JP5850941B2 - Ledレトロフィットランプ - Google Patents

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Description

本発明は、照明の分野に関し、特に、交流電流での動作に適応するLEDレトロフィットランプに関する。
近年、様々な照明アプリケーションのため発光ダイオード(LED)を利用する照明装置が開発されてきた。照明アプリケーション用のLEDの増大している使用のため、一般の白熱ランプ又は蛍光ランプと置き換えるため、すなわちレトロフィットアプリケーションのためのLEDランプが開発されている。一般のランプと比較して斯様なLEDランプの寿命は長く、よって低コストに加えて、LEDランプは、通常、少ない危険物を含むので、その結果、斯様なランプのリサイクルプロセスが、より効率的に実行できる。
上述のレトロフィットアプリケーションのために、LEDランプは、通常、レトロフィットされるべきそれぞれの器具のソケットに合うのに適している。更にまた、ランプのメンテナンスが通常はユーザによりなされるので、LEDランプは、器具の綿密な変更の必要なく任意のタイプの適切な器具で容易に使用可能でなければならない。
LEDは、通常、一般の光源より高い発光効率を呈し、よって所与の光束のために電源から、より少ない電流を流す。この事実が省エネルギーのためのこの労力のために好適である一方、公称の電力のために設計されている器具をレトロフィットするとき、問題点が生じる場合もあるだろう。器具の回路デザインに依存して、種々異なる電流は、斯様な器具でLEDランプを動作させるとき、バラストの過熱又は許容できない低い力率のような重大な電気的課題に結果的になる。
従って、特に共通のタイプの器具で、交流電流での動作のためのLEDレトロフィットランプであって、コスト効率良く製造され、用途が広くて最適化された動作を可能にするLEDレトロフィットランプを提供することが、本発明の目的である。
この目的は、請求項1に記載のLEDランプ、請求項16に記載の照明システム、及び請求項17に従ってLEDランプを動作させる方法により解決される。従属請求項は、本発明の好ましい実施例に関係する。
本発明の基本的な着想は、アプリケーションに従って、すなわち器具のランプバラスト又は所与の電源ユニットの仕様に従って、電力消費、電流及び/又は光束のような所与の電気的仕様に対応するランプが動作される、交流電流LEDレトロフィットランプに少なくとも一つのLEDユニットを供給することである。このように、本発明のLEDランプは、例えば前記電源ユニット又は器具の構成の変化の必要なしに最適化された動作を可能にする。このように、本発明によるLEDランプは、変更が器具の配線について必要ないので、レトロフィットアプリケーションの使用のために、すなわち、一般の蛍光ランプ又はガス放電ランプを置き換えるために特に有利である。
本発明のLEDランプは、斯様なアプリケーションでは、満足な補償結果、よって高い力率を得るために規定された範囲のランプを流れる平均的電流を維持することが重要であるので、力率補正(PFC)回路を持つランプバラストと接続されて用いられるとき、特に有利である。しかしながら、発明のセットアップは、また、PFC回路がないランプバラストを持つランプを動作させることを好適にも可能にするので、ユーザは、バラストの回路及びタイプについての詳細な知識なしに様々な器具のランプを使用する。従って、一つのタイプのランプだけが、所与のタイプの器具をレトロフィットするために必要であり、これによって、取付けプロセスを単純にし、ランプを経済的にする。
本発明によると、LEDランプは、交流電流で動作するのに適し、少なくとも一つのLEDユニットと、交流電流路を供給するため前記LEDユニットと並列に接続される、制御可能な切換装置を具備する補償回路と、前記切換装置が交流電流の各半周期内の短絡期間の間、導通状態に設定される補償モードで前記切換装置を制御する制御ユニットとを有する。制御に依存して、本発明のLEDランプは、このように、LEDランプ及び/又はLEDユニットの電流又は電力消費のような電気的仕様を事前に決められた補償値に適応可能にさせる。
本発明のランプは、適切な電源ユニット、例えばランプ器具のバラストユニットを介して50/60Hzのメイン供給ラインにより例えば供給されるような交流電流での動作に適している。
本発明によるLEDランプは、本発明に関しては、無機LED、有機LED又は半導体レーザー、例えばレーザダイオードのような任意のタイプの半導体光源を有する、少なくとも一つのLEDユニットを有する。
通常の照明アプリケーションのために、LEDユニットは、好ましくは、少なくとも一つのハイパワーLED、すなわち、1lmより大きい光束を持つLEDを有する。好ましくは、前記ハイパワーLEDは、20lmより大きい、最も好適には50lmより大きい光束を供給する。
レトロフィットアプリケーションのために、LEDユニットの全光束が、典型的な5W−80Wの蛍光灯ランプに対応する300lm−10,000lmの範囲にあることは、特に好ましい。最も好ましくは、LEDユニットの順電圧は、50V−200V、特に70V−150V、最も好ましくは95V−120Vの範囲である。
LEDユニットは、例えば輝度及び/又は色をセットするためドライバユニット、整流回路、平滑段、フィルタキャパシタ及び/又は放電保護ダイオードのような電気又は電子部品を確かに有する。LEDユニットは、例えば、RGB―LEDを使用して、放射された光のカラー制御が所望される、又は、LEDランプの光束を更に増大するアプリケーションにおいて、複数のLEDを有する。更にまた、LEDランプは、例えば、前記補償回路と並列に接続される複数のLEDユニットを有する。
補償回路は、例えばLEDユニットを少なくとも一時的にバイパス可能にする代わりの電流路、すなわち前記LEDユニットと並列の電気的接続を提供するための任意の適切なタイプである。補償回路は、少なくとも制御可能な切換装置を有するので、補償回路は、少なくとも導通状態及び非導通状態に切替えられ、又は制御される。
前記導通状態において、補償回路は、代わりの電流路を供給するので、動作の間、LEDランプの動作電流は少なくとも部分的に補償回路に向けられる。非導通状態において、補償回路は高い抵抗を示すので、大部分の電流が補償回路を通過せず、すなわち、残りの電流は好ましくは10mA未満であるべきである。最も好ましくは、補償回路は、非導通状態において開いているので、十分な電流が、少なくとも一つのLEDユニットを駆動するために利用できる。
切換装置は、周期的に導通及び非導通状態に制御される任意の適切なタイプである。以下に説明されるように、状態の少なくとも1つは、制御ユニットにより設定できる。切換装置は、最大の電圧及び電流に加えて、スイッチング周波数に関してもアプリケーションの電気的仕様に、すなわち、交流電流の各半周期の導通状態に設定されるように、適合されるべきである。切換装置は、好ましくは、サイリスタ、トライアック、又は補償回路の状態を設定するために、MOSFET若しくはバイポーラートランジスタのような任意の適切なタイプのトランジスタを有する。
切換装置に加えて、補償回路は、アプリケーションに依存して、他の電気又は電子回路装置、例えば抵抗又はリアクティブ素子のような電流制限装置を有する。
しかしながら、好ましくは、補償回路の抵抗は、LEDユニットの抵抗より低いので、導通状態において、補償回路間の電圧は非導通状態のときよりも低く、よってLEDユニット間の電圧は非導通状態のときよりも低い。最も好ましくは、導通状態での補償回路間の電圧は、2V未満である。特に好ましくは、補償回路は、低抵抗回路、すなわち20オームの最大抵抗を持つ低抵抗回路である。
本発明によると、補償回路は、前記LEDユニットに並列に接続されている。LEDランプは、確かに、ハウジング、それぞれのタイプの器具に適合する一つ以上のランプソケット、平滑段、フリッカフィルタ回路、又は例えばRGBLEDユニットの場合に放射された光の色を設定するための他の制御回路のような他の部品を有する。補償回路及びLEDユニットの並列回路構成は、直接前記ランプソケットと直接、又は他の電気部品を介して接続されている。好ましくは、LEDランプは、前記LEDユニットを駆動するための直流電流を供給するため、LEDユニット及び補償回路の並列回路構成とランプソケットとの間に直列に接続される整流回路を有する。代わりに、上述のように、前記整流回路が前記LEDユニットと一体的に形成されることも可能である。
LEDランプは、PLタイプの蛍光灯器具に接続されるのに適している。しかしながら、本発明の好ましい実施例によると、LEDランプは、少なくとも第1及び第2のランプキャップを有する。ランプキャップは、LEDユニット及び補償回路とそれぞれの器具との電気的接続を提供し、よって電力を供給するのに適している。ランプキャップは、このように、例えば双ピンベースのような対応する接触素子を具備する。例えば、ランプキャップは、T5又はT8蛍光ランプの電気的及び/又は機械的特性を持つ。好ましくは、LEDランプは、線形管ランプのようなLED管ランプである。最も好ましくは、LEDランプは、ハウジングの対向し合う端部に配置される、例えば第1及び第2のランプキャップを持つ、ダブルキャップの管ランプである。
本発明によるLEDレトロフィットランプは、更に、補償モードで前記切換装置を制御するのに適している制御ユニットを有する。このモードにおいて、切換装置は、例えば、50Hz又は60Hzのランプバラストにより供給される、交流電流の各半周期の短絡期間の間、導通状態に設定される。
