けられている。なお、上記第10のコネクタ104は、液晶ユニット81に形成された液晶制御回路(本発明を構成する画像表示手段制御基板)105に接続されている。また、上記第9のコネクタ103は、このカード式パチンコ遊技機1の直流電源を液晶ユニット81に組み込まれているバックライト点灯用の交流電源に変換する変換回路を備えたインバータ基板106に接続されている。なお、このインバータ基板106には、第11及び第12のコネクタ108,109が設けられており、この第11のコネクタ108は、上記第3基板86に設けられた第9のコネクタ103に接続され、第12のコネクタ109は、液晶ユニット(の変換回路)81に接続されている。
そして、上記第1基板84に実装されたVDP88は、画像データ信号(RGB)及び同期信号(SYNC)を生成するものであり、第1基板84に実装された上記制御ROM90には、画像表示手段である液晶ユニット(の可変表示器)81に遊技画像を表示するための制御データが記憶されている。また、上記第2基板85に実装された二つのデータROM91,92には、特別図柄、背景図柄、キャラクタ画像、文字画像等の画像データが記憶されている。また、上記第1基板84に実装された表示用CPU89は、上記第3のコネクタ97を介して主制御回路37から入力された信号に基づいて、上記制御ROM90に記憶された所定の制御用プログラムデータにより、上記VDP88を制御するものである。また、上記VDP88は、上記表示用CPU89からの指令に基づき、上記第2基板85に実装されたデータROM91(92)から必要な画像データ(RGB)及び上記第3基板86に実装されたVDPクロック93から複合同期信号(SYNC)を生成し、画像データ(RGB)及び複合同期信号(SYNC)は、上記第5のコネクタ99,第7のコネクタ101,第8のコネクタ102及び第10のコネクタ104を介して上記液晶制御回路105に送信される。そして、この液晶制御回路105では、送信された画像データ(RGB)及び複合同期信号(SYNC)に基づいて、上記可変表示器(TFT−LCDモジュール)に画像を表示する。
そして、上述した各デバイスが実装された上記第1基板84は、図6及び図7に示すように、長方形状に成形され、上記第2基板85は、第1基板84よりも面積が小さい長方形状に成形されている。そして、上記第1基板84は、上記液晶ユニット81の背面側に配置され、上記第2基板85は、該第1基板84のさらに背面側に配置されている。すなわち、上記第1基板84と、上記第2基板85とは重なって配置されている。なお、上記第3基板86は、上記第1基板84の一側に配置され、上記インバータ基板106は、第1基板84の他側に配置されている。そして、上記第1基板84に実装された表示用CPU89及び制御ROM90の位置は、図5に示すように、上記第2基板85を第1基板84に投影した投影面に存在しない位置とされている。すなわち、上記表示用CPU89及び制御ROM90は、第2基板85側から作業者が目視した場合に、視認可能な位置に実装されている。なお、上記表示用CPU89及び制御ROM90の表面には、識別表示として、機種を表す記号及び番号が表示された図示しないシールが貼付されている。
そして、さらに上記表示制御回路80及び液晶ユニット81は、図8及び図9に示すように、ケース本体110とカバー111とからなる収納ケース112内に配設されている。上記ケース本体110及びカバー111は何れも透明な樹脂により略箱状に成形されている。そして、図8に示すように、ケース本体110には、底板部110aと、この底板部110aから起立してなる(4つの)側板部110bとを備えている。また、上記ケース本体110内の略中央には、上記液晶ユニット81が収容されており、底板部110aの中央には、該液晶ユニット81の可変表示器が(図8中下側)から露出する図示しない開口が形成されている。また、この底板部110a上には、上記可変表示器の各角部を位置決めする(4つの)位置決め部材110cが立設されている。そして、可変表示器の裏面側(図8中、可変表示器の上方)には、該可変表示器に接続された液晶制御回路105が配置され、さらに、この液晶制御回路105の上方には、上記第1基板84が配置されている。この第1基板84は、上記(4つの)位置決め部材110cの上端に、ネジ113により固定されている。また、上記底板部110aには、上記液晶ユニット81の側方から起立片114が起立し、この起立片114の上端側中途部には、上記第1基板84に重ねて配置された第2基板85の一端側を下方から支持する支持部114aが形成されている。すなわち、上記第1基板84と第2基板85とは、側方から第1基板84に実装された上記制御ROM90や表示用CPU89等の各デバイスを見通すことができる間隔を空けて重なるように配置されている。なお、上記第1基板84と第2基板85とは、第1基板84から起立した第4のコネクタ98と、第2基板85から第1基板84側に突出した第6のコネクタ100とが互いに結合することにより(電気的に)接続されてなるものであり、該第4のコネクタ98と第6のコネクタ100との形成位置は、上記第2基板85の他端側である。したがって、上記第2基板85は、一端側が上記支持部114aにより支持され、他端側は上記第6のコネクタ100及び第4のコネクタ98により支持されている。このような構成とすることにより、各基板(符号は省略する。)を収納ケース112に収める時に、該基板を支えるために使用されるビス全体の数を減少させることができる。
