JP5851253B2 - 電気式膨張弁 - Google Patents

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Description

本発明は、カーエアコン等の冷凍サイクルに使用される膨張弁に係り、特に、既存の配管系統等に変更を必要とせずに従前の機械式膨張弁に置き換えることのできる電気式膨張弁に関する。
カーエアコン等の冷凍サイクルとして、従来、例えば、下記特許文献1(同文献の図4、図5参照)に示されるようなものが実用に供されている。
また、図6に示される如くのものも提案ないし実用に供されている。すなわち、図示例の冷凍サイクル100は、圧縮機101、凝縮器102、蒸発器103、内部熱交換器104、及び、機械式の膨張弁110(後述)を備え、内部熱交換器104において、凝縮器102から膨張弁110に導かれる高温高圧の冷媒(液相)と蒸発器103から圧縮機101の吸入側に導かれる低温低圧の冷媒(気相)との間で熱交換を行うようにしたものである(例えば、下記特許文献2も参照)。
かかる冷凍サイクル100に使用されている機械式の膨張弁の一例を図7に示す。図示例の膨張弁110は、弁本体120の下部に内部熱交換器104からの高温冷媒を導入するための流入口121と弁口126付き弁座125を有する弁室124が設けられるとともに、中央部に流出口122が設けられ、また、弁本体120の上部左右に感温用流入口131及び流出口132が設けられ、弁本体120の最上部には、感温用流入口131から流出口132へ流れる冷媒の温度変化及び圧力変化に応動する感温感圧応動手段としてのダイアフラム装置140が取り付けられている。
前記弁室124には、前記弁口126を開閉するボール弁体130と該ボール弁体130を閉弁方向に付勢するコイルばね127が縮装されている。
前記ダイアフラム装置140は、ボール弁体130を駆動ロッド135及び連結体136を介して開閉方向(上下方向)に駆動するためのダイアフラム142を有し、該ダイアフラム142を隔壁としてその上下には、上側圧力室143と下側圧力室144とが画成されている。上側圧力室143は所定圧力のガスが封入されてキャップ146で密閉されている。下側圧力室144は、連通開口部145を介して前記感温用流入口131及び流出口132に連通しており、前記ダイアフラム142の下面側には、蒸発器103から内部熱交換器104に導かれる低温冷媒の圧力が作用するようになっている。
なお、前記下側圧力室144、感温用流入口131及び流出口132と前記冷媒流出口122との連通・流通を遮断すべく、弁本体120における駆動ロッド135が通される内部中央付近に装着穴138が設けられるとともに、この装着穴138の内周面と駆動ロッド35の外周面との間にはシール材としてのOリング139が介装されている。また、弁室124の下部には、ばね圧調節用の蓋栓状ナット128が螺合せしめられ、この蓋栓状ナット128の非螺合部分と弁室124内周面との間にはシール材としてのOリング129が介装されている。
したがって、かかる構成の膨張弁110では、流出口122から前記蒸発器103へ導出される冷媒の流量(圧力降下度及び温度降下度)を、前記内部熱交換器104で熱交換を行う前の低温冷媒の温度及び圧力に応じて調整するようになっている。
また、図6に示された内部熱交換器104を備えない冷凍サイクル(例えば特許文献1参照)においては、膨張弁110の流入口121には凝縮器102(あるいは凝縮器の冷媒出口側に設けられたレシーバ)からの冷媒が導入され、流出口132より流出する冷媒は圧縮機101の吸入口へ導入される。
ところで、上記した如くの機械式膨張弁は、制御可能範囲が狭く、制御精度、自由度、多様性等も十分ではないので、この機械式膨張弁に代えて、電気式(電子制御式)の膨張弁(以下、電気式膨張弁と称す)を採用することが考えられている。