このように補償回路は周期的に起動するので、動作の間、補償回路は、交流電流の各半周期において交流電流路をLEDユニットへ供給し、よって規定された電流をバラスト又は電源から引き出す。
本発明による制御ユニットは、上述のように補償モードにおいて切換装置の制御を可能にするための任意の適切なタイプである。従って、制御ユニットは、ディスクリート及び/若しくは集積電気/電子回路部品、又は例えば適切なプログラミングを持つマイクロプロセッサ及び/若しくは計算ユニットを有する。好ましくは、制御ユニットは、とてもコンパクトなセットアップを提供するために、切換装置と一体化される。
それぞれのアプリケーションに依存して、様々な制御戦略が適用される。例えば、制御ユニットは、例えば交換されるべき蛍光灯の光束に実質的に一致する(±10%)事前に決められた補償値へ、LEDユニットの電力消費を制御するように構成される。代替的に又は追加的に、制御ユニットは、PFC回路を持つバラストでの動作のために事前に決められた補償値へ、ランプを流れる電流及び/又は全体の電力消費を制御するように構成される。
上述されたように、本発明のLEDランプは、PFC回路を持つバラスト又は電源と共に用いられるとき、このような場合、リアクティブ電力の所望の補償を得るために規定された範囲内に電流を維持するために重要であるので、特に有利である。特に、並列の補償バラストの場合には、並列キャパシタを流れる電流が通常一定なので、ランプを流れる所与の電流を維持することは重要である。よって、全体の装置の力率は、直列のインダクタンス及びLEDランプを流れる電流に主に依存する。
従って、特に斯様な電源又はバラストの場合には、制御ユニットは、実質的に、電源又はバラスト、例えば交換される蛍光灯の公称の電流に一致させる(±10%)ため、ランプを流れる電流を制御するように好ましくは構成される。
本発明のLEDランプは、短絡期間の制御がフレキシブルな制御を可能にするので、PFC回路のない電源と好適に更に互換性を持つ。加えて、本発明のLEDランプは、主に抵抗性負荷であり、好適には、電源での、すなわち交流電流及び電圧についての大幅なフェーズシフトが生じない。このように、LEDランプは、様々な電源回路及びそれぞれの器具で用いられ、これによって、LEDランプが特にレトロフィットアプリケーションのために好適となる。
好ましい実施例によると、制御ユニットは、LEDユニットの電力消費を、事前に決められた補償値に適合させるように構成される。上述のように、導通状態の間、補償回路は、代わりの電流路を供給するので、LEDユニット間の電圧はしかるべく低減される。よって、LEDユニットの電力消費は、短絡期間の長さの変化により制御ユニットにより設定されるので、電力消費は、事前に決められた補償値に容易に設定される。
補償値は、固定の設定ポイント値であり、例えば制御ユニットのデザインにより工場設定される。代わりに、事前に決められた補償値は、例えば、対応するユーザインタフェースを使用して設置者により設定され、制御ユニットと接続されるメモリ装置に保存される変数である。よって、設置者は、それぞれのアプリケーションに従って容易にランプの電力消費を設定する。確かに、用語「事前に決められた補償値」は、範囲を指し、すなわち最小及び最大補償値を指してもよい。
導通状態において、補償回路は、例えば電源又はバラストから一定の電流を流す。従って、補償回路の電流が安全なレベルを超えることを回避するために、LEDユニット及び補償回路の並列回路構成と直列の電流制限装置が備えられる。
代替的に又は追加的に、LEDランプは、例えば通常の蛍光灯器具の磁気バラストユニットのような、リアクティブランプバラストでの動作に適合されてもよい。ここで、少なくとも一つのリアクティブ素子、例えばインダクタンス及び/又はキャパシタンスは、ランプと直列に接続されて、よってランプを流れる最大電流を制限する。よって、制御ユニットは、ランプの追加の電流制限装置を必要とすることなく、事前に決められた補償値までのLEDユニットの電力消費の制御を提供する。本実施例によると、このように対応する制御によりLEDユニットの電力消費を適応させることが可能である一方、同時に、ランプを流れる電流経路は、前記短絡期間の間にさえ供給されるので、ランプを流れる電流は、それぞれのバラストの公称の電流に従って、例えば交換されるべき蛍光灯の公称の電流に従って維持できる。
確かに、電源又はバラストは、複数のリアクティブ素子を有してもよい。例えば、通常の並列の補償蛍光灯バラストにおいて、直列インダクタンスは、適切なキャパシタンスを持つ並列のPFC回路により補償される。
上述のように、前記補償モードでの制御ユニットは、前記交流電流の各半周期の短絡期間の間に、切換装置を導通状態に設定するのに適している。特にリアクティブランプバラストの場合、切換装置は、前記交流電流のリアクティブフェーズの間、好ましくは導通状態に設定される。
リアクティブバラスト又は電源と組み合わせてランプを使用するとき、直列リアクティブ素子は、電圧に対して供給電流のフェーズシフトを生じさせる。よって、電源は、実効及びリアクティブフェーズを持つ電力を供給する。本明細書のコンテキストにおいて、用語「リアクティブフェーズ」は、バラストに供給される電圧及び電流の積が負である間隔を指すので、実効的又は実の電力が、負荷、すなわちバラスト及びLEDランプのセットアップに供給されない。本実施例によると、切換装置は、前記交流電流のリアクティブフェーズの間、導通状態に制御される。実効電力は、アクティブフェーズの間、例えばメイングリッドからバラストへ移されるので、よって、バラストの電力浪費を減少させることが好適にも可能であるので、本実施例は、バラスト及びランプの減少された熱生成を供給し、それに応じて結果的に、減少した損失となる。
本発明の他の好ましい実施例によると、切換装置は、前記短絡期間の短絡開始時間又は短絡終了時間が前記交流電流のゼロクロスに対応するように制御される。
本発明のコンテキストにおいて、用語「短絡開始時間」及び「短絡終了時間」は、それぞれ、非導通状態から導通状態へ、導通状態から非導通状態への切換装置の状態の変化の瞬間を指し、すなわち、交流電流の半周期の短絡期間の開始のタイミング及び終了のタイミングを指す。用語「ゼロクロス」は、各半周期の実質的に電流が流れていない瞬間を指し、すなわち、交流電流がゼロポイントに接近するとき、例えば交流電流のゼロクロスの前後±1msの間隔内を指す。
本実施例は、各半周期の切換装置の状態の少なくとも一つの変化が、電流が実質的にゼロである瞬間に実行され、切換装置のより長い寿命及びLEDランプの改良された電磁互換性に結果としてなるので、特に有利である。更にまた、このセットアップは、更に単純化され、よってより経済効率の高い回路セットアップを可能にする。
例えば、切換装置は、電流が、規定された保持電流より下、例えばゼロ付近より下にあるとき非導通状態に設定されるセルフラッチ切換装置を有し、よって、ゼロクロス検出器と呼ばれる。セルフラッチ切換装置は、例えば、交流電流が前記ゼロクロスに接近するとき、動作時に、セルフ作動リセットを供給する少なくとも一つのサイリスタ又はトライアックを有する。よって、回路の制御及び対応するセットアップは、更に単純化される。
例えば、誘導ランプバラストにおけるような、直列インダクタンスを持つリアクティブ電源とのランプの接続の特定の場合において、前記短絡終了時間が、バラストの電力浪費を更に減少させるために前記交流電流のゼロクロスと一致するように、切換装置は、制御されることが好ましい。このとき、電力消費及び短絡期間の長さは、制御ユニットにより、例えば、短絡開始時間のタイミング対応制御により、制御される。従って、この制御は、「先端部制御」とも呼ばれる。
容量性直列補償バラスト、すなわち回路の容量性分岐のランプの1つに対するある典型的な「デュオ」蛍光灯器具に例えば使われるような、容量性バラストの場合に、前記短絡開始時間が前記交流電流の前記ゼロクロスと一致するように、切換装置が制御されることが好ましい。
ここで、直列キャパシタンスのフェーズシフトが、電流を電圧より先行させるので、本実施例による制御は、前記容量性バラストの電力浪費を減少させるために有利である。この制御は、以下に、「後端部制御」とも呼ばれる。
動作の上述の好ましいモードを設定するために、制御ユニットは、対応するスイッチを有するので、設置者は、切換装置の制御モードを、誘導性バラストの場合には先端部制御、又は容量性バラストの場合には後端部制御のモードに設定する。代替的に又は追加的に、制御ユニットは、本発明の他の好ましい実施例を参照して以下に説明される最も適切な制御方法を自動的に決定するために、一つ以上の検出モードで動作するのに、好ましくは適している。
好ましい実施例によると、電圧制御回路は、例えばLEDユニットを流れる電流に依存して、LEDユニットの順電圧に適応させるために、LEDユニット及び補償回路と並列に接続される。電圧制御回路は、例えば、LEDの一部を制御可能に短絡することにより、LEDユニットの全体の順電圧の低減を提供する。よって、順電圧の対応する低減によりLEDユニットの電力消費の更に強化された制御を提供することが可能である。電圧制御回路は、例えば、LEDユニットのLEDのうちの少なくとも1つを短絡するが、LEDのうちの少なくとも1つが依然電源と接続されていることを提供する、他の回路を起動するための適切なスイッチを有する。スイッチは、到達される所与の電流レベルに従って動作される。
好ましくは、制御ユニットは、前記交流電流のゼロクロスを決定するための検出器を有する。本実施例は、好適には、タイミング及び特に交流電流の各半周期の短絡期間の位置/フェーズのよりフレキシブルな制御を提供する。