また、上記ケース本体110を構成する側板部110bであって互いに対向する各側板部110bの上端側の内側には、図8に示すように、それぞれ一方の係合部110dが形成されている。一方、上記カバー111は、天板部111aと、この天板部111aの端縁から上記ケース本体110側に垂下してなる(4つの)側板部111c(図9参照)とから構成されている。そして、上記側板部111cであって互いに対向した側板部111cには、図8に示すように、このカバー111によりケース本体110を閉塞した際に、それぞれケース本体110を構成する側板部110bの上端よりも底板部110a側に先端が接近する係合片111dが形成され、これらの係合片111dの先端側には、上記一方の係止部110dに係合する他方の係合部111eが形成されている。なお、このカバー111の正面には、図9に示すように、二つの凹部111fが形成され、ケース本体110からカバー111と取り除くことなく、内部の第1基板84に設けられた第1乃至第3のコネクタ95・・・97と電源基板44、音声制御基板40、主制御基板37に設けられた図示しないコネクタとを接続できるようにされている。
次に、上述した実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1の動作を説明する。
先ず、このカード式パチンコ遊技機1に設けられた図示しない電源スイッチがオンされ、上記電源回路44が起動状態とされると、上記主制御回路37(のワンチップマイコン55)を構成するROM58からプログラムが取り出され、図10に示すように、初期設定がされる(ステップSt1)。この初期設定では、例えば、スタックの設定、定数設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)の設定等を実行する。なお、初期設定(ステップSt1)は、上記電源スイッチのオン操作直後にのみ実行され、後に再び実行されるものではない。そして、上記初期設定がされると、次いで、割り込み処理が実行される。この割り込み処理とは、上記主制御回路に接続された初期リセット回路から所定の周期毎(例えば、2msec毎)に出力される割り込みパルスが上記ワンチップマイコン55に入力したことに起因して開始される。
そして、この割り込み処理では、図11に示すように、先ず、出力処理(ステップSt2)が実行される。この出力処理は、後述する特別動作処理(ステップSt9)において決定された各種コマンドが、RAM57の出力バッファに格納されているか否かをチェックして、コマンドが格納されていた場合には、そのコマンドをランプ制御回路41や表示制御回路80及び音声制御回路40等の各種制御回路に出力する。また、この出力処理が終了すると、次いで、入力処理(St3)が実行される。この入力処理では、各入賞口23・・・26及び大入賞口に設けられた始動口センサによるパチンコ球の検出信号を受信する。そして、この入力処理に次いで実行される賞球制御処理(ステップSt4)では、パチンコ球の払い出しに関する処理が実行され、払出制御回路45に出力する信号を設定する。また、この賞球制御処理が実行されると、次いで、動作タイマ減算処理が実行される(ステップSt5)。この動作タイマ減算処理は、上記第1の入賞口21への入賞時にセットされる特別図柄タイマカウンタの値を減算処理するものである。なお、この特別図柄タイマカウンタの値の減算処理に関しては説明を省略する。
そして、上記動作タイマ減算処理が実行されると、次いで、(特別図柄)乱数更新処理が実行される(ステップSt6)。この乱数更新処理では、後述する遊技に利用されるカウント値(乱数)の更新を行う。また、上記割込み処理においては、上記(特別図柄)乱数更新処理に次いで、始動スイッチ検出処理が実行され(ステップSt7)、RAM57の乱数更新領域に格納されている各種カウント値が取り出され、対応する乱数記憶領域に格納される。具体的には、先ず、上記第1の入賞口21又は始動ゲートへパチンコ球が入賞したか否か、すなわち、該第1の入賞口21に備えられた特別図柄始動センサによってパチンコ球が検出されたか否かがチェックされ、その後上述したカウント値の取り出し、格納処理が行われる。
また、上記始動スイッチ検出処理が実行された後には、普通図柄処理(普図処理)が実行される(ステップSt8)。この処理では、上記始動ゲート28,28に設けられた普通図柄始動センサがパチンコ球の通過を検出した時に、上記始動スイッチ検出処理によって格納されたカウント値に基づいて普通図柄変動用の処理を行う。また、上記普通図柄処理(普図処理)が実行されると、次いで、特別動作処理が実行される(ステップSt9)。この特別動作処理では、図12に示すように、外れ特別図柄作成処理(ステップSt90)を行うとともに、特別動作ステータスに応じた処理を行う(ステップSt91〜St97)。上記外れ特別図柄作成処理(ステップSt90)では、先ず、RAM57の左特別図柄乱数更新領域のアドレスをセットして、左外れ図柄カウント値を読み出し、次に、判定値として、右特別図柄乱数更新領域から右外れ図柄カウント値と読み出す。そして、読み出した左外れカウント値と右外れカウント値とを比較し、一致していた場合には、直ちにこの処理を抜ける。一方、一致しなかった場合には、外れ図柄カウント値の格納先のアドレスとして、RAM57の保留記憶数に対応する乱数記憶領域の外れ図柄乱数記憶領域のアドレスをセットし、特別図柄乱数領域に格納されている外れ図柄カウント値を、それぞれの外れ図柄乱数記憶領域に転送して格納する。また、この特別動作処理においては、上記外れ特別図柄作成処理に次いで、特別動作ステータスがチェックされ(ステップSt91)、この特別ステータスに基づいて特別図柄待機処理(ステップSt92)、特別図柄変動処理(ステップSt94)、特別図柄確定処理(ステップSt96)又は特別電動役物処理(ステップSt97)の何れかが実行される。
