JP5851876B2 - 水車用ランナおよび水車 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図7を参照して本発明の第1の実施形態に係る水車用ランナについて説明する。図1は、本実施形態に係る水車用ランナを有するポンプ水車の概略構成図である。
(1)用水が作用する複数枚のランナベーン18を有するランナ13において、用水が流れ方向に延在する圧力面31および負圧面32と、用水の上流側端部において圧力面31と負圧面32とを接続する前縁部33と、用水の下流側端部において圧力面31と負圧面32とを接続する後縁部34とを有するランナベーン18に対し、さらに圧力面31側の後縁部34の始点35に凹部40を設けるとともに、負圧面32側の後縁部34の始点35に凹部41を設けるようにした。これにより圧力面31および負圧面32に沿った用水の流れS1、S2がそれぞれ凹部40,41で剥離し、凹部40,41の下流側において圧力面31側および負圧面32側で互いにほぼ対称な剥離開始状態となる。このため、後縁部34の形状が設計値からずれている場合であっても、ランナ13を通過した用水の流れ(図4の絶対速度W)を、回転方向成分を持たない軸方向成分のみの流れとすることができ、水車効率を高めることができる。したがって、後縁部34の形状を精度よく設計値に合わせる必要がなく、ランナ13の製造コストを抑えることができる。
図8を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、ランナベーン18の後縁部近傍の形状である。以下では、第1の実施形態との相違点を主に説明する。
上記実施形態では、後縁部34の圧力面31側および負圧面32側の始点35に凹部40,41または凸部42,43を設けるようにしたが、後縁部34の近傍であれば、始点35以外に凹凸部を設けてもよい。例えば始点35よりも用水の流れ方向上流側または下流側に凹凸部を設けるようにしてもよい。このように凹凸部が始点35からずれている場合であっても、凹凸部が後縁部34の近傍に設けられていれば、圧力面31および負圧面32に用水の流れを作用させてランナ13に回転力を与えつつ、ランナベーン18の出口で圧力面31側および負圧面32側においてほぼ対称な剥離開始状態を生じさせることができる。すなわち、凹凸部が始点35の近傍から流れの上流側に離れると、ランナベーン18に回転力を付与するような用水の作用する範囲が狭くなり、ランナ13に十分な回転力を与えることができないが、凹凸部が始点35の近傍であれば、ランナ13に十分な回転力を与えることができる。なお、この場合の凹凸部とは、凹部のみ、または凸部のみ、あるいは凹部と凸部の両方を設けることにより、圧力面31側および負圧面32側の表面形状を凹凸状に形成するものをいう。
12 回転軸
13 ランナ
18 ランナベーン(ランナ翼)
31 圧力面
32 負圧面
33 前縁部
34 後縁部
35 始点(第1始点、第2始点)
40 凹部(第1凹凸部)
41 凹部(第2凹凸部)
42 凸部(第1凹凸部)
43 凸部(第2凹凸部)
44 溝(第1凹凸部)
45 溝(第2凹凸部)
CL キャンバーライン
Claims (7)
- 回転軸の軸線を中心として前記回転軸に固定された円盤形状のクラウンと、前記回転軸の軸線を中心としたリング形状のシュラウドと、前記クラウンと前記シュラウドとの間に挟まれるように固定されて前記回転軸の軸線を中心とした周方向に配置された複数枚のランナ翼と、を有し、前記クラウンと前記シュラウドとの間の径方向外側から流入し前記シュラウドのリング形状の中央から流出する作動流体が複数枚の前記ランナ翼に作用して前記回転軸と一体に前記軸線を中心に回転する水車用ランナであって、
前記ランナ翼は、
前記作動流体の流れ方向に延在する圧力面および負圧面と、
前記作動流体の上流側端部において前記圧力面と前記負圧面とを接続する前縁部と、
前記作動流体の下流側端部において前記圧力面と前記負圧面とを接続する後縁部と、
前記圧力面側の前記後縁部の近傍に凹凸状に設けられた第1凹凸部と、
前記負圧面側の前記後縁部の近傍に凹凸状に設けられた第2凹凸部と、を有することを特徴とする水車用ランナ。 - 作動流体が作用する複数枚のランナ翼を有する水車用ランナであって、
前記ランナ翼は、
前記作動流体の流れ方向に延在する圧力面および負圧面と、
前記作動流体の上流側端部において前記圧力面と前記負圧面とを接続する前縁部と、
前記作動流体の下流側端部において前記圧力面と前記負圧面とを接続する後縁部と、
前記圧力面側の前記後縁部の近傍に凹凸状に設けられた第1凹凸部と、
前記負圧面側の前記後縁部の近傍に凹凸状に設けられた第2凹凸部と、を有する水車用ランナにおいて、
前記後縁部は、前記圧力面側の第1始点から前記負圧面側の第2始点にかけて曲面状に形成されており、
前記第1凹凸部および前記第2凹凸部は、それぞれ前記第1始点および前記第2始点に設けられていることを特徴とする水車用ランナ。 - 請求項1に記載の水車用ランナにおいて、
前記後縁部は、前記圧力面側の第1始点から前記負圧面側の第2始点にかけて曲面状に形成されていることを特徴とする水車用ランナ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の水車用ランナにおいて、
前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とは、前記ランナ翼の中心を通るキャンバーラインに対して互いに対称位置に設けられていることを特徴とする水車用ランナ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の水車用ランナにおいて、
前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とは、前記ランナ翼の中心を通るキャンバーラインに対して非対称な関係で設けられていることを特徴とする水車用ランナ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の水車用ランナにおいて、
前記第1凹凸部および前記第2凹凸部は、前記ランナ翼の高さ方向にわたって設けられていることを特徴とする水車用ランナ。 - 回転軸と、
該回転軸に連結された請求項1〜6のいずれか1項に記載の水車用ランナと、を有することを特徴とする水車。
Priority Applications (1)
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JP2012029981A JP5851876B2 (ja) | 2012-02-14 | 2012-02-14 | 水車用ランナおよび水車 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012029981A JP5851876B2 (ja) | 2012-02-14 | 2012-02-14 | 水車用ランナおよび水車 |
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Family Applications (1)
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- 2012-02-14 JP JP2012029981A patent/JP5851876B2/ja active Active
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