検出器は、電流の前記ゼロクロスを決定するための任意の適切なタイプでもよい。例えば、制御ユニットは、LEDユニット及び補償回路の並列回路構成と接続される、適切な電流検出器と共に、マイクロプロセッサユニットを有する。制御ユニットは、上述のように、前記切換装置を制御システム、よって、例えば短絡期間の所望の長さ及びそれぞれのバラストのタイプに従って、短絡開始時間及び/又は短絡終了時間を制御する。検出器は、例えばランプを流れる電流を決定するための電流測定回路、例えば補償回路及びLEDユニットの並列回路を有する。
代替的に又は追加的に、特に上述のセルフラッチ切換装置の場合には、制御ユニットは、好ましくは、前記切換装置に接続されている、閾値装置を有する。閾値装置は、例えば、適切なタイプのDIAC、UJT(プログラム可能なユニジャンクショントランジスタ)又は適切な基準電圧を持つ比較器回路を有する。DIACのような電圧駆動閾値装置の場合には、駆動回路は、交流電流に対して規定された関係にある電圧を、前記閾値装置へ供給するように設けられる。前記駆動回路は、加えて、遅延期間を提供し、及び/又は電圧平均化段を有する。駆動回路は、例えば、前記閾値装置と接続されるRC回路である。
閾値装置が前記セルフラッチ切換装置と関連して用いられる場合、閾値装置は、例えば、前記ゼロクロスに対する事前に決められた関係に従って、導通状態へ前記切換装置をトリガーするために用いられる。セルフラッチ切換装置は、その後、次のゼロクロスの際にリセットされ、当該手順が、交流電流の後続の半周期で繰り返される。
本発明の他の好ましい実施例によると、制御ユニットは、前記短絡期間の短絡開始時間を制御するために適しているので、切換装置は、前記交流電流のゼロクロスの後の第1の遅延期間の後、導通状態へ設定される。
実施例が、交流電流のゼロクロスに関係して短絡開始時間を容易に設定可能にし、これは、短絡期間のフレキシブルな制御を可能にし、よって、LEDユニットの電力消費のフレキシブルな制御を可能にする。
他の好ましい実施例において、制御ユニットは、前記短絡期間の短絡終了時間を制御するために更に適合されるので、前記切換装置は、前記短絡期間の前記短絡開始時間の後の第2の遅延期間の後に、非導通状態へ設定される。本実施例は、どちらかといえば単純なセットアップを依然提供しながら、短絡期間のフレキシブルな制御、よって、ランプ及び/又はLEDユニットの電力消費/電流の最もフレキシブルな制御の利点を示す。例えば、短絡開始時間及び短絡終了時間両方とも交流電圧のゼロクロスに一致しないように短絡期間を制御することも可能であり、以下に「デュアル端部制御」と呼ばれる。
制御ユニットは、例えば、第1及び/又は第2の遅延期間の終了の後に、それぞれの制御信号を出力するため、少なくとも一つの電子タイマーを有する。確かに、タイマーは、マイクロプロセッサと一体的に備えられてもよい。代替的に又は追加的に、RC回路は、前記第1及び/又は第2の遅延期間を提供するために用いられる。
第1及び/又は第2の遅延期間は、固定でもよく、例えば工場設定でもよい。代わりに、遅延期間は、上述のように使用されるインタフェースを使用して、設置者により設定されてもよい。
本発明のLEDランプの動作を更に強化するために、制御ユニットは、前記LEDランプの電流及び/又は電圧を測定するため、「フィードバックユニット」又は「フィードバック回路」とも呼ばれるフィードバック回路構成を好ましくは有する。フィードバック回路は、動作中、LEDランプ及び/又はLEDユニットの電力消費は、実際の消費の測定に従った補償値に適合され、すなわち閉ループ動作に適するような、LEDランプの電流及び/又は電圧、よって、例えば電力消費を測定するための任意の適切なタイプである。この実施例は、電子部品の電気的特性が温度により又は経年変化するかもしれないので、特に有利である。フィードバック回路は、例えば、LEDユニットと補償ユニットとの並列回路装置の電流及び/又は電圧を測定するために供給されてもよい。代替的に又は追加的に、フィードバック回路は、LEDユニット及び/又は補償回路の電流及び/又は電圧を測定するために供給されてもよい。
測定された電流及び/又は電圧は、例えば上述された制御モード及びタイミング手順に従って、短絡期間の長さを設定するために用いられる。特に、制御ユニットは、事前に決められた補償値を満たすため、信頼され速い電力の制御を可能にするためのPI又はPIDコントローラを有する。
好ましくは、フィードバック回路は、前記測定された電流又は電圧に従って第1及び/又は第2の遅延期間を設定するため前記制御ユニットに結合される。
本発明の発展によると、制御ユニットは、切換装置がタイミング制御パラメータの第1のセットで動作される第1の検出モードで動作するのに更に適しているので、前記短絡期間の短絡終了時間が前記交流電流のゼロクロスに一致する。このとき、前記LEDランプの電流が、決定される。測定の後、切換装置はタイミング制御パラメータの第2のセットで動作されるので、前記短絡終了時間が前記交流電流のゼロクロスに一致しない。LEDランプの電流が再び決定され、第1のセットに従って決定された電流が第2のセットに従って決定された電流より少ない場合、切換装置は、タイミング制御パラメータの第1のセットで動作される。
上記の第1の検出モードでの動作は、特にランプが、前述されたように、リアクティブバラストユニットに関連して用いられる場合に、最も効率的にLEDランプを動作可能にする。上述のように、短絡終了時間が電流のゼロクロスに一致するように設定される先端部制御で誘導バラストを使用するとき、切換装置を動作させることが好ましい。例えば、誘導バラストが後端部制御で駆動される場合、結果的に比較的高いバラスト損失となり、これは温度問題を生じる。どのタイプのランプバラストがレトロフィットされる器具に存在するかが通常は設置者に明らかでないので、本実施例は、最も適切な制御方法を可能にするためのバラストの特定タイプを好適に決定可能にする。
第1の検出モードは、LEDランプの接続の際に、給電するために自動的に開始される。代替的に又は追加的に、第1の検出モードは、例えばすでに説明されたユーザインタフェースを使用して、設置者により開始される。
第1の検出モードが開始されると、制御装置は制御パラメータの第1のセットで切換装置を動作させるので、前記短絡終了時間は、前記交流電流のゼロクロスに一致する、すなわち先端部制御方法である。短絡期間の長さ、すなわち短絡開始時間がアプリケーションに従って選択される。例えば、ランプの電力消費を多くのアプリケーションに適している補償値に適応させるために適当なデフォルト期間で開始することは可能である。
好ましくは、切換装置は、交流電流の複数の半周期の間、すなわち安定化期間の間、制御パラメータの第1のセットで動作されるので、ランプ電力、よって電流は安定なレベルに到達する。
LEDランプの電流が、このとき決定されて、例えばマイクロコントローラのメモリのような、例えば制御ユニットの適切なメモリに保存される。上述のように、電流は、LEDユニットと補償ユニットとの並列回路装置の電流及び/又は電圧を測定するために供給される前記フィードバック回路により決定される。代替的に又は追加的に、フィードバック回路は、LEDユニット及び/又は補償回路の電流を測定するために供給される。
切換装置は、その後、タイミング制御パラメータの第1のセットとは異なる短絡終了タイミングを持つ制御パラメータの第2のセットで動作される。タイミング制御パラメータの第2のセットは、前記後端部制御に対応するので、前記短絡開始時間は、電流のゼロクロスと一致するように設定される。
しかしながら、タイミング制御パラメータの第2のセットに従って、短絡期間は、事前に決められた検出オフセットにより、制御パラメータの第1のセットに従って短絡期間に対してオフセットされることが好ましい。最も好ましい検出オフセットは、1ms−3msの範囲であり、50Hz―60Hzのメイン周波数に対して2msが特に好ましい。
特に好ましくは、制御パラメータの第2のセットの短絡期間の長さは、第1のセットの期間に一致する。
その後、好ましくは前記安定化期間の後、前記LEDランプの電流は、再び決定される。少なくとも2つの決定された電流は、例えば前記マイクロコントローラにより比較される。ランプの電力消費、よって(電圧は一定なので)第1のセットに従う電流は、第2のセットに従う電流より低い場合、誘導バラストは決定される。従って、切換装置は、減少したバラスト損失を提供するために、後端部制御で動作される。このとき、第1の検出モードは終了し、上述のように、ランプは、決定された制御パラメータを持つ前記補償モードで好ましくは動作される。
上述の比較が制御パラメータの第2のセットの低減された電力消費に結果的になる場合、切換装置は、前記後端部制御に従って最も好ましく動作され、すなわち、前記短絡開始時間は前記交流電流のゼロクロスに一致する。
本発明の他の好ましい実施例によると、少なくとも一時的に前記LEDユニットを電力供給部から分離するために、前記LEDユニットと直列に配置された、付加的な制御可能な負荷スイッチが設けられる。
負荷スイッチは、例えば対応する制御接続の制御ユニットにより、少なくとも導通及び非導通状態に制御される任意の適切なタイプである。負荷スイッチは、例えば、バイポーラートランジスタ又はMOSFETのような一つ以上のトランジスタを有する。負荷スイッチは、LEDユニットが電力供給部と接続されることなしに、すなわち前記交流電流が供給されることなしに、アイドル状態のランプの動作を供給する。負荷スイッチは、特に以下に説明される第2の検出モードで有効である。