すなわち、上記ステップSt91で、特別動作ステータスが「1」であった場合(3つの特別図柄が変動表示中、停止表示中又は大当たり遊技中の何れでもない場合)には、特別図柄待機処理がなされ(ステップSt92)、4つの乱数記憶領域のうち、最も下位の乱数記憶領域に記憶されたカウント値に基づいて種々の処理を行う。そして、上記特別図柄待機処理(ステップSt92)は、先ず、保留記憶数が「0」か否かがチェックされ、保留係数が「0」である場合、すなわち、第1の入賞口21への入賞に起因して取得された各種カウント値の記憶が無い場合には、図柄表示装置22の表示が待機画面であるか否かがチェックされる。表示が待機状態である場合には、直ちにこの処理を抜ける一方、表示が待機状態でない場合には、待機画面を設定する処理を行ってから、この処理を抜ける。一方、上記保留記憶数が「0」ではない場合、すなわち、第1の入賞口21への入賞に起因して取得された各種のカウント値の記憶がある場合には、特別図柄大当たり判定処理、特別図柄選択処理、特別図柄変動パターン作成処理、特別図柄乱数シフト処理、特別図柄変動開始設定が行われる。上記特別図柄大当たり判定処理では、遊技の当否判定が行われ、「大当たり遊技」の実行の可否が判定される。これを具体的に説明すると、先ず、判定値として、RAM57の大当たり乱数記憶領域に格納されている大当たりカウント値を読み出し、次いで、確率変動フラグによって特典遊技中か否かがチェックされ、確率変動遊技中ではない場合、すなわち、通常遊技状態のときには、読み出された大当たりカウント値が「3」又は「397」の2つの当たり数値の何れかと一致したか否かがチェックされる。確率変動遊技中である場合は、読み出された大当たりカウント値が、「3」、「113」、「173」、「227」、「281、「337」、「397」、「449」、「503」の10個の当たり数値の何れかと一致したか否かがチェックされる。そして、上述した動作で取得した大当たりカウント値が大当たり数値の何れとも一致しなかった場合、すなわち、当否判定結果が「外れ」であった場合には、直ちにこの処理を抜ける。一方、取得した大当たりカウント値が「当たり」であった場合には、大当たりフラグをセットして、この処理を抜ける。
そして、上記特別図柄大当たり判定処理に次いで実行される特別図柄選択処理では、停止表示する特別図柄が決定される。この処理は、先ず、RAM57の大当たり図柄乱数記憶領域のアドレスをセットし、このアドレスから選択値として、大当たり図柄乱数記憶領域の記憶内容をクリアして、大当たりフラグの有無をチェックする。大当たりフラグがセットされている場合、すなわち、取得した大当たりカウント値が当たり数値の何れかに一致していた場合には、特別図柄をぞろ目となる組合せに決定する。具体的には、上記始動スイッチ検出処理(ステップSt7)で取得した大当たり図柄カウント値に対応するコマンドを左・中・右の特別図柄出力バッファに記憶して、この処理を抜ける。一方、大当たりフラグがセットされていない場合、すなわち、取得した大当たりカウント値が当たり数値の何れとも一致しなかった場合には、RAM57のリーチ乱数記憶領域のアドレスをセットし、リーチ乱数記憶領域から、リーチカウント値を読み出す。すなわち、始動スイッチ検出処理(ステップSt7)で取得したリーチカウント値を読み出す。次に、読み出したリーチカウント値が予め設定された11個のリーチ発生数値(例えば、5,17,28,40,51,63,74,86,97,109,120)の何れかと一致したか否かをチェックする。そして、この取得したカウント値がリーチ発生数値の何れかと一致した場合には、リーチ外れとなる特別図柄の組合せに決定する。このことを具体的に説明すると、RAM57の左外れ図柄乱数記憶領域のアドレスをセットして、左外れ図柄カウント値を読み出し、この左外れ図柄カウント値に、先に読み出してある大当たり図柄カウント値を加算して、その値を設定値とする。この設定値が「12」未満か否かをチェックし、「12」未満でなかった場合には、設定値から12を減算する。そして、上記設定値又は減算された設定値に対応するコマンドを、中特別図柄用の出力バッファに格納する。さらに、RAM57の左外れ図柄乱数記憶領域から左外れ図柄カウント値を読み出して設定値とし、この設定値に対応するコマンドを、左右の特別図柄用の出力バッファに格納して、この処理を抜ける。すなわち、左・右特別図柄を同一の図柄とし、中特別図柄だけを左・右特別図柄に対して異なる図柄とする。また、取得したリーチカウント値が上記リーチ発生数値の何れとも一致しなかった場合、すなわち、リーチ無し外れの場合には、以下のように動作する。先ず、外れ図柄カウント値の格納元である外れ図柄乱数記憶領域のアドレスをセットしてから、格納先としてRAM57の左・中・右の特別図柄用の出力バッファのアドレスをセットし、外れ図柄乱数記憶領域から、左・中・右の特別図柄用のバッファへ対応するコマンドを転送する。以上が、特別図柄選択処理の説明である。