電気式膨張弁としては、例えば、特許文献3に所載のような、キャン、該キャンの内周に所定の間隙をあけて配在されたロータ、及びキャンに外嵌されたステータ等からなる、弁体駆動源としての電動モータと、弁体部がその下端部に設けられた棒状弁体と、冷媒入出口及び弁室が設けられた弁本体と、前記ロータの回転を利用して前記弁体を開閉駆動するねじ送り機構等の駆動機構とを備えた電動弁を用いることができる。
この電気式膨張弁の制御は、例えば、蒸発器から導出された低温冷媒の温度、圧力等を温度センサ、圧力センサ等で検出し、マイクロコンピュータを内蔵するコントロールユニットにおいて、その検出された温度、圧力等の情報に基づいて当該膨張弁の開度を調節するための制御信号を生成して、前記電動モータに供給するようにされ、これによって、前記弁軸が例えば回転しながら昇降して弁開度が調節され、これによって冷媒流出口から前記蒸発器へ導出される冷媒流量が制御される。
なお、電気式膨張弁としては、上記した如くの、弁体駆動源として電動モータを主要部とする電動式のもの(電動式アクチュエータ)の他、ソレノイドを主要部とする電磁式のもの(電磁式アクチュエータ)を弁体駆動源とするものもある。
特許3545847号公報 特開2010−121831号公報 特許4224187号公報
ところで、上記した如くに、従前の機械式膨張弁に代えて電気式膨張弁を採用する場合、次のような事柄に留意する必要がある。すなわち、カーエアコン等においては、膨張弁を設置する部位(スペース)や配管系統は予め定められているので、当該電気式膨張弁においても、前記機械式膨張弁に設けられていた冷媒流入口121、冷媒流出口122に加えて、流量制御(感温感圧用)には用いないものの、流入口131及び流出口132は導管接続用に必要であり、その形成位置も大きく変更することはできない。
ここで、機械式膨張弁110においては、ダイアフラム装置140の耐久性等を考慮して(冷媒中の微小異物がダイアフラム装置部分に溜まらないようにする必要がある)、ダイアフラム装置140を上側となるように配置し、駆動ロッド135を感温用流入口131及び流出口132からなる横貫通路133、弁本体中央部付近に形成されたOリング装着穴138、この装着穴138の下側に設けられた案内孔134、冷媒流出口122が設けられた横孔123を通して垂下させて、ボール弁体130を昇降駆動するようにされている。このような機械式膨張弁に代えて電気式膨張弁を採用しようとする場合、弁体のアクチュエータとして前記ダイアフラム装置140(感温圧力応動手段)を電動モータに置き換えて、前記電動モータを弁本体120の最上部に配置し、かつ前記駆動ロッド135に代えて、下端部に弁体部が設けられた弁軸を垂下させた構成にすると、弁軸を昇降させなければならないので、前記感温用の横貫通路133と冷媒流出口122が設けられた横孔123との間を封止するためのOリング139部分が大きな抵抗となり、電動モータとして、駆動トルクが比較的大きなものを用いることが要求され、大きなコストアップ、大型化、消費エネルギの増大等を招いてしまう。
これを回避するには、電動モータを当該膨張弁の底部側に下向き(逆向き)に配置すればよいが、電動モータを底部側に下向き(逆向き)に配置すると、冷媒中に混入されているオイルが電動モータのキャン内に溜まり、動作安定性、耐久性、信頼性等が損なわれるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、動作安定性、耐久性、信頼性等を損なうことなく、従前の機械式膨張弁に置き換えることができ、コストアップ、大型化、消費エネルギの増大等を可及的に抑えることのできる電気式膨張弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る電気式膨張弁は、基本的には、弁本体の左右方向一側部に冷媒流入口が設けられるとともに、弁本体の左右方向他側部に冷媒流出口が設けられ、前記冷媒流入口と冷媒流出口との間に弁口が付いた弁座を有する弁室が設けられるとともに、前記弁本体の上部の左右に導管接続用流入口及び導管接続用流出口が設けられ、かつ、前記弁口を開閉するための弁体部を有する棒状弁体と、該棒状弁体を前記弁口開閉方向に昇降させるための弁体駆動源とを備え、前記弁体駆動源は、前記弁本体の下部前面側に斜め上向きに配置されていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記弁体駆動源側に前記棒状弁体及び前記弁座を有する筒状弁室形成体が配在されるとともに、前記弁本体の下部前面側に、斜め上向きに、前記筒状弁室形成体が挿入される段付き穴が設けられ、該段付き穴の内周側で前記筒状弁室形成体の外周側に前記冷媒流入口が開口する冷媒流入室が形成されるとともに、該冷媒流入室と前記弁室とが前記筒状弁室形成体に設けられた透孔を介して連通せしめられる。
他の好ましい態様では、前記段付き穴に、前記弁体駆動源と、前記筒状弁室形成体と、前記棒状弁体とからなる組立体が斜め上向きに取付固定される。
他の好ましい態様では、前記段付き穴における前記弁口より下流側に冷媒流出室が設けられるとともに、該冷媒流出室と前記冷媒流出口とが直線状の縦孔により連通せしめられる。
前記弁体駆動源として、好ましくは、電動モータを主要部とする電動式アクチュエータが使用される。
他の好ましい態様では、前記弁体駆動源として、ソレノイドを主要部とする電磁式アクチュエータが使用される。
本発明に係る電気式膨張弁は、機械式膨張弁と同様に、弁本体には、冷媒流入口及び冷媒流出口が設けられるとともに、弁本体の上部の左右には、機械式膨張弁における感温用流入口及び感温用流出口の代わりとなる導管接続用流入口及び導管接続用流出口が設けられ、かつ、弁体駆動源と棒状弁体とが弁本体の下部前面側に斜め上向きに配置されるので、弁体はOリング等による抵抗をさほど受けず、また、冷媒中に混入されているオイルがキャン内に溜まるようなこともないので、動作安定性、耐久性、信頼性等を損なうことなく、従前の機械式膨張弁に置き換えることができ、コストアップ、大型化、消費エネルギの増大等を効果的に抑えることができる。
本発明に係る電気式膨張弁の一実施例を示す右上斜視図。 図1に示される電気式膨張弁の正面図。 図2のX-X矢視線に従う部分破断断面図。 (A)は図1に示される電気式膨張弁の右側面図、(B)は(A)のY-Y矢視線に従う拡大断面図。 図1に示される電気式膨張弁の左側面図。 カーエアコン等の膨張弁が使用されている冷凍サイクルを示す回路図。 従来の機械式膨張弁の一例を示す縦断面図。
以下、本発明の電気式膨張弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る電気式膨張弁の一実施例を示す右上斜視図、図2は、その正面図、図3は、図2のX-X矢視線に従う部分破断断面図、図4(A)は右側面図、(B)は(A)のY-Y矢視線に従う拡大断面図、図5は左側面図である。
図示例の電気式膨張弁1は、特許文献1あるいは特許文献2(図6参照)に示されたようなカーエアコン等の冷凍サイクルにおいて、機械式膨張弁に置き換えて使用するものであり、弁本体10と、弁体駆動源としての電動モータ(ステッピングモータ)50とを有している。電動弁としてのステッピングモータ50の構成は前述した特許文献3等に所載のものと基本的には同じであるので、内部は図示が省略されている。この電動モータは、例えば弁本体にキャンが取り付けられ、該キャンの外周にはステータが、また該キャンの内部にはロータ及び該ロータの回転を弁体の進退動に変換するねじ機構等を備えている。
弁本体10は、設置状態において水平面に略垂直な垂直面11a及び斜め下向き面11bからなる前面11、垂直面からなる後面12、垂直面からなる左側面13、垂直面からなる右側面14、上に凸の丸みが付けられた上面15、及び水平面16a、前面側斜め上向き面16b、及び後面側斜め上向き面16cからなる底面16を有する、設置部位(スペース)を考慮した変形直方体状とされている。この弁本体は、例えばアルミニウムなどの金属あるいは樹脂等により形成されている。