上述されたように、負荷スイッチは、電力供給部と前記LEDユニットとの接続を制御するように設けられる。従って、負荷スイッチは、ある例では、前記補償回路と並列に設けられ、好ましくは前記LEDユニットと一体化される。アイドル状態の上記動作を提供するために、前記補償回路の切換装置は、この場合、非導通に設定されるべきである。代わりに、負荷スイッチは、LEDユニットと補償回路との全体の並列配置と電力供給部との接続を制御するように備えられる。
上記によると、負荷スイッチは、アイドル状態のランプを動作可能にする。斯様な動作は、第2の検出モードの動作のために特に有利である。
本発明の発展によると、制御ユニットは、負荷スイッチがLEDユニットを電力供給部から分離するように制御される第2の検出モードで、動作するのに適している。その後、前記LEDランプの電圧が、決定されて、電圧閾値と比較される。決定された電圧が前記閾値と一致する、すなわち前記閾値以上である場合、切換装置は、タイミング制御パラメータの第3のセットで動作される。さもなければ、すなわち、決定された電圧が前記閾値より低いとき、切換装置はタイミング制御パラメータの第4のセットで動作され、ここで、前記交流電流の各半周期のタイミング制御パラメータの第3のセットに従う短絡期間は、タイミング制御パラメータの第4のセットに従う短絡期間と実質的に重複しない。
従って、本実施例は、負荷なしのランプ、すなわち前記アイドル状態のランプに存在する電圧に依存して、パラメータの第3及び第4のセットに従って、前記切換装置の動作を提供する。確かに、負荷スイッチは、LEDユニットを動作可能にするために、タイミング制御パラメータの第3及び第4のセットに従う動作の前に、好ましくは閉じなければならない。
前述された第1の検出モードの動作は、ランプが50Hzのメイングリッドシステムの誘導又は容量性バラストに接続されているかどうかを決定するために有効である一方、第2の検出モードの動作は、ランプが、60Hzのメイングリッドシステムで通常使用される、いわゆる「デュアルランプ急速スタートバラスト」で使用されるとき、特に有利である。上述のバラストタイプとは対照的に、ここでは、2つのランプが、互いに及び単巻変圧器と直列に接続される。バラストは、更に、接続された蛍光灯を点火するために設けられる補助陰極ヒータ回路及びランプの一つと並列に接続されるスタータキャパシタを通常は含む。
バラストの急速スタートタイプを持つ本発明による2つのランプを使用するとき、第3及び第4のタイミング制御パラメータによる動作は、2つのランプの短絡期間が実質的に重複しないので、強化された動作を可能にする。
バラストの前記急速スタートタイプのデザインのため、両方のランプの切換装置が同時に導通状態に設定される場合、不所望な損失が、過剰な電流の流れのため発生する。従って、バラストのデュアルランプ急速スタートタイプを持つ発明のランプを使用するとき、全体のセットアップの力率は強化できる。
本コンテキスト(本明細書)において、「重複しない」は、2つのランプが同時に動作されるとき、第1のランプの短絡期間の位置決めが、交流電流の各半周期の第2のランプの短絡期間の位置決めと異なるので、前記2つのランプの切換装置は同時に導通状態に設定されないことを提供すると、しかるべく理解される。しかしながら、小さな重複(+/―2ms)は、可能であり、バラストの現在のタイプの単巻変圧器は斯様な重複の場合にさえ過剰な電流の流れを遅延させるので、本説明に従って小さな重複は含まれる。
本実施例によると、前記急速スタートタイプバラストのランプの1つが第3のパラメータで動作され、他のランプそれぞれが第4のパラメータで動作されることを提供するために、アイドル状態のランプの電圧が決定される。上述されたように、典型的なデュアルランプ急速スタートバラストは、ランプの1つに並列にスタータキャパシタを有するので、前記閾値電圧より高い対応する電圧が、前記アイドル状態のランプの一つに存在する一方、前記電圧は他のそれぞれのランプに存在しない。このように、本実施例は、前記アイドル状態の電圧に依存して、パラメータの第3のセットによるランプの一つを設定し、パラメータの第4のセットを持つ他のそれぞれのランプを可能にする。このように同時に短絡することが、好適に回避できる。
タイミング制御パラメータの第3及び第4のセットによる短絡期間及び持続時間は、短絡期間が実質的に重複しない限り、アプリケーションに従って選択される。例えば、第3のセットによる切換装置の動作は、後端部制御に対応し、すなわち、前記短絡期間の短絡開始時間が交流電流のゼロクロスに一致する。重複を提供しないために、制御ユニットは、パラメータの第4のセットによる切換装置の動作が先端部制御に対応する、すなわち、短絡終了時間がゼロクロスに一致するように更に構成される。
しかしながら、好ましくは、パラメータの第4のセットによって、前記切換装置の動作は、更に増大さえされた力率を提供するためのデュアル端部制御に対応する。最も好ましくは、第3及び第4のセットのタイミング制御パラメータが選ばれるので、短絡期間は連続的であり、すなわち、制御パラメータのセットの1つの動作に従う短絡終了時間は、パラメータの他のそれぞれのセットに従う動作の短絡開始時間と(±4msで)一致する。
本実施例による電圧閾値は、アプリケーションに従って、且つ、それぞれ使用される急速スタートタイプバラストのスタートキャパシタ上の電圧に好ましくは依存して選ばれるべきである。好ましくは、電圧閾値は、典型的急速スタートバラストにおいて上述された動作を提供する、175V(±10%)に実質的に一致する。最も好ましくは、電圧閾値は、増大された安定性を供給する、除外範囲である。例えば、切換装置は、決定された電圧が190Vより高い場合、第3のセットで動作され、電圧が160Vより低いとき、第4のセットに従って動作される。
確かに発明のランプは、前記制御ユニットが第1又は第2の検出モードに従う動作に適している実施例で動作できるが、ランプは、第1及び第2の検出モードの両方によって動作することを可能にすることが好ましい。
ここで、設置者は、上述のユーザインタフェースを用いて、それぞれの検出モードを設定する。代替的に又は追加的に、上記タイプのデュアルランプ急速スタートバラストが、通常は60Hzの電力グリッドで使用される一方、誘導/容量性タイプが50Hzの電力グリッドで使用されるという観点で、制御ユニットは、更に好ましくは、周波数検出器を有するので、制御ユニットは、50Hz(±4Hz)の交流電流が決定される場合に第1の検出モードに従って、60Hz(±4Hz)の交流電流が決定される場合に第2の検出モードに従って動作する。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び効果は、好ましい実施例の説明から明らかになるであろう。
図1は、模式的側面図で本発明によるLEDレトロフィットランプの実施例を示す。 図2aは、発明のLEDランプでの使用のための例示的な器具の模式的回路図を示す。 図2bは、発明のLEDランプでの使用のための第2の例示的なランプ器具の模式的回路図を示す。 図3は、図1の実施例による接続されたLEDランプでの図2aの模式的回路図を示す。 図4は、第1の実施例によるLEDレトロフィットランプ用の電気ランプ回路のブロック線図を示す。 図5aは、誘導バラストの電流及び電圧のフェーズのタイミング図を示す。 図5bは、図4による実施例の動作のタイミング図を示す。 図6は、第2の実施例による電気ランプ回路の模式図を示す。 図7は、図6の実施例のタイミング図を示す。 図8aは、第3の実施例による電気ランプ回路の模式図を示す。 図8bは、第4の実施例による電気ランプ回路の模式図を示す。 図9は、第5の実施例による電気ランプ回路の模式図を示す。 図10は、第6の実施例による電気ランプ回路の模式図を示す。 図11は、図10の実施例によるLEDランプの動作の他のタイミング図を示す。 図12は、第7の実施例による電気ランプ回路の模式図を示す。 図13は、容量性バラストの電流及び電圧のフェーズの他のタイミング図を示す。 図14は、図12の実施例による動作のフローチャートを示す。 図15は、第8の実施例による電気ランプ回路の模式図を示す。 図16は、発明のLEDランプでの使用のための第3の例示的なランプ器具の模式的回路図を示す。 図17は、図15の実施例による2つのLEDランプの動作の他のタイミング図を示す。 図18は、図15の実施例による動作のフローチャートを示す。
図1は、模式的側面図での本発明によるLEDレトロフィットランプ1の実施例を示す。LEDランプ1は、長手ランプ軸3に沿って延在する管状ハウジング2を有する。ハウジング2は、透明なプラスチック材料、例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)から作られる。ランプ1の長手端部の各端部上に、対応する接触ピン6を持つランプキャップ5は、図2a及び図2bの模式図に示される蛍光灯器具20、20’のような、典型的ランプ器具との接続のために供給される。電気的接続の他に、ランプキャップ5は、また、それぞれの器具20、20’のランプ1の機械的固定及び支持を提供する。LEDランプは、このように、蛍光線形管状ランプのための器具20、20’との接続に適したレトロフィットランプである。この場合、LEDランプ1は、典型的TLD36Wの蛍光灯の代用、すなわち、ほぼ120cmの長さを持つT8管の代用である。
LEDレトロフィットランプ1の接触ピン6は、以下に詳細に説明される、電気ランプ回路4と接続される。