また、上記特別図柄変動パターン作成処理では、主制御回路37のROM58に記憶されている第1〜第3パターンテーブルの中から、変動パターンのデータを1つ選択する。第1〜第3パターン作成処理は、具体的には、大当たりフラグがセットされているか否かがチェックされ、大当たりフラグがセットされている場合には、第1パターンテーブルの中から、取得した変動態様カウント値に基づいて「大当たり」の変動パターンが選択される。大当たりフラグがセットされておらず、リーチカウント値がリーチ発生数値と一致した場合、すなわち、リーチ外れの場合には、第2パターンテーブルの中から、取得した変動態様カウント値に基づいて、「リーチ外れ」の変動パターンが選択される。さらに、取得したリーチカウント値が、何れのリーチ発生数値とも一致しなかった場合には、第3パターンテーブルの中から、取得した変動態様カウント値に基づいて「リーチ無し外れ」の変動パターンが選択される。そして、第1〜第3パターンテーブルの中から変動パターンを選択した後で、その他の処理を行い、この処理から抜ける。なお、その他の処理では、上述した動作で選択された変動パターン毎に設定されている特別図柄の変動表示時間を計時するための特別動作タイマがセットされる。ここで、第1〜第3パターンテーブルに含まれる変動パターンとその変動パターンの変動表示時間、及び変動パターンと変動態様カウント値との対応関係に付いては説明を省略する。
また、上記特別図柄乱数シフト処理は、先ず、保留記憶数が1ディクリメントされ、次いで、4つの乱数記憶領域に記憶されている各種カウント値を、1つ下位側アドレスの乱数記憶領域にシフトする。そして、最上位の乱数記憶領域の各記憶領域に「0」をセットして、この処理を抜ける。なお、このように、乱数値がシフトされると、タイマバッファに格納されている特別図柄タイマカウンタも1つずつ下位側アドレスのタイマバッファにシフトされる。
また、上記特別図柄変動開始設定では、特別動作ステータスを「2」に設定する。以上が特別動作処理における特別図柄待機処理の説明である。
また、図11に示す特別動作処理(ステップSt9)において、特別動作ステータスが「2」であった場合、すなわち、特別図柄が変動表示中の場合には、特別図柄変動処理が実行される。この処理は、先ず、特別動作タイマ判定処理で、特別動作タイマの値を確認し、特別動作タイマが「0」ではない場合、すなわち、特別図柄変動パターン作成処理で設定された変動パターンに応じた特別図柄の変動表示時間が経過していない場合には、直ちにこの処理を抜けて、特別図柄の変動表示を続行する。一方、特別動作タイマが「0」の場合、すなわち、変動パターンに応じて設定された変動表示時間に亘って特別図柄の変動表示が行われた場合には、変動停止テーブルのアドレスをセットしてから、データ格納処理が行われる。これらの処理では、変動表示中の特別図柄を停止表示させる変動停止コマンドを設定する。次いで、特別動作ステータスを「3」に設定し、その他の処理を行ってからこの処理を抜ける。
また、図11に示す特別動作処理において、特別動作ステータスが「3」の場合には、特別図柄確定処理が実行される。特定図柄確定処理は、先ず、大当たりフラグが「1」か否か(大当たりか否か)がチェックされる。大当たりフラグが「1」であった場合には、大当たり動作カウンタ及びラウンドカウンタをセットし、特別動作ステータスを「4」に設定してから、この処理を抜ける。ここで、ラウンドカウンタとは、大当たり遊技における「ラウンド」数をカウントするものであり、ラウンドカウンタの初期値は、例えば「15」に設定される。また、大当たり動作カウンタとは、1つのラウンドが終了して次にラウンドが開始されるまでの時間(インターバル時間)を計測するものであり、大当たり動作カウンタの初期値は、例えば「1000」に設定される。すなわち、1つのラウンドが終了してから次ぎのラウンドが開始されるまでの間に、2秒間(2msec×1000)のインターバル期間が設けられている。また、大当たりフラグが「1」ではなかった(外れであった)場合には、特別動作ステータスを「1」にセットして、この処理を抜ける。
また、図11に示す特別動作処理(ステップSt9)において、特別動作ステータスが「4」であった場合、すなわち、遊技が「大当たり状態」である場合には、特別電動役物処理が行われる。この処理は、先ず、確率変動フラグをOFFする。すなわち、大当たり遊技が開始されると、強制的に確率変動状態が終了する。次いで、大当たり終了フラグが「1」か否かがチェックされる。大当たり終了フラグが「1」ではない場合、すなわち、大当たり遊技中である場合には、上記大入賞口が開放中か否かがチェックされる。大入賞口が開放中である場合には、ラウンド終了条件が成立したかがチェックされる。具体的には、大入賞口にパチンコ球が10個入賞したか否か及びラウンド終了時間(大入賞口の開放時間が30秒)となったか否かがチェックされる。そして、ラウンド終了条件が不成立であった場合には、直ちにこの処理を抜ける一方、ラウンド終了条件が成立した場合には、以下のラウンド終了時の処理が行われる。すなわち、大入賞口閉鎖処理によって、開閉扉が大入賞口を閉鎖するとともに、表示制御回路80に大入賞口閉鎖コマンドが送信される。そして、ラウンドカウントが1ディクリメントされ、ラウンドカウンタが「0」となっているか否かがチェックされる。ラウンドカウンタが「0」ではない場合、すなわち、大当たり遊技が15ラウンド目まで行われていない場合には、大当たり動作カウンタを、例えば「1000」(2秒)にセットし、この処理を抜ける。一方、ラウンドカウンタが「0」となった場合、すなわち、大当たり遊技の15ラウンド目が終了した場合には、大当たり終了処理が行われる。大当たり終了処理では、RAM57の4つの乱数記憶領域に記憶されている(保留記録されている)全ての大当たりカウント値を、大当たり終了コマンドと共に、表示制御回路80に送信する。次いで、大当たり終了カウンタをセットし、大当たり終了フラグをセットしてから、この処理を抜ける。また、大入賞口が開放中ではない場合には、大入賞口開放時間か否か、すなわち、インターバル期間(2秒)が終了した(大当たり動作カウンタが「0」)か否かがチェックされる。大当たり動作カウンタが「0」となった場合には、大入賞口開放処理を実行して、この処理を抜ける。すなわち、1つのラウンドが終了してから2秒が経過すると、開閉扉が倒れて大入賞口が再度開放され、次ぎのラウンドが開始される。一方、大当たり動作カウンタが「0」ではない場合、すなわち、インターバル期間が終了していない場合には、大当たり動作カウンタを1ディクリメントして、この処理を抜ける。