該弁本体10には、図7に示される機械式膨張弁110と略同様に、その右側面14の下部に冷媒流入口21が開口せしめられとともに、その左側面13の中央部付近に冷媒流出口22が開口せしめられ、また、弁本体10の上部の左右に、それぞれ従来例における感温用流入口131及び感温用流出口132に代えて、略同じ寸法形状の導管接続用流入口31及び導管接続用流出口32が設けられている。この導管接続用流入口31及び導管接続用流出口32は、本発明実施例の電気式膨張弁1においては、弁本体10の内部を真直ぐに貫通する孔の両端であり、単に蒸発器から内部熱交換器に向かう冷媒流路の一部を構成するだけで、流量制御には全く関与しない。なお、冷媒流入口21は、前述した機械式膨張弁110の冷媒導入口121より前面11側に若干寄せられているが、この程度の位置変更は、導管や継手類を例えば曲げることなどで容易に対応できる。
また、弁本体10の上部において、左右側面13-14間を貫通するように取付用ピンが通される2個の段付きの貫通孔61、61が横並びに設けられるとともに、右側面14には、同じく取付用に供される非貫通の段付きの横穴62、62やねじ穴63、63が設けられている。
また、前記モータ50側には、前記弁本体10とは別体の、弁口26付き弁座25を有する筒状弁室形成体20(図4(B))が連結されている。弁本体10における前面11の下部の斜め下向き面11bには、該斜め下向き面11bに垂直、言い換えれば斜め上向きに、前記筒状弁室形成体20の下部20aが挿入される挿入部17a、該挿入部17aより大径の大径部17b、及び該大径部17bより上側の例えばめねじからなる取付部17cを有する段付き穴17が開口せしめられており、該段付き穴17に、前記モータ50と、前記筒状弁室形成体20と、前記弁口26を開閉すべく前記モータ50により回転しながら昇降せしめられる棒状弁体30と、からなる組立体50Aが例えばおねじが形成されたリング状連結体19、及び必要であればその他の適宜の手段を介して斜め上向きに取付固定されている。
前記段付き穴17の大径部17bの内周側で前記筒状弁室形成体20における中間部20bの外周側には、前記冷媒流入口21の奥部21aが開口する円環状の冷媒流入室35が形成されるとともに、該冷媒流入室35と弁室24とが筒状弁室形成体20に設けられた複数個の透孔36を介して連通せしめられている。
また、前記段付き穴17及び筒状弁室形成体20における弁口26付き弁座25より下流側には冷媒流出室37が設けられるとともに、該冷媒流出室37と前記冷媒流出口22とが、直線状の縦孔18により連通せしめられている。縦孔18は、一端(下端)が底面16(の水平面16a)に開口し、他端(上端)が冷媒流出口22に開口せしめられており、その下端部は、蓋栓部材28が螺合せしめられて閉塞されており、この蓋栓部材28の非螺合部分と縦孔18内周面との間にはシール材としてのOリング29が介装されている。また、筒状弁室形成体20の下部20aと段付き穴17の挿入部17aとの間にもシール材としてのOリング39が介装されている。
かかる構成のもとでは、冷媒は、内部熱交換器104の出口(あるいは凝縮器またはレシーバの出口)→冷媒流入口21(奥部21a)→冷媒流入室35→筒状弁室形成体20の透孔36→弁室24→弁体部30aと弁口26付き弁座25との間に形成される、弁体リフト量に応じた隙間→冷媒流出室37→縦孔18→冷媒流出口22→蒸発器103の入口→蒸発器103の出口→導管接続用流入口31→導管接続用流出口32→内部熱交換器104の入口(あるいは圧縮機の吸入口)へと流れる。