図2aは、蛍光灯器具20の典型的実施例の模式的回路図を示す。器具20は、110/220VのAC供給ラインのようなメイン電源22との接続のための端子21を有する。LEDランプ1のようなランプの接続のために、本例によるとG13タイプである、2つのソケット27が設けられる。ソケット27及び取り付けられたランプ1は、ランプバラスト26上でメイン電源22と接続される。ランプバラスト26は、直列インダクタンス25、例えば、蛍光灯が器具20に取り付けられる場合に、蛍光灯の負のインピーダンス振る舞いのため、電流を制限するために通常使用される適切なコイルを有する。ランプバラスト26は、以下に「リアクティブバラスト」とも呼ばれる。
直列インダクタンス25が、図5aから分かるように、交流電流で動作されるときフェーズシフトを生じさせるので、力率補正(PFC)回路28は、直列インダクタンス及びランプ1の配置に並列して接続され、すなわちバラスト20は、このように、並列に補償される「誘導又は磁気バラスト」と呼ばれる。
PFC回路28は、フェーズシフトが修正でき、すなわち十分に高い力率を得るための適切なキャパシタ23を有する。図2aから分かるように、典型的な蛍光灯バラスト26は、並列のPFC回路28を備える。従って、高い力率を提供するために、直列インダクタンス25、よってランプ1を通る電流は、PFC回路28のデザイン、すなわちバラスト26、よって器具20の公称負荷のデザインと整合される必要がある。
バラスト26は、更に、器具20に取付けられる蛍光灯を始動させるために使用される補助回路24を有する。発明のLEDランプ1を備える器具20を使用するとき、補助回路は必要ないが、回路24はLEDランプ1の動作を妨げないので、手つかずのままである。
典型的な蛍光灯器具20の第2の実施例は、模式図で図2bに示されている。ランプ器具20’は、2つのランプ1を保持するのに適していて、ソケット27の第1の対、及び対応するソケット27’の第2の対をしかるべく備える。上述されたように、ソケット27の第1の対は、直列インダクタンス25上で電力供給部と接続される。ソケット27’の第2の対は、他のインダクタンス25’及び直列キャパシタ23’と直列で電力供給部と接続される。本例によると、インダクタンス25、25’両方の誘導電力が補償されるように、十分に高い静電容量を持つキャパシタ23’が選ばれる。従って、図2aに示されるように、専用のPFC回路28は、この回路デザインで省略できる。
従って、リアクティブバラスト26’は、誘導分岐、すなわち、インダクタンス25及びソケット27の回路と、容量性分岐、すなわちキャパシタ23’、インダクタンス25’及びソケット27’の回路とを有する。誘導分岐において、フェージングは図5aに対応し、すなわち、電流51は電圧52に遅れる一方、容量性分岐において、フェージングは図13に対応し、すなわち、ここでは、電流51は電圧52に先行する。従って、ソケット27に接続されているランプ1は誘導バラストを具備する一方、ソケット27’に接続されている他のランプ1は容量性バラストを具備するので、ランプ1両方の電流、よって電力消費が実質的に互いに一致するとすると、ランプ1両方を流れる電流は互いに補償し合う。簡潔さのために、ソケット27及び27’に接続された、蛍光灯を始動させるための対応する補助回路24は、図2bでは省略された。
図3は、図1による接続されたLEDランプ1を持つ図2aによる器具20を示す。本説明の主要な観点を不明確にさせないために、LEDランプ1のハウジング2又は器具20のソケット27のような全ての単なる機械的部品が、図3のブロック線図では省略された。
図から分かるように、LEDランプ1のランプ回路4は、直列インダクタンス25上でメイン電源22に接続されている。上述のように、補助回路24は、本実施例では用いられない。LEDランプ1の電気回路4は、図5aに示されるように入力交流電流51を、図5bの上位部分に示されるように一定の極性の出力電流53へ変換する整流器8を有する。整流器の出力部は、本実施例において、直列に接続されている幾つかの高い(又は中位の)電力LEDを有するLEDユニット7に接続されている。
LEDユニット7は、制御可能な切換装置9を持つ補償回路と並列に接続されている。制御可能な切換装置9は、ランプ1に付与される交流電流51の各半周期の短絡期間57の間に、LEDユニット7を一時的に短絡させるために、制御ユニット10により駆動される。このように、ランプ回路4は、LEDの順電圧レベルから独立して、LEDユニット7の電力消費を適応可能にする。
このように、ランプ1を通る電流が高い力率を達成するために器具20の公称負荷と合うことが重要であるので、ランプ1は、図2aに示されるように、並列の補償リアクティブバラスト26と組み合わせて使用されるとき、特に有利である。しかしながら、ランプ1自体が何れの大幅なフェーズシフトも生じさず、ランプ1は、リアクティブ電力が加えられないので、補償されない磁気バラスト(図示せず)でも利用できる。このように、LEDランプ1は、非常に用途が広い。
ランプ回路4の詳細な実施例は、模式的図の図4に示されている。回路4は、対応する端子40を介してランプ1のソケット27(図4に示されない)に接続されている。端子は、4つのダイオード41を有する全波ブリッジ整流器である本実施例による整流器8に接続されている。キャパシタ43は、電磁干渉を減らすように設けられている。例えば器具20のランプ1を動作させるとき回路4に付与される入力電流51は、電流51のフル周期の間の端子21での器具20のライン電圧52と共に、図5aのタイミング図に示されている。整流器8の出力電流53は、図5bの上位の部分に示されている。
整流器8の出力部は、切換装置9、制御ユニット10及びLEDユニット7の並列回路に接続されている。示されているように、LEDユニット7は、幾つかのハイパワーLED44を有する。LED44の全順電圧は、100Vであり、よって典型的な蛍光灯の動作電圧にほぼ整合する。
更にまた、LEDユニット7は、並列に接続された平滑コンデンサ45と、切換装置9がLEDユニット7を短絡させるときキャパシタ45の放電を回避するためのダイオード46とを有する。
本実施例によると、切換装置9は、サイリスタ47、すなわちセルフラッチ装置により形成され、そのゲート端子は制御ユニット10のDIAC48に接続されている。DIAC48は、電流51のゼロクロス55に関して、短絡期間57の開始の規定されたタイミングを提供する閾値装置として、役に立つ。制御ユニットは、更に、タイミングコンデンサ49及び対応する抵抗50を有する。キャパシタ49及び抵抗50は、DIAC48にタイミング駆動信号を供給するためのRC回路を提供するので、DIAC48、キャパシタ49及び抵抗50の装置が「タイミング回路」を形成する。以下に説明されるように、駆動信号は、電流51に追従するが、RC回路の特性のため、DIAC48の閾値電圧に達するまでの各ゼロクロス55の後の所与の遅延期間を供給する。
使用の間のランプ回路4の動作は、図5a及び図5bを参照して、以下に説明される。
すでに説明されたように、図5a及び図5bは、整流器8の出力部での入力交流電流51及び出力電流53のタイミング図を示す。直列インダクタンス25のリアクティブ電力のため、ライン電圧52は、入力電流51に関してフェーズシフトされる。図5aに示されるように、入力電流51は、リアクティブフェーズ54をしかるべく供給する。リアクティブフェーズ54の間、実効電力は、電源22からインダクタンス25及びランプ1の直列接続へ移されない。
電流のゼロクロス55の時点で開始し、又は図5bに示される出力電流53を参照して「ゼロポイント」で開始し、タイミングコンデンサ49が抵抗50で充電される。このフェーズの間の電圧がLED44の順電圧のレベルで大まかに一定であるので、キャパシタ49の充電は、DIAC48の閾値電圧が到達されるまで線形傾斜である。電圧がDIAC48の閾値電圧に達するとき、電流はサイリスタ47のゲート端子へ流れ、サイリスタ47を導通状態へ制御する。よって、LEDユニット7は短絡される。サイリスタ47の特性のため、装置は、交流電流の次のゼロクロス55で、装置自体をリセットする。短絡期間57のしかるべきタイミング、すなわち、短絡開始時間及び短絡終了時間でのサイリスタ47の状態は図5bの下位部分に示され、ここで、「0」はサイリスタ47の非導通状態を表わし、「1」は導通状態を表す。
図5a及び5bから明らかなように、DIAC48及びRC回路を使用するサイリスタ47の制御は、電流51の各ゼロクロスの後の遅延期間を供給する。本例によると、短絡期間57は、リアクティブフェーズ54と一致するように設定される。従って、導通状態の間、バラスト26、26’の電力消散は、大幅には増大しない。しかしながら、LEDユニット7は、短絡期間57の間、短絡するので、電圧はLEDユニット7に付与されない。ランプ1を通る電流51が直列インダクタンス25、25’により制限されるので、LEDユニット7の電力消費は減らされる。
上述されたように、これは、汎用タイプのハイパワーLED44を使用するとき、特に有利である。交換される蛍光灯の電圧に合せるために約100Vの順電圧を持つハイパワーLED44の示される直列接続を使用するとき、LED44により流される結果的な電流は、十分に高い力率を提供するため、典型的蛍光灯の電流より著しく高く、よって、典型的バラスト26、26’の公称の電流より著しく高い。従って、本実施例は、LEDランプ1の電力消費を所望のレベルに設定可能にする。
図6は、模式的図でLEDランプ1のランプ回路4’の第2の実施例を示す。本実施例は、制御ユニット10’がフィードバック回路60を有する以外、図4の実施例に実質的に対応する。図4の実施例において、サイリスタ47が導通状態に設定されるまでのゼロクロス55の後の遅延が、DIAC48、抵抗50及びタイミングコンデンサ49の装置により決定される一方、フィードバック回路60は、当該遅延を適合させ、よって、LED44の実際の電力消費に従って短絡期間57の長さを適合可能にする。従って、経年又は温度によるLED44の電力消費の変化は、補償できる。