また、特別動作ステータスが「4」の場合において、大当たり遊技が開始され強制的に確率変動状態が終了した後に、大当たり終了フラグが「1」であった場合、すなわち、15ラウンド目が終了した場合には、前述した大当たり終了カウンタが1ディクリメントされる。また、大当たりカウンタが「0」ではない場合、すなわち、15ラウンド目の終了から1秒(2msec×500)が経過していない場合には、直ちにこの処理を抜ける。一方、大当たりカウンタが「0」であった場合には、大当たり終了フラグ及び大当たりフラグをOFFする。次いで、確率変動フラグを停止図柄によって設定し、特別動作ステータスを「1」にセットしてからこの処理を抜ける。
そして、この割込み処理では、上述した特別動作処理(ステップSt9)が実行されると、保留球数処理が実行される(ステップSt10)。この保留球数処理は、この保留球数処理は、現在記憶されているカウント値の個数を判断し、その個数を表示制御回路80へ送信する。
そして、この割込み処理では、上記保留球数処理(ステップSt10)に次いで、その他の処理(ステップSt11)を実行し、その処理を抜ける。そして、上記ワンチップマイコン55に、初期リセット回路から次ぎの割り込みパルス入力されると、再度上述した割込み処理が実行される。
また、表示制御回路80では、第1基板84に実装された表示CPU89がCPUクロック89aから送信された所定の周期(例えば、2msec)で、図13に示す表示制御処理を実行する。この表示制御処理では、先ず、最初の電源投入時か否かがチェックされ(ステップ20)、最初の電源投入時であった場合には、初期設定を行う(ステップSt21)。この初期設定では、例えば、スタックの設定、定数設定、表示用CPU89の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)の設定等が行われる。なお、初期設定は電源投入後の1回目にこのプログラムが実行された場合のみ行われ、それ以後は行われない。また、上記初期設定がされると、次いで、乱数更新処理が行われる(ステップSt22)。この乱数更新処理では、表示用CPU89がリセット割込み信号を受信する毎に、所定の乱数を1インクリメントする。乱数値が最大値となった場合には、次ぎの乱数更新時には、乱数が「0」に戻され、再び「0」から1ずつインクリメントされる。
また、この乱数更新処理が終了すると、次いで、コマンド受信処理が行われる(ステップSt23)。このコマンド受信処理は、主制御回路37からの各種コマンドを受信して、コマンドに対応した画像データ、並びに音声制御用のコマンドをセットする。具体的には、先ず、コマンドを受信したか否かがチェックされ、コマンドを受信していない場合には、直ちにこの処理を抜ける一方、コマンドを受信し、そのコマンドが変動パターンのコマンド及び停止表示する特別図柄のコマンドであった場合には、変動パターンのコマンドに基づいて、変動パターンデータセット処理を行い、変動中フラグをセットしてから、この処理を抜ける。一方、変動パターンのコマンド及び停止表示する特別図柄のコマンドの何れでもない場合には、受信したコマンドが変動停止コマンドであるか否かがチェックされる。変動停止コマンドである場合には、既に受信している、停止表示する特別図柄のコマンドに基づいて図柄表示装置22(の特別図柄領域22a)に停止表示させる特別図柄をセットし、確定フラグをセットしてから、この処理を抜ける。また、受信したコマンドが、変動パターンのコマンド、特別図柄のコマンド及び変動停止コマンドの何れでもない場合には、大当たり終了コマンドか否かがチェックされる。そして、大当たり終了コマンドであった場合には、大当たり終了データセット処理を行い、大当たり終了フラグをセットして、この処理を抜ける。さらに、上記何れのコマンドでもない場合、それらのコマンドに対応したデータをセットしてから、この処理を抜ける。以上が変動パターンデータ処理の説明である。
なお、図13に示す表示制御処理では、上記コマンド受信処理(ステップSt23)に次いで、音声コマンド送信処理が行われる(ステップSt24)。この音声コマンド送信処理は、上記コマンド受信処理によって設定された音声コマンドを音声制御回路40に送信する。
また、この表示制御処理では、上記音声コマンド送信処理(ステップSt24)に次いで、画像データ作成処理(ステップSt25)が実行される。この画像データ作成処理では、上記コマンド受信処理(ステップSt23)でセットされた制御用データに基づいて、VDP88に対して出力するためのデータを作成しバッファに格納する。また、上記画像データ作成処理(ステップSt25)に次いで、VDP出力処理が実行される(ステップSt26)。このVDP出力処理では、上記画像データ作成処理で作成された画像データがVDP88に出力される。データを受けたVDP88は、データROM91,92からパレットデータ、CGデータ等の画像用データを読み込み内蔵されているVRAM上の描画領域にRGBデータを描画する。その後、上記VRAM上の表示領域から描画されたRGBデータを読み出しVDPクロック93から入力されるクロック信号から生成した同期信号に併せてRGBデータ信号を出力する。また、液晶ユニット81では、出力されたRGBデータ信号と同期信号とに基づいて画面を操作し画像を表示する。以上が表示制御処理の説明である。