このような構成とされた本実施例の電気式膨張弁1においては、機械式膨張弁と同様に、弁本体10には、冷媒流入口21及び冷媒流出口22が設けられるとともに、弁本体10の上部の左右には、機械式膨張弁における感温用流入口131及び感温用流出口132と同じ寸法形状の導管接続用流入口31及び導管接続用流出口32が設けられ、かつ、モータ50と、筒状弁室形成体20と、棒状弁体30とからなる組立体50Aが弁本体10の下部前面11側に斜め上向きに取付固定されているので、弁体30はOリング等による抵抗を受けず、また、冷媒中に混入されているオイルがモータ50のキャン内に溜まるようなこともないので、動作安定性、耐久性、信頼性等を損なうことなく、従前の機械式膨張弁に置き換えることができ、コストアップ、大型化、消費エネルギの増大等を効果的に抑えることができる。
さて、前述の説明においては、ステッピングモータは特許文献3等に所載のものと基本的には同じであるものとしたが、その構成はいかなるものであっても良い。またロータの回転を減速して弁体に伝達する減速機構を備えたものであっても良い。
また、上記実施例においては、カーエアコン等の冷凍サイクル用の電気式膨張弁を例示したが、本発明に係る電気式膨張弁は、ヒートポンプ式冷暖房システム等にも適用できるものである。
また、上記実施例においては、弁体駆動源として電動モータを使用したものを例示したが、本発明はこれに限られることはなく、弁体駆動源としてソレノイドを主要部とする電磁式のもの(電磁式アクチュエータ)を使用することもできる。
1 電気式膨張弁
10 弁本体
17 段付き穴
18 縦孔
20 筒状弁室形成体
21 冷媒流入口
22 冷媒流出口
24 弁室
25 弁座
26 弁口
30 棒状弁体
31 導管接続用流入口
32 導管接続用流出口
35 冷媒流入室
36 透孔
37 冷媒流出室
50 ステッピングモータ
50A 組立体

Claims (6)

  1. 弁本体の左右方向一側部に冷媒流入口が設けられるとともに、弁本体の左右方向他側部に冷媒流出口が設けられ、前記冷媒流入口と冷媒流出口との間に弁口が付いた弁座を有する弁室が設けられるとともに、前記弁本体の上部の左右に導管接続用流入口及び導管接続用流出口が設けられ、かつ、前記弁口を開閉するための弁体部を有する棒状弁体と、該棒状弁体を前記弁口開閉方向に昇降させるための弁体駆動源とを備えた電気式膨張弁であって、
    前記弁体駆動源は、前記弁本体の下部前面側に斜め上向きに配置されていることを特徴とする電気式膨張弁。
  2. 前記弁体駆動源側に前記棒状弁体及び前記弁座を有する筒状弁室形成体が配在されるとともに、前記弁本体の下部前面側に、斜め上向きに、前記筒状弁室形成体が挿入される段付き穴が設けられ、該段付き穴の内周側で前記筒状弁室形成体の外周側に前記冷媒流入口が開口する冷媒流入室が形成されるとともに、該冷媒流入室と前記弁室とが前記筒状弁室形成体に設けられた透孔を介して連通せしめられていることを特徴とする請求項1に記載の電気式膨張弁。
  3. 前記段付き穴に、前記弁体駆動源と、前記筒状弁室形成体と、前記棒状弁体とからなる組立体が斜め上向きに取付固定されていることを特徴とする請求項2に記載の電気式膨張弁。
  4. 前記段付き穴における前記弁口より下流側に冷媒流出室が設けられるとともに、該冷媒流出室と前記冷媒流出口とが直線状の縦孔により連通せしめられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電気式膨張弁。
  5. 前記弁体駆動源として、電動モータを主要部とする電動式アクチュエータが使用されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電気式膨張弁。
  6. 前記弁体駆動源として、ソレノイドを主要部とする電磁式アクチュエータが使用されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電気式膨張弁。
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