フィードバック回路60は、LED44を通る現在の電流に対応する電圧を決定するために、LEDユニット7’の電流検知抵抗61に接続されている。このようにして得られた電圧は、LED44の一定電圧を仮定して、電力消費の変化を決定するために、例えば、適切な電圧源からの電圧基準62と比較される。フィードバック回路60は、更に、DIAC48の入力部に接続されている。決定された変化に依存して、フィードバック回路60は、遅延時間、よって図7によるタイミング図の下位部分に示されるように、短絡期間57の長さを適応させるために、タイミングコンデンサ59からの対応する電流を「放出する」か又は流す。
図8aは、模式的にランプ回路4’’の第3の実施例を示す。図8の実施例は、フィードバックユニット60’及び対応する低電圧源回路62’を除いて、実質的に図6の実施例に対応する。
低電圧源回路62’は、抵抗81と2つのツェナーダイオード82の装置とを有する。フィードバックユニット60’用の低電圧源は、ダイオード83を介して結合され、オペアンプ84に動作電力を供給する。加えて、電圧基準信号が、短絡電圧基準部85、例えばTL341、電圧分割器を形成する抵抗93及び抵抗86、87の装置から生成される。キャパシタ94は、低電圧源のリップルを取り除くためのエネルギーバッファとして設けられる。
オペアンプ84は、フィードバック制御のため誤差積分器を形成するキャパシタ88と接続されている。オペアンプ84の出力は、タイミングコンデンサ49からの対応する電流を流すトランジスタ89を駆動する。ダイオード95は、トランジスタ89からタイミングコンデンサ49への電流の流れを防ぐ。抵抗96は、キャパシタ49が直接短絡されないことを保証する。
上述されたように、抵抗61が、電流検知抵抗として用いられる。キャパシタ90、91及び抵抗92の回路は、抵抗61間の電圧の直流成分を排除するためのローパスフィルタを形成する。直流電圧は、その後オペアンプ84の正入力部の基準電圧と比較される。誤差は、その後、トランジスタ89のための制御信号を形成するために、キャパシタ88及びオペアンプ84により積分される。
図8bは、LEDランプ1の電気回路4’’’の第4の実施例を示す。図8bの実施例は、LEDランプ1の全体のコストを好適に更に低減する単純化されたフィードバックユニット60を除いて、図8aの実施例に実質的に対応する。
図8とは異なって、図9の実施例のトランジスタ89を制御するためにオペアンプが用いられていない。代わりに、積分キャパシタ97が、短絡電圧基準部85間に配置される。誤差積分器及び電圧基準部の機能は、本実施例によると、短絡電圧基準部85及びキャパシタ97により両方とも供給され、これは設定を更に単純化する。
図9は、LEDランプ1の電気回路4’’’’の第5の実施例を示す。図9の実施例は、LEDユニット7’’並びに追加のフィルタ回路98及び電圧制御回路99を除いて、図4の実施例に実質的に対応する。フィルタ回路98は、LED44の可視フリッカを回避するために、LEDユニット7’’のための電流を安定させる。よって、キャパシタ45の静電容量は、比較的小さく選ばれる。キャパシタ45は、LEDユニット7’’へ供給される電圧の「リップル」を低減する。第2のフィルタ段は、ダーリントントランジスタ131、抵抗133、134及びキャパシタ132により形成される。抵抗133及びキャパシタ132は、比較的小さな静電容量及び高い抵抗を持つ規模でRCハイパスフィルタを形成し、よって、小さくて安価な部品の使用を可能にする。このフィルタ段の低いリップルの出力電圧は、フルのLED電流レベルまでトランジスタ131により増幅される。抵抗134の規模は、RCフィルタ出力上の最大負荷を設定する。入力電圧が減少しているフェーズでは、抵抗133及びキャパシタ132の出力は、増幅トランジスタ131がもはや動作できない結果になる。電流は、キャパシタ132から抵抗134及びトランジスタ131を通ってLED44へ流れる。これは、このフェーズが最小化され、トランジスタ131がほとんどの時間で動作電圧範囲内に保たれるような値まで、キャパシタ132の電圧を下げる。付加的なツェナーダイオード130は、スタートアップの間、キャパシタ45上の高電圧レベルを防止する。キャパシタ132がスタートアップ後の第1の周期で充電されないので、トランジスタ131は導通せず、電流はLED44へ流れず、よって、キャパシタ45はフルのメイン電圧で充電される。この時の間、電圧がダイオード130のツェナー電圧に到達するとすぐに、ダイオード130は、第2の電流経路を提供し、即時の電流の流れを可能にする。通常動作の間、ダイオード130間の最大電圧は、キャパシタ45の約リップル電圧であり、よって、非導通状態に設定される。
電圧制御回路99は、トランジスタ110によりLED44の一部を制御可能に短絡することにより、LEDユニット7’’の全体の順電圧を低減可能にする。このように、順電圧の対応する低減により、LEDユニット7’’の電力消費の更に強化された制御を提供することが可能である。トランジスタ110は、LED44を通る電流により制御される。LED44を通る電流が抵抗111により規定された閾値を上回って増大する場合、例えば抵抗111の電圧が0.7Vを上回って増大する場合、トランジスタ110は、導通に設定され、ダイオード112を通るLED44の前記一部を短絡させる。同時に、トランジスタ113は、抵抗114及び115を通じて起動する。抵抗116を通る対応する電流は、トランジスタ110を導通状態に保つ一方、電流が現在トランジスタ110を通って流れるので、抵抗111間の電圧はゼロに減少する。ランプ1がスイッチを切られるまで、回路99のラッチされた状態は優先し、高い電流が検出されると、回路4’’’’は、「高い電流」モードに切り換わり、このモードにラッチされる。
前述された実施例が比較的単純で、よって非常に経済的な回路デザインを可能にする一方、制御は確かにサイリスタ47のため制限され、これは短絡期間57の終了時間を交流電流51のゼロクロス55にリンクさせる。
図10は、非常にフレキシブルな制御を可能にするランプ回路4’’’’’の第6の実施例を示す。本実施例によると、切換装置9’は、LEDユニット7’を少なくとも一時的に短絡させるためにMOSFET101を有する。MOSFET101のゲート端子は、適切なゲートドライバユニット103を使用して、マイクロプロセッサ102に接続されている。マイクロプロセッサ102は、図6を参照して説明されるような例えば単純な検出抵抗である電流検出器104及び120に接続されているフィードバック回路を有する。温度センサ105は、更に、過熱防止を提供するために、マイクロプロセッサ102に接続されている。更にまた、電圧検出器106は、整流器8の出力部の電圧を検知する。低電圧電源109は、ゲートドライバユニット103、マイクロプロセッサ102及び温度センサ105に適切な電圧を供給する。上述されたように、図10による実施例は、短絡期間57の長さ及びタイミングのよりフレキシブルな制御を可能にするので、本実施例は、より大きな制御範囲を好適にも可能にする。マイクロプロセッサ102は、アプリケーションに従って適切なプログラミングを備える。例えば、マイクロプロセッサ102は、電流53のゼロクロス55に応じて、第1の遅延期間に従って短絡開始時間を設定するため、第1及び第2のタイマーでプログラムされる。短絡期間の長さ、よって電力低減の量は、短絡期間が開始された後の第2の遅延期間へ設定されるべき短絡終了時間を制御する第2のタイマーにより設定される。
図11のタイミング図に示されるように、本実施例は、このように、短絡開始時間が電流51のゼロクロス55に設定されるように、短絡期間57を制御可能にする。代わりに、点線により図11に示されるように、短絡終了時間をゼロクロス55に合わせることも、更に可能である。更に、図17の下位部分に示されるように、短絡開始時間及び短絡終了時間両方がゼロクロス55と異なるように、短絡期間57を制御することは可能である。このように、短絡期間57は、電流51の前記半周期の範囲内で自由に配置でき、「デュアル端部制御」とも呼ばれ、最もフレキシブルな制御を可能にするため、例えば最初の半周期内で開始し、後の半周期内で終了できる。加えて、本実施例は、図12乃至図14を参照して説明されるように、容量性バラストの更に改良された動作を可能にする。
ランプ1の電力消費を設定可能にするために、マイクロプロセッサ102は、MOSFET101を制御するようにプログラムされる。マイクロプロセッサ102は、電圧検出器106及び電流検出器104の手法により、規則的間隔でLEDランプ1の電力を決定する。対応する結果がフィルタリングされて、LEDユニット7’の平均電力消費が決定される。マイクロプロセッサ102は、LEDユニット7’の平均電力消費を事前に決められた補償値と比較する。本実施例によると、事前に決められた補償値は、メモリ(図示せず)に工場で設定され、定格、すなわち、LED44の所望の光束に対応するLEDユニット7’の電力消費に従ってマイクロプロセッサ102にアクセス可能である。計算に基づいて、マイクロプロセッサ102は、第1のタイマー及び第2のタイマーを設定するために、第1及び第2の遅延期間を決定する。
その後、MOSFET101は、電流51の各半周期で、しかるべく制御される。マイクロプロセッサ102は、電流検出器120を使用して入力電流51のゼロクロス55を決定する。ゼロクロス55を検出すると、第1のタイマーが起動され、第1の遅延期間の後、MOSFET101を導通状態に設定する。更にまた、第1のタイマーは、第2のタイマーをトリガーする。第2の遅延期間の満了の後、第2のタイマーは、MOSFET101を非導通状態に制御する。制御周期は、その後、電流51の各半周期で繰り返される。例えば温度又は経年によるLEDユニット7’の電力消費の変化を検出すると、第1及び第2の遅延期間が、しかるべく調整される。