以上が、実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1の構成であり、次に、この実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1の効果に付いて説明する。このカード式パチンコ遊技機1では、図柄表示制御装置22を構成する表示制御回路80が上述したように、第1基板84、第2基板85、第3基板86にそれぞれ分割され、第2基板85には、本発明を構成する画像データ記憶手段であるデータROM91,92が実装されていることにより、データROM91,92のみを変更する場合には、この第2基板85のみを交換すれば良い。また、本発明を構成する画像表示手段である液晶ユニット81のみを変更する場合には、上記第3基板86のみを交換すれば良く、さらに、上記データROM91,92と液晶ユニット81とを共に変更する場合には、第2基板85及び第3基板86を交換すれば良く、したがって、このカード式パチンコ遊技機1によれば、これまでよりも開発速度を格段に速めることができるとともに、従来のように、変更の必要性のないデバイスが実装された基板全体を無駄にする危険性を有効に防止することができる。
このことをさらに具体的に説明すると、例えば、開発機種が決定された際に、種々の液晶ユニットを順次交換する場合には、特定の液晶ユニットに対応するように、上記第3基板81のみを変更すれば足りる。例えば、液晶ユニット81の大きさを変更する必要性がある場合や、異なる種類の液晶ユニット81を使用する必要性が生じた場合の動作確認等を行う際には、上記第3基板86を変更することで、液晶ユニット81の大きさによる同期信号の差を生成するVDPクロック89aを簡単に変更することができるとともに、変更された液晶ユニットのコネクタ形状が異なる場合には、この第3基板86を取り替えることで対処することができる。
なお、第3基板86には、インバータ基板106に接続される第9のコネクタ103が設けられているが、使用する液晶ユニット81によっては、上記インバータ回路106が必要ないタイプのものが存在する。したがって、インバータ回路106と接続する必要のない液晶ユニット81を構成要素としたことに伴い、上記第9のコネクタ103が設けられていない第3基板86を組み付けた後に、インバータ回路106との接続が必要となる液晶ユニット81に交換する必要性が設計上生じた場合であっても、上記第3基板86のみを交換することで足り、他の第1基板84や第2基板85を変更する必要がなく、柔軟に対処することができる。なお、開発途中において動作確認を行うための仮の図柄変動状況を確認する際、データROM91,92を取り替えて記憶内容を書き換える場合があるが、その場合、特に本実施の形態では、データROM91,92は、第2基板85に実装された図示しないソケットに差し込まれることにより装着されていることから、上記第2基板85自体を変更する必要はなく、単にソケットに差し込まれたデータROM91,92を抜き取り、記憶内容を書き換えて再び上記ソケットに差し込むことで足りる。また、単にデータROMの記憶内容を書き換えるのではなく、データROM91,92を増加し、或いは、DIP形状が異なるデータROMを実装する必要性がある場合には、上述したように、第2基板85のみを変更すれば足りるので、こうした変更の必要性に対して極めて柔軟に対応することができる。
また、上記表示制御回路80は、上述したように、第1基板84と第2基板85が重なるように配置されており、各基板84,85を同一平面上に並列させる場合に比べて、各基板84,85の占有スペースを小さくすることができる。また、この第1基板84と第2基板85との間隔は、上述したように、側方から第1基板84に実装された上記制御ROM90や表示用CPU89等の各デバイスを見通すことができる間隔とされているので、万が一不正な改造が行われた場合であっても、その不正な改造を発見し易く、安全性を高めることができる。また、上記第1基板84に実装された表示用CPU89及び制御ROM90は、何れも第2基板85側から視認可能に配置されているとともに、表面には識別表示として、図示しない機種を表す記号及び番号が表示された図示しないシールが貼付されていることから、カード式パチンコ遊技機1の開発途中ばかりではなく、製品完成後並びに出荷後においても、どのような機種に係る表示用CPU89又は制御ROM90であるかを一目で確認することができる。特に、開発途中においては、こうした構成を採用することにより、他機種に組み込まれるべき基板を誤って組み込む危険性を防止することができる。なお、この実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1においては、上記表示用CPU89及び制御ROM90の双方が第2基板85側から視認可能な位置に実装されているが、本発明においては、少なくとも上記制御ROM90が第2基板85側から視認可能な位置に実装されていれば良い。