マイクロプロセッサ102が現在の電圧及び電流レベルに対応する信号を供給されるので、ゼロクロス55の歪みを補償するためメイン電源周波数に同期することは可能である。前記マイクロプロセッサ102を用いた本実施例は、更に、LEDユニット7’へ送られる電力のフィルタリング及び平滑化を供給可能にする。例えば、マイクロプロセッサ102は、代替的に又は追加的に、後続のゼロクロス55の間の時間間隔を測定する第3のタイマーでプログラムされる。現実のゼロクロス55が起こるときの時間のポイントを、例えばゼロクロス55の以前のタイミングに従って予想される時間のポイントと比較することにより、歪み又は変動が検出される。一定の短絡タイミングを非対称的な波形に適用することは、照明出力の脈動及び/又は歪みの増幅に結果としてなるかもしれない。
従って、本実施例は、メイン電源のDCオフセット、又は、例えば磁気(補償されていない又は並列に補償された)バラストのDC磁化電流の増強に結果としてなる任意の他の歪みを決定可能にする。斯様な歪みの場合、短絡期間57のタイミングは、ゼロクロス55のタイミングに関して適合される。よって、制御ユニット10’は、幾らかの歪みを検出して補償するか、又は更なる増幅なしに前記歪みを少なくとも容認するために設けられる。
検出された歪みが事前に決められた歪み限界より高い場合、ランプ1の動作が、例えば再設定可能なヒューズ(図示せず)により一時中断されるので、LEDユニット7’’の電力供給部への接続は、過度のDC入力電流を防止するために中断される。
図12は、他の模式図でLEDランプ1のためのランプ回路4’’’’’’の第7の実施例を示す。図12の実施例は、マイクロプロセッサ102’へ回路4’’’’’の平均的電流消費を供給するためのローパスフィルタ121を除いて、図10の実施例に対応する。電流検出器120は、ゼロクロス55を検出し、対応する信号をマイクロプロセッサ102’へ供給するために更に適している。示されるように、第2の電流検出器120が、補償回路、よって切換装置9’及びMOSFET101を通る電流を測定するために代わりに設けられてもよい。全体の電流は、その後、切換装置9’及びLEDユニット7’を通る電流の単純な追加により決定される。
本実施例によると、マイクロプロセッサ102’は、例えば器具20、20’、よって電源22とLEDランプ1との接続の際、第1の検出モードで動作するようにプログラムされる。
第1の検出モードにおいて、LEDランプ1が、例えば図2aに示されるように、誘導バラストに接続されているか、又は、図2bに示されるように、容量性バラスト、例えば器具20’の容量性分岐に接続されているかどうかが決定される。容量性バラストを持つランプ1を動作させるので、電流51はライン電圧52に先行し、各半周期の実効フェーズ及びリアクティブフェーズ54のタイミングが、図5aに示されるように、誘導バラストのフェーズと反対側にある。
図14は、第1の検出モードの間、図12の回路4’’’’’’の動作のフローチャートを示す。上述されたように、第1の検出モードは、器具20、20’とLEDランプ1とを接続すると、ステップ140で開始する。マイクロプロセッサ102’は、短絡終了時間が交流電流のゼロクロス55に一致するように、すなわち先端部制御モードで、制御パラメータの第1のセットに従って、ステップ141において切換装置9’を制御する。本制御は、交流電流51の複数の周期にわたって維持されるので、ランプ電力は安定する。ステップ142において、第2の電流検出器120は、平均的ランプ電流を決定し、マイクロプロセッサ102’は、それに応じてランプ1の平均電力消費を決定する。
その後ステップ143において、マイクロプロセッサ102’は、制御パラメータの第2のセットで切換装置9’を動作する。図14の右側から分かるように、ステップ143の動作に従う短絡期間57は、ステップ141の動作に関して、例えば2msだけオフセットされる。交流電流の幾つかの周期の後、平均的電流は、ステップ144の第2の電流検出器120を使用して、再び決定される。
マイクロプロセッサ102’は、その後ステップ145において、ステップ142で決定された電流がステップ144で決定される電流より少ないかどうかを決定する。これが真である場合、誘導性バラストが決定される。従って、切換装置9’は、ステップ146において、短絡期間の終了が交流電流のゼロクロス55に一致するように、すなわち先端部制御で制御される。このように、LEDユニット7’を短絡させるとき、インダクタ25の電流が大幅に増大しないように、短絡期間57が、電流51のリアクティブフェーズに設定されることが確実にされる。このように、当該制御は、低減されたバラスト損失を提供する。
他方では、ステップ142で測定された電流がステップ144の電流より高い場合、容量性バラストが決定される。ここで、切換装置9’は、ステップ147において、短絡開始時間が交流電流のゼロクロス55に一致するように、すなわち後端部制御モードで制御される。従って、容量性バラストでランプ1を動作させるとき、短絡期間57は、電流51のリアクティブフェーズに再び設定される。
その後、第1の検出モードが終了し、切換装置9’は、決定された制御モードで動作される。短絡期間57の長さは、図10を参照して説明されたように、LEDユニット7’の測定された電力消費に従って制御される。上述の実施例によると、ランプを通る電流は、それぞれのバラストタイプに対応するタイミング制御方法を選択するために決定される。ステップ142及び144において測定された電流が互いに実質的に異ならない場合、適切な制御方法を選択する他の基準は、図10を参照して上述されたように、ゼロクロス55のタイミングを決定することである。従って、マイクロプロセッサ102’は、追加的に又は代替的に、ステップ141及び143による制御パラメータのどのセットが交流電流51の最少の歪みを提供し、その後しかるべく切換装置9’を制御するかを決定するために、ステップ142及び144において後続のゼロクロス55の時間的ポイントを決定するのに適している。
図15は、他の模式図でLEDランプ1のランプ回路4’’’’’’’の第8の実施例を示す。図15の実施例は、ゲートドライバ(図示されず)上で、マイクロプロセッサ102’’と接続される、追加のMOSFET負荷スイッチ150を除いて、図10の実施例に対応する。スイッチ150は、LEDランプ7’’’と電力供給部との接続を制御可能にし、電圧検出器106を使用してアイドル状態の電圧を決定可能にする。示されていないが、確かに、ゲートドライバは、動作の間、低電圧電源109と接続される。
本実施例によると、マイクロプロセッサ102’’は、例えば電源22とLEDランプ1とを接続すると、第2の検出モードで動作するようにプログラムされる。第2の検出モードによる動作は、通常は60Hzのメイングリッドシステムで使われるように、デュアルランプ急速スタートバラスト26’’を有する図16による器具20’’でランプ1を動作させるとき、特に有利である。
図16による器具20’’は、2つのランプ1を保持するのに適していて、よって、図2bに示される器具20’のセットアップに概して対応する。しかしながら、図から明らかなように、対応するソケット27、27’は、ランプ1が互いに直列に接続されるように配置される。上述の直列インダクタンス25及びキャパシタ23’に加えて、急速スタートタイプバラスト26’’は、更に、器具20に取付けられるとき、単巻変圧器161及び補助陰極ヒータ回路162と組み合わせて、蛍光灯を点火(発弧)可能にする始動キャパシタ160を有する。
図2bによる実施例において、LEDランプ1が、互いに独立して動作し、器具20’’のセットアップによるLEDランプ1の直列接続のため、取り付けられた両方のランプ1のMOSFET101の同時の動作、よって、重なる短絡期間57が全体のセットアップの力率を強化するために回避されなければならない。
よって、取り付けられた両方のランプ1のMOSFET101の同時の動作、よって同時の短絡を回避するために、第2の検出モードにおいて、タイミング制御パラメータの第3のセット、又はタイミング制御パラメータの第4のセットの何れかによりランプを制御するため、ランプ1がソケット27(図16の右側)に接続されているか、又はソケット27’(左側)に接続されているかが決定される。
図18は、第2の検出モードの間の回路4’’’’’’’の動作のフローチャートを示す。第2の検出モードの動作は、ステップ180において、器具20’’と、すなわち電源22とLEDランプ1とを接続すると開始する。マイクロプロセッサ102’’は、その後ステップ181において、負荷スイッチ150及び切換装置9を、開いた非導通状態に制御する。その後、マイクロプロセッサ102’’は、LEDユニット7’’’が電源供給部と接続されていない、よってアイドル状態において、ステップ182において、交流電流の幾つかの周期の後、電圧検出器106にLEDランプ1でのアイドルの電圧を決定するために問い合わせる。その後、負荷スイッチ150は閉じられ、すなわちステップ183において導通状態をもたらす。
マイクロプロセッサ102’’は、ステップ182で決定されたアイドル電圧が、急速スタートバラスト26の本例に従って設定された175Vの電圧閾値以上であるかどうかを、ステップ184において決定する。アイドル電圧が電圧閾値以上の場合、ランプ1が器具20’’のソケット27(すなわち、図16の右側)に接続されていることが決定される。本例によると、切換装置9’は、この場合、ステップ186において、短絡開始時間が交流電流のゼロクロス55に一致するように、すなわち後端部制御で、パラメータの第3のセットに従って動作される。
アイドルの電圧が閾値電圧より低いそれぞれ他の場合において、ランプ1が器具20’’のソケット27’(よって、図16の左側)に接続されていることが決定される。ここで、切換装置9’は、デュアル端部制御でパラメータの第4のセットに従って動作され(ステップ185)、すなわち、短絡開始時間及び短絡終了時間両方ともゼロクロス55に一致しない。その後、第2の検出モードは終了し、切換装置9’は制御パラメータの決定されたセットに従って動作される。
上記に従って、2つのランプ1が図16によるデュアルランプ急速スタートタイプの器具10’’の第2の検出モードに従って対応して動作されるとき、ランプ1の一つは後端部制御で動作され、それぞれ他のランプはデュアル端部制御で動作されることになる。従って、図17のタイミング図から分かるように、第1のランプ1の短絡期間57aは、図17に示される整流器8の対応する出力電流53又は動作電流51の各半周期の第2のランプ1の短絡期間57bと重複しない。このように、本実施例は、ランプ1が急速スタートタイプのバラスト26で動作されるとき、高い力率を提供する。
図14による第1の検出モード及び図18による第2の検出モードでの上記の動作が明快さのために別々に説明されたが、それにもかかわらず、両方の検出モードが非常に用途が広いLEDランプ1を得るために使用される実施例において、本発明を動作させることは可能である。
ここで、設置者は、ユーザインタフェース又はスイッチを用いて、それぞれの検出モードを設定する。代替的に又は追加的に、デュアルランプ急速スタートバラストの上記のタイプが通常は60Hzのメイングリッドで利用される一方、誘導/容量性タイプが50Hzのメイングリッドで使用されるという観点で、制御ユニット10’は、更に好ましくは周波数検出器を有するので、制御ユニット10’及びマイクロプロセッサ102’’は、50Hzの交流電流が決定される場合第1の検出モードに従って、60Hzの交流電流が決定される場合第2の検出モードに従って、動作する。
本発明は、図面及び前述の説明で、詳細に例示され説明された。斯様な例示及び説明は、実例又は例示的であって、限定的ではないとみなされるべきであり、本発明は、開示された実施例に限定されない。例えば、以下の実施例に従って本発明を動作させることは可能である:
−LEDユニット7、7’、7’’、7’’’は、単一のLED44だけを有する、
−LEDユニット7、7’、7’’、7’’’は、発光素子としてOLED又はレーザダイオードを有する、
−切換装置9、9’及び/又は制御ユニット10、10’、10’’は、ランプキャップ5の1つと一体的に形成される、
−整流器8の代わりに、整流回路は、LEDユニット7、7’、7’’、7’’’と一体的に形成される、
−図9の実施例による装置は、図8、図8a又は図8bの実施例の一つと組み合わされ、すなわちフィードバック回路60、60’又は60’’と組み合わされる、
−図10、図12及び/又は図15の実施例において、MOSFET101のための制御信号の生成は、アナログタイマ回路により実現され、マイクロコントローラ102、102’、102’’により制御される、
−MOSFET101の代わりに、バイポーラートランジスタ、IGBT又は異なるタイプの制御可能なスイッチが用いられる、
−図10、図12及び/又は図15の実施例において、ユーザインタフェースは供給されるので、事前に決められた補償値がユーザにより設定される、
−図12の実施例において、ステップ142及び144の電流の決定に代えて又は追加的に、LEDユニット7’の電力消費が決定される、
及び/又は、−図15の実施例において、175Vと異なる電圧閾値が選ばれるか、又は電圧閾値は、除外範囲である。

Claims (12)

  1. リアクティブランプバラストで動作し、且つ交流電流で動作するためのLEDレトロフィットランプであって、前記LEDレトロフィットランプは、
    LEDユニットと、
    交流電流路を供給するため前記LEDユニットと並列に接続される、制御可能な切換装置を具備する補償回路と、
    前記交流電流のリアクティブフェーズ中の、前記交流電流の各半周期内の短絡期間の間、前記切換装置が導通状態に設定され、前記制御ユニットは前記LEDユニットの電力消費を既定の補償値に適合させることができる補償モードで前記切換装置を制御する制御ユニットとを少なくとも有し、
    前記制御ユニットは、前記LEDレトロフィットランプの電流及び/又は電圧を測定するフィードバック回路を有し、測定された電流及び/又は電圧に従って前記短絡期間の間隔を制御する、LEDレトロフィットランプにおいて、
    前記短絡期間の短絡終了時間が前記交流電流のゼロクロスに一致するように、前記切換装置がタイミング制御パラメータの第1のセットで動作され、
    前記LEDユニットの電流が決定され、
    前記短絡終了時間が前記交流電流のゼロクロスに一致しないように前記切換装置が前記タイミング制御パラメータの少なくとも第2のセットで動作され、
    前記LEDユニットの電流が再び決定され、
    前記第1のセットにより決定された電流が前記第2のセットにより決定された電流より小さい場合に、前記切換装置は、前記タイミング制御パラメータの前記第2のセットで動作を続ける代わりに、前記タイミング制御パラメータの前記第1のセットで動作する第1の検出モードで、前記制御ユニットが動作する、LEDレトロフィットランプ。
  2. 前記短絡期間の短絡開始時間が交流電流のゼロクロスと一致するように、前記切換装置が制御される、請求項1に記載のLEDレトロフィットランプ。
  3. 前記切換装置がセルフラッチ切換装置である、請求項1又は2に記載のLEDレトロフィットランプ。
  4. 前記制御ユニットが交流電流のゼロクロスを決定するための検出器を有する、請求項1乃至3の何れか一項に記載のLEDレトロフィットランプ。
  5. 前記切換装置が交流電流のゼロクロスの後の第1の遅延期間の後、導通状態へ設定されるように、前記制御ユニットが前記短絡期間の短絡開始時間を制御する、請求項1乃至4の何れか一項に記載のLEDレトロフィットランプ。
  6. 前記切換装置が前記短絡期間の短絡開始時間の後の第2の遅延期間の後、非導通状態へ設定されるように、前記制御ユニットが前記短絡期間の短絡終了時間を更に制御する、請求項5に記載のLEDレトロフィットランプ。
  7. 力率補正ユニットを具備するリアクティブランプバラストで動作する、請求項1乃至6の何れか一項に記載のLEDレトロフィットランプ。
  8. 電源から前記LEDユニットを少なくとも一時的に接続を切るために、前記LEDユニットと並列に配置された制御可能な負荷スイッチを更に有する、請求項1乃至の何れか一項に記載のLEDレトロフィットランプ。
  9. 前記負荷スイッチが電源から前記LEDユニットの接続を切るように制御され、前記LEDレトロフィットランプでの電圧が決定されて電圧閾値と比較され、決定された電圧が前記電圧閾値以上である場合、前記切換装置が前記タイミング制御パラメータの少なくとも第3のセットで動作され、決定された電圧が前記電圧閾値より低い場合、前記切換装置が前記タイミング制御パラメータの少なくとも第4のセットで動作され、交流電流の各半周期において、前記タイミング制御パラメータの前記第3のセットによる短絡期間が、前記タイミング制御パラメータの前記第4のセットによる短絡期間と実質的に重ならない第2の検出モードで、前記制御ユニットが動作する、請求項に記載のLEDレトロフィットランプ。
  10. 前記制御ユニットが周波数検出器を更に有し、50Hz交流電流が決定される場合、前記第1の検出モードによって、60Hz交流電流が決定される場合、前記第2の検出モードによって、前記制御ユニットが動作する、請求項に記載のLEDレトロフィットランプ。
  11. リアクティブランプバラストと、請求項1乃至10の何れか一項に記載のLEDレトロフィットランプとを少なくとも有する、交流電流電源で動作するための照明システム。
  12. 交流電流とリアクティブランプバラストとの組合せでLEDレトロフィットランプを動作させるための方法であって、前記LEDレトロフィットランプは、LEDユニットと、交流電流路を供給するため前記LEDユニットと並列に接続される補償回路と、前記補償回路を制御し、前記LEDユニットの電力消費を適合させる制御ユニットと、前記LEDレトロフィットランプの電流及び/又は電圧を測定するフィードバック回路とを少なくとも有する方法であって、前記方法は
    前記補償回路の短絡終了時間が前記交流電流のゼロクロスに一致するように、タイミング制御パラメータの第1のセットで前記補償回路を動作させるステップと、
    前記LEDレトロフィットランプの電流を決定するステップと、
    前記補償回路の前記短絡終了時間が前記交流電流のゼロクロスに一致しないように前記タイミング制御パラメータの少なくとも第2のセットで前記補償回路を動作させるステップと、
    前記LEDレトロフィットランプの電流を決定するステップと、
    前記第1のセットにより決定された電流が前記第2のセットにより決定された電流より小さい場合に、前記タイミング制御パラメータの前記第2のセットで動作を続ける代わりに、前記タイミング制御パラメータの前記第1のセットで前記補償回路を動作させるステップとを有する、方法。
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