なお、上記第1の実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1では、図5〜図6に示すように、第1基板84の略中央に第4のコネクタ98を実装し、第2基板85の端部側に第6のコネクタ100を設け、上記第4のコネクタ98と第6のコネクタ100とを互いに接続したものであるが、図14及び図15に示すように、上記第2基板85と接続する第4のコネクタ98を、第1基板84の端縁側中途部に実装し、上記第6のコネクタ100を第2基板85の端縁側中途部に実装しても良い。すなわち、第2の実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1を構成する表示制御回路120では、第1基板84、第2基板85及び第3基板86を備え、各基板84,85,86には、前述した各デバイスが実装されており、上記第2基板85と接続される第4のコネクタ98は、図14に示すように、上記第1基板84上であって、端縁に近接した位置に実装されている。一方、この第1基板84に重ねられて配置された第2基板85には、図14及び図16に示すように、該第2基板85側から上記第4のコネクタ98が視認できるように長方形状の切欠き85aが形成され、上記第6のコネクタ100は、該第2基板85上であって、上記切欠き85aの端縁近傍に実装されている。そして、上記第4のコネクタ98と第6のコネクタ100とは、図示しないハーネスにより接続されている。また、この第2の実施の形態においては、図17に示すように、カバー111の天板部111aには、ケース本体110側に突出してなる基板押さえリブ121が形成されている。この基板押さえリブ121は、先端面において、上記ケース本体110に形成された起立片114の支持部114aと共同して第2基板85の端縁側を挟持しているとともに、ネジ122により第2基板85を固定しているものである。
上述した第2の実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1によれば、互いに接続される第4のコネクタ98と第6のコネクタ100とは第1基板84、第2基板85の端縁近傍に実装されていることから、該第1基板84上に実装されているDVP88等のデバイスをより一層確認し易くなり、開発途中において、他の基板に誤って異なるデバイスを実装することを防止することができる。また、こうした構造とした場合であっても、上記第4のコネクタ98と第6のコネクタ100とを接続する図示しないハーネスは、上記第2基板85に形成された切欠き85aから挿通することができるので支障とはならないとともに、第2基板85は、上記基板押さえリブ121により安定した状態で固定することができる。しかも、この第2の実施の形態によれば、上記カバー111をケース本体110から取り除くことにより、上記図示しないハーネスが蝶番と同様の役割を果し、上記第2基板85の裏面を確認することができるとともに、第1基板84全体を露出させることができるので、該第1基板84上に実装された各デバイスを容易に交換することも可能となる。
また、上記第1の実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機1では、第1基板84と第2基板85とは、それぞれ第4のコネクタ98と第6のコネクタ100とにより接続されているが、本発明は、必ずしもこのようにコネクタ同士で接続するのではなく、図19に示すように、多数のハーネス130により接続されているものであっても良い。
また、上記実施の形態では、第1基板84上に、画像データ生成手段であるVDP88と表示用CPU89と制御データ記憶手段である制御ROM90とを実装し、第2基板85上には、画像データ記憶手段であるデータROM91,92を実装し、第3基板86上には、クロック生成手段であるVDPクロック93を実装したが、本発明は、必ずしも、上記画像データ記憶手段であるデータROM91,92とクロック生成手段であるVDPクロック93とを別個の基板85,86に実装したものに限定されない。すなわち、画像データ生成手段であるVDP88と表示用CPU89と制御データ記憶手段である制御ROM90とを図示しない特定の基板上に実装し、上記画像データ記憶手段であるデータROM91,92とクロック生成手段であるVDPクロック93とを共に、上記特定の基板とは異なる他の基板上に実装したものであっても良い。すなわち、特定の基板と他の基板との2種類に基板を分割し、特定の基板上に、画像データ生成手段であるVDP88と表示用CPU89と制御データ記憶手段である制御ROM90とを実装し、他の基板上に上記画像データ記憶手段であるデータROM91,92とクロック生成手段であるVDPクロック93とを共に実装するとともに、上記特定の基板と他の基板とをコネクタにより接続するとともに、該他の基板と画像表示手段制御回路基板である液晶制御回路105とをコネクタにより接続しても良い。こうした構成を採用することにより、画像表示手段である液晶ユニット81が変更された場合や画像容量が増加しデータROM91,92を追加したり、大きさの異なるデータROMに変更することが必要となった場合であっても、特定の基板に実装された上記VDP88、表示用CPU89制御ROM90の変更が不要となり、ひいては開発作業をより迅速に行うことができる。特に、画像データが記憶されるデータROM91,92の数や大きさの変更に伴い、画像表示手段である液晶ユニット81の大きさを変更する場合(データROM91,92と液晶ユニット81との双方を変更する場合)には、上記他の基板のみを変更することで足りるので、より一層開発作業を迅速に行うことができる。なお、本実施の形態は、パチンコ遊技機1に本発明を適用したものを説明したが、本発明は、少なくとも遊技に関わる画像を表示する画像表示手段を備えているものであれば、例えば、スロットゲーム機やアレンジボール遊技機等に適用したものであっても良い。
本発明の実施の形態に係るカード式パチンコ遊技機を示す正面図である。 図1に示すカード式パチンコ遊技機の背面図である。 図1に示すカード式パチンコ遊技機の制御系統の要部を示すブロック図である。 図柄制御回路を示すブロック図である。 第1乃至第3基板の配置状態を模式的に示す平面図である。 第1乃至第3基板の配置状態を模式的に示す側面図である。 第1乃至第3基板の配置状態を模式的に示す斜視図である。 第1乃至第3基板が収納ケースに収納された状態を模式的に示す側断面図である。 図柄制御回路が収納ケースに収納された状態を模式的に示す斜視図である。 メインプログラムのフローチャートである。 割込み処理を示すフローチャートである。 特別操作処理を示すフローチャートである。 表示制御処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る第1乃至第3基板の配置状態を模式的に示す平面図である。 第2の実施の形態に係る第1乃至第3基板の配置状態を模式的に示す側面図である。 第2の実施の形態に係る第1乃至第3基板の配置状態を模式的に示す斜視図である。 第2の実施の形態に係る第1乃至第3基板が収納ケースに収納された状態を模式的に示す側断面図である。 第2基板に実装された2つのデータROMをソケットから抜き取った状態を模式的に示す分解斜視図である。 第4のコネクタと第6のコネクタとがハーネスで接続された状態を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 カード式パチンコ遊技機
80 表示制御回路
84 第1基板
85 第2基板
86 第3基板
88 VDP
89 表示用CPU
90 制御ROM
91 データROM
92 データROM
93 VDPクロック
98 第4のコネクタ
99 第5のコネクタ
100 第6のコネクタ
101 第7のコネクタ
102 第8のコネクタ
104 第10のコネクタ
105 液晶制御回路

Claims (5)

  1. 遊技の制御を行う遊技制御回路と、
    遊技に関わる画像を表示する画像表示手段と、
    画像データ信号及び同期信号を生成する画像データ生成手段と、
    上記画像データ生成手段からの画像データ信号及び同期信号に基づき上記画像表示手段が制御される画像表示手段制御回路基板と、
    上記遊技制御回路からの信号に基づいて上記画像データ生成手段を制御する表示用CPUと、
    上記表示用CPUの制御プログラムデータが記憶されている制御データ記憶手段と、
    上記画像データ生成手段により利用される画像データが記憶されている画像データ記憶手段と、
    上記画像データ生成手段により出力される同期信号の基となるクロック信号が生成されるクロック生成手段と、
    を備えた遊技機において、
    上記画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とが、特定の基板上に実装され、
    上記画像データ記憶手段と上記クロック生成手段とが、上記特定の基板とは異なる他の基板上に実装され、
    上記特定の基板と他の基板とはコネクタにより接続されているとともに、該他の基板と画像表示手段制御回路基板とはコネクタにより接続されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定の基板と前記他の基板とは、それぞれ全部又は一部が重なって配置され、前記制御データ記憶手段の表面には該制御データ記憶手段を識別する識別表示がされてなるとともに、該制御データ記憶手段は、該特定の基板上であって、他の基板の表面側から上記識別表示が視認可能に実装されてなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記画像データ生成手段と上記表示用CPUと上記制御データ記憶手段とは、第1基板の上に実装され、
    前記画像データ記憶手段は、上記第1基板とは異なる第2基板上に実装され、
    前記クロック生成手段は、上記第1基板及び第2基板と異なる第3基板上に実装され、
    上記第1基板は、上記第2基板と上記第3基板との双方にコネクタにより接続されているとともに、該第3基板と前記画像表示手段制御回路基板とは、コネクタにより接続されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記第1基板と前記第2基板又は第3基板の少なくとも何れか一方とは、互いに全部又は一部が重なって配置され、前記制御データ記憶手段の表面には該制御データ記憶手段を識別する識別表示がされてなるとともに、該制御データ記憶手段は、該第1基板上であって、第2基板の表面側又は第3基板側の表面側から視認可能に実装されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記制御データ記憶手段は、端子群が形成されたROM又はRAMであって、前記特定の基板又は第1基板には、該ROM又はRAMに形成された端子群が挿抜されるコネクタが実装されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の何れかの遊技機。
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